2021年5月アーカイブ

リモートって大変ですな

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ドームのスリット開閉はWindows画面からできるし
ASCOMというかMaxImDLからもできる。
ドームの回転はドーム制御装置が勝手にやってくれるので
何も考えなくてもよい。

というわけで、リモートをやるための下準備はできている。
ネットワークを準備できれば、あとは簡単にできると思っていた。

単純に動かすだけなら多分簡単だと思う。
色々トラブった場合の対応をあれやこれや考えていると
急に難しくなる。

幸い、車で昼でも30分程度な場所なので、最悪は車で駆けつければ良い。
だからあまり深く考えなくてもよいのかもしれない。
まあ何事もやってみないとわからないものだ。

とはいえ、ネットワークの設定、電源制御、カメラ監視と
やることは多い。
だんだん考えるのが面倒になってきたな。

若いころは、のめり込むとどんどん突き進むが
老人になると、面倒なことはしたくなくなる。
色々考えると急にやる気がなくなってくる。

続々と到着

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20210525.jpg
ポチったら早速到着。
早すぎる。まだ心の準備ができていない。

ヤマハのNVR700Wは中古で新品の半額以下で購入。
それでも新品のNVR510よりも高い。

まだSIM契約はしていない。
こちらも契約するか。
もう後戻りできないな。

9年ぶりか

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この前の日曜日の夜、晴れていたので、久しぶりに現地へ。
夕方は晴れていたが、日暮れと同時に薄雲がかかり始める。

20210527_2.jpg
とりあえず、ピント合わせでもするか、
Vカーブを起動、きれいなVカーブだ。
このVカーブを見届けて終了。

FocusMAXは、昔のままだ。
V4になってから有償になったらしく、
無償だったころのV3をそのまま使っている。

20210527_1.jpg
過去の履歴を見ると、前回は2012年だった。
実際に空に向けたのも9年ぶりということになる。
やり方というか操作方法は何となく覚えていたが、それでも忘れている。
リハビリが必要だ。

だが、機材のそばにいて、機材を操っているという感覚は
何というか言葉に表せないものがある。
実際にはパソコン操作のみで、操っているというか
動かしているのはパソコンなんだがな。

完全リモートになると、機材を操っているとの感覚は
直接味わえないだろうが、それはそれで仕方がない。
その分、楽で快適な環境が得られるのだ。

無線WANルーター

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無線WANルーターでネットワーク構築する方向で検討した。
そこで、機器の選定を行った。

第1候補:ヤマハ NVR700W
 欠点:値段が高い(10万超える)、買うなら中古
 良点:WWANあり、SIMさえ用意すればよい、機能や性能はダントツ

第2候補:ヤマハ NVR500
 欠点:WWANなし、USBでWWAN&SIM設定済みの機器が別途必要
 良点:安い(中古で3000円程)、機能や性能はNVR700Wに劣るが十分

ヤマハ NVR500の後継機でNVR510もある。
NVR700WからWWAN機能を削除したもので値段は安い。
ただ中古でも値段は高く、中途半端な位置にある。

老人になると、お金(出費)関係がとても慎重になる。
若いころは何も考えずに買い物ができたが
最近は出費をしたくない症候群になっている。
これが老人になるということだ。
それでも第一候補の製品に心は傾いている。

それから、ヤマハのこのシリーズは、
ネットボランチというDynamicDNSも使えるようなので、
これは便利で助かる。

ヤマハのルーターは企業向けではあるが個人が使ってもよい。
Ciscoもいいが、ヤマハも素晴らしい。
何も楽器やバイクや船舶だけではないのだ。

リモート用回線(5)

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外部からアクセスするのに、相手先のIPアドレスは必要だ。
WWAN設置した場合は、固定IPならいいけど、固定IPは提供されない。
しばらくは固定されるが、リブート、停電などで再接続すると
IPアドレスは変動する。

無料のDynamicDNSサービスを利用する手もあるが、
サイトを立ち上げるわけでもない。
ただ、その時のIPアドレスがわかればよい。

そこで、その時点でのIPアドレスを調査して
自分宛てにメールを送ればいいのではないか。
頻度は1日1回で十分だろう。
まあ1週間程度はIPアドレスは変わらないだろうし。

自前でメールサーバはあるので、そこは好きにできる。
IPアドレスさえわかれば、Linuxならコマンドラインでメール送信できる。
Windowsでもできるけど、ラズパイ4ならうってつけだ。
どのような機器構成にするか、だな。
最悪、DynamicDNSサービスに頼るかもしれない、という逃げ道は用意しておくか。

VPNサーバは、ドーム内に設置するにしても
そのIPアドレスがわからないと接続はできない。
VPNを通してのみ配下の機器を接続できるようにしておけば
一応セキュリティは何とかなるのでは?と思う。

色々考えることが多くなってきた。
多少は頭の体操にもなるかな?

