2022年1月アーカイブ

APT攻略(4)Aim

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APTのAim機能とは、リアル撮影画像または過去の撮影画像(PlateSolveした結果の)に
マウスを合わせると、その座標を拾ってくれる機能である。

20220131_1.png
自宅にて、過去に撮影したM74を、Blind Solveした画像のまま、
Aimボタン押下後、マウスをクリックしてみた。
M74の真下やや右に、大きい〇(3重〇)があるが、そこがマウスでクリックした場所。
GOTO++ボタンでは、撮影とPlateSolveしながらこのポイント場所に導入してくれる。

20220131_2.png
画面右側の、Gear の直下にある架台制御の画面にも
マウスクリックした座標が同期して表示され、
ここの GOTOボタンで、導入だけしてくれる。

前回の続きを撮影したいが、前回の構図より、
ちょっとだけずらしたいという場合には重宝する機能だ。
また、とりあえず撮影対象をど真ん中に導入したが、
構図を少しずらしたい、という場合にも使える。

前回と全く同じで良いなら、前回撮影画像をPlateSolveした結果の座標で
GOTO++ または GOTOで導入してやればよい。

毒を食らわば皿までも

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20220128.jpg

もうやけくそだ。
ASI174MMminiをポチってしまった。

20220126.jpg
ZWOのナローバンドフィルターが到着した。
注文してから1週間ほどで到着、アリエクにしては早いな。
いつもは3週間から1カ月、忘れたころにやってくる。

こんな高額なものをアリエクで注文するなんで、
無謀すぎるかと冷や冷やしていたが、無地に届いた。
アリエクは、騙されて元々の考えで小物しか注文しなかったけど
冷や汗ものだった。

ドームに行ってSTLを持ってきてフィルターを入れ替えるのは
当分先かな。

APT攻略(3)フォーカス関連

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ピント合わせ、フォーカサー関連の設定だ。
これに関しては、自宅では限界がある。
とりあえず、ASCOM Focuserで設定を進めたが、実行はできない。
現地で星空に向けないとテストも何もできない。

20220127_1.png
これはフォーカサーを接続した状態。

20220127_2.png
フォーカスエイドは、撮影画像で星を選択してHFDやFWHDを評価してくれる。
これは手動でピントを追い込む場合に使用する。

20220127_3.png
オートフォーカスエイド、
これでオートフォーカスをするのだろうけど、
実際には自宅ではテスト不可能だ。

20220127_4.png
オートフォーカスエイドの設定内容、
デフォルト状態から、HFDの選択に変更した。

20220127_5.png
セッションクラフトの画面、
一番下に、フォーカサー関連の設定があり、
60分経過でリフォーカスの設定を行う。
(ダークやフラット撮影時はこの設定を外す)

とりあえずこんな所か。

APT攻略(2)架台

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次は架台の制御だ。
家にあるEM10Temma2をパソコンと接続する。
寝かせたまま、クランプは緩めておき、空回りさせる。

20220125_1.png
架台の設定は、ASCOMから選択する。

20220125_2.png
POTH HUBから、タカハシTemmaを選択。

20220125_3.png
Temmaの設定、これはMaxImDLからでも同一となる。

20220125_4.png
Connectすると、タカハシTemmaの画面が出る。
パークは解除され、パーク位置からのスタートだ、MaxImDLと同一。

20220125_5.png
APTの画面右側、Alt, Azは、パーク位置の座標を示す。

20220125_6.png
上の画面の"Objects"のボタンを押す。
基準星や、M/NGC天体を選んで"GOTO"ボタンで対象の天体に向け赤道儀が動く。
UIは異なるが、MaxImDLと同様に操作ができるのはよい。

20220125_7.png
アルデバランにGOTOした状態。

20220125_8.png
PlateSolveするには、"Point Craft"ボタンから行うが、
まずはその初期設定だ。
この画面の通り、ASTAP, PS2, ASPSをダウンロードし、インストール。
星図カタログも指定先にインストールしておく。
インストール先のフォルダを設定してやればよい。
"Blind"の場合は、ASTAP、"Near"の場合は、PS2のチェックを入れておく。

