2022年3月アーカイブ

円安

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もう昔のように1$=100円を切るような円高にはならないだろう。
これからもどんどん円安になる方向で進むと思う。
1$=130-140円あたりは行くかもしれない、というか行くだろうな。

こうなるとアメリカ製の商品はもう買えない。
円安以外にも、アメリカの物価が10年以上前と比べて
2-3倍程度にはなっているのではないかと思う。
クロマのフィルターセットが30万とか40万とかしているけど
アストロドンだって、10年以上前はもっと安かったのだ。

昔に買っておいてよかったのは、
アストロドンのフィルターとFLIのフォーカサーかな。

そういえば、昔、ParamountME赤道儀を買おうかと思ったことがある。
確か12,000$で安売りしていたのだが、今から思うと
あの時に買っておけばよかったかなと。
今頃嘆いていても時間の無駄だけど。

こうなることがわかっていればドル資産にしておくべきだったな。

M106(Lのみ)

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M106_L_202203.jpg

FRC300(F7.8) ZWO ASI6200MMPro L:5分x30枚(2xbin) Filter:Astrodon I-G2

L画像のみ、RGBは撮影したが処理はできていない。
最近は晴れていても透明度が悪く条件が悪い。
フラットを撮りたいが、それもままならない。

今年もコウノトリが巣作りしている。
卵を産んだかどうかは不明だ。
近くの道路は数光度目の看板ばかり。
ドーム北側の真下の道路も通行止めの看板が設置された。

毎年、同じペアがヒナを育てて巣立っていく。
今年もそうなるとよいがな。

花粉症

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花粉症の季節がやってきた。
目がかゆい、鼻がずるずる、くしゃみ頻発、やれやれだ。

日曜日の夜に晴れてもねえ、あまり遅くまでは頑張れない。
在宅ワークとはいえ、仕事はしないといけないので、
頑張っても1時あたりまでか。
とりあえず、M106のRGBは撮影した。

リモートで使っているパソコンのネットワークが、たまに激遅くなる。
1カ月に1度程度の割合で発生していたけど気にしていなかった。

回線が混んでいるのか?とも思ったが、
こんな田舎で遅くなるわけがない。

先日も遅くなった、数百バイト/Sの激遅。
そうなると何をしてもだめだ。
(通常なら1Mバイト/Sは楽に出る)

YAMAHAルータのリセットでもするかと思って
ルータの管理画面を出したら、TCP/IP関連のエラーが出ている。
原因はわからないが、リセットしたら通常の速度に戻った。

ずっとつけっぱなしだし、(本来ルータはそういうものだが)
1カ月に1度はリセットした方がいいのかもしれない。

20220325.png
ついでにファームウェアのアップデートもしておいた。
現地に行かなくても自宅からアップデートできるので楽だ。

フラットが合わない

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フラットが合わない。

昨年秋、STL11000Mで撮影再開した時も、同じくフラットが合わずに悩んだ。
その時は、晴れた夜に、ゴミ袋スカイフラットを撮影した。
それがたまたま見事にマッチしたフラットで、奇跡のフラットだった。

今回も、同じく晴れた夜に、ゴミ袋スカイフラットを撮影した。
これが全然ダメで時間の無駄に終わった。
何がだめだったかというと、輝度が低い、明度のレンジも狭い。
フラット補正をかけてもフラット補正力が弱くてダメだった。
レンジ幅をいじって何度も試したが何をしてもダメだった。

20220323_1.png
これは、STL11000MのL画像フラット。
輝度が低い、明度のレンジも狭いが、これが見事にSTL11000Mで決まった。
このフラットを、画素数を合わせてASI6200MM画像にも適用したが
全然だめだった。

異機種間フラットはだめだった。
これはセンサーが大きく異なるのでそもそも無理があったといえる。

20220323_2.png
そこで、夕方、日没後の空に向けて、薄明フラットを撮影したのがこれ。
輝度は65536の1/4に達するフラットだ。
L画像で、0.1秒露光を10枚分をもとに作成した。

20220323_3.png
M51の画像に適用したところ、まあまあのレベルでフラット補正が決まった。
しかし、強調すると粗が見えてくる。
右上と左下の背景が暗い。
これが斜めかぶりとか、円形かぶりなら救いようがあるけど
そうではないので難しい。

