2023年2月アーカイブ

OSのインストールと設定が済んだら、必要なものをインストールする。
Sambaは、aptコマンドでインストールできるが、Webminは厄介だ。
/etc/apt/sources.list にリポジトリを追加しただけではだめで、
aptにキー情報を追加しないといけない。
これでaptコマンドでインストールができる。

次はアプリのインストールだ。
これがなかなか大変で、うまくいくときはうまくいくが、
ダメになったら何をやってもだめだ。

インストール自体は、お膳立てはあるけれども以下の4つのコマンドだけ。
$ git clone https://github.com/l3tnun/EPGStation.git
$ cd EPGStation
$ npm run all-install
$ npm run build
この3個目と4個目、これが一筋縄ではいかない。
ビルドによく失敗する。
何回も失敗してようやくビルド成功へのコツをつかんだ。

肝は、npmとnodeのバージョンを特定のバージョンにすることだ。
アプリのサイトにも、必要なバージョン情報は書いてあるが、
バージョン情報の幅が広いのでどれを選択するか、迷う。
数字の小さいバージョンからやったのが失敗だった。
結局、指定バージョンでも数字の大きい方のバージョンを選択するのが正解。

不用意に最新バージョンを入れるとドツボに嵌る。
というか、ビルド途中で、npmの最新バージョンがあるからUpgradeしろ、
というメッセージが出るので、その通りにしたらバージョンが上がりすぎて失敗した。
何を信じてやればいいのか、何度も騙される。
こういう痛い目に何度も逢わないと成功への道は開けない。
楽しんでやっているうちはいいのだけど、段々余裕がなくなってくると
ハンマーを持ってきて思いっきり破壊したくなる。

気を取り直して、元のバージョンに戻す。
それでもビルドエラーが出たら、プロジェクトまるごと削除して、最初からやり直す。
ビルドエラーは、はっきり言って訳が分からない。
というのも、エラー内容が間違っているとしか思えないのだ。
Access deniedとか、unlinkとかは、アクセス制限していないにも関わらず出る。
こうなったら何をしてもこのエラーが出続ける。
その場合は、プロジェクトまるごと削除して、最初からやり直すしかない。
これで訳の分からないエラーが不思議と解消するのだ。

おいらは、性格的にはあきらめが早くて、すぐに匙を投げるタイプなんだけど
この手のことは実に執念深く食らいつくのが自分でも不思議だと思う。

20230228_1.png
ビルド途中、ワーニングがいっぱい出るが、そのまま続行する。
バージョンが古いから新しいのを使えという内容だけど、一々対処できない。
というか不用意に新しいのを使うと逆に嵌るんだよ。

20230228_2.png
やっとビルド完成するが、ワーニングが3つ出る。
(昔はこのワーニングは出なかったはず)
これは出力したモジュールのサイズが閾値を超えたがダイジョブか?
モジュールを縮小するなり分割するなりして小さくしたらどうや?
という内容なんだけど、どうしようもないのでこのまま使う。

このアプリはおそらくJAVAで作成したWebアプリだと思うんだけど、
おいらは中身を見てもさっぱりわからない。
だけどありがたく使わせていただいている。

JAVAで組むメリットというのは、OSを問わないことだ。
LinuxでもMACでもWindowsでも、それぞれの環境でビルドする必要はあるが、
同じソースコードでOSを問わずにアプリが組める。
PixInsightも同じ戦略(JAVA)をとっているのはこのためだと思う。

20230227.jpg
我が家では1台のラズパイが1年中休まずに安定稼働している。
だが、直接触ることはない。
Windowsパソコンからブラウザベースで設定やアプリを操作するので
ラズパイ本体を直接触ることはない。

しかし、今回は、久しぶりにいじって格闘した。
久しぶりなので、何をどうしたらいいのかすっかり忘れている。

今回、何をしたかというと、ラズパイOSのクリーンインストールと
アプリの再構築だ。
ちなみに、ラズパイOSは、Linux系のOSだ。

現状:Rapsberry Pi4B(4GB)、RaspiOS:Buster(arm64)
         ↓
今後:本体はそのままで、RaspiOS:Bullseye(arm64)

Bullseye自体は、2021年11月のリリースなのだが、しばらく放っておいた。
時期的には、ラズパイ4にCMモデルが追加された頃だと思う。
というか、CMモデル(ASIAIR Plusにも使われている)のために用意されたのだが、
従来のラズパイにもBullseyeを使ってもよい。

