週末は晴れなかった

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11月から結構晴れていたような気がする。
この前の週末は珍しく晴れなかった。

12/19(金),20(土),21(日)はダメだった。
しかしその前の先週は良く晴れた。

和歌山リモートは
12/14(日),15(月),16(火),17(水),18(木)と連続して絶好調で、
地元リモートも、12/18(木)は晴れてくれた。

連日撮影ばかりでもうくたくただ。
週末はゆっくり休めてうれしい。

今週は新月期真っ最中であるが、天気が良くない。
どうしたものか?
晴れてくれないと不安になってくる。

IC342

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IC342_202512.jpg

【撮影データ】
鏡筒:タカハシ FRC300(2348mm F7.8)
架台:タカハシ NJP Temma2
カメラ:ZWO ASI6200MMPro(LRGB,全部2xbin)
Filter:LRGB:Astrodon I-G2 L:5分×50枚 RGB:各5分×15枚 合計7.9時間
ガイド:ZWO OAG-L ASI178MM-mini PHD2
撮影日:2025年11月22日,23日
場所:福井県 AstroParkSekimoto(リモート撮影)
処理:PixInsight,BXT,SXT,NXT他

三角おにぎりみたいな系外銀河である。
長焦点だとcropなしで、ちょうどいい画角に収まるので好きな対象だ。

これは今年の秋に撮影した画像で処理した。
カラーCMOSばかりやってきたので、モノクロLRGBのやり方を忘れている。
(同じ処理もあるけど、手順がまるで違う)
赤みが強いが、途中にチリの成分が多くあるらしく、
これでいいとは思うがよくわからない。
実際には淡いので、見栄えをよくするための処理を行っている。

これも和歌山リモートのおかげなんですわ。

撮影ばかりやっているので当然そうなるのだが、
昨年まではあまり撮影もできなかったし、
地元リモートはモノクロカメラなので撮影効率は悪いし、
撮影しないと画像処理の腕も上がらないし、
やる気もだんだん無くなってくるし、
と、負のスパイラルに陥っていたわけだ。

ところが、和歌山リモートをやるようになって、
撮影しまくるようになって、
和歌山リモートはカラーカメラなので撮影効率はいいし、
撮影するのでどんどん画像処理の腕が上がってくる(当社比)し、
やる気もだんだん出てくるし、
正のスパイラルに嵌ってきたような感じかな。

まあ、なんていうか、毎日が楽しい。

魔女の横顔(IC2118)

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IC2118_202512.jpg

北は右方向

リゲルの西にある魔女の横顔、こいつも淡い対象だ。
1枚画像では薄いグレーでしかない。

フルサイズでいい感じ収めるために、
CAAを導入して縦構図にしたのはこのためである。

淡い対象だけど、淡いだけなら(今の技量で)何とか処理はできる。
輝度差があるのは苦手なので。
この処理でいいのかどうかはよくわからない。

【撮影データ】
鏡筒:タカハシ FSQ106(530mm F5)
架台:タカハシ EM200 Temma2
カメラ:ZWO ASI6200MCPro
フィルター:なし 5分×83枚 合計6.9時間
ガイド:ZWO ミニガイド鏡(150mm F5) ASI220MM-mini PHD2
撮影日:2025年12月9日,11日,12日
場所:和歌山県 NNRV(リモート撮影)
処理:PixInsight,BXT,SXT,NXT他

最近の天文機器は、ケーブル類を少なくするというか、
ケーブル類をまとめるために、電源を兼ねたUSBハブとか、SWITCH機器とかを使う。

気づかなかったが、これによる弊害もある。
1つは、電源の容量が本当に足りているか、
もう一つは、USBが使用する帯域が足りているか、だ。
全部一つにまとめるのは、(少しだけだが)リスクが増大する。

CAAを導入後、カメラとの接続が途中で切れて撮影が失敗するという事例を聞いた。
CAA導入前は何も問題はなかった、という。
おいらの場合、CAA導入後もカメラ関係には問題はないけど、、、。

20251216.jpg

SVBONYには、フルにUSBをつないでいる(画像右側)。
電源は12V10Aであり、電源はかなり余裕がある。
上から、
1.Gemini(鏡筒の蓋兼フラットパネル,USB2)
2.ZWO CAA(電源なし,USBから給電,CAA側はUSB-CだがUSB2)
3.ZWO ASI6200MCPro(USB3指定)
 これに、EFW、ガイドカメラASI220MM-miniを接続
4.フォーカサー(USB2)
5.従来のローテーター(NINA未接続,USB2)
この画像左側の電源部には、先日訪問時に上記の4.5.の電源を接続した。

赤道儀だけは別系統で電源(24V)もUSBもパソコン直結であるが、
カメラ以外は電力を喰うものはない。
(鏡筒の巻き付けヒーターは喰うかもしれないが)
別に問題はなかろう。
実際に、安定して撮影中は20W程度で1A~2Aまでは喰っていない。
これなら、12V5Aでも十分ではないかと思う。

1つだけ、怪しくなった現象はある。
以前は、カメラとパソコンはUSB3直接接続だった。
フラット撮影時、短時間露光(0.001秒)で100枚連続でも問題はなかったが、
SVBONYにまとめてから、短時間露光で100枚連続では途中から失敗する。
理由は、カメラ内蔵のバッファメモリがパンクして転送できないのが原因。
普通に5分露光で撮影する分には(今も昔も)何の問題もない。

こういったことを考えると、カメラだけはパソコンと直接接続がいいのだろうな。
次回訪問時には、カメラのUSB接続を見直してみるとするか。

やはり週末は晴れるけど、、、

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和歌山限定だが、なぜか週末は晴れる。

先週、12/11(木),12(金),14(日)と連続して晴れた。
当然撮影するが、月の出までの撮影ということで、一晩中というわけではない。

20251215_1.jpg
夕方、18時頃から準備してそのままM45を撮影、

20251215_2.jpg
その次は、魔女の横顔のシーケンスが縦構図で走る。
これは淡くてぱっと見よくわからないが、あぶりだすと形がわかる。
月の出まで、午前0時には終了の予定だった。
 
 
先週、和歌山の現地へ行った際に、やり残してきたこと、
心残りなことはすべて対応してきた。
(結構忘れてしまって、あとで気づくことが多い)
おかげで、ガイドも快調(バランスの崩れは直したし、ガイド鏡も見直しした)で、
0.2-0.3秒角でガイドは収まっている。
ただ風が強く吹くと、一瞬ガイドが乱れだすのは仕方がない。
撮影用パソコンは影武者ではなく、本家を使うのがよかったみたい。
 
 
と、思っていたら、12/12(金)の深夜、NINAの挙動がおかしくなった。
オートフォーカスがそれまで順調に何回か動いていたが、
突然動きが変になり、NINAが固まった。
フォーカス画面が乱れて、あらぬ位置へ動かそうとして固まったみたい。
この動きは初めてだな。

画面に張り付いていてよかったよ、気づくことができて。
気温が低くて、3度か4度(真冬の気温)、前日は14度。

ただ、あわててしまってパニックしてしまった。
もっと落ち着いて対処すべきではあったが、
何をしても動かない。
タスクマネージャで片っ端から動いているプログラムを落としていったが、
フォーカサーが落ちてくれない。
最終的には、撮影パソコンの電源をOFF/ONして再起動かけるしかなかった。
再起動後は、再接続して、鏡筒をパークさせ、屋根を閉じて終了。

20251215_3.jpg
翌朝、動作確認しても問題はなかったが、何だったんだろうか。
気温が低くて動きが渋ったとか?
わからんが、しばらくは放置して寝ることはできないな。

安定稼働できる日はいつになるのやら。
2か月くらい前までは安定稼働できていたような気がする。
下手にいじるのが良くない結果ばかり招いている気がする。
より良くしようとあがいても、結果的にドツボに嵌っている気がする。
何をやっているのか、わからなくなってきた気がする。
という気がする。

撮影パソコンが突然停止

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今週、12/9(火)、和歌山の敵は快晴。
21:30 に月の出なので、21:45までなら撮影できる。

順調に撮影していたが、突然撮影パソコンの画像が消えた。
パソコンが停止した?終了した?
何が起きたのかよくわからない。
現地にいれば状況確認はできるが、何もわからない。

現地のパソコンは2台体制で運用している。
1台目は制御用パソコンで、撮影以外のことを管理する。
(屋根の開閉、機器の電源管理、監視カメラ画像)
2台目は撮影用パソコンで、撮影のみ行う。
今回やられたのは2台目の撮影用パソコンだ、1台目は生きている。

1台目から、PINGを打っても帰ってこない。
ネットワーク状況(IPScannaner)で確認しても、確実に死んでいる。
2台目パソコンの大元の電源を切り、時間をおいて電源を入れると復活した。
撮影は中止、機材を接続し直しして鏡筒をパークさせ、屋根を閉じる。
 
 
 
さて、対策はどうするか?
現地へ行ってパソコンを交換するしかないか。
幸い、翌12/10(水)は休みなので、現地へ行ってきた。
朝10時に出発、15時に現地到着、18時に撤収し、22:30に帰宅。

1台目制御用パソコンは導入当初からそのままだが、
2台目撮影用パソコンは、かなり変遷している。
初号機(本家):第8世代 Xeon 搭載のデスクトップ機(4月、最初に持ち込んだ)
 → こいつを復活させた
弐号機(影武者1):第4世代 Core i7 搭載のノート機(6月に交換)
参号機(影武者2):第6世代 Core i7 搭載のノート機(11月に交換)

弐号機・参号機は影武者なので引退させ、本家を復活させた。
古い世代の影武者は古いだけあって荷が重かったか?

実を云うと、パソコン以外にも不具合があって、

1.ガイド鏡のピントが甘かった。
2.鏡筒のバランスが崩れていた。
3.シガーソケットの電源をやめたい。
4.監視カメラの向きが気に食わない。
これらもまとめて全部対応してきた。

やれることは全部やってきた。
休日まる1日をつぶしたが、今後は順調に動くはず(だといいが)。

(追記)
昨晩は晴れたので和歌山リモートに接続し、動作確認しながらの撮影だ。
問題はなく撮影は順調で、月の出までで終了した。
パソコンの調子もよく、特にネットワークが一度も途切れることはなかった。
やはりネットワーク絡みだったのかな?

イルカ頭(SH2-308)

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SH2-308_202511.jpg

おおいぬ座にある「ドルフィンヘッド」、「ミルクポッド」として有名。
雰囲気が想像の斜め上に位置する程かけ離れた仕上がりとなった。

ちょうど手ごろな大きさの星雲で構図的には楽だけど、
周辺の分子雲の配置が微妙というか中途半端というか、
構図をずらしたほうがよかったのかもしれない。

あぶりすぎて色合いが派手になってしまってらあ、
輝度差が逆転してる?
どうせナローバンドなんだし、
こまけえこたあいいんだよ。

【撮影データ】
鏡筒:タカハシ FSQ106(530mm F5)
架台:タカハシ EM200 Temma2
カメラ:ZWO ASI6200MCPro
フィルター:L-Ultimate 5分×116枚 合計9.7時間
ガイド:ZWO ミニガイド鏡(150mm F5) ASI220MM-mini PHD2
撮影日:2025年11月26日,28日,29日
場所:和歌山県 NNRV(リモート撮影)
処理:PixInsight,BXT,SXT,NXT,NarrowbandNormalization他

極軸合わせの方法を考えてみた。

前提条件:おおまかには極軸はそこそこ合っている
手順1.どこかの星でも星雲でもいいので、天体を自動導入
手順2.そこでプレートソルブし同期をとる。
手順3.別天体に向けて自動導入
    プレートソルブはしない
    プレートソルブしてもいいけど、同期はしない
ここで、目的の天体がほぼ中心に来ているなら極軸は合っている。
そうでないなら極軸は合っていない。
この時、撮影した画像に目的の天体があれば、の話だが
目的の天体が中心にくるように極軸をいじる。
(1回でど真ん中にもってくるよりも、その手前で少しずつ追い込む)
そうして手順1.へ戻り何回か繰り返す。

撮影した画像に目的の天体がなければ
プレートソルブするけど同期はせず、赤経と赤緯のズレの位置から判断して
極軸をいじり、
再度プレートソルブするけど同期はせずに
赤経と赤緯のズレの位置が小さくなるように繰り返す。
そうして手順1.へ戻る。

これを何回か繰り返してみれば多分合うのではないかと思うが、、、。
1回でスパッと決まるわけではないだろう。
効率は悪いとは思う。

バカの考え休むに似たり、かもしれないけど。

スパゲティ(SH2-240)

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SH2-240_202511.jpg

おうし座にある有名なレムナント、
スパゲティとか、淡すぎて無理ナントとか云われている。

割と大きい対象なのでフルサイズとはいえ、全部は入らない。
上下2枚モザイクしたいところだけど、そこまで気合は入らなかった。

淡い対象だけど、ナローバンドで撮影したらスパゲティはあぶりだせる。
赤(Ha)の成分はよく映るが、青(O3)の成分は本当に淡い。
画像左側には割と写っているが、画像右側には少しだけ。
青(O3)の成分は本当に難物で、これこそ無理ナントだ。

左から輝星の光芒があるのが惜しい。
ただもっともっと時間をかけてじっくりと撮影すべきかな。
写るのはわかったので、来年リベンジするとしたら
縦構図の左右2枚モザイクで、どれだけ時間をかけるか?が悩みどころ。

【撮影データ】
鏡筒:タカハシ FSQ106(530mm F5)
架台:タカハシ EM200 Temma2
カメラ:ZWO ASI6200MCPro
フィルター:L-Ultimate 5分×118枚 合計9.8時間
ガイド:ZWO ミニガイド鏡(150mm F5) ASI220MM-mini PHD2
撮影日:2025年11月26日,28日,29日
場所:和歌山県 NNRV(リモート撮影)
処理:PixInsight,BXT,SXT,NXT,NarrowbandNormalization他

ZWO CAAを取付に和歌山へ

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前日、前々日と雪にまみれた地元から、和歌山へ行ってきた。

地元では雪にまみれたといっても雪は積もらず融けるだけ。
滋賀県北部は雪が融けずに残っている(除雪はしてある)。
大阪や和歌山は快晴で、空の青が真っ青の青で素晴らしいほどの快晴だ。
地元が雪や雨なら、あっちは晴れるのはわかっているけれども悔しい。

当初の目的は、壊れた既存のローテーターを電源やUSBを切り離し、
新しく購入した ZWO CAAというローテーターを取り付けることがメインの作業。

20251208_1.jpg
左から、ASI6200MCPro、EFW、CAA、接続リング、既存ローテーター(鏡筒の一部)
ローテーターは位置固定で、カメラとEFWが回転する。

既存のローテーターは物理的に取り外しできないのでそのまま残し、
OAG-Lを取り外し、CAAを取り付けた。

実をいうと、既存のローテーターは生きていた、故障はしていなかった、、、orz。
原因は電源の接触ミスで、電源はシガーソケットで、こいつだった。
現地へ行かないとわからんね。
それにしても、なんともお粗末な、、、orz。

接点復活剤をシュシュしてぐりぐりで完全復活したが、
せっかくなので両方とも電源もUSBもつないだまま。
NINAは、CAAを接続し、いつでも切り替えられるようにしておいた。
ローテーターをダブルで装着したのは、マヌケというか、世にも珍しいというか。

電源は、次回訪問時には、はんだごてを持参し、
シガーソケットをやめて、標準電源(55-21)に作り直そうかな。
シガーソケットは、フォーカサーと一緒でシガーソケット接続なのだ。
フォーカサーがやられたら撮影不可能になるしなあ。

20251208_2.jpg

SVBONYのSWITCH機器の画像。
コード類はスパゲティ状態だが、SVBONYの画像左側の電源は空いている。
SVBONYの画像右側のUSBは全部埋まった(USB-Cは空いている)。
 
 
夕方、暗くなる17時を待って、現地での最終確認。
自動導入、オートフォーカス、プレートソルブ、CAAの動作確認、
ガイド鏡のピント位置合わせ直し(一番暑い時期の調整位置からずれていた)、
など現地で最終確認し、撤収。

フラットは撮り直す必要はあると思うが、リモートでもできる作業ではある。

クリスマスツリーとカタツムリ

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NGC2264_202511.jpg

いっかくじゅう座のクリスマスツリー(NGC2264、左側)と
その横のカタツムリ(IC2169、右側)を一緒に撮影した。

構図に悩んだ。
クリスマスツリーをメインにすると縦構図で、と思うのだが、
今はローテータを使用停止にしているので、横構図固定なのだ。
苦し紛れに横にあるカタツムリを一種にしちまったというのが事の真相である。
画像下には小さくハッブルの変光星雲も映っている。