L画像だけなら我慢して使える。
しかし、RGB画像になってくると、背景の色むらがもろに出てくる。
(もちろん、RGBそれぞれで個別にフラットを作っている)

今後の方針として、
1.あくまでも良質のフラット画像を追い求める
 しかし、どうやって撮影すればよいのか?
 EL板とかで撮影したフラットで確実に補正しきれるのか?
2.ほかの手段でカバーする
 例えばFlatAidとかに頼る
 星を消してセルフフラット画像を作成し除去する
 (→これやってみたけど、、、やり方が下手だったのかな?)
 PIのDBEをとことんマスターする
 RGBをレベル補正/トーンカーブで背景だけを切ってごまかす

なかなかうまくいかない。

まあこの辺りをうまくこなせるようになったら
小学生レベルは卒業できると思う。

いい感じですな

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20220322.png
昨晩は昼過ぎまで雨だったが、夜は晴れたのでM106を撮影。
月の出は22:30なので、23:00まではL画像の撮影をする。
撮影はそこで打ち切る。

ガイドグラフもいい感じである。
フォーカス位置は、
最初の位置:3092
10枚撮影後:3022(-70)
20枚撮影後:2972(-50)
30枚撮影後:3004(+32)ここでピント位置の逆転

こちらもいい感じ。

やっと撮影システムが完成したようなので、後は晴れたら撮影する。

※これは個人の感想です。
 真に受けず、こいつ何かほざいているぞ、との認識でお願いします。

APT, NINA, FocusMAXで、
各ソフトにおけるオートフォーカスの評価として
100点満点で採点してみた。

結果は、
 第1位. NINA 100点
 第2位. APT   98点
 第3位. FocusMAX 0点

この採点結果について説明する。

第3位の FocusMAX(V3系)が0点なのは、結果を信用していないから。
頭の中では絶対王者として君臨しているFocusMAXだが、
それはオートフォーカス機能ではなく、Vカーブ機能である。

Vカーブ機能は設定した移動量と刻み幅でフォーカサーを動かし
その時点のピント位置を求めるツールである。
このVカーブで求めたピント位置は今でも信用しており、
これが絶対王者である。
なにせもう15年以上も前から使っているのだ。
20210916.jpg
ではなぜ、オートフォーカス機能を信用していないかというと、
理由はそのアルゴリズムにある。
FocusMAXのオートフォーカスは、いきなり最初からは動かせない。
Vカーブを最低20回以上実行してVカーブの実行履歴を作る必要がある。
そして過去の実績から、
 1.Vカーブの右傾き(OUT側)の傾斜度
 2.Vカーブの左傾き(IN側)の傾斜度
 3.1.から求めたピント位置と2.のピント位置との差(Difference)
の平均値を求めるのだ。
そうやって初めてオートフォーカスが実行できるようになる。

オートフォーカスを実行すると、Vカーブを動かすのではなく、
ピント位置を3回変えながら、右傾きor左傾きの傾斜度を測定し
Differenceの平均値から計算してピント位置を割り出す。
これが信用できない。
というのも、毎回Vカーブを実行したとしても、空の状態により
Vカーブの傾きもDifferenceもかなりばらつくのだ。
いくら平均化したところでそんなものは信用できない。
信用できるのは、Vカーブで求めたその時点のピント位置だけなのだ。

APTやNINAのオートフォーカスは、FocusMAXで言うところのVカーブを実行し、
その結果でピント位置を求めるタイプなので、これは信用できる。
結果だけなら、APTもNINAも100点満点だけど、APTは2点減点とした。
その理由は単に使い勝手が少々悪いだけというもの。
慣れればどうってことはない。

NINAは、手動なら単に「オートフォーカス」というボタンを押すだけだし、
撮影中は指定した条件で自動起動するが、どちらも同じ動きをする。

APTは、最初の起動は、FocusAid, FocusCraft, AutofocusAidの3点セットで
起動しないと動かない。この点で減点2点とした。
(今後のバージョンアップで改良されるかもしれないが)

APTとNINAの優劣比較

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※これは個人の感想です。
 真に受けないでください。
 鼻ホジしながら、フーンと眺める程度にしてください。