これによって、何が便利になるかというと、おいらとしては
1.NVMEタイプのM2-SSDが使用でき、Bootも可能
2.ヘッドレス運用で、HDMI端子に何も刺さなくてよい
(旧バージョンでも設定をいじれば可能だけど、OS標準でできるのがよい)
というメリットがある。

今使っているのは、SATAタイプのSSDなのだが、(画像の大きい方のSSD)
バックアップ用に、NVMEタイプのM2-SSDを接続したが認識しないのだ。
(画像の小さい方のSSD)
それから、ラズパイ本体の画面は、VNCというリモート接続でやっているが、
HDMI端子にモニターをつないでおかないと画面が出ない。
(これはモニター解像度が決定できないため)

これらを解決するには、新バージョンであるBullseyeにしないといけない。
アップグレードするか、クリーンインストールするか悩んだが、
後者(あえて茨の道だけどボケ防止のため)を選択した。

OS本体は、Raspberry Pi Imagerを使ってMicroSDカードを作成し、
MicroSDカードから起動する。
そこにNVMEタイプのM2-SSDを接続して、MicroSDからNVMEタイプのM2-SSDにコピー
以降は、NVMEタイプのM2-SSDから起動する。

しかし、ラズパイ4も随分と値段が上がったな。
3年前と2年前に1台づつ購入したが、その時は7,000円程度だった。
しかし、今は転売ヤーのせいか20,000円くらいのぼったくり価格だ。

先日仕事を休んで役所に書類をもらいに行った。

その申請に必要な種類は揃えて準備して行った。
で、市役所に申請したのだが、提出書類は受け付けるが、
発行する書類は時間がかかるので、後日また来いという。

この後で、その書類をもって別の役所に行く積もりだったが、
そうはうまくいかなかった。
また、仕事を休んで役所に行かねばならない。

もっと効率化できないものかね?
一体何日仕事を休ませる気なのか。

共産党は?

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共産党の党首は党員による選挙を求めた人がいた。
しかし、共産党は党員を剥奪した。
これが共産党のやり方だ。

一応民主集中制とか言っているが、実態は密室で決める。
これは旧ソ連も中国やほかの共産党国家も同じだ。
党首(書記長や国家主席)は長期にわたって独裁する。
日本共産党も同じく、長期にわたって独裁している。

こんなことをやっているから日本では多数派にはならない。
まあ共産党も支持者は老人ばかりだから、
今すぐとはいわないがそのうち消えてなくなるだろう。

つい先日、共産党は、軍備増強に関して情報を公開しろと言い出した。
アメリカから購入する武器の金額や配備先などの情報を、だ。
そんな極秘情報を公開する馬鹿がどこにいるのか?
海外の敵対国やテロリストが真っ先に狙ってくるだろう。
そんなこともわからないはずがない。
(実は最初から日本を攻撃するための党なので仕方がないのかも?)

まあ、こいつらは、憲法9条があれば侵略されるはずがないとか、
話し合いですべて解決できるとか思い込んでいるおめでたい人たちなのだ。
ロシアのウクライナ侵攻をどう思っているのだろうか?
戦後間もない頃、韓国のリショウバンが竹島を強奪し虐殺したことを
覚えていないのか?

重い腰を上げて

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重い腰を上げて、Polemaster をポチった。
しかし、取り寄せ商品のため、入荷次第発送します、とのこと。
すぐには来ないのか。

この時期、季節柄やる気はないのだが、商品の発送までやる気がないとはな。
物を買うときは、いつもワクワクする。
早く来ないかな、とか、来たら来たで、セットアップとか動作確認とか
ワクワクしながらやるのが普通だ。

ちょうど1年前か、ASIのカメラを購入したときもそうだったはず。
しかし、今回は全くワクワクしない。

金ヶ崎の退き口

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先週放映された、NHK-BS 英雄たちの選択では、「金ヶ崎の退き口」であった。

これは戦国時代、織田信長が越前の朝倉氏を攻めていったが、
浅井長政の裏切りによって、逃げ帰った事件のことである。

1570年(元亀元年)4月、織田信長が越前の朝倉氏を攻めに行った。
その前に、将軍足利義昭を京都で15代将軍に祭り上げた後に、
徳川家康も含めて京都で派手な馬廻を行った。
その後、若狭から越前への侵攻である。

越前国の最初は敦賀である。
敦賀の金ヶ崎城を落とした(家康も一緒に攻めている)後、
朝倉市の一乗谷へと進軍した。
この時の先鋒は、家康だ。

この時の信長勢は、実に豪華であった。
信長以下、秀吉、松永久秀、明智光秀、柴田勝家、丹羽長秀など、家康も含め
後に有名となる戦国時代の有名武将がずらりと勢揃いした。

