昔、20年位前かな、冷却CCDをやりだしたのは。
撮影環境はWindowsXPだったかと思う。
当時のノートPCには、標準でCOMポートやパラレルポート(プリンタ用)があった。
赤道儀にはCOMポートからRS232Cケーブルで接続し、
冷却CCDカメラにはパラレルポートで接続していた。
その後、冷却CCDカメラは、USB接続になったが、USB1.1で速度は遅かった。
撮影ソフトはすべてWindows環境で、ASCOM+MaxImDL/CCDSoftだったかと。
MaxImDLが優れもので、これ1つで撮影とガイドができた。
今もWindows環境で、ASCOM+NINAでリモートで撮影している。
機器がWindowsでしか動かないものがあるのでWindowsからは逃れられない。
でも今現在は、撮影するパソコンはWindowsが一番いいと思っている。
ハードウエアが正常なら抜群の安定性があり、確実に動作する。
よくASCOMがどうのとか、WindowsではCOMポートの番号がとかよく言われる。
実際に使ってみてもASCOMはなくてはならないし、全く問題はない。
POTHがらみでも最新のASCOM6ではDeviceHubに進化しており、
POTH単独で全部やるのではなく、各デバイス毎に用意されたDeviceHubを使うようになっている。
COMポートに関しては、確かに問題はある。
対策としては
1.同じ機器には同じUSBを固定して使うことでCOMポート番号を固定化する
2.USB-Serial変換はFTDIチップのものを使う
この変換チップはFTDIかProlificのどちらかだ、
FTDIは、USBを変えてもCOMポート番号を維持してくれる
ProlificはUSBを変えるとCOMポート番号は変わる
個人的にはProlificのものが好きでProlificを使っている
3.最悪Windowsのデバイスマネージャで、COMポート番号を強制的に変更する
とうことで乗り切っている。
MACでもLinuxでも使えるものなら使ってみたい気持ちもあるけれども
現状ではWindows環境が一番だ。
昔、ラズパイでちょっと遊んだことがあったけれども、全く使えなかった。
パーク機能が怪しいのと、接続できない機器が多かったためだ。
せめてASCOM準拠していたら使えたかもしれないのだがな。
コメントする