仕事場に売りに来る地元の農家さん。
今回はゴルビーがあると聞いていたが買えなかった。
代わりにクイーンニーナというブドウを買った。
ゴルビーと同じく、赤系のブドウである。
ゴルビーの味は忘れたが、クイーンニーナも甘くておいしい。
皮ごと食べられるというが、
実際に食べてみると皮はシャインマスカットよりも少し厚いかも?だけど、
シャインマスカットみたいに普通に食べられる。
仕事場に売りに来る地元の農家さん。
今回はゴルビーがあると聞いていたが買えなかった。
代わりにクイーンニーナというブドウを買った。
ゴルビーと同じく、赤系のブドウである。
ゴルビーの味は忘れたが、クイーンニーナも甘くておいしい。
皮ごと食べられるというが、
実際に食べてみると皮はシャインマスカットよりも少し厚いかも?だけど、
シャインマスカットみたいに普通に食べられる。
SH2-140 ケフェウス座にあるが愛称はないみたい。
中央の赤いヤツがSH2-140である。
これ、SH2-140以外の周辺部がかなり淡くて処理が難しい。
【撮影データ】
鏡筒:タカハシ FSQ106(530mm F5)
架台:タカハシ EM200 Temma2
カメラ:ZWO ASI6200MCPro
Filter:NO Fitler 5分×102枚 8時間30分
ガイド:ZWO OAG-L,ミニガイド鏡(150mmF5) ASI220MM-mini PHD2
撮影日:2025年8月25日,26日,28日,29日,30日
場所:和歌山県 NNRV(リモート撮影)
処理:PixInsight,BXT,SXT,NXT他
8月の新月期の第2弾。
これも天候不順というか薄雲攻撃ばかり、ガイド不能も多かった。
全撮影画像の半分程度は捨てている。
8月の新月期はこれで終わり(隠し玉はある)。
薄雲さえなければ量産体制にもっていけたが無理だった。
上:今までのオフアキガイド(焦点距離530mm)のグラフ
下:ガイド鏡ガイド(焦点距離150mm)のグラフ
こうしてみると、ガイド鏡ガイドはグラフが平坦になり、よくなったように見える。
しかし、秒角単位で見ると、実はほんの少し悪化している。
ガイドの焦点距離は、長い方がやはり有利なのかも?とも思う。
とはいえ、実用上はこれで何の問題もない。
思えば昔はSBIGのCCDでAOガイド(これも一種のオフアキガイド)でやっていて、
4年前にCMOSカメラにした時もOAG-Lでオフアキガイドをやっていた。
ガイド鏡ガイドはやってこなかったわけで、今回が初のガイド鏡ガイドだ。
オフアキガイドはやはり優れたガイドシステムであると思う。
ではなぜ、ガイド鏡ガイドにしたのか?
理由は、フィルターの有無でピントがずれるから。
フィルターなしとフィルターありではピント位置がかなりずれる。
フィルターをUV/IRタイプのものを入れれば済む話であるが、
カメラのカバーガラスもUV/IRタイプのものなので、
同じものをもう1枚入れてもなあ、という思いがあった。
あと、今は横構図でしか撮影していないが、
そのうち縦構図で撮影したいものが出てくる。
そうした時も、ガイド鏡ガイドだと何も考えなくてよい。
そういった事情があってのガイドシステム変更だ。
8月30日(土曜日)、再び和歌山へ行ってきた。
朝10時ごろに出発し、現地には15時前に到着した。
現地作業を行い、20時30分頃に現地から撤収、帰宅したのは日付が変わってからだ。
現地でやることは色々あって、
1.周辺の草むしり
2.雨対策でコーキング
3.中の掃除(掃除機をかける)
それが終わってから、
4.鏡筒の蓋兼フラットパネルの微調整
(少しズレだしてきたので元に戻す)
5.ミニガイド鏡の設置とピント出し
6.ミニガイド鏡でPHD2の再設定とガイドテスト
7.メインカメラの回転位置が1度ちょいずれていたのを修正
ミニガイド鏡は、ZWO社の30mmF5でEDガラスを使った最新型。
前回訪問時にはピントが出ず、今回はリベンジだ。
原因はわかっていたので、今回はちゃんと対策してピントもちゃんと出た。
ミニガイド鏡と撮影鏡筒の光軸合わせはしなかったけど、
どちらも撮影画像に同じ天体を捉えていたのでまあ十分だろう。
ファインダー台座って取付にズレがあるものと思っていたが、
ほぼ正確だったとは驚いた。
さすがはタカハシ製品。
PHD2で強制キャリブレーションしたが、なぜか失敗ばかりする。
同時に現地にいた人に聞いたら、
「ガイド鏡の焦点距離を入れ直ししないとダメだよ」
おかげで助かった。
焦点距離の変更とは、現地では頭が回らなかったよ、ありがとうFさん。
もう思い残すことはない。
よほどのことがない限り、これでもう現地には行かないぞ。
【撮影データ】
鏡筒:タカハシ FRC300(2348mm F7.8)
架台:タカハシ NJP Temma2
カメラ:ZWO ASI6200MMPro(全部2xbin)
Filter:Astrodon I-G2 L:5分×46枚 RGB:各5分×17枚,合計8時間
ガイド:ZWO OAG-L ASI178MM-mini PHD2
撮影日:2022年,2025年8月25日
場所:福井県 APS(リモート撮影)
処理:PixInsight,BXT,SXT,NXT他
ケフェウス座のアイリス(NGC7023)、
過去のデータが多いのでほとんど再処理みたいなものか。
単焦点で狙うよりも長焦点で撮るべきかと思う。
和歌山リモートのFSQ106では狙ってみてもよいが、小さくしか映らないだろうな。
勝山市にある福井県立恐竜博物館で、「獣脚類」をメインテーマとする展覧会が先月から始まっている。
いきなり専門用語をぶつけてきており、その意気込みが感じられる。
恐竜は大きく3つに分類され、
・竜盤類-竜脚類 巨大な草食恐竜で有名
ブラキオサウルス、ディプロドクス、マメンチサウルスなど
〃 獣脚類 ティラノサウルスなど肉食の恐竜が主流
ラプトル系は小柄だが半分鳥みたいなものだし、
現代の鳥類もこの系統から派生
・鳥盤類-鳥脚類 トリケラトプス、ステゴサウルスなど、派手目のもの
イグアノドンなど派手でないものもいる
主に草食
中でも目玉はスピノサウルス(獣脚類)の全身骨格。
スピノサウルスを主役に持ってきたこと自体がかなりマニアックである。
このスピノサウルスというのが恐竜マニア(学者も含めて)にとって長年の謎であった。
戦前には、エジプトで全身骨格が発掘され、ドイツに保管されていた。
特徴は、ティラノサウルスよりも大きいが、骨格が他の恐竜とは違って
魚類を食べていたような半海生型ではないかといわれてはいたが、
第2次大戦で焼失してしまってから、幻の恐竜となってしまった。
近年、新たなスピノサウルスの全身骨格の発掘が進み、
ようやく全貌が明らかになりつつあるとなったわけである。
福井県勝山市でも、スピノサウルスの歯の化石が出土している。
福井県立恐竜博物館では、人間の頭上に吊り下げられ、
下から見上げるような形でその独特な骨格が見学できる。
(本物ではなく模型ではないかと思われるが、その大きさには圧倒される)
恐竜王国にふさわしい展示内容である。
(JR福井駅周辺にはでかい恐竜がうようよだ)
行きたいんだけど、夏休みだし、土日は混雑するだろうなあ、実際混雑しているらしい。
11月まではやっているから、涼しくなって落ち着いたころには行きたい。
と思っているだけで実際に行くかは?だけどな。
秋田に行ったことはある。
秋田できりたんぽ鍋も食べたことはある。
秋田でババヘラアイスも食べたことはある。
秋田?青森?でバター餅も食べたことはある。
秋田の食堂で食べたアジフライ定食は、
アジの身が厚くてうまかった記憶がある。
「ぼだっこ飯」は食べたことはない。
塩辛い鮭の切り身が少しでご飯を大量に食べるものだ。
それなら魚の種類は違うが、福井の地元では「鯖のへしこ」がある。
鯖を糠漬にしたもので、これも塩辛い。
なので原理としては「ぼだっこ飯」と同じだ。
「ぼだっこ飯」は食べたことがないからわからないが、
「鯖のへしこ」は大好物で、熱々ご飯で食べるともうたまらんとです。
冷や飯だとうまさは半減するがそれでもうまいのはうまい。
ところ変われば品変わるってやつですな。
SH2-126 トカゲ座の鷹の爪の中心部である、
右上にはヤモリみたいなのがへばりついている。
これ、元画像はかなり淡いんだな。
NINAの5分1枚画像ではヤモリがかすかにわかる程度。
無理やりゴリゴリしたけどなかなか難しい。
【撮影データ】
鏡筒:タカハシ FSQ106(530mm F5)
架台:タカハシ EM200 Temma2
カメラ:ZWO ASI6200MCPro
Filter:NO Fitler 5分×68枚 5時間40分
ガイド:ZWO OAG-L ASI220MM-mini PHD2
撮影日:2025年8月19日,20日,22日
場所:和歌山県 NNRV(リモート撮影)
処理:PixInsight,BXT,SXT,NXT他
8月の新月期に入ってきた。
3日分の撮影はできたが薄雲攻撃にやられて、ガイド不能も多く散々であった。
撮影できるだけまだましともいえるが、撮影画像がよろしくない。
3晩で170枚以上を撮影したが半分以上は捨てた。
それでも青い星の周りには青いハロが残るし、PIでこれを除去する腕はない。
もう少し撮影画像を選別してやり直すのもなあ。
広く浅く他の対象にも手を出したいのだが、
こいつにつかまって他の対象に手を出せない。
ここん所、ずっと機材ネタ、撮影画像でって感じの記事ばかり。
特に機材ネタが多いが、これは仕方がない。
撮影するのに、何だかんだで機材トラブルがあり、
そればかり考えているからで、
ノートラブルで問題なけりゃ一番いいのだけれど。
和歌山は遠いので、現地に置いてある機材と十分なすり合わせができず、
現地へ持って行ったのはいいがダメだったり、
あとで問題起こすことにもなったり、中々難しい。
地元では7月には梅雨明けしている。
梅雨明けしても夜は雲が多く天気は悪いまま。
これは地元での話で和歌山は晴れが続いている。
和歌山では白鳥座からケフェウスへ撮影対象が変わってきた。
これからはカシオペアあたりの領域で秋の星座に対象が移っていく。
天気がいいと量産体制に持っていけるがこれは和歌山だけのようだ。
仕事場に、地元の農家がぶどうを売りに来たので購入した。
今回は黒い品種ばかり。
巨峰にブラックピート、ピオーネ。
巨峰はその辺のスーパーでも売っているが、
それ以外の品種はあまり見ない。
黒系のぶどうもおいしい。
来週また来るというが、その時は
シャインマスカットやゴルビーもあるという。
【撮影データ】
鏡筒:タカハシ FRC300(2348mm F7.8)
架台:タカハシ NJP Temma2
カメラ:ZWO ASI6200MMPro(全部2xbin)
Filter:Astrodon I-G2 L:5分×157枚 RGB:各5分×15枚,合計16時間50分
ガイド:ZWO OAG-L ASI178MM-mini PHD2
撮影日:2022年,2024年,2025年7月25日
場所:福井県 APS(リモート撮影)
処理:PixInsight,BXT,SXT,NXT他,cropあり
こっちの天気は和歌山に比べてすごく悪い、特に今年は。
それでも晴れ間を見て、今年も撮り増ししての再処理だ。
天気が悪いと撮影の機会も少なく、画像処理の腕が全く上がらないままだった。
PixInsightは和歌山リモートの撮影にて、ある程度鍛えられた成果により、
以前より多少はまともな画像に仕上がったつもりだけど、まだまだ未熟ですな。
GEMINI 1号機のその後。
自宅で眠っている。
1号機は、今年の3月購入だ。
ちゃんとしたマニュアルがなく、自力で使い方をマスターするしかなかった。
それに、今から思うと、ASCOMドライバの出来が良くなかった。
この1号機の内側には、フラットパネルがあり、パソコンから発光できる。
発光面だけで、直径が190mmあり、FSQ106には大きすぎた。
動きがおかしくなり、発光面の直径が150mmの2号機を購入した。
2号機は、和歌山リモートで完全動作している。
今年の6月に購入したわけだが、ASCOMドライバのバージョンが上がり、
安定動作するようになった。
この最新のバージョンで、1号機も調子よく動作するようになった。
(すぐフリーズする現象がなくなった)
さらに、単体アプリもリリースされ、
NINAからしか使えなかったのが、Windowsアプリとして単体動作もする。
これが便利で、NINAから接続して云々が不要で、
・蓋の開閉
・フラットパネルの発光
がやりやすくなった。
和歌山の2号機は、今はNINAではなく、単体アプリでしか使っていない。
謎の中華物だが、確実に良くなっている。
ただ、不満は1点だけある。
それは蓋がぐらつくというか、蓋の遊びが大きいということだ。
本来は、蓋は下側から開閉したいところだが、
このぐらつきにより、蓋は上側から開閉する。
そうしないと、蓋が鏡筒のフードに密着しないので、
ほこりは入るし、正しいフラットが撮れないのがその理由である。
現在の和歌山の2号機。
現在の1号機(自宅保管)について、
発光面の直径が190mmで、TOA130には適合すると書いてあった。
(ほかの鏡筒の名前もあったが覚えていない)
今まで過酷な使い方をしたり、蓋のぐらつきが大きい(と感じる)など、
(追記)
--> 譲渡先が決まりました。
---------------------------------------
いろいろ怪しい部分はあるけれども、
欲しい人がおられましたら無料(送料別)で譲ります。
(誰もいないとは思うが)
---------------------------------------
リモート先のパソコンは全部Windows11に移行済みである。
最後まで残っていた我が家のWondows10パソコン、
家庭用壱号機をWindows11にした。
過去のしがらみを断ち、クリーンインストールして最初から入れ直す。
インストールそのものは問題ないが、
今まで手足のように使っていたアプリや設定など、
全部を動かせるようにするまで丸1日もかかってしまった。
貴重な休日をつぶしてしまったよ。
苦労したのは、メールの設定とVNCクライアント。
メールの設定がわからず、一度、元のWindows10を復元して
設定内容をメモしてってことで手古摺った。
後、WEBサイトではIDとパスワードを入れるところもあり、
ブラウザに記憶させているものをすべてメモしてやり直しだ。
IDはわかってもパスワードがわからないものもあったが、
なんとなくこれかな?と思えるものを入れて通した。
今後のこともあり、メモ帳にすべて記録しておいた。
今後、再インストール時には必要になるだろう。
VNCクライアントは、今までと同じように、
RealVNC Viewerをインストールしたが、まったく繋がらない。
どうも有料制になったみたいで、昔のように気前よく使わせてくれない。
頭にきて、RealVNC Viewerを捨てて、TigerVNC Viewerに切り替えた。
Linux機はUbuntuで、すんなり繋がったが、
ラズパイはだめで、ラズパイには、TigerVNC Serverをインストールして
何とかした。
PixInsightは、家庭用壱号機では使わず、弐号機で使っている。
弐号機不調の時だけ使うとして形だけ入れている。
リポジトリのバックアップもしておいたので、
こちらは全然問題ないが、RCAstroのBXT,NXT,SXTシリーズは、
ライセンスを入れ直す必要があるだけだった。
このくそ暑い中、エアコン効かせた部屋の中で
水分補給は冷やした炭酸水で、黙々と作業して、疲れたよ。
クリーンインストールした甲斐があって、
パソコン本体は何も変更していないが、かなりサクサク動作するようになった。
最近、天体画像ネタが続いてきたが、とうとう画像ネタが尽きた。
撮影した画像で、未処理のものがなくなった。
思えば7月下旬の新月期に、和歌山リモートでの撮影がかなりできたことによる。
時期的に白鳥座からケフェウスあたりのものばかりやってきたけど、
赤い散光星雲が主体でナローバンドも含め多く撮影した。
やはり撮影してなんぼの世界なので、晴れることは重要だ。
そして機材をいつでも動かせるように整備しておくのもこれまた重要。
この2つがうまくできないと撮影できないし、画像の量産体制もできない。
画像処理ってのは、場数が多くないと覚えない。
たまにしか撮影しないと腕は全く上がらないが、
毎日画像処理ばかりしていると、やり方を自然と覚えるし、
なんというか勘所がわかってくる(ような気がする)。
しばらく天気は悪いが、これから(8月下旬)は晴れ間があると期待しよう。
これからは秋・冬の対象がどんどん押し寄せてくるからな。
短焦点はあまり経験がないので、有名どころばかり積極的に狙っていく。
広く浅く、質より量だ。
【撮影データ】
鏡筒:タカハシ FSQ106(530mm F5)
架台:タカハシ EM200 Temma2
カメラ:ZWO ASI6200MCPro
Filter:L-Ultimate 5分×118枚,合計9時間50分
ガイド:ZWO OAG-L ASI220M-Mmini PHD2
撮影日:2025年7月30日,7月31日,8月1日
場所:和歌山県 NNRV(リモート撮影)
処理:PixInsight,BXT,SXT,NXT,NarrowbandNormalization他
ケフェウス座のライオン(SH2-132)。
フィルターなしとナローバンドの合成はやめた。
元々まったく別物であるため、合成そのものがおかしいと思う。
なのでナローバンドのみで処理してみた。
なんか派手になってしまって、もっと腕を上げないとダメですな。
でも現時点でPixInsightで持てる技を使ってゴリゴリしたんだけどな。
フィルターなしのノーマル画像が自然な感じがするのに対し、
ナローバンドは最初から違和感がある。
それを自然な感じ風に持っていくところの匙加減が難しい。
結局10時間かけて撮影したが、もっと枚数を稼ぎたくなる。
【撮影データ】
鏡筒:タカハシ FSQ106(530mm F5)
架台:タカハシ EM200 Temma2
カメラ:ZWO ASI6200MCPro
Filter:NO Fitler 5分×28枚
:L-Ultimate 5分×42枚
:合計5時間50分
ガイド:ZWO OAG-L ASI220MM-mini PHD2
撮影日:2025年5月7日,6月28日
場所:和歌山県 NNRV(リモート撮影)
処理:PixInsight,BXT,SXT,NXT,NarrowbandNormalization他
ちょっと前のM16、ナローバンド合成した。
M16の中心部だけナローバンドが反映しているが、
他はフィルターなし画像とあまり変わらない。
この対象にはナローバンドは意味がなかったかもしれない。
そろそろもう画像ネタがなくなる。
【撮影データ】
鏡筒:タカハシ FSQ106(530mm F5)
架台:タカハシ EM200 Temma2
カメラ:ZWO ASI6200MCPro、
Filter:NO Fitler 5分×48枚(4時間)
:L-Ultimate 5分×30枚(2.5時間)
ガイド:ZWO OAG-L ASI220MMmini PHD2
撮影日:2025年7月25日,27日,29日,8月1日
場所:和歌山県 NNRV(リモート撮影)
処理:PixInsight,BXT,SXT,NXT,NarrowbandNormalization他
サドル、その第2弾、ナローバンド合成した。
合成できなかったのは、フィルターなしと画像のピクセルサイズが異なっていたため、
cropして画像サイズを揃えてから合成した。
派手になりすぎてイメージが違ってくる、失敗作かも?
