リモート撮影は、うまくいく時はうまくいく。
だが実際にはトラブルばかりやって来る。
そして、別の問題が発生した。
問題1.ガイド鏡のピントずれ(以前から気にはなっていた)
気温上昇のせいかもしれないが、ガイドカメラのピントが大きくずれてきた。
実際には内ピンの状態であり、正確な焦点位置はもっと外側にある。
DBPフィルターなどを使うと、多少ピントはましになる。
ノーフィルターだとボケボケで、ガイドが乱れる。
星の重心がずれてそれにつられてしまう。
ノーフィルターとフィルターありでピント位置がどうしてもずれる。
オフアキの弱点がもろに出てきた。
(そんなことは最初からわかっていたはずなのにな)
問題2.撮影用カメラを見失う
これは今回初めて(SVBONY設置後)の現象だ。
パーク位置から北アメリカ・ペリカンへ向けた。
そしたら撮影用カメラ・ガイドカメラを見失った。
デバイスマネージャからカメラのデバイスが消えている。
パークして戻すと復活する。
明らかにケーブルの干渉?と思われる。
ただそれが電源なのかUSBなのか、それは分からない。
でもSVBONYのとこから引っ張て来ているのは間違いないし、
もしかしたらこいつかも?と思ってしまう。
SVBONYへの切り替えは6/21に作業しているからなあ。
ケーブルの取り回しの変化が原因なのは間違いないと思う。
北アメリカの前に、M16へ向けた時は問題なかったんだけどな。
恐らく、ゆっくりと赤道儀を動かせば問題は発生しないのではないかな。
どちらにしても、現地で対応しないとダメだわ。
問題2は、昼の方が都合がいい、
問題1は、夜でないと都合が悪い、完璧な調整はできない。
(昼に遠くの景色でできないこともないが)
画像処理よりも機材や撮影環境が最優先だ。
画像処理なんてものは後からいくらでもできるが、撮影は一期一会だ。
撮影環境を第一に考えないといけない。
仕事でのトラブルは頭を抱えるほど気が重いが、
趣味のトラブルは頭を抱えるほどの深刻さはないので気は楽だ。
それにそのトラブルとやらにどう対応していくかも楽しいものではある。
あれこれ考えるのは頭の体操にもなり、ボケ防止にもなる?
仕事でのトラブルも楽しんでやれればよいが、そうもいかんしなあ。
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