Blind Solveは、どこを向いているかわからない場合の解析、
Near Solveは、赤道儀の示す座標を中心に解析するものと解釈した。
MaxImDLのPinPointは、ここでいうNear Solveと同等だな。

20220125_9.png
これが"Point Craft"の画面だ。
通常は、基準星(この場合はアルデバラン)と思ってGOTOした画像を解析し、
実際の撮影画像の座標を取得するのだが、
その場合は、"Solve"ボタンを押下する。
設定では、PS2でPlateSolveすることになる。

別の用途として、前回撮影した画像を読み込ませ、
その画像の通りに導入したい場合もある。
この場合は、"Blind"ボタンを押下し、ASTAPでPlateSolveしてみるのかな?

試しに、STL11000Mで撮影したM74のL画像を読み込ませて、
"Blind"ボタンを押し、Blind Solveを行ってみた。
約40秒ほどかかり、解析は終了した。
fitsヘッダから座標を引っ張ているのかと思ったが、
約40秒もかかっているので、fitsヘッダは見ずにちゃんとまともに解析しているようだ。
FOV Angleも正しく計算しているようだし、素晴らしい。
このBlind Solve、恐るべしというか、実に素晴らしい。

20220125_10.png
M74のBlind Solveによる結果の画面だ。
M74の中心から左下に、画像の中心がある(十字線の中心)。
十字線の中心の〇が、Blind Solveした座標になる。

この画面の、"<< Solved"ボタンで、座標を表示した後で、
"GOTO++"ボタン押下で、上の〇の位置に撮影解析しながら自動導入してくれる。
これは素晴らしい機能だ。
実際に試してはいないが、おそらく正しく機能するだろう。

APT攻略(1)カメラ

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APTデモ版をインストールした。
半日程度触ってみて、何とか使える程度まではできたと思う。
MaxImDLに比べて機能が多すぎて全部はわからない。
最低限使えればあとは何とかなるとは思う。

まずはカメラの設定
20220124_1.png
ASCOMでも可能だが、いきなりASI6200MMProを選択できる。

20220124_3.png
カメラの設定自体は、デフォルトでいいのだろう。
霜取りの制御はありでも構わないだろう。

温度制御のボタンもあるが割愛。
ゆっくり冷やすのと、ゆっくり温めるのがある。
MaxImDLよりもゆっくりだ。

20220124_2.png
撮影の設定はここで行うが、ゲインやオフセットもここで指定するのだな。

20220124_4.jpg
テスト撮影に選んだのは、お年玉袋。
カメラレンズを逆向きに置いて、接写する感じで行う。
カメラレンズ接続アダプターはないので、こうするしかない。

20220124_5.jpg
0.01秒で撮影してみた。
指定枚数分が指定フォルダに格納。サムネイル表示も可能なんだな。

ReadingとDownloadは、2xビニングで4秒、ビニングなしで7秒で、圧倒的に速い。
実際の撮影は、PHD2に対してディザーの制御を行うので、
もっと時間はかかるが今はそこまでできない。

ガイドに関しては、PHD2に全部丸投げなので、そちらで行う。

画像の横縞が目立つ。

20220120.jpg
OAG-Lは、従来品に比べてプリズムが大きい。
ASI120MMminiのチップ面積は、OAGの光学面面積の約1/4でしかない。
ここは、チップ面積の大きいASI174MMminiにすべきだったか。
これは現物を直接確認できなかったのが原因だが、通販じゃ仕方がない。
そもそもOAG-68を前提にしており、ASI120MMで十分という思いもあった。

チップ面積が大きければ、ガイド星の選択肢も増えるので
撮影面での自由度が高くなり有利になる。
ASI174MMを買えば済む話ではあるが、戦う前から負けた気分だ。
このままASI120MMでやってみるけどな。

電源とUSB3.1ケーブル

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20220119.jpg
ASIカメラは電源が付属していないので別途調達しておく必要がある。