【撮影データ】
鏡筒:タカハシ FSQ106(530mm F5)
架台:タカハシ EM200 Temma2
カメラ:ZWO ASI6200MCPro
Filter:なし 5分×102枚 合計8時間30分
ガイド:ZWO ミニガイド鏡(150mm F5) ASI220MM-mini PHD2
撮影日:2025年11月15日,17日
場所:和歌山県 NNRV(リモート撮影)
処理:PixInsight,BXT,SXT,NXT他

機材増強

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黒い金曜日につられてしまった。
ZWO CAAというローテーターをぽちった結果だ。
鏡筒の接眼側とCAAとの接続リングは別で手配して、こちらも到着している。

20251202.jpg

現在、鏡筒に取付ているローテーターは半分死んでいる状態なので封印している。
こいつを接続すると、NINAが落ちまくるのだ。
NINAからは回転装置を切り離している。
今は横構図のまま固定した状態で撮影はできる。

ただ、対象によっては縦構図にしたいものがある。
魔女の横顔とかカモメとか、
撮影したいが、構図の関係で撮影できていないのだ。

これを和歌山へ取り付けに行かなくてはならないが、
今度の土曜日にでも行くか。
 
 
後、赤道儀だが、今のEM200も古いし、正常に動けば撮影も順調だが、
ほんの少しだけど問題も抱えている。
こいつ(EM200)のせいで、パソコンを何回も取り換えたが、
パソコンの問題ではなくEM200そのものに原因があることは確定している。
あるおまじないをすれば正常に動くので撮影に支障はないのだが、、、。
毎回おまじないをするのが段々面倒になってきている。

いっそのこと、ZWO AM5Nに入れ替えしようかとも考えてはいるが、どうするかな。
EM200搭載のピラーには変換アダプタを用意すればできるはずだけど、
(コスモ工房様にはEM用三脚とAM5を接続するアダプタはある)
問題は、鏡筒をどう載せるかで悩んでいる。

今の鏡筒バンドを支えているアリガタは、幅80mmタイプで少し大きい。
AM5Nは、マウント面は交換できないので、アリガタを変えるか、
追加で2段構えにするか、悩むところだ。
ロスマンディ規格のアリガタは搭載可能なので
そいつを手配すれば済みそうだ。

極軸も悩むところでできればPoleMasterを取り付けしたいが、
AM5Nになっていろいろ変更点があり、すんなりと取り付けできなさそうである。

何をしようにも現物が手元にないので現物合わせができない。
一度現地へ行ったら、各種の寸法だけでも測ってこないことには話にならんな。

ぎょしゃ座の中心部モザイク

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IC410_202511.jpg

ぎょしゃ座のハイライト部分(画像の左上)を撮影した。
そこだけ撮影しても地味なので、以前撮影したIC410-IC405とモザイク合成した。

左上だけだと本当に地味で、主役の横にいる脇役みたいなものか。
球状星団のM36,M38もあるんだけどな。
追加で撮り増しするか、これはこれで打ち切りにして別のを狙うか。

【撮影データ(左上の部分)】
鏡筒:タカハシ FSQ106(530mm F5)
架台:タカハシ EM200 Temma2
カメラ:ZWO ASI6200MCPro
Filter:なし 5分×73枚 合計6時間5分
ガイド:ZWO ミニガイド鏡(150mm F5) ASI220MM-mini PHD2
撮影日:2025年11月22日,23日
場所:和歌山県 NNRV(リモート撮影)
処理:PixInsight,BXT,SXT,NXT他

NGC1333

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NGC1333_202511.jpg

ペルセウス座のNGC1333を処理した。

淡い対象なので、最初からじっくりと約12時間かけて撮影した。
淡い分子雲をあぶりだすのには長時間露光が必要だ。
もっと時間をかけてもいいかもしれない。

【撮影データ】
鏡筒:タカハシ FSQ106(530mm F5)
架台:タカハシ EM200 Temma2
カメラ:ZWO ASI6200MCPro
Filter:なし 5分×146枚 合計12時間10分
ガイド:ZWO ミニガイド鏡(150mm F5) ASI220MM-mini PHD2
撮影日:2025年11月14日,15日,16日
場所:和歌山県 NNRV(リモート撮影)
処理:PixInsight,BXT,SXT,NXT,NarrowbandNormalization他

週末またまた晴れ

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先週の後半、晴れてくれた。
自宅は雨や曇りでだめだが、和歌山は晴れてくれた。
冬の季節だと日本海側は晴れないが、太平洋側は晴れるのが当たり前だ。
雨音や雷が鳴り響く中、自宅のパソコンからは(400Km先の)星が見えている。

週末晴れてくれると嬉しい。

11/26(水)、11/28(金)、11/29(土)と連続して晴れた。
地元では、11/29(土)だけは珍しく晴れた。

11/26(水)は黄砂の予報があり、そのせいかどうかは不明だが、
(薄雲攻撃かもしれない)ボツ画像があったけれども、まあまあ撮影はできた。

11/28(金)は一晩中快晴であった。
こちらも黄砂の予報があったが、南に抜けたようで、撮影は順調。
黄砂があったとしてもナローバンド撮影なので影響がなかっただけかも?
月没後のSQMは21.x~22.0という記録はあったがホンマかいな?
この日の撮影が安定していて一番よかったように思う。

11/29(土)も一晩中快晴であった。
黄砂は北日本方面のようで影響はほとんどなし、撮影も同じく順調。
ただ風があり、その影響でガイドのグラフが暴れる。
この日は地元リモートでも参戦。
 
 
 
月は太くなってきたので、和歌山リモートではナローバンドで撮影だ。
夜半前は、SH2-240を、
夜半後は、SH2-308を、撮影するシーケンスを組む。
おまけで夜明け前に、M81,M82のコンビも。

20251201_1.jpg

SH2-240はスパゲティだの無理ナントだの云われて難物だ。
NINAの撮影直後の画像でもあるようなないような?
PixInsightであぶりだせばスパゲティはわかるが、画像が荒れ荒れだ。

20251201_2.jpg

SH2-308は、多少は輝度もあり、形はそれらしくわかる。
ドルフィンヘッド(いるか頭)とかミルクポッド(牛乳瓶?)とか云われている。
スパゲティに比べれば難易度は低い。
こちらは月没後の撮影なので月明りの影響がないからかもな。

苦節4年、これまた難しい(M74)

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M74_202510.jpg

【撮影データ】
鏡筒:タカハシ FRC300(2348mm F7.8)
架台:タカハシ NJP Temma2
カメラ:ZWO ASI6200MMPro(全部2xbin) (L)
    SBIG STL11000M(全部2xbin)  (RGB)
Filter:LRGB:Astrodon I-G2 L:5分117×10枚 RGB:各5分×14枚 合計13時間15分
ガイド:ZWO OAG-L ASI178MM-mini PHD2
撮影日:L:2024年9月6日,9月9日,2025年10月29日
    RGB:2021年10月3日
場所:福井県 AstroParkSekimoto(リモート撮影)
処理:PixInsight,BXT,SXT,NXT他

これまた過去の遺産発掘シリーズになってしまった。
往年のSBIG STL11000Mで撮影したものまで引っ張り出した。
異種格闘戦みたいになったのもあるが、元々淡い対象なので難儀した。
本来なら、ASI6200MMProでRGBも撮影すべきなんだけど。

長時間露光は正義、IC348再処理

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IC348_202511.jpg

IC348を再処理した。
前回とは変わったし、淡い部分はよくなっていると思う。
前回は40枚なのに対し、今回はその3倍以上、約12時間かけたが、
その効果はどうなんだろうな、コスパだ、タイパだのという問題ではないけれども。

【撮影データ】
鏡筒:タカハシ FSQ106(530mm F5)
架台:タカハシ EM200 Temma2
カメラ:ZWO ASI6200MCPro
Filter:なし 5分×141枚 合計11時間45分
ガイド:ZWO ミニガイド鏡(150mm F5) ASI220MM-mini PHD2
撮影日:2025年10月23日,27日,29日、11月18日,20日,21日
場所:和歌山県 NNRV(リモート撮影)
処理:PixInsight,BXT,SXT,NXT,NarrowbandNormalization他

Local Normalizationは必要なのか?

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Local Normalizationは必要なのか?という議論がある。

PixInsightのWBPPでIntegrationする際に、
この Local Normalization が一番処理時間がかかるためである。

■不要派の意見
 時間がかかりすぎる
 これをやるとS/Nが下がる
というわけでS/N重視派にとっては不要との見方である。

■必要派の意見
 Normalization(正規化)は昔からIntegrate(Stack)処理にて必要とされてきた理論である

■惰性派の意見
 PixInsightのWBPPでは標準実装なのだから(消極的賛成)

色々議論の余地はあるが、人それぞれである。
ちなみにおいらは、必要派の立場に属する。

Normalization(正規化)とは何をしているのかというと、
(おいらの拙ない解釈というか考えではあるが、間違っているかも?)
・すべての画像を1枚づつ処理する
・各画像の高輝度部と低輝度部を同一に揃える(横並びにする)
つまり、全部の画像を輝度を揃えることにより同じ土俵に立たせるわけだ。
Integration時は各画像のピクセル単位での評価(重みづけ)により重ねていく。
この時の評価のために用いるわけだ。

S/Nが下がるというのは事実であろうと思うが、
何らかの基準で同じ土俵に並べる必要があるので、
その過程で元画像を(不自然に?)輝度を伸張している以上避けられないのではないか?
と思っている。
Normalization(正規化)せずにIntegrationする時の基準はどうやっているのか?
はよくわからない(調べていない)。

ちなみに、どれだけ時間がかかるかというと、
20251126.jpg
カラーASI6200MCP(bin1)で、171枚の処理で
 Local Normalization 1時間30分
 Integration 1時間11分
全体では4時間程度かかっている。
もちろん枚数が少なければもっと早く終わる。
モノクロASI6200MMPでは、単画像はもっと速いが、
フィルター4枚分だと結局あまり変わらない。

WBPPは、寝る前とか、仕事に行く前に起動して(放置して)処理する。

どうしたものか、M78

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M78_202511.jpg

M78とバーナードループを撮影したのだが、
右下から、アルニタクとアルニラムからの光芒が入ってきたようだ。
今のおいらにはこれをとる技術はない。
構図としてはよかったと思っているのだが、どうしたものか。

【撮影データ】
鏡筒:タカハシ FSQ106(530mm F5)
架台:タカハシ EM200 Temma2
カメラ:ZWO ASI6200MCPro
Filter:なし 5分×101枚 合計8時間25分
ガイド:ZWO ミニガイド鏡(150mm F5) ASI220MM-mini PHD2
撮影日:2025年11月20日,11月21日
場所:和歌山県 NNRV(リモート撮影)
処理:PixInsight,BXT,SXT,NXT他

新月期は晴れ

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先週の後半、晴れてくれた。
地元というか自宅は雨や曇りで全然だめだが、400㎞先の和歌山は晴れた。
11/20(木)、11/21(金)、11/22(土)、11/23(日)と連続して晴れた。

11/20(木)は21時頃まで薄雲あり、ボツ画像も多かったが、その後は朝まで晴れた。
11/21(金)は一晩中快晴であった。
20251124.jpg
1晩で3対象、19時から翌5時まで連続5分を100枚撮影し完走。
2対象目で放置し寝たが、
 本当に完走して終了してくれるのか?
 途中で止まったらどうしよう?
 朝起きて屋根が閉まってなかったらどうしよう?
(400㎞先なのでトラブってもどうしようもできない)
と不安で仕方がなかったが、23時を待たずに眠くて寝た。
→ 無地に屋根も閉じて終了していた。

さらに、11/22(土)も一晩中快晴であった。
この日は土曜日ということもあり、
NNRVのメンバーが、18時前に一斉に屋根を開けて準備したのは笑ってしまった。
この日から撮影対象を一部変更してシーケンスを組む。
1晩で3対象の撮影だ。

また、地元も晴れて、地元リモートも稼働。
1晩で2対象、系外銀河を長焦点で狙う。
20251124_2.jpg
前半はIC342、後半はNGC2403だ。
ガイドのグラフはもう気にしなくなった。
(赤経・赤緯 0.4秒角、合計0.6秒角)

またまた、11/23(日)も一晩中快晴であった、
しかも和歌山リモートと地元リモートも。
こんなに晴れが続いていいものなんだろうか。
 
 
NINAのシーケンス撮影は(不安な気持ちはあるが)信用できる。
撮影パソコンも今年だけで数回も取り替えていて、安心できるものを設置した。
だからこそ、信用して寝るのだ。
(まれにNINAが落ちてひどい目にあうこともあったがな)

対象の切り替え時には
 次の対象への自動導入(座標の指定)
 プレートソルブ(座標中心への位置補正あり)
 オートフォーカス(初回導入時)
 オートガイド起動
 オートフォーカス(7枚撮影後の度に起動)
を仕込んで撮影シーケンスとしている。
この仕込みミスがあると当然ダメなので、
寝る前には一応確認している。

オンライン学習ってのは

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役に立つのか?立たないのか?
ずっと疑問に思っている。
今のところ、役に立つ場合もあるが、役に立たないと思えることも多い。

■役に立たないと思えること
興味のあることでも、ふんふんと思っているだけで、身につかない。
実際にPixInsightの動画を見て、あれをやればいいのか、
と思っても、実際にやると、これはどうすればいいのか?
と何もできないことがある。
結局、苦労して自分で身につけないとダメで、見ているだけでは役に立たない。
ただ、そういうやり方があるということは、覚えていて損はない。
身につけるにはそれなりの反復学習が必要なのは言うまでもない。

■役に立つと思えること
物事の考え方や、背景にある知識を得るのには有効と思える。
特に歴史や地理に関して、その背景の事情を理解することでより理解が深まる。
これには興味を持って臨む必要はあるが、見ているだけでも役に立つ。

というわけで、
実践的なものについては、見ているだけではダメだが、
理解を深めることに関しては、見てより知識が深まることもある。
これを言ってはお終いだが、何事も本人の努力次第ではある。
やる気がなければそもそも何ともならない。
老化が進むとやる気がどんどん無くなってくる。

先週から天気がいいぞと思っていたが

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いよいよ11月の新月期。先週から天気がいい。
地元リモートも和歌山リモートもフル稼働だ。

先週から、11/14(金),11/15(土),11/16(日)と3日間連続晴れた。
地元リモートは11/15(土)までで終了だが、
11/17(月)、連日の疲れでお休みしたが、夜半から晴れたようだ。
その後もずっと晴れの予報だ。
和歌山リモートは、さらに、
11/18(火)、ただし、夜半前から薄雲攻撃で途中終了
11/19(水)、どうも曇りでだめだ
晴れの予報はどこへ行った?

ただ成果に関しては何とも言えない。
放置して寝ている間に撮影はしてくれるが、
薄雲襲来でボツ画像の量産が続くだけもあるし、
晴れればいいってものでもないが、晴れないと何もできない。

20251120_1.jpg
これは和歌山リモートだが、終盤の途中から薄雲にやられたことがわかる。
実際にPixInsightにかけて画像を判断し、終盤の画像は全部捨てた。
ガイドのグラフは割と平坦で良好だ。

20251120_2.jpg
こちらは地元リモートで、最後まで順調に撮影できたことがわかる。
ガイドのグラフは暴れまくっているが、数値的には昔と変わらないのが不思議。
地元リモートでは詳細シーケンスを組んでいる(ドームのスリット閉鎖のため)が、
簡易シーケンスと違って予想終了時刻の表示がない(頭の中で計算するしかない)。

あと、和歌山の画像は背景が暗くて、空も暗いのがよくわかる。
地元リモートの空は、昔はそこそこ暗かったのだが、今は明るい。

20251120_3.jpg
この画像ではわかりにくいが、
NINA V3.2 になって、撮影画像の十字線の色が変わって、ものすごく見やすくなった。
あとは、機器接続時、PHD2を接続しても接続だけで撮影まで進めない点も良くなったことかな。

苦節3年、馬頭星雲他(B33,IC434)

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B33_202510.jpg

【撮影データ】
鏡筒:タカハシ FRC300(2348mm F7.8)
架台:タカハシ NJP Temma2
カメラ:ZWO ASI6200MMPro(全部2xbin)
Filter:ZWO:Ha 5分×43枚
    RGB:Astrodon I-G2 各5分×10枚 合計6時間5分
ガイド:ZWO OAG-L ASI178MM-mini PHD2
撮影日:Ha:2023年1月12日 RGB:2025年10月29日
場所:福井県 AstroParkSekimoto(リモート撮影)
処理:PixInsight,BXT,SXT,NXT他

Haで約3年前に撮影したまま放置していた。
過去の遺産を発掘し活用して処理してみた。
カラー化すべく、先日、RGBを撮り増しした。

スパイダーの回折光というか光芒?が画像右側にあるが、
これは最終的にはトリミングするしかないかな。

約3年前に使っていたパソコンは何だったか忘れたが、
第4世代Core i7 だったかな?
PixInsightのBXTを実行するのに数分かかっていたのだが、
今回、第11世代Xeonノート(nVidia CUDA)だと、30秒もかからずすぐに終わった。
時代の進歩は凄いなあ。

来年は午年なのか

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干支の「うま」は「午」と表記する。
とはいえ、頭の中では「馬」のイメージである。

馬は昔から荷物運びなどで多く使われていた。
現代では乗馬や競馬が主流なので、農耕や運搬にはほとんど使われてはいないはず。

そこで、ふと、疑問に思ったことがある。
馬に乗って道路を歩く(走る)とどうなるのか?
車両の扱いなのか、歩行者の扱いなのか、おそらく車両なんだろうな。
馬単体ではなく、馬車と考えたら当然車両となる。
では馬単体で乗馬したら、どうなるか?