ここで、浅井長政が裏切ったとの情報で、
信長はわずかな手勢で一番先に京都へ逃げ帰った。

信長から殿を任されたのは、秀吉だったが、一番奥まで行ったのは家康だったので、
事実上、殿は家康だったのだ。
家康は信長から見捨てられていたが、撤退せざるを得ない。

撤退の最中に、秀吉が朝倉勢から囲まれてピンチだったところに
家康は秀吉を助けている。
そして、越前(敦賀)から若狭の美浜へ脱出した。

信長は、殿を務めた秀吉に褒美(金)を与えたが、
家康には褒美を与えたとの記録がない。

その後、信長は体制を立て直し、同年6月には
家康と共に「姉川の合戦」で浅井・朝倉連合軍にリベンジする。
その後、信長包囲網が築かれて、周りをすべて敵に囲まれるが、
後に信長はこれらを全部撃退する。
浅井氏、朝倉氏、比叡山(焼き討ち)、甲斐の武田氏、
将軍足利義昭(追放)、石山本願寺(和睦して追放)、など。

「どうする家康」ではどのように描くのか?

「金ヶ崎の退き口」の舞台となったのは、福井県だ。
越前国は、敦賀を含めて福井県の北半分、
若狭国は、敦賀を含めず、東は美浜、西は高浜まで。
美浜には、美浜原発(現在3号機が運転中)があり、
高浜には、高浜原発(現在3号機が運転中、4号機は先日緊急停止した)がある。
ちなみに、俳優の大和田伸也は敦賀の出身で、歌手の五木ひろしは美浜の出身だ。

今年もコウノトリ

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今年も天文ドーム近くのコウノトリの巣塔にコウノトリがやってきた。

毎年、ここにコウノトリがやってきてヒナを育ててきた。
実は、昨年夏に親コウノトリ(オス)が死んでしまったのだ。
だから、今年はもうコウノトリは来ないのかと思っていた。

しかし、今年もやってきた。
直接確認したけど、1羽は確実にいるが2羽いるのかはわからない。
しかも、いつもの母コウノトリなのか、別の個体なのかすら不明だ。

今年もやってきたということは、
そのうちに周辺道路が立入禁止となるのはいいんだけど、
にわかファンがぞろぞろ車でやってきて、
通行可能な道路にずらっと並ぶのかと思うと気分がげんなりする。
もう少し静かに見守ってやれよ、と思う。

木の伐採が完了

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木の伐採が完了した。
雪はあるが、日中にスリットを開けてみた。
リモートで鏡筒に載せたカメラを使って様子を見る。

20230216_1.png
これはいつものパーク位置、鏡筒は水平で東向きだ。
周囲は雪が残っている。

20230216_2.png
これは真北だ。
画像右側が上になる。
遮るものはなく、北極星も見える(はず)。
Polemasterを買おうと思っているが、なかなか購入意欲がわかない。

20230216_3.png
こちらは南中時の様子。
明るすぎてよくわからないが、邪魔な木が見当たらないようだ。
南中過ぎても邪魔な木が見当たらないようだ。
これで南中過ぎてもそのまま撮影が続行できると思う。

タイムマシンを考える(6)

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タイムマシンを扱ったSF小説では、よく時空警察という存在がある。
これはタイムパトロールして、未来への影響を与えないように
監視する役割としている。

しかし、小説なんだから何を書いてもいいのだけど、
本気になって考えると、時空警察なるものは可能なものなのか。

まず第一に、未来を改変するということは、未来の世界を知っていることが前提である。
この場合、未来といってもいったいいつの時点の未来なのか?
別に1万年後でも100万年後でもいいのだけど、
その時点で人類はどうなっているのか?
もしかしたら人類は滅亡しているかもしれない。
だとすると、誰が時空警察を組織するのか?
人類の代わりの知的生命体が存在したとして、
現代にやってきてどうパトロールするのか?
遠い将来には、地球が滅亡するのは確実だ。
だとしたら、そもそもパトロールすること自体、意味があるのか?

第二に、未来の世界というものの定義がそもそも曖昧だ。
正しい未来世界の内容とは誰がどのように定義するのか?
過去から未来への流れを記録したとされる、
アカシックレコードというものが存在したとして、
その中身は誰がどのように定義したのか?
その情報へのアクセス方法や解読方法はどうするのか?

第三に、そもそも何をどのようにパトロールするのか?
過去にやってきて人を殺すといっても、
タイムスリップした人物の特定と、その人物の行動を張り付いて
監視するのか?
タイムスリップした人物が多いと監視役も大勢必要だぞ。
で、タイムスリップをどのように検知するのか?

