月があるからとナローバンドで撮影した。
クエスチョンマークの星雲を安直に狙ったのは間違いだった。
ナローバンドはS/Nはよいが、1枚当たりの情報量が極端に少ない。
なので、枚数を稼ぐ必要がある。
月夜でも満月なんかは背景のレベルは高く、光害地と変わらないし、画像は荒れる。
ガイダーの画像でも、月がなければ背景は真っ黒だが、月があると白いノイズだらけだ。
そして、赤しか写らない(O3は満月ではあまり写らない)が、ひたすら撮影する。
焦点距離の割には、こいつがでかすぎるので全体が収まりきらない。
横構図で上下2枚にすべきだったか。
処理の仕方も拙いが、赤一色でつまらない。
(月夜のナローバンドなので、月がなければ青の成分もあるはずだが...)
次は狙う対象をもう少し考えておく必要がある。
それでも月があっても撮影できるってのは楽しいな。
【撮影データ】
鏡筒:タカハシ FSQ106(530mm F5)
架台:タカハシ EM200 Temma2
カメラ:ZWO ASI6200MCPro
Filter:L-Ultimate 5分×92枚 7時間40分
Rotator:90度左回転(上:東方向、右:北方向)
ガイド:ZWO ミニガイド鏡(150mm F5) ASI220MM-mini PHD2
撮影日:2025年9月30日,10月1日,6日
場所:和歌山県 NNRV(リモート撮影)
処理:PixInsight,BXT,SXT,NXT,NarrowbandNormalization他
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