道路交通法では馬は車両(乗馬のみでも)の扱いなのだという。
車両のナンバー交付とかはなく、軽車両(自転車)と同じ扱いだ。
なので左側通行で、飲酒運転は禁止、交差点は二段階右折となる。
当然スマホも禁止で二人乗りも禁止だ。
(海外の映画では馬に二人乗りのシーンは見かけるが、日本では違反となる)
ここまではいい、常識というか社会通念上の範囲内である。

問題は、乗馬ではなく、馬から降りて、馬を引っ張るというか、
馬と一緒に散歩する場合はどうなのか?がよくわからない。

自転車は乗らずに押して歩くなら歩行者の扱いで、右側通行だ。
二輪車でもエンジンを止めて押して歩く分には歩行者の扱いだ。

だったら馬から降りて歩く場合は歩行者の扱いなのだろうか?
犬の散歩なら歩行者の扱いで全く問題ないが、犬と馬ではどう違うのか。
馬を道路を使って散歩する人はほとんどいないと思うが、
馬を飼ってる人は道路で引っ張ることだってあるだろう。
ここが気になって調べてみたが、残念ながらわからなかった。

やっちまった

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先週、11/14(金)の夜、快晴。
地元リモートと、和歌山リモートとの同時撮影。

地元リモートで撮影し、あとは放置して寝た。
翌11/15(土)の朝、確認すると、ドームが閉まっていない。
撮影画像は0:30頃のが最終で、何があったのか?
赤道儀は稼働し続けて...、
やっちまったか。

朝、リモート接続したら、起動直後の画面になっていた。
NINAが途中で落ちたのかと思ったが、そうではなく、
どうやらパソコンが落ちたか、何らかの原因で再起動したっぽい。
WindowsUpdateは今月分はちゃんと当てていたが、2日前だったしなあ。
NINAのせいではなかったようだが、パソコン本体だとしたら厄介だわ。

とりあえず、ドームだけ閉めて、電源を切って、現地へ向かう。

赤道儀は稼働限界まで動いていてそこで停止していた。
クランプ緩めてホームポジションへゆっくり動かす。
コネクタを確認し刺し直して、電源を入れるとモーターが動き出した。

NINAから接続し、NINAから動かしてみたが、ちゃんと動いている。
昨日、NINAを起動した時に、3.2へアップデートしますか?が出ていたのは知っていた。
アップデートしておけばよかったのかもしれないが、
とりあえずは復旧した。

自宅へ帰ってから、再度リモート接続してパソコンをチェックしたところ、
WindowsUpdateの履歴が11/14,11/15で残っており、
おそらく原因はこいつだ、Microsoftにしてやられたな。
Microsoftめ、末代まで祟ってやる。
今後は事前にWindowsUpdateを確認してから撮影しないとダメだな。

そういえば過去に撮影中、WindowsUpdateが走って、
「あと○分で再起動します」を手動で抑え込んで最後まで見届けたこともあったな。
勝手にWindowsUpdateしないように1週間後とかにしているんだけど、何とかならんのか。
 
 
 
翌11/15(土)の夜も快晴、懲りずにリモート撮影を行う。
20251117.jpg
機材はすべて順調に動作し、ガイドもグラフは派手に変動するが問題ない。
そして禁断の放置プレイをやってみる。
今度は絶対にうまく最終ゴールをするはず。

→ 翌朝、うまくいったのを確認した。

M42 再処理

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M42_202511.jpg

M42を再処理した。
前回とあまり変わらんか。

GHSはもっと修行しないと使えない。
今回は撮り増しした画像での再処理だ。

【撮影データ】
鏡筒:タカハシ FSQ106(530mm F5)
架台:タカハシ EM200 Temma2
カメラ:ZWO ASI6200MCPro
Filter:なし 5分×38枚, 30秒×30枚
    DualBP 5分×30枚
    L-Ultimate 5分×30枚   合計8時間25分
ガイド:ZWO ミニガイド鏡(150mm F5) ASI220MM-mini PHD2
撮影日:2025年10月23日,11月6日、11月7日
場所:和歌山県 NNRV(リモート撮影)
処理:PixInsight,BXT,SXT,NXT,NarrowbandNormalization他

ツカレナオース

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という言葉は、パラオという国(の一部の州)で「ビール」を表す現地語だ。
パラオは日本の旧統治下にあり、日本人の移住者も多かったという。
場所的にはフィリピンの東、グアム島との中間点にある島国だ。

世界で唯一日本語を公用語としている国であるが、国全体で決めているわけではない。
正確にはその中の1つの州(アンガウル州)が日本語を公用語と規定している。
他にも日本語由来の単語がいくつかあり、日本人が聞いてもすぐに意味は分かる。
実際には日本語を話す人も少なくなり現地人は日本語を話すわけではないようだ。

日本では、日本語を公用語としていない。憲法で規定していないのだ。
まあ島国だし、単一民族でわざわざ公用語を決める必要性がなかっただけで、
誰も気にする人はいなかったのだろうな。
実際には日本では日本語が事実上の公用語であり、
役所や裁判所では日本語で記述しなければならないとされている。

ここは憲法改正してでも、公用語は日本語とするということを明記すべきだな。
(左巻きの連中がこぞって反対するだろうけど)

再びぎょしゃ座の勾玉付近(IC405,410)

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IC405-410_202510_3.jpg

追加撮影し、89枚、7時間半だ。
前回の20枚とはずいぶんと違う仕上りだ。
枚数が多いと淡い部分の描写が捗る。
リモート撮影やりだしたら、やめられない止まらない、リモート中毒になってしまった。

勾玉の玉の中の青い蛇がのたくったような所の表情が何とも言えない。
ただし、この作品はあまりいいとは思えない。
星がうるさいからかな?

【撮影データ】
鏡筒:タカハシ FSQ106(530mm F5)
架台:タカハシ EM200 Temma2
カメラ:ZWO ASI6200MCPro
Filter:なし 5分×89枚 7時間25分
ガイド:ZWO ミニガイド鏡(150mm F5) ASI220MM-mini PHD2
撮影日:2025年10月17日,29日,31日
場所:和歌山県 NNRV(リモート撮影)
処理:PixInsight,BXT,SXT,NXT他

IC348

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IC348_202510.jpg

ペルセウス座にある反射星雲で、特に愛称はない。
場所的にはカリフォルニアの右下にある。
赤の成分も少しはあり分子雲もあるが、なんというか地味な対象である。

【撮影データ】
鏡筒:タカハシ FSQ106(530mm F5)
架台:タカハシ EM200 Temma2
カメラ:ZWO ASI6200MCPro
Filter:なし 5分×40枚 3時間20分
ガイド:ZWO ミニガイド鏡(150mm F5) ASI220MM-mini PHD2
撮影日:2025年10月23日, 27日
場所:和歌山県 NNRV(リモート撮影)
処理:PixInsight,BXT,SXT,NXT他

月夜も撮影

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先週、11月6日(木)、11月7日(金)の夜は晴れた(和歌山)。
夜の23時頃から準備してオリオン座方面に向ける。
DBPフィルターやL-UlimateフィルターでM42を狙う。

20251110_1.jpg

赤は写るが、O3の青はあまり写らないが、それでも撮影する。

20251110_2.jpg

南中前のM42を撮影中の監視カメラ画像。

ただ、月が大きいとS/Nは悪いわ、背景はノイズだらけだわ、
あまりいい画像ではない。
ただ目的はM42本体の画像をだけ写ればいいやとの思いで撮影した。

難しいな(M42)

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M42_202510.jpg

これは、M42というよりは、M42周辺の淡い星雲が主体だな。

おいらが勝手に思っている3大天体は、
・M31 アンドロメダ銀河
・M42 オリオン星雲
・M45 すばる
この中で最後まで未撮影だったのは、M42だ。

これ、思ったよりも処理に難儀している。
十数回も処理をやり直ししているが、だめだ、うまくいかない。
1枚5分じゃあ露光時間が長すぎる。
1枚30秒とか1分とかで撮り増すしかあるまい。

高輝度部と低輝度部に分けて後から合体はうまくいかなった。
1枚画像から、マスクを駆使して処理しても、マスクの大きさが決まらない。

マスクは RangeSelection で作成してもうまくいかないので
GAME(というスクリプト)を使って手書きで作るしかなかったが、
(手書きマスクは許容される範囲内だとは思うが)
それでもうまくいかない(正直下手なんだわ)。

淡いところ大好きなもんで、1枚5分かけているんだが、
淡いところをあぶりだすと、本体よりも目立つというか、
輝度差が逆転してしまいかねないので、余計に難しい。

GHSを使ってもう一度処理し直ししてみようかと思う。
ただGHSはリニアでやれということなので、
いきなりノンリニアにしている今の画像処理を根本的に見直さないといけない。
GHSは自由度が高くて使いこなせれば何でもできるというが、
使いこなすのが大変なんだよ、とっつきにくいし。

このままでは未完成のままだ。
M42.jpg
素のままで処理するとこんな感じ。

【撮影データ】
鏡筒:タカハシ FSQ106(530mm F5)
架台:タカハシ EM200 Temma2
カメラ:ZWO ASI6200MCPro
Filter:なし 5分×38枚 3時間10分
ガイド:ZWO ミニガイド鏡(150mm F5) ASI220MM-mini PHD2
撮影日:2025年10月23日
場所:和歌山県 NNRV(リモート撮影)
処理:PixInsight,BXT,SXT,NXT他

SoftEther VPN

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遠隔地とのネットワーク接続で、「SoftEther VPN」というものがある。
通常はルーターに内蔵されたVPSサーバー機能を使うのだろうが、
「SoftEther VPN」を使って構築することも可能だ。
「SoftEther VPN」は無料で公開されている。

「SoftEther VPN」は、サーバー用とクライアント用に分かれている。
クライアント用は、手元のパソコンにインストールする。
サーバー用は、遠隔地というか接続先のネットワーク内の端末にインストールする。
そうすると、手元のパソコンから接続先のネットワークにつながり、
接続先ネットワーク内の機器にアクセスできるという話だ。
ただし、サーバー用の機器につなげるためには、ルーターでポートフォワードなど、
別の設定が必要になる。

おいらの場合、和歌山リモートには、Talescaleを使っている。
これも一種の仮想VPNともいえるが、
「SoftEther VPN」との違いは、パソコン同士の接続に限定される点が違う。
相手先ネットワーク内の別の機器には直接接続はできない。
別の機器には、接続先パソコン内に入ってから間接的に接続することになる。

和歌山リモートは、接続先のパソコンを使って撮影ができればいいので、
Talescaleでやっている。
VPNを構築しネットワークに接続できれば自由度は広がるが、そこまでする必要はない。

淡い洞窟星雲(SH2-155)

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SH2-155_202510.jpg

ケフェウス座にある洞窟星雲(SH2-155)。
ここよりもちょっと左下にあるクワガタのほうが有名かもしれない。
SH2-155をど真ん中にした構図もこれでよかったのか、もっと考えておくべきだったかも。
画像左下や中央下には中途半端に赤い星雲も写っている。
トリミングすべきかどうかも迷っている。

【撮影データ】
鏡筒:タカハシ FSQ106(530mm F5)
架台:タカハシ EM200 Temma2
カメラ:ZWO ASI6200MCPro
Filter:なし 5分×70枚 5時間50分
ガイド:ZWO ミニガイド鏡(150mm F5) ASI220MM-mini PHD2
撮影日:2025年10月23日, 27日, 28日
場所:和歌山県 NNRV(リモート撮影)
処理:PixInsight,BXT,SXT,NXT他

和歌山に行ってきた、SV241Pro設置など

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20251103.jpg

和歌山での作業は、順調に終わった。
電源やUSBケーブルなどの配線は、SVBONYのSV241Proに
(全部ではないが)集約して、かなりすっきりした。
SV241Proは赤道儀に吊るし、背面にはゴムマットを両面テープで張り付けて、
赤道儀との直接接触を防止している。
ヒーターも2系統接続し、フル装備だ。

それから撮影用パソコンの入れ替えも順調にいったはずだったが。
単体で各デバイス一つずつの動作確認はうまくいった。
記憶が定かではないが、ローテータの動作確認は特にしなかったと思う。
(当然動くだろうとの先入観もあった)
夕方暗くなって星が見えてきたので、全デバイスを接続し動作確認した。
が、NINAが落ちまくる。

原因はローテータがらみであることは間違いない。
こいつを外せばうまく動く。
今では使わなくなったMaxImDLでの挙動を確認したが、
こちらもエラーで動かない。
どうもローテータのモーター自体が動かないような感じかな。
他はOKなので、時間切れで帰宅したが、どうにもすっきりしない。

今まで使っていた古いパソコンはそのまま温存はしてあるが、
9月までは問題なく動作していた。
10月になって寒くなってきたら、NINAがたまに落ちることが発生した。
その対策として今回パソコンの交換を行った。
でも、確実に落ちるようになった。
ローテータを外せば普通に動く。
パソコンは関係ないような気がする。

ローテータのUSBは、SVBONY経由で接続しているが、
SVBONYのUSB-HUB関連の相性問題?かもしれない。
今となっては現地にいないのでどうしようもないが、
1.パソコンを取り換えて、SVBONYとの接続
2.新旧パソコンで、SVBONY経由ではなく、直接パソコンに接続
での挙動を確認するしかない。
でもSVBONYも関係ないような気がする。
同じようにフォーカサーもSVBONY経由で何の問題もない。

どうもドライバとか、SVBONYの問題ではなく、
原因はハードウエアっぽいような気がする。

ローテータは必須デバイスではないので、当分NINAで接続せずにこのまま使う。
撮影には必須ではないけれども、なんかうまくいかないんだよなあ。
 
 
 
翌日、11月3日(月)、和歌山は快晴。リモートでテスト撮影を行う。
NINAが落ちることもなく、動作確認はOK。
やはりローテータなしだとすべてがうまくいく。
当面は横構図のままで撮影するしかないか、まあ仕方あるまい。

20251103_1.jpg

これはテスト撮影終了後のNINA画像。
テストシナリオは、26枚撮影、7枚毎にオートフォーカス、終了時にパークという流れ。
対象は、南中後1時間経過後まで鏡筒反転せず、イナバウアー状態で撮影させる。

20251103_2.jpg
この画像は、撮影終了の間際、監視カメラではまだ余裕があるようだ。

20251103_3.jpg
終了時にパークした直後の状態、
ちなみにこの監視カメラは南方向を向いている。
空が明るい感じはするが、カメラの感度が高いのであり、
実際には人間の目で見ると月明りでうっすらと見える程度で実は暗い。

20251103_4.jpg
気温モニターでは、8.3度だが、そこまで寒くはないはず。

20251103_5.jpg
今回実践投入した、SVBONY SV241ProのNINA画面だ。
気温は15.7度で、これまたおかしい、実際には12℃程度ではないかと思っている。
(現地の気象台の公表値)
湿度もバラバラで、どちらも正しくないと思う。
何を信じればいいのか、よくわからなくなった。

ただヒーター温度は25度を表示しており、昨日実際に触ってみたがほんのり温かい。

NGC891

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NGC891_202510.jpg

【撮影データ】
鏡筒:タカハシ FRC300(2348mm F7.8)
架台:タカハシ NJP Temma2
カメラ:ZWO ASI6200MMPro(全部2xbin)
Filter:Astrodon I-G2 L:5分×45枚 RGB:各5分×15枚,合計7時間20分
ガイド:ZWO OAG-L ASI178MM-mini PHD2
撮影日:2025年10月23日,24日
場所:福井県 APS(リモート撮影)
処理:PixInsight,BXT,SXT,NXT他,cropあり

