
和歌山での作業は、順調に終わった。
電源やUSBケーブルなどの配線は、SVBONYのSV241Proに
(全部ではないが)集約して、かなりすっきりした。
SV241Proは赤道儀に吊るし、背面にはゴムマットを両面テープで張り付けて、
赤道儀との直接接触を防止している。
ヒーターも2系統接続し、フル装備だ。
それから撮影用パソコンの入れ替えも順調にいったはずだったが。
単体で各デバイス一つずつの動作確認はうまくいった。
記憶が定かではないが、ローテータの動作確認は特にしなかったと思う。
(当然動くだろうとの先入観もあった)
夕方暗くなって星が見えてきたので、全デバイスを接続し動作確認した。
が、NINAが落ちまくる。
原因はローテータがらみであることは間違いない。
こいつを外せばうまく動く。
今では使わなくなったMaxImDLでの挙動を確認したが、
こちらもエラーで動かない。
どうもローテータのモーター自体が動かないような感じかな。
他はOKなので、時間切れで帰宅したが、どうにもすっきりしない。
今まで使っていた古いパソコンはそのまま温存はしてあるが、
9月までは問題なく動作していた。
10月になって寒くなってきたら、NINAがたまに落ちることが発生した。
その対策として今回パソコンの交換を行った。
でも、確実に落ちるようになった。
ローテータを外せば普通に動く。
パソコンは関係ないような気がする。
ローテータのUSBは、SVBONY経由で接続しているが、
SVBONYのUSB-HUB関連の相性問題?かもしれない。
今となっては現地にいないのでどうしようもないが、
1.パソコンを取り換えて、SVBONYとの接続
2.新旧パソコンで、SVBONY経由ではなく、直接パソコンに接続
での挙動を確認するしかない。
でもSVBONYも関係ないような気がする。
同じようにフォーカサーもSVBONY経由で何の問題もない。
どうもドライバとか、SVBONYの問題ではなく、
原因はハードウエアっぽいような気がする。
ローテータは必須デバイスではないので、当分NINAで接続せずにこのまま使う。
撮影には必須ではないけれども、なんかうまくいかないんだよなあ。
翌日、11月3日(月)、和歌山は快晴。リモートでテスト撮影を行う。
NINAが落ちることもなく、動作確認はOK。
やはりローテータなしだとすべてがうまくいく。
当面は横構図のままで撮影するしかないか、まあ仕方あるまい。

これはテスト撮影終了後のNINA画像。
テストシナリオは、26枚撮影、7枚毎にオートフォーカス、終了時にパークという流れ。
対象は、南中後1時間経過後まで鏡筒反転せず、イナバウアー状態で撮影させる。

この画像は、撮影終了の間際、監視カメラではまだ余裕があるようだ。

終了時にパークした直後の状態、
ちなみにこの監視カメラは南方向を向いている。
空が明るい感じはするが、カメラの感度が高いのであり、
実際には人間の目で見ると月明りでうっすらと見える程度で実は暗い。

気温モニターでは、8.3度だが、そこまで寒くはないはず。

今回実践投入した、SVBONY SV241ProのNINA画面だ。
気温は15.7度で、これまたおかしい、実際には12℃程度ではないかと思っている。
(現地の気象台の公表値)
湿度もバラバラで、どちらも正しくないと思う。
何を信じればいいのか、よくわからなくなった。
ただヒーター温度は25度を表示しており、昨日実際に触ってみたがほんのり温かい。

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