例年よりも早く咲きだした。
この鬼百合の向こう側には夾竹桃がある。
こちらの夾竹桃、元気がなく花は枯れてしまったようだ。
例年よりも早く咲きだした。
この鬼百合の向こう側には夾竹桃がある。
こちらの夾竹桃、元気がなく花は枯れてしまったようだ。
先週は晴れた、撮影した。
地元では晴れても夜は雲が出て、撮影できない状態だった。
7/21(月)、和歌山リモートでは、晴れた。
SCWで見ると雲でやられるパターンの予報だったが、実は晴れだったという。
NGC6888を狙う。
オートフォーカスもばっちり決まり、ガイドも安定している。
前回訪問時に、オフアキガイドのままだが、
きっちりとピントは合わせており、ガイドの状況もばっちりだ。
ただし、FSQ106初期型は、ピントがシビアだ。
10枚撮影でオートフォーカスかけていたが、時折ピントがずれる。
オートフォーカス直後はピントは当然合っている。
しかし、3,4枚までで、その後は(IN側に)どんどんずれていく。
7/22(火)、次の日は、網状星雲だ。
前回の対策として、オートフォーカスは5枚終了後に行うようにした。
オートフォーカスは3分半かかるが仕方がない。
オートフォーカスの度にピント位置はIN側へずれるが、
これがかなりずれていく。
5枚終了後に行うことで、ピントずれを防ぐというわけだ。
7/23(水)、同じく白鳥座のチューリップだ。
(画像なし)
7/24(木)、撮影準備はしたが、雲来襲で撃沈。
(画像なし)
7/25(金)、和歌山は微妙な天気だが、撮影開始。
こっちの地元でもやっとまともな晴れ間が広がった。
久しぶりにドームでも撮影開始、2か所同時にリモート撮影。
左上がドーム、右下が和歌山リモート、右上は和歌山の監視画像。
(監視画像のオレンジ色はEM200Temma2のLEDだ)
和歌山は雨雲の予報(SCW)だが、現地は晴れている。
SCWは嘘つきかと思ったが、23時ごろ雨警報で強制停止。
SCWは外すことが多いと思っていたが、たまには当たるもんだな。
白鳥座サドル、5分x10枚、中途半端である。
ネギを植えたところにスイカのつるが伸びてきた。
おまけに小さい実が生っている。
スイカは植えたわけではなく、勝手に生えてきた。
実は心当たりがある。
昨年、この場所でスイカを食べて、種をこの辺にプププと飛ばしておいた。
越冬し、耕運機にもまれながらも芽を出して生えてきた根性のあるヤツだ。
それから2週間後、
この小さい実が、さらに大きくなっていた。
ただ、収穫時期はお盆過ぎだろうな。
和歌山リモートの機材の話。
鏡筒のトッププレートにガイド鏡とSVBONY SV241をどう取り付け出来るのか?
シミュレーションしてみた。
トッププレートの現物はないが、ガイド鏡とSVBONY SV241は手元にある。
トッププレートの図面を原寸で描いてみた。
トッププレートの図面に乗せてみると、干渉もせずに取り付けできそうである。
ただし、トッププレートの穴の間隔では2本止めはできない。
ねじの長さが気になるが、取り付けねじも手持ちで何とか出来る。
1本止めならできるが、耐久性はどうか、何とかなるだろうと考えるしかない。
トッププレートの図面はこれ。
当分和歌山に行くつもりはない。
しばらく天気は悪そうだし、7月はダメそうだと思っていたが、
7月下旬は急に、和歌山だけは晴れるようになってきた。
次回訪問時のために、色々考えている。
何しろ、現地作業は一発勝負だから、事前の周到な準備が必要だ。
ここは思い切って、まともなガイド鏡を用意するか。
口径50~55mm程度でラック&ピニオンのドローチューブがあれば、
フォーカサーも取付できるし、リモートでピント合わせも可能だ。
更に鏡筒の蓋をリモート対応にすれば、ガイドカメラのダークも作れる。
そこまでやるのか?
段々本格的になってきたけど、どこまでやるか、だな。
それよりも、このミニガイド鏡にベルト駆動させた
フォーカサーを取り付ければいいんじゃね?
取付ステーを何とかすれば実現可能だと思う。
梅雨明けしたと思ったら、いきなり3連休は快晴となった。
空の青さがなんともすがすがしい。
だけど夜は雲がわいてくる。
選挙も行ったが、地元の奉仕作業(草刈)にも参加し忙しい。
その合間を縫って、ドームへ行き、カメラを回収した。
自宅へ持ち帰り、チャンバーを開けて乾燥剤の交換を行う。
乾燥剤を交換するのは今回が初めてである。
(今までは乾燥剤の再生のみ)
冷却の仕方にもよるが、夏場で短時間で冷却すると結露するようになった。
(冬なら短時間でも問題はない)
今でも40分以上かけてゆっくりと冷やせば結露はしないが、
この際、思い切って乾燥剤を交換することにした。
昨年は電子レンジで乾燥したが、焦がしてしまった。
乾燥剤は昨年購入してあったもので、封を開けての交換だ。
封を開けた直後は、乾燥シートも青の表示色で十分に乾燥している。
これなら現地での交換でよかったかも?