出力12V5AのACアダプターと、USB3.1ケーブル(3m)も購入した。

このUSB3.1ケーブルはケーブルが太くて取り回ししにくいが、
その分フェライトコアと相まってノイズには強そうだ。

電源が来たので、早速設定にかかる。

20220119_1.png
これがASI6200MMProのASCOM設定、
ゲインは100(初期値)
オフセットは初期値=0だが、50の設定(でいいのかな?)
USB3の表記あり

20220119_2.png
こちらはガイドカメラ、ASI120MMの設定
初期値のまま
USB2の表記あり

20220119_3.png
フィルターホイールの設定、
Edit Wheelのボタンで、

20220119_4.png
番号とフィルターを関連図ける(これはASCOMドライバー)

20220119_5.png
番号とフィルターを関連図ける(これはASCOM)

20220119_6.png
これで、MaxImDLのカメラ設定は終了。

試しに1秒露光で画像をダウンロードしてみたが、2xビニングで1,2秒だった。
あまりにも速すぎる、これに慣れたらもうSTLは使えない。

まだ実戦配備はできないが、
この赤いカメラの性能とやらを早く見てみたいものだ。

画像については、n2068ddさんの指摘の通り、派手な横縞が多い。
ダークやフラットで除去できるならいいけど。

Astrodon E-Series VS I-Series

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20220118.jpg
冷却CMOSカメラにいいのはどっちか?って話。

AstrodonのEシリーズは赤感度に特化したKAFセンサー用で、
AstrodonのIシリーズはKAIセンサー用として開発された。
実際、IシリーズとEシリーズのLとBはどちらも同じだという話で、
違いはEシリーズのR,Gは感度を落としている?ような話だったかと思う。
(正確にはR,Gの幅を狭めている?)
RGBの撮影枚数を同じにしたときにバランスよく仕上がるようにした
フィルターだったかと。

だからCMOSにはそもそも向いているのか?ともいえるし、
実際に使うとしたらIシリーズかな、と。

RGBに関しては、ソフトウエアでカラーバランスをとればいいだけの話で、
EでもIでも使えないというわけではないと思っている。

海外のフォーラムでも結構意見が分かれており、
LP(Light Polution:光害)により使い分けろ、
光害地なら、R,Gのバンド幅を絞ったEシリーズを、
低光害地なら、Iシリーズが良いとの意見があった。

しかし読み進めていくうちに、
Eが良い、いやIが良い、Donは何も言っていないぞ、
実際に使用してIが良いと思っている、とか
喧嘩ばかりしているので読むのをやめた。
そんな奴らはAstorodonが大好きな連中ではある。

フィルターの厚み(2)

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今のSTL11000Mで、フィルターの厚みによるピント補正値は、
3mm厚のLRGBに対し、Haは厚みがかなり薄くマイナス490だったような気がする。
ここでは計算を楽にするためにマイナス500とする。
FLI-PDFの1カウントは1.25μである。
つまり、ピント補正値は-0.625mmとなる。

3mm厚のフィルターで、ピントは1mm前に移動するので
Haのフィルター厚は、1mm厚と考えるとピタリ計算があう。
実際、AstronomikのHaは1mm厚なのだ。
1mm厚の場合、ピント位置は後方に行くので、
その分前に補正かける必要があるからだ。

FLI-PDFで500カウントの移動量は大きい。

ここで、1.85mm厚のフィルターだったらどうなるか?
計算上は、-0.38mmのピント補正値となり、
FLI-PDFとしては、マイナス300カウントとなる。

この程度なら、ガイド側のピントには影響を与えるとしても
何とかなるのではないかとの思いもある。
というわけで、ZWOのナローバンド3枚セットを試してみようかと思う。

ディザーガイドで悩む

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撮影をMaxImDL、ガイドをPHD2でやると、
おそらくディザーガイドはできない。
アステリズム様によるとできそうではある。

撮影とガイドをMaxImDLでやると、ディザーガイドはもちろん可能だ。
PHD2にこだわりはないので、
使い慣れたMaxImDLでガイドもするのが一番リスクは少ない。

