晴れた、出撃した(3)、ディザーガイドに悩む

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ガイド撮影自体はうまくいった。
しかし、ディザーガイドが失敗しているとログには出ている。
20220215_3.jpg

ここから、ディザーガイドとの苦悩が始まるが、寒すぎて頭が回らない。
エアコン付けてしのごうとしたがちっとも暖かくならず、
よく見たらなぜか冷房になっていた。

これではあかんと思い、撮影したままの状態で鍵をかけて撤収。
自宅に戻り、リモートで再開だ。
ぬくぬくの部屋だと頭が回り、色々調査した結果、
ディザーガイドの設定に問題があることを突き止めた。

20220216_1.jpg
Dithering Stability の設定が、最初は 0.70 の設定だ。
これを下げたが、状況はかわらず、
では、でかくしてやろうと、1.5 にしてみたら、やっと成功した。

20220216_2.jpg

2000ミリを超える長焦点では、この値を大きくとらないとダメなんだな。

20220216_3.jpg

PHD2のグラフでは、ディザリングしたときに、「ディザー」の文字が表示されるのか。
ガイドのグラフが突然跳ねたりしても、「ディザー」の文字があれば安心できるってわけだな、
芸が細かい。

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コメント(2)

こんにちは

そちらのソフトでは、ディザリング・スタビリティと言うんですね。私のSGPでは、単純に「次の動作に写る場合ピクセル誤差の許容値」と表示されますが、たぶん同じ意味ですね。

「そうなんだ。」と思って私の設定を見たら、焦点距離1000で、1.2ピクセルとしていました。
こちらのソフトのデフォルト値は0.5ですが、そんなに小さいとシーイングの影響を受けてダメだろうと考えて、すぐ大きくしてたようです。単純に最小シーイングスケールにしただけだと思いますが。

セトリングタイムの設定が良く分からなくて、ditherするごとに落ち着く時間が変わるに決まっているので、どう考えたらよいのかまだわかっていません。説明では、「あそびの大きい赤道儀に設定するとオーバーシュートを防ぐことができる」とはあるので、ソフトの放置時間だとは思うのですが、すぐ動いてくれる方が良いので、最近は小さく6秒程度にしています。

ディザーの移動量設定も大きくすると、落ち着くまで時間がかかったので、最近は移動量設定は5段階のうちいちばん小さくしてしまいました。

ディザーしてダークを取らずにスタッキングすると、ディザーの痕跡が良く分かって感心しますが、バンディングノイズのあるカラーCMOSには必須だろうなと感じます。CCDでもバッドカラムなども消してくれるので、有効だと実感しています。かしこいシステムですよね。

n2068ddさん、おはようございます。
ディザーガイドがうまくいかず難儀しました。
事前に下調べをしなかった私が悪いのですが、
APTのスタビリティをデフォルトの0.7から1.5で動作しましたが、その後1度だけ失敗しまして、今は1.7で落ち着いています。

MaxImDLはこんな設定もなく、するかしないかだけでちゃんとやってくれたんですがね。

ディザーが落ち着く時間は20秒程度ですのでまあまあいい感じだと思います。

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このブログ記事について

このページは、ピカチュウが2022年2月16日 08:00に書いたブログ記事です。

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