NGC891

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NGC891_202510.jpg

【撮影データ】
鏡筒:タカハシ FRC300(2348mm F7.8)
架台:タカハシ NJP Temma2
カメラ:ZWO ASI6200MMPro(全部2xbin)
Filter:Astrodon I-G2 L:5分×45枚 RGB:各5分×15枚,合計7時間20分
ガイド:ZWO OAG-L ASI178MM-mini PHD2
撮影日:2025年10月23日,24日
場所:福井県 APS(リモート撮影)
処理:PixInsight,BXT,SXT,NXT他,cropあり

これは先週に撮影した、NGC891。
もっと撮影枚数を増やしたいが、とりあえず処理した。
これはまだ途中経過であり最終作品ではない。
とはいえ、時期的にはシーズン終盤であり、来年に持ち越しだな。

カラーバランスに悩み、結局SPCCで合わせることにした。
幸い、SPCCのフィルターにはAstrodonのフィルターも網羅されており、
処理自体はできたが、SPCCはBXTかけると失敗する。
なので、RGB画像を合成するまではBXTをかけずに、RGB合成語にBXTをかける。
その後はLRGB合成して、こねくり回して仕上げる。

カラーCMOSばかりやっていると、モノクロCMOSの処理を忘れてしまう。
なんだかんだでカラーのほうが撮影はともかく、画像処理は楽でいい。
人間、楽を覚えると堕落する。
カラーCMOSは炬燵に次ぐ堕落人間製造機かもな。
ってことで、モノクロCMOSもあえて使っているわけだ。

次の日曜は和歌山へ

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久しぶりに和歌山へ行ってくる。

BBQに誘われたのもあるが、機材のメンテに行きたい。
撮影用のパソコンを取り換える。
Core i7 第4世代の古いパソコンにWindows11を無理やり入れている。

9月までは調子よく、何の問題もなかったが、
10月に入り、寒くなってきたらいきなりNINAが落ちるようになった。
落ちたらNINAを起動し、機器を接続し、カメラの冷却からやり直す。

見ていればすぐわかるが、問題なのは、放置して寝てしまった時だ。
NINAが落ちると赤道儀は動き続けるわけで、これが問題になる。
手持ちの別のパソコンを用意して入れ替える。
Core i7 第7世代のノートパソコンと、第8世代Xeonデスクトップの2台を持参し
どちらかを置いてくる、中身は同じものをクローンして入れてある。

他にもやりたいことはいくつかあるので、全部やってくる。

一晩中晴れた

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20251030.jpg

10月の新月期は天候が絶望的だったが、
10月27日(月)は晴れた、快晴だった。

和歌山リモートへ接続し、1晩で3対象、合計100枚を撮影。
最初から3対象の撮影シーケンスを組んで、
途中までは様子を見て、あとは放置して寝る。

この時に注意すべき点は、対象が変わったときに、
オートフォーカスを最初に必ず実行する(という設定)だ。
(おいらの場合は、だけど)

屋根を閉じるのは別アプリでタイマーを仕込んでおく。
7枚撮影後にオートフォーカスさせているので、ピントも任せっきりだ。

一晩中、快晴が続くんだという確信がないとできない。
もちろん、機材が完璧に動作するとの信頼性もないといけない。

朝、うまくいったのを確認したときはほっとしたよ。

変なおっさん

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どうでもいい話だが、先日吉野家へ行った。

ちょっと豪華に肉の大盛(約300円増し)で何とか定食みたいなものを注文した。
カウンターが空いていなかったので、4人席へ座った。
そしたら一人のおっさんが後から相席で座った(これは別に構わない)。

このおっさんが、なれなれしいというか、話しかけてくる。
「あんたの頼んだものは(豪勢に見えて)いくらしたの?」
「1200円ちょっと、肉は追加してるので」
「すごいね、自分のは(値段は)その半分だよ」
ちらっと見ると、牛丼並盛とみそ汁か、値段的にはそんなものだろう。
ちゃんと紅生姜もしっかりと載せていて、牛丼通だな、と。

このおっさん、よく見ると、70代くらいかなと思った。
ネクタイしてるし、身なりは整っていてサラリーマンっぽい。
そして
「83歳で年金暮らしで、どうのこうのと」よくしゃべる。

83歳とは驚いた。
健康そうに見えるし、働いているのか分厚いかばんも持っている。
本当に働いているのかどうかすら怪しいが、
昼飯時の牛丼を食べにくるサラリーマンとしてはおかしくはない。
83歳だとしたらすごく怪しいがな。

何よりも金額計算は瞬時に判断しているし、
頭も身体もずいぶんとしっかりしているのが驚いた。
80代だと、耳は遠いわ、腰は曲がってるわ、足は遅いわ、
かなりよぼよぼなイメージだ、義母を見ていると。

何者かはよくわからない。
謎だ、しかし何でおいらに話しかけてきたのか、よくわからん。

20年後、まだ生きていたら、おいらも牛丼屋に行って牛丼を食べるんだー。
紅生姜をてんこ盛りにして。

ぎょしゃ座の勾玉など(IC405,410)

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IC405-410_202510.jpg

これはずっとあこがれの対象で、おそらく初めての撮影ではないかと思う。
構図もこれでよかったのか、処理はどうすべきなのか、まったくわからない。
ただし、撮影枚数は少ないのでこれでは物足りない、もっと枚数を稼ぎたい。

カラーカメラのいいところは、中途半端な枚数でも処理はできるということか。
モノクロだと、全部そろわないと処理できないしな。

【撮影データ】
鏡筒:タカハシ FSQ106(530mm F5)
架台:タカハシ EM200 Temma2
カメラ:ZWO ASI6200MCPro
Filter:なし 5分×20枚 1時間50分
ガイド:ZWO ミニガイド鏡(150mm F5) ASI220MM-mini PHD2
撮影日:2025年10月17日
場所:和歌山県 NNRV(リモート撮影)
処理:PixInsight,BXT,SXT,NXT他

新月期の撮影は絶望的

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和歌山がなかなか晴れない。
こういう時は地元が晴れる。

先週、10/23(木)、10/24(金)と晴れるのは晴れた。
透明度は今一だが贅沢は言ってられない。
地元リモートで撮影する。

気温は夕方で12℃、0時前には10℃を下回る。
夏場では無理だった-10℃の冷却温度も屁のカッパで30%程度で余裕だ。

20251027_2.jpg
このようにガイドが乱れている。
昔のようにきれいなガイドではない。

20251027_1.jpg
それでも、秒角で見ると、そう悪くはない数字なのだ。
なんか変だな。

地元リモートは、NINAで詳細シーケンスを組んで撮影する。
モノクロカメラなので、Rでxx枚、Gでxx枚、Bでxx枚で撮影する。
で、最後に終了シーケンスが、赤道儀をパークし、ドームのスリットを閉じる。
途中まで見届けてから放置して寝る。

モノクロでフィルター変えながらの撮影は面倒で仕方がない。
カラーカメラの楽なのを経験するとモノクロでちまちまやるのも面倒だ。
カラーカメラにするのもなあ、なかなか魅力的なんだよな。

あまりその気はないのだが、手ごろな大型赤道儀がないか物色してみた。
国産だと、ビクセンAXD2で100万程度か。
iOptronのCEM120ECが120万くらいか。
住宅リフォームでお金が飛んでいくのを見ると、この金額なら何とかなると思ってしまう。
住宅リフォームをやめればPlanewaveのものだって、その気になれば...と思ってしまう。

とはいえ、もうこの年だし、趣味にもうお金はかけたくない。
今の趣味よりも、(いつまで生きるかわからんが)老後の生活費が大事なんだよ。
終活で機材を放出すべき...だが、まだまだ撮影はしたいし、どうしたものか。

20251027_3.jpg
ドーム屋根に取り付けたAtomCam2の画像。
23時ごろの夜空、中央下にはオリオン座が上がってくる。

引き寄せの法則

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この法則とは、
「あれが欲しいな、とか、こうなればいいな、と思うとその願いが叶う」
というもの。

ただ単に「お金が欲しい」という漠然としたものではなく、
ある程度具体的に、現実味のあることを願うと実現性が高まる。

って、すごく当たり前の話であって、
願いをかなえるためには、常日頃から、そのことに関して興味を持つ。
そうすると、どうすればよいのか、を考え始める。
実現可能な計画はどうするか、を考え、少しづつでも努力をし始める。
そうすると、時には、目の前にいいタイミングでいい情報が転がってくる。
で、気が付いたら願いが叶っていた、という結果となるわけだ。

結局本人の努力が実を結ぶのであって、棚から牡丹餅というわけではない。
ここを勘違いする人が多いようだが、他力本願では願いは叶えられないのだ。

普通のクエスチョン(NGC7822)

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NGC7822NF_202510.jpg

北は右方向

前回はナローバンドで撮影した。
今回は下弦の月が昇ってくる前にフィルターなしで普通に撮影した。

色合いが赤一色ではないので、やはりこちらのほうがよさそうな感じか。

【撮影データ】
鏡筒:タカハシ FSQ106(530mm F5)
架台:タカハシ EM200 Temma2
カメラ:ZWO ASI6200MCPro
Filter:なし 5分×36枚 3時間
Rotator:90度左回転(上:東方向、右:北方向)
ガイド:ZWO ミニガイド鏡(150mm F5) ASI220MM-mini PHD2
撮影日:2025年10月13日
場所:和歌山県 NNRV(リモート撮影)
処理:PixInsight,BXT,SXT,NXT他

公明党は終わり

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公明党は自民党と決別し、連立から離脱した。
この先は先細りの未来しか見えてこない。

公明党と創価学会は別組織ではあるが、
公明党の唯一の支持母体が創価学会であり、
外から見ると一体化しているようにも見える。

公明党と創価学会は、仲間内の結束が強く、
そのため、選挙では一定の票数がある(昔と違い今は減っているようだが)。
自公連立政権では、その選挙協力もあって自民党にも協力していた。
それがなくなり、自民党は自力で選挙しないといけないし、公明党も然りである。

なぜこの時期に連立解消したのかは、色々水面下でうわさがある。
表向きには公明党は自民党の裏金問題についてということであるが、
それなら石破政権の時になぜいわなかったのか、
高市が嫌いだからだろう。
公明党のバックには中国がいて、右派の高市には嫌悪しているからともいわれている。

自民党にとっては、公明党は足かせというかお荷物なので、
連立解消はいい方向に進むと思うし、高市はそういう道に進めなくてはいけない。
今後のやり方によっては、自民党は復活する可能性を秘めているが、
公明党は衰退する道しか見えてこない。
公明党と創価学会は外部からは相当嫌われているしな。

公明党が連立離脱したと思ったら、維新との連立となり、
公明党はもうないものと同じ扱いのようだ。

口は出すな、金は出せ

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と、言われている。
我が家のリフォームについての話だ。

我が家といっても、自分で建てた家ではない。
妻の祖父(昨年106歳で逝去)が建てた家で、築60年近く経過している。
はっきりいって古くてぼろい家である。

おいらは衣食住に関して、特に衣住にはまるで関心がない。
ぼろい家であっても住めるだけでありがたいと思っている。
この家に一人で住んでいたら、リフォームなんて考えることすらしない。

妻としては、元々この家の住人なのに、この家が嫌いなのだそうだ。
(おいらはこの家は嫌いではないと何度も言っているが)
何せ古い、台所やお風呂場も昭和のままで古いのだ。
水廻り(台所やお風呂場)のリフォームだけでも相当金額はかかり(500程度か)、
それだけではなく、リビングや隣接する部屋も含めてのリフォームだ。
なのでトータル費用はもっともっと高額になり、桁が1つ増える。
(今となっては建設費用は相当高くなっていることもある)
すでにおいら抜きで住宅建築屋と話を進めている。
来年早々に着工して、春過ぎには完成の予定だそうだ。
仮契約(おいらも同席)は済んでいる。

そんなお金を出すくらいなら、和歌山県の某所に土地を購入して、
あれしてこれしてと、好きなことができるのだがなあ、
いっそのこと、一人だけで移住してもいいくらいだ。
ただし、実際にやるとなると間違いなくぶっ殺されるだろうな。

先週の撮影、同時リモート

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先週、10月17日(金)は晴れたが、長くは持たなかった。
10月の新月期であるが、天候は絶望的な日が続くので撮影した。

珍しく、当地(地元)でも晴れたので、現地ドームへ向かう。
久しぶりなので、極軸合わせを行うが、少しずれていたので合わせ直し。
PHD2ガイドのダーク取り直しや、再キャリブも行う。

そして撮影開始して自宅に戻る。

20251021_1.jpg
PHD2ガイドのダーク取り直しや、再キャリブも行ったせいか?、ガイドが暴れる。
ガイドはしているが、この暴れぶりが収まらない。
どうも過剰反応しているように見える。
ガイドパラメータをいじってみるが、多少はよくなるがどうにもならない。

新しい赤道儀を買ってもいいのだが、なかなかこれといったものがないんだな。
高いものならいくつもあるけど、国産でしっかりしているものがあればなあ。

数値的には1秒角(0.5~0.7)以内には収まっており、
数値だけは以前よりちょっと悪い程度だが、久しぶりにやるとどうなってんの?
とにかく何が何だかわからないが、ガイドはしているので撮影はこのまま続行だ。
 
 
 
頭の中を切り替えて、今度は和歌山リモートへ接続する。

20251021_2.jpg
こちらのガイドはグラフを見ても超安定している。
ただガイド補正は片側に偏っており、鏡筒のバランスが崩れているのだろうな。
次回訪問時には鏡筒のバランス取り直しが必要だ。
それでも数値的には0.7秒角以内であり、いいのか悪いのか?

2か所同時リモートは頭が混乱する。
気持ちが落ち着かない。

結局、どちらも、0時まで天気が持たずに撤収した。
撮影はしたが、枚数不足で不完全燃焼だ。
今週はどれだけ晴れてくれるのか?
今月も天気が良くなさそうではある。

薬屋のひとりごと

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第2期も終わっていた。
録画して後追いで見ていたが、まあ結構面白い。
原作を先に読んでいたのだが、アニメ化しても、
ほとんど原作のままだったのでそれはよかったかな。

近頃はテレビにしても映画にしても、
原作はマンガから持ってくる、というのが多い印象がある。
新たに作品を考えるというか造るよりも、定評のあるマンガネタを
引っ張ってくるのが手っ取り早いのだろう。

それはそれで仕方がないのかもしれないが、実写化だけはやめてほしい。
実写化がうまくいったのは例外で、ほとんどは「何これ?」になるのがオチだ。

中途半端なクエスチョン(NGC7822)

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NGC7822_202510.jpg

北は右方向

月があるからとナローバンドで撮影した。
クエスチョンマークの星雲を安直に狙ったのは間違いだった。

ナローバンドはS/Nはよいが、1枚当たりの情報量が極端に少ない。
なので、枚数を稼ぐ必要がある。
月夜でも満月なんかは背景のレベルは高く、光害地と変わらないし、画像は荒れる。
ガイダーの画像でも、月がなければ背景は真っ黒だが、月があると白いノイズだらけだ。
そして、赤しか写らない(O3は満月ではあまり写らない)が、ひたすら撮影する。

焦点距離の割には、こいつがでかすぎるので全体が収まりきらない。
横構図で上下2枚にすべきだったか。

処理の仕方も拙いが、赤一色でつまらない。
(月夜のナローバンドなので、月がなければ青の成分もあるはずだが...)
次は狙う対象をもう少し考えておく必要がある。

それでも月があっても撮影できるってのは楽しいな。

【撮影データ】
鏡筒:タカハシ FSQ106(530mm F5)
架台:タカハシ EM200 Temma2
カメラ:ZWO ASI6200MCPro
Filter:L-Ultimate 5分×92枚 7時間40分
Rotator:90度左回転(上:東方向、右:北方向)
ガイド:ZWO ミニガイド鏡(150mm F5) ASI220MM-mini PHD2
撮影日:2025年9月30日,10月1日,6日
場所:和歌山県 NNRV(リモート撮影)
処理:PixInsight,BXT,SXT,NXT,NarrowbandNormalization他

そろそろ新月期か

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このブログも、夏ごろから天文ネタ(撮影画像)が増えてきた。
それだけ撮影をしていることにもなっている。
やはり晴れてくれないと何もできない。
晴れたら撮影する、この当たり前ができることに感謝している。
それには機材が順調というか完全に動作してくれることが前提だ。

今のところ、撮影データで未処理のものはなくなっている。
飽きっぽい性格なので、一度処理した画像はそのままだ。
これから新しいネタか追加撮影ネタを仕込まないといけない。
それには晴れなきゃいけないが、台風が来るとダメになる。