■APTのいいところ
20220304_4.png
1.ログを前面に出して表示している
 NINAはログを画面に出さないが、APTは常に表示している
 しばらく放置した場合など、遡ってエラーがないかを確認できる
 NINAもログ機能はあるが、初期値では詳細情報は記録しないのと
 ログの場所を探して表示するのは正直面倒
2.GOTO機能の正確さ
 GOTOはかなり正確で、GOTO++というプレートソルブとの連動技もよい
3.英語表記である
 NINAでも英語表記にすればいいが、日本人なら日本語表記にして混乱する
 最初から英語だとそれに慣れざるを得ないし、英語で考えることは重要だ
 MaxImDLもFocusMAXも英語表記で随分と勉強したものだ
4.フォーカサーのマニュアル移動の移動量が個別設定できる
 NINAはオートフォーカスの移動量(1/2)をそのまま使うのが気に入らない
5.撮影画像を画面に大きく常時表示する
 MaxImDLと同様、撮影画像を大きく常時表示するUIは個人的に好きだ
 だが、APTは拡大縮小時のUIに難がある
6.プレートソルブの使い分けが可能
 ニアソルブとブラインドソルブを使い分けることができるのはよい
 NINAの場合は、ニアソルブで失敗してブラインドソルブの流れしかできない
7.撮影画像の表示がきれいである(保存した画像ではなく画面表示で)
 NINAは撮影画像を表示した画像のコントラストが低いような気がする
 (NINAでは画像表示の設定があったような気がするけど)
8.APTによるPHD2ガイドはよかったが
 NINAだとガイドが暴れる。
 PHD2はAPTやNINAとは独立して動くはずだが、
 APTで追い込んだ状態だとNINAでは過剰反応する
 なのでNINAではPHD2のガイド強度をかなり落とした
 色々考えると、APTのPHD2ガイドが安定性が高いと思う
9.デモ版でも太っ腹である
 デモ版のままでも、撮影に最低限必要な機能がすべて使える

■NINAのいいところ
20220309_3.png
1.タカハシTemmaとの相性がよい
 パーク機能も問題なく動作する
 APTはパーク機能に問題がある(回避策はあるが、Temmaとの相性が悪い)
2.撮影シーケンスでオートフォーカス発動の設定ができる
 APTでフラット撮影時には、リフォーカスの設定を解除する必要がある
3.天体情報が充実している
 APTでは一部の天体の情報が欠落している
 NINAでは天体の南中時刻や高度情報をグラフ表示してくれるのはよい
4.勝手にカメラを接続しない
 APTは起動時にカメラを自動接続する、これが個人的に気に入らない
5.撮影画像の拡大縮小機能がやりやすい
 APTの拡大縮小のUIがおかしいとしか思えない
6.オートフォーカス機能はただ1つ
 APTの場合、FocusAid, FocusCraft, AutofocusAidと3つの合わせ技
 APTではFocusCraftが機能の中心と思われるがわかりにくい
7.撮影者にとってありがたい機能がある
 なくても構わないが痒い所に手が届く様な機能があって便利
8.SBIGカメラの内蔵ガイドカメラをサポート
 有志が作ったネイティブドライバがある
 SBIGのカメラを所有していないと、どうでもいい話ではあるが

■APTとNINAの共通点
1.撮影に必須機能は両者とも互角
2.ガイドは外部プログラム
 ガイドはMGENも使用できるとあるが事実上、PHD2一択だろう、
 どちらもガイドグラフを連動して表示する
 ただし、PHD2のガイドパラメタはAPTとNINAでは違うようだ
3.プレートソルブは、外部プログラム
 PlateSolve2, ASTAP, ASPS と好きなものを使えばよい
4.連動プラネタリウムソフトも外部プログラム
 未使用だが、使いたいソフトを指定して連動できる

最近使い始めたばかりで本当に使いこなした結果での記載ではない。
まあ両者とも一長一短はあるが、撮影機能に関しては優劣つけがたい。
上に記載したことは、重箱の隅をつついたようなことばかりだ。
どちらかで迷ったとしても、好きな方を使えばいいと思う。
MaxImDLよりはAPTやNINAが機能も多くて優れている。