ここ2・3日で急激に気温が下がった。天気も雨模様だけど。
PixInsightでは、基本とされるセオリーがある。
1.リニアステージで、ある程度処理する。
基本的にはリニアでやるべき処理
2.それからノンリニアに移行する(なんちゃらトランスやストレッチってやつ)。
3.仕上げの処理を色々。
ノンリニアでは画像合成(LRGB合成,PixelMath)系、HDRなんちゃら系
とまあ、こんな感じだ。
あと、広く認知されてきた?BXTにしても
リニアステージの最初にやれ、と作者のラッセルおっちゃんは云う。
でもノンリニアでやっても違いはよくわからない。
今までこういった基本技(とされるもの)が正しいものと思ってやってきたが、
世の中にはまるでこういった基本技を無視して処理する人々がいる。
他人のやっている画像処理程、役に立つものはない。
自己流は本当に正しいのかがわからないからだ。
たとえが良いのか悪いのか、回転寿司屋やラーメン屋ではカウンター席に座って
隣の人の注文の仕方とかを盗み見するのはとても参考になるのと同じ。
(食い物は好きに注文すればいいとは思うけど)
で、基本技を無視するというのは、
いきなりノンリニアにしてから処理するというやり方で、これは目から鱗が落ちた。
海外のいろんなSCRIPTを駆使して、いろんな技を繰り出して
技のデパートというかサーカスというか、そういった感じでがんがん処理すると
最終的にはきれいな作品になっていく。
教科書なんか無視して、実戦で鍛えた凄技なのだろう。
何が正解なのか、正道というか王道といわれるやり方が本当に正しいのか?
今までの基本技は何だったのか?
頭が混乱している。
いきなりノンリニアにしてから処理するやり方をやってみたが、
一々STFをかけたり外したりの確認が不要で、ある意味やりやすい。
別に劣っているわけでもない(というかよくわからないだけだが)。
モノクロではなくカラーだといきなりノンリニアでも構わないのだろうな。
弊害としては、いきなりノンリニアやると、SPCCとかSPFCは失敗することが多い。
パラメタいじって通すことも可能だが、やるならノンリニアでやっておくべき。
ただフラットが決まっていればSPCC,SPFCは不要なのでほとんど使わないし、
ナローバンドでは意味がなさそうな気がしている。
リニアは、0から1までの範囲で浮動小数点演算を32bitか64bitでやっている。
ノンリニアは、0から65535(ではなく、もっと多いはず)までの
数値(浮動小数点なのだろう)にしているだけではないかと思うが。
原理的にはどうなのか?は置いといてやってることは似たようなもの?なのかな?。
SPCC,SPFCの成功率がかなり違ってくるので違うのは違うのだろう。
一応、ノンリニアでも、BXTは割と最初(星を分離した直後)にやるけれども、
FSQの短焦点ではあまり意味がないかと思っていたが、それでもまあ意味は少しはある。
(あれは長焦点でこそ威力を発揮するものだろうけど)
星像がしっかりしているFSQだと星に対してBXTを使う必要性は感じなくなった。
SXTで星と星雲を分離することは必須というか、これこそ基本技といえる。
最終的に星と星雲を合体させるところの処理が一番匙加減が難しい。
ここが肝といえるところかもしれない。
(BXT,SXT,NXTのRC大三元セットはもはや手放せないツールになっている)
T村さんは、星だけを30秒とか1分だけで別に撮影して星雲と合成しろ、と仰せだが、
星画像合成は理屈としてはこの方法が一番合理的かもしれないし、撮影時間も少しの追加で済む。
今はまだそこまでの境地には至っていないのだが。
それはそうと、「PixInsightの使い方 応用編」がそのうち刊行されるという。
丹羽先生の「基本編」は購入しWebサイトも含めて基本技を教わった。
「応用編」も楽しみであるが「邪道編」も誰か作ってくれないかな。
お前がやれよ、と言われそうだがまだ腕は未熟でよくわかってなく無理だけど。
【撮影データ】
鏡筒:タカハシ FSQ106(530mm F5)
架台:タカハシ EM200 Temma2
カメラ:ZWO ASI6200MCPro
Filter:NO Fitler 5分×31枚(2025年6月29日)
L-Ultimate 5分×30枚(2025年8月1日)
合計5時間
ガイド:ZWO OAG-L ASI220MMmini PHD2
撮影日:2025年6月29日,8月1日
場所:和歌山県 NNRV(リモート撮影)
処理:PixInsight,BXT,SXT,NXT,NarrowbandNormalization他
北アメリカとペリカンの再処理。
ライオンはぐだぐだなので匙を投げて処理を中止し、
代わりに(割とまともそうな)北アメリカとペリカンをナローバンドで再処理する。
ナローバンドは以下の処理で。
PixInsightで、単にSTFで見ると、くすんだオレンジ色になる。
STFの鎖を外すと青緑系になるので、これベースで処理する。
(これでやると最後までヒストグラムの山は大きく崩れたままとなる)
NarrowbandNormalizationでは、
パレットをSHOにして(これが一番RGBに近い)、
O3ブースト機能を強くかけ、青を強調し緑色を落とす。
ノンリニアにしてから、SXT、BXT、NXTのRC大三元セットで処理し、
その後はなんちゃらストレッチとか、なんちゃらトランスとかでゴリゴリする。
こんな感じでフィルターなしとナローバンドの画像をImageBlendで合成してみた。
これでいいのか悪いのかはよくわからないが、これで完成とする。
【撮影データ】
鏡筒:タカハシ FSQ106(530mm F5)
架台:タカハシ EM200 Temma2
カメラ:ZWO ASI6200MCPro、NO Fitler 5分×48枚(4時間)
ガイド:ZWO OAG-L ASI220MMmini PHD2
撮影日:2025年7月25日,27日,29日
場所:和歌山県 NNRV(リモート撮影)
処理:PixInsight,BXT,SXT,NXT他
白鳥座祭りの4作目。
これもまあ有名といえば有名だ。
サドルをど真ん中にしたのは星割れを防ぐため、
周辺部に明るい星を配置すると星割れを起こす。
フィルターなしだとこんな感じだが、
ナローバンドの処理がうまくいかずに合成ができない。
そもそも合成する意味があるのか?
ケフェウス座・ライオン星雲(SH2-132)の処理の仕方がよくわからない。
というか、散光星雲はあまり撮影してこなかったわけで、、、。
まず、フィルターなしで撮影した画像。
上:単にヒストグラムを合わせただけ
下:これを無理やり処理したもの
フィルターなしだと頭部の赤しか出ない。
これを無理やりあぶりだす(処理する)と、ライオンの形はわかるがやりすぎだ。
画像処理のうまい人ならもっと自然にあぶりだすのだろうけど、
まだまだ腕は未熟だ。
未熟だけれども、PixInsightの技が少し使えるだけで上達したような気分になる。
ナローバンド L-Ultimate(その1)
あちゃらの人が作った NarrowbandNormalization という
Processで処理したものをベースにごりごりした。
上:星消画像
下:星と合体
なんかうまくいかない。
ナローバンドでは無理なく全体像は出せるが、、、?
ナローバンド L-Ultimate(その2)
少し色合いをいじってみた。
頭部の赤を強くしたが、下半身の青は紫になってしまった。
マスクしてやらないとだめだな。
自分でも何をやっているのかだんだんわからなくなってきた。
非ナロー画像とナローバンド画像をどう組み合わせるのか?
色々あがいて模索しているが、どうすればいいのか途方に暮れている。
この程度の腕前では、ダイオウイカは写せるかな?無理かな?
ライオンの近所だったような、もう狙える季節だろう。
【撮影データ】
鏡筒:タカハシ FSQ106(fl=530mm F5)
架台:タカハシ EM200 Temma2
カメラ:ZWO ASI6200MCPro、NO Fitler 5分×35枚
ガイド:ZWO OAG-L ASI220MMmini PHD2
撮影日:2025年7月23日
場所:和歌山県 NNRV(リモート撮影)
処理:PixInsight,BXT,SXT,NXT他
先々週の白鳥座祭りの3作目。
チューリップは右下の端っこにある。
これはマイナーかもしれないが撮影した。
これは右下に配置した構図であるが、チューリップの赤だけを目立つようにした。
単体で狙うなら長焦点でやりたいところだが、
今年の天気はよくなく、長焦点での出番は少ない。
長焦点の機材も和歌山へ持って行きたいところであるが、、、。
自宅周辺やドームの天気は不安定だ。
一応晴れてはいるが、快晴ではない。
ところが、晴れの国、和歌山は違う。
連日快晴が続き、7/29, 7/30, 7/31, 8/1 と連続しての撮影だった。
新月期もほぼ終わりなので、
夜半前はナローバンド、
夜半後はフィルターなしで、と思っていたが、
結局、ほとんどナローバンドで撮影した。
というのも、ライオンが原因だ。
ライオン星雲(SH2-132)はフィルターなしで撮影すると、
頭部の赤いところしか写らない。
下半身の青い部分はナローバンド(O3フィルター)でしか写らないようなのだ。
なので、L-Ultimate で撮影すると、こんな感じ。
NINAの1枚画像でこれだけはっきり出てくる。
こうなると、白鳥座に戻り、ナローバンドで撮影だ。
月があろうとなかろうと。
ただし、ガイドは乱れる。
オフアキガイドのままで、ガイドカメラのピントはフィルターなしで合わせてある。
フィルター入れると、その厚みの分(の約1/3)だけピント外れる。
ピントのシビアなFSQ106ではこれは大きく影響が出る。
撮影カメラのピントは合っていても、ガイドカメラのピントは大きく外れる。
なので次回訪問時には小型のガイド鏡(ZWO)に切り替えてガイド鏡ガイドにする。
(ガイドは乱れても撮影画像はそれなりにしっかりと写っているわけではあるが)
とうとう EM10 Temma2Jr.が故障した。
赤緯モーターは動くが、赤経モーターが動かない。
これはもうどうしようもないので、スターベースに送った。
今年の年末までには帰ってくるかな?
NJPは何度も修理に出した。
EM200はなんだかんだで修理にも出さずに動いている。
EM10は、前回は2022年にモーターの逆回転で修理に出したことがある。
国産品は故障しても修理に出せるだけまだましかな、と思っている。
自分で治せる腕がないので仕方がない。
例年よりも早く咲きだした。
この鬼百合の向こう側には夾竹桃がある。
こちらの夾竹桃、元気がなく花は枯れてしまったようだ。
先週は晴れた、撮影した。
地元では晴れても夜は雲が出て、撮影できない状態だった。
7/21(月)、和歌山リモートでは、晴れた。
SCWで見ると雲でやられるパターンの予報だったが、実は晴れだったという。
NGC6888を狙う。
オートフォーカスもばっちり決まり、ガイドも安定している。
前回訪問時に、オフアキガイドのままだが、
きっちりとピントは合わせており、ガイドの状況もばっちりだ。
ただし、FSQ106初期型は、ピントがシビアだ。
10枚撮影でオートフォーカスかけていたが、時折ピントがずれる。
オートフォーカス直後はピントは当然合っている。
しかし、3,4枚までで、その後は(IN側に)どんどんずれていく。
7/22(火)、次の日は、網状星雲だ。
前回の対策として、オートフォーカスは5枚終了後に行うようにした。
オートフォーカスは3分半かかるが仕方がない。
オートフォーカスの度にピント位置はIN側へずれるが、
これがかなりずれていく。
5枚終了後に行うことで、ピントずれを防ぐというわけだ。
7/23(水)、同じく白鳥座のチューリップだ。
(画像なし)
7/24(木)、撮影準備はしたが、雲来襲で撃沈。
(画像なし)
7/25(金)、和歌山は微妙な天気だが、撮影開始。
こっちの地元でもやっとまともな晴れ間が広がった。
久しぶりにドームでも撮影開始、2か所同時にリモート撮影。
左上がドーム、右下が和歌山リモート、右上は和歌山の監視画像。
(監視画像のオレンジ色はEM200Temma2のLEDだ)
和歌山は雨雲の予報(SCW)だが、現地は晴れている。
SCWは嘘つきかと思ったが、23時ごろ雨警報で強制停止。
SCWは外すことが多いと思っていたが、たまには当たるもんだな。
白鳥座サドル、5分x10枚、中途半端である。
ネギを植えたところにスイカのつるが伸びてきた。
おまけに小さい実が生っている。
スイカは植えたわけではなく、勝手に生えてきた。
実は心当たりがある。
昨年、この場所でスイカを食べて、種をこの辺にプププと飛ばしておいた。
越冬し、耕運機にもまれながらも芽を出して生えてきた根性のあるヤツだ。
それから2週間後、
この小さい実が、さらに大きくなっていた。
ただ、収穫時期はお盆過ぎだろうな。
和歌山リモートの機材の話。
鏡筒のトッププレートにガイド鏡とSVBONY SV241をどう取り付け出来るのか?