まだ10月だし、今年の天気は何か変だ。
地元の天気は絶望的でもう期待しない。
和歌山が晴れてくれるのを期待するしかない。

気温は徐々に低下しており、
カメラの冷却温度も先月から-10℃で撮影している。
すっきりとした秋晴れが来ないかねえ。

来月初めには和歌山へ行ってくる。
もちろん機材のメンテも考えている。

カリフォルニア星雲

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NGC1499_202510.jpg

これは10数年ぶりどころか、前回撮影は銀塩フィルムの撮影なので20年以上前か。
ただ構図的には何とかぎりぎりで収まってくれて一安心。
やはり背景には分子雲があるけど、輝度差がありすぎて処理は難しい感じがする。
ナローバンドで撮影したわけではないが、それでも星雲の構造はわかるような気がする。

【撮影データ】
鏡筒:タカハシ FSQ106(530mm F5)
架台:タカハシ EM200 Temma2
カメラ:ZWO ASI6200MCPro
Filter:NO Fitler 5分×60枚 5時間
ガイド:ZWO ミニガイド鏡(150mm F5) ASI220MM-mini PHD2
撮影日:2025年9月29日
場所:和歌山県 NNRV(リモート撮影)
処理:PixInsight,BXT,SXT,NXT他

再び、SVBONYのあれ

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SVBONYの新製品を購入した。

以前に似たような製品を購入したが、今回のはそれとは違う。
以前購入したものは、製品名も型番も「SV241」
今回購入したものは、製品名は「SV241 Pro」、型番が「SV241-YC」となっている。
手に持った感じでは、ややずっしりと重く感じる。
付属品も充実しており、なかなかいいではないか。

20251011_1.jpg

今回購入したのは、ASCOM対応のSWITCHデバイスであり、お値段も高い。
お値段が高いといっても他社製品に比べれば圧倒的に安いといえる。
これが最初から発売されていたらなあ、とは思ったが、今更泣き言を言っても遅い。

何といってもうれしいのが、USBの数が多く6つもあること、
(USB-Cx1、USB2x3、USB3x2 これだけあれば十分だ)
電源用の12V出力ポートも、常時出力x1、ソフトウエア制御x5、と充実している。
(実はさらにもう一つあり、電圧0V~15V/3Aでソフトウエアで電圧調整可能)
さらに、露対策ヒーター用のRCAコネクタも2系統あることだ。

付属品には温度関連センサーも2本付属していて、SVBONY本体に接続する。
1つは温度湿度センサーで、基本的には鏡筒まわりのその辺のどこかに固定する。
もう一つは温度センサーで、ヒーター部分に潜り込ませて実際の温度をモニターする。

ここまでは多言語版(の日本語)で説明が書いてある。

和歌山リモートでは、屈折鏡筒に露対策のヒーターを巻いており、
ガイド鏡にもヒーターを巻いているのでちょうどいい。
現在は昔から使用しているケンドリックのものを使っているが、
接続がスマートではなく、これがすっきりできるとなればうれしい。
 
 
ソフトウエアに関しては何も説明がないのだが、自力で探しに行かないとダメだ。
1.単体動作するアプリ
2.ASCOMドライバ
の2つが用意されていて、SVBONYのサイトに行って直接ダウンロードはできる。
ただそれだけで何の説明もない、だがそれでいい。
説明はなくてもインストールして動かせば、すぐにわかる内容だ。

Geminiにしろ、SVBONYにしろ、ちょっと不親切に思えるかもしれないが、
中華メーカーは、まあこんなものだと割り切って使うしかない。
奴らは「こんなものを欲しがる天文屋は自力で何とかするさ」と思っているのだろう。
実際、それはそうなんだけど。
 
 
ソフトウエアでは、最初に
20251011_2.jpg
これは、単体で動作するWindowsアプリである。
接続して、1番目の電源をOFFにしてみた時の画面だ。
ASCOMとは無関係である。

次に、ASCOM関連、
20251011_3.jpg
ASCOMドライバをインストールし、NINAから設定画面を呼び出した画像。
接続用のCOMポートを指定し、接続デバイスに名称を付ける。

さらに
20251011_4.jpg
NINAから接続した、SWITCHの画面。
各電源のON/OFFと、2系統あるヒーターの制御ができる。

使い方としては、NINAから制御できるので、
詳細シーケンスを組めば電源制御も思いのままだ。
 
 
以前に購入したものは、ただのUSBと電源のハブでしかなかったが、
地元リモート用と和歌山リモート用に2基配備済みではある。

今回購入したものは、和歌山リモートに配備する予定。
今現在は、100Vの電源コンセント単位に個別に電源をON/OFFしている。
これを切り替えるとなると、いろいろ検討事項が増えてくる。

電源は個別に制御可能なので、これ1つで全部1つにまとめることは可能だ。
赤道儀は今は24Vを入れているのだが、12Vも可能でそうすれば繋げられる。
(赤道儀は24Vのままにすると思う)
どれにどうつなぐのか、悩みどころではある。

それ以上に問題なのは、手元に機材がないので、
ケーブル接続時に長さが足りるかどうかの判断ができない。
ケーブルそのものが不足するかもしれない。
(特に電源ケーブルのオスメス/オスオス問題がある)
いきなり現地で一発勝負して、勝てばいいが負けた時が大変だ。
なので、勝負下着を履いていくか、とアホなことを考えてる場合ではなく
現地調査で1回、2回目に本設置の長丁場で考えないといけなくなる。

片道400Kmは大変なんだよ。
できれば現地作業は1回きりで済ませたいが、どうするかだな。
事前に綿密に計画を立てて、プランBも考えるか。
でも和歌山はいい所なんだよな、よく晴れるし空は最高だし。

ハート星雲と胎児星雲のモザイク合成

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IC1805_IC1848_202509.jpg

IC1805(ハート星雲)とIC1848(胎児星雲)がそろったら、モザイク合成だ。
モザイクは面倒なので、昔マイクロソフト社が公開していたICE(ImageCompositeEditor)
を使って、2,3分程度でささっとモザイク合成した。
すごく簡単に処理したが、いい感じではないだろうか。

PixInsightは32bitのままで処理できるが、
ICEはTIFFかJPEG(他もあるが)なので、TIFFの16bitに落とすのが気に入らない、
というか負けた気がするが、ICEの処理の簡単さは群を抜いている。

実は、PixInsightで処理したのだけど、つなぎ目の色合いがうまくいかず、断念した。
20251010_1.jpg
20251010_2.jpg
ここまではいいが、この後からがボロが出まくり。
WBPP処理直後の画像をモザイクして画像処理しようとしたが、やり方がおかしいのかもしれない。
画像処理してからモザイクするのがいいのかもしれないが、やる気はなくなった。

APPを使うのがいいのだろうと思うが購入していない。
体験版の期間はあるので試せるが、体験すると購入してしまいそうなのでやめとく。

そういえば10数年前、同じようなことをしたような記憶がある。
右下の二重星団(h、χ)まで含めて丸ごとやった。
その時はPhotoShopのPhotomergeを使ったはず。
鏡筒と赤道魏は同一でカメラだけが違う。

右側:IC1805【撮影データ】
鏡筒:タカハシ FSQ106(530mm F5)
架台:タカハシ EM200 Temma2
カメラ:ZWO ASI6200MCPro
Filter:NO Fitler 5分×88枚 7時間20分
ガイド:ZWO ミニガイド鏡(150mmF5) ASI220MM-mini PHD2
撮影日:2025年9月15日, 16日, 26日
場所:和歌山県 NNRV(リモート撮影)
処理:PixInsight,BXT,SXT,NXT他

左側:IC1848【撮影データ】
IC1805と同一機材であり、違いは以下の通り。
5分×73枚 6時間5分
撮影日:2025年9月22日,27日

IC1805

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IC1805_202509.jpg

こちらも10数年ぶりの撮影。
撮影枚数を合計88枚として再処理した。
流石に7時間越えだと処理しやすいし、色のノリもいい。
多枚数というか、長時間撮影は正義である。

ただ構図的には苦しいかな、何とか収まってくれてはいるが。

【撮影データ】
鏡筒:タカハシ FSQ106(530mm F5)
架台:タカハシ EM200 Temma2
カメラ:ZWO ASI6200MCPro
Filter:NO Fitler 5分×88枚 7時間20分
ガイド:ZWO ミニガイド鏡(150mmF5) ASI220MM-mini PHD2
撮影日:2025年9月15日, 16日, 26日
場所:和歌山県 NNRV(リモート撮影)
処理:PixInsight,BXT,SXT,NXT他

知らなかったマヌケな話

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NINAのオートフォーカスを実行するときに、
 IN側-->OUT側で動かすか、
 OUT側-->IN側で動かすか、
の設定がどこにあるのかわからなかった。

つい最近、ようやくわかったんだけど、

20251008.jpg

この設定画面で、バックラッシュのIN側かOUT側かの数値を
 IN側に入力すると、IN側-->OUT側で動く
 OUT側に入力すると、OUT側-->IN側で動く
ということだった。
なんともマヌケな話ではある。

実際に、和歌山リモートで切り替えてやってみたけれども、
IN側から動かそうが、OUT側から動かそうが、同じ結果だったので、
どちらでやっても同じだった。
 
 
関連して一つだけ要望があるのだけど、
オートフォーカス終了後に、さらにIN側へ希望のステップ数で動かしてくれるとありがたい。
このように思っている人は少なからずいるとは思うのだけど。

IC1848

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IC1848_202509.jpg

IC1805の左側というか東側にあるIC1848、胎児星雲ともいわれている。
この焦点距離ではIC1805とペアで撮影するには長すぎるので、単体で撮影した。
IC1805も撮影しているので、モザイク合成をしたくなる。

【撮影データ】
鏡筒:タカハシ FSQ106(530mm F5)
架台:タカハシ EM200 Temma2
カメラ:ZWO ASI6200MCPro
Filter:NO Fitler 5分×73枚 6時間5分
ガイド:ZWO ミニガイド鏡(150mmF5) ASI220MM-mini PHD2
撮影日:2025年9月22日,27日
場所:和歌山県 NNRV(リモート撮影)
処理:PixInsight,BXT,SXT,NXT他

久しぶりに

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天ガ2025年11月号に入選

NGC6946_202508.jpg

応募したのは、ここをクリック(2025年8月21日投稿)

もう10数年ものブランクがあり、最近のフォトコンはレベルも高く
今更応募してもだめだろうなと思っていた。
和歌山リモートの仲間の人はガンガン応募して入選する人達がいるので、
試しに応募してみたら入選したのでびっくりした。

同月号の星ナビに同じNGC6946の入選作品もあった。
処理する人によって表現の仕方がいろいろあるものだなと。
おいらの場合、HDRMT(HDRMultiscaleTransform)は使わなかった。
系外銀河にはHDRMTで腕と腕の間の暗黒帯のメリハリがつくのでよく使う。
ただ弊害として銀河中心部の明るさがかなり薄れてしまう。
なぜHDRMTを使わなかったのかは覚えていないが、
その分銀河本体のメリハリは薄れているので、
やっぱりHDRMTは使ってみるべきだったか、とも反省している。
ただHDRMTは強力すぎるので、HDRMT未使用と弱めに使用画像をブレンドする方向で。
 
 
これからは、応募するにしても和歌山リモートで撮影したもので、
出来がいいものがあったら応募してみようかと思っている。

ただ、和歌山リモートでの撮影は楽しいのは楽しいけれども、
短焦点でメジャーものばかり狙っているので激戦区だし、相当難しいと思う。
それに、まだまだ画像処理が未熟なのでどの程度通用するのかどうかはわからない。
まあ気楽に考えてダメ元でいいやとの気持ちでやってみようかな、と。

小泉氏が総裁選に勝ったら

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おそらく次期総理大臣になるのだろうな。
だが、その先は自民党壊滅に進むのか。

今の時代、問題課題が山積で次期総理大臣は敗戦処理投手みたいなもので、
負け戦覚悟で臨まないといけない。
小泉氏がなったとして力は発揮できそうもないし、
黒幕に操られるまましか動けないだろう、と予測する。

高市氏と小泉氏の一騎打ちになったら小泉氏が勝つ。
(おいらとしては高市氏を支持するが)
自民党黒幕はその動きで動いているように思える。
日本国民や日本がどうなろうと知ったことではないし、
てめえらの利権や派閥の論理だけで動く連中だ。

かつて、小泉氏の親父は「自民党をぶっ潰す」といって話題になった。
そして竹中と組んで日本の中間所得層を低所得層へと追いやった。
息子の代になって「自民党をぶっ潰す」どころか、
日本をぶっ潰すように思えてならない。

久しぶりのM31

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M31_202509.jpg

画像は横表示だが、右側が北方向(撮影時は縦構図)となる。

10数年ぶりの撮影。前回はこれでカメラだけは違う。
同じ鏡筒、カメラは違うが同じフルサイズのカメラで、同じ構図。
カメラも変わったが、処理方法も変わった。

FSQ106でM31を撮影するのが長年の夢だった。
焦点距離530mmではフルサイズでもぎりぎり収まる構図で、
しかも縦構図でないと収まらない。

和歌山リモートでは初のローテーター使用だが、いい仕事をしてくれて、
PlateSolveでもきっちり90度回転した情報を表示した。

地元じゃ(天文屋にとっての意味で)全然晴れないが、和歌山はちゃんと晴れてくれる。
和歌山の空は期待を裏切らない、流石に太平洋側の天気は素晴らしい。
太平洋側へ移住したいくらいだ。

処理した画像としては、6時間の撮影時間なので、
尖ってはいないが、まあそこそこ普通に処理できていると思う。
(画像処理は何回も最初からやり直ししている)

【撮影データ】
鏡筒:タカハシ FSQ106(530mm F5)
架台:タカハシ EM200 Temma2
カメラ:ZWO ASI6200MCPro
Filter:NO Fitler 5分×72枚 6時間
ガイド:ZWO ミニガイド鏡(150mmF5) ASI220MM-mini PHD2
撮影日:2025年9月22日,27日
場所:和歌山県 NNRV(リモート撮影)
処理:PixInsight,BXT,SXT,NXT他

テールスケール(2)

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テールスケール導入のメリット、その2。
パソコン同士が直接IP通信ができるので、RustDeskによる直接IP接続が可能となった。

つまりリモート接続の手段として、
相手がWindowsHOME版であっても、RustDeskの中継サーバーを必要とせず、
RustDeskのリモート接続が可能となる。

設定は、リモートされる側とする側との両方の設定で、
セキュリティの中に、
「直接IPアクセスを有効化」のチェックを入れる

20250930_1.jpg

接続時は、リモートする側が、
接続先の情報に、テールスケールで、
「相手側のIPアドレスを指定してやる」
だけで接続が可能だ。
RustDeskの中継サーバーは使わず、直接接続する。

20250930_2.jpg

和歌山リモート先のパソコンは、Windows11Proなので、
1.Windowsのリモートデスクトップでも、
2.RustDeskでも、
どちらからでも直接接続ができる。

紆余曲折してきたが、ネットワークの接続形態はこれで最終形となった。

テールスケール

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テールスケール(Tailscale)という仮想IPアドレスを使うサービスを使ってみた。

これは一種の仮想VPNで簡単に使えること、
VPNサーバーを用意する必要がないこと、
グローバルIPではない、ネットワーク内のパソコンでも使えること、
という触れ込みだ。
ちなみに無料で使えるが、英語ばかりで日本語のサポートはない。

なぜこのようなものを利用するに至ったか、というと
遠隔地のパソコンとリモート接続するのに
1.Teamviewerが、ずっと昔から自由に使えなくなっていた
2.AnyDeskを使ってきたが、今年の7月あたりからTeamviewerと同じ路線になり、
 毎月課金しないと、5分で接続が切られてしまうので、使用をやめた
3.グーグルリモートデスクトップを使うようにした
4.RustDeskを使うようにした

3.と4.を併用しながら和歌山リモートを行っている。
どちらも使い勝手はそう悪くはないが、もっと簡単に使えないか。

4.RustDesk については、今のところ制限を食らったことはないが、
ユーザーが多いと接続できないことはあるとのこと。
それを回避するには、自前でRustDeskのサーバーを用意して
そこを経由するようにすればよいのだが、
これがまたハードルが高い。

ラズパイを用意して、RustDeskサーバーをインストールして動かしてみた。
これでうまく動けばよかったのだが、実はうまく動かなかった。
RustDeskサーバー自体は正常に動いているし、
自宅のパソコンからの接続はうまくいくが、
和歌山リモートからの接続がうまくいかずに断念した。
もちろんルーターのポートフォワードの設定はしているし、
和歌山リモートからポートスキャンも通ってはいる。
原因はどこかにあるはずだが、深追いする気はなくなった。

そこで、別の手段はないかと探していたら、Tailscaleに行き着いた。
RustDesk関連を調査しているとTailscaleがちらほら登場するので気にはなっていた。