別の考え方もある。
時空警察なるものは存在せず、過去に介入しても未来は変わらないという考え方だ。
ある時代に誰かが大いなる発明や発想を得て、世界が大きく変化したとする。
過去に遡ってその人物を殺害したとしても、
別の誰かが代わりに発明し、結局はその世界になっていく、との考え方だ。
なので、局所的には変化はあっても、大局的には変わらないのだ。
おいらとしては、この考え方なら支持する。

映画のターミネーターシリーズでは、まさにその考え方であろう。
未来からターミネーターをしつこく送り込んでも、コナー親子の殺害には失敗する。
しかし、審判の日は起きてしまうので、未来は変わらないのだ。
コナー親子を殺害したとしても、別の誰かが指導者になる。
有能か無能かは別としても、有能な人でないと代わりは務まらないだろうけど。
だったら、コナー親子の殺害に意味はなく、
未来からターミネーターを送り込む必要性はないわけだ。
合理的な機械文明側がそんな無駄なことは考えないし行動も起こさない、
と考えるのは間違っているのかな?

しかし、続編、続々編まではいいが、何作もやると収拾がつかなくなっている。
未来の人類側の指導者はジョンコナーの代わりに、別の人物(女性)に変わってゆく。
サラコナーは老婆になっても生きていたり、もう映画は打ち止めにしとけや、と思う。

タイムマシンを考える(5)

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タイムマシンの実現はできないが、SF小説では色々取り上げられている。
その中で必須の機能としては、元の世界に戻るということがある。

SF小説ではそうしないと話が終わらないのだろうけど、
実際には元の世界に戻るのは必須なのか?

タイムマシンで過去に入ったら、またタイムマシンを使って
元の世界に戻れるはずだし、未来へ行ってもいいことになっている。

しかし、タイムパラドックス的には矛盾するので面白くない。
過去に戻り、若い時の親か爺さんや婆さんを殺したらどうなるのか?
という話だ。

そもそもこの根底には、過去に戻ったら、当の本人は
・元の世界にも存在するのか、元の世界では消滅するのか
が明確に定義されていない。
パラレルワールド世界観なら、元の世界に存在したままだろうけど
そうしたら同一人物が元の世界と過去の世界に同時に存在してしまう。
それを許すのか?
また過去の世界に介入することで、その後の世界が変わることは
どうなるのか?
SF小説ではこういった問題点を防ぐために介入禁止としている。
元の世界に戻ったとして、その時には2人いた片方は消滅するのだな。
ってそこまで書かれた小説はあるのかね?

かといって、元の世界では消滅するとした場合、
同一人物が元の世界と過去の世界に同時に存在しない点はクリアするが、
未来の世界が変わる。
元の世界から消えて、過去の世界からのリスタートになるわけで、
その人物の子孫関係が大きく変動する。
やはり介入禁止は必須なのか?
じゃあ何をするために過去に行くのか?

なので、何回も過去に行ったり未来に行ったりするだけで、
矛盾だらけになり、世の中が大きく変動というか混乱する。

だから、制限を設けて、タイムマシンは1回だけ使用可能で、
後戻り禁止としてみてはどうか?
タイムパラドックス的には矛盾することは解決できないが、
大きく狂いまくることはある程度は防げるのではないだろうか。

1回だけ使用可能とした場合、人間の行動としては
・何もしない(タイムマシンを使用しない)
・過去に行って自分の過去を変えたい
・未来に行って自分の未来を見てみたい(が、死んでいるかもしれない)
 自分が死んでいた場合、どうなるの?
 未来に行った時点で、自分の子孫は消滅しそこで自分のリスタート?
と考えられるけど、やはり圧倒的に多いのは
・過去に行って自分の過去を変えたい
だろうなあ。

・過去に行って自分の過去を変えたい
としても、その過去の自分と現在の自分とどう区別するのか?
→過去の自分は若いままだけど未来は何も知らない
 現在の自分が過去の自分に情報を吹き込むとして、
 現在の自分は途端に変わってしまうものなのか?
→現在の自分が過去に行ったところで若返るわけではないのと
 どうやっても過去は変えられないため、全く意味はない
ってことを考えると、矛盾しまくりでますます混乱するばかりだ。

SF小説を書くにしても、矛盾する点をどうやって整合性をとるか、
(ある意味、煙に巻くか)考えるだけでも面倒だな。
矛盾しまくりで、論理に整合性がないものは話にならない。
やっぱりダメだわ。