シミュレーションしてみた。
トッププレートの現物はないが、ガイド鏡とSVBONY SV241は手元にある。
トッププレートの図面を原寸で描いてみた。
トッププレートの図面に乗せてみると、干渉もせずに取り付けできそうである。
ただし、トッププレートの穴の間隔では2本止めはできない。
ねじの長さが気になるが、取り付けねじも手持ちで何とか出来る。
1本止めならできるが、耐久性はどうか、何とかなるだろうと考えるしかない。
トッププレートの図面はこれ。
当分和歌山に行くつもりはない。
しばらく天気は悪そうだし、7月はダメそうだと思っていたが、
7月下旬は急に、和歌山だけは晴れるようになってきた。
次回訪問時のために、色々考えている。
何しろ、現地作業は一発勝負だから、事前の周到な準備が必要だ。
ここは思い切って、まともなガイド鏡を用意するか。
口径50~55mm程度でラック&ピニオンのドローチューブがあれば、
フォーカサーも取付できるし、リモートでピント合わせも可能だ。
更に鏡筒の蓋をリモート対応にすれば、ガイドカメラのダークも作れる。
そこまでやるのか?
段々本格的になってきたけど、どこまでやるか、だな。
それよりも、このミニガイド鏡にベルト駆動させた
フォーカサーを取り付ければいいんじゃね?
取付ステーを何とかすれば実現可能だと思う。
梅雨明けしたと思ったら、いきなり3連休は快晴となった。
空の青さがなんともすがすがしい。
だけど夜は雲がわいてくる。
選挙も行ったが、地元の奉仕作業(草刈)にも参加し忙しい。
その合間を縫って、ドームへ行き、カメラを回収した。
自宅へ持ち帰り、チャンバーを開けて乾燥剤の交換を行う。
乾燥剤を交換するのは今回が初めてである。
(今までは乾燥剤の再生のみ)
冷却の仕方にもよるが、夏場で短時間で冷却すると結露するようになった。
(冬なら短時間でも問題はない)
今でも40分以上かけてゆっくりと冷やせば結露はしないが、
この際、思い切って乾燥剤を交換することにした。
昨年は電子レンジで乾燥したが、焦がしてしまった。
乾燥剤は昨年購入してあったもので、封を開けての交換だ。
封を開けた直後は、乾燥シートも青の表示色で十分に乾燥している。
これなら現地での交換でよかったかも?
ということは、今すぐではないが、
和歌山で交換が必要になったら現地で交換できるってことか。
交換して取り替えたものを持って帰ってこれるわけだな。
和歌山の場合は、交換して繰り返し使用することはあきらめて、
使い捨てで交換のみでもいいかもしれない。
なんてったって、往復の交通費がでかいんだよ。
乾燥剤の3,000円なんて安いもんだ。
報道では、自公政権過半数割れ、自民大敗北とのことだが、
表面的にはその通りだろう。
しかし、実際にはこの大逆風の中、大健闘したのではないか。
獲得議席は39であり、20台の予想もある中、かなり踏ん張ったといえる。
立憲共産党は微妙(立憲プラマイ0、共産マイナス4)であり、
野党としては立憲共産党こそ負けではないか(ほかの野党に喰われただけ)。
おいらとしては立憲共産党は大嫌いなので負け続けでいいよ。
国民民主党と参政党は大躍進だが、今後は大きく伸ばせるのか、
それとも一時的なものなのか、どうなるかだな。
おいらとしては大きく伸ばして立憲共産党をぶっ潰してほしい。
なんというか自民党の底力は凄い。
(実態は高齢者と地方の支えではあると思うがな)
おいらは自民候補にも自民党にも票は入れていない。
地元では自民党が議席をとり、気持ち的には面白くないと思っている。
ただ長期的にみると、自民党の底力はどれだけ保てるかはわからない。
今後の政権運営というか、内容に関わってくる。
今まで通りののらりくらりでは確実に評価を落とす。
石破氏は首相続投するとのことだが、どこまでできるのか、
お手並み拝見だな。
和歌山リモート、内部が一部雨漏りした。
致命的ではないが、次回訪問時には対策したいところ。
先週の金曜日の朝、リモート先の電源がネットワークにつながらなかった。
お昼過ぎにはつながって、電源を入れ、監視カメラを起動した。
電源機器やパソコン、ネットワーク機器はラックに乗せているので
浸水被害はないが霧状の水滴はかかったのか?
(本当のことは雨の日に現地へ行かないとわからない)
ケーブル類は、床面に垂らしているというか這わせている。
コンセントの空いた口は養生テープで塞いでいる。
AtomCamSwingで首を振らせて内部を確認したら、
コンクリート面の一部が濡れている。
タイルカーペットを敷いた部分は判断できない。
AtomCamSwingの有能さを再発見した。
ただ、どこから漏れたのかがわからない。
屋根との隙間か、
入口ドアの隙間(これは確実)、
コンクリート床面からか、
対策をどうするか?
コーキングで埋める方法もあるし、
ドアには帰るときにガムテープで目張りする、
とにかくホームセンターで物色して
次回訪問時には何とかしたい。
台風シーズンまでにはと思っているので、
8月には行こうかと思っている。
今やハイブランドとなったZWO。
昔からやっているQHY、それにSVBONYやToupTekが続きだした。
消費者にとっては、安くて入手しやすいのでいいことのように思える。
おいらもZWOやSVBONYの製品を買っている。
ただし、安いからといって単純に喜べるものではない。
中国ってのは、蝗害の原因みたいなもので
ある商品がヒットしたら、皆一斉に同じものを作り始める。
中国国内では消費もすぐ頭打ちになるから、販売先を求めて海外に進出する。
安いまま海外に出るものだから、進出先の国の製造部門を潰していく。
AliExpressやSHINやTEMUに代表されるように、安売りで仕掛けている分野だ。
安さの秘密は通貨の水準を一定にしていることや、
規制関連、輸出促進というか推奨など中国政府が後押ししている。
こんな国相手にはまともに太刀打ちはできない。
これに真っ向から反発したのがトランプだ。
中国のみならず全世界を相手に高関税を吹っ掛けた。
8月1日からは、日本製品の輸入には25%の関税と正式に決まった。
そもそもトランプは第一次政権時代に中国に対し貿易戦争を仕掛けている。
トランプは中国企業以外にもかなり怒りを感じているのがわかる。
天文関係はニッチな世界だから、今はあまり影響は少ないかもしれない。
SBIGやFLIはハイアマチュアに一時は支持されたが、
今は細々と研究用の高額なものにシフトしている。
日本ではビットランがどこまでやっていけるのか心配だ。
タカハシは(赤道儀に関しては)やる気をなくしているみたいだし。
この先どうなるのかは全くわからない。
数カ月前までは、仕事中心に物事を考えていた。
最近は画像処理とか機材とかを考えるようになってきた。
なぜなんだろうか?
仕事はやる気がないわけではないし、
毎日仕事に行けば、ちゃんと仕事はする。
その代わり、家に帰れば、仕事のことは一切考えなくなった。
もう仕事人間ではなくなったのだろう。
いつまで仕事を続けるか、ということもあるしな。
それと同時に、物欲も復活した。
去年まではほとんど物欲もなく、何も買わない状態ではあった。
(パソコン関連は少し買ってはいた)
しかし、今年はどうかというと、色々買っている。
正確には、昨年暮れにカラーCMOSという大物を買ってから、
ピラー脚や、フラット用のLEDトレース台、SVBONYなど、
物欲が復活している。
6月の下旬にノーフィルターで撮影した。
以前にも書いたが、この対象を撮影すると、途中で撮影カメラを見失った。
シーケンス組んでも完走できずに途中までしか撮影は出来なかった。
(現在はこの問題は出ない、7/5訪問時に対応した)
【撮影データ】
鏡筒:タカハシ FSQ106(fl=530mm F5)
架台:タカハシ EM200 Temma2
カメラ:ZWO ASI6200MCPro、NO Fitler 5分×30枚
撮影日:2025年6月29日
場所:和歌山県 NNRV(リモート撮影)
処理:PixInsight
もう20年以上も前、銀塩フィルムで撮影して以来の撮影となる。
銀塩フィルムで撮影したイメージが記憶にこびりついており、
そのイメージで処理してみた。
(天文中年さんのご指摘では赤が強すぎるとのこと)
それでもこんなのがリモートでカシャカシャ撮れるとは感無量。
ガイドカメラのピントが大きくずれていたため、
シーイングが良かった割にガイドは乱れた。
カラーCMOSだと、5分×30枚も撮影できれば作品化は可能で、
モノクロよりもコスパ・タイパはよいと思える。
以前の記事
2台のパソコンで赤道儀を切り替える
の続編である。
この記事では、2台のパソコンで赤道儀を切り替えることであった。
それなら、いっそのこと、撮影用カメラやフォーカサーなども一緒に
切り替えることができれば、
2台のパソコンで撮影環境を切り替えることも可能になってくる。
1台目のパソコンが不調になっても、遠隔で切り替えれば
2台目のパソコンで撮影ができることになる。
リモート撮影における、ある意味フェイルセーフってわけだ。
ここで使ったUSBセレクターは、USB3で接続する。
パソコン側は2個のUSB、つまり2台のパソコンでの接続だ。
右端に電源としてMicro-USBで5Vの入力が必要。
共有させるというか、切り替える側のUSBは最大4つで、
1.赤道儀用のUSBシリアル変換機
2.SVBONY(撮影用カメラと鏡筒の蓋兼フラットパネル)
3.フォーカサー
4.ローテーター
なので、USBの数はちょうど足りる。
それにボタンを押すタイプのスイッチボットも必要だ。
(年に一度の定期的に電源を取り替えるというメンテ作業は必要、
年に一度といってもどの程度使うかにもよる)
で、実際にやるかどうかだが、重要度や緊急度は低い。
今の所は安定して動いてくれている。
でも何かあった時のためにはあった方がよいとも思える。
今の所は様子見ってことで、今すぐにはやらない。
次回訪問時に仕込んでおくかどうかだな。
残クレで車を買うのは、地獄の入り口だという意見だ。
お金はないが、いい車(高額な車)には乗りたい。
そういった時に、残クレは選択肢になり、高額な車に乗れることになっている。
ただ、罠が仕掛けてあって覚悟の上で契約するのだろうけど、
後で後悔するのが目に見えているにもかかわらず、
後先考えずに、残クレで購入する人が一定の割合で存在する。
残クレを扱う販売店のいいカモになるので、
販売店もせっせとカモに勧めるわけだ。
これのどこがえげつないのか?
例えば契約3年で返却するとした場合、
契約期間内は、
車に傷をつけてはならないし、
事故にあってもいけないし、
改造もしてはいけない、
契約内の走行距離を超えてもいけない。
普通にある程度走ると細かい傷はつくだろうし、
事故に合わないとも限らない。
その3年後に契約時の条件で返却できない(傷や事故歴など)ときは、
車全体の残債(高額な車は当然高額だ)を一括で支払う必要がある。
残クレ自体は安めの金額なので、残金を一括というのはきついだろうねえ。
お金さえあれば怖いものはないけど、
貧乏人が手を出すと地獄を見るものらしい。
あと、細かい話で、利息は車全体の金額に対してかかるので、
(これはえげつない)
利息だけでもそれなりの負担となる。
それなら普通にリース契約した方がいいんじゃないのって話だ。
残クレで得をするのは、一部の超人気車種(例えばランクルなど)で、
売却時の金額が新車を上回るような場合には、(途中解約しても)
車自体の価値があるので逆に儲かる場合もあるという。
これは例外であって通常はそんなことは起きないわけだ。
おいらは貧乏人だから、車なんて安い中古車でいいやと思っている。
ただ高齢者になりつつあり、いつ死ぬかもわからないので、
次の車は人生最後か、最後から2番目の車かもしれないけど、
新車で買ってもいいかな、と。
一時期頭を悩ませた赤道儀の不調、その後の話。
一応今の所は問題はないが、まれに発生することはある。
なので本当の原因は分かっていない。
(原因はどうやら赤道儀本体かもしれないとの考えになってきた)
撮影前に、正常かどうかの確認はしている。
あまり時間もかからず、すぐに結果は分かる。
まずは設定内容の確認、
前回と同じなので確認はしないが、異常時は必ず確認する。
確認する箇所は赤枠内だ。
TE(TelescopeEast)にするために、OTA West, Scope Pointing East:筒先は東 の設定だ。
確認の最初は、NINAで接続後に、「S」南へ振ってみる。
この画像では、筒先は手前側に動き、鏡筒は下を向く(これが正しい動きだ)。
監視カメラの画像を見ればすぐにわかる。
その時の赤道儀の状態は、
赤枠の通り、ALT(高度)は下方向へマイナス表示し、
Dec(赤緯)もマイナス表示すればOK。
「N」北向きでもいいのだが、「S」南がわかりやすいのでこうしている。
異常時は、こうならずに、
ALT(高度)が逆方向(プラス値)にカウントする、
鏡筒も逆向き(北)に動くときもあるが、南に正しく動くが高度が逆向きのこともある。
とにかく、高度がおかしい表示となる。
NJPやEM10のTemma2兄弟はこんなことは起きないのだがな。
なので赤道儀本体かもしれない、コンデンサーの抜けとか?
