オートフォーカスがうまく行かなった原因を考えてみた。
一晩寝ながらじっくりと考えてみた。
ForcusMaxの場合、ピント合わせに使用する星は、
5等星前後を使えということが前提条件としてある。
これはなぜかというと、暗い星だとピントを外すと
星像が暗くなって検出できなくなるからだ。
前回やったのは、NGC2359をど真ん中において
そのままオートフォーカスを実行した。
NGC2359の周囲には明るい星はない。
これが原因だろう。
つまり、オートフォーカスする場合、
そこそこ明るい星がないと原理的にうまく機能しないのだろう。
次回オートフォーカスを再度検証するが、
その際には5等級前後の星を使ってみよう。
しかし、このやり方だと、撮影中にリフォーカスは実質できない。
撮影中にリフォーカスはありがたい機能なのだが、運用できないな。
ピント位置補完計画理論で大体のピント変動の傾向は抑えたので
この路線でいくか。
あるいは、どうせ1対象には3時間程度なので、
最初にピント合わせしたら、ピント移動量の半分ほどを予め移動させておくか。
それとも、別のソフトに切り替えるか?
こんにちは
NINAは無料ですし、いちど試してみることをお勧めします。
このソフト、既存のソフトの良いとこ取りをしたようなソフトなので、非常に汎用性が高く使いやすいです。
AFは、SGPをターゲットに開発されているので、ほとんど同じ操作と機能になっています。
その機能を理解してから、もう一度APTを眺めると客観的に把握できるような気がします。
AFのご利益として、
1.どの星でもピント合わせが出来て、ピント合わせのためにいちいち視野を移動する必要が無い。
2.ピント位置の「絶対値」が固定されていて、いつでもどこでもジャストその位置に復帰できる。
3.プレートソルブやディザーで星の位置が移動しようが、おかまいなしに再ピント位置を求めることができる。
4.ピント合わせの星は、ソフトが自動認識して行ってくれる。人間の手を一切煩わせない。
5.ナローバンドでもブロードバンドでも、どんなフィルターを使おうがお構いなしにピントのピークが出せる。
なのですが、
ここには「明るい星を探す」という概念がないです。
逆に、
「暗い星だとピントが合わせられない。」という事も無いです。
そうでなければ、ナローバンドのAFは出来ないので。
おそらくAPTもそのはずなので、設定次第なのではないかと推測します。使ったことが無いのでこれ以上は何も言えないのですが。
n2068ddさん、こんばんは。
色々情報ありがとうございます。
NINAにも興味がわいてきました。
NINAを試すのも面白そうです。
他のソフトを試すことで比較したり理解が深まると思います。
その上で、NINAにするかAPTにするか、判断するのも悪くありませんね。
こんにちは
この方が、NINAを世界中に広まるきっかけを作った人です。
https://www.youtube.com/watch?v=-sHzbz3OcSo
東京に住んでいて、ナローバンドで撮影しています。
彼のクラウディナイツでの紹介投稿を見たのは2年前です。
その頃は、NINAはバグが多くてイマイチだったのですが、その後の怒涛のようなアップグレードで、今ではSGPからNINAに移行する人が多くなりました。
SGPがサブスクリプションになって嫌われたせいもありますが。
もうひとつは、SGPとZWOの折り合いが悪く、ネイティブドライバーをSGPが動作ソフトとしてオーソライズしてくれないことです(バグがあるので、正式には認めてはいないけど、使うことは許容していますが、アラートが出ます)。
AFの設定に関しては、このビデオの彼の説明でほぼ尽きているので、このプロシージャどおりにすることをお勧めします。
AF時の最適露出時間の求め方、AFのステップ値の考え方、バックラッシュ補正値の求め方が分かりやすく説明されています。
ステップごとのHFRが綺麗なパラボリックカーブに載っていることが分かります。NINAでは分散値も出してくれていますが、クレイフォードのような精度の低いものも想定しているのだろうと思います。
彼はナローバンドでは、露出時間10秒、ブロードバンドで5秒としています。これで明るい星を探す必要が無くなるのと、シーイングの乱れが排除されます。
たぶん、これはAPTの開発者のサイトだと思うのですが、
https://www.youtube.com/watch?v=JEFOfARJZ3c
彼の説明によると、最新のAPTのオートフォーカスアルゴリズムは、フーリエドメインの計算をベースにしていると述べてますね。
これが、他のソフトには無い、「ドーナツ」にセンシティブとなる最大の理由ですね。尚且つ、シーイングにも敏感になってしまう。だからポイントが凸凹する。彼のビデオデータでもそうなっています。
この前のバージョンのAPTのAFアルゴリズムだと綺麗なカーブが得られていますが、彼は変えてしまったようです。
星はワンスターとしているようですし、どこかAFアルゴリズムの非主流的な思想のソフトに見えます。
アルゴリズムは複数の選択肢から選べるのでしょうか? このアルゴリズムだけだとほ実用にならないと直感しました。
n2068ddさん、有益な情報ありがとうございます。
NINAよさそうですね。
今はAPTに慣れつつありますが、NINAを試してみようと思います。
写野を変えずにそのままオートフォーカスができるのが何といっても有難い機能です。
実は金曜の夜に晴れまして、5等級の明るい星ではAPTでオートフォーカスはできたのですが、暗い星ではだめでした。
APTのアルゴリズムは、基本的に1つのようです。
One-Pass、MIddole of Two、Better of Twoとか選択できますけど、どれもOne-Passをベースにしているのでアルゴリズムとしては1つだけのようです。
APTで撮影はできていますので、NINAはこれから頑張ってインストールしてみます。