リモート用回線(4)

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妄想がどんどん膨らんでいく。

後、必要なものは、
IPアドレスで電源をON/OFFできる電源タップ
これはAMAZONでもどこでも買える。

ブレーカーからは4系統の電源に分かれている。
1系統はエアコン、
1系統は常時給電のもので考えている。
残り2系統に給電制御を行うとして、IPアドレス電源タップは2つか。
最低でも1つは必要だな。

室内を監視するWebカメラ、照明もいるか?
外というか、空の状況も観たい。
Webカメラは2台あればいいかな。

雲センサーはいるのかな?
必要があれば買い足す方向で検討。

冗長性をどうするか?という問題もあるがとりあえずは無視する。
いざとなれば車で駆けつける。

まあ必要なものは購入すればよいが、
環境作りが大変だと思う。

今年の目標は、準備作業ができればいいと思っていた。
古いというか昔の機材でどこまで戦えるかと不安はあったが、
意外と機材の進化は大したことはなさそうだ。
しかし、インフラ周りというか、回線状況はこの10年で
費用的にもすごく現実的になってきたのがうれしい。

リモート撮影計画は昔からの悲願だったが、やろうと思えばできるのではないか。
いつやるか?林先生。

20210524.jpg
草刈りした。

リモート用回線(3)

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まだ確定はしていないが、無線でやる方向に傾きつつある。
となると、無線ネットワークからルーターをどうするか?

無線ルーターだと、WiFiでそのままWiFiネットワークに流すだけ。
単純ではあるが、これでは面白くない。
というかセキュリティ上問題が大ありだ、

ノートPCに、WWANカードと契約SIMを装着し、
有線でルーターを配下に接続するのはどうだろうか?
そうすると、WiFiは一切使用しない。
VPNの構築も可能だ。
ノートPCは使っていないものがあるので、この方向で進めるか。
これはどちらかというとノマドワーカーが使うネットワークなので
ちょっと違うかもしれないが使えないこともない。

でもこれだと根本的に無理がある。
外部から接続する場合に、最初に接続する機器は
常時稼働していないといけない。
ノートPCを常時稼働させるとなると、Windowsは心もとない。
Linuxで組むか、ってこれが案外難しい。

と、まあ妄想ではあるが、何かね、具体的になってきたぞ。

リモート用回線(2)

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では、無線というか、携帯用の回線で何かいいものはないか?

大前提としてグローバルIPが必要だ。
となると5社しかない。
その中で、イプシムがいいかな。
ドコモLTE/FOMA回線を使用する。

初期費用はどうでもよい。
月額料金は、10GBで月額2800円(税込)くらい
未使用分は翌月のみ繰り越し可能。
使用量を見極めてからだが、
少なければ使用量を減らす契約変更も可能だ。

1カ月毎日使うわけでもない、月に10日も使うとは思えない。
だからこれで十分かな、と思う。

使用量については、撮影した画像データをアップロードせずに、
現地へ行ってUSBメモリにコピーする、といった節約する手もある。

リモート用回線

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リモート用回線を検討しだした。

有線の場合
・NTT光は対象外
・地元CATVの光回線は可能
 ただし、月額費用は4000円~5000円
 税別なので、実質5000円~6000円程度か

光は安定し、しかも高速だ。
※最低料金は、滅茶苦茶遅い。
料金差は1000円なので、高速・高額回線に誘導したいのだろう。

だが、月額なので、できるだけ安く抑えたい。
初回料金だけなら高額でも問題ないのだがな。

NJP帰還(2)

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20210518_1.jpg
雲行きが怪しい中、早速NJPを運んだ。
鏡筒はFSQ106、カメラはSBIG STL11000M+AO-Lを搭載。

