3月9日(日曜)の夜は、月はあるが快晴だった。
久しぶりにリモートで動かしたけど、画像が出ない。
おかしいなと思って内部の様子を見ると、
鏡筒の向きが空ではなく内部の天井で、スリットの向きがずれている。
他の天体へ振ってみても、ドームが自動で連動せず、回転しない。
これじゃあダメだわ。
試しに手動では回転するのだが、赤道儀と連動して動作しないのだ。
スリットの開閉は出来る。
昨年は10月に最後の撮影を行ってから、4カ月以上も動かしていなかった。
どこかがおかしいのは分かるが、リモートでは何ともわからない。
冬でも、スリットを開けずに動作させていればよかったのかもしれない。
手動で右方向や左方向の動きはモニターしながら確認はできたが、
赤道儀の動きと連動しない症状なので、
原因は2つ考えられる。
1.赤道儀の信号が制御器に伝わっていない
赤道儀との通信ケーブルか、制御器自体の問題か
2.エンコーダーの信号が制御器に伝わっていない
エンコーダーのケーブルか、エンコーダーか、制御器か
このどちらかだと思う。
よく考えてみると、エンコーダーの故障であったとしても、
右か左か回転はするはずで、回転はすれども止まらないのではないか。
今回の場合は右にも左にも赤道儀と連動しての回転はしない。
2.は以前に経験したことがあり、エンコーダーを交換した。
この時は、どちか1方向しか回転せず、しかも回転が止まらない現象だったので、
明らかにエンコーダーが原因だと特定できたけど、今回はどうかな?
エンコーダー絡みではないはず。
ってことは、原因は1.だな。
赤道儀との通信ケーブル関係が怪しい。
赤道儀自体は正しく動いているので、
・ドーム制御器への分岐がおかしい?
・コネクタが抜けた?
(という単純なものだとありがたいけど)
ここまで考えをまとめてみたところ、
赤道儀への通信ケーブルは12月にいじったことを思い出した。
第二次計画に向けて機材やケーブルを発掘した時だ。
その時に確かいじったような記憶がある。
単純なポカミスかもしれない。
とりあえず次の土日には現地に行って確認してこないといけない。
雪もすっかり融けているはずで、現地には行けるはずだ。
でも何で日曜の夜にやられたのか。
金曜や土曜の夜なら現地へ走れたのに。
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