※これは個人の感想です。
真に受けないでください。
鼻ホジしながら、フーンと眺める程度にしてください。
■APTのいいところ
1.ログを前面に出して表示している
NINAはログを画面に出さないが、APTは常に表示している
しばらく放置した場合など、遡ってエラーがないかを確認できる
NINAもログ機能はあるが、初期値では詳細情報は記録しないのと
ログの場所を探して表示するのは正直面倒
2.GOTO機能の正確さ
GOTOはかなり正確で、GOTO++というプレートソルブとの連動技もよい
3.英語表記である
NINAでも英語表記にすればいいが、日本人なら日本語表記にして混乱する
最初から英語だとそれに慣れざるを得ないし、英語で考えることは重要だ
MaxImDLもFocusMAXも英語表記で随分と勉強したものだ
4.フォーカサーのマニュアル移動の移動量が個別設定できる
NINAはオートフォーカスの移動量(1/2)をそのまま使うのが気に入らない
5.撮影画像を画面に大きく常時表示する
MaxImDLと同様、撮影画像を大きく常時表示するUIは個人的に好きだ
だが、APTは拡大縮小時のUIに難がある
6.プレートソルブの使い分けが可能
ニアソルブとブラインドソルブを使い分けることができるのはよい
NINAの場合は、ニアソルブで失敗してブラインドソルブの流れしかできない
7.撮影画像の表示がきれいである(保存した画像ではなく画面表示で)
NINAは撮影画像を表示した画像のコントラストが低いような気がする
(NINAでは画像表示の設定があったような気がするけど)
8.APTによるPHD2ガイドはよかったが
NINAだとガイドが暴れる。
PHD2はAPTやNINAとは独立して動くはずだが、
APTで追い込んだ状態だとNINAでは過剰反応する
なのでNINAではPHD2のガイド強度をかなり落とした
色々考えると、APTのPHD2ガイドが安定性が高いと思う
9.デモ版でも太っ腹である
デモ版のままでも、撮影に最低限必要な機能がすべて使える
■NINAのいいところ
1.タカハシTemmaとの相性がよい
パーク機能も問題なく動作する
APTはパーク機能に問題がある(回避策はあるが、Temmaとの相性が悪い)
2.撮影シーケンスでオートフォーカス発動の設定ができる
APTでフラット撮影時には、リフォーカスの設定を解除する必要がある
3.天体情報が充実している
APTでは一部の天体の情報が欠落している
NINAでは天体の南中時刻や高度情報をグラフ表示してくれるのはよい
4.勝手にカメラを接続しない
APTは起動時にカメラを自動接続する、これが個人的に気に入らない
5.撮影画像の拡大縮小機能がやりやすい
APTの拡大縮小のUIがおかしいとしか思えない
6.オートフォーカス機能はただ1つ
APTの場合、FocusAid, FocusCraft, AutofocusAidと3つの合わせ技
APTではFocusCraftが機能の中心と思われるがわかりにくい
7.撮影者にとってありがたい機能がある
なくても構わないが痒い所に手が届く様な機能があって便利
8.SBIGカメラの内蔵ガイドカメラをサポート
有志が作ったネイティブドライバがある
SBIGのカメラを所有していないと、どうでもいい話ではあるが
■APTとNINAの共通点
1.撮影に必須機能は両者とも互角
2.ガイドは外部プログラム
ガイドはMGENも使用できるとあるが事実上、PHD2一択だろう、
どちらもガイドグラフを連動して表示する
ただし、PHD2のガイドパラメタはAPTとNINAでは違うようだ
3.プレートソルブは、外部プログラム
PlateSolve2, ASTAP, ASPS と好きなものを使えばよい
4.連動プラネタリウムソフトも外部プログラム
未使用だが、使いたいソフトを指定して連動できる
最近使い始めたばかりで本当に使いこなした結果での記載ではない。
まあ両者とも一長一短はあるが、撮影機能に関しては優劣つけがたい。
上に記載したことは、重箱の隅をつついたようなことばかりだ。
どちらかで迷ったとしても、好きな方を使えばいいと思う。
MaxImDLよりはAPTやNINAが機能も多くて優れている。
■で、どちらを使うのか?
タカハシTemmaとの相性でNINAにする。
これさえなかったら、APTを選択しただろう。
こんばんわ
そうなんですよね、
結局、使う人の好き好きだろうと僕も思います。
私の場合、
これらどちらでもないSGP(Sequence Generater Pro)ですが、
ライセンス登録したのが、2016年あたり。
この当時は、NINAもボイジャーも無かったですし。
SGPにまだ無い機能のひとつが、OAGの視野枠表示。
DSSのプレビュー画像に表示してくれたらいいなと思っています。
もうひとつが、
複数カメラのシンクロ撮影。
実は出来るんだけど、スクリプトをこさえないといけないので、全く使いやすくない。
(これがSGPからNINAに流れた最大の理由らしいです。)
良いところは、
個人的に手放せないのは、キャノンカメラからRAWではなくダイレクトにFITS記録できる事。
FITSヘッダーに全情報も記録可能。
NINAでは出来ない。
バイアスやダークサプレスも、冷却カメラと同様にPIで簡単に操作できるのが嬉しい。
悪いところというか、良く分からないのが、
ZWOのネイティブドライバーをサポートしないこと。
「使う事は出来るけど、面倒は見ません。」となっている。
どうも彼らは、ZWOのポリシーのどこかに疑義があるようですね。
「大人の都合」があるのかもしれません。
彼らは、以前はUS navyに居ましたから。
n2068ddさん、おはようございます。
確かにどのソフトも一長一短ありますから、気に入ったものを好きに使えばいいのです。そのためにはいくつものソフトを使ってみないとわかりません。
SGPは元海兵隊さんですか、だとしたら(外しているかもしれませんが)トランプが仕掛けた中国との貿易戦争という政治的な背景があるかもしれません。