一応、これで、ドーム連動機能も正常だったし、
NJPも正常に動作した。

20210518_2.jpg
雨が降ってきてドームのスリットを閉じる。
しかし、どうも鏡筒の向きがおかしい。
ドームのスリットの中心を向いていない。

20210518_3.jpg
下から見上げてもやはり同じだ。
しかし、年のせいかここまでで力尽きた。
次回、ドーム回転装置のキャリブレーションを取り直す。

NJP帰還

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20210517.jpg
スターベースから連絡があり、修理は終わったとのこと。
内部的なスイッチの不良とか
ファームのアップデートでそのスイッチは無視するとか
以前、やまちゃんのコメントでの情報の方と全く同じだった。

修理代金は1万いくらとかだが、まあこんなものだろう。
極望スケールパターンは忘れられているが、これでよい。

さあ、これでいよいよリモート天文台の計画開始だ。
っとその前に極軸を合わせないとな。
だけど、天気予報は今後ずっと雨、orz。

OAGでいいのはないか?

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なかなかいいOAGがない。
フルサイズを余裕でカバーする。
光路長は短いのがいいけど、20-30mmに抑えてほしい。
なかなかないな。

今の機器構成で問題はないので
無線にOAGを必要とはしていない。
ただ、ガイド星が限られる欠点があるので
それをカバーしたいな、と思うところも大きいわけで。

フィルターの特殊加工

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SBIGのガイドチップの前だけが素通しガラスになると大変うれしいんだがな。

フィルターの特殊加工ってできないものかな?
何をしたいかというと、フィルターの一部分に
円形か四角形で部分的に素通しガラスにできないか?
フィルターの蒸着前にマスクして後からはがすとかできないか?
ってことを考えているのだけど、無理かな?
部分的に硫酸ぶっかけてはがすのも無理か。

AOは必要か?

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昔から思っていたのだが、AOは必要か?

短焦点では不要だし、長焦点でこそAOが生きてくると信じていた。
AOの効果はどの程度あるのか?
実はよくわかっていない。
というのも昔から長焦点ではAOばかり使ってきたら比較ができない。

SBIG社のサイトでAOの効果の有無を比較したものを見たことはある。
効果はあるとわかる(宣伝用だから割り引いても)内容ではあった。
ただし、なんだこの程度か、ともいえる内容でもあった。
実はAOなんていらなくね?との思いは昔からある。

KAI11000は今も現役?

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雨のGW中、今のカメラ事情をみてみたけど、
KAI11000を今も使っている製品がある。
とっくの昔に終わったものだと思っていたが、
これなら、SBIG STL11000もUSB1とはいえ、まだまだ戦えるのか?

フルサイズのチップでも、SONYの裏面照射型の製品もあり、
こちらは流石に新しくて素晴らしい。
ピクセルサイズが小さいのは仕方がないか。
画素数は少なくていいから9μサイズにしてくれないかな。

ということは、新しいカメラを買わなくても
今の手持ちのカメラでも十分戦えるのだな。
なんかね、今どきのデバイスはもっともっと進化して
圧倒的なパフォーマンスの差を見せつけてくれるのかと思っていたけど、
期待外れだったか。

Astroberryで遊ぶ(終)

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遊びは終わった。
結局空に向けてはいないが、おいらの運用というか
使用する際に使えない機能がありこれでは実戦投入できない。
何が問題かというと
・Park機能が怪しいというかおかしい
・フィルター毎のピント移動量の設定ができない
といった点は致命的だ。

ASCOM+MaxImDLは10年以上前から完成度が高い。
おいらの勝手な主観ではあるが、
ASCOM+MaxImDLを100とすると
Astroberry(KStars+Ekos)は、70だな。

Astroberryの利点としては、
・省電力
・無線でほかの機器から制御ができる
といった点はあるけれども
遠征じゃないし、商用電源は使えるし、
わざわざ無線での制御を必要としない。
(将来的に遠隔撮影はやりたいが)
それに機材間接続のケーブルが減るわけではない。

Astroberryで遊ぶ(8)

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これでいよいよ、PlateSolveの設定だ。
20210507_1.jpg
KStars > Ekos > で、上段アイコンの右から2番目、弓の的のアイコン
これが、PlateSolveの画面になる。
SolverはStellaSolverを使うのだな。
設定は、画面右下のOptionをクリックして画面を出す。

20210507_2.jpg
左側の一番下に、Index Filesとあるので、これが星図インデックスの設定だ。
ファイルの格納場所は、2つあって、
どちらでもいいと思うが、上のローカルフォルダに保存する。
.Local ってのは隠しフォルダなので、見えるようにしておく必要がある。
(Linux触ったことのある人はすぐわかるが、そうでないと迷うぞ)