で、こいつを使うと、
最初にサインアップが必要だが、独自アカウントではなく、
グーグルやマイクロソフトなどのアカウントでサインアップすればよい。
Windows用やLinux,Mac,Androidなどのインストーラーを端末に合わせてダウンロードし、
パソコンなどの端末にインストールすればよい。

こいつの特徴は、独自に100.xxx.xxx.xxxの仮想IPアドレスを使って
そのアドレスで(自分のアカウントで登録した)どのパソコンからでも使える点にある。
つまり、Windows標準のリモートデスクトップで接続が可能なのだ。

で、やってみたら、一発で動作した。
RustDeskみたいに中継サーバーを必要としない、
2点間で直接の通信を行う。

ただし、以下の条件がある。
リモートされる側は、
1.Windows標準のリモートデスクトップは、WindowsPro版であること
2.リモートデスクトップを有効にしてパスワードの設定が必要
3.どうやらTailscaleが起動するには、ログオンが完了しないとダメ
 デスクトップが開くときに起動するみたいだ。
 (サービスで動作ではなく、スタートアップで起動するのか?)
 なので、電源ONで自動ログオンしてデスクトップ画面まで出す。
 やり方はいくつかあるが、最終的にはレジストリに設定する。
 ならば直接レジストリエディタで設定してやればよい。
 HKEY_LOCAL_MACHINE\SOFTWARE\Microsoft\Windows NT\CurrentVersion\Winlogon
 に、
 「AutoAdminLogon」 値は、1
 「DefaultUserName」値は、ログインするユーザーID
 「DefaultPassword」値は、設定したパスワード

結論:これは使える。

和歌山リモートはこれに切り替えた。
AnyDeskはもう使わん。

今月は坊主を回避(2)

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もう9月も終わりだ。

先週は、9/22(月)に続き、9/26(金)の夜も晴れた。
予報では晴れる予定で、19時ごろから準備していたが曇ってばかり。
21時頃からやっと雲が薄くなって、22時から撮影可能となった。

20250929.jpg

今回は、カシオペアのIC1805で、中途半端な撮影枚数だったのを
追加で撮影した。

時間的に3時過ぎまで60枚ほど狙って撮影終了とした。
(途中から放置撮影し寝た)
 
 
さらに、9/27(土)の夜も晴れた。
この日は晴れの予報ではなかったがなぜか晴れた。
追加で、M31, IC1848の撮影。

今月の和歌山は、なかなか晴れ間は少ないが、晴れるときは晴れてくれる。
一時は坊主確定かと思っていたんだけどな。
それに引き換え地元の空は相変わらずダメですな。

昔の古いドライバをWindows11で使う

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ドーム内機材のフォーカサーは、FLI製のPDFというフォーカサー。
かなり昔に購入して今も使っている。
問題なのはこれ用のドライバが古すぎるということだ。
ドライバの日付は2010年で、fliusb64.sysというファイルであり、64bitではある。
当時はWindows7の時代であり、かなり昔だが、64bitは普及していた。

今現在、ドーム内で、Windows11 24H2 で動作しているのが不思議であり、謎である。

というのも、別パソコン(Windows11)を用意して持ち込んだが、
ドライバを認識せずに動かなかったから。
ドライバには!マークがついていて認識しておらず、エラーで動かない。
詳細を見ると、セキュリティでメモリの整合性を分離...とある。

これは何だ?、と調べてみたら、
WindowsDefenderでドライバの作りが古く、メモリの脆弱性を防ぐことができないため、
ブロックしているということはわかった。(ウイルス対策で厳しくなった)
対処法としては、WindowsDefenderで、
 メモリの整合性を分離する設定を無効にするか、
 WindowsDefenderそのものを無効にする
そこで、気になってドーム内パソコンの設定を確認してみたら、
「メモリの整合性を分離する設定を無効にする」設定で動いていた。

Windows10まではこの設定がなく、Windows11で追加された機能のようだ。
ドーム内パソコンは、元々Windows10で、Windows11にアップグレードしたが、
設定はWindows10のまま引き継がれたのであろう。

20250923_2.jpg

20250923.jpg

これらの画像は、ドーム内パソコンの設定であり、これで動いているというか
これでしか動作できないということでもある。
そのうち、メモリの整合性を分離するのが必須になってくるとどうしようもなくなる。
このフォーカサーが壊れたらそれでおしまいではある。

今頃ヒマワリが咲く

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20250924.jpg
9月下旬にもなってヒマワリが咲いている。
ちょっと前まではこの近辺にスイカが生い茂っていたが、全部処分した。
夏から変な草が生えているなとは思っていたが、
花が咲いてから、やっとヒマワリだと判明した。
花といっても、ヒマワリにしてはすごく小さい。
手のひら程度の大きさで、見慣れた大きなヒマワリではない。
これも植えたわけではなく、勝手に生えた野良のヒマワリだ。

スイカは勝手に生えてきたが、(高級だった)メロンも別の畑に生えてきた。
食べてみたが小ぶりの玉であんまりおいしくはないが、
メロンというか瓜の味のような気がした。
高級メロンはちゃんと管理して1本の樹に1つ?しか実を育てないらしいが、
それなりに手間暇かかって育てている。
勝手に生えたメロンなんて放置しているだけだからおいしいはずがない。

果物の種を土に埋めても芽が出るとは限らない。
サクランボなんかは芽が出る確率は非常に小さい。
また聞きだが、桃は芽が出て大きくなったという話は聞いたことがある。
木に生るフルーツは、種からではなく、接ぎ木か刺し木で育てるのが普通なんだろうな。

今月は坊主を回避

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9月の新月期は天候に恵まれずに撮影できない日々が多かった。

例年なら秋の天気で周期的に晴れ間はあるはず。
ところが今年はよくない。
やはり異常気象なのだろうな。

9/21(日)の夜は晴れた。
和歌山リモートへ接続し、M31を狙った。
しかし、薄雲攻撃ばかりでボツ画像の量産だ。
やはりだめか。

9/22(月)の夜も一応晴れた。
和歌山リモートへ接続し、またもやM31を狙った。

20250925.jpg

5分の1枚画像でこれだ。
薄雲攻撃も少しはあったが、前日よりも良い天気だった。
何とか坊主は免れてよかったが、もう9月の撮影は終わりかもしれない。

10月ともなると、季節は冬の星座になる。
ペルセウスから御者座、オリオン座となってくる。
ここをFSQ106で狙いたいのだがな。

機材のメンテ

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ドーム内機材のメンテに行ってきた。

あまり稼働率は高くないというか、ほとんど稼働していない。
快晴の夜が全くないからだ。
それでも秋になれば気温も下がり晴れる夜もあるだろう。
というわけで、メンテに行ってきた。

1.スイッチボットの電池交換
 1年以上経過すると電池がなくなる
 ほとんど使わないが、使わなくても電池は消耗する
 ドーム回転しない時は、こいつに頼る時が出てくる

2.機材の動作確認
 基本的には正しく動作するが、
 赤道儀だけコネクトしない

またこれかあ、と悩んでも仕方がない。
赤道儀との通信ケーブルは、ドーム制御器と分岐しているのでちょっと複雑だ。
パソコンと赤道儀(NJP Temma2)を直結させると、ちゃんと動作する。
(これで精神的にはかなり楽になった)

となると、途中のケーブル関係になるのだが、
ドーム制御器も10数年前なので、端子がさび付いていたりする。
接点復活剤をシュッシュしてぐりぐりして接続し直しした。
これで復活した。

和歌山ではUSB端子の接点復活剤ぐりぐりは定期的にやっているが、
こっちは何もしていなかったし、
これからは定期的に接点復活剤ぐりぐりをやるべきなんだろうな。
天気が良くないからって、機材を放置するのもよくないし、
たまには動作確認しとかないといけない。

USB端子というのは、新しいパソコンなら問題は出にくいが、
古いパソコンは接点の接触が悪くなりやすく。問題が出やすい。
なので、しつこく接点復活剤ぐりぐりをやっとかないと機能維持ができないようだ。
で、微妙なのが、USB端子は微妙に大きさが異なり、接続するものによっては
うまく動くものと、そうでないものの相性が大きいと感じる。

やっと買えたゴルビー

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20250919.jpg

再度、仕事場にブドウ農家さんが売りに来た。
今回はお目当てのゴルビーがあった。

ゴルビーはやっぱりおいしい。
皮が厚いので、皮を剥いて食べるのだけど、
本来、ブドウというものは皮は食べないはず。
昔からあるデラウエアや巨峰にしても、皮を剥いて食べる。

なので、シャインマスカットよりもゴルビーが好き。
家族はその反対で、シャインマスカットが一番うまいという。

ツクツクボウシ

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8月下旬から鳴いていたが、
9月になると、ツクツクボウシばかり鳴いている。
夏が過ぎて初秋の頃に鳴くセミで、10月でも鳴くヤツもいる。
こいつらの鳴き声がうるさいと、今年は強く感じる。
というのも大発生したかと思うくらい、ツクツクボウシの個体数が多い。
1匹や2匹程度ならかわいらしいものだが、その10倍以上は存在していてやかましい。
そいつらが集団で「ツクツクボウシ.........」と朝から晩まで鳴きまくる。
今年は暑かったらからなあ。

9月でも暑いのは暑いが、8月ほどではない。
特に朝は涼しくなってきたと感じる。
夜は暑い日もあるし、エアコンかけなくてもよい日も増えてきた。

こうなってくると、厄介なのは蚊だ。
暑いときはいないが、少し涼しくなってくると出てくる。

蚊対策は蚊取り線香だ。
今年の場合、6月7月は蚊取り線香を使った。
8月は暑くて使わなかった。
9月になって涼しくなってきたので、蚊取り線香を使いだした。

とりあえず雰囲気を見るだけの画像処理

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撮影枚数が少なく、画像処理するまでもないが、どんな写りなのか?
雰囲気だけでも見たい時はある。

今週の撮影で、IC1805を撮影したが、薄雲攻撃で20枚しか撮影できなかった。
たった20枚ではまともな画像にはならない。
それで、雰囲気だけでも味わうため、10分程度で処理する。

20250918_1.jpg
WBPP直後の画像、STFでリンクは外してある。
(リンクありだと緑一色になる)

20250918_2.jpg
背景ムラがあるので、GCをかける
HTでRGBのヒストグラムをぴったり重なるように調整してそのままストレッチ。

20250918_3.jpg
HDRMultiTransform、ArcsignStrech、Colorなんちゃら、SCNRでサクサクっと。
赤い星雲がオレンジ色になるのが気に喰わないけど、深く考えないでおく。
RC大三元(BXT,NXT,SXT)やマスク処理は全く使わない。

いかにもやっつけ仕事で荒っぽい画像ではあるが、雰囲気だけはわかる。
もっと枚数を稼がないとダメですな。

まともな?画像処理は全然違う、まったくの別物の手順で行う。
RC大三元(BXT,NXT,SXT)やマスク処理は使うし、星と星雲を分離するのが必須だ。
でもまだまだへたくそなんだよなあ。

エアコンのリモコン

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9月になってもまだまだエアコンは使う。

エアコンの起動と停止はリモコンを使うが、
ユーザーインターフェースとして2通りがある。

・ダイキン型
 冷房、暖房、除湿を予め選択する
 1つのボタンで、起動と停止を行う
 →合理的な考えを優先(受動的な使い方)

・日立型
 起動時に、目的の操作のボタンで起動する
  夏場なら「冷房」のボタンを押す
  冬場なら「暖房」のボタンを押す
  停止は停止のボタン(共通)を押す
 →起動時に(毎回)何をするのかの意識が必要(能動的な使い方)

我が家で使っているエアコンは各種メーカーが入り乱れているので
夫々エアコンの操作性が違う。
で、操作を間違えやすいのはどちらか、というと、ダイキン型が間違える。

季節の変わり目の初期の時だけだが、
起動と停止の1つのボタンだけで操作するのに慣れてしまって、
冷房と暖房の機能の切り替えを忘れてしまうからだ。
最初だけの間違いですぐに気づいて機能の切り替えを行うのだが、
結構間違える。
おいらが間抜けなだけかもしれないが。

日立型は間違えるような操作は(今のところは)ない。
これは、一見ユーザー側に能動的な選択を迫るやり方ではあるが、
ユーザーインターフェースとしては、こちらが正解ではないかと思う。
夏場で「暖房」ボタンを押すようなバカはいないだろうとの考えもあるのかもしれない。

だからといって、どちらのやり方も間違ってはいないし、
優劣つけるものでもない。

たかがエアコンのリモコンだけど、
メーカーにとっては長年培ってきた考え方・技術が詰まっている。

値上げは続く

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色んな商品で値上げばかりしている。

ココ壱番屋なんかは、値上げ幅がひどくて今や高級レストランだ。
(ここ数年は行っていない)

まあ頑張っているのは牛丼屋かな。
牛丼屋にしても牛丼単体なら税抜き500円未満だけど、
何たら定食で1000円前後のものに誘導しているような感じはしている。

ドラッグストアなんか覗いてみると二極化しているものがある。
有名メーカーのブランド品と、無名メーカーのものと。
値札にわざわざ比較して無名メーカーのものがお安いですよ、
とやっているのが目に付く。

有名メーカーのブランド品は着々と値上げばかりしているが、
無名メーカーのものだと値上げせずに元の値段のままで売っている。
だから、似たようなものであっても値段は2倍くらい差がついている。
無名メーカーも値上げはしたいだろうし、かわいそうではある。

文字通り激安品ではあるが、あまりにも値段の差がありすぎると
かえって手を出しずらくなると考えるか、値段こそ正義と考えてそっちへ行くか。
財布の中身が軽いと激安品を買わざるを得ないのかもな。

いつも行く近所のドラッグストアでは、備蓄米はもうなくなっていた。
ちょっと前までは細々とあったんだけど、もう在庫もなくなったのだろう。

業種は違うが、携帯料金というかスマホ料金も一緒。
3大キャリア(サブブランド含む)は値上げ路線だ。
その裏では、所謂格安SIM系のMVNO各社は料金据え置きどころか、
内容が充実していく会社もある。

有名メーカーなどのブランド物は商品値上げに動き、
非ブランド物は値上げせずに頑張っている。
この結果が将来どう出るのか、数年先の業界がどうなっていくのか。

炭酸水

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今年の夏は、炭酸水ばかり飲んでいた。
ドラッグストアで500MLで1本50円くらいのPB商品で、
箱買い(24本入り)したのが、1箱を消費して、今は2箱目に突入した。

飲み方は、
1.そのままストレートで飲む
2.氷とレモン水を混ぜて飲む

これで夏のビールは全く飲まなくなった。
ビールというか酒類は全く飲まなくても平気である。

炭酸水の何がいいかというと、砂糖などの甘さがないことか。
サイダーとかコーラとかジュースとか、甘いものは飲めないというか嫌いだ。
自販機で買って飲むにしても水かお茶だな。

飲みかけの炭酸水は放置せずに早めに飲み干す。
でないと、
「炭酸水 炭酸抜けたら ただの水」。

ドライブするとお尻が痛くなる

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長時間ドライブするとお尻が痛くなる。

正確には、尾骨(背骨の最も下にある骨)のあたりが痛くなる。
対策は、適度に休憩して車から離れ、少し歩き回れば治る。
原因としては、その部分の血行が悪くなるのだろう。

幸いなことに、昔は腰痛で入院したこともあったが、今は腰は何とか大丈夫だ。
腰をやられると、生活がものすごく不便になるし、
長距離ドライブもままならない。

先日、和歌山へ行ってきた時、お尻はやはり痛くなった。
木綿の伸縮性のないズボンを履いていたので、
途中で何回かSA/PAで休憩した。

その帰りは、ジャージに履き替えていたので、
お尻は痛くならず、ノンストップで和歌山から帰宅した。
お尻が痛くなるのはズボンのせいだったのか。

季節遅れのイカ、SH2-129

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SH2-129_202509.jpg

SH2-129 ケフェウス座にあるが、中心部のイカは難物だ。
周囲の赤いヤツ(SH2-129本体)は明るく、NINAの撮影直後の画像でもはっきりわかる。
イカはものすごく淡いO3で光っており、ナローバンドでしか狙えない。
月明かりの撮影であったが、月なしの撮影で狙うべきだろう。
淡いので無理やり炙り出しているので、画像は荒れ荒れだ。
難物ではあるが、2,3時間程度の撮影でも炙り出せるけど、
もっと枚数を稼ぎたくなる対象ではある。

もう季節遅れなので、来年に持ち越す。

【撮影データ】
鏡筒:タカハシ FSQ106(530mm F5)
架台:タカハシ EM200 Temma2
カメラ:ZWO ASI6200MCPro
Filter:L-Ultimate 5分×56枚 4時間40分
ガイド:ZWO ミニガイド鏡(150mmF5) ASI220MM-mini PHD2
撮影日:2025年8月31日,9月1日
場所:和歌山県 NNRV(リモート撮影)
処理:PixInsight,BXT,SXT,NXT,NarrowbandNormalization他

今年最後の草刈とコウノトリ

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ドーム周辺に草刈に行こうとしたら、道路上にコウノトリが歩いている。
ゆっくり近づくと、横の田んぼに降りた。

20250910_1.jpg
その田んぼはちょうど稲刈りをしており、稲を刈った後の田んぼから
虫やカエルなどをエサにしているのだろう。
カラスやサギがやっているのはよく見かけたが、
コウノトリも同じようにやるんだな。

20250910_2.jpg
これが草刈前、草ぼうぼうだ。

20250910_3.jpg
こちらが草刈後、かなりすっきりした。
これで今年の草刈は終わりだ。

ガイドカメラの向きを間違えた

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なんて間抜けなんだろう。
先日和歌山へ行ってきて、ミニガイド鏡へ取付したガイドカメラだが、
向きを間違えていた。
メインカメラが横構図なので、それに合わせたつもりが、90度ずれていた。
(今頃気付くのも間抜けだ)

20250909.jpg

気付いたのは、自宅にてリモートでM45を撮影していて、
ガイドカメラの画像が何で90度回転しているのだろうと思ったからで、
そういえば、PHD2のキャリブレーションしたときに、
赤経方向の動きが上下で、赤緯方向の動きが左右だったのは気づいてはいた。
(なぜその場でおかしいと思わなかったのか?)
その後何も考えずに、キャリブレーションして、ガイドしているからOKだと。

頭が回らないというか、ぼけているのか。

M45は星の配置だけですぐわかるので、
ガイドカメラの中心はややずれてはいるが、
メインカメラの画像とほぼ同じところを向いているのはわかる。

ガイドカメラの向きを間違えたところで、
ガイドさえしていれば問題はないのでこのままにしておく。

財布に入れとくお金

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普段、財布に入れておくお金はどれだけか?