ということは、今すぐではないが、
和歌山で交換が必要になったら現地で交換できるってことか。
交換して取り替えたものを持って帰ってこれるわけだな。
和歌山の場合は、交換して繰り返し使用することはあきらめて、
使い捨てで交換のみでもいいかもしれない。
なんてったって、往復の交通費がでかいんだよ。
乾燥剤の3,000円なんて安いもんだ。
報道では、自公政権過半数割れ、自民大敗北とのことだが、
表面的にはその通りだろう。
しかし、実際にはこの大逆風の中、大健闘したのではないか。
獲得議席は39であり、20台の予想もある中、かなり踏ん張ったといえる。
立憲共産党は微妙(立憲プラマイ0、共産マイナス4)であり、
野党としては立憲共産党こそ負けではないか(ほかの野党に喰われただけ)。
おいらとしては立憲共産党は大嫌いなので負け続けでいいよ。
国民民主党と参政党は大躍進だが、今後は大きく伸ばせるのか、
それとも一時的なものなのか、どうなるかだな。
おいらとしては大きく伸ばして立憲共産党をぶっ潰してほしい。
なんというか自民党の底力は凄い。
(実態は高齢者と地方の支えではあると思うがな)
おいらは自民候補にも自民党にも票は入れていない。
地元では自民党が議席をとり、気持ち的には面白くないと思っている。
ただ長期的にみると、自民党の底力はどれだけ保てるかはわからない。
今後の政権運営というか、内容に関わってくる。
今まで通りののらりくらりでは確実に評価を落とす。
石破氏は首相続投するとのことだが、どこまでできるのか、
お手並み拝見だな。
和歌山リモート、内部が一部雨漏りした。
致命的ではないが、次回訪問時には対策したいところ。
先週の金曜日の朝、リモート先の電源がネットワークにつながらなかった。
お昼過ぎにはつながって、電源を入れ、監視カメラを起動した。
電源機器やパソコン、ネットワーク機器はラックに乗せているので
浸水被害はないが霧状の水滴はかかったのか?
(本当のことは雨の日に現地へ行かないとわからない)
ケーブル類は、床面に垂らしているというか這わせている。
コンセントの空いた口は養生テープで塞いでいる。
AtomCamSwingで首を振らせて内部を確認したら、
コンクリート面の一部が濡れている。
タイルカーペットを敷いた部分は判断できない。
AtomCamSwingの有能さを再発見した。
ただ、どこから漏れたのかがわからない。
屋根との隙間か、
入口ドアの隙間(これは確実)、
コンクリート床面からか、
対策をどうするか?
コーキングで埋める方法もあるし、
ドアには帰るときにガムテープで目張りする、
とにかくホームセンターで物色して
次回訪問時には何とかしたい。
台風シーズンまでにはと思っているので、
8月には行こうかと思っている。
今やハイブランドとなったZWO。
昔からやっているQHY、それにSVBONYやToupTekが続きだした。
消費者にとっては、安くて入手しやすいのでいいことのように思える。
おいらもZWOやSVBONYの製品を買っている。
ただし、安いからといって単純に喜べるものではない。
中国ってのは、蝗害の原因みたいなもので
ある商品がヒットしたら、皆一斉に同じものを作り始める。
中国国内では消費もすぐ頭打ちになるから、販売先を求めて海外に進出する。
安いまま海外に出るものだから、進出先の国の製造部門を潰していく。
AliExpressやSHINやTEMUに代表されるように、安売りで仕掛けている分野だ。
安さの秘密は通貨の水準を一定にしていることや、
規制関連、輸出促進というか推奨など中国政府が後押ししている。
こんな国相手にはまともに太刀打ちはできない。
これに真っ向から反発したのがトランプだ。
中国のみならず全世界を相手に高関税を吹っ掛けた。
8月1日からは、日本製品の輸入には25%の関税と正式に決まった。
そもそもトランプは第一次政権時代に中国に対し貿易戦争を仕掛けている。
トランプは中国企業以外にもかなり怒りを感じているのがわかる。
天文関係はニッチな世界だから、今はあまり影響は少ないかもしれない。
SBIGやFLIはハイアマチュアに一時は支持されたが、
今は細々と研究用の高額なものにシフトしている。
日本ではビットランがどこまでやっていけるのか心配だ。
タカハシは(赤道儀に関しては)やる気をなくしているみたいだし。
この先どうなるのかは全くわからない。
数カ月前までは、仕事中心に物事を考えていた。
最近は画像処理とか機材とかを考えるようになってきた。
なぜなんだろうか?