ASIのカメラを使っている人はどうしているのだろうと思って
調べてみると、APT(AstroPhotometryTool)かNINAのようだ。
PHD2がAPTやNINAと連携してディザーガイドができるみたいだ。

慣れ親しんだMaxImDLでやるか、APTやNINAの新境地を開拓するか、悩む。
MaxImDLは保険の意味で温存し、新境地で試すのも面白そうだ。

APTはデモ版でもかなり使えるみたいなので、APTを攻略してみるか。
APTには、N枚撮影したらリフォーカスとか、N分毎にリフォーカスができる。
(これはNINAでも可能なようだ)
気温変動でも、N度変化したらリフォーカスもできるが、
気温は経験上あまりあてにはならない。
(気温が変化しなくてもピントは変動するし、実際の瞬間的な気温は激しく上下する)

1時間毎に(構図を変えずに)リフォーカスできるならその方がよほど良い。
気温とピント位置の変動については情報は蓄積してあるが、
そんなものに頼らずに自動化できるなら、それに越したことはない。

ASIのカメラとフォーカサーを使っている人はピントはどうしているのか
不思議だったのだが、こんな便利な機能をうまく使っていたのだな。
世の中はどんどん進化して便利になっていくものだなと実感した。
10年のブランクで時代は変わっていたのか。

新型カメラ

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20220113_1.jpg
箱から出した状態。
既に組みあがっていて、スケアリング調整済みだ。

20220113_2.jpg
OAGのプリズムが出っ張ってメインチップに覆いかぶさっていたので、
テーパーリングを一旦外してプリズム位置を調整。
フィルターはまだ入れていない。

OAGは、OAG-68を手配したが、OAG-Lが納品された。
OAG-68は旧型で、OAG-Lに変わったとのこと。

カメラ単体は軽いようなのだが、
フィルターホイールやOAGなどを全部合わせると、
それなりの重量感がある。
それでもSTL+AO-Lよりはかなり軽いと思う。

火はまだ入れない、電源がないので。
電源とUSB3.1ケーブルを早速手配しないと。

カメラの購入はSTLが2009年だったと思うので
実に13年ぶりの新型カメラだ。

つかの間の無職

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やっと引退して静かな老後人生を満喫していたが、それも終わりだ。

今までとは全く違う別の会社からオファーがあって、引き受けることにした。
1年ほど前にコンタクトがあったが、
2022年3月までは契約があるから無理だと断っていた会社だった。
この会社のことはすっかり忘れていた。

おいらもいきなり老後の資金に手を出すという暴挙に出た後ろめたさもあって
罪滅ぼしのためにも引き受けた。
おいらとしても在宅でやるという条件をつけて(コロナのお陰だな)
仕事と趣味を両立できそうな体制にした。

せっかく無職という自由を手に入れたが、ほんの一瞬だったかな。
仕事を受けたといっても1,2年で終われそうな感じだと思う。
老後の資金も余裕はできるはずなので前向きに考えよう。

すべて揃うのは2月上旬

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ポチったし、届くのを待つだけだが、
すべて揃うのは2月上旬になる。

カメラ関係は1週間もあれば到着するが、
FLI-PDFとカメラを接続するアダプターの特注品が一番遅い。
これが2月上旬だ。
どうせ天気は悪いから構わないのだけど。

それよりも、カメラ関係とパソコンまわりのケーブル、
USBとか電源とかの調整が大変だろうと思う。
ASI AIRは使わないし購入もしない。

カメラの制御はMaxImDLで行う予定。
ガイドはPHD2でやろうと思う。
ガイドカメラ(ZWO ASI120MMmini)の電源とUSBケーブルは
ASI6200からの接続でいいのかな?
独立して接続も可能だけど配線はぐちゃぐちゃになる。

と書いていたら、
キタ━━━━━━(・∀・)━━━━━━!!!!
20220112.jpg

フィルターの厚み

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LRGBフィルターは既存のAstrodonでいくとしたら
ナローバンドフィルターはどうするか?