一説によると、年齢×1000円だという。
 20代なら2万数千円、
 50代なら5万数千円、
まあそれならば妥当な線かな、とも思う。

おいらの場合は、1桁少ない。
そんなにお金は持ち歩かない。
買い物や旅行にはそれなりに用意してもっと入れていくが、
普段はそんなに使うこともない、田舎だしな。

どれだけあれば安心かというと、
・ガソリン代で2000円~3000円程度
・食事代で1000円程度
あればなんとかなる。
家に帰れずホテルに泊まるということは想定していない。
ホテル泊とか、いざとなれば魔法のカードがあればなんとかなるだろう。

M45とその周囲の分子雲

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M45_202509.jpg

前回の和歌山訪問時、オフアキガイドからガイド鏡ガイドに移行した。
焦点距離は530mmから150mmとなり、PHD2ガイドのグラフがかなり平坦になった。

その最初の作品がこれだ。
周囲のもくもくを何たらストレッチであぶりだしてみたが派手すぎるかもしれない。
なんというか、派手好みのアメリカ親父的な芸風だな。

M45本体はそっちのけでどうでもよくて(どうでもよくはないが)、
周囲の茶色のもくもくと、薄くて青いベールのような星雲との絡み合いが面白い。

ずっと前からメローペの下というか南側は色合いが違うと思っていたが、
青と分子雲の茶色?と入り混じってあの色になっていたのか。
長年の謎がこの画像ではっきりした。
今時の進化した画像処理のおかげといえる。

月没後の撮影で、撮影枚数は少ないが撮影条件は良かったのかもしれない。

PixInsightでは、RC大三元(BXT,SXT,NXT)はもちろん、ImageBlendも使っている。

【撮影データ】
鏡筒:タカハシ FSQ106(530mm F5)
架台:タカハシ EM200 Temma2
カメラ:ZWO ASI6200MCPro
Filter:NO Fitler 5分×30枚 2時間30分
ガイド:ZWO ミニガイド鏡(150mmF5) ASI220MM-mini PHD2
撮影日:2025年8月30日
場所:和歌山県 NNRV(リモート撮影)
処理:PixInsight,BXT,SXT,NXT他

ゴルビー買えず、クイーンニーナ

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仕事場に売りに来る地元の農家さん。
今回はゴルビーがあると聞いていたが買えなかった。
代わりにクイーンニーナというブドウを買った。

20250902.jpg

ゴルビーと同じく、赤系のブドウである。
ゴルビーの味は忘れたが、クイーンニーナも甘くておいしい。
皮ごと食べられるというが、
実際に食べてみると皮はシャインマスカットよりも少し厚いかも?だけど、
シャインマスカットみたいに普通に食べられる。

SH2-140

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SH2-140_202509.jpg

SH2-140 ケフェウス座にあるが愛称はないみたい。
中央の赤いヤツがSH2-140である。
これ、SH2-140以外の周辺部がかなり淡くて処理が難しい。

【撮影データ】
鏡筒:タカハシ FSQ106(530mm F5)
架台:タカハシ EM200 Temma2
カメラ:ZWO ASI6200MCPro
Filter:NO Fitler 5分×102枚 8時間30分
ガイド:ZWO OAG-L,ミニガイド鏡(150mmF5) ASI220MM-mini PHD2
撮影日:2025年8月25日,26日,28日,29日,30日
場所:和歌山県 NNRV(リモート撮影)
処理:PixInsight,BXT,SXT,NXT他

8月の新月期の第2弾。
これも天候不順というか薄雲攻撃ばかり、ガイド不能も多かった。
全撮影画像の半分程度は捨てている。

8月の新月期はこれで終わり(隠し玉はある)。
薄雲さえなければ量産体制にもっていけたが無理だった。

ガイド鏡ガイドに変更したが

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20250903.jpg
上:今までのオフアキガイド(焦点距離530mm)のグラフ
下:ガイド鏡ガイド(焦点距離150mm)のグラフ

こうしてみると、ガイド鏡ガイドはグラフが平坦になり、よくなったように見える。
しかし、秒角単位で見ると、実はほんの少し悪化している。
ガイドの焦点距離は、長い方がやはり有利なのかも?とも思う。
とはいえ、実用上はこれで何の問題もない。

思えば昔はSBIGのCCDでAOガイド(これも一種のオフアキガイド)でやっていて、
4年前にCMOSカメラにした時もOAG-Lでオフアキガイドをやっていた。
ガイド鏡ガイドはやってこなかったわけで、今回が初のガイド鏡ガイドだ。

オフアキガイドはやはり優れたガイドシステムであると思う。

ではなぜ、ガイド鏡ガイドにしたのか?
理由は、フィルターの有無でピントがずれるから。
フィルターなしとフィルターありではピント位置がかなりずれる。
フィルターをUV/IRタイプのものを入れれば済む話であるが、
カメラのカバーガラスもUV/IRタイプのものなので、
同じものをもう1枚入れてもなあ、という思いがあった。

あと、今は横構図でしか撮影していないが、
そのうち縦構図で撮影したいものが出てくる。
そうした時も、ガイド鏡ガイドだと何も考えなくてよい。

そういった事情があってのガイドシステム変更だ。

また和歌山へ行ってきた

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8月30日(土曜日)、再び和歌山へ行ってきた。
朝10時ごろに出発し、現地には15時前に到着した。
現地作業を行い、20時30分頃に現地から撤収、帰宅したのは日付が変わってからだ。

現地でやることは色々あって、
1.周辺の草むしり
2.雨対策でコーキング
3.中の掃除(掃除機をかける)

それが終わってから、
4.鏡筒の蓋兼フラットパネルの微調整
 (少しズレだしてきたので元に戻す)
5.ミニガイド鏡の設置とピント出し
6.ミニガイド鏡でPHD2の再設定とガイドテスト
7.メインカメラの回転位置が1度ちょいずれていたのを修正

ミニガイド鏡は、ZWO社の30mmF5でEDガラスを使った最新型。
前回訪問時にはピントが出ず、今回はリベンジだ。
原因はわかっていたので、今回はちゃんと対策してピントもちゃんと出た。

20250901.jpg

ミニガイド鏡と撮影鏡筒の光軸合わせはしなかったけど、
どちらも撮影画像に同じ天体を捉えていたのでまあ十分だろう。
ファインダー台座って取付にズレがあるものと思っていたが、
ほぼ正確だったとは驚いた。
さすがはタカハシ製品。

PHD2で強制キャリブレーションしたが、なぜか失敗ばかりする。
同時に現地にいた人に聞いたら、
「ガイド鏡の焦点距離を入れ直ししないとダメだよ」
おかげで助かった。
焦点距離の変更とは、現地では頭が回らなかったよ、ありがとうFさん。

もう思い残すことはない。
よほどのことがない限り、これでもう現地には行かないぞ。

NGC7023

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NGC7023_202508.jpg

【撮影データ】
鏡筒:タカハシ FRC300(2348mm F7.8)
架台:タカハシ NJP Temma2
カメラ:ZWO ASI6200MMPro(全部2xbin)
Filter:Astrodon I-G2 L:5分×46枚 RGB:各5分×17枚,合計8時間
ガイド:ZWO OAG-L ASI178MM-mini PHD2
撮影日:2022年,2025年8月25日
場所:福井県 APS(リモート撮影)
処理:PixInsight,BXT,SXT,NXT他

ケフェウス座のアイリス(NGC7023)、
過去のデータが多いのでほとんど再処理みたいなものか。
単焦点で狙うよりも長焦点で撮るべきかと思う。
和歌山リモートのFSQ106では狙ってみてもよいが、小さくしか映らないだろうな。

獣脚類

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勝山市にある福井県立恐竜博物館で、「獣脚類」をメインテーマとする展覧会が先月から始まっている。
いきなり専門用語をぶつけてきており、その意気込みが感じられる。

恐竜は大きく3つに分類され、
・竜盤類-竜脚類 巨大な草食恐竜で有名
         ブラキオサウルス、ディプロドクス、マメンチサウルスなど
  〃  獣脚類 ティラノサウルスなど肉食の恐竜が主流
         ラプトル系は小柄だが半分鳥みたいなものだし、
         現代の鳥類もこの系統から派生
・鳥盤類-鳥脚類 トリケラトプス、ステゴサウルスなど、派手目のもの
         イグアノドンなど派手でないものもいる
         主に草食

中でも目玉はスピノサウルス(獣脚類)の全身骨格。
スピノサウルスを主役に持ってきたこと自体がかなりマニアックである。

このスピノサウルスというのが恐竜マニア(学者も含めて)にとって長年の謎であった。
戦前には、エジプトで全身骨格が発掘され、ドイツに保管されていた。
特徴は、ティラノサウルスよりも大きいが、骨格が他の恐竜とは違って
魚類を食べていたような半海生型ではないかといわれてはいたが、
第2次大戦で焼失してしまってから、幻の恐竜となってしまった。

近年、新たなスピノサウルスの全身骨格の発掘が進み、
ようやく全貌が明らかになりつつあるとなったわけである。
福井県勝山市でも、スピノサウルスの歯の化石が出土している。

福井県立恐竜博物館では、人間の頭上に吊り下げられ、
下から見上げるような形でその独特な骨格が見学できる。
(本物ではなく模型ではないかと思われるが、その大きさには圧倒される)
恐竜王国にふさわしい展示内容である。
(JR福井駅周辺にはでかい恐竜がうようよだ)

行きたいんだけど、夏休みだし、土日は混雑するだろうなあ、実際混雑しているらしい。
11月まではやっているから、涼しくなって落ち着いたころには行きたい。
と思っているだけで実際に行くかは?だけどな。

秋田名物「ぼだっこ飯」に対抗する

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秋田に行ったことはある。
秋田できりたんぽ鍋も食べたことはある。
秋田でババヘラアイスも食べたことはある。
秋田?青森?でバター餅も食べたことはある。
秋田の食堂で食べたアジフライ定食は、
アジの身が厚くてうまかった記憶がある。

「ぼだっこ飯」は食べたことはない。
塩辛い鮭の切り身が少しでご飯を大量に食べるものだ。

それなら魚の種類は違うが、福井の地元では「鯖のへしこ」がある。
鯖を糠漬にしたもので、これも塩辛い。
なので原理としては「ぼだっこ飯」と同じだ。

「ぼだっこ飯」は食べたことがないからわからないが、
「鯖のへしこ」は大好物で、熱々ご飯で食べるともうたまらんとです。
冷や飯だとうまさは半減するがそれでもうまいのはうまい。

ところ変われば品変わるってやつですな。

SH2-126 トカゲ座の鷹の爪

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SH2-126_202508.jpg

SH2-126 トカゲ座の鷹の爪の中心部である、
右上にはヤモリみたいなのがへばりついている。
これ、元画像はかなり淡いんだな。
NINAの5分1枚画像ではヤモリがかすかにわかる程度。
無理やりゴリゴリしたけどなかなか難しい。

【撮影データ】
鏡筒:タカハシ FSQ106(530mm F5)
架台:タカハシ EM200 Temma2
カメラ:ZWO ASI6200MCPro
Filter:NO Fitler 5分×68枚 5時間40分
ガイド:ZWO OAG-L ASI220MM-mini PHD2
撮影日:2025年8月19日,20日,22日
場所:和歌山県 NNRV(リモート撮影)
処理:PixInsight,BXT,SXT,NXT他

8月の新月期に入ってきた。
3日分の撮影はできたが薄雲攻撃にやられて、ガイド不能も多く散々であった。
撮影できるだけまだましともいえるが、撮影画像がよろしくない。

3晩で170枚以上を撮影したが半分以上は捨てた。
それでも青い星の周りには青いハロが残るし、PIでこれを除去する腕はない。
もう少し撮影画像を選別してやり直すのもなあ。

広く浅く他の対象にも手を出したいのだが、
こいつにつかまって他の対象に手を出せない。

機材ネタばっかり

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ここん所、ずっと機材ネタ、撮影画像でって感じの記事ばかり。

特に機材ネタが多いが、これは仕方がない。
撮影するのに、何だかんだで機材トラブルがあり、
そればかり考えているからで、
ノートラブルで問題なけりゃ一番いいのだけれど。

和歌山は遠いので、現地に置いてある機材と十分なすり合わせができず、
現地へ持って行ったのはいいがダメだったり、
あとで問題起こすことにもなったり、中々難しい。

地元では7月には梅雨明けしている。
梅雨明けしても夜は雲が多く天気は悪いまま。
これは地元での話で和歌山は晴れが続いている。

和歌山では白鳥座からケフェウスへ撮影対象が変わってきた。
これからはカシオペアあたりの領域で秋の星座に対象が移っていく。
天気がいいと量産体制に持っていけるがこれは和歌山だけのようだ。

黒い葡萄

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仕事場に、地元の農家がぶどうを売りに来たので購入した。

20250822.jpg

今回は黒い品種ばかり。
巨峰にブラックピート、ピオーネ。
巨峰はその辺のスーパーでも売っているが、
それ以外の品種はあまり見ない。
黒系のぶどうもおいしい。

来週また来るというが、その時は
シャインマスカットやゴルビーもあるという。

NGC6946

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NGC6946_202508.jpg

【撮影データ】
鏡筒:タカハシ FRC300(2348mm F7.8)
架台:タカハシ NJP Temma2
カメラ:ZWO ASI6200MMPro(全部2xbin)
Filter:Astrodon I-G2 L:5分×157枚 RGB:各5分×15枚,合計16時間50分
ガイド:ZWO OAG-L ASI178MM-mini PHD2
撮影日:2022年,2024年,2025年7月25日
場所:福井県 APS(リモート撮影)
処理:PixInsight,BXT,SXT,NXT他,cropあり

こっちの天気は和歌山に比べてすごく悪い、特に今年は。
それでも晴れ間を見て、今年も撮り増ししての再処理だ。
天気が悪いと撮影の機会も少なく、画像処理の腕が全く上がらないままだった。

PixInsightは和歌山リモートの撮影にて、ある程度鍛えられた成果により、
以前より多少はまともな画像に仕上がったつもりだけど、まだまだ未熟ですな。

GEMINI その後

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GEMINI 1号機のその後。
自宅で眠っている。

20250725_1.jpg

1号機は、今年の3月購入だ。
ちゃんとしたマニュアルがなく、自力で使い方をマスターするしかなかった。
それに、今から思うと、ASCOMドライバの出来が良くなかった。

20250725_2.jpg
この1号機の内側には、フラットパネルがあり、パソコンから発光できる。
発光面だけで、直径が190mmあり、FSQ106には大きすぎた。
動きがおかしくなり、発光面の直径が150mmの2号機を購入した。

2号機は、和歌山リモートで完全動作している。
今年の6月に購入したわけだが、ASCOMドライバのバージョンが上がり、
安定動作するようになった。
この最新のバージョンで、1号機も調子よく動作するようになった。
(すぐフリーズする現象がなくなった)

