APTでオートフォーカスを実行してみた。
一応ちゃんとやっているようには見える。
ログも成功したとなっている。
オートフォーカス実行後、計算したポイントへフォーカサーを移動させ、
そこで撮影した画像を表示してくれる。
一見ピントが合っていそうな感じはするのだが、
実はピントをOUT側に外している。
何回も試してみたが、OUT側に外してばかりだ。
動きをよく観察すると、星像の捉え方に問題がある。
ピントを外すと、ドーナツ型のリングになるが、
リング全体をとらえるのではなく、リングの一部分を捉えている。
だから失敗する。
この点、FocusMAXは素晴らしい。
リング全体を星像としてきちんと認識している。
何か設定があるのかもしれないが、ここまでで力尽きた。
ここはもう少し設定など、追い込む必要がある。
まだまだ先は遠いな。
このグラフのポイントからすると、HFRの値がパラボリックカーブに対して乱れているので、シーイングの影響もあるように見えますね。
リターン付近の赤いポイント位置はたぶんバックラッシュだと思いますが、かなり乱れていますね。この戻りの位置の2コマ目にぴったりカーブに載せらせないと、ピント位置確実に狂います。
対策としては、ピント合わせ時のビニングを3×3とか4×4にする。露出時間は3秒以上とする。ピント合わせ用の星は、広めの範囲にする。フォーカス移動のトラベル量とバックラッシュ補正値を調整してみるなどなど...でしょうか
n2068ddさん、こんばんは。
色々と考えてはいるのですが、フォーカスに使う星が暗いのではないかと考えています。
星が暗いとフォーカスを外した場合に正しく検出できないのだろうと思っています。
APTは、フォーカスする星は、自動選択で複数? それとも1個ですか?
どのAFも、基本的におおまかに合わせてから行うはずなので、星が写っていないことは無いと思います。
あるソフトでは、選択肢があるものもあるようですが、私のSGPは、フォーカス画面に写っている星全部です。
ただし、
最小ピクセル数で足切りして、ホットピクセルは除外します。ソフトのデフォルト値は、6ピクセル以上のPSF。また、露出時間のデフォルトは、8秒。ビニングは、2×2以上。これ以下は精度が足りないことを意味します。
AFは解像力ではなく、ピーク値の妥当性を求めるものなので、安定的で綺麗な放物線が重要で、かつ、できるだけ急峻なカーブが良いので、デフォーカス値は、ピントピークの4から5倍くらい膨らむような設定とします。ステップ数は、9が一般的だと思います。増やしてもそんなに精度は上がらない場合がほととんどなので、私は7としています。
捕獲する星の範囲は任意で、真ん中付近とか中間あたりまでとか、あるいは全領域とか。このあたりは、レンズの像面湾曲なども加味すれば良いと思います。
SGPでは、PSF値がパラボリックカーブに綺麗に均等に載らないものは、不採用となり、途中で再フォーカスルーティーンに廻されます。また、カーブの上下にバラつくデータは信頼性に欠けるという判断となります。
あと、初期バックラッシュが大きいものも数回トライしてやり直しモードになりますね。APTにもそのあたりのアルゴリズムがあるはずです。
バックラッシュ設定は、計測あるいは推定されたバックラッシュよりも少し大きい補正値すれば十分ですが、逆に少ないとピントは永遠に合いません。
最後にピーク値を求めて、その位置にフォーカスを移動させ、予測値と大きく異なる場合も再フォーカスとなるはずです。SGPでは、どうしても合わない場合は元のポジションに戻して、最低限その値で暫定的に撮影だけはするようにアルゴリズムが組まれています。
n2068ddさん、おはようございます。
APTのアルゴリズムは全然理解しておりませんが、
動きから察すると
・フォーカスする星は、1個で、手動選択
(最も明るそうな星を指定した)
・捕獲する星の範囲は真ん中付近で、等倍表示モードにしないと動かない
・フォーカサーを移動する範囲は設定値がある
(中心から前後に2000ステップの範囲とした)
だけど、検出不可の場合は勝手に延長する
次回晴れたら再チャレンジします。