これは先週に撮影した、NGC891。
もっと撮影枚数を増やしたいが、とりあえず処理した。
これはまだ途中経過であり最終作品ではない。
とはいえ、時期的にはシーズン終盤であり、来年に持ち越しだな。

カラーバランスに悩み、結局SPCCで合わせることにした。
幸い、SPCCのフィルターにはAstrodonのフィルターも網羅されており、
処理自体はできたが、SPCCはBXTかけると失敗する。
なので、RGB画像を合成するまではBXTをかけずに、RGB合成語にBXTをかける。
その後はLRGB合成して、こねくり回して仕上げる。

カラーCMOSばかりやっていると、モノクロCMOSの処理を忘れてしまう。
なんだかんだでカラーのほうが撮影はともかく、画像処理は楽でいい。
人間、楽を覚えると堕落する。
カラーCMOSは炬燵に次ぐ堕落人間製造機かもな。
ってことで、モノクロCMOSもあえて使っているわけだ。

次の日曜は和歌山へ

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久しぶりに和歌山へ行ってくる。

BBQに誘われたのもあるが、機材のメンテに行きたい。
撮影用のパソコンを取り換える。
Core i7 第4世代の古いパソコンにWindows11を無理やり入れている。

9月までは調子よく、何の問題もなかったが、
10月に入り、寒くなってきたらいきなりNINAが落ちるようになった。
落ちたらNINAを起動し、機器を接続し、カメラの冷却からやり直す。

見ていればすぐわかるが、問題なのは、放置して寝てしまった時だ。
NINAが落ちると赤道儀は動き続けるわけで、これが問題になる。
手持ちの別のパソコンを用意して入れ替える。
Core i7 第7世代のノートパソコンと、第8世代Xeonデスクトップの2台を持参し
どちらかを置いてくる、中身は同じものをクローンして入れてある。

他にもやりたいことはいくつかあるので、全部やってくる。

一晩中晴れた

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20251030.jpg

10月の新月期は天候が絶望的だったが、
10月27日(月)は晴れた、快晴だった。

和歌山リモートへ接続し、1晩で3対象、合計100枚を撮影。
最初から3対象の撮影シーケンスを組んで、
途中までは様子を見て、あとは放置して寝る。

この時に注意すべき点は、対象が変わったときに、
オートフォーカスを最初に必ず実行する(という設定)だ。
(おいらの場合は、だけど)

屋根を閉じるのは別アプリでタイマーを仕込んでおく。
7枚撮影後にオートフォーカスさせているので、ピントも任せっきりだ。

一晩中、快晴が続くんだという確信がないとできない。
もちろん、機材が完璧に動作するとの信頼性もないといけない。

朝、うまくいったのを確認したときはほっとしたよ。

変なおっさん

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どうでもいい話だが、先日吉野家へ行った。

ちょっと豪華に肉の大盛(約300円増し)で何とか定食みたいなものを注文した。
カウンターが空いていなかったので、4人席へ座った。
そしたら一人のおっさんが後から相席で座った(これは別に構わない)。

このおっさんが、なれなれしいというか、話しかけてくる。
「あんたの頼んだものは(豪勢に見えて)いくらしたの?」
「1200円ちょっと、肉は追加してるので」
「すごいね、自分のは(値段は)その半分だよ」
ちらっと見ると、牛丼並盛とみそ汁か、値段的にはそんなものだろう。
ちゃんと紅生姜もしっかりと載せていて、牛丼通だな、と。

このおっさん、よく見ると、70代くらいかなと思った。
ネクタイしてるし、身なりは整っていてサラリーマンっぽい。
そして
「83歳で年金暮らしで、どうのこうのと」よくしゃべる。

83歳とは驚いた。
健康そうに見えるし、働いているのか分厚いかばんも持っている。
本当に働いているのかどうかすら怪しいが、
昼飯時の牛丼を食べにくるサラリーマンとしてはおかしくはない。
83歳だとしたらすごく怪しいがな。

何よりも金額計算は瞬時に判断しているし、
頭も身体もずいぶんとしっかりしているのが驚いた。
80代だと、耳は遠いわ、腰は曲がってるわ、足は遅いわ、
かなりよぼよぼなイメージだ、義母を見ていると。

何者かはよくわからない。
謎だ、しかし何でおいらに話しかけてきたのか、よくわからん。

20年後、まだ生きていたら、おいらも牛丼屋に行って牛丼を食べるんだー。
紅生姜をてんこ盛りにして。

ぎょしゃ座の勾玉など(IC405,410)

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IC405-410_202510.jpg

これはずっとあこがれの対象で、おそらく初めての撮影ではないかと思う。
構図もこれでよかったのか、処理はどうすべきなのか、まったくわからない。
ただし、撮影枚数は少ないのでこれでは物足りない、もっと枚数を稼ぎたい。

カラーカメラのいいところは、中途半端な枚数でも処理はできるということか。
モノクロだと、全部そろわないと処理できないしな。

【撮影データ】
鏡筒:タカハシ FSQ106(530mm F5)
架台:タカハシ EM200 Temma2
カメラ:ZWO ASI6200MCPro
Filter:なし 5分×20枚 1時間50分
ガイド:ZWO ミニガイド鏡(150mm F5) ASI220MM-mini PHD2
撮影日:2025年10月17日
場所:和歌山県 NNRV(リモート撮影)
処理:PixInsight,BXT,SXT,NXT他

新月期の撮影は絶望的

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和歌山がなかなか晴れない。
こういう時は地元が晴れる。

先週、10/23(木)、10/24(金)と晴れるのは晴れた。
透明度は今一だが贅沢は言ってられない。
地元リモートで撮影する。

気温は夕方で12℃、0時前には10℃を下回る。
夏場では無理だった-10℃の冷却温度も屁のカッパで30%程度で余裕だ。

20251027_2.jpg
このようにガイドが乱れている。
昔のようにきれいなガイドではない。

20251027_1.jpg
それでも、秒角で見ると、そう悪くはない数字なのだ。
なんか変だな。

地元リモートは、NINAで詳細シーケンスを組んで撮影する。
モノクロカメラなので、Rでxx枚、Gでxx枚、Bでxx枚で撮影する。
で、最後に終了シーケンスが、赤道儀をパークし、ドームのスリットを閉じる。
途中まで見届けてから放置して寝る。

モノクロでフィルター変えながらの撮影は面倒で仕方がない。
カラーカメラの楽なのを経験するとモノクロでちまちまやるのも面倒だ。
カラーカメラにするのもなあ、なかなか魅力的なんだよな。

あまりその気はないのだが、手ごろな大型赤道儀がないか物色してみた。
国産だと、ビクセンAXD2で100万程度か。
iOptronのCEM120ECが120万くらいか。
住宅リフォームでお金が飛んでいくのを見ると、この金額なら何とかなると思ってしまう。
住宅リフォームをやめればPlanewaveのものだって、その気になれば...と思ってしまう。

とはいえ、もうこの年だし、趣味にもうお金はかけたくない。
今の趣味よりも、(いつまで生きるかわからんが)老後の生活費が大事なんだよ。
終活で機材を放出すべき...だが、まだまだ撮影はしたいし、どうしたものか。

20251027_3.jpg
ドーム屋根に取り付けたAtomCam2の画像。
23時ごろの夜空、中央下にはオリオン座が上がってくる。

引き寄せの法則

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この法則とは、
「あれが欲しいな、とか、こうなればいいな、と思うとその願いが叶う」
というもの。

ただ単に「お金が欲しい」という漠然としたものではなく、
ある程度具体的に、現実味のあることを願うと実現性が高まる。

って、すごく当たり前の話であって、
願いをかなえるためには、常日頃から、そのことに関して興味を持つ。
そうすると、どうすればよいのか、を考え始める。
実現可能な計画はどうするか、を考え、少しづつでも努力をし始める。
そうすると、時には、目の前にいいタイミングでいい情報が転がってくる。
で、気が付いたら願いが叶っていた、という結果となるわけだ。

結局本人の努力が実を結ぶのであって、棚から牡丹餅というわけではない。
ここを勘違いする人が多いようだが、他力本願では願いは叶えられないのだ。

普通のクエスチョン(NGC7822)

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NGC7822NF_202510.jpg

北は右方向

前回はナローバンドで撮影した。
今回は下弦の月が昇ってくる前にフィルターなしで普通に撮影した。

色合いが赤一色ではないので、やはりこちらのほうがよさそうな感じか。

【撮影データ】
鏡筒:タカハシ FSQ106(530mm F5)
架台:タカハシ EM200 Temma2
カメラ:ZWO ASI6200MCPro
Filter:なし 5分×36枚 3時間
Rotator:90度左回転(上:東方向、右:北方向)
ガイド:ZWO ミニガイド鏡(150mm F5) ASI220MM-mini PHD2
撮影日:2025年10月13日
場所:和歌山県 NNRV(リモート撮影)
処理:PixInsight,BXT,SXT,NXT他

公明党は終わり

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公明党は自民党と決別し、連立から離脱した。
この先は先細りの未来しか見えてこない。

公明党と創価学会は別組織ではあるが、
公明党の唯一の支持母体が創価学会であり、
外から見ると一体化しているようにも見える。

公明党と創価学会は、仲間内の結束が強く、
そのため、選挙では一定の票数がある(昔と違い今は減っているようだが)。
自公連立政権では、その選挙協力もあって自民党にも協力していた。
それがなくなり、自民党は自力で選挙しないといけないし、公明党も然りである。

なぜこの時期に連立解消したのかは、色々水面下でうわさがある。
表向きには公明党は自民党の裏金問題についてということであるが、
それなら石破政権の時になぜいわなかったのか、
高市が嫌いだからだろう。
公明党のバックには中国がいて、右派の高市には嫌悪しているからともいわれている。

自民党にとっては、公明党は足かせというかお荷物なので、
連立解消はいい方向に進むと思うし、高市はそういう道に進めなくてはいけない。
今後のやり方によっては、自民党は復活する可能性を秘めているが、
公明党は衰退する道しか見えてこない。
公明党と創価学会は外部からは相当嫌われているしな。

公明党が連立離脱したと思ったら、維新との連立となり、
公明党はもうないものと同じ扱いのようだ。

口は出すな、金は出せ

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と、言われている。
我が家のリフォームについての話だ。

我が家といっても、自分で建てた家ではない。
妻の祖父(昨年106歳で逝去)が建てた家で、築60年近く経過している。
はっきりいって古くてぼろい家である。

おいらは衣食住に関して、特に衣住にはまるで関心がない。
ぼろい家であっても住めるだけでありがたいと思っている。
この家に一人で住んでいたら、リフォームなんて考えることすらしない。

妻としては、元々この家の住人なのに、この家が嫌いなのだそうだ。
(おいらはこの家は嫌いではないと何度も言っているが)
何せ古い、台所やお風呂場も昭和のままで古いのだ。
水廻り(台所やお風呂場)のリフォームだけでも相当金額はかかり(500程度か)、
それだけではなく、リビングや隣接する部屋も含めてのリフォームだ。
なのでトータル費用はもっともっと高額になり、桁が1つ増える。
(今となっては建設費用は相当高くなっていることもある)
すでにおいら抜きで住宅建築屋と話を進めている。
来年早々に着工して、春過ぎには完成の予定だそうだ。
仮契約(おいらも同席)は済んでいる。

そんなお金を出すくらいなら、和歌山県の某所に土地を購入して、
あれしてこれしてと、好きなことができるのだがなあ、
いっそのこと、一人だけで移住してもいいくらいだ。
ただし、実際にやるとなると間違いなくぶっ殺されるだろうな。

先週の撮影、同時リモート

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先週、10月17日(金)は晴れたが、長くは持たなかった。
10月の新月期であるが、天候は絶望的な日が続くので撮影した。

珍しく、当地(地元)でも晴れたので、現地ドームへ向かう。
久しぶりなので、極軸合わせを行うが、少しずれていたので合わせ直し。
PHD2ガイドのダーク取り直しや、再キャリブも行う。

そして撮影開始して自宅に戻る。

20251021_1.jpg
PHD2ガイドのダーク取り直しや、再キャリブも行ったせいか?、ガイドが暴れる。
ガイドはしているが、この暴れぶりが収まらない。
どうも過剰反応しているように見える。
ガイドパラメータをいじってみるが、多少はよくなるがどうにもならない。

新しい赤道儀を買ってもいいのだが、なかなかこれといったものがないんだな。
高いものならいくつもあるけど、国産でしっかりしているものがあればなあ。

数値的には1秒角(0.5~0.7)以内には収まっており、
数値だけは以前よりちょっと悪い程度だが、久しぶりにやるとどうなってんの?
とにかく何が何だかわからないが、ガイドはしているので撮影はこのまま続行だ。
 
 
 
頭の中を切り替えて、今度は和歌山リモートへ接続する。

20251021_2.jpg
こちらのガイドはグラフを見ても超安定している。
ただガイド補正は片側に偏っており、鏡筒のバランスが崩れているのだろうな。
次回訪問時には鏡筒のバランス取り直しが必要だ。
それでも数値的には0.7秒角以内であり、いいのか悪いのか?

2か所同時リモートは頭が混乱する。
気持ちが落ち着かない。

結局、どちらも、0時まで天気が持たずに撤収した。
撮影はしたが、枚数不足で不完全燃焼だ。
今週はどれだけ晴れてくれるのか?
今月も天気が良くなさそうではある。

薬屋のひとりごと

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第2期も終わっていた。
録画して後追いで見ていたが、まあ結構面白い。
原作を先に読んでいたのだが、アニメ化しても、
ほとんど原作のままだったのでそれはよかったかな。

近頃はテレビにしても映画にしても、
原作はマンガから持ってくる、というのが多い印象がある。
新たに作品を考えるというか造るよりも、定評のあるマンガネタを
引っ張ってくるのが手っ取り早いのだろう。

それはそれで仕方がないのかもしれないが、実写化だけはやめてほしい。
実写化がうまくいったのは例外で、ほとんどは「何これ?」になるのがオチだ。

中途半端なクエスチョン(NGC7822)

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NGC7822_202510.jpg

北は右方向

月があるからとナローバンドで撮影した。
クエスチョンマークの星雲を安直に狙ったのは間違いだった。

ナローバンドはS/Nはよいが、1枚当たりの情報量が極端に少ない。
なので、枚数を稼ぐ必要がある。
月夜でも満月なんかは背景のレベルは高く、光害地と変わらないし、画像は荒れる。
ガイダーの画像でも、月がなければ背景は真っ黒だが、月があると白いノイズだらけだ。
そして、赤しか写らない(O3は満月ではあまり写らない)が、ひたすら撮影する。

焦点距離の割には、こいつがでかすぎるので全体が収まりきらない。
横構図で上下2枚にすべきだったか。

処理の仕方も拙いが、赤一色でつまらない。
(月夜のナローバンドなので、月がなければ青の成分もあるはずだが...)
次は狙う対象をもう少し考えておく必要がある。

それでも月があっても撮影できるってのは楽しいな。

【撮影データ】
鏡筒:タカハシ FSQ106(530mm F5)
架台:タカハシ EM200 Temma2
カメラ:ZWO ASI6200MCPro
Filter:L-Ultimate 5分×92枚 7時間40分
Rotator:90度左回転(上:東方向、右:北方向)
ガイド:ZWO ミニガイド鏡(150mm F5) ASI220MM-mini PHD2
撮影日:2025年9月30日,10月1日,6日
場所:和歌山県 NNRV(リモート撮影)
処理:PixInsight,BXT,SXT,NXT,NarrowbandNormalization他

そろそろ新月期か

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このブログも、夏ごろから天文ネタ(撮影画像)が増えてきた。
それだけ撮影をしていることにもなっている。
やはり晴れてくれないと何もできない。
晴れたら撮影する、この当たり前ができることに感謝している。
それには機材が順調というか完全に動作してくれることが前提だ。

今のところ、撮影データで未処理のものはなくなっている。
飽きっぽい性格なので、一度処理した画像はそのままだ。
これから新しいネタか追加撮影ネタを仕込まないといけない。
それには晴れなきゃいけないが、台風が来るとダメになる。

まだ10月だし、今年の天気は何か変だ。
地元の天気は絶望的でもう期待しない。
和歌山が晴れてくれるのを期待するしかない。

気温は徐々に低下しており、
カメラの冷却温度も先月から-10℃で撮影している。
すっきりとした秋晴れが来ないかねえ。

来月初めには和歌山へ行ってくる。
もちろん機材のメンテも考えている。

カリフォルニア星雲

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NGC1499_202510.jpg

これは10数年ぶりどころか、前回撮影は銀塩フィルムの撮影なので20年以上前か。
ただ構図的には何とかぎりぎりで収まってくれて一安心。
やはり背景には分子雲があるけど、輝度差がありすぎて処理は難しい感じがする。
ナローバンドで撮影したわけではないが、それでも星雲の構造はわかるような気がする。