さらに、単体アプリもリリースされ、
NINAからしか使えなかったのが、Windowsアプリとして単体動作もする。
これが便利で、NINAから接続して云々が不要で、
・蓋の開閉
・フラットパネルの発光
がやりやすくなった。
和歌山の2号機は、今はNINAではなく、単体アプリでしか使っていない。

謎の中華物だが、確実に良くなっている。

ただ、不満は1点だけある。
それは蓋がぐらつくというか、蓋の遊びが大きいということだ。
本来は、蓋は下側から開閉したいところだが、
このぐらつきにより、蓋は上側から開閉する。
そうしないと、蓋が鏡筒のフードに密着しないので、
ほこりは入るし、正しいフラットが撮れないのがその理由である。
20250622_1.jpg
現在の和歌山の2号機。

現在の1号機(自宅保管)について、
発光面の直径が190mmで、TOA130には適合すると書いてあった。
(ほかの鏡筒の名前もあったが覚えていない)
今まで過酷な使い方をしたり、蓋のぐらつきが大きい(と感じる)など、

(追記)
--> 譲渡先が決まりました。
---------------------------------------
いろいろ怪しい部分はあるけれども、
欲しい人がおられましたら無料(送料別)で譲ります。
(誰もいないとは思うが)
---------------------------------------

とうとう全部のパソコンをWindows11に

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リモート先のパソコンは全部Windows11に移行済みである。

最後まで残っていた我が家のWondows10パソコン、
家庭用壱号機をWindows11にした。

過去のしがらみを断ち、クリーンインストールして最初から入れ直す。
インストールそのものは問題ないが、
今まで手足のように使っていたアプリや設定など、
全部を動かせるようにするまで丸1日もかかってしまった。
貴重な休日をつぶしてしまったよ。

苦労したのは、メールの設定とVNCクライアント。
メールの設定がわからず、一度、元のWindows10を復元して
設定内容をメモしてってことで手古摺った。

後、WEBサイトではIDとパスワードを入れるところもあり、
ブラウザに記憶させているものをすべてメモしてやり直しだ。
IDはわかってもパスワードがわからないものもあったが、
なんとなくこれかな?と思えるものを入れて通した。
今後のこともあり、メモ帳にすべて記録しておいた。
今後、再インストール時には必要になるだろう。

VNCクライアントは、今までと同じように、
RealVNC Viewerをインストールしたが、まったく繋がらない。
どうも有料制になったみたいで、昔のように気前よく使わせてくれない。
頭にきて、RealVNC Viewerを捨てて、TigerVNC Viewerに切り替えた。
Linux機はUbuntuで、すんなり繋がったが、
ラズパイはだめで、ラズパイには、TigerVNC Serverをインストールして
何とかした。

PixInsightは、家庭用壱号機では使わず、弐号機で使っている。
弐号機不調の時だけ使うとして形だけ入れている。
リポジトリのバックアップもしておいたので、
こちらは全然問題ないが、RCAstroのBXT,NXT,SXTシリーズは、
ライセンスを入れ直す必要があるだけだった。

このくそ暑い中、エアコン効かせた部屋の中で
水分補給は冷やした炭酸水で、黙々と作業して、疲れたよ。

クリーンインストールした甲斐があって、
パソコン本体は何も変更していないが、かなりサクサク動作するようになった。

画像ネタが尽きた

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最近、天体画像ネタが続いてきたが、とうとう画像ネタが尽きた。
撮影した画像で、未処理のものがなくなった。

思えば7月下旬の新月期に、和歌山リモートでの撮影がかなりできたことによる。
時期的に白鳥座からケフェウスあたりのものばかりやってきたけど、
赤い散光星雲が主体でナローバンドも含め多く撮影した。

やはり撮影してなんぼの世界なので、晴れることは重要だ。
そして機材をいつでも動かせるように整備しておくのもこれまた重要。
この2つがうまくできないと撮影できないし、画像の量産体制もできない。

画像処理ってのは、場数が多くないと覚えない。
たまにしか撮影しないと腕は全く上がらないが、
毎日画像処理ばかりしていると、やり方を自然と覚えるし、
なんというか勘所がわかってくる(ような気がする)。

しばらく天気は悪いが、これから(8月下旬)は晴れ間があると期待しよう。
これからは秋・冬の対象がどんどん押し寄せてくるからな。
短焦点はあまり経験がないので、有名どころばかり積極的に狙っていく。
広く浅く、質より量だ。

ライオン星雲(ナローバンド)

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SH2-132_202508.jpg

【撮影データ】
鏡筒:タカハシ FSQ106(530mm F5)
架台:タカハシ EM200 Temma2
カメラ:ZWO ASI6200MCPro
Filter:L-Ultimate 5分×118枚,合計9時間50分
ガイド:ZWO OAG-L ASI220M-Mmini PHD2
撮影日:2025年7月30日,7月31日,8月1日
場所:和歌山県 NNRV(リモート撮影)
処理:PixInsight,BXT,SXT,NXT,NarrowbandNormalization他

ケフェウス座のライオン(SH2-132)。

フィルターなしとナローバンドの合成はやめた。
元々まったく別物であるため、合成そのものがおかしいと思う。

なのでナローバンドのみで処理してみた。
なんか派手になってしまって、もっと腕を上げないとダメですな。
でも現時点でPixInsightで持てる技を使ってゴリゴリしたんだけどな。

フィルターなしのノーマル画像が自然な感じがするのに対し、
ナローバンドは最初から違和感がある。
それを自然な感じ風に持っていくところの匙加減が難しい。
結局10時間かけて撮影したが、もっと枚数を稼ぎたくなる。

M16のナローバンド合成

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M16_202508.jpg

【撮影データ】
鏡筒:タカハシ FSQ106(530mm F5)
架台:タカハシ EM200 Temma2
カメラ:ZWO ASI6200MCPro
Filter:NO Fitler 5分×28枚
   :L-Ultimate 5分×42枚
   :合計5時間50分
ガイド:ZWO OAG-L ASI220MM-mini PHD2
撮影日:2025年5月7日,6月28日
場所:和歌山県 NNRV(リモート撮影)
処理:PixInsight,BXT,SXT,NXT,NarrowbandNormalization他

ちょっと前のM16、ナローバンド合成した。
M16の中心部だけナローバンドが反映しているが、
他はフィルターなし画像とあまり変わらない。
この対象にはナローバンドは意味がなかったかもしれない。
そろそろもう画像ネタがなくなる。

白鳥座の三日月2(ナローバンド合成)

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NGC6888_202508.jpg

【撮影データ】
鏡筒:タカハシ FSQ106(530mm F5)
架台:タカハシ EM200 Temma2
カメラ:ZWO ASI6200MCPro
Filter:NO Fitler 5分×30枚(2.5時間)
   :L-Ultimate 5分×25枚(2時間)
ガイド:ZWO OAG-L ASI220MM-mini PHD2
撮影日:2025年7月21日,30日
場所:和歌山県 NNRV(リモート撮影)
処理:PixInsight,BXT,SXT,NXT,NarrowbandNormalization他

白鳥座の三日月、性懲りもなく、ナローバンド合成した。
毎日画像処理ばかりやっている。

白鳥座サドル2(ナローバンド追加)

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Sadr2_202508.jpg

【撮影データ】
鏡筒:タカハシ FSQ106(530mm F5)
架台:タカハシ EM200 Temma2
カメラ:ZWO ASI6200MCPro、
Filter:NO Fitler 5分×48枚(4時間)
   :L-Ultimate 5分×30枚(2.5時間)
ガイド:ZWO OAG-L ASI220MMmini PHD2
撮影日:2025年7月25日,27日,29日,8月1日
場所:和歌山県 NNRV(リモート撮影)
処理:PixInsight,BXT,SXT,NXT,NarrowbandNormalization他

サドル、その第2弾、ナローバンド合成した。
合成できなかったのは、フィルターなしと画像のピクセルサイズが異なっていたため、
cropして画像サイズを揃えてから合成した。

派手になりすぎてイメージが違ってくる、失敗作かも?

邪道?な画像処理

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ここ2・3日で急激に気温が下がった。天気も雨模様だけど。
 
 
PixInsightでは、基本とされるセオリーがある。

1.リニアステージで、ある程度処理する。
 基本的にはリニアでやるべき処理
2.それからノンリニアに移行する(なんちゃらトランスやストレッチってやつ)。
3.仕上げの処理を色々。
 ノンリニアでは画像合成(LRGB合成,PixelMath)系、HDRなんちゃら系
とまあ、こんな感じだ。

あと、広く認知されてきた?BXTにしても
リニアステージの最初にやれ、と作者のラッセルおっちゃんは云う。
でもノンリニアでやっても違いはよくわからない。

今までこういった基本技(とされるもの)が正しいものと思ってやってきたが、
世の中にはまるでこういった基本技を無視して処理する人々がいる。

他人のやっている画像処理程、役に立つものはない。
自己流は本当に正しいのかがわからないからだ。
たとえが良いのか悪いのか、回転寿司屋やラーメン屋ではカウンター席に座って
隣の人の注文の仕方とかを盗み見するのはとても参考になるのと同じ。
(食い物は好きに注文すればいいとは思うけど)

で、基本技を無視するというのは、
いきなりノンリニアにしてから処理するというやり方で、これは目から鱗が落ちた。
海外のいろんなSCRIPTを駆使して、いろんな技を繰り出して
技のデパートというかサーカスというか、そういった感じでがんがん処理すると
最終的にはきれいな作品になっていく。
教科書なんか無視して、実戦で鍛えた凄技なのだろう。

何が正解なのか、正道というか王道といわれるやり方が本当に正しいのか?
今までの基本技は何だったのか?
頭が混乱している。

いきなりノンリニアにしてから処理するやり方をやってみたが、
一々STFをかけたり外したりの確認が不要で、ある意味やりやすい。
別に劣っているわけでもない(というかよくわからないだけだが)。
モノクロではなくカラーだといきなりノンリニアでも構わないのだろうな。

弊害としては、いきなりノンリニアやると、SPCCとかSPFCは失敗することが多い。
パラメタいじって通すことも可能だが、やるならノンリニアでやっておくべき。
ただフラットが決まっていればSPCC,SPFCは不要なのでほとんど使わないし、
ナローバンドでは意味がなさそうな気がしている。

リニアは、0から1までの範囲で浮動小数点演算を32bitか64bitでやっている。
ノンリニアは、0から65535(ではなく、もっと多いはず)までの
数値(浮動小数点なのだろう)にしているだけではないかと思うが。
原理的にはどうなのか?は置いといてやってることは似たようなもの?なのかな?。
SPCC,SPFCの成功率がかなり違ってくるので違うのは違うのだろう。

一応、ノンリニアでも、BXTは割と最初(星を分離した直後)にやるけれども、
FSQの短焦点ではあまり意味がないかと思っていたが、それでもまあ意味は少しはある。
(あれは長焦点でこそ威力を発揮するものだろうけど)
星像がしっかりしているFSQだと星に対してBXTを使う必要性は感じなくなった。

SXTで星と星雲を分離することは必須というか、これこそ基本技といえる。
最終的に星と星雲を合体させるところの処理が一番匙加減が難しい。
ここが肝といえるところかもしれない。
(BXT,SXT,NXTのRC大三元セットはもはや手放せないツールになっている)

T村さんは、星だけを30秒とか1分だけで別に撮影して星雲と合成しろ、と仰せだが、
星画像合成は理屈としてはこの方法が一番合理的かもしれないし、撮影時間も少しの追加で済む。
今はまだそこまでの境地には至っていないのだが。

それはそうと、「PixInsightの使い方 応用編」がそのうち刊行されるという。
丹羽先生の「基本編」は購入しWebサイトも含めて基本技を教わった。
「応用編」も楽しみであるが「邪道編」も誰か作ってくれないかな。
お前がやれよ、と言われそうだがまだ腕は未熟でよくわかってなく無理だけど。


NGC7000_202508.jpg

【撮影データ】
鏡筒:タカハシ FSQ106(530mm F5)
架台:タカハシ EM200 Temma2
カメラ:ZWO ASI6200MCPro
Filter:NO Fitler 5分×31枚(2025年6月29日)
    L-Ultimate 5分×30枚(2025年8月1日)
    合計5時間
ガイド:ZWO OAG-L ASI220MMmini PHD2
撮影日:2025年6月29日,8月1日
場所:和歌山県 NNRV(リモート撮影)
処理:PixInsight,BXT,SXT,NXT,NarrowbandNormalization他

北アメリカとペリカンの再処理。
ライオンはぐだぐだなので匙を投げて処理を中止し、
代わりに(割とまともそうな)北アメリカとペリカンをナローバンドで再処理する。

20250808.jpg

ナローバンドは以下の処理で。
PixInsightで、単にSTFで見ると、くすんだオレンジ色になる。
STFの鎖を外すと青緑系になるので、これベースで処理する。
(これでやると最後までヒストグラムの山は大きく崩れたままとなる)
NarrowbandNormalizationでは、
 パレットをSHOにして(これが一番RGBに近い)、
 O3ブースト機能を強くかけ、青を強調し緑色を落とす。
ノンリニアにしてから、SXT、BXT、NXTのRC大三元セットで処理し、
その後はなんちゃらストレッチとか、なんちゃらトランスとかでゴリゴリする。

こんな感じでフィルターなしとナローバンドの画像をImageBlendで合成してみた。
これでいいのか悪いのかはよくわからないが、これで完成とする。

白鳥座サドル

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Sadr_202508.jpg

【撮影データ】
鏡筒:タカハシ FSQ106(530mm F5)
架台:タカハシ EM200 Temma2
カメラ:ZWO ASI6200MCPro、NO Fitler 5分×48枚(4時間)
ガイド:ZWO OAG-L ASI220MMmini PHD2
撮影日:2025年7月25日,27日,29日
場所:和歌山県 NNRV(リモート撮影)
処理:PixInsight,BXT,SXT,NXT他

白鳥座祭りの4作目。
これもまあ有名といえば有名だ。
サドルをど真ん中にしたのは星割れを防ぐため、
周辺部に明るい星を配置すると星割れを起こす。

フィルターなしだとこんな感じだが、
ナローバンドの処理がうまくいかずに合成ができない。
そもそも合成する意味があるのか?

ナローバンドの処理の仕方がわからない

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ケフェウス座・ライオン星雲(SH2-132)の処理の仕方がよくわからない。
というか、散光星雲はあまり撮影してこなかったわけで、、、。

まず、フィルターなしで撮影した画像。
上:単にヒストグラムを合わせただけ
下:これを無理やり処理したもの
20250806_1.jpg
フィルターなしだと頭部の赤しか出ない。
これを無理やりあぶりだす(処理する)と、ライオンの形はわかるがやりすぎだ。
画像処理のうまい人ならもっと自然にあぶりだすのだろうけど、
まだまだ腕は未熟だ。
未熟だけれども、PixInsightの技が少し使えるだけで上達したような気分になる。
 
 
 
ナローバンド L-Ultimate(その1)
あちゃらの人が作った NarrowbandNormalization という
Processで処理したものをベースにごりごりした。
上:星消画像
下:星と合体
20250806_2.jpg
なんかうまくいかない。
ナローバンドでは無理なく全体像は出せるが、、、?
 