とはいえ、こうなった場合の対処方法はすでに確立している。
手順は、
1.赤道儀を停止し、NINAで接続を解除し、NINAも終了する。
2.赤道儀の電源を一度切り、一呼吸おいて、電源を入れ直す。
(ここが重要なポイント)
パソコンの再起動は不要。
3.正常時のASCOM Temmaのレジストリを取り込む。
(これはホームポジションの復元のため)
4.NINAを起動し、設定内容の確認。
内容が変わらずともOKを押す。
(ここも重要なポイント)
5.NINAから赤道儀を接続する。
これで復旧する。
後は、空に向けてPlateSolveすれば完全に同期する。
ただ厄介なことに、これ1回で復旧できる場合もあるが、ダメな場合もある。
それでもあわてず、この手順を繰り返すことで復旧する。
電源は自作のアプリで制御できるようにしている。
M16
6月の上旬にナローバンドで、
6月の下旬にノーフィルターで撮影した。
【撮影データ】
鏡筒:タカハシ FSQ106(fl=530mm F5)
架台:タカハシ EM200 Temma2
カメラ:ZWO ASI6200MCPro
L-Ultimate 5分×30枚
NO Fitler 5分×24枚
撮影日:2025年6月4日、6月28日
場所:和歌山県 NNRV(リモート撮影)
処理:PixInsight
L-Ultimateの画像のブレンド率は低く処理した。
結果的に NO Filer で処理したものを中心に処理している。
M16の下のM17と合わせてみたかったが、モザイクは合わせずらい。
他の人の画像処理は中々お目にかかる機会はない。
Youtubeでは画像処理の事例はたくさんある。
実践的なものもあり、参考になるものも多い。
海外物が参考になるが英語を聞き取りにくいし、
今一だが、画像を止めながら見ているだけでも参考になる。
人数を集めて画像処理講習会なるものをやっている団体はいいが、
おいらみたいに近場に仲間がいないと気軽に参加すらできない。
そんな中でもオンラインミーティングだったら気軽に参加できる。
生で実践的に画像処理の実演を見ると、
使いこなしている人は色んな技を繰り出しててきぱきとやっている。
おいらなんかは幼稚園児が紙芝居を見ているような感じで頭がついて行けない。
もっと使いこなして精進せねばな。
PixInsightの場合、PixInsight標準機能は当然使うが、
講師というか先生は、他人が作ったSCRIPTをうまく使っている。
この第3者によるSCRIPTは、こういうことができたらいいなと思う機能を
標準機能を組み合わせていい感じのパラメータで処理してくれ、
画像処理をもっとわかりやすく手軽にしてくれるもの、との認識だ。
SCRIPTはリポジトリに追加してUpdateをかけてインストールするのが
お作法?みたいな感じを受けるが、
Statisticalなんちゃらというもののインストールには梃子摺った。
これは某サイトから詰合せインストールモジュールをダウンロードして
インストールしないとだめで、相当悩んだわ。
画像処理は、人によっては、
1.WBPP後、すぐにノンリニア、16bit TIFF化してPhotoshopでやる
2.全部PixInsightでとことんやる
の2パターンかもしれない(StellaImageは除外)。
SCRIPTによっては、レイヤー機能もどきのような操作も可能なので
おいらは、とことんPixInsightでやるようにはしている。
それでも色んな技を駆使して自在に扱えるまでには到達していない。
PixInsightは奥が深すぎてなかなかついて行けない。
まだ基本技も十分に理解していないが、
場数をこなして練習あるのみ、だ。
和歌山へ行った帰り、日曜であるが、草刈だ。
2カ月も放置していたら、ドーム周辺が草ぼうぼうになっていた。
梅雨明け間近ではあるが、事実上梅雨明けしているようなものだろう。
(隣の県は梅雨明けしている)
ニイニイゼミが鳴き始めた。
草刈前の状態。
これでもまだましな方ではある。
もっとひどい時には、ドア以上の高さになってくる。
草刈り後の状態。
すっきりした。
ここは石ころが多い場所なので、草刈機の刃がよく折れる。
もうボロボロだったので、刃を取り替えた。
先週の土曜日は、和歌山へ行ってきた。
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作業内容は、
1.ガイド鏡の取付
2.AtomCamSwingの設置
3.撮影カメラの電源・USBケーブルの干渉問題の解決
4.ガイド鏡のピント出し&ガイドテスト(夜)
これで課題を全部解決する。
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1.ガイド鏡の取付
取付はトッププレートではなく、ファインダー台座へ取り付けたが(後述)
2.AtomCamSwingの設置
これは設置して動作確認OK。
首を振って、横にも上にも向けることが可能だ。
3.撮影カメラの電源・USBケーブルの干渉問題の解決
これは原因が判明した。
鏡筒を動かすことにより、鏡筒の蓋兼フラット板の電源ケーブルが引っ張られて
撮影カメラの電源が切れたことによる。
鏡筒を元の位置に戻す途中で、撮影カメラの電源が復旧する。
これはSVBONYの設置場所の問題であった。
SVBONY自体は悪くはなかったが、取り外して、SVBONY取付前の状態に。
何とも間抜けな話である。
次回訪問時には根本的な対策を考えておく。
4.ガイド鏡のピント出し&ガイドテスト(夜)
これであるが、結果はダメだった
というのも鏡筒が短くてピントが出なかったわけで、結局オフアキに戻した。
この画像の真ん中にある黒いわっかが必要で、これを持参しなかった。
(当然ピントなんて出るものだろうという先入観はあったわけで、、、orz)
この黒いわっかはガイドカメラ(ASI220MMmini)に付属しており、
カメラの先端の短いわっかを外してこの画像のものと交換する。
黒いわっかでガイドカメラの位置を外に出すことで、
ピントを出す仕組みだったわけである。
事前の調査不足だった。
結局オフアキに戻し、ピントをノーフィルターの状態できっちり合わせた。
フィルターありだとピント位置は少しずれるが仕方がない。
一応これで撮影面でのトラブルはすべて解消した。
試合には勝てたが勝負には負けた感じはするし、消化不良の感じが残る。
で、和歌山へは次回いつ行くか?
当分行きたくない。
行くのが段々つらくなってきた。
何らかの行く必要がある場合にしか行かないぞ。
というわけで、当分は行かないし、撮影はこの体制のままだ。
明日の土曜日、夜晴れ間がありそうなので行ってくる。
お昼過ぎに出発し、夕方到着で、作業を行う予定だ。
作業内容は、
1.ガイド鏡の取付
2.AtomCamSwingの設置
3.撮影カメラの電源・USBケーブルの干渉問題の解決
4.ガイド鏡のピント出し&ガイドテスト(夜)
これで課題を全部解決する。
和歌山は遠いけど何度も往復してきたので、かなり慣れてきたよ。
もうこれで安定稼働できればいいんだけど。
こっちの地元は(特に今年は)晴天率が悪い。
機材は順調でいつでも稼働できるのだけど出番がない。
和歌山は何だかんだいっても、晴天率は高い。
だが機材は不安定でトラブル続きではある。
それでも撮影できて画像処理ができるのは楽しい。
何もできずに燻ぶっているのが精神的に悪い。
オフアキはいいのだけど、フィルターの有無で問題が出る。
モノクロなら、必ずフィルターを通すので、
フィルターの厚みによる差異はあっても何とかなる。
カラーだとカメラ自体がIR/UVカット仕様なので、基本はノーフィルターだ。
そうするとナローバンド系フィルターとでピント位置がかなりずれる。
今までだましだましやってきたが、
ピントのずれたガイドは厳しい感じがする。
やはりガイド鏡ガイドにするしかないかな。
せっかくローテーターもあるので、
ガイド鏡ガイドだと、カメラを回転させてもガイドに影響はない。
というわけで、ZWOの新型ガイド鏡をポチった。
最悪ファインダー台座には取り付けられるようにした。
うまくいけばトッププレートに取り付けたい所ではある。
これで近々、和歌山へ行くことになりそうだ。
監視用のカメラは、AtomCam2 を現地に2台設置してある。
ただし、向きは固定である。
今年の春に調達したときは品薄で、首振りできるタイプは在庫切れであった。
リモートで首振りできるのはありがたい。
今は在庫があり、購入可能だ。
で、購入した。
例によって有線LAN化したのだが、
この画像のように、真下からケーブルを突っ込むわけだ。
純正品は、L字型であり、うまく考えられている。
これでも現地には設置可能だろうと思う。
鉄骨の隙間にケーブルをを通すことで設置できるはず。
首振りができるのはよいし、首振りのレスポンスもよい。
有線LAN化しているので、パソコンから首振りの操作もできる。
ハックツールの設定画面を呼び出して、
画像を見ながら首振りをするのでやりやすい。
ただ、どうにも不可解なことがある。
AtomCam2は電源Onでいきなり撮影体制に入るが、
AtomCamSwingは、電源Onでもいきなり撮影体制に入らず、スリープ状態だ。
アプリ上では"OFF"表示で、"ON"の状態にしないと撮影体制に入らない。
いきなり撮影体制にできないものかな?
ググってみると、昔はスリープの制御ができたようだが、今はできない。
次回訪問時に持参するが、
追加で設置するか、既存の1台と入れ替えにするか、悩む。
リモート撮影は、うまくいく時はうまくいく。
だが実際にはトラブルばかりやって来る。
そして、別の問題が発生した。
問題1.ガイド鏡のピントずれ(以前から気にはなっていた)
気温上昇のせいかもしれないが、ガイドカメラのピントが大きくずれてきた。
実際には内ピンの状態であり、正確な焦点位置はもっと外側にある。
DBPフィルターなどを使うと、多少ピントはましになる。
ノーフィルターだとボケボケで、ガイドが乱れる。
星の重心がずれてそれにつられてしまう。
ノーフィルターとフィルターありでピント位置がどうしてもずれる。
オフアキの弱点がもろに出てきた。
(そんなことは最初からわかっていたはずなのにな)
問題2.撮影用カメラを見失う
これは今回初めて(SVBONY設置後)の現象だ。
パーク位置から北アメリカ・ペリカンへ向けた。
そしたら撮影用カメラ・ガイドカメラを見失った。
デバイスマネージャからカメラのデバイスが消えている。
パークして戻すと復活する。
明らかにケーブルの干渉?と思われる。
ただそれが電源なのかUSBなのか、それは分からない。
でもSVBONYのとこから引っ張て来ているのは間違いないし、
もしかしたらこいつかも?と思ってしまう。
SVBONYへの切り替えは6/21に作業しているからなあ。
ケーブルの取り回しの変化が原因なのは間違いないと思う。
北アメリカの前に、M16へ向けた時は問題なかったんだけどな。
恐らく、ゆっくりと赤道儀を動かせば問題は発生しないのではないかな。
どちらにしても、現地で対応しないとダメだわ。
問題2は、昼の方が都合がいい、
問題1は、夜でないと都合が悪い、完璧な調整はできない。
(昼に遠くの景色でできないこともないが)
画像処理よりも機材や撮影環境が最優先だ。
画像処理なんてものは後からいくらでもできるが、撮影は一期一会だ。
撮影環境を第一に考えないといけない。
仕事でのトラブルは頭を抱えるほど気が重いが、
趣味のトラブルは頭を抱えるほどの深刻さはないので気は楽だ。
それにそのトラブルとやらにどう対応していくかも楽しいものではある。
あれこれ考えるのは頭の体操にもなり、ボケ防止にもなる?
仕事でのトラブルも楽しんでやれればよいが、そうもいかんしなあ。
石破首相がまた訳の分からんことを言い出した。
選挙対策が見え見えではある。
昨年度の税収が上振れした分を給付すると。
だったらその分だけでも減税すべきではないか。
昨年は確か岸田政権だったと思うが、一度限りの減税措置をとった。
ならば今年もできるだろう。
昨年は昨年で減税措置の事務処理が大変だったとの報道はあった。
給付するならそれ以上に事務処理が大変になるのではないか。
または、ガソリンの暫定税率廃止をすぐに実行してもよい。
最近はちょっとガソリンの価格も落ち着いているので
暫定税率の廃止をしても暫定税率はそのまま温存するから、
今やっとけば盛り上がるぞ。
何というか、もう何をしたいのかよくわからない。
一国の指導者なのだから、
きちんとあるべき姿を考え、
私利私欲におぼれず、
リーダーシップを発揮し、
最善の道を進むべきではないのか?
その覚悟があるのか?
総理大臣になりたかったからというだけの理由でなった人には
まあ無理だな。
梅雨の季節、晴れない日々が続いている。
家の中で機材関係をテスト的に動かしている。
我が家には、動作検証用の赤道儀は1台のみ、EM10 Temma2.Jr。
車でリモート先に行けば実機はあるが、
家の中にあると手ごろで便利である。
赤道儀と接続し動作させていたら、
赤道儀への給電した電圧が表示されている。
もう20年以上も使っているが、今頃になって気付くとは、orz。
おおまぬけもいい所である。
だって見るところは高度(Alt)・方位角(Az)しか見ない。
後はトラッキングしているかいないか。
リモートでは鏡筒がどこを向いているのか、そこしか見ないのだ。
赤経(RA)赤緯(Dec)も見るけど、、、。
この画像では、12.2Vとの表示であるが、これは電圧を調整した後。
最初は、電圧=11.3Vだったか、かなり低い電圧を表示していた。
それでも赤道儀はちゃんと動いたけどな。
この電源は、マレーシア製で、12V 4.3A ではあるが、
日本での技適マークもあり、そこそこまともな電源だ(と思っている)。
この手の電源は、電圧調整用のつまみがあるはず。
この調整用つまみを回して、電圧を12.2V-12.3Vに調整した。
(他のACアダプタータイプの電圧は12.3Vだったので)
思えば、ちょうど半年前、ASI6200MCProを購入した時、
この電源を使って動かなかった記憶がある。
動かなかった原因は電圧不足だったのだろうな。
とにかく、まぬけだったわけだ。
和歌山リモートでの赤道儀は、今の所は順調である。
毎日チェックしているが、本当に順調である。
以前、和歌山リモートでの赤道儀不調の原因は、何となくわかった。
ただ、その根本的な原因は今もわからないままだ。
ハードなのかソフトなのかでいえば、ソフトの方である。
ハードとは思えない。
ソフトなら、リモートで何とか出来る余地はある。
現象としては、NINAで初回接続したときに、
1.パーク位置(水平東向き、高度ゼロ)から動き出す(これは正常)
2.NINAやASCOM Temmaでは、東天なのに地上高度が下がっていく(異常)
3.実際の赤道儀は、恒星時追尾であり赤経モーターは正常動作(正常)
ここで赤道儀を停止させ、切断する。
再度接続すると、
4.再開した位置は、
方位 270度~315度(北西方面)
高度 ばらばら(マイナスもプラスも)
ASCOMでは西天なので地上高度が下がっていく(これは正常)
だけど、リアル機材は東天を向いているのに西天として動くのはおかしい、
パークは使えない(後述)
となるので、
TelescpeEast(TE)のつもりが、なぜか
TelescpeWest(TW)として動作している状況と思われる。
ASCOM Temmaの設定では、TEとして動かして、その後、前回と同じにしている。
なぜTWなのか?
こうなったら、自動導入やパークがぐるぐる回って変なところに向かい、
限界を超えて停止する(その前に電源を切って強制終了させる)。
なぜ、TEとTWが逆転するのか、これがわからない。
根本的な原因がどこにあるのかが全くつかめないでいる。
何かの結界か?呪いか?
それはともかく、
タカハシのASCOM Temmaドライバ設定は、Windowsレジストリに格納されている。
[HKEY_LOCAL_MACHINE\SOFTWARE\WOW6432Node\ASCOM\Telescope Drivers
\TemmaLite.Telescope]
正常動作した直後のレジストリと、異常時のレジストリを比較してみた。
差異はいくつかあるが、機材環境や設定で変更したものを除外すると、
"FormPosition"の値が大きくずれている。
前回からの再開するポジション情報と思われる。
この情報を、パーク位置に戻してやれば正しく動くのだろうか。
(画像の左側が正常、右側が異常時のレジストリをエクスポートした)
自宅にて、テスト用にEM10 Temma2Jrを用意して、
異常時のレジストリを取り込んで接続してみた。
そしたら、何事もなく正常に動作する。
NINAを終了させ、再起動後にレジストリの値を見てみたが
"FormPosition"の値は異常時のレジストリのままであった。
ここではなかったようだ。
どうやら"FormPosition"の値というのは、接続後に現れる
ASCOM TemmaのWindows画面での位置情報であり、無関係だったみたい。
では一体どこがおかしいのか?
さっぱりわからん。
レジストリは設定値と終了時の状態を保存してあるだけのような気がする。
和歌山リモートは、今現在は順調に動く状態ではある。
これは昨日の和歌山リモートの実際の接続後の画面。
接続後、Altの値は順調に上がっていく。
パークも正常動作する。
こうでなくちゃな、リモート撮影はできないからな。
お前は何を言ってるんだ?
これには理由がある。
和歌山リモートで、赤道儀の挙動がおかしくなったことがある。
(今は問題なく動くはず)
この時は、土曜か日曜日を待って現地へ行った。
現地には、2台のパソコンがある。
制御用パソコンと撮影用パソコンの2台だ。
赤道儀本体がおかしいのか、撮影用パソコンがおかしいのか、
切り分けるために、赤道儀を制御用パソコンにつなぎ直して動作確認した。
こうして原因の切り分けを判断した。
この時は現地だからこうやって切り分けができたが、
リモートでは無理だ。
なので、2台のパソコンで赤道儀を共有できるものならしてみたい。
和歌山ではなく、近場で接続のテストを行う。
赤道儀との接続ケーブルの間に二又分岐ケーブルをいれて、
これで2台のパソコンから赤道儀をつなぐ。
もちろん、同時接続は行わず排他接続で行う。
(同時接続はやれるものならやってみたいが倫理上はよろしくないかと)
結果はダメだった。
片方の電源を落とすか、ケーブルを片方だけに繋ぐだけだと動作する。
デバイスマネージャでCOMポートを殺してもダメだった。
そう簡単にうまくいくわけではなかった。
他に何か方法はないかと色々考えてみた。
物理的にRS232Cを切替るタイプの切替機にスイッチボットでレバーを押す、
RS232Cではなく、USBの共有ならどうか?
BluetoothでSPP接続して赤道儀と繋いではどうか?
(パソコンからはCOMポートとして見えるがうまくいくのか?)