20210507_3.jpg
ダウンロードした星図インデックスを所定のフォルダに移動する。
ファイルサイズがでかいので、コピーではなく移動だ。
こういった格納場所がわかっていれば、最初からその場所でダウンロードすればよい。

20210507_4.jpg
画面を閉じて、再度表示すると確認できる。
視野毎にファイルが別れているのか、なるほど。
ここはMaxImDLに比べて親切だな。

20210507_5.jpg
Scale&Position の設定内容
Position Option の Use differncial...は、チェックをするな、と書かれている。
Paramountみたいなやつはいいけど、同期する代わりにぐりぐり動かすぜ、
ってことが書かれている。

その下の Use Position RA とか AutoUpdate DECは標準でチェックがついている。
これは赤道儀が指している位置を中心に、Radiusの範囲でPlateSolveする。
というわけで、だいたいのアルゴリズムはわかった。
しかしRadius30度ってのは大きすぎだろう。
実際にそんなにずれがあるのは問題だな。
タカハシの赤道儀ならもっと少なくてもいいはず。

実際に空に向けてはいないが、MaxImDLのPlateSolve(PinPoint)と変わらない。
MaxImDLのPinPointでは失敗したこともなく時間もかからない。
試してはいないけど、特にAstroberryのPlateSolveが優れているわけではない。
実力的には両者とも同等だと思う。

ただ、UIとしては、EKOSのほうが目的ごとのアイコン表示はいいと思う。
MaxImDLは、カメラとそれ以外で画面がわかれているし、
MaxImDLのPinPointは場所が違う所にある。

Astroberryで遊ぶ(7)

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今度は、PlateSolveを試す。
PlateSolveをやるには、星図カタログをダウンロードし設定する必要がある。

20210506_1.jpg
説明書を読んで、2MASSとTycho-2をダウンロード、インストールする。
4100番台は数も少なく、手動でダウンロードしたが、
4200番台は数が多くて手動ではやってられない。
よく見たら、wgetで一括ダウンロードするシェルスクリプトがあるではないか。
こいつをターミナルに張り付ければ勝手にやってくれる。

だけど、シェルスクリプトの中身は、
途中で「これは大多数の人は必要ない」って書いてあって無効化されているものがある。
必要あるかないかは不明なので、エディタで全部有効化してダウンロードする。
時間はかかるがほっておけば勝手にやってくれる。

星図カタログは容量がでかくて、120GBのSSDでは何とかなっているが
64GBの容量では足りないだろう。
だから「これは大多数の人は必要ない」とされたファイルは必要なく
削除してもいいのかもしれない。

Linuxベースのものは、初心者向けにはつらいだろうな。
ネットワークの基礎知識も必要だし、ある程度の経験は必要だと思う。
PCのHDD/SSDを初期化して、Ubuntuなんかをインストールしていじくりまわし、
ソースコードをGitCloneなりして、
makeとかやった人なら楽勝でできるだろうけど、、、。
まあ天文屋さんは器用な人が多いから何とかするだろうとは思うが。

Astroberryで遊ぶ(6)

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次は赤道儀(架台)の制御を行う。
タカハシTemmaは標準サポートで、選択すればよい。

20210505_1.jpg
KStars > Ekos画面で、三脚のアイコンをクリックして、上の画像を出す。
Tracking "ON"の状態で、恒星時追尾を行う。

Parkに関して、Parkの設定はこの画面ではなく、
別の画面から行うが、Alt-Az系で設定できず、なぜRA-Dec系なのか?
それから、バグなのか仕様なのかはわからないが、
Park設定を変えようが何しようが、真南の高度54度にParkする。
高度54度というのは、緯度が36度だからで、赤緯0度のことだろう。
何かおかしいぞ、変だわ。

天体の導入は、"AI Mount Control"をクリックして下の画面を出す。
(最初はこれがわからなかった)
20210505_2.jpg
この画面を出せばあとは何となくわかる。
Target の枠内に、導入したい天体を入力する。
検索も可能だ。
そして、"GOTO"で導入してくれる。

20210505_3.jpg
星図上もシリウスと同期する。
まあ、ここまでは基本動作だ。

ここまで触ってみた感じ、
まだ全貌はわかっていないし、上っ面だけではあるが、
Windows環境でのASCOM+MaxImDLに対し、勝っている所は何一つない。
それどころか劣っている所ばかりが目立つ。