■で、どちらを使うのか?
タカハシTemmaとの相性でNINAにする。
これさえなかったら、APTを選択しただろう。

20220317.png
今は、2xビニングを撮影の基準にしている。
Fの暗い長焦点なので、細かいピクセルで意味があるのか?との思いが強い。
2xビニングでも、SBIG STL11000Mよりは画素数は多いのだ。
ビニングしたからといって感度が良くなるわけではないけど。
2xビニングしてドリズルなんてやってみるのも無駄なようで面白いかも?
(んなあほなことはしないが)

ビニングしたFIT画像のファイルは約30MBもある。
(SBIG STL11000Mで、ビニングなしで約20MB)
ビニングなしだと100MBを超える。
現地の撮影用パソコンである程度下処理してから自宅に転送するが、
処理時間がかかるので、画像ファイルは小さいほうが良い面もある。

今後、ビニングの封印を解いて、ビニングなしで撮影することもあるだろうけど、
当分はこの路線で行こうかと思う。

0.76度のずれ

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20220316.png

鏡筒のバランスをとったときに、カメラの向きが少しずれた。
プレートソルブして、0.76度のずれだ。
これ、結構気になる。

これを正確に0度に合わせるのは難しいし、
現地で撮影しながら調整するしかないのだが、面倒だ。
どうするかな?
他に用事があればいいけど、このためだけに行くのもなあ、

やっぱり面倒だわ、と思ったけれども、夕方晴れている。
天気は持ちそうもないが、満月に近い今のうちに何とかしないといけない。
結局現地へ向かった。

20220316_2.png
手作業で何とか0.01度まで追い込んだが、これ以上は無理だ。

カメラが届いてから、約1カ月かかったが、
これでやっと撮影システムが完成した。

M51(LRGB+Ha)

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M51、やっとLRGB合成で銀河の作品だ。


M51_202203.jpg

FRC300(F7.8) ZWO ASI6200MMPro L:5分x50枚(2xbin) RGB:各5分x12枚(2xbin) Ha:5分x30枚(2xbin) Filter:Astrodon I-G2(LRGB) & ZWO(Ha)、cropあり、Deconvolution

なんか色合いが好みではないが、ASI6200MMProのLRGB初作品ではある。

10時間かけてもこれだけか、もっと枚数を稼ぎたくなる。
淡い部分をもっと出したいのだ。
それにしても新しいZWOのカメラ、まだまだその性能を引き出せていない。
修行が足りぬ、もっと精進というかたくさん枚数を稼がないと。

画像処理については、今までの知識を総動員して
L画像にはDeconvolutionとか、R画像にHaの星だけ消して比較明合成とか
腕前が小学生レベルとしては、これでも頑張った方なんだけどな。

とはいえ、画像処理は下手だし、苦手なんだわ。
どちらかというと、機材をいじったり撮影している方が好き。
ピント合わせやガイドの安定に執念を燃やすとかは大好きなんだけど。

PHD2ガイドの安定を目指す

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晴れ間を見て、ガイドのテスト。

20220315_1.png
接続は、「On Camera」でガイドケーブル経由でガイド補正を行う。
キャリブレーションもバッチリこなしてガイドテストを行う。
ケーブルの再作成はうまくいったみたいだ。
(ケーブルを逆向きに圧着しただけなんだがな)

20220315_2.png
結果としては、赤緯のエラーはかなり減少した。
大きく跳ねることもなくなったし、補正がすぐに反映する。
やはり鏡筒のバランスが大事だわ、手抜きをしてはいけない。

ガイドケーブル経由でガイドをするか、ガイドケーブルなしでするか。
世間一般ではケーブルを減らすためにガイドケーブルなしが
主流かもしれないが、ガイドケーブル経由でガイドした方が
おいらの環境ではよい結果が出ている。

先週末はドームへ、
PHD2のガイドが暴れる原因を探るためだ。

20220314_1.jpg
やはり赤緯のバランスがとれていなかった。
カメラ側が軽くなった分、筒先が重くなっていた。
バランスはとっておかないとだめやね、基本中の基本なのに。