ネットワーク対応のINDI?、でもNINAでやりたいし。
考えるだけ時間の無駄という気がしてきた。
(馬鹿の考え休むに似たり、とは名言だ)
結局、機材がちゃんとまともに動けばいいんだよ。
その後、和歌山へ行ってきたが、その時にこいつを持参した。
USB装置のセレクターで、我が家にあったものを発掘した。
これは2台のパソコンでUSB装置を手動で切り替えるもの。
2台のパソコンには、それぞれUSBケーブルを接続する。
(画像の装置の下側)
共有するUSBデバイスのUSBを装置の上側に接続する。
今回はUSB-シリアル変換機を使い、その先に赤道儀を接続する。
これは使えた。
2台のパソコンでテストするときには便利であった。
やればできるものだな。
RS232Cを切り替えるのではなく、USB-シリアル変換機を切り替えるのだ。
切替は装置のボタンを押すだけなので、
スイッチボットを使えば、遠隔でボタンは押せる。
(RS232Cを物理的に切り替える方式なら同じくできると思う)
実際に使うかどうかは後日また考えるが、
とにかく、排他使用ではあるけれども2台のパソコンで赤道儀の共有はできる。
(正確には共有とは言わない、遠隔で切り替えるだけ)
スイッチボットを仕込んでみてもよいが、
今の所、赤道儀は正常に動いてくれている。
赤道儀の異常が頻発するならやってみるかと、今は考えている。
大阪を通らず、奈良県を通って和歌山へ行くルート。
実際に走ってみた。
結果は、
1.確かに無料区間の分だけ料金は安くなる。
往復で約8000円程度で、これは大きい。
2.しかし、副作用もあった。
奈良県内、特にR24は劇混みで、車がノロノロだ。
これに時間がかかりすぎて、精神的にはダメージが大きい。
京奈和道も無料区間だけあって、車が多く、スピードが出せない。
スピードが出せないのは、燃費が良くなることでもあるが、、、。
エアコンありでも30Km/Lを超えた。
行きはともかく、帰りはつらい。
京奈和道で行く時は、夜から早朝にかけて使うほかはあるまい。
お金を取るか、時間と精神的余裕を取るか、難しい問題だ。
先日、和歌山からの帰り道で、和歌山県内の1車線区間で事故があった。
中央分離帯の代わりにワイヤーガードがあり、
こいつに車がめり込んでいた。
恐らくも何も歯医者は確定だ。
居眠りか、わき見運転なのかな。
事故には気を付けよう。
ということを考えると、安全第一で考えるしかないな。
お金は多少かかっても、精神的な安心感が重要だと思える。
和歌山へ行ってきた。
現地は暑い。
水分補給のために、2Lのペットボトルの水を持参した。
最初はぬるい水、
ぬるいお湯、
暖かいお湯
と変化して行くが、それでも水を飲み、汗だらだらになる。
鏡筒の蓋兼フラットパネルを150mmサイズのものに交換した。
これは蓋を閉じたところ。
ちょうどフード径にピッタリで、重量も軽くなった。
鏡筒のバランスを取り直す。
これは蓋をオープンしたところ。
これがちゃんとリモートで機能する。
取り替え前の物は、動きがおかしくて蓋を開けたまま、
パソコンとは切り離していた。
まともに動いてくれてよかったよ。
そして、赤道儀不調のための原因調査。
これが本日のメイン作業となる。
現地に EM10 Temma2Jr. を持ち込み、
赤道儀は、EM200とEM10、
撮影パソコンは、既存のデスクトップ機と今回持ち込んだノートパソコン。
これらの組み合わせで、動作検証をしたところ、
既存のデスクトップ機のパソコンがおかしいと判断した。
動きがおかしいから問題になっていたわけで、、、。
それから何度も何度も電源オフの状態から起動し、
EM200赤道儀の動作に問題ないことをを確認した。
これで一安心。
既存のデスクトップ機は持ち帰り、
代わりに今回持ち込んだノートパソコンに置き換えた。
それから、SVBONYのUSBと電源をまとめる装置も設置。
ノートパソコンはUSBの数が少ないから、これは助かる。
このために買ったものだけど。
さあ、これで撮影が再開できるかどうかだ。
しばらく雨天が続きそうだけどな。
持ち帰った既存のデスクトップ機なのだが、
現地の動作確認ではおかしかったけれども、自宅では正常に動く。
一体何だったのか?
よくわからん、妙に謎すぎて頭が混乱してきた。
さらに謎がもう一つ。
鏡筒の蓋兼フラットパネルを150mmサイズに取り替えたが、
元々設置した190mmサイズの鏡筒蓋兼フラットパネルも持ち帰った。
てっきり壊してしまったのかと思ったが、自宅では正常に動く。
何か妙だな。
かの地には特別な結界でも張ってあるのか?
日本海側の人間には好きにさせねーぜ、とか?
陰陽師か祈祷師を読んで、お祓いをしてもらう必要があるかもしれない。
バカバカしい話だが、おいらもヤキが回ってきたようだ。
今週は梅雨の晴れ間、撮影チャンスである。
しかし、どうも赤道儀の不調に泣かされている。
今まで現地へ行って対応したが、
その時は調子が良いのだけど、
しばらくすると、不調になる。
症状は、
・赤道儀自体は東天に向けて恒星時追尾をしている
・パソコンでは、高度がどんどん下がる
・自動導入はとんでもない所に向く
といわけで、
赤道儀は悪くないと思うし、やはり悪いのかもしれない。
原因がどこにあるのか切り分けしないとわからない。
なので、今週末は和歌山へ行こうと思う。
その際、準備するものは
・別の赤道儀 EM10 Temma2.Jr
・別の撮影用パソコン(10年以上も前、Core i7 第4世代ノート)
・SVBONY SV241(ノートなのでUSBをまとめる)
・SVBONY用の ACアダプター DC 12V電源と変換プラグ
・2台目の鏡筒の蓋兼フラットパネル(昨日到着)
(1台目はどうも壊したらしい、これは自分の責任だ)
1台目(190mm)は大きすぎた、2台目(150mm)はちょうどよい大きさであり
風の影響も受けにくいだろう
・赤道儀との通信ケーブル予備用(こいつが悪いのかもな)
持参できるものは全部持っていく。
これで、赤道儀は現地のと合わせて2組、
パソコンも現地のと合わせて2組になるので、とっかえひっかえして
パソコンが悪いのか赤道儀が悪いのか他にもあるのかを切り分けする。
ただEM10は小さすぎて置き換えできるものではない。
あと、現地のEM200は、DC24Vで動作させている。
DV12Vにして動かしてみることもやってみよう。
現地でパソコンのインストールなんかしていられないので、
持ち込むパソコンは、こちらで動くように既に組んである。
というか、元々この古いパソコンを持ち込む予定だったわけで
準備は出来ていたものを引っ張り出すだけだ。
少なくとも、撮影用パソコンは入れ替えするつもり。
これでうまく切り分けして、
撮影用パソコンを置換して復活できるのが最善ではある。
4月下旬から5月上旬までは順調だったんだけどなあ。
現状の撮影用パソコンは、デスクトップ機であるが、
CPUにはXEONを使っているけど、CPUの問題ではないはず。
持ち帰って動作検証し、再インストールなどしてみるか。
一つ考えられるのは、UPSを内蔵しているノートとは違い、
シャットダウンして電源を切る時に、
シャットダウン完了する前に、電源を切ってしまった可能性はある。
リモートではノートパソコンの方が都合がいい面は確かにある。
和歌山リモートがダメでも、
こちらの天気が良ければ近場のドームでリモートも行える。
というわけで、こっちでのリモート撮影もをやっている。
備蓄米放出(古古古米)をうまく起動に載せて、評価を上げた小泉大臣。
庶民の味方とばかりに一部のマスコミは有能として持ち上げる。
自民党の支持率も若干上がった。
然し一方で、おそらく農協系?農林系?からは、評判が悪く、
無能な働き物として酷評されてもいる。
まあ見方が変わればどっちもどっちだ。
小泉大臣は何というかとらえどころがない、という感じしかない。
個人的には無能ではないとも思うし、かといって、
特に有能だとも思わないが平均よりは優秀かもしれない。
備蓄米については量が限定されるので、7月までには放出は終わるだろう。
国民全員には行き渡らないし、一部の人しか購入できない。
それでも世間にはインパクトを与えたし、
農協系を無視して小売主体に直接放出し、買い戻しの条件も付けなかった。
何よりも迅速に処理を進めてスピード感は圧倒的だ。
これだけ見るとどこが悪いのかをすべて調べ上げ、
柔軟にうまく対応した手腕は見事であると評価はできる。
M17
6月の成果はこれだけだ。
【撮影データ】
鏡筒:タカハシ FSQ106(fl=530mm F5)
架台:タカハシ EM200 Temma2
カメラ:ZWO ASI6200MCPro
L-Ultimate 5分×20枚
NO Fitler 5分×32枚
撮影日:2025年6月4日
場所:和歌山県 NNRV(リモート撮影)
処理:PixInsight HDRMT,BXT他
L-Ultimateの画像のブレンド率は低い。
結果的に NO Filer のガンガン処理したものを中心に処理している。
天気が良ければ、M16のNO Filterで撮影したものと合わせてみたかったが、
この天気じゃ当分は無理だな。
和歌山へ行く時は、
名神-京滋バイパス-第二京阪-門真JCT-近畿道-阪和道で和歌山方面
を利用する。
(上の黒い区間を通る)
ざっくりいうと、滋賀県-京都府-大阪府-和歌山県のルートだ。
高速を降りなくていいからだ。
しかし当然ながら料金はかかる。
そこで、京奈和道を使うとどうなるか?
(上の青い区間を通る)
ざっくりいうと、滋賀県-京都府-奈良県-和歌山県のルートだ。
ここは分断区間があり、下道の国道24号を走る。
名神-京滋バイパス-久御山JCT-八幡京田辺JCT-木津IC
(-R24-)郡山南IC-和歌山JCT-阪和道-和歌山南部方面
となり、1か所の分断区間がある(ここがつらい所ではある)。
京都府内は有料だが、分断後の奈良県内と和歌山県内は無料区間だ。
距離的には、ほぼ同じ(若干、京奈和道が長い?)であるが、
料金は安くなるだろうが、どの程度安くなるのかはわからない。
所要時間もどの程度長くなるのかは不明であるが30分程度なら許容範囲だ。
Googleマップで調べたら、
距離は+20Kmで、まあ妥当だ。
時間は+1時間と出た、本当か?
R24は混むからなあ、そんなものかも?
(早朝や深夜はそれほど混まないはず)
まあ騙されたと思って1度くらいは走ってみるのもいいかもな。
近所のドラッグストアにベネズエラ産のバナナが売っていた。
バナナはフィリピン産や台湾産が有名だが、ベネズエラとはな。
ベネズエラは、南米大陸の北側にあり、政情は不安定だ。
マラカイボ湖や油田が有名で、産油国でもある。
オリノコ川やギアナ高原もある。
ベネズエラ産のバナナは安いとみせかけて、
大きめの2本が約110円、小さめの4本が約120円である。
1本当たりに換算するとそう安いわけではない。
試しに(大きめの2本と小さめの4本と)買ってみたら、味はそう悪くはない。
当たり前だが、普通のバナナの味がする。
まさか、自分でバナナを買って食べるなんて今までしたことがないような気がする。
林檎とか蜜柑とかなら買うこともあるが、バナナはなかったなあ。
自分で買ったバナナを食べていると動物園の猿とかゴリラみたいだ。
最近は、グローバル化が進んでいて、どこの国でも驚かなくなったな。
ペルー産のアボカドも売っていた。
円安の日本でも、南米から輸送してもペイするのか。
PixInsightのWBPPの挙動が、つい最近変わったのか?