 
 
ナローバンド L-Ultimate(その2)

20250806_3.jpg
少し色合いをいじってみた。
頭部の赤を強くしたが、下半身の青は紫になってしまった。
マスクしてやらないとだめだな。
自分でも何をやっているのかだんだんわからなくなってきた。

非ナロー画像とナローバンド画像をどう組み合わせるのか?
色々あがいて模索しているが、どうすればいいのか途方に暮れている。

この程度の腕前では、ダイオウイカは写せるかな?無理かな?
ライオンの近所だったような、もう狙える季節だろう。

白鳥座のチューリップ

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SH2-101_202507.jpg

【撮影データ】
鏡筒:タカハシ FSQ106(fl=530mm F5)
架台:タカハシ EM200 Temma2
カメラ:ZWO ASI6200MCPro、NO Fitler 5分×35枚
ガイド:ZWO OAG-L ASI220MMmini PHD2
撮影日:2025年7月23日
場所:和歌山県 NNRV(リモート撮影)
処理:PixInsight,BXT,SXT,NXT他

先々週の白鳥座祭りの3作目。
チューリップは右下の端っこにある。
これはマイナーかもしれないが撮影した。
これは右下に配置した構図であるが、チューリップの赤だけを目立つようにした。

単体で狙うなら長焦点でやりたいところだが、
今年の天気はよくなく、長焦点での出番は少ない。
長焦点の機材も和歌山へ持って行きたいところであるが、、、。

先週も撮影できた

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自宅周辺やドームの天気は不安定だ。
一応晴れてはいるが、快晴ではない。

ところが、晴れの国、和歌山は違う。
連日快晴が続き、7/29, 7/30, 7/31, 8/1 と連続しての撮影だった。

新月期もほぼ終わりなので、
夜半前はナローバンド、
夜半後はフィルターなしで、と思っていたが、
結局、ほとんどナローバンドで撮影した。

というのも、ライオンが原因だ。
ライオン星雲(SH2-132)はフィルターなしで撮影すると、
頭部の赤いところしか写らない。

下半身の青い部分はナローバンド(O3フィルター)でしか写らないようなのだ。

20250804_1.jpg
なので、L-Ultimate で撮影すると、こんな感じ。
NINAの1枚画像でこれだけはっきり出てくる。

20250804_2.jpg
こうなると、白鳥座に戻り、ナローバンドで撮影だ。
月があろうとなかろうと。

ただし、ガイドは乱れる。
オフアキガイドのままで、ガイドカメラのピントはフィルターなしで合わせてある。
フィルター入れると、その厚みの分(の約1/3)だけピント外れる。
ピントのシビアなFSQ106ではこれは大きく影響が出る。
撮影カメラのピントは合っていても、ガイドカメラのピントは大きく外れる。
なので次回訪問時には小型のガイド鏡(ZWO)に切り替えてガイド鏡ガイドにする。
(ガイドは乱れても撮影画像はそれなりにしっかりと写っているわけではあるが)

EM10 修理送り

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20250626_1.jpg
とうとう EM10 Temma2Jr.が故障した。

赤緯モーターは動くが、赤経モーターが動かない。
これはもうどうしようもないので、スターベースに送った。

今年の年末までには帰ってくるかな?

NJPは何度も修理に出した。
EM200はなんだかんだで修理にも出さずに動いている。
EM10は、前回は2022年にモーターの逆回転で修理に出したことがある。

国産品は故障しても修理に出せるだけまだましかな、と思っている。
自分で治せる腕がないので仕方がない。

白鳥座の網状星雲

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NGC6992_202507.jpg

【撮影データ】
鏡筒:タカハシ FSQ106(fl=530mm F5)
架台:タカハシ EM200 Temma2
カメラ:ZWO ASI6200MCPro、NO Fitler 5分×47枚
撮影日:2025年7月22日
場所:和歌山県 NNRV(リモート撮影)
処理:PixInsight,BXT,SXT,NXT他

先週の白鳥座祭りの2作目。
これも有名なので撮影した。
ちょっと窮屈な感じはするが、ほぼ全景を捉えた、下の方は無理だったけど。

鬼百合が咲いている

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20250726_1.jpg
例年よりも早く咲きだした。

この鬼百合の向こう側には夾竹桃がある。
20250726_2.jpg
こちらの夾竹桃、元気がなく花は枯れてしまったようだ。

白鳥座の三日月

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NGC6888_202507.jpg

【撮影データ】
鏡筒:タカハシ FSQ106(fl=530mm F5)
架台:タカハシ EM200 Temma2
カメラ:ZWO ASI6200MCPro、NO Fitler 5分×32枚
ガイド:ZWO OAG-L ASI220MMmini PHD2
撮影日:2025年7月21日
場所:和歌山県 NNRV(リモート撮影)
処理:PixInsight,BXT,SXT,NXT他

先週の白鳥座祭りの1作目。
小さい対象ではあるが、なぜか有名なので撮影した。
赤い淡い星雲に囲まれている。

先週は撮影できた

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先週は晴れた、撮影した。
地元では晴れても夜は雲が出て、撮影できない状態だった。

7/21(月)、和歌山リモートでは、晴れた。
SCWで見ると雲でやられるパターンの予報だったが、実は晴れだったという。

202507292_1.jpg
NGC6888を狙う。
オートフォーカスもばっちり決まり、ガイドも安定している。

202507292_2.jpg
前回訪問時に、オフアキガイドのままだが、
きっちりとピントは合わせており、ガイドの状況もばっちりだ。

ただし、FSQ106初期型は、ピントがシビアだ。
10枚撮影でオートフォーカスかけていたが、時折ピントがずれる。
オートフォーカス直後はピントは当然合っている。
しかし、3,4枚までで、その後は(IN側に)どんどんずれていく。

202507292_3.jpg
7/22(火)、次の日は、網状星雲だ。

前回の対策として、オートフォーカスは5枚終了後に行うようにした。
オートフォーカスは3分半かかるが仕方がない。
オートフォーカスの度にピント位置はIN側へずれるが、
これがかなりずれていく。
5枚終了後に行うことで、ピントずれを防ぐというわけだ。

7/23(水)、同じく白鳥座のチューリップだ。
(画像なし)

7/24(木)、撮影準備はしたが、雲来襲で撃沈。
(画像なし)

7/25(金)、和歌山は微妙な天気だが、撮影開始。
 こっちの地元でもやっとまともな晴れ間が広がった。

20250728_2.jpg
久しぶりにドームでも撮影開始、2か所同時にリモート撮影。
左上がドーム、右下が和歌山リモート、右上は和歌山の監視画像。
(監視画像のオレンジ色はEM200Temma2のLEDだ)

和歌山は雨雲の予報(SCW)だが、現地は晴れている。
SCWは嘘つきかと思ったが、23時ごろ雨警報で強制停止。
SCWは外すことが多いと思っていたが、たまには当たるもんだな。

20250728.jpg
白鳥座サドル、5分x10枚、中途半端である。

ド根性スイカ

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20250724_1.jpg
ネギを植えたところにスイカのつるが伸びてきた。

20250724_2.jpg
おまけに小さい実が生っている。
スイカは植えたわけではなく、勝手に生えてきた。

実は心当たりがある。
昨年、この場所でスイカを食べて、種をこの辺にプププと飛ばしておいた。
越冬し、耕運機にもまれながらも芽を出して生えてきた根性のあるヤツだ。

それから2週間後、
20250724_3.jpg
この小さい実が、さらに大きくなっていた。
ただ、収穫時期はお盆過ぎだろうな。

トッププレートにどう取り付けるか

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和歌山リモートの機材の話。

鏡筒のトッププレートにガイド鏡とSVBONY SV241をどう取り付け出来るのか?
シミュレーションしてみた。

トッププレートの現物はないが、ガイド鏡とSVBONY SV241は手元にある。
トッププレートの図面を原寸で描いてみた。

20250722_1.jpg
トッププレートの図面に乗せてみると、干渉もせずに取り付けできそうである。
ただし、トッププレートの穴の間隔では2本止めはできない。
ねじの長さが気になるが、取り付けねじも手持ちで何とか出来る。
1本止めならできるが、耐久性はどうか、何とかなるだろうと考えるしかない。

20250722_2.jpg
トッププレートの図面はこれ。

当分和歌山に行くつもりはない。
しばらく天気は悪そうだし、7月はダメそうだと思っていたが、
7月下旬は急に、和歌山だけは晴れるようになってきた。
次回訪問時のために、色々考えている。
何しろ、現地作業は一発勝負だから、事前の周到な準備が必要だ。

ここは思い切って、まともなガイド鏡を用意するか。
口径50~55mm程度でラック&ピニオンのドローチューブがあれば、
フォーカサーも取付できるし、リモートでピント合わせも可能だ。
更に鏡筒の蓋をリモート対応にすれば、ガイドカメラのダークも作れる。
そこまでやるのか?
段々本格的になってきたけど、どこまでやるか、だな。

それよりも、このミニガイド鏡にベルト駆動させた
フォーカサーを取り付ければいいんじゃね?
取付ステーを何とかすれば実現可能だと思う。

梅雨明け

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梅雨明けしたと思ったら、いきなり3連休は快晴となった。
20250723_1.jpg
空の青さがなんともすがすがしい。
だけど夜は雲がわいてくる。
選挙も行ったが、地元の奉仕作業(草刈)にも参加し忙しい。

その合間を縫って、ドームへ行き、カメラを回収した。
自宅へ持ち帰り、チャンバーを開けて乾燥剤の交換を行う。

乾燥剤を交換するのは今回が初めてである。
(今までは乾燥剤の再生のみ)

冷却の仕方にもよるが、夏場で短時間で冷却すると結露するようになった。
(冬なら短時間でも問題はない)
今でも40分以上かけてゆっくりと冷やせば結露はしないが、
この際、思い切って乾燥剤を交換することにした。
昨年は電子レンジで乾燥したが、焦がしてしまった。

20250723_2.jpg

乾燥剤は昨年購入してあったもので、封を開けての交換だ。
封を開けた直後は、乾燥シートも青の表示色で十分に乾燥している。
これなら現地での交換でよかったかも?

ということは、今すぐではないが、
和歌山で交換が必要になったら現地で交換できるってことか。
交換して取り替えたものを持って帰ってこれるわけだな。

和歌山の場合は、交換して繰り返し使用することはあきらめて、
使い捨てで交換のみでもいいかもしれない。
なんてったって、往復の交通費がでかいんだよ。
乾燥剤の3,000円なんて安いもんだ。

自民党は大健闘したと思う

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報道では、自公政権過半数割れ、自民大敗北とのことだが、
表面的にはその通りだろう。
しかし、実際にはこの大逆風の中、大健闘したのではないか。
獲得議席は39であり、20台の予想もある中、かなり踏ん張ったといえる。

立憲共産党は微妙(立憲プラマイ0、共産マイナス4)であり、
野党としては立憲共産党こそ負けではないか(ほかの野党に喰われただけ)。
おいらとしては立憲共産党は大嫌いなので負け続けでいいよ。

国民民主党と参政党は大躍進だが、今後は大きく伸ばせるのか、
それとも一時的なものなのか、どうなるかだな。
おいらとしては大きく伸ばして立憲共産党をぶっ潰してほしい。

なんというか自民党の底力は凄い。
(実態は高齢者と地方の支えではあると思うがな)
おいらは自民候補にも自民党にも票は入れていない。
地元では自民党が議席をとり、気持ち的には面白くないと思っている。

ただ長期的にみると、自民党の底力はどれだけ保てるかはわからない。
今後の政権運営というか、内容に関わってくる。
今まで通りののらりくらりでは確実に評価を落とす。

石破氏は首相続投するとのことだが、どこまでできるのか、
お手並み拝見だな。

雨対策が必要だ

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和歌山リモート、内部が一部雨漏りした。
致命的ではないが、次回訪問時には対策したいところ。

先週の金曜日の朝、リモート先の電源がネットワークにつながらなかった。
お昼過ぎにはつながって、電源を入れ、監視カメラを起動した。

電源機器やパソコン、ネットワーク機器はラックに乗せているので
浸水被害はないが霧状の水滴はかかったのか?
(本当のことは雨の日に現地へ行かないとわからない)
ケーブル類は、床面に垂らしているというか這わせている。
コンセントの空いた口は養生テープで塞いでいる。

AtomCamSwingで首を振らせて内部を確認したら、
コンクリート面の一部が濡れている。
タイルカーペットを敷いた部分は判断できない。
AtomCamSwingの有能さを再発見した。

20250721.jpg

ただ、どこから漏れたのかがわからない。
 屋根との隙間か、
 入口ドアの隙間(これは確実)、
 コンクリート床面からか、
対策をどうするか?
コーキングで埋める方法もあるし、
ドアには帰るときにガムテープで目張りする、
とにかくホームセンターで物色して
次回訪問時には何とかしたい。

台風シーズンまでにはと思っているので、
8月には行こうかと思っている。

中国メーカーの台頭

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今やハイブランドとなったZWO。
昔からやっているQHY、それにSVBONYやToupTekが続きだした。
消費者にとっては、安くて入手しやすいのでいいことのように思える。
おいらもZWOやSVBONYの製品を買っている。

ただし、安いからといって単純に喜べるものではない。
中国ってのは、蝗害の原因みたいなもので
ある商品がヒットしたら、皆一斉に同じものを作り始める。
中国国内では消費もすぐ頭打ちになるから、販売先を求めて海外に進出する。
安いまま海外に出るものだから、進出先の国の製造部門を潰していく。
AliExpressやSHINやTEMUに代表されるように、安売りで仕掛けている分野だ。
安さの秘密は通貨の水準を一定にしていることや、
規制関連、輸出促進というか推奨など中国政府が後押ししている。
こんな国相手にはまともに太刀打ちはできない。

これに真っ向から反発したのがトランプだ。
中国のみならず全世界を相手に高関税を吹っ掛けた。
8月1日からは、日本製品の輸入には25%の関税と正式に決まった。
そもそもトランプは第一次政権時代に中国に対し貿易戦争を仕掛けている。
トランプは中国企業以外にもかなり怒りを感じているのがわかる。

天文関係はニッチな世界だから、今はあまり影響は少ないかもしれない。
SBIGやFLIはハイアマチュアに一時は支持されたが、
今は細々と研究用の高額なものにシフトしている。
日本ではビットランがどこまでやっていけるのか心配だ。
タカハシは(赤道儀に関しては)やる気をなくしているみたいだし。

この先どうなるのかは全くわからない。

最近は画像処理とか機材とかばかり

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数カ月前までは、仕事中心に物事を考えていた。
最近は画像処理とか機材とかを考えるようになってきた。
なぜなんだろうか?

仕事はやる気がないわけではないし、
毎日仕事に行けば、ちゃんと仕事はする。
その代わり、家に帰れば、仕事のことは一切考えなくなった。
もう仕事人間ではなくなったのだろう。
いつまで仕事を続けるか、ということもあるしな。

それと同時に、物欲も復活した。
去年まではほとんど物欲もなく、何も買わない状態ではあった。
(パソコン関連は少し買ってはいた)
しかし、今年はどうかというと、色々買っている。
正確には、昨年暮れにカラーCMOSという大物を買ってから、
ピラー脚や、フラット用のLEDトレース台、SVBONYなど、
物欲が復活している。

北アメリカとペリカン星雲

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6月の下旬にノーフィルターで撮影した。
以前にも書いたが、この対象を撮影すると、途中で撮影カメラを見失った。
シーケンス組んでも完走できずに途中までしか撮影は出来なかった。
(現在はこの問題は出ない、7/5訪問時に対応した)


NGC7000_202507.jpg

【撮影データ】
鏡筒:タカハシ FSQ106(fl=530mm F5)
架台:タカハシ EM200 Temma2
カメラ:ZWO ASI6200MCPro、NO Fitler 5分×30枚
撮影日:2025年6月29日
場所:和歌山県 NNRV(リモート撮影)
処理:PixInsight

もう20年以上も前、銀塩フィルムで撮影して以来の撮影となる。
銀塩フィルムで撮影したイメージが記憶にこびりついており、
そのイメージで処理してみた。
(天文中年さんのご指摘では赤が強すぎるとのこと)
それでもこんなのがリモートでカシャカシャ撮れるとは感無量。

ガイドカメラのピントが大きくずれていたため、
シーイングが良かった割にガイドは乱れた。

カラーCMOSだと、5分×30枚も撮影できれば作品化は可能で、
モノクロよりもコスパ・タイパはよいと思える。

2台のパソコンで撮影機材を切り替える

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以前の記事
2台のパソコンで赤道儀を切り替える
の続編である。

この記事では、2台のパソコンで赤道儀を切り替えることであった。
それなら、いっそのこと、撮影用カメラやフォーカサーなども一緒に
切り替えることができれば、
2台のパソコンで撮影環境を切り替えることも可能になってくる。

1台目のパソコンが不調になっても、遠隔で切り替えれば
2台目のパソコンで撮影ができることになる。
リモート撮影における、ある意味フェイルセーフってわけだ。

ここで使ったUSBセレクターは、USB3で接続する。
20250701_1.jpg
パソコン側は2個のUSB、つまり2台のパソコンでの接続だ。
右端に電源としてMicro-USBで5Vの入力が必要。

20250701_2.jpg
共有させるというか、切り替える側のUSBは最大4つで、
1.赤道儀用のUSBシリアル変換機
2.SVBONY(撮影用カメラと鏡筒の蓋兼フラットパネル)
3.フォーカサー
4.ローテーター
なので、USBの数はちょうど足りる。
それにボタンを押すタイプのスイッチボットも必要だ。
(年に一度の定期的に電源を取り替えるというメンテ作業は必要、
 年に一度といってもどの程度使うかにもよる)

で、実際にやるかどうかだが、重要度や緊急度は低い。
今の所は安定して動いてくれている。
でも何かあった時のためにはあった方がよいとも思える。
今の所は様子見ってことで、今すぐにはやらない。
次回訪問時に仕込んでおくかどうかだな。

残クレで車を買うのは?