【撮影データ】
鏡筒:タカハシ FSQ106(530mm F5)
架台:タカハシ EM200 Temma2
カメラ:ZWO ASI6200MCPro
Filter:NO Fitler 5分×60枚 5時間
ガイド:ZWO ミニガイド鏡(150mm F5) ASI220MM-mini PHD2
撮影日:2025年9月29日
場所:和歌山県 NNRV(リモート撮影)
処理:PixInsight,BXT,SXT,NXT他

再び、SVBONYのあれ

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SVBONYの新製品を購入した。

以前に似たような製品を購入したが、今回のはそれとは違う。
以前購入したものは、製品名も型番も「SV241」
今回購入したものは、製品名は「SV241 Pro」、型番が「SV241-YC」となっている。
手に持った感じでは、ややずっしりと重く感じる。
付属品も充実しており、なかなかいいではないか。

20251011_1.jpg

今回購入したのは、ASCOM対応のSWITCHデバイスであり、お値段も高い。
お値段が高いといっても他社製品に比べれば圧倒的に安いといえる。
これが最初から発売されていたらなあ、とは思ったが、今更泣き言を言っても遅い。

何といってもうれしいのが、USBの数が多く6つもあること、
(USB-Cx1、USB2x3、USB3x2 これだけあれば十分だ)
電源用の12V出力ポートも、常時出力x1、ソフトウエア制御x5、と充実している。
(実はさらにもう一つあり、電圧0V~15V/3Aでソフトウエアで電圧調整可能)
さらに、露対策ヒーター用のRCAコネクタも2系統あることだ。

付属品には温度関連センサーも2本付属していて、SVBONY本体に接続する。
1つは温度湿度センサーで、基本的には鏡筒まわりのその辺のどこかに固定する。
もう一つは温度センサーで、ヒーター部分に潜り込ませて実際の温度をモニターする。

ここまでは多言語版(の日本語)で説明が書いてある。

和歌山リモートでは、屈折鏡筒に露対策のヒーターを巻いており、
ガイド鏡にもヒーターを巻いているのでちょうどいい。
現在は昔から使用しているケンドリックのものを使っているが、
接続がスマートではなく、これがすっきりできるとなればうれしい。
 
 
ソフトウエアに関しては何も説明がないのだが、自力で探しに行かないとダメだ。
1.単体動作するアプリ
2.ASCOMドライバ
の2つが用意されていて、SVBONYのサイトに行って直接ダウンロードはできる。
ただそれだけで何の説明もない、だがそれでいい。
説明はなくてもインストールして動かせば、すぐにわかる内容だ。

Geminiにしろ、SVBONYにしろ、ちょっと不親切に思えるかもしれないが、
中華メーカーは、まあこんなものだと割り切って使うしかない。
奴らは「こんなものを欲しがる天文屋は自力で何とかするさ」と思っているのだろう。
実際、それはそうなんだけど。
 
 
ソフトウエアでは、最初に
20251011_2.jpg
これは、単体で動作するWindowsアプリである。
接続して、1番目の電源をOFFにしてみた時の画面だ。
ASCOMとは無関係である。

次に、ASCOM関連、
20251011_3.jpg
ASCOMドライバをインストールし、NINAから設定画面を呼び出した画像。
接続用のCOMポートを指定し、接続デバイスに名称を付ける。

さらに
20251011_4.jpg
NINAから接続した、SWITCHの画面。
各電源のON/OFFと、2系統あるヒーターの制御ができる。

使い方としては、NINAから制御できるので、
詳細シーケンスを組めば電源制御も思いのままだ。
 
 
以前に購入したものは、ただのUSBと電源のハブでしかなかったが、
地元リモート用と和歌山リモート用に2基配備済みではある。

今回購入したものは、和歌山リモートに配備する予定。
今現在は、100Vの電源コンセント単位に個別に電源をON/OFFしている。
これを切り替えるとなると、いろいろ検討事項が増えてくる。

電源は個別に制御可能なので、これ1つで全部1つにまとめることは可能だ。
赤道儀は今は24Vを入れているのだが、12Vも可能でそうすれば繋げられる。
(赤道儀は24Vのままにすると思う)
どれにどうつなぐのか、悩みどころではある。

それ以上に問題なのは、手元に機材がないので、
ケーブル接続時に長さが足りるかどうかの判断ができない。
ケーブルそのものが不足するかもしれない。
(特に電源ケーブルのオスメス/オスオス問題がある)
いきなり現地で一発勝負して、勝てばいいが負けた時が大変だ。
なので、勝負下着を履いていくか、とアホなことを考えてる場合ではなく
現地調査で1回、2回目に本設置の長丁場で考えないといけなくなる。

片道400Kmは大変なんだよ。
できれば現地作業は1回きりで済ませたいが、どうするかだな。
事前に綿密に計画を立てて、プランBも考えるか。
でも和歌山はいい所なんだよな、よく晴れるし空は最高だし。

ハート星雲と胎児星雲のモザイク合成

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IC1805_IC1848_202509.jpg

IC1805(ハート星雲)とIC1848(胎児星雲)がそろったら、モザイク合成だ。
モザイクは面倒なので、昔マイクロソフト社が公開していたICE(ImageCompositeEditor)
を使って、2,3分程度でささっとモザイク合成した。
すごく簡単に処理したが、いい感じではないだろうか。

PixInsightは32bitのままで処理できるが、
ICEはTIFFかJPEG(他もあるが)なので、TIFFの16bitに落とすのが気に入らない、
というか負けた気がするが、ICEの処理の簡単さは群を抜いている。

実は、PixInsightで処理したのだけど、つなぎ目の色合いがうまくいかず、断念した。
20251010_1.jpg
20251010_2.jpg
ここまではいいが、この後からがボロが出まくり。
WBPP処理直後の画像をモザイクして画像処理しようとしたが、やり方がおかしいのかもしれない。
画像処理してからモザイクするのがいいのかもしれないが、やる気はなくなった。

APPを使うのがいいのだろうと思うが購入していない。
体験版の期間はあるので試せるが、体験すると購入してしまいそうなのでやめとく。

そういえば10数年前、同じようなことをしたような記憶がある。
右下の二重星団(h、χ)まで含めて丸ごとやった。
その時はPhotoShopのPhotomergeを使ったはず。
鏡筒と赤道魏は同一でカメラだけが違う。

右側:IC1805【撮影データ】
鏡筒:タカハシ FSQ106(530mm F5)
架台:タカハシ EM200 Temma2
カメラ:ZWO ASI6200MCPro
Filter:NO Fitler 5分×88枚 7時間20分
ガイド:ZWO ミニガイド鏡(150mmF5) ASI220MM-mini PHD2
撮影日:2025年9月15日, 16日, 26日
場所:和歌山県 NNRV(リモート撮影)
処理:PixInsight,BXT,SXT,NXT他

左側:IC1848【撮影データ】
IC1805と同一機材であり、違いは以下の通り。
5分×73枚 6時間5分
撮影日:2025年9月22日,27日

IC1805

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IC1805_202509.jpg

こちらも10数年ぶりの撮影。
撮影枚数を合計88枚として再処理した。
流石に7時間越えだと処理しやすいし、色のノリもいい。
多枚数というか、長時間撮影は正義である。

ただ構図的には苦しいかな、何とか収まってくれてはいるが。

【撮影データ】
鏡筒:タカハシ FSQ106(530mm F5)
架台:タカハシ EM200 Temma2
カメラ:ZWO ASI6200MCPro
Filter:NO Fitler 5分×88枚 7時間20分
ガイド:ZWO ミニガイド鏡(150mmF5) ASI220MM-mini PHD2
撮影日:2025年9月15日, 16日, 26日
場所:和歌山県 NNRV(リモート撮影)
処理:PixInsight,BXT,SXT,NXT他

知らなかったマヌケな話

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NINAのオートフォーカスを実行するときに、
 IN側-->OUT側で動かすか、
 OUT側-->IN側で動かすか、
の設定がどこにあるのかわからなかった。

つい最近、ようやくわかったんだけど、

20251008.jpg

この設定画面で、バックラッシュのIN側かOUT側かの数値を
 IN側に入力すると、IN側-->OUT側で動く
 OUT側に入力すると、OUT側-->IN側で動く
ということだった。
なんともマヌケな話ではある。

実際に、和歌山リモートで切り替えてやってみたけれども、
IN側から動かそうが、OUT側から動かそうが、同じ結果だったので、
どちらでやっても同じだった。
 
 
関連して一つだけ要望があるのだけど、
オートフォーカス終了後に、さらにIN側へ希望のステップ数で動かしてくれるとありがたい。
このように思っている人は少なからずいるとは思うのだけど。

IC1848

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IC1848_202509.jpg

IC1805の左側というか東側にあるIC1848、胎児星雲ともいわれている。
この焦点距離ではIC1805とペアで撮影するには長すぎるので、単体で撮影した。
IC1805も撮影しているので、モザイク合成をしたくなる。

【撮影データ】
鏡筒:タカハシ FSQ106(530mm F5)
架台:タカハシ EM200 Temma2
カメラ:ZWO ASI6200MCPro
Filter:NO Fitler 5分×73枚 6時間5分
ガイド:ZWO ミニガイド鏡(150mmF5) ASI220MM-mini PHD2
撮影日:2025年9月22日,27日
場所:和歌山県 NNRV(リモート撮影)
処理:PixInsight,BXT,SXT,NXT他

久しぶりに

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天ガ2025年11月号に入選

NGC6946_202508.jpg

応募したのは、ここをクリック(2025年8月21日投稿)

もう10数年ものブランクがあり、最近のフォトコンはレベルも高く
今更応募してもだめだろうなと思っていた。
和歌山リモートの仲間の人はガンガン応募して入選する人達がいるので、
試しに応募してみたら入選したのでびっくりした。

同月号の星ナビに同じNGC6946の入選作品もあった。
処理する人によって表現の仕方がいろいろあるものだなと。
おいらの場合、HDRMT(HDRMultiscaleTransform)は使わなかった。
系外銀河にはHDRMTで腕と腕の間の暗黒帯のメリハリがつくのでよく使う。
ただ弊害として銀河中心部の明るさがかなり薄れてしまう。
なぜHDRMTを使わなかったのかは覚えていないが、
その分銀河本体のメリハリは薄れているので、
やっぱりHDRMTは使ってみるべきだったか、とも反省している。
ただHDRMTは強力すぎるので、HDRMT未使用と弱めに使用画像をブレンドする方向で。
 
 
これからは、応募するにしても和歌山リモートで撮影したもので、
出来がいいものがあったら応募してみようかと思っている。

ただ、和歌山リモートでの撮影は楽しいのは楽しいけれども、
短焦点でメジャーものばかり狙っているので激戦区だし、相当難しいと思う。
それに、まだまだ画像処理が未熟なのでどの程度通用するのかどうかはわからない。
まあ気楽に考えてダメ元でいいやとの気持ちでやってみようかな、と。

小泉氏が総裁選に勝ったら

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おそらく次期総理大臣になるのだろうな。
だが、その先は自民党壊滅に進むのか。

今の時代、問題課題が山積で次期総理大臣は敗戦処理投手みたいなもので、
負け戦覚悟で臨まないといけない。
小泉氏がなったとして力は発揮できそうもないし、
黒幕に操られるまましか動けないだろう、と予測する。

高市氏と小泉氏の一騎打ちになったら小泉氏が勝つ。
(おいらとしては高市氏を支持するが)
自民党黒幕はその動きで動いているように思える。
日本国民や日本がどうなろうと知ったことではないし、
てめえらの利権や派閥の論理だけで動く連中だ。

かつて、小泉氏の親父は「自民党をぶっ潰す」といって話題になった。
そして竹中と組んで日本の中間所得層を低所得層へと追いやった。
息子の代になって「自民党をぶっ潰す」どころか、
日本をぶっ潰すように思えてならない。

久しぶりのM31

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M31_202509.jpg

画像は横表示だが、右側が北方向(撮影時は縦構図)となる。

10数年ぶりの撮影。前回はこれでカメラだけは違う。
同じ鏡筒、カメラは違うが同じフルサイズのカメラで、同じ構図。
カメラも変わったが、処理方法も変わった。

FSQ106でM31を撮影するのが長年の夢だった。
焦点距離530mmではフルサイズでもぎりぎり収まる構図で、
しかも縦構図でないと収まらない。

和歌山リモートでは初のローテーター使用だが、いい仕事をしてくれて、
PlateSolveでもきっちり90度回転した情報を表示した。

地元じゃ(天文屋にとっての意味で)全然晴れないが、和歌山はちゃんと晴れてくれる。
和歌山の空は期待を裏切らない、流石に太平洋側の天気は素晴らしい。
太平洋側へ移住したいくらいだ。

処理した画像としては、6時間の撮影時間なので、
尖ってはいないが、まあそこそこ普通に処理できていると思う。
(画像処理は何回も最初からやり直ししている)

【撮影データ】
鏡筒:タカハシ FSQ106(530mm F5)
架台:タカハシ EM200 Temma2
カメラ:ZWO ASI6200MCPro
Filter:NO Fitler 5分×72枚 6時間
ガイド:ZWO ミニガイド鏡(150mmF5) ASI220MM-mini PHD2
撮影日:2025年9月22日,27日
場所:和歌山県 NNRV(リモート撮影)
処理:PixInsight,BXT,SXT,NXT他

テールスケール(2)

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テールスケール導入のメリット、その2。
パソコン同士が直接IP通信ができるので、RustDeskによる直接IP接続が可能となった。

つまりリモート接続の手段として、
相手がWindowsHOME版であっても、RustDeskの中継サーバーを必要とせず、
RustDeskのリモート接続が可能となる。

設定は、リモートされる側とする側との両方の設定で、
セキュリティの中に、
「直接IPアクセスを有効化」のチェックを入れる

20250930_1.jpg

接続時は、リモートする側が、
接続先の情報に、テールスケールで、
「相手側のIPアドレスを指定してやる」
だけで接続が可能だ。
RustDeskの中継サーバーは使わず、直接接続する。

20250930_2.jpg

和歌山リモート先のパソコンは、Windows11Proなので、
1.Windowsのリモートデスクトップでも、
2.RustDeskでも、
どちらからでも直接接続ができる。

紆余曲折してきたが、ネットワークの接続形態はこれで最終形となった。

テールスケール

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テールスケール(Tailscale)という仮想IPアドレスを使うサービスを使ってみた。

これは一種の仮想VPNで簡単に使えること、
VPNサーバーを用意する必要がないこと、
グローバルIPではない、ネットワーク内のパソコンでも使えること、
という触れ込みだ。
ちなみに無料で使えるが、英語ばかりで日本語のサポートはない。

なぜこのようなものを利用するに至ったか、というと
遠隔地のパソコンとリモート接続するのに
1.Teamviewerが、ずっと昔から自由に使えなくなっていた
2.AnyDeskを使ってきたが、今年の7月あたりからTeamviewerと同じ路線になり、
 毎月課金しないと、5分で接続が切られてしまうので、使用をやめた
3.グーグルリモートデスクトップを使うようにした
4.RustDeskを使うようにした

3.と4.を併用しながら和歌山リモートを行っている。
どちらも使い勝手はそう悪くはないが、もっと簡単に使えないか。

4.RustDesk については、今のところ制限を食らったことはないが、
ユーザーが多いと接続できないことはあるとのこと。
それを回避するには、自前でRustDeskのサーバーを用意して
そこを経由するようにすればよいのだが、
これがまたハードルが高い。

ラズパイを用意して、RustDeskサーバーをインストールして動かしてみた。
これでうまく動けばよかったのだが、実はうまく動かなかった。
RustDeskサーバー自体は正常に動いているし、
自宅のパソコンからの接続はうまくいくが、
和歌山リモートからの接続がうまくいかずに断念した。
もちろんルーターのポートフォワードの設定はしているし、
和歌山リモートからポートスキャンも通ってはいる。
原因はどこかにあるはずだが、深追いする気はなくなった。

そこで、別の手段はないかと探していたら、Tailscaleに行き着いた。
RustDesk関連を調査しているとTailscaleがちらほら登場するので気にはなっていた。

で、こいつを使うと、
最初にサインアップが必要だが、独自アカウントではなく、
グーグルやマイクロソフトなどのアカウントでサインアップすればよい。
Windows用やLinux,Mac,Androidなどのインストーラーを端末に合わせてダウンロードし、
パソコンなどの端末にインストールすればよい。