Astrodonは3mmの厚さがある。
3mm厚のナローバンドフィルターは、
Astrodon ... 値段が高いし入手が困難
Chroma ... これも値段は高いが入手はできそう
(3枚セットで30万かよ、、、orz)
ZWO ... 値段は安いし入手も可能だが、1.85mm厚だ。
(安いとはいえ、3つで10万弱)
なかなか難しい。

フィルターはOAGの後方配置なので、
フィルター厚が変わったら、ガイドカメラのピントがずれる。
長焦点だし、Fも暗いのでピントの許容範囲も広いと思うが
こればかりは実際にやってみないとわからない。

フィルター厚をそろえるのが一番だが、
そうするとLRGBもナローもZWOで統一するのが財布的には優しい。
Astrodonを優先的に使いたいし、どうするか、
とりあえず既存のフィルターの使いまわしで様子を見ようと思うが、、、。

今のSTL11000Mに入れたフィルターが何だったのか?
その素性がやっと分かった。
20220110.jpg
HaはAstronomikだというのは覚えていたのだが、
LRGBは、
Astrodon Tru-Balance LRGB I-Series CCD Filters Generation 2 だったのだ。
マヌケなことにすっかり忘れていた。

このフィルター(Gen2)を買おうかと思って調べていたのだが、
値段は高いし、入手困難のようだし、あきらめていた。
CCDの蓋を開けてもフィルターは円形枠なしなので、素性はわからない。
ようやく元箱を探し出したら、Astrodonだったってわけ。
しかも入手困難というか、もう入手不可能なI-Series Gen2。

買うまでもなく、自分で持っていて使っていたとは、マヌケですわ。
こいつをASI6200MMProに使いまわそうと思う。

Astrodon Tru-Balance I-Series Gen2 は、KAIチップ向けということを
知っていて購入したのかとも思うが、記憶が完全に抜け落ちている。
安けりゃ何でもいいと思っていたはずだがな。

当時の値段は$825とある。
購入した当時は1$=90円だったかな、
今から思うと購入しておいたのが奇跡だわ。

昔は日本円も強かったのだが、
今は国際的に日本円はインフレも起きず弱体化し、
アメリカはインフレで物価が高くなり、
アメリカ物は10年前の2倍以上の価格になっているようで、
日本の弱体化がこういったところでも現れている。

色々と下調べ

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まず、現状のバックフォーカスを調査
雪の中ドームへ出向いて調査する。
仕事はもうしないので昼間っから出かける。

FLIのPDFから接続リングは10mm、
SBIG AO-Lの長さはカタログ上は37.8mm、実測で38mm、
SBIG STL11000Mのセンサー面まではフィルター厚にもよるが38mm、
合計で86mmと出た。

ここからは、ASI6200MMPro+EFW+OAG68+K-ASTECテーパーリングで57.5mm
K-ASTECのサイトで更に調べると、タカハシM54接続以外にも
ビクセンM60接続も可能だ。この場合、バックフォーカスは64.5mm。
ケラレとOAGを考慮すると、M60接続がよさそうだ。
これでもバックフォーカスは十分に余裕がある。

そうすると
FLI-PDFとK-ASTECテーパーリングとの接続リングは21.5mmとなり
これで接続リングの図面を引いてみた。

ここまでくると、かなり具体的に煮詰まってきた。
あとはポチる勇気が必要だ。
ついでにポチった。

観音様に縋る

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今は無職である。
仕事をせずに家でぼーっとしている。
正月休みが長く続いているようなものた。

正月もあわただしく、
初詣に行く
実家に行く
県外から帰省した子供を車で送る
檀家を集めたお寺の集会に行く

天気は良くない。
今日も雪が降っている。

お寺のことも正直どうかと思うが
田舎だから同行(同じお寺の檀家衆)のしがらみもあり
お寺の行事に参加せざるを得ないのだ。
実際お寺には爺さん婆さんばかりで、おいらも爺さんの仲間入りだ。
寿命が残り少なくなるとお寺様や仏様に縋るようになるのだろう。