そもそも、タイムマシンの使い方というか、機能の定義があいまいだ。
過去や未来の情報のみに限定したアクセス機能なのか、
過去や未来に自分を飛ばしてその世界への介入が可能なのか
によって大きく変わってくる。
SF小説としては介入禁止、情報のみアクセス可能というあたりが
一番矛盾も少なく、落としどころと言えるだろう。

世間のSF小説家は何を考えて小説を書いているのだろうか?
実際の所、原理や理論といったところより、
人間の感情(恋愛、友情)を優先して書いているのだろうなとは思う。

タイムマシンはどうせ実現不可能なので、話が矛盾しまくりでも
読んで面白ければそれでいいというものなのかもしれない。

とにかく、タイムマシンというものは実現しないので
あれこれ考えてみても時間の無駄である。

ずっと晴れ間がないので、妄想ばかりしているが、
馬鹿の考え休むに似たり、至極名言である。

タイムマシンを考える(4)

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タイムマシンは実現できないが、その根拠になった理論はある。
アインシュタインは相対性理論で、
・光速は定速である
・光速に近づくほど時間はゆっくりと進む
・光速では時間が停止する
・物質は光速を超えることはできない
と述べた。

この理論の延長としては、光速を超える速度では時間は逆戻りする、
とも言えるのではないか?ということで、
時間を逆戻りさせるには、光速を超える速度があればいいということにもなる。

・物質は光速を超えることはできない
ので、仮定の話ではあるが、そういう理論を考えてみたら、というだけ。
まあ現実にはできないので、単なる思考実験というわけだ。

例えば、虚数(i)という数学的な定数がある。
二乗すると-1になる数値だ。
実際には存在しないが、あると便利なので数学的にはよく使われる。

オイラーの定理では、無理数を3つ
・虚数i
・円周率π
・自然対数e
を使って、
 eのπi乗 + 1 = 0
という、世界一美しい数式が存在する。

また、ホーキング博士は
「量子論を加味すると、宇宙の始まりはなくなり、時間も虚数になる」
という
「虚時間の宇宙論」を提唱した。

なので、実際には存在しないものであっても、
無視するわけにはいかなくなる場合もあるのではないか、と。

そこで仮定として、
・光速を超える世界があった
としたらどうか、を考えてみた。
つまり時間が逆行する世界である。

考えやすくするために、
時間が逆方向に進んでいく世界を以下に定義し直す。
・その中では光速は定速である。
・光速の中では時間は停止する。
・光速に近づくと、時間の進み方は遅くなる
・物質は光速を下回ってはいけない
というアインシュタインの相対性理論を似たような感じで引き継ぐ。
(と書いたがこれはどうでもよい、本質ではないので)

時間が逆方向に進んでいく世界の起点はどうするか?
太陽は赤色巨星ではなく、主系列星であり、文明が高度に発達したある時点、とする。

世の中や世界は、どうなるかというと
・人間は墓地の中から掘り起こし、老人として出現する(=生まれる)
(火葬が主体の日本では、火葬場からの出現になる)
・人間はどんどん若返り、知識・教養はだんだん退化というか低下する
・人間はやがて子供から赤ちゃんとなり、母親の中へ消える(=死ぬ?)
・その母親や父親も別々になり、やがて其々の母親の中へ消える
・文明はどんどん退化し原始的になってゆく
・人類はやがて原人に、
・恐竜は突然巨大化した状態で出現し、徐々に退化してゆく
・やがて生物も存在せず、どろどろの地球になる
・地球や惑星も小さくなりチリの集合体となる
・太陽も消滅し、水素ガスの薄い集合体になる
・宇宙が段々収縮していき、1点に集約し終わる。
と考えてみたが、そんな馬鹿な話になるのかね?
まるでSF小説みたいだ。

タイムマシンからかなり逸脱してきた。

タイムマシンを考える(3)

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タイムマシンは実現不可能だ。
実際に実現できないとする論文か何かがあったはず。
それによると全宇宙のエネルギーの何倍ものエネルギーが必要とかで
実現不可能なのだとか。

ただ、理論的に可能な方法が一つだけある。
浦島効果を使って未来に行く方法だ。
これは未来に行くだけで、過去には戻れない。
時間は不可逆的に進むのみで、タイムパラドックスも起こさない。

浦島効果とは、光速に近づくと時間の進み方が遅くなる原理を使用する。
光速では時間は止まるが、物体は光速まで加速はできない。
光速に近づくと質量が無限大に大きくなり、加速させるエネルギーも膨大になる。
サイクロトロンでも1つの陽子(水素原子)を高速の0.?%まで加速させるのに
巨大な電力をかけている。
人間や宇宙船ともなると、運行するエネルギーはさらに膨大だ。