しかし、よくこれでガイドしていたものだ。
NJPさん、なかなかやるじゃないか。
さあ、これでPHD2のガイドが安定すればよいがな。

20220314_2.jpg
ついでに、ガイドケーブルの作り直し。
結線を逆にしてコネクタを作り直す。
このコネクタはAmazonで購入したが、
ユーザーレビューで、ガイドケーブルを作りますとか、
赤道儀に使いますとか天文屋さんの書き込みが多かった商品だ。

ガイド補正は、ASCOM経由で赤道儀を制御しているが、
「On Camera」でガイドケーブル経由でガイド補正に切り替えてみる。

NGC2359(AOO)

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NGC2359_202203.jpg

FRC300(F7.8) ZWO ASI6200MMPro Ha:5分x30枚(2xbin) O3:5分x20枚(2xbin) ZWO Ha, O3 Filter

NGC2359、AOO合成

HaはAPTで撮影、
O3はNINAで自動オートフォーカスも併用して撮影。

ナローバンドの画像処理方法がわからない。
単純にRにHa, GとBにO3画像を当てただけ。
そのせいで星が赤や緑色になる。

画像に関して、Ha単独ではわからなかったが、AOO合成することにより
ちょっとは立体的に見えないこともない。
Ha領域とO3領域が分離しているからそう見えるのかも?
Ha領域とO3領域が同居しているところは白く見える。
ナローバンド撮影は面白いかも、と思うようになった、
月があっても撮影できるし。

ガイドの安定性が悪い?

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20220310.png
NINA攻略シリーズで、気になったのは、PHD2ガイドの不安定さ。
シーイング悪く、透明度の悪いという条件の良くない空であったこと、
薄雲が時折かかったこと、
風の影響は不明、
という外部要因が主な原因かもしれない。
(NINAの前にAPTでM51を撮影時、ガイドは安定していた)

こういった条件が悪い場合でも何とかガイドを安定できないか?
と色々考えてしまう。
やはり仕方がないのかもしれない。

しかし、一つだけミスをしていて、気になっていることがある。
それは鏡筒の赤緯バランスが崩れているのだ(と思っている)。
カメラを重いSBIGから軽いZWOに変えたけれども
鏡筒のバランスを取り直ししていないのだ。
どうしてもこれが引っかかっているので、
近いうちにバランスをとりに行きたいと思っている。

ついでに、ガイドケーブルもいじりたい。
配線を逆に結線しなおす作業もやりたいのだ。
RJ11のジャックはアマゾンで購入してある。
圧着機は昔からある。

※どうやらAPTでのPHD2ガイドとNINAでのPHD2ガイドでは違うようだ。
APTでのPHD2ガイドを追い込んだ場合でも、
そのままではNINAでは過剰反応するみたいだ。
NINAはNINAで別に追い込む必要がある。

NINA攻略(3)撮影実践編

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前々回、前回からの続き

では実際に撮影シーケンスを組んで、撮影させてみよう。
天気予報では晴れは続かないようなので、途中で終了するのは覚悟の上だ。
空の状態は良くなく、撮影しても使えないかもしれない。
M51に向けなおす。

20220309_1.png
撮影シーケンスの中に、オートフォーカスをどうするかの設定があり、
30分毎に行う設定でやってみた。
ディザーガイドも"ON"の設定で、L画像を300秒×30枚で撮影を開始する。

APTの場合は撮影スケジュールの中に、リフォーカスの設定はない。
リフォーカスの設定は別にある。
そのために、フラット撮影の場合にリフォーカスさせないようにするには、
その都度設定を解除しないといけない。
この点だけは、シーケンスでオートフォーカスの設定を行うNINAが合理的だと思う。

20220309_2.png
実際に撮影し、30分経過したら、オートフォーカスが自動起動した。
結果も正常で素晴らしい。
これですよ、これ!
これをやりたかったのだ!
(APTでもできるはずだが)

オートフォーカスの実行には5分程度かかるが仕方がない。
むしろ、5分で済むならいいではないか。
オートフォーカスについては結果も含めて完璧だ。
実行結果としては、3070-3050ステップの間で収まっている。
Fの暗い長焦点なので、20ステップは誤差の範囲内だ。