この前はモノクロカメラの処理をしていたが、
更にその前はカラーカメラの処理をしていた。
この時は別に変ったことはなかった。
カラーCMOSカメラのインテグレーションで、
以前は単なるインテグレーションのみだったが、
最新バージョンでは、RGB画像の他に、R,G,Bの各画像にも分解するようになった。
パラメタが変わったのかな?、何もいじってはいないけど。
まあそれはいいのだが、その分だけ処理時間がかかるようになった。
フィルター2枚分(合計52枚)の画像を処理すると、全部で3時間を超えた。
SVBONY SV241。
12V電源とUSBハブを集合させた製品である。
大きさはクレジットカードと同じ大きさであり、
コンパクトにまとまっている。
じっくりと観察すると
良さげな物ではあるが、欠点もある。
入力用の DC INPUT 12V は、5.5-2.5という規格で少し太い。
通常の12V DCプラグは 5.5-2.1という規格であり、
ここに電源を入れるのが大変だ。
アマゾンで変換プラグは売っているので入手はできる。
入力用の DC INPUTは10Aまでの対応だが、
(自分用としては)実際にはそこまで使うことはない。
撮影用カメラは3Aは必要だが、他の機材も大して電力は食わないので
DC 12V-5Aで十分だろうと思う。
入力用の電源は付属していないので、これもアマゾンで調達できる。
出力用 DC OUTPUT 12V は、6個もある。
後述するが、USBの口が少ないのに、DC OUTの数が多くてアンバランスだ。
大は小を兼ねるので多い分には困るわけではないけどねえ。
あと、USB2.0の口が1つしかない。
いくら何でもこれでは少なすぎる。
USB2.0の製品は天文用としてはそこそこ多い(フォーカサー、赤道儀通信用)
ので、せめて2,3個は欲しいところ。
USB3の口は2つで、これも微妙といえば微妙。
今の所、USB3を必要とするのは撮影用のカメラだけなのでこれで足りるけど。
USB2.0やUSB3の口が足りないならUSBハブで増やせることではある。
しかしそれならそうと最初から増やしておけ、と思う。
一番理想的なのは、
DC OUT を2個減らす
USB2.0を+2個(またはUSB2.0を+1個とUSB3を+1個)。
使い道がないのは、USB-C が1つ、5V電源専用のUSB2.0。
USB-C は今後の製品で出てくるかもしれないし、USBハブに使ってもいい。
5V電源専用のUSB2.0は鏡筒用のヒーターの接続を行うために用意されている。
それを使う人には便利だが使わない人には無用の長物だ。
というわけで、使えないわけではないが、帯に短し襷に長しってところか。
帯と襷の中間の位置づけで使う道を模索するしかない。
自分の環境だけだけど、撮影カメラと赤道儀の電源は独立して分けたい。
なので撮影カメラをメインに据えるなら赤道儀は外すし、
赤道儀メインに据えるなら撮影カメラを外す。
そういう意味では撮影カメラをメインに据えた使い方で考慮し、
電源とUSBケーブルを纏められるものは纏めて使う方向で行けばいいかもな。
和歌山ドライブでは、必ずお世話になるPAやSA。
トイレもあるが、売店や食事も利用する。
どこかのPAで食事をした。
定食関連は1000円程度と、今の時代ではお手頃価格ではあった。
タルタル南蛮定食(980円)を注文したのだが、
タルタル南蛮がやけに小さい、コロッケサイズの大きさであった。
コメダ珈琲みたいな逆詐欺だったら喜べるが、
あの大きさは詐欺ではないか。
だったらコメダ珈琲で1000円も出せばもっと大量のブツであふれるだろうな。
岸和田SAや紀の川SAは、サイズは普通サイズかもしれないが、
定食は1500円~2000円オーバーの価格帯になり、
定食を止めて、何たらうどん(でも1000円近くはする)にしてしまう。
食事処として一番いいのは、名神の多賀SA(滋賀県)にある吉野家だな。
朝メニューの朝牛定食600円(牛丼並、みそ汁、温泉卵 or ミニサラダ)が一番だ。
ここは下り線はそのままで、上り線でも歩いて橋を渡れば行ける。
和歌山へのドライブは遠いので疲れる。
何せ片道約400Kmもあり、高速使っても5時間程度はかかる。
もう何回も通ってきたのでナビはいらないし、道順も覚えた。
もう夏の気温に近いので燃費もよく、30Km/Lに近い値は出る。
ただし、速度は90Km/H程度で走る必要があり、これが難しい。
特に日中は走行車線と追越車線間での速度差が大きく、
走行車線は80Km/H前後、追越車線は110Km/Hではないかと思われ、
その合間を縫って走るのがとても疲れる。
4月は夜に走ることが多かったが、
5月、6月は明るい時間帯に走ることが多くなり、
景色を楽しめるようになった。
和歌山県内は、山の中とトンネルばかりではあるが、
山の緑がきれいで、山の斜面には蜜柑や梅の木が広がっている。
京都や大阪は都市部であり景色としては面白くないし、
ガードが高くて景色そのものもよく見えない箇所は多い。
走っていて面白いのは都市部ではなく、海や田舎の山や畑といった景色がよい。
しばらくは和歌山に行く必要はないが、次回は7月か8月か、
暑い時期だがそのころには行くことになるだろう。
前回の草刈は約1か月前だ。
今回の草刈は午前中2時間、午後2時間で完了した。
前回から1か月ということもあり、草丈は膝上なので刈りやすい。
夏はまめに草刈りすると後が楽だ。
草刈が終って帰宅後はのどがカラカラだ。
そこで和歌山からの帰りに購入した和歌山レモンを準備。
レモンってあまり使い道がないのでどうしようかと思っていたが
やっと出番が来たぞ。
レモンを絞って、スプーンで身をほじってコップに入れる。
そこに炭酸水を注いで飲む。
レモン酎ハイのアルコール抜き・甘さ抜き(ってどんな味だ?)よりもすっきりしている。
しかもレモンの果肉の粒粒も味わえて素晴らしい。
これはうまいぞ。
だが、お腹はちゃぽちゃぽだ。
しかしその後は疲れ果てて、画像処理もやる気なし。
というか腕が振るえてマウスがぐらぐらする。
酔ってはいないが画像処理はやっぱり無理だわ。
どうも天気が悪すぎる。
6月4日に撮影したM17。
月没が 1:00 くらいなので、
前半はナローバンド、後半はフィルターなしでの撮影。
PixInsightのWBPPとHTでヒストグラムを合わせた直後の画像がこれだ。
今回は、ナローバンドとノーフィルターと両方撮影できたが、
これをどうやって処理するか、で悩む。
単純に2枚を重ねるのは芸がないし、かといって他に思いつくこともない。
WBPPでは、カラー画像も作ってくれるが、
R,G,Bの単体画像も作ってくれているので、
手順としては複雑にはなるがやり方は色々あるだろう。
今後の天気も期待できないし、ちまちまとやるしかないか。
1カ月ぶりの撮影。
やり方を忘れちまった。
月があるのでナローバンドのM17を撮影した。
赤道儀の不調は何とかした。
NJP Temma2は何も問題なく動くのだが(故障はよくあった)、
EM200 Temma2 は挙動がおかしくなることが多い。
古い機材だからかなあ。
話変わって、10枚撮影毎にオートフォーカスかけたら、
10枚目の画像を境に、全然違うグラフになって(いい方向で)
なんだこりゃ、な結果になった。
小泉大臣が備蓄米を安価に放出しだしたのは事実。
これに騙されてはいけない。
7月の参議院選挙で自民党が惨敗しないための目くらましだ。
こうやって世間が安い備蓄米で浮かれているときは、
陰でこっそりと悪だくみが進行している。
年金改正法がしれっと通過した。
おいらは関係がないので対岸の火事みたいなことではあるが、
サラリーマンはもっと怒るべきだろう。
また備蓄米も安く売りだすといっても、数量に限りがある。
国民全員に行き渡ることはない。
一部の人しか買えない。
すぐに売り切れて7月には購入できなかった不満が
自民党への怒りになって選挙には逆効果になる可能性もある。
お手並み拝見といくか。
今後の動向が面白くなるかもしれない。
日曜日にメンテを行ったが、その時は正常に動作した。
NINAから基準星へ導入し、パークする。
帰宅後、リモートで接続すると、赤道儀の動きがおかしい。
導入が違う方向を向く。
手動で、空に向けて、プレーソルブは成功し、
そのまま恒星時追尾は問題ない。
ただし、高度を見ると、どんどん下がっていく。
東天の対象なので、上がるはずが下がるという不可解な現象。
おそらく赤道儀本体は問題なく動作している。
怪しいのは撮影パソコンそのものだ。
撮影パソコンには、
・Windowsをクリーンインストールした直後
・3月30日の撮影ソフトをインストール・設定した直後
のバックアップはある。
3月30日のバックアップでCドライブを復元すれば解決できるのではないか
と思っているが、現地へ行かないと復元はできない。
明日の水曜日に仕事を休んでいってくるか。
土曜日の夜、リモート撮影をしようとしたが、赤道儀が不調になった。
設定やドライバは何もしていないが、動きがおかしいのと、
NINAで赤道儀はコネクトするが、ドライバ本体の画面が出てこない。
監視カメラで見ても向きがおかしく、下を向いている。
やっちまったか。
とりあえず電源を切って、屋根を閉じる。
次の日曜日の朝、気温は低く寒い。
和歌山へ向けて、雨の中、出発した。
ずっと雨、滋賀県も雨、
瀬田東ICあたりは曇り、
大阪は半分曇りで晴れ、
和歌山は晴れ、
南下するに従い、快晴。
現地も快晴で、暑い。
赤道儀の状態は、ホームポジションから、
赤緯体を左向きに270度回転して下を向き、
赤経体は、逆方向に回転していた。
どうやったらこんな状態になるのか?
さっぱりわからない。
まず正常な状態にしないといけないので、
ハンドコントローラーを接続し、手動で元の位置に戻す。
(このハンドコントローラーを接続していなかったのが悪かったのかも?)
これでNINAからコネクトしても、コネクトができない。
撮影用パソコンから接続を切り離し、
制御用パソコンに赤道儀をつなぐ。
制御用パソコンにもNINAはインストールしてあり、
非常用にはこちらも使えるようにしてある。
制御用パソコンからは正常にコネクトし、問題なく動作する。
どうも撮影用パソコンのASCOMドライバあたりの設定が飛んだか
おかしくなったみたいだな。
撮影用パソコンのドライバをアンインストールし、再インストールした。
設定はリセットされたので、設定をし直す。
鏡筒の情報、現在位置の緯度経度など、再設定すると、復活した。
もしかしたら、リモートでやれば復活したかもしれないが、
あの状態では何が原因かもわからず、
現地へ行って直接確認しないと何もできなかったと思う。
現地へいったついでに、もう一つの問題も対応する。
鏡筒の蓋兼フラットパネルだが、今は蓋を開けた状態で、
USBケーブルを切り離ししている。
その対策として、
プランA:補助電源付のUSBハブ兼延長ケーブル(準備済み)
プランB:SVBONYのUSBと電源をまとめる奴
(こちらはまだ届いていない、もうすぐ来るはずだが)
プランAのみ準備したが、USBハブ兼延長ケーブルを接続してみた。
そしたら、一発で完全動作した。
補助電源はあってもなくても動いたが、一応補助電源は繋いでおく。
こうしてトラブルは解決したので、帰宅する。
貴重な日曜日を潰してしまった。
そしたら、こんなものが、
プランBで頼んだ奴が入れ違いに到着したとは、何とタイミングの悪いこと。
せめて前日に届いていればなあ。
これなしでも一応動いているけど、次回行く機会はもうないぞ。
石川県は、米原ルートで早く繋げろという主張。
地元の福井県は、予定通りに若狭ルートでやるんだという主張。
どっちもどっちで問題を抱えている。
若狭ルートの問題点は、京都にある。
京都の地下を通すので、水が枯れるだの、
遺跡があって時間がかかりすぎるだの、問題がありすぎる。
何といっても京都の人間は「いけずな」お人柄なのでまず無理。
滋賀県民をバカにして滋賀県が琵琶湖の水を止めるぞと言い出す、いけずな間柄だ。
このままでは敦賀止まりで先に進めない。
「しらさぎ」と「サンダーバード」を金沢まで走らせるのが
工事費もかからず、一番の解決策である。
しかしそれには断固反対する勢力(JR西日本や地元関係者)が強く、難しい。
当分はこのままの膠着状態が続くのは確定路線といえる。
つまり北陸新幹線は敦賀で終わりなのだ。
先週は、舌の疣みたいなものを切除した。
切除後のものを見てみたが、白い丸い玉だった。
若い歯科医だったがそれなりに経験も豊富で、
良性だとは思うが検査してみないとわからない、とのこと。
世間では、このような舌の疣の患者もそれなりに存在するようだ。
放っておけば舌ガンになるかもしれない。
しばらくは舌が痛くて、食べること、喋ることが辛かったが、
何もしなければ痛くはなかった。
1週間も過ぎればかなり痛みも引き、通常通りの生活に戻りつつある。
舌が自在に動かないと、ものすごく生活が不便である。
1週間後の検査では、前回切除した部分の検査(外部機関)の結果も出て、
良性だからもう安心して寝られるぞ、と励ましてくれて、これで一安心。
フラットを撮り直すために、プロのアニメーターが使用する
「B3判 LEDトレース台」なるものを購入した。
A3判では、短辺は300mmを下回るので小さすぎる。
その上となるとB3判(B4を2枚分)となり、かなりデカくなるが仕方がない。
その分お値段も高くなるが、和歌山リモート用の鏡筒の蓋兼フラットパネルより安い。
上の画像に写っている冊子のものがA4サイズなので、かなり大きい。
プロのアニメーターではないが、こいつでフラットを撮るのだ。
B3判だと、短辺がフードの直径よりわずかに大きくちょうどよい大きさであった。
こいつを抱えて雨の中ドームへ持参。
そしてフラットをNINAで撮影。
フラット撮影は、先達者の意見を考慮し
1.枚数は各フィルター毎に100枚
2.輝度は1/2程度の明るさ(32,000程度)を確保
3.L,R,G,B,Ha,O3,S2を全部撮影
これでフラットは決まるのか?
今年撮影した画像で試してみた。
上は昔のフラットでWBPPした画像、
下は今回撮影のフラットでWBPPした画像で、
結果はバッチリやないっすか。
実を云うと、若干傾斜カブリがあったので、GradientCorrectionをかけた。
とにかく背景が滑らかで均一になり、ゴミの痕(ドーナツリング)もなく、素晴らしい。
今まではフラット板なんて邪道だとか食わず嫌いで通してきたし、
スカイフラットこそ一番だと考えていたが、
何でもっと早くからフラット板を使わなかったのか、悔やまれる。
何を考えていたのだろう。
というか、何も考えていなかっただけかもしれない、ただのマヌケだったようだ。
考えが変わったのは、和歌山リモートで、
鏡筒の蓋兼フラットパネルを使ったフラット画像が物の見事に
一発で決まったことがきっかけだったわけではある。
過去に撮影した画像の再処理の第2弾で、M106。
【撮影データ】
鏡筒:タカハシ FRC300(fl=2348mm F7.8)
架台:タカハシ NJP Temma2
カメラ:ZWO ASI6200MMPro
フィルター:Astrodon-I(LRGB) L:5分×85枚 RGB:各 5分×22枚
ZWO(Ha) 5分×40枚
総露出時間 15時間55分 すべて 2xbin(-10℃)
撮影日:2022年3月~2022年4月
場所:福井県 APS(リモート撮影)
処理:PixInsight BXT,NXT,SXT,その他
M51はMGCが適用できたが、M106はMGCが適用できない。
なので、昔の生のフラット画像をWBPPにぶち込んで正しいフラット処理とした。
やはりフラットは重要だ。
それにしても色合いの乏しい対象で、
それなりに枚数を稼いだが、色合いはあまり出ない。
Haのブーストも効いていないわけではないが、難しい。
LRGBにおいて、L画像をもっと暗くしないとダメだったか。
もっと修行しないとあきませんな。
和歌山リモートを始めてから1カ月を経過した。
この間、撮影しなくても何回も何回もリモート接続した。
そしたら、使用回数や接続デバイス数の閾値を超えたとかで、
ライセンスを買えや!との画面が出てきてうざいったらありゃしない。
ただ、これは使用したパソコンで挙動が異なり、
うざい画面が出ないパソコンもある。
ただし、メインで使っていないパソコンでは出ないが、
メインで使っているパソコンだけはアウトの判定だ。
こうなったらホワイトリストの登録もできない。
お金を払うにしても、買い切りのような1回で済むものならば払う。
しかし毎年課金するサブスク形式は嫌いだ。
Anydeskはリモートされる側は無制限であり、
リモートする自宅パソコン(クライアント)での接続制限なのでまだ良心的とも言える。
パソコンをクリーンインストールすればリセットされるかはわからないけど、
そこまで実験するのも面倒だ。
色々考えた末の結論:
メインで使っていないパソコンは非常用としてAnydesk接続を残しておく。
メインで使っているパソコンについては、Anydeskをアンインストールして
GoogleDesktopを使うことで逃げることにした。
リモート先のパソコンは2台ある。
1台目は制御用パソコンで、GoogleDesktopで画面を出す。
2台目は撮影用パソコンで、1台目からリモートデスクトップで画面を出す。
これで気兼ねなく使える。
フラットが合う・合わないの原因が分かった。
マスターフラットの作り方が原因だった。
昔は画像処理の1次処理はCCSStackを主に使っていた。
この場合、マスターフラット作成時には、フラットダークを引いて作成していた。
これはこれでよかったのだが、PixInsightの時代になると通用しなくなった。
元々PixInsightのWBPPは、撮影画像を全部ぶち込めというスタイルなので、
フラットも撮影画像そのものを指定し、結果として出来上がったマスターフラットを
使えばよいわけだ。
それをずるして、CCSStack用のマスターフラットをWBPPに使うと
当然おかしくなるのは当たり前なのだが、それに気が付かなかった。
思い込みはいけないが、やっとフラットが合わないの原因が分かった。
PixInsightのWBPPはフラットも撮影画像そのものを指定して作成する。
その出来上がったマスターフラットを使うことでフラットは合う。
ただし、フィルターのごみ取りをすると、フラットは撮り直しだ。
モノクロカメラはフィルターが多いので面倒なんだよ。
カラーカメラのなんと楽なことか。
舌に疣みたいなものができていて、気になって病院に行った。
病院に行ったのはいいが、受付で症状を伝えると、
この病院では対応できない、口腔外科のある歯医者へ行けと断られてしまった。
ではその歯医者を紹介してと頼んだら、名前だけ教えてもらった。
その歯医者へ行ってみたが、
歯医者ってのは予約制でいきなり行っても相手にしてくれないことが多いが、
たまたま時間の合間を縫って見てくれた。
歯以外で歯医者に行ったのは初めてだったが、
1週間後に手術しましょうということで、
昨日手術して取り去った。
これで終わりではないが、とりあえずは無事終了。
上の画像は3年前の撮影で、WBPPを処理した画像。
一応当時のフラットはそれなりに合っている。
下の画像は今年の撮影で、WBPPを処理した画像。
確か1年前にフィルターのクリーニングを行って、
昔のフラットはもう合わない。
フラットの取り直しが必要だが、面倒なんだわ。
どうしたものか。
とにかく昨年は機材の不調、
今年は天候不順で、ドーム機材での撮影はあまり進んでいない。
それにモノクロだから、L画像しかないものばかり。
過去の画像の再処理でリハビリしているのが現状だ。
話変わって、改めてこの画像を見ていると、
トリミングしなくても、完成したら十分見栄えのある作品に仕上がるだろう。
流石は長焦点であり、小口径では得られない画像になるはず。
丁寧に根気よく撮影できれば言うことはない。
過去に撮影した画像の再処理で、M51。
小学生レベルの基本技で修業中なので、基本技で再処理した。
手順は「たのしい天体観測」の丹羽様によるLRGBの基本処理フローを参考にした。
【撮影データ】
鏡筒:タカハシ FRC300(fl=2348mm F7.8)
架台:タカハシ NJP Temma2
カメラ:ZWO ASI6200MMPro
フィルター:Astrodon-I(LRGB) L:5分×56枚 RGB:各 5分×12枚
ZWO(Ha) 5分×30枚
総露出時間 10時間10分 すべて 2xbin(-10℃)
撮影日:2022年2月~2022年3月
場所:福井県 APS(リモート撮影)
処理:PixInsight BXT,NXT,SXT,その他
やはり基本技は重要だ。
和歌山リモートで基本技を習得中につき、
それならば、LRGB合成にも基本技は使えるはず。
どうもフラット画像が怪しいので、WBPPではフラット補正をせずにMGCでやる。
Ha画像はSXTを使って星を除去
RGB画像にはPixelMathを使ってHaをブレンド後、MGCでフラット補正
L画像にはBXTとNXTをかけ、
L画像にも同じくPixelMathを使ってHaをブレンド後、MGCでフラット補正
ノンリニアにしてからLRGB合成をかけた。
基本技とはいえ、PixelMathは使うが、マスク処理はしていない。
これでHaの赤ポチも出るが、紫に飽和しており、まだだま下手ですな。
基本技に立ち返り、本来あるべき処理をすれば画像はできるが、まだまだ先は遠い。
フラット画像がダメダメだったってことで、
今までは何をやってきたのか?
