中国メーカーの台頭

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今やハイブランドとなったZWO。
昔からやっているQHY、それにSVBONYやToupTekが続きだした。
消費者にとっては、安くて入手しやすいのでいいことのように思える。
おいらもZWOやSVBONYの製品を買っている。

ただし、安いからといって単純に喜べるものではない。
中国ってのは、蝗害の原因みたいなもので
ある商品がヒットしたら、皆一斉に同じものを作り始める。
中国国内では消費もすぐ頭打ちになるから、販売先を求めて海外に進出する。
安いまま海外に出るものだから、進出先の国の製造部門を潰していく。
AliExpressやSHINやTEMUに代表されるように、安売りで仕掛けている分野だ。
安さの秘密は通貨の水準を一定にしていることや、
規制関連、輸出促進というか推奨など中国政府が後押ししている。
こんな国相手にはまともに太刀打ちはできない。

これに真っ向から反発したのがトランプだ。
中国のみならず全世界を相手に高関税を吹っ掛けた。
8月1日からは、日本製品の輸入には25%の関税と正式に決まった。
そもそもトランプは第一次政権時代に中国に対し貿易戦争を仕掛けている。
トランプは中国企業以外にもかなり怒りを感じているのがわかる。

天文関係はニッチな世界だから、今はあまり影響は少ないかもしれない。
SBIGやFLIはハイアマチュアに一時は支持されたが、
今は細々と研究用の高額なものにシフトしている。
日本ではビットランがどこまでやっていけるのか心配だ。
タカハシは(赤道儀に関しては)やる気をなくしているみたいだし。

この先どうなるのかは全くわからない。

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このページは、ピカチュウが2025年7月18日 08:00に書いたブログ記事です。

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