20220309_3.png
最後は曇られて、30枚撮影の完走はできなかった。
30分毎のオートフォーカスは合計3回、自動起動した。

やはり空の状態は良くなくて、
時間の経過とともに撮影画像の数値は悪化している。
ガイド不能も頻発したし、ガイドグラフも暴れまくっている。

しかし、NINAで撮影できる準備は整った。

※一つだけ、課題が残った。
ディザーガイドが2割くらいの確立で失敗した。
(時間内にディザーが完了しない、致命的ではないが)
空の状況は悪かったし、ガイドの安定度も悪かったとはいえ、
パラメタの追い込みが必要かもしれない。

前回からの続き、NINAでオートフォーカスを行う。
結論としては、オートフォーカスは見事に成功した。

20220308_1.png

前回からの続きで、M65を導入した。

中央にM65、左端にM66が映っている。
これはあくまでもテスト目的であり、M65を撮影するつもりはない。
M天体を導入し、その状態でオートフォーカスを実行するのが目的だ。

20220308_2.png
その時のガイドカメラの画像だ。
薄雲がなかなか晴れない。
薄雲がなければ、背景は黒くなるが、御覧の通り背景が白い。
この日は透明度が悪い、シーイングも悪い、薄雲ありの最低の天気だった。

話は変わるが、オフアキガイド用の四角い穴がうっすらわかる。
チップ面積の大きいASI174MMならではの画像だ。

しばらく晴れるのを待つ。
その間に、オートフォーカスの設定を確認する。
オートフォーカスを成功させるには、自分の機材にあった最適な設定が必要だ。
こればかりは、デフォルト値でそのままやってもうまく動かない。

20220308_5.png

マニュアルをよく読み、上記画面の赤枠の設定を行った。
最初の設定は、「オートフォーカス初期オフセットステップ」
意味不明の日本語で、これでは意味がわからない。
マニュアルをよく読むと、
「IN側、OUT側それぞれ撮影測定を何回行うかの回数」
であることが解る。


20220308_6.png

その次、「オートフォーカスステップサイズ」
これはその通りの意味であり、刻み幅の意味である。

つまり、現在の位置(ほぼフォーカスが合っているものとして)から
OUT側に、200ステップ×10回分=2000ステップ動かす。
そこから、200ステップづつIN側に移動しながら撮影と解析を行う(OUT側の解析)。
更に、200ステップづつIN側に移動しながら撮影と解析を行う(IN側の解析)。

FocusMAXの設定もこのような感じで、UIは異なるが移動量と刻み幅を指定して行う。

NINA独特の制御として、
「バックラッシュ補正方法」を"オーバーシュート"
「バックラッシュIN側/OUT側の値」として、"IN側 60"の設定とした。
動きを見ると、200ステップづつ移動するが、"IN側 60"の設定のため、
260ステップ移動して、60ステップ戻すということをやっている。
フォーカサーFLI-PDFはバックラッシュなしで動作する(と勝手に思っている)
ので正直いってこの設定は意味がないような気もする。
おまじないというわけではないが、おまじないの意味でしかないと思っている。

20220308_3.png

薄雲も晴れてきたので、オートフォーカスを実行してみた。
この結果では3072がフォーカス位置であり、実際に正しい値である。
素晴らしい、オートフォーカスがバッチり決まった。

FocusMAXとほぼ同じようなグラフだ。
画面が縦長なので縦に長く見えるだけ。
FocusMAXとほぼ同じような範囲と刻み幅でやっているので、この結果は信用できる。

これも、頭の中にはFocusMAXの設定と動きが絶対王者として君臨している。
FocusMAXと同じ動きを再現できたらいいなという思いが強い。
それをNINAは思い通りに再現できたのだ。

APTはその点、正しい設定も必要だが回数と刻み幅という設定ができず、
12回の回数で動くのでそれを踏まえた移動量の設定を行うことが肝要である。
ただし勝手に延長フェーズに入ることもあり、動きが少しだけ違うが結果は正しい。
やっていることは同じだが、FocusMAXに近い設定や動きをするNINAが好みだ。

まあ色々なソフトで比較するのも面白い。
結果としてみると、FocusMAX、APT、NINAそれぞれで正しく動作するのは間違いなく、
いい悪いはない、どれを使ってもよい、あとは好みの問題だ。

