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PinPoint

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かわうさんがPinPointを取り上げているが、この機能が便利だということをよくわかってらっしゃる。
それなりの設定はしないといけないが難しいものではない。

便利な使い方(1)過去の撮影画像を撮り増しする場合、同一構図になるように自動導入。
PP1.jpg
MaxImDLで過去の画像を開いて
PP2.jpg
PinPointを実行し、
PP3.jpg
右クリックして、一番下の "Slew to PinPoint Center"をクリックするだけ。
(その前に天体と望遠鏡を同期しておく必要はあるが)

ただし、これで導入はしてくれるが、ローテータまでは連動して回転まではしてくれない。

PP4.jpg
回転させるなら、"Observatory" の "Zoom"から右クリックして "Move Rotator"で回転させるか、スクリプト組んでやるかしないといけない。
"Sync Rotator to Solved Image"は、ローテータを同期してくれるが回転をしてくれるわけではないので注意が必要だ。

便利な使い方(2)構図の向きをきっちり合わせる。
PP2.jpg
PinPointを実行した結果、中心座標を出してくれるが、真北を0度として向き(回転角度)を表示してくれるので、構図の縦横を赤経赤緯に合わせるには、この角度を、0,90,180,270°にあわせてやればよい。ローテータがあれば一発だが、ローテータがなければこの角度を見ながら手動で追い込めばよい。見た感じで適当に合わせるよりもずっと正確に合わせられる。

便利な使い方(3)レデューサやフラットナーを使用した場合での正確な焦点距離やF値を求める。
これも先ほどのPinPoint結果に焦点距離の表示がある。これはかなり正確に出してくれるので楽ちんだ。F値は焦点距離÷口径で計算するしかないけど。

撮影準備

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20120407.jpg
3月中旬には雪は融けて車で行けるようにはなっていたが、天候が安定しないのと寒いのは嫌なので撮影には行ってなかった。

もう4月だし、そろそろ撮影の準備にかかるとするか。
先日の爆弾低気圧による強風の影響が心配なのと、今月の電気代が妙に安いので停電でもあったのかと思って確認のために行って来た。

やはり、停電があったらしく除湿機が停止していたので除湿機を稼働。
お隣さんのところも除湿機が停止していたので、こちらも稼働。

強風の影響は机の上が砂でざらざらだった程度で被害はない。
ドームの向きもいつもの場所であの程度の強風では問題はない。

赤道儀やカメラ、PCも問題なく動作するのでこれでいつでも撮影はOK。

M101 再処理

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M101_2012.jpg

FRC300(F7.8) STL6303E+AO-8 L:10x12 R:5x4 G:5x4 B:5x6(RGB:2xbin) SBIG Filter
撮影は2009年

再処理シリーズもだんだんネタが尽きてきた。
このM101は、やけに黄色っぽい。ということはBが足りないのだろう。
カラー画像も手を抜かずにある程度の枚数は必要だ。
しかし、解像感や周辺の淡い部分はL画像12枚(2時間分)はあるのでそれなりに見栄えはすると思う。

早く雪が融けてくれないかなあ。

M82 再処理

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M82_2012.jpg

FRC300(F7.8) STL6303E+AO-8 L:10x12 R:5x4 G:5x6 B:5x4(RGB:2xbin) SBIG Filter
撮影は2010年

これは、撮影枚数が少なくて難儀した。
赤いもやもやも弱いし、構造もあまり出ていない。
欲を言えば、RGB画像が足りないし、L画像も足して解像感を出すともっとよくなると思う。
もっと撮影枚数を増やして再チャレンジするかね。

赤のもやもやは、L画像にR画像を比較明で合成してL画像にも乗せたのだが、かえってオレンジ色っぽくなってしまった。
鮮やかな赤で派手にやりたいのだが?修業が足らんね。

M61 再処理

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M61_2012.jpg

FRC300(F7.8) STL6303E+AO-8 L:10x20 R:5x8 G:5x8 B:10x8(RGB:2xbin) SBIG Filter
撮影は2010年