とはいえ、Astroberryが悪いとは思わない。
MaxImDLは完成度が高すぎて、今後これ以上の進化があるのかは不明だ。
その点、Astroberryはまだまだ進化は続くだろう。
MaxImDLを超えたら是非とも使ってみたい気持ちはある。

Astroberryで遊ぶ(5)

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雨ばかり、5月にしては寒くストーブも使う変な天候。

ラズパイ4のAstroberryで撮影だけはできるようにした。
今回は、ラズパイ4のAstroberryで認識させたカメラを使って
ガイドはWindows版PHD2を動かそうというもの。
20210504_1.jpg
カメラは"INDI Camera"を選択
マウントは"On-camera"としたが、
 カメラと赤道儀をガイドケーブルで接続してガイド補正させる
 ただ、これだけでは不十分で、Auxマウントで、"INDI Mount"も選択しておく
他に、"INDI Mount"を選択した場合、
 ガイドケーブルは不要で、Astroberryで認識させた赤道儀をガイド補正させる
 この場合は、Auxマウントは必要ない
 (ということを理解できる人はどれだけいるのか?)

20210504_2.jpg
ダークライブラリは、本当に活用するなら作っておくべきで、
遊びなんだけど、一応作っておく。

20210504_3.jpg
これがWindows版PHD2での撮影画像。
カメラに蓋をしたままだが、やっぱり白い画像だ。

WindowsPCには、何も接続していない。
Astroberryで認識させたカメラと赤道儀を
ネットワーク越しに操ってガイドを行う。
これが分散処理型INDIのほんの一部の使い方だ(と思う)。

WindowsPCにすべての機材を接続した場合、
Windows版PHD2ではSBIGカメラの冷却ができなかった。
それがAstroberryでSBIGカメラの冷却を行った上で
Windows版PHD2によるガイドが可能になった。

という、ややこしくて何か無駄なことをしている。
WindowsPCは、VNCビューワでAstroberryの画面を出し、
Astroberryの画面の中ですべてをやればいいのだ。
まあ、こういうこともできると遊びでやっている。
本当の撮影では、こんなあほらしいことはやらない。

Astroberryで遊ぶ(4)

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1ヶ月前か2ヶ月前だったか、ラズパイ4のAstroberryで遊ぼうとした。
Astroberryは容量128GBのSSDにそのまま残しておいたので、
久しぶりに起動してみた。

まずは aptコマンドで最新版にアップデートする。
sudo apt update
sudo apt upgrade
すると、40個だったか、50個だったか、
かなりの数のアップデートが始まった。
不要なパッケージは
sudo apt autoremove
で削除しておく。

INDIのSBIG_CCDドライバを最新版に当てようとしたら
既に最新版がインストールされているとのこと。
先ほどのアップデートに含まれていたのだろう。

それじゃあ、KStarsを動かしてみよう。
KStarsから、Ekosを起動する。
このあたりのUIが慣れずに戸惑う。
もっとわかりやすくできないものか。
20210503_1.jpg
上のアイコン列のカメラのアイコンを選択する。

カメラの冷却は以前からできていた。
フィルターの設定ができるようになった?のかな。
(細かい話だが、フィルターの違いによるフォーカサーの移動量の設定はなかった)
CCDカメラは、メインCCDでもガイドチップでもどちらでもできる。
また、この画面からフィルター、露光時間、枚数を指定しての
シーケンス撮影も可能だ。

20210503_2.jpg
このままの状態で、別にPHD2を起動する。
AstroberryのPHD2で画像を撮影、夜空ではなくカメラには蓋をしてある。
その割には、画像が白いのは何でかはよくわからない。
AstroberryのPHD2はLinux版ではあるが、Windows版PHD2とUIが同じなのは助かる。
でも、UIが同じだと、Linux版なのかWindows版なのか区別がつかず、
頭の中がこんがらがってくる。

カメラを認識させ、撮影させるところまではできたが、
独特のUIに慣れないし、なじめない。

Windows版PHD2では、SBIGカメラの冷却はできなかった。
Linux版(Astroberry)PHD2ではSBIGカメラの冷却は可能だったが、
これはカメラドライバの作りによるもので仕方がないというしかない。

Windows版のカメラドライバを見ると、SBIGカメラのサポートはやる気がなさそうだ。
QHYかZWOにしろ、ということなのか?
いや、あくまでもSBIGでやるんだ、時代遅れかもしれないが。

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