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残クレで車を買うのは、地獄の入り口だという意見だ。

お金はないが、いい車(高額な車)には乗りたい。
そういった時に、残クレは選択肢になり、高額な車に乗れることになっている。
ただ、罠が仕掛けてあって覚悟の上で契約するのだろうけど、
後で後悔するのが目に見えているにもかかわらず、
後先考えずに、残クレで購入する人が一定の割合で存在する。
残クレを扱う販売店のいいカモになるので、
販売店もせっせとカモに勧めるわけだ。

これのどこがえげつないのか?
例えば契約3年で返却するとした場合、
契約期間内は、
 車に傷をつけてはならないし、
 事故にあってもいけないし、
 改造もしてはいけない、
 契約内の走行距離を超えてもいけない。

普通にある程度走ると細かい傷はつくだろうし、
事故に合わないとも限らない。
その3年後に契約時の条件で返却できない(傷や事故歴など)ときは、
車全体の残債(高額な車は当然高額だ)を一括で支払う必要がある。
残クレ自体は安めの金額なので、残金を一括というのはきついだろうねえ。
お金さえあれば怖いものはないけど、
貧乏人が手を出すと地獄を見るものらしい。

あと、細かい話で、利息は車全体の金額に対してかかるので、
(これはえげつない)
利息だけでもそれなりの負担となる。
それなら普通にリース契約した方がいいんじゃないのって話だ。

残クレで得をするのは、一部の超人気車種(例えばランクルなど)で、
売却時の金額が新車を上回るような場合には、(途中解約しても)
車自体の価値があるので逆に儲かる場合もあるという。
これは例外であって通常はそんなことは起きないわけだ。

おいらは貧乏人だから、車なんて安い中古車でいいやと思っている。
ただ高齢者になりつつあり、いつ死ぬかもわからないので、
次の車は人生最後か、最後から2番目の車かもしれないけど、
新車で買ってもいいかな、と。

赤道儀の不調、その後

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一時期頭を悩ませた赤道儀の不調、その後の話。

一応今の所は問題はないが、まれに発生することはある。
なので本当の原因は分かっていない。
(原因はどうやら赤道儀本体かもしれないとの考えになってきた)

撮影前に、正常かどうかの確認はしている。
あまり時間もかからず、すぐに結果は分かる。

まずは設定内容の確認、
前回と同じなので確認はしないが、異常時は必ず確認する。

20250711_1.jpg
確認する箇所は赤枠内だ。
TE(TelescopeEast)にするために、OTA West, Scope Pointing East:筒先は東 の設定だ。

確認の最初は、NINAで接続後に、「S」南へ振ってみる。
20250711_2.jpg
この画像では、筒先は手前側に動き、鏡筒は下を向く(これが正しい動きだ)。
監視カメラの画像を見ればすぐにわかる。

その時の赤道儀の状態は、
20250711_3.jpg
赤枠の通り、ALT(高度)は下方向へマイナス表示し、
Dec(赤緯)もマイナス表示すればOK。
「N」北向きでもいいのだが、「S」南がわかりやすいのでこうしている。

異常時は、こうならずに、
ALT(高度)が逆方向(プラス値)にカウントする、
鏡筒も逆向き(北)に動くときもあるが、南に正しく動くが高度が逆向きのこともある。
とにかく、高度がおかしい表示となる。

NJPやEM10のTemma2兄弟はこんなことは起きないのだがな。
なので赤道儀本体かもしれない、コンデンサーの抜けとか?
 
 
 
とはいえ、こうなった場合の対処方法はすでに確立している。
手順は、
1.赤道儀を停止し、NINAで接続を解除し、NINAも終了する。
2.赤道儀の電源を一度切り、一呼吸おいて、電源を入れ直す。
 (ここが重要なポイント)
 パソコンの再起動は不要。
3.正常時のASCOM Temmaのレジストリを取り込む。
 (これはホームポジションの復元のため)
4.NINAを起動し、設定内容の確認。
 内容が変わらずともOKを押す。
 (ここも重要なポイント)
5.NINAから赤道儀を接続する。
これで復旧する。
後は、空に向けてPlateSolveすれば完全に同期する。

ただ厄介なことに、これ1回で復旧できる場合もあるが、ダメな場合もある。
それでもあわてず、この手順を繰り返すことで復旧する。

20250711_4.jpg
電源は自作のアプリで制御できるようにしている。

M16

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M16
6月の上旬にナローバンドで、
6月の下旬にノーフィルターで撮影した。


M16_202507.jpg

【撮影データ】
鏡筒:タカハシ FSQ106(fl=530mm F5)
架台:タカハシ EM200 Temma2
カメラ:ZWO ASI6200MCPro
    L-Ultimate 5分×30枚
    NO Fitler 5分×24枚
撮影日:2025年6月4日、6月28日
場所:和歌山県 NNRV(リモート撮影)
処理:PixInsight

L-Ultimateの画像のブレンド率は低く処理した。
結果的に NO Filer で処理したものを中心に処理している。
M16の下のM17と合わせてみたかったが、モザイクは合わせずらい。

画像処理

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他の人の画像処理は中々お目にかかる機会はない。

Youtubeでは画像処理の事例はたくさんある。
実践的なものもあり、参考になるものも多い。
海外物が参考になるが英語を聞き取りにくいし、
今一だが、画像を止めながら見ているだけでも参考になる。

人数を集めて画像処理講習会なるものをやっている団体はいいが、
おいらみたいに近場に仲間がいないと気軽に参加すらできない。

そんな中でもオンラインミーティングだったら気軽に参加できる。
生で実践的に画像処理の実演を見ると、
使いこなしている人は色んな技を繰り出しててきぱきとやっている。
おいらなんかは幼稚園児が紙芝居を見ているような感じで頭がついて行けない。
もっと使いこなして精進せねばな。

PixInsightの場合、PixInsight標準機能は当然使うが、
講師というか先生は、他人が作ったSCRIPTをうまく使っている。

この第3者によるSCRIPTは、こういうことができたらいいなと思う機能を
標準機能を組み合わせていい感じのパラメータで処理してくれ、
画像処理をもっとわかりやすく手軽にしてくれるもの、との認識だ。

SCRIPTはリポジトリに追加してUpdateをかけてインストールするのが
お作法?みたいな感じを受けるが、
Statisticalなんちゃらというもののインストールには梃子摺った。
これは某サイトから詰合せインストールモジュールをダウンロードして
インストールしないとだめで、相当悩んだわ。

画像処理は、人によっては、
1.WBPP後、すぐにノンリニア、16bit TIFF化してPhotoshopでやる
2.全部PixInsightでとことんやる
の2パターンかもしれない(StellaImageは除外)。
SCRIPTによっては、レイヤー機能もどきのような操作も可能なので
おいらは、とことんPixInsightでやるようにはしている。
それでも色んな技を駆使して自在に扱えるまでには到達していない。

PixInsightは奥が深すぎてなかなかついて行けない。
まだ基本技も十分に理解していないが、
場数をこなして練習あるのみ、だ。

草刈

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和歌山へ行った帰り、日曜であるが、草刈だ。

2カ月も放置していたら、ドーム周辺が草ぼうぼうになっていた。
梅雨明け間近ではあるが、事実上梅雨明けしているようなものだろう。
(隣の県は梅雨明けしている)
ニイニイゼミが鳴き始めた。

20250707_1.jpg
草刈前の状態。
これでもまだましな方ではある。
もっとひどい時には、ドア以上の高さになってくる。

20250707_2.jpg
草刈り後の状態。
すっきりした。

20250707_3.jpg
ここは石ころが多い場所なので、草刈機の刃がよく折れる。
もうボロボロだったので、刃を取り替えた。

和歌山に行ってきた

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先週の土曜日は、和歌山へ行ってきた。

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作業内容は、
1.ガイド鏡の取付
2.AtomCamSwingの設置
3.撮影カメラの電源・USBケーブルの干渉問題の解決
4.ガイド鏡のピント出し&ガイドテスト(夜)
これで課題を全部解決する。
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1.ガイド鏡の取付
取付はトッププレートではなく、ファインダー台座へ取り付けたが(後述)

2.AtomCamSwingの設置
これは設置して動作確認OK。
20250708_2.jpg
 首を振って、横にも上にも向けることが可能だ。

3.撮影カメラの電源・USBケーブルの干渉問題の解決
これは原因が判明した。
鏡筒を動かすことにより、鏡筒の蓋兼フラット板の電源ケーブルが引っ張られて
撮影カメラの電源が切れたことによる。
鏡筒を元の位置に戻す途中で、撮影カメラの電源が復旧する。
これはSVBONYの設置場所の問題であった。
SVBONY自体は悪くはなかったが、取り外して、SVBONY取付前の状態に。
何とも間抜けな話である。
次回訪問時には根本的な対策を考えておく。

4.ガイド鏡のピント出し&ガイドテスト(夜)
これであるが、結果はダメだった
というのも鏡筒が短くてピントが出なかったわけで、結局オフアキに戻した。
20250708_1.jpg
この画像の真ん中にある黒いわっかが必要で、これを持参しなかった。
(当然ピントなんて出るものだろうという先入観はあったわけで、、、orz)
この黒いわっかはガイドカメラ(ASI220MMmini)に付属しており、
カメラの先端の短いわっかを外してこの画像のものと交換する。
黒いわっかでガイドカメラの位置を外に出すことで、
ピントを出す仕組みだったわけである。
事前の調査不足だった。

結局オフアキに戻し、ピントをノーフィルターの状態できっちり合わせた。
フィルターありだとピント位置は少しずれるが仕方がない。

一応これで撮影面でのトラブルはすべて解消した。
試合には勝てたが勝負には負けた感じはするし、消化不良の感じが残る。

で、和歌山へは次回いつ行くか?
当分行きたくない。
行くのが段々つらくなってきた。
何らかの行く必要がある場合にしか行かないぞ。
というわけで、当分は行かないし、撮影はこの体制のままだ。

和歌山へ行ってくる

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明日の土曜日、夜晴れ間がありそうなので行ってくる。
お昼過ぎに出発し、夕方到着で、作業を行う予定だ。

作業内容は、
1.ガイド鏡の取付
2.AtomCamSwingの設置
3.撮影カメラの電源・USBケーブルの干渉問題の解決
4.ガイド鏡のピント出し&ガイドテスト(夜)
これで課題を全部解決する。

和歌山は遠いけど何度も往復してきたので、かなり慣れてきたよ。
もうこれで安定稼働できればいいんだけど。

こっちの地元は(特に今年は)晴天率が悪い。
機材は順調でいつでも稼働できるのだけど出番がない。

和歌山は何だかんだいっても、晴天率は高い。
だが機材は不安定でトラブル続きではある。
それでも撮影できて画像処理ができるのは楽しい。

何もできずに燻ぶっているのが精神的に悪い。

ガイド鏡ガイドにするか

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オフアキはいいのだけど、フィルターの有無で問題が出る。
モノクロなら、必ずフィルターを通すので、
フィルターの厚みによる差異はあっても何とかなる。

カラーだとカメラ自体がIR/UVカット仕様なので、基本はノーフィルターだ。
そうするとナローバンド系フィルターとでピント位置がかなりずれる。
今までだましだましやってきたが、
ピントのずれたガイドは厳しい感じがする。

やはりガイド鏡ガイドにするしかないかな。
せっかくローテーターもあるので、
ガイド鏡ガイドだと、カメラを回転させてもガイドに影響はない。

20250703.jpg

というわけで、ZWOの新型ガイド鏡をポチった。
最悪ファインダー台座には取り付けられるようにした。
うまくいけばトッププレートに取り付けたい所ではある。

これで近々、和歌山へ行くことになりそうだ。

AtomCamSwing

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監視用のカメラは、AtomCam2 を現地に2台設置してある。
ただし、向きは固定である。

今年の春に調達したときは品薄で、首振りできるタイプは在庫切れであった。
リモートで首振りできるのはありがたい。

20250702.jpg
今は在庫があり、購入可能だ。
で、購入した。

例によって有線LAN化したのだが、
この画像のように、真下からケーブルを突っ込むわけだ。
純正品は、L字型であり、うまく考えられている。

これでも現地には設置可能だろうと思う。
鉄骨の隙間にケーブルをを通すことで設置できるはず。

20250704.jpg

首振りができるのはよいし、首振りのレスポンスもよい。
有線LAN化しているので、パソコンから首振りの操作もできる。
ハックツールの設定画面を呼び出して、
画像を見ながら首振りをするのでやりやすい。

ただ、どうにも不可解なことがある。
AtomCam2は電源Onでいきなり撮影体制に入るが、
AtomCamSwingは、電源Onでもいきなり撮影体制に入らず、スリープ状態だ。
アプリ上では"OFF"表示で、"ON"の状態にしないと撮影体制に入らない。
いきなり撮影体制にできないものかな?
ググってみると、昔はスリープの制御ができたようだが、今はできない。

次回訪問時に持参するが、
追加で設置するか、既存の1台と入れ替えにするか、悩む。

新たな問題が発生

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リモート撮影は、うまくいく時はうまくいく。
だが実際にはトラブルばかりやって来る。
そして、別の問題が発生した。

問題1.ガイド鏡のピントずれ(以前から気にはなっていた)
気温上昇のせいかもしれないが、ガイドカメラのピントが大きくずれてきた。
実際には内ピンの状態であり、正確な焦点位置はもっと外側にある。
DBPフィルターなどを使うと、多少ピントはましになる。
ノーフィルターだとボケボケで、ガイドが乱れる。
星の重心がずれてそれにつられてしまう。
ノーフィルターとフィルターありでピント位置がどうしてもずれる。
オフアキの弱点がもろに出てきた。
(そんなことは最初からわかっていたはずなのにな)

問題2.撮影用カメラを見失う
これは今回初めて(SVBONY設置後)の現象だ。

パーク位置から北アメリカ・ペリカンへ向けた。
そしたら撮影用カメラ・ガイドカメラを見失った。
デバイスマネージャからカメラのデバイスが消えている。
パークして戻すと復活する。

明らかにケーブルの干渉?と思われる。
ただそれが電源なのかUSBなのか、それは分からない。
でもSVBONYのとこから引っ張て来ているのは間違いないし、
もしかしたらこいつかも?と思ってしまう。
SVBONYへの切り替えは6/21に作業しているからなあ。
ケーブルの取り回しの変化が原因なのは間違いないと思う。

北アメリカの前に、M16へ向けた時は問題なかったんだけどな。
恐らく、ゆっくりと赤道儀を動かせば問題は発生しないのではないかな。

どちらにしても、現地で対応しないとダメだわ。
問題2は、昼の方が都合がいい、
問題1は、夜でないと都合が悪い、完璧な調整はできない。
(昼に遠くの景色でできないこともないが)
 
画像処理よりも機材や撮影環境が最優先だ。
画像処理なんてものは後からいくらでもできるが、撮影は一期一会だ。
撮影環境を第一に考えないといけない。
 
 
 
仕事でのトラブルは頭を抱えるほど気が重いが、
趣味のトラブルは頭を抱えるほどの深刻さはないので気は楽だ。
それにそのトラブルとやらにどう対応していくかも楽しいものではある。
あれこれ考えるのは頭の体操にもなり、ボケ防止にもなる?

仕事でのトラブルも楽しんでやれればよいが、そうもいかんしなあ。

2万円給付するくらいなら減税すべき

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石破首相がまた訳の分からんことを言い出した。
選挙対策が見え見えではある。

昨年度の税収が上振れした分を給付すると。
だったらその分だけでも減税すべきではないか。

昨年は確か岸田政権だったと思うが、一度限りの減税措置をとった。
ならば今年もできるだろう。
昨年は昨年で減税措置の事務処理が大変だったとの報道はあった。
給付するならそれ以上に事務処理が大変になるのではないか。

または、ガソリンの暫定税率廃止をすぐに実行してもよい。
最近はちょっとガソリンの価格も落ち着いているので
暫定税率の廃止をしても暫定税率はそのまま温存するから、
今やっとけば盛り上がるぞ。

何というか、もう何をしたいのかよくわからない。
一国の指導者なのだから、
きちんとあるべき姿を考え、
私利私欲におぼれず、
リーダーシップを発揮し、
最善の道を進むべきではないのか?
その覚悟があるのか?