撮影したのは2年前、データを見ると3日にわたって合計6時間もかけて撮影していたようだ。
これだけ多数の元画像があると処理しやすいし色も出せる。

この手の系外銀河っていうのは、構造は出ていてもなかなか色合いが出ない。
某ママさんを見習ってひたすら枚数稼ぎモードに入っていたと思う。
その努力が報われたのか、天ガには入選させてもらった記憶がある。

M20 再処理

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M20_2012.jpg

FRC300(F7.8) STL6303E+AO-8 L:10x16 R:5x6 G:5x6 B:5x8(RGB:2xbin) SBIG Filter
撮影は2009年

3年前の画像を引っ張り出してきて再処理。
これも色ムラや背景ムラに悩まされた。
南のやや低空は条件が悪いことが多いのと季節がら黄砂の影響もあったと思う。

それに、これは散光星雲であるがために、銀河とは全然違う。
銀河と同じ処理をしてもダメなのだ。
この画像はあまり処理をせずに、ほぼそのままLRGB合成をかけている。
青がやや弱いか、もっと青を強調すればよかったかも?

小さい銀河ばかりやっているとM20って結構大きいのだと改めて思った。

NGC5907

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NGC5907_2012.jpg

FRC300(F7.8) STL6303E+AO-8 L:10x12 R:5x4 G:5x6 B:5x6(RGB:2xbin) SBIG Filter
撮影は2011年

昨年撮影の放置してあったデータを処理。
これも色ムラや背景ムラに悩まされた。

本当は、両端がさらに伸びていて寄生虫のようなS字カーブを描くけれども、そこまでは写っていない。
もちろん、背景にある淡い二重リングみたいなものも、背景に埋もれてしまってこれを出すのは日本では難しいのではないかと思う。

系外銀河は難易度が難しいものが多い。

NGC5248

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NGC5248_2012.jpg

FRC300(F7.8) STL6303E+AO-8 L:10x12 R:5x6 G:5x9 B:5x12(RGB:2xbin) SBIG Filter
撮影は2010年

2年前に撮影して放置してあったデータを処理。
2年前はどうしてもうまくいかずにあきらめた。背景の色ムラを抑え込んでも、もともとが淡い対象なのでかなり難儀させられた。
こいつは難しい。

NGC5033 再処理

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NGC5033_2012.jpg

FRC300(F7.8) STL6303E+AO-8 L:10x12 R:5x6 G:5x9 B:5x12(RGB:2xbin) SBIG Filter
撮影は2010年

2年前に撮影したものを再処理。
2年前も相当苦労したが今回も苦労している。
銀河の構造はよく出ているというか出るように処理した。

NGC4725

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NGC4725_2012.jpg

FRC300(F7.8) STL6303E+AO-8 L:10x12 R:5x4 G:5x6 B:5x8(RGB:2xbin) SBIG Filter
撮影は2009年

構図としては、右が北となる。
NGC4725 が中央やや上の大きいもので、その下(西)には小ぶりのNGC4712、
さらに右下にはPGC86434という小さな系外銀河が写っている。
(流石にここまで小さいとNGCナンバーではなくなっている)

ギンギン路線でやってきて、これもギンギンに処理したつもりがおとなしい感じになってしまった。
でもNGC4712の渦模様が出ているのでギンギンにはなっているはずなのだが?

この画像は昔処理はしたけれどもうまくいかずに放置していたものを処理し直ししたもの。
うまくいかなかったのは、背景のムラが多くてフラットにならなかったから。
普通に処理すると背景がカラフルすぎて処理できない。おそらく都会の空で撮影したらこんな感じなんだろう。
原因はよくわからないが、時期的に黄砂かな?と、背景が白くて良くない空だったのかもしれない。

フラット補正かけてもフラットにならない。
MaxImDLのFlattenBackgroudを使っても背景がぼこぼこ波打つ。
CCDStackのFlattenBackgroudの変な挙動を裏技的に使って背景のレベルを相対的に落とすというトリッキーな技で抑え込んでやっと処理した。それでも背景ムラが取り切れずに背景を黒く落としてごまかしている。

変な技を駆使して3年前の放置した画像を発掘したが、骨が折れたよ、orz