そこで、できる限り高速な宇宙船を建造し、高速で宇宙船を運行する。
(亜光速航行とでも名付けるか)
亜光速航行でその辺を飛び回って地球に帰還すれば、
地球の時間経過よりも、宇宙船内の時間経過が短いので、未来に行けるわけだ。
20歳で亜光速航行をして宇宙船内で30歳で地球に帰還したら、
同級生は40歳か50歳になっているか、或いは亜光速航行が長ければ
同級生は全員死んでしまっているという世界だ。

20歳で0歳の子供を地球に残したとしても、地球に帰還したら子供が年上の可能性もある。
それでも矛盾はないし、タイムパラドックスも起きてはいない。
ただ単に、親子で時間経過の度合いが違っていたというだけだ。

浦島効果は理論的には正しいのだが、問題は亜光速航行ができる宇宙船を、
どう建造するかだ。
これも非常に難しい。

巨大な宇宙船に、巨大なロケット燃料を満載してフル加速させたところで、
現実的には、木星や土星などの惑星を使ったスイングバイでも加速できるが
現在の技術では、浦島効果が出るような亜光速航行はできない。

もしできたとしても、燃料を使い切ってはいけない。
帰りの燃料を少なくとも3/4は残しておかないといけない。
1/4は減速し停止させるため、
停止してから反転し、それから
1/4は地球に向かって加速させるため、
地球に近づいてからは、
最後の1/4で減速し停止するために必要だ。
しかも帰る際に帰路とする方向を間違えると大変だ。
航路としては一直線ではなく、最初から円運動のようにぐるっと回ってくる
ように考えればいいとは思うが、実際にはこれまた難しいと思う。
一直線で行ってUターンしても、円運動の航路でも発着地が同じなら
というか、同じ日数かけるなら、燃料も同じだけ必要ではないかと思う。
1/4は最初の加速で必要だし、
1/4は最後の停止に必要だし、
残りの1/2は、円運動の加速度(向きを変える)に必要だ。
(等速円運動=等加速度運動である)
その前に食料をどうするかという問題は残るがな。

そもそも、そんな遠くまで出かけて、地球に戻れるのか?
亜光速航行としての目標は、光速の1/10程度として、
往路に5年、復路に5年で10年、これで1光年分だ。
1光年かけても隣の恒星までは行けない。
それでも太陽を確認し、太陽へ向かって進路を正しく設定できるのか?
(これは現在の技術でもできるだろうとは思う)

宇宙戦艦ヤマトでは、1年かけて14万数千光年を往復したのだから
約29万光年だ。
浦島効果はさぞかし凄いことになっていたはずで、
地球の1年と、宇宙船内の1年ではかなり違うはず。
計算はよくわからないが、(放送回数から考えると)
地球の1年は宇宙船内の1カ月分か?
その矛盾は誰も指摘していないが、どう説明するのかな?
そもそも宇宙戦艦ヤマトではワープ航法だったわけで、
浦島効果とは無関係の物理法則に支配されていたのだろうか。

と、色々考えてはみたが、
浦島効果は原理的には可能でも実現度はゼロだな。
それに、目的が浦島効果を実証するような馬鹿なことは誰もやらないだろう。
浦島効果を検証するだけなら、もっと小規模でやって、
0.001秒だけ未来に行けました、で十分だろうとは思う。

自分でも、一体何を考えているのだろうかと思う。
間違ったことばかりかもしれないが、真面目に考えてはいるのだ。
老人になって妄想がひどくなってきたかもしれない。

タイムマシンを考える(2)

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タイムマシンを設計するにしても、時空間をどのように定義するのか?
これが非常に難しい問題ではある。

例えば地球上のA地点があったとする。
1日前のA地点をA(-1)とする。A(-1)には、1日前の時間と空間座標を格納する。
本日のA地点をA(0)とする。A(0)には、同様の時空間を格納する。
1日後のA地点をA(+1)とする。A(+1)には、同様の時空間を格納する。

時間軸だけで見ると、
A(-1)、A(0)、A(+1)では、1日づつずれているだけである。
ところが、空間座標でみると、
A(-1)、A(0)、A(+1)では、変化があるのか、ないのか?
ここが問題である。

