第二次計画用の機材で、遠隔電源制御装置をドーム内から回収してきた。
ドーム内では別の機器を使用しており未使用というか、
放置してあったものを回収してきた。
明京電機製のリブーターという機器で、2台ある。
1台で2個のコンセントの電源を制御できる。
2台あるのは4個のコンセントは必要であろうというわけだ。
ちなみに下の1台は古くて、ヤフオクで2000円程度で入手した。
各機器に固定IPアドレスを割り当てて、そのアドレスに対して操作を行う。
標準では、WEBブラウザからのアクセスで行うが、
ID/PASSWORDでログインして、と面倒だし、それが2台もあるとさらに面倒だ。
こういうこともあろうかと、
この不便を解消すべくVB.NETでアプリも作ってあったのだ。
で、そいつを起動する。
右側の「電源」ボタンをクリックすることで、
該当コンセントに繋いだ機器の電源を入れたり切ったりできるのだ。
電源オンは、緑色の◎、電源オフはグレーの文字で一目でわかる。
接続できない時は赤色で表示するんだったかな?
我ながら素晴らしい。
こちらは設定画面で、
IPアドレスやコンセントに割り当てた機材名称の登録ができる。
1年半くらい前に作ったようなのだが、やっと日の目を見ることができそうだな。
天文業界では、ASCOMで制御できるSWITCH関連商品を使うのが主流かな。
でも国産では製品はないし、海外製品はペガサスもあるけど値段がわからない、
おいらが痛い思いをした中華メーカー製品は、タカsiさんが苦労しているし、
(彼の場合は一部が死んでいるだけで全く使えないわけではないようだ、
やはり、あのメーカーは・・・、という思いはある)
まだ日本では一般的ではないような気がする。
NINAからは使えないが、こういった遠隔電源制御装置は安く中古で買うのもありかも?
もし、NINAから無理やり使おうとした場合、
1.このアプリを引数(コンセント番号とON/OFF)を与えて
BATファイルから使えるように改造する。
(これはそう難しくはない)
2.NINAの詳細シーケンスからBATファイルを呼び出す(ことができれば)。
ってことをやれば、(パソコンを除き)電源のON/OFFは可能ではないかと考えている。
ただ、苦労の割に報われることは少ないと思うし、実際にやるかどうかは未定だが。