■ハードウエア
鏡筒、フォーカサー、カメラ、電動フィルターホイール、自動導入の赤道儀、
撮影に関するものはすべてであるが、
とにかく故障せず安定稼働してくれるもの。
ローテーターはなくてもよいが、あると便利。
後は監視カメラやネットワーク関連製品や、
個別にON/OFFできる電源装置。
■ソフトウエア
プレートソルブは外せない、なくてはならない重要なものだ。
というかプレートソルブが正しく機能しないとリモート撮影はできない。
プレートソルブ自体は難しいものではない。
星図マップはプレートソルブをインストールしたフォルダに突っ込めばいいし、
プレートソルブ自身を単体で起動し、フォルダの設定が正しいかの確認をしておけばよい。
ネットで情報を漁ればそのあたりのことは詳しい解説がある。
あと、赤道儀のドライバになるが、自動導入はもちろんパーク機能も必須だ。
(自動導入ができればパーク機能も付いてくるはず)
オートガイダーも外せない。
PHD2があれば十分。
星図ソフトは必須ではないが、散光星雲は、構図決めに必要な時はある。
長焦点で銀河単体を狙う時なんかだと、星図ソフトは不要で、
M/NGC天体を指定して自動導入・プレートソルブで日の丸構図にしてくれる。
■その他
リモートでは機材を直接見ることができないし、動作音も聞こえない。
パソコン画面がすべてなので、どういう動きをすれば正常なのか、
ちゃんと頭の中でイメージしておかなくてはいけない。
特に難しいのは子午線を超えてどれだけ引っ張れるか?だ。
(鏡筒反転はしない主義、これは自分のやり方で一般的ではないかも?)
鏡筒の向きを方位角と高度で判断できるが、
南の低空だと子午線越え後、1時間かそこらだろうし、
天頂付近や北天だと、2時間は引っ張れる(イナバウアー状態)。
あまり無理せず、程々でやめるべきなんだろうけど。
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