お恥ずかしい限りである。
フラットをもう一度正しく撮り直す必要がある。
和歌山リモートで順調に撮影は出来ているが、
機材関連でやり残していることがある。
鏡筒の蓋兼フラットパネルだが、今は蓋を開けたままで、機能していない。
原因はUSBケーブルにあり、どうもうまく動かない。
【正常に動く条件】
付属のUSBケーブル(USB2.0 1.5m) を使った時
ただし、このケーブル長では短くて鏡筒を振り回せない
【正常に動かない】
3mのUSBケーブルをつなぐと、
ライトのOn/Offは可能
蓋を開け閉めすると途中で止まり、動かなくなる
なので、現在は蓋を開けたまま、USBケーブルを外してある。
補助電源を入れる延長USBケーブルは購入してあるので、
これでUSBケーブルを延長して使えないかと思っているが、
気軽に行ける場所ではないので、放置したままなのだ。
それにこれで動かなかったらどうするか、
場所が遠いのでプランB、プランCを考えないといけないが、
そうそう思いつくわけでもなく、SVBONYのUSBや電源をまとめたボックスを買うか、
という考えしかなく、頭を抱えている。
やはりSVBONYのUSBや電源をまとめたボックスを買うしかないかなあ。
本来ならば、機材搬入前に自宅でしっかりと動作確認しておくべきだったが、
3月末に到着して、あまり時間をかけられず何とかなるだろうと思っていた。
今となっては、後の祭りである。
月夜なので、ナローバンドで撮影したM16。
フィルターは、L-Ultimateだ。
カラーカメラだけど、EFWをつけてフィルターを選択できるようにしてある。
こうしてみると、M16って意外と広がりがあって、M8よりも大きく感じる。
しかしなんというか、赤一色なので、画像処理していても面白くはない。
ノーフィルターのブロードバンドの方が面白いし楽しい。
ナローバンドといってもこの程度か、
これでは単体で勝負できるものではないな。
ブロードバンド画像と合成するような使い方を考えるべきか。
M16といえば「創造の柱」が有名で、一応、写っているのはわかる。
左上のドラゴンヘッドも写っている。
実を云うと、ナローバンドなら出来るだろうと思っていて狙ってみたわけ。
【撮影データ】
鏡筒:タカハシ FSQ106(fl=530mm F5)
架台:タカハシ EM200 Temma2
カメラ:ZWO ASI6200MCPro
フィルター:L-Ultimate
5分×42枚
撮影日:2025年5月8日
場所:和歌山県 NNRV(リモート撮影)
昔から疑問に思っていることがある。
アメリカ映画なんかでは、
ギャングの親玉がプールで水着の美女を多く侍らすシーンをよく見かける。
そういうところに、主人公が親玉を殺しに行くという場面だ。
映画でしか見たことはないけど、実際はどうなのか?
水着の美女ってのは、日本でいうやり手婆のような組織に
お金を支払って派遣してもらうような感じなのかな?と。
日本では、飲み会の席に、派遣で来るオネーサン達や、
某業界では、女子アナが呼ばれてくるような感じなのか、
と考えれば何も不思議なことではない。
例の事件で、今後は流石に女子アナは呼ばれることはないと思うが。
日本では飲み会の席、
アメリカでは、プールサイドと場所が違うだけなのかね。
アメリカでは何かとパーティが多く、そのために大勢の人が集まる。
これだけは日本ではあまり馴染みがないような気がする。
実際の所、アメリカの会社関係だとパーティ疲れというか、
下っ端の人間は本当はパーティなんか出たくはないけど、
仕事のため出世のために出ざるを得ない、暗黙の同調圧力があるとも聞く。
日本ではパーティ文化がなくてよかったと思うべきだな。
しかも飲み会は自由参加で、強制参加はかなり減ったということだし。
射手座のM8とM20(と猫の手)。
これですよ、長年やりたくてもできなかった構図の撮影。
ついに実現できて感無量の境地ですわ。
FSQ106とフルサイズカメラでは、ちょうど収まりがいい構図になる。
APS-Cサイズだと、ちょっと苦しいかも?。
順調に撮影もできつつ、画像も本格仕上げという技はできないが、
小学生レベルの基本技でとりあえず処理は出来ている。
派手に仕上げたが、飲み屋のオネーサンみたいにケバイな。
【撮影データ】
鏡筒:タカハシ FSQ106(fl=530mm F5)
架台:タカハシ EM200 Temma2
カメラ:ZWO ASI6200MCPro フィルターなし
5分×38枚
撮影日:2025年5月3日
場所:和歌山県 NNRV(リモート撮影)
プロの方達による本格的な処理(まだやれるレベルに達していない)よりも、
サクッと処理してどんな感じなのかを確かめるためで、
フォトコン応募はまだ考えていない。
もっとたくさん撮影して数をこなしつつ、レベルを上げていけばいいとは思うが、
画像処理は下手な部類なので、色んな技を駆使してってのがまだ無理。
そもそもカラーカメラで散光星雲をやりだしたのが先月下旬で、つい最近の話だ。
今は小学生レベル(基本技のみ)で修業中の身である。
アンタレスモザイクでは苦労したが、こちらは1枚画像なので楽に処理が進む。
もっと色んな技が使えるように、
STXで星を分離して、★のみと星雲を分けて処理
その上で、特定領域をマスクしつつ部分的に処理
最終的に上記2つを再合成
他にも、PixInsightで用意されているProcessやScriptを使いこなす
といったプロの技を目指したいが、まだまだ修行が足りぬ。
話変わって、ケバイ路線ではなく、おとなしめバージョンはこちらだ。
ただケバイ路線と比較すると、インパクトが足りない気もする。
でも、こっちの方が好みではあるのだが、どうしたものか。
フォトコン応募ならケバイ画像を送るだろうし、
自分好みの観賞用ならおとなしめを選ぶ。
和歌山との往復で、大阪周辺は高速が3車線と整備されている。
実際に走ってみると、真ん中の車線だけは、車の量も多く、速度は遅い。
なぜかはよくわからないが、観察すると遅いトラックが原因の様だ。
左端の車線は空いていることも多く、左側の車線を走るのが楽だ。
本当に遅い車もいるので左車線も走るのが難しい面はある。
だったら右端の車線を走ればいいと思うだろうが、
ここは馬鹿っ速の車がわんさか走るので気を抜けない。
やるかやられるか、素人はすっこんでろ、という修羅場な車線である。
深夜に走ると車の量は激減するので、どの車線を走っても天国ではある。
第2次計画の第3弾は、M8とM20だ。
射手座付近は撮影スポットがたくさんあるが、
やはり人気ナンバー1はこれだろう。
とにかく、和歌山リモートでは、FSQ106で散光星雲を撮りたいのだ。
アンタレスが狙えたならこれも狙えるはず。
これは先週の撮影で、南中時刻が3時過ぎくらいなので、
月没後から、子午線通過後薄明まで撮影。
1枚画像でもこの程度の画像が出ればテンションは上がる。
M8の左側にある、通称「猫の手」も写っているのがわかる。
枚数的には足りないかもしれないが、最低30枚も撮れれば十分だろう。
監視カメラのマイクを入れてあるのだが、
風が吹くと、ゴーゴーと風の音が響いてくる。
その度に、ガイドのグラフが跳ね上がる。
音がなければ、ガイドグラフの乱れの原因はわからないだろうな。
鏡筒の蓋はかなり折り返してはあるけど、風向きによっては影響あるだろうし。
一応アンタレス付近の上下2枚モザイクである。
とりあえず、第2次計画、最初でもあり2番目でもあり、
アンタレス付近は長年やりたいと思っていた領域である。
派手目の処理でごまかそうとしたが、
やっぱりモザイクしたのがもろばれですな。
これでも全部PixInsightで処理しているが、
画像処理は苦手というか、下手というか、小学生レベルの修行中。
モザイクは労多くして易少なし、こりごりだ。
二度とやらん、いや、当分はやりたくない。
ノーフィルターとはいえ、アンタレスのゴーストが目立たない。
これって鏡筒が素晴らしくいいのだろうか。
2000年の製造で、もう4半世紀も経過してるのだぞ。
【撮影データ】
鏡筒:タカハシ FSQ106(fl=530mm F5)
架台:タカハシ EM200 Temma2
カメラ:ZWO ASI6200MCPro フィルターなし
5分×95枚(上:45枚 下:50枚)
場所:和歌山県 NNRV(リモート撮影)
PixInsightのモザイクは梃子摺った。
やったことがないから全然わからない。
いきなりモザイク合成なる高度な技をやること自体が無謀ではある。
PixInsightでは、モザイク用のProcessは、
Gradient Merge Mosaic、Photometric Mosaicと2種類があり
(ほかにもいくつかある)
いきなりそいつを動かしてもダメなのね。
事前に2枚のモザイク対象画像を用意するのは分かる。
もちろん、PlateSolveして座標を埋め込んでおくのも必須だ。
(MGCで行っていたわけではあるが)
それをStarAlignmentさせるのだが(まずここがわからない)、
1.事前に各画像でプレビューをしておく。
モザイクの重なるのりしろ部分を指定(大雑把でよい)してのプレビューだ
2.StarAlignmentをするときは、
Referenceに片方の画像のプレビューを
実行する画像は別の画像に対して行う(これがわからず梃子摺った)
そうすると、やっと2枚の画像を作ってくれる。
モザイク相手の部分が黒い領域となった2つの画像だ。
モザイクツールは、この2つの画像をくっつけるだけなのだ。
なのでStarAlignmentしておくことが重要となる。
マニュアルや事例をじっくりと読まないと
なかなか手順が込み入っていて頭がついていけず、わからなかったよ。
手順がわかったところで(これはこれで大きな一歩だが)、
明らかにモザイクしたなとバレバレの画像になる。
これを如何に自然に見えるようにするのかだが、これがまた難しい。
というか、散光星雲をモザイクすること自体が間違っているともいえる。
銀河の群れみたいな、背景が黒いものはうまくいくはず。
2枚の画像の撮影日は異なる。
1日目は雨上がり直後の状態で空の抜けもいいが、
2日目は黄砂とか空中のチリとかがあって空の抜けは今一。
空の状態が異なるので、うまくくっつくわけがない。
それに、2日目の画像は、座標の指定が失敗していた。
赤経は1日目と同じ座標を指定したが、ずれている。
それにのりしろが極端に狭く、よくこれでくっつけられるものだ。
カラーカメラを使い始めて、考え方が変わってきた。
モノクロカメラのLRGBって、これに慣れていればどうってことはないが、
実に面倒くさい。
昔は、モノクロでLRGBしかできなかった時代があった。
今回カラーカメラの画像処理をやってみると、ものすごく楽。
今さらモノクロには戻れないよ。
L撮って、R,G,B,Ha,O3,S2もそれぞれ撮ってってことが馬鹿らしくなってくる。
リモート撮影だから、好きなだけ枚数は撮れるといえば撮れるが。
フィルター変えながらちまちまと撮影するよりも、
カラーでひたすら枚数を撮り続ける方が(今でいう)タイパがいいのではないかと。
カラーだと1晩あれば、とりあえず1枚の画像は完成できる。
モノクロだと、最低でも2晩、じっくりやるとそれ以上かけてやっと1枚だ。
歩留まりが悪すぎる。
とはいえ、和歌山リモート用にはカラーCMOSカメラを購入したけど、
元々ドーム内カメラは冷却CCD時代からモノクロなのだ。
当時は長焦点で撮影するため、あえてモノクロにした。
ナローバンドもやりたかったし。
モノクロで丁寧にやれば画質が上なのは間違いないのだけれども、
時間と労力をかなり投入する必要はある。
今の考えはカラーも結構いけると思っている。
だって、カラーだと、PixInsightでWBPPした後、
HTでヒストグラムをRGB揃えてやれば、とりあえず基本画像はこれだけで完成する。
後はストレッチなり色調をいじるなりで(これをどこまでやるかだが)
これで画像処理は大まかに完成する。
実に楽ちんである。
アンタレスの上というか北側の領域、
とりあえず、第2次計画、最初の作例となる。
【撮影データ】
鏡筒:タカハシ FSQ106(fl=530mm F5)
架台:タカハシ EM200 Temma2
カメラ:ZWO ASI6200MCPro フィルターなし
5分×45枚
場所:和歌山県(リモート撮影)
カラーCMOSカメラは初めてなのでどう処理していいかわからない。
何せ、第2次計画のために購入したわけだし。
PixInsightで基本的な処理を行った。
HTでヒストグラムを合わせてカラーバランスを整え、
同じく少しストレッチかけて、
マスクして色合いをちょっと派手にしただけ。
星を分離してまでの処理はしていない。
3.75ミクロンのフルサイズカメラ、ビニングなしなので、
元画像がやたらデカくて1/8だったか1/9だったか縮小している。
なのでBXTとかNXTとかをかける必要もない(かけても無駄)。
今までは、モノクロカメラと長焦点で系外銀河とか惑星状星雲とかの、
小さい対象ばかりやってきて、散光星雲はほとんどやっていない。
散光星雲はどのように処理すればいいのかわからなかったが、
難しく考えなくても、普通に処理すればいいのは分かった。
というか、何も考えなくてもさらっと処理できるのが凄いと思った。
これは画像処理のテクニックではなく、撮影画像自体が良かったのだけではないのか。
和歌山リモートは地の利というものもあり、おいらの地元とは全然違う。
アンタレス付近の散光星雲を処理しているが、実はフラットは撮っていない。
せっかく鏡筒の蓋にフラットパネルをくっつけたものを使っているが、
怠けていてフラットはまだなのだ(というか例の秘策が念頭にあった)。
それでも画像処理していく中で、ダーク補正のみで進めてきたが例の秘策を、
PixInsight V1.9から搭載された新機能である、MGCが使えるのではないかと。
こいつを使うには、お膳立てが必要。
1.MARSデータをダウンロード
PixInsightにログインしてソフトウエアのダウンロードページにある
ファイルサイズが大きいが、ダウンロードして、
どこかのフォルダ(PixInsight配下のLibraryなどでも)に配置
MGCを起動し、工具マークから、MARSデータを追加しておく
2.GAIA DR3/SPをダウンロード
Script>astrometry>ImageSolver を起動し、GAIA DR3/SPを指定する
なかったらそこからダウンロードして入れる(だったかな?)
ここまでが最初は大変、ここからもお膳立てが続く
3.WBPPでIntegrateした画像を開く(ダークあり、フラットなし)
4.Script>astrometry>ImageSolver を起動しプレートソルブ
プレートソルブした情報を3.の画像に書き込む
5.Process>Photometry>SpectrophotometricFluxCalibration を起動
フィルター情報(ASI6200MCPならデフォルトで可)を合わせて実行
これにより、背景の情報を取得し、MARSデータとの比較に使用する
これも取得した情報を3.の画像に書き込む
6.ここでやっとMGCの出番ですよ
Process>GradientCorrection>MultiscaleGradientCorrectionを起動し実行
上がWBPP直後(フラットなし)、下がMGC実行後の画像
長いお膳立てではあったが、苦労は報われ、こいつが物の見事に決まった。
こりゃフラットいらんわ。
ただし、フラット補正のもとになる情報(MARS)がないとダメなので、
有名どころの参考星雲には向いているかもしれないが、
マイナーなものはダメかもしれんな。ではなくダメなのだ。
それから、こいつは色情報も(全部ではないが)消してしまうという副作用がある。
これが厄介で、色情報を乗せにくい。
ま、今後どのようなアップデートがあるのか?