こいつの特徴は、独自に100.xxx.xxx.xxxの仮想IPアドレスを使って
そのアドレスで(自分のアカウントで登録した)どのパソコンからでも使える点にある。
つまり、Windows標準のリモートデスクトップで接続が可能なのだ。

で、やってみたら、一発で動作した。
RustDeskみたいに中継サーバーを必要としない、
2点間で直接の通信を行う。

ただし、以下の条件がある。
リモートされる側は、
1.Windows標準のリモートデスクトップは、WindowsPro版であること
2.リモートデスクトップを有効にしてパスワードの設定が必要
3.どうやらTailscaleが起動するには、ログオンが完了しないとダメ
 デスクトップが開くときに起動するみたいだ。
 (サービスで動作ではなく、スタートアップで起動するのか?)
 なので、電源ONで自動ログオンしてデスクトップ画面まで出す。
 やり方はいくつかあるが、最終的にはレジストリに設定する。
 ならば直接レジストリエディタで設定してやればよい。
 HKEY_LOCAL_MACHINE\SOFTWARE\Microsoft\Windows NT\CurrentVersion\Winlogon
 に、
 「AutoAdminLogon」 値は、1
 「DefaultUserName」値は、ログインするユーザーID
 「DefaultPassword」値は、設定したパスワード

結論:これは使える。

和歌山リモートはこれに切り替えた。
AnyDeskはもう使わん。

今月は坊主を回避(2)

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もう9月も終わりだ。

先週は、9/22(月)に続き、9/26(金)の夜も晴れた。
予報では晴れる予定で、19時ごろから準備していたが曇ってばかり。
21時頃からやっと雲が薄くなって、22時から撮影可能となった。

20250929.jpg

今回は、カシオペアのIC1805で、中途半端な撮影枚数だったのを
追加で撮影した。

時間的に3時過ぎまで60枚ほど狙って撮影終了とした。
(途中から放置撮影し寝た)
 
 
さらに、9/27(土)の夜も晴れた。
この日は晴れの予報ではなかったがなぜか晴れた。
追加で、M31, IC1848の撮影。

今月の和歌山は、なかなか晴れ間は少ないが、晴れるときは晴れてくれる。
一時は坊主確定かと思っていたんだけどな。
それに引き換え地元の空は相変わらずダメですな。

昔の古いドライバをWindows11で使う

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ドーム内機材のフォーカサーは、FLI製のPDFというフォーカサー。
かなり昔に購入して今も使っている。
問題なのはこれ用のドライバが古すぎるということだ。
ドライバの日付は2010年で、fliusb64.sysというファイルであり、64bitではある。
当時はWindows7の時代であり、かなり昔だが、64bitは普及していた。

今現在、ドーム内で、Windows11 24H2 で動作しているのが不思議であり、謎である。

というのも、別パソコン(Windows11)を用意して持ち込んだが、
ドライバを認識せずに動かなかったから。
ドライバには!マークがついていて認識しておらず、エラーで動かない。
詳細を見ると、セキュリティでメモリの整合性を分離...とある。

これは何だ?、と調べてみたら、
WindowsDefenderでドライバの作りが古く、メモリの脆弱性を防ぐことができないため、
ブロックしているということはわかった。(ウイルス対策で厳しくなった)
対処法としては、WindowsDefenderで、
 メモリの整合性を分離する設定を無効にするか、
 WindowsDefenderそのものを無効にする
そこで、気になってドーム内パソコンの設定を確認してみたら、
「メモリの整合性を分離する設定を無効にする」設定で動いていた。

Windows10まではこの設定がなく、Windows11で追加された機能のようだ。
ドーム内パソコンは、元々Windows10で、Windows11にアップグレードしたが、
設定はWindows10のまま引き継がれたのであろう。

20250923_2.jpg

20250923.jpg

これらの画像は、ドーム内パソコンの設定であり、これで動いているというか
これでしか動作できないということでもある。
そのうち、メモリの整合性を分離するのが必須になってくるとどうしようもなくなる。
このフォーカサーが壊れたらそれでおしまいではある。

今頃ヒマワリが咲く

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20250924.jpg
9月下旬にもなってヒマワリが咲いている。
ちょっと前まではこの近辺にスイカが生い茂っていたが、全部処分した。
夏から変な草が生えているなとは思っていたが、
花が咲いてから、やっとヒマワリだと判明した。
花といっても、ヒマワリにしてはすごく小さい。
手のひら程度の大きさで、見慣れた大きなヒマワリではない。
これも植えたわけではなく、勝手に生えた野良のヒマワリだ。

スイカは勝手に生えてきたが、(高級だった)メロンも別の畑に生えてきた。
食べてみたが小ぶりの玉であんまりおいしくはないが、
メロンというか瓜の味のような気がした。
高級メロンはちゃんと管理して1本の樹に1つ?しか実を育てないらしいが、
それなりに手間暇かかって育てている。
勝手に生えたメロンなんて放置しているだけだからおいしいはずがない。

果物の種を土に埋めても芽が出るとは限らない。
サクランボなんかは芽が出る確率は非常に小さい。
また聞きだが、桃は芽が出て大きくなったという話は聞いたことがある。
木に生るフルーツは、種からではなく、接ぎ木か刺し木で育てるのが普通なんだろうな。

今月は坊主を回避

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9月の新月期は天候に恵まれずに撮影できない日々が多かった。

例年なら秋の天気で周期的に晴れ間はあるはず。
ところが今年はよくない。
やはり異常気象なのだろうな。

9/21(日)の夜は晴れた。
和歌山リモートへ接続し、M31を狙った。
しかし、薄雲攻撃ばかりでボツ画像の量産だ。
やはりだめか。

9/22(月)の夜も一応晴れた。
和歌山リモートへ接続し、またもやM31を狙った。

20250925.jpg

5分の1枚画像でこれだ。
薄雲攻撃も少しはあったが、前日よりも良い天気だった。
何とか坊主は免れてよかったが、もう9月の撮影は終わりかもしれない。

10月ともなると、季節は冬の星座になる。
ペルセウスから御者座、オリオン座となってくる。
ここをFSQ106で狙いたいのだがな。

機材のメンテ

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ドーム内機材のメンテに行ってきた。

あまり稼働率は高くないというか、ほとんど稼働していない。
快晴の夜が全くないからだ。
それでも秋になれば気温も下がり晴れる夜もあるだろう。
というわけで、メンテに行ってきた。

1.スイッチボットの電池交換
 1年以上経過すると電池がなくなる
 ほとんど使わないが、使わなくても電池は消耗する
 ドーム回転しない時は、こいつに頼る時が出てくる

2.機材の動作確認
 基本的には正しく動作するが、
 赤道儀だけコネクトしない

またこれかあ、と悩んでも仕方がない。
赤道儀との通信ケーブルは、ドーム制御器と分岐しているのでちょっと複雑だ。
パソコンと赤道儀(NJP Temma2)を直結させると、ちゃんと動作する。
(これで精神的にはかなり楽になった)

となると、途中のケーブル関係になるのだが、
ドーム制御器も10数年前なので、端子がさび付いていたりする。
接点復活剤をシュッシュしてぐりぐりして接続し直しした。
これで復活した。

和歌山ではUSB端子の接点復活剤ぐりぐりは定期的にやっているが、
こっちは何もしていなかったし、
これからは定期的に接点復活剤ぐりぐりをやるべきなんだろうな。
天気が良くないからって、機材を放置するのもよくないし、
たまには動作確認しとかないといけない。

USB端子というのは、新しいパソコンなら問題は出にくいが、
古いパソコンは接点の接触が悪くなりやすく。問題が出やすい。
なので、しつこく接点復活剤ぐりぐりをやっとかないと機能維持ができないようだ。
で、微妙なのが、USB端子は微妙に大きさが異なり、接続するものによっては
うまく動くものと、そうでないものの相性が大きいと感じる。

やっと買えたゴルビー

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20250919.jpg

再度、仕事場にブドウ農家さんが売りに来た。
今回はお目当てのゴルビーがあった。

ゴルビーはやっぱりおいしい。
皮が厚いので、皮を剥いて食べるのだけど、
本来、ブドウというものは皮は食べないはず。
昔からあるデラウエアや巨峰にしても、皮を剥いて食べる。

なので、シャインマスカットよりもゴルビーが好き。
家族はその反対で、シャインマスカットが一番うまいという。

ツクツクボウシ

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8月下旬から鳴いていたが、
9月になると、ツクツクボウシばかり鳴いている。
夏が過ぎて初秋の頃に鳴くセミで、10月でも鳴くヤツもいる。
こいつらの鳴き声がうるさいと、今年は強く感じる。
というのも大発生したかと思うくらい、ツクツクボウシの個体数が多い。
1匹や2匹程度ならかわいらしいものだが、その10倍以上は存在していてやかましい。
そいつらが集団で「ツクツクボウシ.........」と朝から晩まで鳴きまくる。
今年は暑かったらからなあ。

9月でも暑いのは暑いが、8月ほどではない。
特に朝は涼しくなってきたと感じる。
夜は暑い日もあるし、エアコンかけなくてもよい日も増えてきた。

こうなってくると、厄介なのは蚊だ。
暑いときはいないが、少し涼しくなってくると出てくる。

蚊対策は蚊取り線香だ。
今年の場合、6月7月は蚊取り線香を使った。
8月は暑くて使わなかった。
9月になって涼しくなってきたので、蚊取り線香を使いだした。

とりあえず雰囲気を見るだけの画像処理

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撮影枚数が少なく、画像処理するまでもないが、どんな写りなのか?
雰囲気だけでも見たい時はある。

今週の撮影で、IC1805を撮影したが、薄雲攻撃で20枚しか撮影できなかった。
たった20枚ではまともな画像にはならない。
それで、雰囲気だけでも味わうため、10分程度で処理する。

20250918_1.jpg
WBPP直後の画像、STFでリンクは外してある。
(リンクありだと緑一色になる)

20250918_2.jpg
背景ムラがあるので、GCをかける
HTでRGBのヒストグラムをぴったり重なるように調整してそのままストレッチ。

20250918_3.jpg
HDRMultiTransform、ArcsignStrech、Colorなんちゃら、SCNRでサクサクっと。
赤い星雲がオレンジ色になるのが気に喰わないけど、深く考えないでおく。
RC大三元(BXT,NXT,SXT)やマスク処理は全く使わない。

いかにもやっつけ仕事で荒っぽい画像ではあるが、雰囲気だけはわかる。
もっと枚数を稼がないとダメですな。

まともな?画像処理は全然違う、まったくの別物の手順で行う。
RC大三元(BXT,NXT,SXT)やマスク処理は使うし、星と星雲を分離するのが必須だ。
でもまだまだへたくそなんだよなあ。

エアコンのリモコン

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9月になってもまだまだエアコンは使う。

エアコンの起動と停止はリモコンを使うが、
ユーザーインターフェースとして2通りがある。

・ダイキン型
 冷房、暖房、除湿を予め選択する
 1つのボタンで、起動と停止を行う
 →合理的な考えを優先(受動的な使い方)

・日立型
 起動時に、目的の操作のボタンで起動する
  夏場なら「冷房」のボタンを押す
  冬場なら「暖房」のボタンを押す
  停止は停止のボタン(共通)を押す
 →起動時に(毎回)何をするのかの意識が必要(能動的な使い方)

我が家で使っているエアコンは各種メーカーが入り乱れているので
夫々エアコンの操作性が違う。
で、操作を間違えやすいのはどちらか、というと、ダイキン型が間違える。

季節の変わり目の初期の時だけだが、
起動と停止の1つのボタンだけで操作するのに慣れてしまって、
冷房と暖房の機能の切り替えを忘れてしまうからだ。
最初だけの間違いですぐに気づいて機能の切り替えを行うのだが、
結構間違える。
おいらが間抜けなだけかもしれないが。

日立型は間違えるような操作は(今のところは)ない。
これは、一見ユーザー側に能動的な選択を迫るやり方ではあるが、
ユーザーインターフェースとしては、こちらが正解ではないかと思う。
夏場で「暖房」ボタンを押すようなバカはいないだろうとの考えもあるのかもしれない。

だからといって、どちらのやり方も間違ってはいないし、
優劣つけるものでもない。

たかがエアコンのリモコンだけど、
メーカーにとっては長年培ってきた考え方・技術が詰まっている。

値上げは続く

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色んな商品で値上げばかりしている。

ココ壱番屋なんかは、値上げ幅がひどくて今や高級レストランだ。
(ここ数年は行っていない)

まあ頑張っているのは牛丼屋かな。
牛丼屋にしても牛丼単体なら税抜き500円未満だけど、
何たら定食で1000円前後のものに誘導しているような感じはしている。

ドラッグストアなんか覗いてみると二極化しているものがある。
有名メーカーのブランド品と、無名メーカーのものと。
値札にわざわざ比較して無名メーカーのものがお安いですよ、
とやっているのが目に付く。

有名メーカーのブランド品は着々と値上げばかりしているが、
無名メーカーのものだと値上げせずに元の値段のままで売っている。
だから、似たようなものであっても値段は2倍くらい差がついている。
無名メーカーも値上げはしたいだろうし、かわいそうではある。

文字通り激安品ではあるが、あまりにも値段の差がありすぎると
かえって手を出しずらくなると考えるか、値段こそ正義と考えてそっちへ行くか。
財布の中身が軽いと激安品を買わざるを得ないのかもな。

いつも行く近所のドラッグストアでは、備蓄米はもうなくなっていた。
ちょっと前までは細々とあったんだけど、もう在庫もなくなったのだろう。

業種は違うが、携帯料金というかスマホ料金も一緒。
3大キャリア(サブブランド含む)は値上げ路線だ。
その裏では、所謂格安SIM系のMVNO各社は料金据え置きどころか、
内容が充実していく会社もある。

有名メーカーなどのブランド物は商品値上げに動き、
非ブランド物は値上げせずに頑張っている。
この結果が将来どう出るのか、数年先の業界がどうなっていくのか。

炭酸水

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今年の夏は、炭酸水ばかり飲んでいた。
ドラッグストアで500MLで1本50円くらいのPB商品で、
箱買い(24本入り)したのが、1箱を消費して、今は2箱目に突入した。

飲み方は、
1.そのままストレートで飲む
2.氷とレモン水を混ぜて飲む

これで夏のビールは全く飲まなくなった。
ビールというか酒類は全く飲まなくても平気である。

炭酸水の何がいいかというと、砂糖などの甘さがないことか。
サイダーとかコーラとかジュースとか、甘いものは飲めないというか嫌いだ。
自販機で買って飲むにしても水かお茶だな。

飲みかけの炭酸水は放置せずに早めに飲み干す。
でないと、
「炭酸水 炭酸抜けたら ただの水」。

ドライブするとお尻が痛くなる

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長時間ドライブするとお尻が痛くなる。

正確には、尾骨(背骨の最も下にある骨)のあたりが痛くなる。
対策は、適度に休憩して車から離れ、少し歩き回れば治る。
原因としては、その部分の血行が悪くなるのだろう。

幸いなことに、昔は腰痛で入院したこともあったが、今は腰は何とか大丈夫だ。
腰をやられると、生活がものすごく不便になるし、
長距離ドライブもままならない。

先日、和歌山へ行ってきた時、お尻はやはり痛くなった。
木綿の伸縮性のないズボンを履いていたので、
途中で何回かSA/PAで休憩した。

その帰りは、ジャージに履き替えていたので、
お尻は痛くならず、ノンストップで和歌山から帰宅した。
お尻が痛くなるのはズボンのせいだったのか。

季節遅れのイカ、SH2-129

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SH2-129_202509.jpg

SH2-129 ケフェウス座にあるが、中心部のイカは難物だ。
周囲の赤いヤツ(SH2-129本体)は明るく、NINAの撮影直後の画像でもはっきりわかる。
イカはものすごく淡いO3で光っており、ナローバンドでしか狙えない。
月明かりの撮影であったが、月なしの撮影で狙うべきだろう。
淡いので無理やり炙り出しているので、画像は荒れ荒れだ。
難物ではあるが、2,3時間程度の撮影でも炙り出せるけど、
もっと枚数を稼ぎたくなる対象ではある。

もう季節遅れなので、来年に持ち越す。

【撮影データ】
鏡筒:タカハシ FSQ106(530mm F5)
架台:タカハシ EM200 Temma2
カメラ:ZWO ASI6200MCPro
Filter:L-Ultimate 5分×56枚 4時間40分
ガイド:ZWO ミニガイド鏡(150mmF5) ASI220MM-mini PHD2
撮影日:2025年8月31日,9月1日
場所:和歌山県 NNRV(リモート撮影)
処理:PixInsight,BXT,SXT,NXT,NarrowbandNormalization他

今年最後の草刈とコウノトリ

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ドーム周辺に草刈に行こうとしたら、道路上にコウノトリが歩いている。
ゆっくり近づくと、横の田んぼに降りた。

20250910_1.jpg
その田んぼはちょうど稲刈りをしており、稲を刈った後の田んぼから
虫やカエルなどをエサにしているのだろう。
カラスやサギがやっているのはよく見かけたが、
コウノトリも同じようにやるんだな。

20250910_2.jpg
これが草刈前、草ぼうぼうだ。

20250910_3.jpg
こちらが草刈後、かなりすっきりした。
これで今年の草刈は終わりだ。

ガイドカメラの向きを間違えた

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なんて間抜けなんだろう。
先日和歌山へ行ってきて、ミニガイド鏡へ取付したガイドカメラだが、
向きを間違えていた。
メインカメラが横構図なので、それに合わせたつもりが、90度ずれていた。
(今頃気付くのも間抜けだ)

20250909.jpg

気付いたのは、自宅にてリモートでM45を撮影していて、
ガイドカメラの画像が何で90度回転しているのだろうと思ったからで、
そういえば、PHD2のキャリブレーションしたときに、
赤経方向の動きが上下で、赤緯方向の動きが左右だったのは気づいてはいた。
(なぜその場でおかしいと思わなかったのか?)
その後何も考えずに、キャリブレーションして、ガイドしているからOKだと。

頭が回らないというか、ぼけているのか。

M45は星の配置だけですぐわかるので、
ガイドカメラの中心はややずれてはいるが、
メインカメラの画像とほぼ同じところを向いているのはわかる。

ガイドカメラの向きを間違えたところで、
ガイドさえしていれば問題はないのでこのままにしておく。

財布に入れとくお金

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普段、財布に入れておくお金はどれだけか?

