自動化を考える(5)

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NINAで詳細シーケンスを使って自動化を行いたい。
自動化といっても、フル機能の自動化ではなく、半自動化の程度で良い。

事前準備はしておいて、詳細シーケンスで起動したら、
後は放置して寝るような程度の自動化でよい。

まずは、テスト環境の作成だ。
古いパソコンで良いので、NINAとASCOMをインストールする。
このパソコンで、ドライバ関連をすべてシミュレータで動作させる。

カメラ、赤道儀、フィルターホイール、フォーカサー、ドーム、
といった機器全てをシミュレータで設定した。

PHD2でもシミュレータで動作させるように設定する。
ダークライブラリやキャリブレーションも済ませておく。

20230408_1.png

シンプルシーケンスでLRGB撮影を実行する。
まあまあ動くが、2点おかしい。
・オートフォーカスが動作はするがオートフォーカスできない
 星の大きさが一定なので、まあこれは仕方がない
・カメラの昇温が動作しない、というか、固まる

20230408_2.png

撮影終了時に、赤道儀のパークは動作した。
だが、カメラの昇温がうまく動かない。
この点を考慮してシミュレータを構築するしかないな。

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こんにちは

私の理想は、

PCを起動させて自動で冷却を開始し、
ドーンフラットを自動露出で撮影する。
SQMが指定の値になったら
天頂を向いている鏡筒を自動で移動して、
両側の隣家の壁を避けるように、
複数のターゲットをAFもプレートソルブも全て含めて自動撮影する。
SQMが所定の値になったら天頂に鏡筒を戻して、
トワイライトフラットを自動で撮影する。
SQMが所定の値になったら、、
パークに戻って赤道儀を停止させる。
冷却を10分かけて停止し、PCも終了させる。


ここで問題点は、
途中で雲が現れたら、雲が去るまで待機し、
いなくなったら再開とか、
雨が降ったらアラートで呼び出す、
のような事態ですね。(笑

雲はけっこうひっかかります。(笑
秋のシーズンは、にわか雨もけっこうあります。

今年は、6303とAOも調達できそうなので、
シーイングキャンセルもやってみたいですね。

n2068ddさん、こんばんは。

気象センサーはないので、ここは割り切っています。
自宅から20Kmほど離れているので、ほぼ自宅と同じ天候だろうということで、朝まで快晴が見込める場合に動かそうかと思っています。

理想は完全自動化ですが、まあ半自動化でもよいかな、と。

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このページは、ピカチュウが2023年4月 6日 08:00に書いたブログ記事です。

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