お寺では、お経様(観音経と般若心経)をあげた。
教本には読み仮名が振ってあるのでそのまま声を出して読めばよい。
般若心経は短い(5分もかからない、RGB1枚撮影よりも短い)が
観音経は長い(L画像は1枚10分を基準としているが、3枚程度か)。
観音経は念彼観音力(ねんぴーかんのんりき)という語句がやたらたくさん出てくる。

仏様の前でお経様をあげることは、
精神を清らかにし心を安定させ煩悩から解放するものと思っていたが
心は揺れ動き、煩悩は断ち切れなかった。

ASI6200MM Proの感度はよさそうだから、銀河にも散光星雲にもいいだろうし
感度の良さを生かしてビニングなしにするか、2xビニングを基本にするか
だったらRGBは4xビニングで撮影時間をもっと短縮できるかも
STLは画像の転送時間が1分近くかかったけれどもASIのカメラは数秒らしい
ナローの撮影をしたとして、ナローの画像処理はどうするのか
オフアキ用のガイドカメラも必要だし、ガイドはMaxImDLでやるかPHD2でやるのか
そういえばガイドケーブルはどうするのだろうか
などと、お経様を読みながら煩悩にまみれていた。
これではいかんな。情けない、精進が足りぬ。

念彼観音力(ねんぴーかんのんりき)とは、苦境に陥った時に観音菩薩を信じて一心に「観音力」と念ずれば、観音様が現われてその力を以ってたちどころに苦境から救って下さるというありがたいお言葉なのだ。
カメラの購入について悩んでいるのは苦境なのか?とは思うが、
観音菩薩を信じて一心に「観音力」と念ずれば観音様のお力で苦境から救って下さるのだ。
観音様のお力を信じてカメラの購入をしてみようかとも思う。

カメラが欲しい?(2)

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ZWO ASI6200MM Proの光路長を調べると
OAG+FLW+ASI6200で55mm(接続リングなし)

今現在のAO-L+STL11000Mは76mm(接続リングなし)
PDFとAO-L接続リングも9mmだったか10mmだったかの長さがある。

ZWOのOAGは幅が薄く、ガイドカメラのマウントがはみ出しているけど、
約10mmもあれば十分とみた。
接続リングをどうするかにもよるが、
間違いなくピントは出る。

PDFとの接続はどうするか?
1.専用に特注する
2.眼視用にM57接続用のものがあるので
 M57→M54を作ればよいのか
ここはその気になれば何とでもなる。

どうするかな?

カメラが欲しい?

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ZWO ASI6200MM PROのスペックを眺めていた。
実に素晴らしい。

2xビニングしたとしても、7.5μで4788x3194となり
STL11000Mよりも上回る凄いスペックだ。
長焦点だから7.5μでも十分であり、更に細かくしても?な気がする。

それに何といっても感度の高さ、これに尽きる。
日本海側という晴れにくいハンデを背負っている環境としては
感度の高さが何よりも有効だ。

AOが使えなくなるのは承知の上で、
OAGが使えるのならそれでよい。
光路図を引いてみないと何とも言えないが
ピントが出るなら、、、欲しい。

7枚のフィルターホイールにLRGBとナローの3枚
これがあれば、、、と思ってしまう。

資金面では老後の蓄えから放出すれば買えるけど
老後の蓄えをいきなり使い込むのはまずいだろう。
いつまで生きていられるのかという問題はあるし、
今買わないと80過ぎてから買っても意味がないし、
どうしたものか?
今ある機材で何とかすべきではないのか?

ところで、ZWOってどう読むのか?
ツウォ?、ズウォ?

老後の過ごし方(4)

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新年2022年のスタートだ。

連日の雪で、空を見ると気分は沈むが、
心は実に快晴のごとく晴々だ。
仕事に縛られない、自由な老後の生活のスタートだ。
とはいえ、雪ばっかりのこの天候では出歩く気分になれない。
のんびりとお正月を過ごす。

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