一説によると、年齢×1000円だという。
 20代なら2万数千円、
 50代なら5万数千円、
まあそれならば妥当な線かな、とも思う。

おいらの場合は、1桁少ない。
そんなにお金は持ち歩かない。
買い物や旅行にはそれなりに用意してもっと入れていくが、
普段はそんなに使うこともない、田舎だしな。

どれだけあれば安心かというと、
・ガソリン代で2000円~3000円程度
・食事代で1000円程度
あればなんとかなる。
家に帰れずホテルに泊まるということは想定していない。
ホテル泊とか、いざとなれば魔法のカードがあればなんとかなるだろう。

M45とその周囲の分子雲

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M45_202509.jpg

前回の和歌山訪問時、オフアキガイドからガイド鏡ガイドに移行した。
焦点距離は530mmから150mmとなり、PHD2ガイドのグラフがかなり平坦になった。

その最初の作品がこれだ。
周囲のもくもくを何たらストレッチであぶりだしてみたが派手すぎるかもしれない。
なんというか、派手好みのアメリカ親父的な芸風だな。

M45本体はそっちのけでどうでもよくて(どうでもよくはないが)、
周囲の茶色のもくもくと、薄くて青いベールのような星雲との絡み合いが面白い。

ずっと前からメローペの下というか南側は色合いが違うと思っていたが、
青と分子雲の茶色?と入り混じってあの色になっていたのか。
長年の謎がこの画像ではっきりした。
今時の進化した画像処理のおかげといえる。

月没後の撮影で、撮影枚数は少ないが撮影条件は良かったのかもしれない。

PixInsightでは、RC大三元(BXT,SXT,NXT)はもちろん、ImageBlendも使っている。

【撮影データ】
鏡筒:タカハシ FSQ106(530mm F5)
架台:タカハシ EM200 Temma2
カメラ:ZWO ASI6200MCPro
Filter:NO Fitler 5分×30枚 2時間30分
ガイド:ZWO ミニガイド鏡(150mmF5) ASI220MM-mini PHD2
撮影日:2025年8月30日
場所:和歌山県 NNRV(リモート撮影)
処理:PixInsight,BXT,SXT,NXT他

ゴルビー買えず、クイーンニーナ

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仕事場に売りに来る地元の農家さん。
今回はゴルビーがあると聞いていたが買えなかった。
代わりにクイーンニーナというブドウを買った。

20250902.jpg

ゴルビーと同じく、赤系のブドウである。
ゴルビーの味は忘れたが、クイーンニーナも甘くておいしい。
皮ごと食べられるというが、
実際に食べてみると皮はシャインマスカットよりも少し厚いかも?だけど、
シャインマスカットみたいに普通に食べられる。

SH2-140

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SH2-140_202509.jpg

SH2-140 ケフェウス座にあるが愛称はないみたい。
中央の赤いヤツがSH2-140である。
これ、SH2-140以外の周辺部がかなり淡くて処理が難しい。

【撮影データ】
鏡筒:タカハシ FSQ106(530mm F5)
架台:タカハシ EM200 Temma2
カメラ:ZWO ASI6200MCPro
Filter:NO Fitler 5分×102枚 8時間30分
ガイド:ZWO OAG-L,ミニガイド鏡(150mmF5) ASI220MM-mini PHD2
撮影日:2025年8月25日,26日,28日,29日,30日
場所:和歌山県 NNRV(リモート撮影)
処理:PixInsight,BXT,SXT,NXT他

8月の新月期の第2弾。
これも天候不順というか薄雲攻撃ばかり、ガイド不能も多かった。
全撮影画像の半分程度は捨てている。

8月の新月期はこれで終わり(隠し玉はある)。
薄雲さえなければ量産体制にもっていけたが無理だった。

ガイド鏡ガイドに変更したが

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20250903.jpg
上:今までのオフアキガイド(焦点距離530mm)のグラフ
下:ガイド鏡ガイド(焦点距離150mm)のグラフ

こうしてみると、ガイド鏡ガイドはグラフが平坦になり、よくなったように見える。
しかし、秒角単位で見ると、実はほんの少し悪化している。
ガイドの焦点距離は、長い方がやはり有利なのかも?とも思う。
とはいえ、実用上はこれで何の問題もない。

思えば昔はSBIGのCCDでAOガイド(これも一種のオフアキガイド)でやっていて、
4年前にCMOSカメラにした時もOAG-Lでオフアキガイドをやっていた。
ガイド鏡ガイドはやってこなかったわけで、今回が初のガイド鏡ガイドだ。

オフアキガイドはやはり優れたガイドシステムであると思う。

ではなぜ、ガイド鏡ガイドにしたのか?
理由は、フィルターの有無でピントがずれるから。
フィルターなしとフィルターありではピント位置がかなりずれる。
フィルターをUV/IRタイプのものを入れれば済む話であるが、
カメラのカバーガラスもUV/IRタイプのものなので、
同じものをもう1枚入れてもなあ、という思いがあった。

あと、今は横構図でしか撮影していないが、
そのうち縦構図で撮影したいものが出てくる。
そうした時も、ガイド鏡ガイドだと何も考えなくてよい。

そういった事情があってのガイドシステム変更だ。

また和歌山へ行ってきた

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8月30日(土曜日)、再び和歌山へ行ってきた。
朝10時ごろに出発し、現地には15時前に到着した。
現地作業を行い、20時30分頃に現地から撤収、帰宅したのは日付が変わってからだ。

現地でやることは色々あって、
1.周辺の草むしり
2.雨対策でコーキング
3.中の掃除(掃除機をかける)

それが終わってから、
4.鏡筒の蓋兼フラットパネルの微調整
 (少しズレだしてきたので元に戻す)
5.ミニガイド鏡の設置とピント出し
6.ミニガイド鏡でPHD2の再設定とガイドテスト
7.メインカメラの回転位置が1度ちょいずれていたのを修正

ミニガイド鏡は、ZWO社の30mmF5でEDガラスを使った最新型。
前回訪問時にはピントが出ず、今回はリベンジだ。
原因はわかっていたので、今回はちゃんと対策してピントもちゃんと出た。

20250901.jpg

ミニガイド鏡と撮影鏡筒の光軸合わせはしなかったけど、
どちらも撮影画像に同じ天体を捉えていたのでまあ十分だろう。
ファインダー台座って取付にズレがあるものと思っていたが、
ほぼ正確だったとは驚いた。
さすがはタカハシ製品。

PHD2で強制キャリブレーションしたが、なぜか失敗ばかりする。
同時に現地にいた人に聞いたら、
「ガイド鏡の焦点距離を入れ直ししないとダメだよ」
おかげで助かった。
焦点距離の変更とは、現地では頭が回らなかったよ、ありがとうFさん。

もう思い残すことはない。
よほどのことがない限り、これでもう現地には行かないぞ。

NGC7023

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NGC7023_202508.jpg

【撮影データ】
鏡筒:タカハシ FRC300(2348mm F7.8)
架台:タカハシ NJP Temma2
カメラ:ZWO ASI6200MMPro(全部2xbin)
Filter:Astrodon I-G2 L:5分×46枚 RGB:各5分×17枚,合計8時間
ガイド:ZWO OAG-L ASI178MM-mini PHD2
撮影日:2022年,2025年8月25日
場所:福井県 APS(リモート撮影)
処理:PixInsight,BXT,SXT,NXT他

ケフェウス座のアイリス(NGC7023)、
過去のデータが多いのでほとんど再処理みたいなものか。
単焦点で狙うよりも長焦点で撮るべきかと思う。
和歌山リモートのFSQ106では狙ってみてもよいが、小さくしか映らないだろうな。

獣脚類

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勝山市にある福井県立恐竜博物館で、「獣脚類」をメインテーマとする展覧会が先月から始まっている。
いきなり専門用語をぶつけてきており、その意気込みが感じられる。

恐竜は大きく3つに分類され、
・竜盤類-竜脚類 巨大な草食恐竜で有名
         ブラキオサウルス、ディプロドクス、マメンチサウルスなど
  〃  獣脚類 ティラノサウルスなど肉食の恐竜が主流
         ラプトル系は小柄だが半分鳥みたいなものだし、
         現代の鳥類もこの系統から派生
・鳥盤類-鳥脚類 トリケラトプス、ステゴサウルスなど、派手目のもの
         イグアノドンなど派手でないものもいる
         主に草食

中でも目玉はスピノサウルス(獣脚類)の全身骨格。
スピノサウルスを主役に持ってきたこと自体がかなりマニアックである。

このスピノサウルスというのが恐竜マニア(学者も含めて)にとって長年の謎であった。
戦前には、エジプトで全身骨格が発掘され、ドイツに保管されていた。
特徴は、ティラノサウルスよりも大きいが、骨格が他の恐竜とは違って
魚類を食べていたような半海生型ではないかといわれてはいたが、
第2次大戦で焼失してしまってから、幻の恐竜となってしまった。

近年、新たなスピノサウルスの全身骨格の発掘が進み、
ようやく全貌が明らかになりつつあるとなったわけである。
福井県勝山市でも、スピノサウルスの歯の化石が出土している。

福井県立恐竜博物館では、人間の頭上に吊り下げられ、
下から見上げるような形でその独特な骨格が見学できる。
(本物ではなく模型ではないかと思われるが、その大きさには圧倒される)
恐竜王国にふさわしい展示内容である。
(JR福井駅周辺にはでかい恐竜がうようよだ)

行きたいんだけど、夏休みだし、土日は混雑するだろうなあ、実際混雑しているらしい。
11月まではやっているから、涼しくなって落ち着いたころには行きたい。
と思っているだけで実際に行くかは?だけどな。

秋田名物「ぼだっこ飯」に対抗する

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秋田に行ったことはある。
秋田できりたんぽ鍋も食べたことはある。
秋田でババヘラアイスも食べたことはある。
秋田?青森?でバター餅も食べたことはある。
秋田の食堂で食べたアジフライ定食は、
アジの身が厚くてうまかった記憶がある。

「ぼだっこ飯」は食べたことはない。
塩辛い鮭の切り身が少しでご飯を大量に食べるものだ。

それなら魚の種類は違うが、福井の地元では「鯖のへしこ」がある。
鯖を糠漬にしたもので、これも塩辛い。
なので原理としては「ぼだっこ飯」と同じだ。

「ぼだっこ飯」は食べたことがないからわからないが、
「鯖のへしこ」は大好物で、熱々ご飯で食べるともうたまらんとです。
冷や飯だとうまさは半減するがそれでもうまいのはうまい。

ところ変われば品変わるってやつですな。

SH2-126 トカゲ座の鷹の爪

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SH2-126_202508.jpg

SH2-126 トカゲ座の鷹の爪の中心部である、
右上にはヤモリみたいなのがへばりついている。
これ、元画像はかなり淡いんだな。
NINAの5分1枚画像ではヤモリがかすかにわかる程度。
無理やりゴリゴリしたけどなかなか難しい。

【撮影データ】
鏡筒:タカハシ FSQ106(530mm F5)
架台:タカハシ EM200 Temma2
カメラ:ZWO ASI6200MCPro
Filter:NO Fitler 5分×68枚 5時間40分
ガイド:ZWO OAG-L ASI220MM-mini PHD2
撮影日:2025年8月19日,20日,22日
場所:和歌山県 NNRV(リモート撮影)
処理:PixInsight,BXT,SXT,NXT他

8月の新月期に入ってきた。
3日分の撮影はできたが薄雲攻撃にやられて、ガイド不能も多く散々であった。
撮影できるだけまだましともいえるが、撮影画像がよろしくない。

3晩で170枚以上を撮影したが半分以上は捨てた。
それでも青い星の周りには青いハロが残るし、PIでこれを除去する腕はない。
もう少し撮影画像を選別してやり直すのもなあ。

広く浅く他の対象にも手を出したいのだが、
こいつにつかまって他の対象に手を出せない。

機材ネタばっかり

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ここん所、ずっと機材ネタ、撮影画像でって感じの記事ばかり。

特に機材ネタが多いが、これは仕方がない。
撮影するのに、何だかんだで機材トラブルがあり、
そればかり考えているからで、
ノートラブルで問題なけりゃ一番いいのだけれど。

和歌山は遠いので、現地に置いてある機材と十分なすり合わせができず、
現地へ持って行ったのはいいがダメだったり、
あとで問題起こすことにもなったり、中々難しい。

地元では7月には梅雨明けしている。
梅雨明けしても夜は雲が多く天気は悪いまま。
これは地元での話で和歌山は晴れが続いている。

和歌山では白鳥座からケフェウスへ撮影対象が変わってきた。
これからはカシオペアあたりの領域で秋の星座に対象が移っていく。
天気がいいと量産体制に持っていけるがこれは和歌山だけのようだ。

黒い葡萄

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仕事場に、地元の農家がぶどうを売りに来たので購入した。

20250822.jpg

今回は黒い品種ばかり。
巨峰にブラックピート、ピオーネ。
巨峰はその辺のスーパーでも売っているが、
それ以外の品種はあまり見ない。
黒系のぶどうもおいしい。

来週また来るというが、その時は
シャインマスカットやゴルビーもあるという。

NGC6946

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NGC6946_202508.jpg

【撮影データ】
鏡筒:タカハシ FRC300(2348mm F7.8)
架台:タカハシ NJP Temma2
カメラ:ZWO ASI6200MMPro(全部2xbin)
Filter:Astrodon I-G2 L:5分×157枚 RGB:各5分×15枚,合計16時間50分
ガイド:ZWO OAG-L ASI178MM-mini PHD2
撮影日:2022年,2024年,2025年7月25日
場所:福井県 APS(リモート撮影)
処理:PixInsight,BXT,SXT,NXT他,cropあり

こっちの天気は和歌山に比べてすごく悪い、特に今年は。
それでも晴れ間を見て、今年も撮り増ししての再処理だ。
天気が悪いと撮影の機会も少なく、画像処理の腕が全く上がらないままだった。

PixInsightは和歌山リモートの撮影にて、ある程度鍛えられた成果により、
以前より多少はまともな画像に仕上がったつもりだけど、まだまだ未熟ですな。

GEMINI その後

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GEMINI 1号機のその後。
自宅で眠っている。

20250725_1.jpg

1号機は、今年の3月購入だ。
ちゃんとしたマニュアルがなく、自力で使い方をマスターするしかなかった。
それに、今から思うと、ASCOMドライバの出来が良くなかった。

20250725_2.jpg
この1号機の内側には、フラットパネルがあり、パソコンから発光できる。
発光面だけで、直径が190mmあり、FSQ106には大きすぎた。
動きがおかしくなり、発光面の直径が150mmの2号機を購入した。

2号機は、和歌山リモートで完全動作している。
今年の6月に購入したわけだが、ASCOMドライバのバージョンが上がり、
安定動作するようになった。
この最新のバージョンで、1号機も調子よく動作するようになった。
(すぐフリーズする現象がなくなった)