別の視点で考えてみると、
A(-1)、A(0)、A(+1)での空間座標は
地球基準というか、地上座標で考えると、変化はない。
太陽基準というか、太陽系で考えると、変化はある。
(地球の公転軸上での変化がある)
天の川銀河基準で考えると、変化はものすごくある。
おとめ座銀河団基準で考えると、変化は考えるのも面倒だ。
宇宙全体で考えると宇宙の基準点は? → 定義不能だ。

というわけで、考えるのも面倒になってきた。
とりあえず、地球基準で考えることにするか。
地球基準で考えるとかなり単純化できる。
太陽系基準で考えると、月惑星系まで範囲を広げられるのだがな。

但し、地球基準でのタイムマシンというものは、当然地球だけの話である。
だから過去や未来に行っても、月の満ち欠けや惑星の位置までは保証されない。
それは本当に正しいタイムマシンなのか?という問題にぶち当たる。

アメリカでターミネータークロニクルというTV番組シリーズがあった。
未来から送られたターミネーターが、1世紀ほど古い時代に間違って送られた。
そのターミネーターがとった行動というのは、夜空を見上げて、
星の配置を測量し、星図データベースと照合し時代を特定する、というもの。
ネタバラシになるが、ターミネーターは事業を起こし、ビルを建て、
(目的のためとはいえ、凄い行動を起こすロボットだなwww)
壁の中に自身を隠して時が来るのをじっと待つ、という方法を取った。

こういうこともあるので、地球基準に限定するのは正しくないのだろう。
太陽系基準でもダメだ。

宇宙空間は重力の影響により歪んでいる。
この歪みを時空座標でどうとらえるかの問題もある。

ここまで考えてみたが先に進めない。
きっとおいらの考え方が間違っているのだろう。

タイムマシンを考える

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大昔、子供の頃、何かのTV番組でタイムマシンのものがあった。
そこでは、タイムマシンの機能として、
1.水平移動:時間はそのままで瞬間的に場所を移動する
 (ドラエモンのどこでもドアみたいなもの)
2.垂直移動:未来や過去に移動する

普通にタイムマシンとしては、2.の機能だと思う。
なぜ1.の機能が必要なのか?を考えると、
未来でも過去でもどこへ行くのか?が重要で
そのためには1.の機能もないと意味がない、ということだと思う。

つまり、単純に未来や過去に移動した場合は、元の場所にいて、
その後に行きたい場所へ移動する。(同時にやってもよいが)

SFものとして考えるには、この程度で十分かもしれないが、
もう少し理論的に進めると、1.の機能だけでも本当に可能なのか?
拙いおいらのへっぽこ頭脳で考えても、無理ではないかとしか思えない。

素粒子レベルでは実際に可能(というか予測不能で出現)だという話だけど、
原子や分子が兆の単位で集合化した人間や物体では無理だろう。

実際に設計するにしても、まずは、
1.起点と着地点(目的地)を定義する(これは簡単であり、実験室内でもよい)
2.移動手段を定義する(これが非常に難しい)
これが簡単にできるなら、世の中の物流はいとも簡単に解決する。

宇宙戦艦ヤマトでは、ガミラス側がこの技術を持ち、
瞬間物質輸送機として実現化しており、特殊な光線を照射することで機能する。
この特殊な光線は、照射した範囲内の物質(戦艦や乗務員)を
1.起点と着地点を指定して(着地点は、ヤマトの前方)
2.移動手段はわからないが、ワープの技術を使って?
機能させている、素晴らしい技術だ。
地球人類では実現不可能だけど、文明がより高度に進化した異星人なら技術を持っている、
という都合のいい考え方である。

宇宙戦艦ヤマトは置いておいて、おいらのへっぽこ頭脳で考えてみると、
1.起点側では、物体を固定し、CTスキャナーみたいなものでスキャンする
 スキャンした3次元の物体を原子レベルで解析し、その情報を着点側に送信する
2.着地点では、受信した情報をもとに、原子(分子)レベルで組み立てる
これで理論的には可能だけれども、2.の原子レベルで組み立てることは、
どう考えても不可能だ。
原子レベルでプラモデルみたいに組み立てるにしても、
・材料の原子核をどうやって準備するのか、
・原子核を順番にどうやって並べるのか、
・そもそも組み立てる方法は確率しているのか、

それにしても、問題点は山ほどある。
1.この方法は物質のクローン作製であり、移動ではなく元の物体は残る。
2.金属などの単純な物質なら、3Dプリンタで作ればいいが、生体では不可能。
 そもそも3Dプリンタで金属は作れるのか?
3.送信手段は短距離なら光ケーブルで可能だが、送信時間は必要で、
 光年レベルではそもそも不可能、瞬間的にやってしまうことは、
 組み立て時間も含めてそもそも不可能。