20220308_4.png

オートフォーカス成功時の5秒露光の画像。中央にM65、左にM66。

NINA攻略(1)基礎、導入編

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先週の金曜日は晴れた。
SCWの予想では、21時から23時までの限定的な晴れの予想だったので
あまり期待はしていなかったが、19時頃から準備した。
長時間の晴れは期待できないので、NINAの攻略にかかる。
実際に空に向けるのは初めてだ。

機材は、事前に設定を済ませてあるので接続する。
カメラ、赤道儀、フォーカサー、フィルターホイール
すべて順調だ。

最初の作業は、基準星に向けて導入し、プレートソルブを行う。
19:30を過ぎても晴れないが、薄雲越しに(自宅では)星が見えている。

20220307_1.png
NINAの画面、レグルス導入したときの画像。
薄雲があったが、導入、プレートソルブも無地にこなした。

20220307_2.png
手動フォーカスターゲットという機能がある。
これはその時間帯に向けられる主要な基準星の一覧から選べるもので、
あればあったで便利かなとは思った。

今までは経験的にこの季節のこの時間帯なら、東天のXXを狙うというのが
頭に入っているので、星の名称で検索し導入していた(MaxImDLでは)。

20220307_3.png
レグルスを初期導入しても写野内にはいないので、(すぐ左隣にいるのだけど)
プレートソルブを行う。すぐに解析が終わると同時に赤道儀と同期する(ように設定した)。

続いては、撮影天体の導入だ。

20220307_4.png
メイン画面の左側の「スカイアトラス」画面で検索する。
ここではあらゆる天体の検索が可能である。
(APTの場合は、星、星雲星団、、、と検索タブが別れている)
M65を選択して検索した。

20220307_5.png
何気に便利なのがこの情報。
南中時の時刻や高度がグラフ表示されており、一目瞭然だ。
以前はこの情報を得るために、TheSKY6を起動して、
該当の天体の詳細情報(テキストのみ)を表示させていたのだ。
この情報があると、撮影計画が立てやすい。
かゆい所に手が届いている、実に素晴らしい。

20220307_6.png
あとは、導入すればよいが、
シーケンスを組む画面に移動できたり、
構図取り支援機能(未体験だが)も面白そうだ。

ここまではUIが違うだけでAPTも同様だ。

頭の中では、MaxImDLが絶対王者として存在しているが、
APTもNINAもここまでは問題なく動いているというか、動かせている。

せっかくNINAをインストールしたというのに、
NINAを使わずAPTを起動した。
この節操のなさ!

晴れ間があったので、APTのオートフォーカスにチャレンジしてみた。
以前、コメントでタカsiさんに教えていただいた、星撮り日記様
によると、FocusCraftを使えとの記事を読みチャレンジした。

FocusCraftとAutoFocusAidを起動しただけでは何も起きない。
最初はFucusAidも起動して、やっとオートフォーカスが動いた。
一度動けば、FocusAidは閉じればよい。

20220304_1.jpg
5等級の星はなく、普通の夜空のどこか。
これでピント位置は、3100と出たが、この値は正解だ、素晴らしい。
実に素晴らしい。

20220304_2.jpg
調子に乗って、M51を撮影、M51はど真ん中に入れた。
APTのGOTOも素晴らしい、一発でど真ん中だ。
PHD2のガイドパラメタも追い込み、ガイドの結果のグラフもいい感じだ。

20220304_3.jpg
最初のオートフォーカスが成功した後、
FocusAid, FocusCraft, AutoFocusAidの画面をすべて閉じたが、
FocusCraftは動き続けている。
1枚撮影毎に、結果をログに書き出している。

フォーカサーは、最初 3100 --> 3080 --> 3060 と手動で動かしたけれど、
これなら、リフォーカス(フィルター交換後とか60分経過後とかで)も
やればできるのではないかと期待できる。

APTのオートフォーカス機能の神髄は、FocusCraftにある。

やっとAPTの使い方が分かってきたところだが、NINAもやる、そのうちに。

NINAの設定

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日本語設定にしたけど、英語表記にした方がよかったかもしれない。