さらに、単体アプリもリリースされ、
NINAからしか使えなかったのが、Windowsアプリとして単体動作もする。
これが便利で、NINAから接続して云々が不要で、
・蓋の開閉
・フラットパネルの発光
がやりやすくなった。
和歌山の2号機は、今はNINAではなく、単体アプリでしか使っていない。

謎の中華物だが、確実に良くなっている。

ただ、不満は1点だけある。
それは蓋がぐらつくというか、蓋の遊びが大きいということだ。
本来は、蓋は下側から開閉したいところだが、
このぐらつきにより、蓋は上側から開閉する。
そうしないと、蓋が鏡筒のフードに密着しないので、
ほこりは入るし、正しいフラットが撮れないのがその理由である。
20250622_1.jpg
現在の和歌山の2号機。

現在の1号機(自宅保管)について、
発光面の直径が190mmで、TOA130には適合すると書いてあった。
(ほかの鏡筒の名前もあったが覚えていない)
今まで過酷な使い方をしたり、蓋のぐらつきが大きい(と感じる)など、

(追記)
--> 譲渡先が決まりました。
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いろいろ怪しい部分はあるけれども、
欲しい人がおられましたら無料(送料別)で譲ります。
(誰もいないとは思うが)
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とうとう全部のパソコンをWindows11に

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リモート先のパソコンは全部Windows11に移行済みである。

最後まで残っていた我が家のWondows10パソコン、
家庭用壱号機をWindows11にした。

過去のしがらみを断ち、クリーンインストールして最初から入れ直す。
インストールそのものは問題ないが、
今まで手足のように使っていたアプリや設定など、
全部を動かせるようにするまで丸1日もかかってしまった。
貴重な休日をつぶしてしまったよ。

苦労したのは、メールの設定とVNCクライアント。
メールの設定がわからず、一度、元のWindows10を復元して
設定内容をメモしてってことで手古摺った。

後、WEBサイトではIDとパスワードを入れるところもあり、
ブラウザに記憶させているものをすべてメモしてやり直しだ。
IDはわかってもパスワードがわからないものもあったが、
なんとなくこれかな?と思えるものを入れて通した。
今後のこともあり、メモ帳にすべて記録しておいた。
今後、再インストール時には必要になるだろう。

VNCクライアントは、今までと同じように、
RealVNC Viewerをインストールしたが、まったく繋がらない。
どうも有料制になったみたいで、昔のように気前よく使わせてくれない。
頭にきて、RealVNC Viewerを捨てて、TigerVNC Viewerに切り替えた。
Linux機はUbuntuで、すんなり繋がったが、
ラズパイはだめで、ラズパイには、TigerVNC Serverをインストールして
何とかした。

PixInsightは、家庭用壱号機では使わず、弐号機で使っている。
弐号機不調の時だけ使うとして形だけ入れている。
リポジトリのバックアップもしておいたので、
こちらは全然問題ないが、RCAstroのBXT,NXT,SXTシリーズは、
ライセンスを入れ直す必要があるだけだった。

このくそ暑い中、エアコン効かせた部屋の中で
水分補給は冷やした炭酸水で、黙々と作業して、疲れたよ。

クリーンインストールした甲斐があって、
パソコン本体は何も変更していないが、かなりサクサク動作するようになった。

画像ネタが尽きた

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最近、天体画像ネタが続いてきたが、とうとう画像ネタが尽きた。
撮影した画像で、未処理のものがなくなった。

思えば7月下旬の新月期に、和歌山リモートでの撮影がかなりできたことによる。
時期的に白鳥座からケフェウスあたりのものばかりやってきたけど、
赤い散光星雲が主体でナローバンドも含め多く撮影した。

やはり撮影してなんぼの世界なので、晴れることは重要だ。
そして機材をいつでも動かせるように整備しておくのもこれまた重要。
この2つがうまくできないと撮影できないし、画像の量産体制もできない。

画像処理ってのは、場数が多くないと覚えない。
たまにしか撮影しないと腕は全く上がらないが、
毎日画像処理ばかりしていると、やり方を自然と覚えるし、
なんというか勘所がわかってくる(ような気がする)。

しばらく天気は悪いが、これから(8月下旬)は晴れ間があると期待しよう。
これからは秋・冬の対象がどんどん押し寄せてくるからな。
短焦点はあまり経験がないので、有名どころばかり積極的に狙っていく。
広く浅く、質より量だ。

ライオン星雲(ナローバンド)

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SH2-132_202508.jpg

【撮影データ】
鏡筒:タカハシ FSQ106(530mm F5)
架台:タカハシ EM200 Temma2
カメラ:ZWO ASI6200MCPro
Filter:L-Ultimate 5分×118枚,合計9時間50分
ガイド:ZWO OAG-L ASI220M-Mmini PHD2
撮影日:2025年7月30日,7月31日,8月1日
場所:和歌山県 NNRV(リモート撮影)
処理:PixInsight,BXT,SXT,NXT,NarrowbandNormalization他

ケフェウス座のライオン(SH2-132)。

フィルターなしとナローバンドの合成はやめた。
元々まったく別物であるため、合成そのものがおかしいと思う。

なのでナローバンドのみで処理してみた。
なんか派手になってしまって、もっと腕を上げないとダメですな。
でも現時点でPixInsightで持てる技を使ってゴリゴリしたんだけどな。

フィルターなしのノーマル画像が自然な感じがするのに対し、
ナローバンドは最初から違和感がある。
それを自然な感じ風に持っていくところの匙加減が難しい。
結局10時間かけて撮影したが、もっと枚数を稼ぎたくなる。

M16のナローバンド合成

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M16_202508.jpg

【撮影データ】
鏡筒:タカハシ FSQ106(530mm F5)
架台:タカハシ EM200 Temma2
カメラ:ZWO ASI6200MCPro
Filter:NO Fitler 5分×28枚
   :L-Ultimate 5分×42枚
   :合計5時間50分
ガイド:ZWO OAG-L ASI220MM-mini PHD2
撮影日:2025年5月7日,6月28日
場所:和歌山県 NNRV(リモート撮影)
処理:PixInsight,BXT,SXT,NXT,NarrowbandNormalization他

ちょっと前のM16、ナローバンド合成した。
M16の中心部だけナローバンドが反映しているが、
他はフィルターなし画像とあまり変わらない。
この対象にはナローバンドは意味がなかったかもしれない。
そろそろもう画像ネタがなくなる。

白鳥座の三日月2(ナローバンド合成)

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NGC6888_202508.jpg

【撮影データ】
鏡筒:タカハシ FSQ106(530mm F5)
架台:タカハシ EM200 Temma2
カメラ:ZWO ASI6200MCPro
Filter:NO Fitler 5分×30枚(2.5時間)
   :L-Ultimate 5分×25枚(2時間)
ガイド:ZWO OAG-L ASI220MM-mini PHD2
撮影日:2025年7月21日,30日
場所:和歌山県 NNRV(リモート撮影)
処理:PixInsight,BXT,SXT,NXT,NarrowbandNormalization他

白鳥座の三日月、性懲りもなく、ナローバンド合成した。
毎日画像処理ばかりやっている。

白鳥座サドル2(ナローバンド追加)

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Sadr2_202508.jpg

【撮影データ】
鏡筒:タカハシ FSQ106(530mm F5)
架台:タカハシ EM200 Temma2
カメラ:ZWO ASI6200MCPro、
Filter:NO Fitler 5分×48枚(4時間)
   :L-Ultimate 5分×30枚(2.5時間)
ガイド:ZWO OAG-L ASI220MMmini PHD2
撮影日:2025年7月25日,27日,29日,8月1日
場所:和歌山県 NNRV(リモート撮影)
処理:PixInsight,BXT,SXT,NXT,NarrowbandNormalization他

サドル、その第2弾、ナローバンド合成した。
合成できなかったのは、フィルターなしと画像のピクセルサイズが異なっていたため、
cropして画像サイズを揃えてから合成した。

派手になりすぎてイメージが違ってくる、失敗作かも?

邪道?な画像処理

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ここ2・3日で急激に気温が下がった。天気も雨模様だけど。
 
 
PixInsightでは、基本とされるセオリーがある。

1.リニアステージで、ある程度処理する。
 基本的にはリニアでやるべき処理
2.それからノンリニアに移行する(なんちゃらトランスやストレッチってやつ)。
3.仕上げの処理を色々。
 ノンリニアでは画像合成(LRGB合成,PixelMath)系、HDRなんちゃら系
とまあ、こんな感じだ。

あと、広く認知されてきた?BXTにしても
リニアステージの最初にやれ、と作者のラッセルおっちゃんは云う。
でもノンリニアでやっても違いはよくわからない。

今までこういった基本技(とされるもの)が正しいものと思ってやってきたが、
世の中にはまるでこういった基本技を無視して処理する人々がいる。

他人のやっている画像処理程、役に立つものはない。
自己流は本当に正しいのかがわからないからだ。
たとえが良いのか悪いのか、回転寿司屋やラーメン屋ではカウンター席に座って
隣の人の注文の仕方とかを盗み見するのはとても参考になるのと同じ。
(食い物は好きに注文すればいいとは思うけど)

で、基本技を無視するというのは、
いきなりノンリニアにしてから処理するというやり方で、これは目から鱗が落ちた。
海外のいろんなSCRIPTを駆使して、いろんな技を繰り出して
技のデパートというかサーカスというか、そういった感じでがんがん処理すると
最終的にはきれいな作品になっていく。
教科書なんか無視して、実戦で鍛えた凄技なのだろう。

何が正解なのか、正道というか王道といわれるやり方が本当に正しいのか?
今までの基本技は何だったのか?
頭が混乱している。

いきなりノンリニアにしてから処理するやり方をやってみたが、
一々STFをかけたり外したりの確認が不要で、ある意味やりやすい。
別に劣っているわけでもない(というかよくわからないだけだが)。
モノクロではなくカラーだといきなりノンリニアでも構わないのだろうな。

弊害としては、いきなりノンリニアやると、SPCCとかSPFCは失敗することが多い。
パラメタいじって通すことも可能だが、やるならノンリニアでやっておくべき。
ただフラットが決まっていればSPCC,SPFCは不要なのでほとんど使わないし、
ナローバンドでは意味がなさそうな気がしている。

リニアは、0から1までの範囲で浮動小数点演算を32bitか64bitでやっている。
ノンリニアは、0から65535(ではなく、もっと多いはず)までの
数値(浮動小数点なのだろう)にしているだけではないかと思うが。
原理的にはどうなのか?は置いといてやってることは似たようなもの?なのかな?。
SPCC,SPFCの成功率がかなり違ってくるので違うのは違うのだろう。

一応、ノンリニアでも、BXTは割と最初(星を分離した直後)にやるけれども、
FSQの短焦点ではあまり意味がないかと思っていたが、それでもまあ意味は少しはある。
(あれは長焦点でこそ威力を発揮するものだろうけど)
星像がしっかりしているFSQだと星に対してBXTを使う必要性は感じなくなった。

SXTで星と星雲を分離することは必須というか、これこそ基本技といえる。
最終的に星と星雲を合体させるところの処理が一番匙加減が難しい。
ここが肝といえるところかもしれない。
(BXT,SXT,NXTのRC大三元セットはもはや手放せないツールになっている)

T村さんは、星だけを30秒とか1分だけで別に撮影して星雲と合成しろ、と仰せだが、
星画像合成は理屈としてはこの方法が一番合理的かもしれないし、撮影時間も少しの追加で済む。
今はまだそこまでの境地には至っていないのだが。

それはそうと、「PixInsightの使い方 応用編」がそのうち刊行されるという。
丹羽先生の「基本編」は購入しWebサイトも含めて基本技を教わった。
「応用編」も楽しみであるが「邪道編」も誰か作ってくれないかな。
お前がやれよ、と言われそうだがまだ腕は未熟でよくわかってなく無理だけど。


NGC7000_202508.jpg

【撮影データ】
鏡筒:タカハシ FSQ106(530mm F5)
架台:タカハシ EM200 Temma2
カメラ:ZWO ASI6200MCPro
Filter:NO Fitler 5分×31枚(2025年6月29日)
    L-Ultimate 5分×30枚(2025年8月1日)
    合計5時間
ガイド:ZWO OAG-L ASI220MMmini PHD2
撮影日:2025年6月29日,8月1日
場所:和歌山県 NNRV(リモート撮影)
処理:PixInsight,BXT,SXT,NXT,NarrowbandNormalization他

北アメリカとペリカンの再処理。
ライオンはぐだぐだなので匙を投げて処理を中止し、
代わりに(割とまともそうな)北アメリカとペリカンをナローバンドで再処理する。

20250808.jpg

ナローバンドは以下の処理で。
PixInsightで、単にSTFで見ると、くすんだオレンジ色になる。
STFの鎖を外すと青緑系になるので、これベースで処理する。
(これでやると最後までヒストグラムの山は大きく崩れたままとなる)
NarrowbandNormalizationでは、
 パレットをSHOにして(これが一番RGBに近い)、
 O3ブースト機能を強くかけ、青を強調し緑色を落とす。
ノンリニアにしてから、SXT、BXT、NXTのRC大三元セットで処理し、
その後はなんちゃらストレッチとか、なんちゃらトランスとかでゴリゴリする。

こんな感じでフィルターなしとナローバンドの画像をImageBlendで合成してみた。
これでいいのか悪いのかはよくわからないが、これで完成とする。

白鳥座サドル

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Sadr_202508.jpg

【撮影データ】
鏡筒:タカハシ FSQ106(530mm F5)
架台:タカハシ EM200 Temma2
カメラ:ZWO ASI6200MCPro、NO Fitler 5分×48枚(4時間)
ガイド:ZWO OAG-L ASI220MMmini PHD2
撮影日:2025年7月25日,27日,29日
場所:和歌山県 NNRV(リモート撮影)
処理:PixInsight,BXT,SXT,NXT他

白鳥座祭りの4作目。
これもまあ有名といえば有名だ。
サドルをど真ん中にしたのは星割れを防ぐため、
周辺部に明るい星を配置すると星割れを起こす。

フィルターなしだとこんな感じだが、
ナローバンドの処理がうまくいかずに合成ができない。
そもそも合成する意味があるのか?

ナローバンドの処理の仕方がわからない

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ケフェウス座・ライオン星雲(SH2-132)の処理の仕方がよくわからない。
というか、散光星雲はあまり撮影してこなかったわけで、、、。

まず、フィルターなしで撮影した画像。
上:単にヒストグラムを合わせただけ
下:これを無理やり処理したもの
20250806_1.jpg
フィルターなしだと頭部の赤しか出ない。
これを無理やりあぶりだす(処理する)と、ライオンの形はわかるがやりすぎだ。
画像処理のうまい人ならもっと自然にあぶりだすのだろうけど、
まだまだ腕は未熟だ。
未熟だけれども、PixInsightの技が少し使えるだけで上達したような気分になる。
 
 
 
ナローバンド L-Ultimate(その1)
あちゃらの人が作った NarrowbandNormalization という
Processで処理したものをベースにごりごりした。
上:星消画像
下:星と合体
20250806_2.jpg
なんかうまくいかない。
ナローバンドでは無理なく全体像は出せるが、、、?
 
 
 
ナローバンド L-Ultimate(その2)

20250806_3.jpg
少し色合いをいじってみた。
頭部の赤を強くしたが、下半身の青は紫になってしまった。
マスクしてやらないとだめだな。
自分でも何をやっているのかだんだんわからなくなってきた。

非ナロー画像とナローバンド画像をどう組み合わせるのか?
色々あがいて模索しているが、どうすればいいのか途方に暮れている。

この程度の腕前では、ダイオウイカは写せるかな?無理かな?
ライオンの近所だったような、もう狙える季節だろう。

白鳥座のチューリップ

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SH2-101_202507.jpg

【撮影データ】
鏡筒:タカハシ FSQ106(fl=530mm F5)
架台:タカハシ EM200 Temma2
カメラ:ZWO ASI6200MCPro、NO Fitler 5分×35枚
ガイド:ZWO OAG-L ASI220MMmini PHD2
撮影日:2025年7月23日
場所:和歌山県 NNRV(リモート撮影)
処理:PixInsight,BXT,SXT,NXT他

先々週の白鳥座祭りの3作目。
チューリップは右下の端っこにある。
これはマイナーかもしれないが撮影した。
これは右下に配置した構図であるが、チューリップの赤だけを目立つようにした。

単体で狙うなら長焦点でやりたいところだが、
今年の天気はよくなく、長焦点での出番は少ない。
長焦点の機材も和歌山へ持って行きたいところであるが、、、。

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