最終的には、
1.起点側では、物体を固定し、CTスキャナーみたいなものでスキャンする
 スキャンした3次元の物体を原子レベルで解析し、
 原子レベルで分解して、原子を着地点側に送信する
2.着地点では、受信した原子を順番に組み立てる
いくら原子レベルであったとしても、どうやって原子を送信するのか?
情報だけなら送信できるけど、現物(原子)を送るのはどう考えても無理だろう。

長くなるので続く。

何かをしたいんだけど

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土日は休みだ。
だから、何かをしたいんだけど、何もせずに、
何もできずに土日が終わる。

かといって、冬の間は天気も悪く、
出かけるにしても、どこへ行けばいいというのか?

何というか気分が滅入ってしまって、精神が安定しない。
何かいい手はないものか?
愚痴ばかりだな。

Polemasterでも買うか。

2月は嫌いなんだよ

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いつの間にか2月になってしまった。
2月は日数が少ないし、祝日も2日ある。

だけど寒いから嫌い。
それに天気も悪いままだし。
まだ1カ月以上も耐えねばならぬのか。

それに比べて3月は割と好きだ。
3月の前半までは冬だが、後半からは春になる。
冬タイヤから夏タイヤに変えて、気候も変わる。

屋根の修理

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屋根の修理が必要だ。

先月の大雪警報の初日、気温が低くて北風が強かった。
気温が低くて北風が強いという条件の元で、
屋根裏に粉雪が降り積もった。
その後、気温の上昇で、屋根裏の雪が融けて、天井から水漏れが発生。

こりゃダメだわ。
屋根の修理屋というか瓦工事屋さんを探して
見積もり依頼と修理工事を依頼しなきゃいかん。

それにしても金がかかる。
働いて稼がにゃいとな。

車の燃費が悪い

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雪道を走ると、燃費が極端に悪くなる。
先週からの雪で燃費は、20Km/Lまで下がった。
今は道路の雪もなくなり、22Km/Lまで回復した。

先月のしぞーか旅行では、真冬とはいえ、27Km/Lはあったのだ。

冬以外の季節なら、燃費は良くて30Km/L程度は出る。
ガソリン満タンで、1000Kmは走行可能だ。

しかし、20Km/Lまで燃費が悪化すると、
ガソリン満タンで、理論上でも700Kmは走れない。
それに雪道でガソリンタンクを空にするような、そんな危険なことはできない。
冬だと、まあ600Kmで給油する。

食は細くなったが

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食は細くなったが、その分、食に対する執着が強まった。

これも老化現象なのだと思うが、休日の昼飯を何を食べようかとか
そればかり考えるようになってきた。

グ-グルマップで、行き先を適当に決めて、店を探す。
その店の評判だとか、メニューだとかを見るのが好き。

がっつり系のメニューを見るとうまそうだとか思うが、
実際にはこんなに食べられる腹ではない。
かといって、量が少なそうなものはあまりおいしく感じられない。
何というか好みと食べられる物の乖離が大きい。

それを考えると、回転すし屋が一番良い選択肢となる。
回転すし屋だけは、食べる量を自分で決められるからだ。
デザート系は頼まないけれども、寿司以外にもメニューが充実しており、
色々なものが食べられる。
問題はどの回転すし屋でも似たり寄ったりのメニューしかないことだ。

重い腰を上げて

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20230201.png
ここんところ、しつこくアタックして来る馬鹿がいたのは知っていた。
発信元はアメリカ、ニューヨーク州のプロバイダまではわかっている。
10個くらいのIPアドレスを使い分けてはいるが、どれも同じところ。
藤本とか赤沢って誰だ?
アメリカ人(とは限らないが)の知り合いにいたのだろうか?

smtpに関しては、かなりねちっこい対策をしてきたので、平和であった。
ところが、今回の奴は、smtpもだが、pop3でもアタックしてきた。
pop3に関しては比較的緩い対応(1時間に3回エラーでIP制限)していたので、
1時間に1回程度でIPアドレスを使い分けてはアタックして来る。

今回、pop3に関しても厳しい制限を掛けた。
数時間以内に2回エラーで、数十日間のIP制限を行う。
これを仕掛けたらすぐに制裁が発動し、こうかはばつぐんだ。

その後、同一人物かどうかは不明だが、
今度はハワイからアタックしてきたが、全部はじいている。

奴らにしてみれば、おいらの所は間抜けな鯖缶だと思って
アタックして来るのだろうけど、まあ間抜けではあるが
一通りの対策はしているんだがな。

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