20220303_1.jpg
カメラの設定、ASCOMでも認識するが、カメラ名で直接指定ができる。

20220303_2.jpg
フィルターホイールの設定、ここではフィルターの名称を登録する。

20220303_3.jpg
フォーカサーは、FLI PDFだが、ASCOMのDevice_Hubを通して設定した。

20220303_4.jpg
ガイダーは、PHD2、ディザーガイドは、「安定化評価ピクセル」の1.5でいいのか?
やってみないとわからない。
日本語設定がいいのか悪いのかよくわからない。

20220303_5.jpg
望遠鏡は、Temma by Takahashi、パークもここで行える。

20220303_6.jpg
オートフォーカスの設定、フィルターオフセットの設定や、各種設定。
ここでの設定がオートフォーカスの成果を決める。
バックラッシュ補正は、オーバーシュートにした場合、
その下のバックラッシュ補正値のINかOUTのどちらかに値を入れる必要はある。
具体的にどういった値がいいのかまだわからない。

プレートソルブの設定は、APTと同じく、インストールしたPATHの指定。
APTで指定した状態をそのまま使う。

ブラインドソルブは、ASTAP
ニアソルブは、Platesolve2.28、とした。

APTでつい最近設定したことがあるので、迷うことなく設定はわかりやすい。
というか、最初からNINAで始めた方が分かりやすいかと思う。
とはいえ、APTはAPTでいい面もある。
最初とっつきにくいが慣れるといいソフトだなと思える部分がある。
そのうち書ける時に書こうかと思う。

次回晴れたら、こいつで試運転してみたいが、新月期なのでどうするか?
夕方早い時間帯なら試運転も可能だけど、月が大きくなるまでは撮影重視かな。

NINAインストール

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APTでは以下の不満点がある。
1.APTからパークすると挙動が変
 パソコンがフリーズした状態となる。
 一度リモートデスクトップを切断し、
 パークが完了した頃合いを見て再接続をすると復帰する。
2.撮影画像の拡大縮小作業が面倒
3.一部の天体の情報がない
 NGC2359は情報がなく、MaxImDLで導入した。
 MaxImDLでは未登録天体はなかったぞ。
ただし、APTの良い面もあり、不満点も上回るほどで気に入ってはいる。
ようやくAPTの操作に慣れてきたところだ。

だが別の世界を見てみたくて N.I.N.A.をインストールする。
リモートで接続し、リモート環境で撮影パソコンにインストールする。
V2 BETA 48(x64) をインストールする。(これは無謀かな?)

20220302.jpg

ちょっと触った感じでは、
1.UIが分かりやすいと思ったが、どこに何があるのか迷う、慣れの問題かと思う。
 APTやMaxImDLは撮影画像をメインに据えているがNINAはちょっと違う。
2.パークしたときの挙動に怪しい点はなく、正常にパークした。
これだけでも素晴らしい。
他の機能は晴れていないので未実行。

APTでパークがおかしい

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APTからパークするとおかしくなる。
リモートデスクトップの画面がフリーズしてしまう。
(実際のパソコンはフリーズしていない)
こうなると、リモートデスクトップを切断し、
パークが終わったころに再接続でパソコンは復帰するが、
どうもいただけない。

かといって、ASCOM Temmaからパークすると
フリーズはしないが、変なところで停止し、
本来のパーク位置ではないところでパーク完了になる。

20220301_1.png
ASCOM Temma はパークしたことになっているが、

20220301_2.png
実際にはこんな感じで、鏡筒は半分ほどスリット内側を向いている。
鏡筒の向きとドームの連動が崩れてしまうのだ。
MaxImDLではこんなことは一切起きなかった。

20220301_3.png
ドーム制御器を自動からマニュアルモードにして、
鏡筒の向き先を空の方向に向くようにスリットを手動で回転させる。
リモートでもこういう操作ができるのは素晴らしい。

晴れていれば撮影して ブラインドソルブでソルブさせ、同期して復帰できる。
実際にこれで回復したこともあったが、先日は雲られて、復帰できなかった。
それでもスリットを閉じて電源を切っておけば済む話だ。
次の日に晴れ間を縫ってブラインドソルブ、同期して復帰させたけど。
何回もやらかすと、これはつらい。

NINAをインストールしよう。

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