総理大臣になりたかったからというだけの理由でなった人には
まあ無理だな。

今頃気付いた、おおまぬけ

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梅雨の季節、晴れない日々が続いている。
家の中で機材関係をテスト的に動かしている。

我が家には、動作検証用の赤道儀は1台のみ、EM10 Temma2.Jr。

20250626_1.jpg

車でリモート先に行けば実機はあるが、
家の中にあると手ごろで便利である。

赤道儀と接続し動作させていたら、
赤道儀への給電した電圧が表示されている。

もう20年以上も使っているが、今頃になって気付くとは、orz。
おおまぬけもいい所である。
だって見るところは高度(Alt)・方位角(Az)しか見ない。
後はトラッキングしているかいないか。
リモートでは鏡筒がどこを向いているのか、そこしか見ないのだ。
赤経(RA)赤緯(Dec)も見るけど、、、。

20250626_0.jpg

この画像では、12.2Vとの表示であるが、これは電圧を調整した後。
最初は、電圧=11.3Vだったか、かなり低い電圧を表示していた。
それでも赤道儀はちゃんと動いたけどな。

この電源は、マレーシア製で、12V 4.3A ではあるが、
日本での技適マークもあり、そこそこまともな電源だ(と思っている)。
この手の電源は、電圧調整用のつまみがあるはず。

20250626_2.jpg

この調整用つまみを回して、電圧を12.2V-12.3Vに調整した。
(他のACアダプタータイプの電圧は12.3Vだったので)

思えば、ちょうど半年前、ASI6200MCProを購入した時、
この電源を使って動かなかった記憶がある。
動かなかった原因は電圧不足だったのだろうな。

とにかく、まぬけだったわけだ。

赤道儀不調の原因

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和歌山リモートでの赤道儀は、今の所は順調である。
毎日チェックしているが、本当に順調である。

以前、和歌山リモートでの赤道儀不調の原因は、何となくわかった。
ただ、その根本的な原因は今もわからないままだ。

ハードなのかソフトなのかでいえば、ソフトの方である。
ハードとは思えない。
ソフトなら、リモートで何とか出来る余地はある。

現象としては、NINAで初回接続したときに、
1.パーク位置(水平東向き、高度ゼロ)から動き出す(これは正常)
2.NINAやASCOM Temmaでは、東天なのに地上高度が下がっていく(異常)
3.実際の赤道儀は、恒星時追尾であり赤経モーターは正常動作(正常)
ここで赤道儀を停止させ、切断する。
再度接続すると、
4.再開した位置は、
  方位 270度~315度(北西方面)
  高度 ばらばら(マイナスもプラスも)
     ASCOMでは西天なので地上高度が下がっていく(これは正常)
  だけど、リアル機材は東天を向いているのに西天として動くのはおかしい、
  パークは使えない(後述)
となるので、
TelescpeEast(TE)のつもりが、なぜか
TelescpeWest(TW)として動作している状況と思われる。
ASCOM Temmaの設定では、TEとして動かして、その後、前回と同じにしている。
なぜTWなのか?

こうなったら、自動導入やパークがぐるぐる回って変なところに向かい、
限界を超えて停止する(その前に電源を切って強制終了させる)。

なぜ、TEとTWが逆転するのか、これがわからない。
根本的な原因がどこにあるのかが全くつかめないでいる。

何かの結界か?呪いか?
 
 
それはともかく、
タカハシのASCOM Temmaドライバ設定は、Windowsレジストリに格納されている。
[HKEY_LOCAL_MACHINE\SOFTWARE\WOW6432Node\ASCOM\Telescope Drivers
  \TemmaLite.Telescope]

20250627_1.jpg

正常動作した直後のレジストリと、異常時のレジストリを比較してみた。
差異はいくつかあるが、機材環境や設定で変更したものを除外すると、
"FormPosition"の値が大きくずれている。
前回からの再開するポジション情報と思われる。
この情報を、パーク位置に戻してやれば正しく動くのだろうか。
(画像の左側が正常、右側が異常時のレジストリをエクスポートした)

自宅にて、テスト用にEM10 Temma2Jrを用意して、
異常時のレジストリを取り込んで接続してみた。
そしたら、何事もなく正常に動作する。

NINAを終了させ、再起動後にレジストリの値を見てみたが
"FormPosition"の値は異常時のレジストリのままであった。
ここではなかったようだ。
どうやら"FormPosition"の値というのは、接続後に現れる
ASCOM TemmaのWindows画面での位置情報であり、無関係だったみたい。

では一体どこがおかしいのか?
さっぱりわからん。

レジストリは設定値と終了時の状態を保存してあるだけのような気がする。

和歌山リモートは、今現在は順調に動く状態ではある。
20250627_2.jpg
これは昨日の和歌山リモートの実際の接続後の画面。
接続後、Altの値は順調に上がっていく。
パークも正常動作する。
こうでなくちゃな、リモート撮影はできないからな。

2台のパソコンで赤道儀を切り替える

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お前は何を言ってるんだ?

これには理由がある。
和歌山リモートで、赤道儀の挙動がおかしくなったことがある。
(今は問題なく動くはず)
この時は、土曜か日曜日を待って現地へ行った。

現地には、2台のパソコンがある。
制御用パソコンと撮影用パソコンの2台だ。
赤道儀本体がおかしいのか、撮影用パソコンがおかしいのか、
切り分けるために、赤道儀を制御用パソコンにつなぎ直して動作確認した。
こうして原因の切り分けを判断した。

この時は現地だからこうやって切り分けができたが、
リモートでは無理だ。
なので、2台のパソコンで赤道儀を共有できるものならしてみたい。

和歌山ではなく、近場で接続のテストを行う。

20250624.jpg

赤道儀との接続ケーブルの間に二又分岐ケーブルをいれて、
これで2台のパソコンから赤道儀をつなぐ。
もちろん、同時接続は行わず排他接続で行う。
(同時接続はやれるものならやってみたいが倫理上はよろしくないかと)

結果はダメだった。
片方の電源を落とすか、ケーブルを片方だけに繋ぐだけだと動作する。
デバイスマネージャでCOMポートを殺してもダメだった。
そう簡単にうまくいくわけではなかった。

他に何か方法はないかと色々考えてみた。
物理的にRS232Cを切替るタイプの切替機にスイッチボットでレバーを押す、
RS232Cではなく、USBの共有ならどうか?
BluetoothでSPP接続して赤道儀と繋いではどうか?
(パソコンからはCOMポートとして見えるがうまくいくのか?)
ネットワーク対応のINDI?、でもNINAでやりたいし。
考えるだけ時間の無駄という気がしてきた。
(馬鹿の考え休むに似たり、とは名言だ)

結局、機材がちゃんとまともに動けばいいんだよ。
 
 
 
その後、和歌山へ行ってきたが、その時にこいつを持参した。
20250624_2.jpg
USB装置のセレクターで、我が家にあったものを発掘した。
これは2台のパソコンでUSB装置を手動で切り替えるもの。
2台のパソコンには、それぞれUSBケーブルを接続する。
(画像の装置の下側)
共有するUSBデバイスのUSBを装置の上側に接続する。
今回はUSB-シリアル変換機を使い、その先に赤道儀を接続する。

これは使えた。
2台のパソコンでテストするときには便利であった。
やればできるものだな。
RS232Cを切り替えるのではなく、USB-シリアル変換機を切り替えるのだ。

切替は装置のボタンを押すだけなので、
スイッチボットを使えば、遠隔でボタンは押せる。
(RS232Cを物理的に切り替える方式なら同じくできると思う)

実際に使うかどうかは後日また考えるが、
とにかく、排他使用ではあるけれども2台のパソコンで赤道儀の共有はできる。
(正確には共有とは言わない、遠隔で切り替えるだけ)
スイッチボットを仕込んでみてもよいが、
今の所、赤道儀は正常に動いてくれている。

赤道儀の異常が頻発するならやってみるかと、今は考えている。

京奈和道という選択、結果

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大阪を通らず、奈良県を通って和歌山へ行くルート。
実際に走ってみた。

結果は、
1.確かに無料区間の分だけ料金は安くなる。
 往復で約8000円程度で、これは大きい。
2.しかし、副作用もあった。
 奈良県内、特にR24は劇混みで、車がノロノロだ。
 これに時間がかかりすぎて、精神的にはダメージが大きい。
 京奈和道も無料区間だけあって、車が多く、スピードが出せない。
 スピードが出せないのは、燃費が良くなることでもあるが、、、。
 エアコンありでも30Km/Lを超えた。

行きはともかく、帰りはつらい。
京奈和道で行く時は、夜から早朝にかけて使うほかはあるまい。

お金を取るか、時間と精神的余裕を取るか、難しい問題だ。

先日、和歌山からの帰り道で、和歌山県内の1車線区間で事故があった。
中央分離帯の代わりにワイヤーガードがあり、
こいつに車がめり込んでいた。
恐らくも何も歯医者は確定だ。

居眠りか、わき見運転なのかな。
事故には気を付けよう。

ということを考えると、安全第一で考えるしかないな。
お金は多少かかっても、精神的な安心感が重要だと思える。

和歌山へ行ってきた

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和歌山へ行ってきた。

現地は暑い。
水分補給のために、2Lのペットボトルの水を持参した。
 最初はぬるい水、
 ぬるいお湯、
 暖かいお湯
と変化して行くが、それでも水を飲み、汗だらだらになる。

20250622_1.jpg

鏡筒の蓋兼フラットパネルを150mmサイズのものに交換した。
これは蓋を閉じたところ。
ちょうどフード径にピッタリで、重量も軽くなった。
鏡筒のバランスを取り直す。

20250622_2.jpg

これは蓋をオープンしたところ。
これがちゃんとリモートで機能する。
取り替え前の物は、動きがおかしくて蓋を開けたまま、
パソコンとは切り離していた。
まともに動いてくれてよかったよ。

20250622_3.jpg

そして、赤道儀不調のための原因調査。
これが本日のメイン作業となる。

現地に EM10 Temma2Jr. を持ち込み、
赤道儀は、EM200とEM10、
撮影パソコンは、既存のデスクトップ機と今回持ち込んだノートパソコン。

これらの組み合わせで、動作検証をしたところ、
既存のデスクトップ機のパソコンがおかしいと判断した。
動きがおかしいから問題になっていたわけで、、、。

それから何度も何度も電源オフの状態から起動し、
EM200赤道儀の動作に問題ないことをを確認した。
これで一安心。

既存のデスクトップ機は持ち帰り、
代わりに今回持ち込んだノートパソコンに置き換えた。

20250622_4.jpg

それから、SVBONYのUSBと電源をまとめる装置も設置。
ノートパソコンはUSBの数が少ないから、これは助かる。
このために買ったものだけど。

さあ、これで撮影が再開できるかどうかだ。
しばらく雨天が続きそうだけどな。
 
 
 
持ち帰った既存のデスクトップ機なのだが、
現地の動作確認ではおかしかったけれども、自宅では正常に動く。
一体何だったのか?
よくわからん、妙に謎すぎて頭が混乱してきた。

さらに謎がもう一つ。
鏡筒の蓋兼フラットパネルを150mmサイズに取り替えたが、
元々設置した190mmサイズの鏡筒蓋兼フラットパネルも持ち帰った。
てっきり壊してしまったのかと思ったが、自宅では正常に動く。

何か妙だな。
かの地には特別な結界でも張ってあるのか?
日本海側の人間には好きにさせねーぜ、とか?

陰陽師か祈祷師を読んで、お祓いをしてもらう必要があるかもしれない。

バカバカしい話だが、おいらもヤキが回ってきたようだ。

和歌山リモート調子悪い

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今週は梅雨の晴れ間、撮影チャンスである。
しかし、どうも赤道儀の不調に泣かされている。

今まで現地へ行って対応したが、
その時は調子が良いのだけど、
しばらくすると、不調になる。

症状は、
・赤道儀自体は東天に向けて恒星時追尾をしている
・パソコンでは、高度がどんどん下がる
・自動導入はとんでもない所に向く
といわけで、
赤道儀は悪くないと思うし、やはり悪いのかもしれない。

原因がどこにあるのか切り分けしないとわからない。
なので、今週末は和歌山へ行こうと思う。
その際、準備するものは
・別の赤道儀 EM10 Temma2.Jr
・別の撮影用パソコン(10年以上も前、Core i7 第4世代ノート)
・SVBONY SV241(ノートなのでUSBをまとめる)
・SVBONY用の ACアダプター DC 12V電源と変換プラグ
・2台目の鏡筒の蓋兼フラットパネル(昨日到着)
 (1台目はどうも壊したらしい、これは自分の責任だ)
 1台目(190mm)は大きすぎた、2台目(150mm)はちょうどよい大きさであり
 風の影響も受けにくいだろう
・赤道儀との通信ケーブル予備用(こいつが悪いのかもな)

持参できるものは全部持っていく。
これで、赤道儀は現地のと合わせて2組、
パソコンも現地のと合わせて2組になるので、とっかえひっかえして
パソコンが悪いのか赤道儀が悪いのか他にもあるのかを切り分けする。
ただEM10は小さすぎて置き換えできるものではない。

あと、現地のEM200は、DC24Vで動作させている。
DV12Vにして動かしてみることもやってみよう。

現地でパソコンのインストールなんかしていられないので、
持ち込むパソコンは、こちらで動くように既に組んである。
というか、元々この古いパソコンを持ち込む予定だったわけで
準備は出来ていたものを引っ張り出すだけだ。
少なくとも、撮影用パソコンは入れ替えするつもり。

これでうまく切り分けして、
撮影用パソコンを置換して復活できるのが最善ではある。
4月下旬から5月上旬までは順調だったんだけどなあ。

現状の撮影用パソコンは、デスクトップ機であるが、
CPUにはXEONを使っているけど、CPUの問題ではないはず。
持ち帰って動作検証し、再インストールなどしてみるか。

一つ考えられるのは、UPSを内蔵しているノートとは違い、
シャットダウンして電源を切る時に、
シャットダウン完了する前に、電源を切ってしまった可能性はある。
リモートではノートパソコンの方が都合がいい面は確かにある。
 
 
 
和歌山リモートがダメでも、
こちらの天気が良ければ近場のドームでリモートも行える。
というわけで、こっちでのリモート撮影もをやっている。
20250620.jpg

小泉大臣は無能なのか?有能なのか?

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備蓄米放出(古古古米)をうまく起動に載せて、評価を上げた小泉大臣。
庶民の味方とばかりに一部のマスコミは有能として持ち上げる。
自民党の支持率も若干上がった。

然し一方で、おそらく農協系?農林系?からは、評判が悪く、
無能な働き物として酷評されてもいる。

まあ見方が変わればどっちもどっちだ。
小泉大臣は何というかとらえどころがない、という感じしかない。
個人的には無能ではないとも思うし、かといって、
特に有能だとも思わないが平均よりは優秀かもしれない。

備蓄米については量が限定されるので、7月までには放出は終わるだろう。
国民全員には行き渡らないし、一部の人しか購入できない。

それでも世間にはインパクトを与えたし、
農協系を無視して小売主体に直接放出し、買い戻しの条件も付けなかった。
何よりも迅速に処理を進めてスピード感は圧倒的だ。
これだけ見るとどこが悪いのかをすべて調べ上げ、
柔軟にうまく対応した手腕は見事であると評価はできる。

M17

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M17
6月の成果はこれだけだ。


M17_202506.jpg

【撮影データ】
鏡筒:タカハシ FSQ106(fl=530mm F5)
架台:タカハシ EM200 Temma2
カメラ:ZWO ASI6200MCPro
    L-Ultimate 5分×20枚
    NO Fitler 5分×32枚
撮影日:2025年6月4日
場所:和歌山県 NNRV(リモート撮影)
処理:PixInsight HDRMT,BXT他

L-Ultimateの画像のブレンド率は低い。
結果的に NO Filer のガンガン処理したものを中心に処理している。
天気が良ければ、M16のNO Filterで撮影したものと合わせてみたかったが、
この天気じゃ当分は無理だな。

京奈和道という選択

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20250611.jpg

和歌山へ行く時は、
 名神-京滋バイパス-第二京阪-門真JCT-近畿道-阪和道で和歌山方面
を利用する。
(上の黒い区間を通る)
ざっくりいうと、滋賀県-京都府-大阪府-和歌山県のルートだ。
高速を降りなくていいからだ。
しかし当然ながら料金はかかる。

そこで、京奈和道を使うとどうなるか?
(上の青い区間を通る)
ざっくりいうと、滋賀県-京都府-奈良県-和歌山県のルートだ。
ここは分断区間があり、下道の国道24号を走る。
 名神-京滋バイパス-久御山JCT-八幡京田辺JCT-木津IC
 (-R24-)郡山南IC-和歌山JCT-阪和道-和歌山南部方面
となり、1か所の分断区間がある(ここがつらい所ではある)。
京都府内は有料だが、分断後の奈良県内と和歌山県内は無料区間だ。

距離的には、ほぼ同じ(若干、京奈和道が長い?)であるが、
料金は安くなるだろうが、どの程度安くなるのかはわからない。
所要時間もどの程度長くなるのかは不明であるが30分程度なら許容範囲だ。

Googleマップで調べたら、
 距離は+20Kmで、まあ妥当だ。
 時間は+1時間と出た、本当か?
 R24は混むからなあ、そんなものかも?
 (早朝や深夜はそれほど混まないはず)
まあ騙されたと思って1度くらいは走ってみるのもいいかもな。

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