どうでもいい話だが、先日吉野家へ行った。
ちょっと豪華に肉の大盛(約300円増し)で何とか定食みたいなものを注文した。
カウンターが空いていなかったので、4人席へ座った。
そしたら一人のおっさんが後から相席で座った(これは別に構わない)。
このおっさんが、なれなれしいというか、話しかけてくる。
「あんたの頼んだものは(豪勢に見えて)いくらしたの?」
「1200円ちょっと、肉は追加してるので」
「すごいね、自分のは(値段は)その半分だよ」
ちらっと見ると、牛丼並盛とみそ汁か、値段的にはそんなものだろう。
ちゃんと紅生姜もしっかりと載せていて、牛丼通だな、と。
このおっさん、よく見ると、70代くらいかなと思った。
ネクタイしてるし、身なりは整っていてサラリーマンっぽい。
そして
「83歳で年金暮らしで、どうのこうのと」よくしゃべる。
83歳とは驚いた。
健康そうに見えるし、働いているのか分厚いかばんも持っている。
本当に働いているのかどうかすら怪しいが、
昼飯時の牛丼を食べにくるサラリーマンとしてはおかしくはない。
83歳だとしたらすごく怪しいがな。
何よりも金額計算は瞬時に判断しているし、
頭も身体もずいぶんとしっかりしているのが驚いた。
80代だと、耳は遠いわ、腰は曲がってるわ、足は遅いわ、
かなりよぼよぼなイメージだ、義母を見ていると。
何者かはよくわからない。
謎だ、しかし何でおいらに話しかけてきたのか、よくわからん。
20年後、まだ生きていたら、おいらも牛丼屋に行って牛丼を食べるんだー。
紅生姜をてんこ盛りにして。

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