ドーム制御問題

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昨年までは正常動作していたが、なぜか今は問題となっている、
「ドーム制御問題」について

現象としては、
■最初はドーム連動器は「オート」である。
 鏡筒の向きとスリットの向きを自動で連動してくれる。
■NINAでドームドライバを接続しただけでは、「オート」のままである。
■NINAでドームのスリットオープンすると、なぜか「マニュアル」になり、
 鏡筒の向きとスリットの向きが連動しなくなり、これは致命的であり、
 これが問題なのだ。
■NINAでドームのスリットクローズしても、「マニュアル」のままである。
(昨年まではこんなことは起きなかったんだけどな)

それならば、最初からドームのスリットオープンしておき、
NINAでドームドライバを接続し、「オート」のままを維持すればよい、
と考えてみたが、これはダメだ。
というのも、
NINAでドームドライバを接続するとNINAはスリットクローズから始まる。
スリットクローズ状態では、スリットクローズができないのだ。
スリットオープン状態でないとクローズできないのは、考えてみたら当然か。

何とかならんのか?

最初にやってみようと思ったのは、COMポートの仮想共有化である。
①メーカー純正のドーム制御器ソフトと、
②ASCOMドライバでNINAからの接続とが両立すればいいとの考えだ。
これを試してみようと思ったが、有償ソフトか、x86でしか使えない。
有償というのは100$-200$程度で出せなくはないが、意外とお高い。

ほかに方法がないか?
①COMポートを2又に分岐させる
 ケーブルを自作すればいいのだが、うまくいくのかな?
②ソフトウエアに頼ることなく、ハードウエアとしてのスイッチを直接叩く。

一番手っ取り早いのは、

20240630.jpg
ドーム制御器の「オート/マニュアル」スイッチを物理的に押すことだ(上図の赤枠)。

現地にいれば指先1つで簡単だが、リモートでそんなことができるわけない、
と思っていたが、実はできる。

スイッチボットを使うのだ。COMポートの仮想共有化ソフトよりも安い。
これなら、スマホから操作するだけで、物理的にスイッチを押せるのだ。
「オート/マニュアル」スイッチはトグルスイッチ方式なので、
スイッチボットは1つで済む。
何でこんなことを?と思ったけれども、実現方法は裏技的であっても
比較的リーズナブルでやってできることならやってみようというわけだ。

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このページは、ピカチュウが2024年7月 1日 08:00に書いたブログ記事です。

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