ゴールデンウイークは、例によって草刈の季節だ。
草刈前
草刈後
青いのは子供の雨具かスポーツウエアなのだが、
どこから飛んできたのか?
草刈すると、草に隠れてペットボトルやらビニール袋やら空き缶やらゴミが見つかる。
ここはゴミ捨て場じゃないんだけどな(怒)。
来週は、第2次計画始動で撮影した処理の経過を順次掲載予定。
久しぶりに画像処理したら何もかも忘れていて、小学校からのやり直し。
そのくせ新しいことはやりたがるという、何やってんだ?というか。
4月29日(火)も天気は良かった、晴れた、夜も快晴だ。
引き続き、撮影するが、何を狙うか?
前日はアンタレスの右上を狙った。
そしたら欲が出てきて、その下のアンタレスを含む領域を
モザイク合成したろかな、と。
上下2枚のモザイクなので、赤経は前日同じ座標を指定、
赤緯はそのまま下方向へ3度ちょっと下げた位置の座標を指定した。
これで22時過ぎから撮影開始。
っとその前に、こちらの地元も天気が良くて、こちらのドームも参戦。
とはいえ、春の銀河シーズンも過ぎてるし、どうしたものかな。
NGC4565でも狙っとくか。
これは南中時刻が22時ちょうどくらいなので、
子午線通過後引っ張っても2時間。
20時半ごろから撮影開始。
そして0時直前まで撮影し終了した。
和歌山リモートに戻り、3時まで撮影。
中央付近がアンタレス、その右側に球状星団M4
4月28日(月)から本格的に始動した。
当日は雨が降っていたが、夜になって晴れてきた。
自宅からリモートで接続。
前回はM101をテスト撮影してみたが、
これはあくまでもテスト撮影で本格的な撮影とは考えていない。
焦点距離530mmでは写るには写るが小さい。
で、本格的な始動ということで、何を狙うか?
ずっと長焦点で系外銀河や惑星上星雲ばかりだったわけで、散光星雲にする。
というか、今後はメジャーどころの参考星雲ばかり狙う。
季節的には夏の参考星雲となると、
トップバッターとしてはアンタレス付近になる。
ただし、こいつはデカすぎるので、
アンタレスの右上の青い星雲や暗黒帯を狙うことにした。
赤道儀の位置もブロックで嵩上げしておいたので、低空でも狙える体制にはある。
ただし、高度は低い。
南中時でも約30度しかなく、北極星よりも低い。
21時半から捉えていたが、高度が10度程度では流石に低すぎる。
22時半から撮影を開始して、翌午前3時前で終了。
うまく写っているか?
うまく処理できるか?
トランプのせいだ。
150円超えていたのが、一時は139円台、今は140円台前半か、になっている。
これで円高ってもねえ、まだまだ円安である。
しかし、これほど世界中をひっかきまわしてくれる大統領も珍しい。
しかも高齢者とは思えないやる気満々のじじいだ。
誰もこのじじいを止められない。
第1期トランプ政権時代に、中国に対し貿易戦争を吹っ掛けた。
その後コロナもあり、中国経済は不動産バブルがはじけ、
大不況時代に突入し、現在もものすごい不況が続いている。
このじじいは、対中国に関して、致命傷とまではいかないが、大打撃を与えた。
中国では、誰かが商売を始めると、みんなが次々と真似をして
同じことを一斉にやりだす。
そうするとすぐに内需が飽和し、あふれた分は世界へと流れだす。
SHIENやTEMUなんかがいい例だ。
こうやってサバクトビバッタによる蝗害みたいに、全部を食い尽くす。
WTO勧告も無視してやりたい放題の、世界の大迷惑な国家である。
アメリカが叩き潰したいと考えるのは当然だ。
そして今、中国の息の根を止めるべく、関税を吹っ掛けている。
だったら、中国および取り巻き国に対して制裁すればいいものを、
全世界相手にケンカをしている。
もうちょっとうまくやれよなあ。
当分行くつもりはなかったが、先週の土曜日は和歌山へ行ってきた。
というのも、和歌山リモートの制御用パソコンの画像が出なくなったため。
AnyDeskで接続はできるが、画面が真っ暗で何も見えない。
こうなると何もできずにお手上げだ。
原因は分かっている。
パソコンのモニターが見つからずに画面が出せないのだ。
対策は2つ。
1.現地へ行ってパソコンの蓋を上げる(ノートパソコンなので)
2.ダミープラグを刺すか、仮想ディスプレイドライバを組み込むか
でもねえ、その前まではちゃんと見えていたんだけどなあ。
電源投入直後に、
SYSTEM HEADLESS MODE IS ENABLED
とかいう文字が出てきていたんで安心していたのだがな。
結局、現地である和歌山へ行かないと何もできない。
他にやりたいこともあったし、天気も良いのでドライブがてら行ってきた。
どちらかというと、夜の部が優先なので、
午前中に出て、午後3時ごろ到着。
パソコンのモニターは蓋を開ければ正常に出るし、
仮想ディスプレイドライバを組み込んでとりあえず解決。
配線関係の見直しを中心に、色々な作業をこなす。
相変わらず、電源ネットワーク周りのケーブルはぐちゃぐちゃだ。
それから子午線越えした後、どれだけ撮影が続行できるのかの限界点の調査。
とりあえず、子午線越え後1時間、方位角200度(真南は180度)は確認した。
天気はずっと快晴。
夜になり、極軸の追い込みを行う。
NINAのプラグイン、ThreePointPolerAlignmentだったかな、
こいつで極軸合わせを行う。
しかし、結果は全く使えない。
全然でたらめな指示を出し、極軸を追い込むどころかずれが大きなってしまう。
全く信用できない。
やり方が悪いのか、何が悪いのか、よくわからない。
画面にもあるように、警告が出ている。
架台のドライバーの(動作)レートが合っていないので
レートを上げて設定しやがれコノヤロウ!
というような内容なので、設定が悪かったのだろう。
でも現場では意識がもうろうとしており、冷静な思考ができない状況だ。
頭の中では別のやり方でやるしかないとの結論を出した。
前回は、極望で合わせた。
この時は完璧ではなかったが、そこそこ追い込めており合格水準ではあったのだ。
こういうこともあろうかと、今回はPoleMasterを持ち込んでおり、こいつで追い込んだ。
(遠い場所なので持っていけるものは持っていく、けど忘れ物も多い)
北極星が見えるならPoleMasterが一番確実で速い。
何で最初からこの方法でやらなかったのか?と悔やまれる。
単にThreePointPolerAlignmentを使ってみたかっただけなのかもしれない。
結果はPHD2ガイドの画面を見ていても、星が全く動かない、素晴らしい。
これは極軸が完璧に合っているということだ。
ThreePointPolerAlignmentでは、同じ画面で星がどんどんずれていく。
ダメっぷりもいいところだ。
こういうものはいきなりやってもうまくいかないことが多い。
うまくやるには周到な事前準備と念入りな動作チェックが必要だ。
ドタバタしている現場でいきなりやるんは無理なのよ。
北極星が見えない場合は、PHD2の極軸ドリフトアライメントだったっけな?
経験上、あれが一番正確に合わせられる。
欠点は時間がかかることだけだ。
あと、鏡筒の蓋なのだが、こいつが一番苦労した。
鏡筒の蓋といっても侮るなかれ。
蓋が開かないと(当たり前だが)撮影はできない。
蓋の開閉自体は問題ないのだが、蓋を開けた時の角度が足りない。
撮影すると蓋の一部が見えていて、けられるのだ。
それに風にあおられやすい。
もっと大きく開けて(イナバウアー以上に)風の影響を少なくする必要がある。
設定前は、蓋が前方を向いていた。
これだけ大きく開ければ問題ないが、風の影響は多少受けるだろうな。
こいつはドライバの出来が悪く、設定画面においてすぐフリーズする。
(中華製の怪しい製品だしろくな説明書もない)
フリーズしないやり方を何とかマスターして、何とかした。
これに関連して、USBケーブルが添付品は短く、
長いUSBケーブルを用意したけど、古すぎてダメみたい。
とりあえず、全開状態で固定して動かさず、USBケーブルも外した。
次回は新品のUSBケーブルを持参する。
それでも現地でしかできないことは全部やったし、これでリモート撮影の準備もOKだ。
にしても、毎週土曜日に和歌山訪問は疲れる。
土曜日にしか行けないわけだけど、これで3週連続だわ。
実はまた来週行くことになっているが。
先週、先々週と和歌山へ行ってきた。
本来なら、明日も行く予定であった。
しかし、先週行った時に、たまたま橋軸合わせなど、
全部やってしまったので、もう行く必要はない。
うれしいやらうれしくないやら複雑な心境だ。
先達者の方々は、4回程度は行かないと、、、とのことだったが、
今の所2回でここまでこぎつけた。
まだ本格的な撮影はしていないが、何か見落としがあって、
現地へ行く必要は今後も出てくるだろう。
というか、今すぐというわけではないが、
色々手をかけてみたいことはある。
これで複数同時リモートができるようになった。
自宅のパソコン画面、
左上:ドーム内パソコンのデスクトップ画面
右上:第2次計画(和歌山リモート)のデスクトップ画面1
制御用パソコン(屋根の開閉、監視カメラ、電源制御)
右下:第2次計画(和歌山リモート)のデスクトップ画面2
撮影用パソコン
前回、現地でオートフォーカスしたときの画像が残っている
非常に素晴らしい。
で、同時に複数リモートはできるようにはなったが、
同時に快晴にならないといけないし、それはないだろう。
一番怖いのが、両者を間違えること、ありそうだな。
ただ、同時に画面を出せば、設定内容の違いも一目瞭然だ。
特にパラメタの追い込みには役立つかもしれない。
AtomCam2を有線LAN化対応した。
AtomCam2は暗い時は赤外線を出す。
しかし、赤外線を出すと撮影に影響するので赤外線を出さないように対策する。
これは有線LAN化した際のおまけ機能みたいなもので、
ブラウザからアドレス直打ちで設定内容の編集ができる。
しかしここには設定は無い。
一方で、AtomCam2本体の設定(スマホのアプリ)では、
ここで赤外線を出す/出さないの設定ができる。
有線LAN化対応したとはいえ、基本的にはAtomCam2本体に、
追加の有線LANのカーネルモジュールを追加したことと、
おまけ機能を追加でできるようにしただけで、
実際には AtomCam2本体の機能がそっくりそのまま残っている。
なので、スマホのアプリで設定しておけばよい。
それだけのことだった。
夜の監視画像、
ほとんど真っ暗なので赤外線は出ていない。
中央付近の緑色は、Meross(スマートコンセント)の色だな。
昨日の月曜日、いきなり晴れるとは!
約400Km離れた先にある、和歌山リモートをいきなり始動。
こんな遠隔地でリモートができるとはすばらしい。
といってもチリとかオーストラリアとかの海外リモート組には敵わない。
機材の電源を入れ、NINAから接続。
さあ動かすぞ、と思ったら、いきなり反対方向というか、下向きに動き出す。
(この時点ではまだ明るく、監視カメラで鏡筒の向きはよく見える)
すぐに停止して手動で動かすが全く動かない。
いきなりやらかしたか。
どうも鏡筒の向きが現物とドライバ側とで合っていないようだ。
鏡筒は東向き(TelescopeEast)のつもりが、逆に西向き(TelescopeWest)の認識で
それで逆に動いたのだと思う。
それにモーターを手動でSlewさせても動かない。
先達者の方々はホームポジションを北向きにしているが、
それはこういうことを防ぐためだったのか。
西向きと東向きでは当然逆になるから、頭も機材も混乱するもとになる。
でもね、北向きだと屋根と干渉するからできないんだわ。
(望遠鏡の先に取り付けた蓋がぶつかる)
設定を色々いじっては接続し直しして、どうにかしてやっと動かした。
とにかく下向きの鏡筒を上に向くように手動で向け直す。
(監視カメラでは、暗いけど鏡筒の向きはかろうじてわかる)
そしてプレートソルブでソルブし同期をとる。
これで復活した。
プレートソルブすげえ。
あがいてみるもんだな。
オートフォーカスは綺麗なVカーブを描き絶好調だ。
そしてM101に向けて、NINAから簡易シーケンスで撮影開始。
14枚撮影のスケジュールを無事にこなして既定のホームポジションでパーク。
屋根も閉じて本当に終了した。
これでファーストライトは何とか終わった。
次回からはうまく動くだろう。
晴れたら、いくつかテスト的にやりたいことはある。
本格始動はもう少し先だな。
先週の土曜日、再び和歌山へ。
物凄く遠いのだけど、仕方がない。
しかし、気分は上々である。
現地到着したが、当たり前だが誰もいない。
一人で黙々と作業を行う。
まず機材を全部出して、中を掃除し、雑巾がけから始める。
床が乾いてから、タイルカーペットを敷き、機材を搬入する。
電源、ネットワーク、ケーブル類を順番に設置していく、
ここまで7時間以上かかって、太陽は西へ傾く。
小屋自体は手作業で作った感満載ではあるが、リモートでしか使わないし、
見れくれは実際どうでもよく気にするところではない。
鏡筒まわり、ケーブル類は纏めず余裕を持たせて、だらりと下げておく。
監視用のAtomcam2(2台)も有線LANで設置。
狭くてごちゃごちゃして人が入れる余裕はない。
夕方、予報と違い、天気は晴れているが、薄雲はある。
もしかしてこのまま晴れてくれるのか?
作業は終わっているが、再度内部の再点検など入念に見直す。
暗くなったら極軸の設定だが、ものすごく難儀した。
北極星が薄雲のせいかよく見えない。
ただ、ブロック2段で位置を上げたので、極望は使える。
狭い場所で極望を覗くのが無理ゲーみたいな感じ。
中腰姿勢がつらく、自由に動ける場所もなく、つらいのよ。
こんなことなら極望ではなく、NINAの3ポイントアライメントとかいう、
ソフト的なやり方でやるべきだったか。
更に暗くなるのを待ち、20:00頃にやっと北極星が見えるようになった。
GPSアプリで北向きに合わせたはずが、方向が大きくずれていた(何でやねん)のと、
極望の高度が合っていない(緯度が3度以上も北にある地で使っていた)こともあり、
向きが合わないし、薄雲で北極星が暗くてわかりづらい。
しかし執念で北極星をとらえて位置を合わせた。
目視で見えるものがないと無理だわ。
これができると次は実際に動かして動作確認だ。
基準星(スピカ)を導入し、プレートソルブも一発で決める。
そこでパークしホームポジションに戻した後、
再度スピカを導入、ど真ん中にではないが、真ん中近くであり、OK。
その後、オートフォーカス、ガイドテストと一通りこなして作業終了。
ガイドは乱れるし怪しい動きをするが、ガイド補正はやっているので
後は設定の追い込みなので、自宅からリモートでじっくりやればいい。
これでもう現地へ行かなくて済む。
朝4時ごろ出発し、帰宅したら午前3時を過ぎていた。
もう24時間戦える時代ではないし、体がついてこれない。
こういった事情で土曜日にしか行けないが、次の土曜からはゆっくり休める。
1日で作業が全部済んで助かったけど、疲れもひどくヘロヘロだ。
明日の土曜日は天気もまあまあだが、夜は曇る。
翌日曜は雨の予定か。
天気に関係なくやるべき作業はあるので、現地へ行ってこようかな、と。
これは覚悟していたけれども、交通費はかかる。
休日割りを使っても、往復2万以上は(ガソリン代含む)かかった。
大阪まで往復1万弱程度なのでその倍はかかる。
4回行くと10万弱だが、あと何回か行く必要はある。
高速代のなんと高いことか。
実はガソリン代が一番安いという感じ。
往復800Km、消費ガソリン30L、燃費27Km/Lだ。
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