フィルターの厚み(2)

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今のSTL11000Mで、フィルターの厚みによるピント補正値は、
3mm厚のLRGBに対し、Haは厚みがかなり薄くマイナス490だったような気がする。
ここでは計算を楽にするためにマイナス500とする。
FLI-PDFの1カウントは1.25μである。
つまり、ピント補正値は-0.625mmとなる。

3mm厚のフィルターで、ピントは1mm前に移動するので
Haのフィルター厚は、1mm厚と考えるとピタリ計算があう。
実際、AstronomikのHaは1mm厚なのだ。
1mm厚の場合、ピント位置は後方に行くので、
その分前に補正かける必要があるからだ。

FLI-PDFで500カウントの移動量は大きい。

ここで、1.85mm厚のフィルターだったらどうなるか?
計算上は、-0.38mmのピント補正値となり、
FLI-PDFとしては、マイナス300カウントとなる。

この程度なら、ガイド側のピントには影響を与えるとしても
何とかなるのではないかとの思いもある。
というわけで、ZWOのナローバンド3枚セットを試してみようかと思う。

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このページは、ピカチュウが2022年1月18日 08:00に書いたブログ記事です。

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