仕事はやる気がないわけではないし、
毎日仕事に行けば、ちゃんと仕事はする。
その代わり、家に帰れば、仕事のことは一切考えなくなった。
もう仕事人間ではなくなったのだろう。
いつまで仕事を続けるか、ということもあるしな。
それと同時に、物欲も復活した。
去年まではほとんど物欲もなく、何も買わない状態ではあった。
(パソコン関連は少し買ってはいた)
しかし、今年はどうかというと、色々買っている。
正確には、昨年暮れにカラーCMOSという大物を買ってから、
ピラー脚や、フラット用のLEDトレース台、SVBONYなど、
物欲が復活している。
6月の下旬にノーフィルターで撮影した。
以前にも書いたが、この対象を撮影すると、途中で撮影カメラを見失った。
シーケンス組んでも完走できずに途中までしか撮影は出来なかった。
(現在はこの問題は出ない、7/5訪問時に対応した)
【撮影データ】
鏡筒:タカハシ FSQ106(fl=530mm F5)
架台:タカハシ EM200 Temma2
カメラ:ZWO ASI6200MCPro、NO Fitler 5分×30枚
撮影日:2025年6月29日
場所:和歌山県 NNRV(リモート撮影)
処理:PixInsight
もう20年以上も前、銀塩フィルムで撮影して以来の撮影となる。
銀塩フィルムで撮影したイメージが記憶にこびりついており、
そのイメージで処理してみた。
(天文中年さんのご指摘では赤が強すぎるとのこと)
それでもこんなのがリモートでカシャカシャ撮れるとは感無量。
ガイドカメラのピントが大きくずれていたため、
シーイングが良かった割にガイドは乱れた。
カラーCMOSだと、5分×30枚も撮影できれば作品化は可能で、
モノクロよりもコスパ・タイパはよいと思える。
以前の記事
2台のパソコンで赤道儀を切り替える
の続編である。
この記事では、2台のパソコンで赤道儀を切り替えることであった。
それなら、いっそのこと、撮影用カメラやフォーカサーなども一緒に
切り替えることができれば、
2台のパソコンで撮影環境を切り替えることも可能になってくる。
1台目のパソコンが不調になっても、遠隔で切り替えれば
2台目のパソコンで撮影ができることになる。
リモート撮影における、ある意味フェイルセーフってわけだ。
ここで使ったUSBセレクターは、USB3で接続する。
パソコン側は2個のUSB、つまり2台のパソコンでの接続だ。
右端に電源としてMicro-USBで5Vの入力が必要。
共有させるというか、切り替える側のUSBは最大4つで、
1.赤道儀用のUSBシリアル変換機
2.SVBONY(撮影用カメラと鏡筒の蓋兼フラットパネル)
3.フォーカサー
4.ローテーター
なので、USBの数はちょうど足りる。
それにボタンを押すタイプのスイッチボットも必要だ。
(年に一度の定期的に電源を取り替えるというメンテ作業は必要、
年に一度といってもどの程度使うかにもよる)
で、実際にやるかどうかだが、重要度や緊急度は低い。
今の所は安定して動いてくれている。
でも何かあった時のためにはあった方がよいとも思える。
今の所は様子見ってことで、今すぐにはやらない。
次回訪問時に仕込んでおくかどうかだな。
残クレで車を買うのは、地獄の入り口だという意見だ。
お金はないが、いい車(高額な車)には乗りたい。
そういった時に、残クレは選択肢になり、高額な車に乗れることになっている。
ただ、罠が仕掛けてあって覚悟の上で契約するのだろうけど、
後で後悔するのが目に見えているにもかかわらず、
後先考えずに、残クレで購入する人が一定の割合で存在する。
残クレを扱う販売店のいいカモになるので、
販売店もせっせとカモに勧めるわけだ。
これのどこがえげつないのか?
例えば契約3年で返却するとした場合、
契約期間内は、
車に傷をつけてはならないし、
事故にあってもいけないし、
改造もしてはいけない、
契約内の走行距離を超えてもいけない。
普通にある程度走ると細かい傷はつくだろうし、
事故に合わないとも限らない。
その3年後に契約時の条件で返却できない(傷や事故歴など)ときは、
車全体の残債(高額な車は当然高額だ)を一括で支払う必要がある。
残クレ自体は安めの金額なので、残金を一括というのはきついだろうねえ。
お金さえあれば怖いものはないけど、
貧乏人が手を出すと地獄を見るものらしい。
あと、細かい話で、利息は車全体の金額に対してかかるので、
(これはえげつない)
利息だけでもそれなりの負担となる。
それなら普通にリース契約した方がいいんじゃないのって話だ。
残クレで得をするのは、一部の超人気車種(例えばランクルなど)で、
売却時の金額が新車を上回るような場合には、(途中解約しても)
車自体の価値があるので逆に儲かる場合もあるという。
これは例外であって通常はそんなことは起きないわけだ。
おいらは貧乏人だから、車なんて安い中古車でいいやと思っている。
ただ高齢者になりつつあり、いつ死ぬかもわからないので、
次の車は人生最後か、最後から2番目の車かもしれないけど、
新車で買ってもいいかな、と。
一時期頭を悩ませた赤道儀の不調、その後の話。
一応今の所は問題はないが、まれに発生することはある。
なので本当の原因は分かっていない。
(原因はどうやら赤道儀本体かもしれないとの考えになってきた)
撮影前に、正常かどうかの確認はしている。
あまり時間もかからず、すぐに結果は分かる。
まずは設定内容の確認、
前回と同じなので確認はしないが、異常時は必ず確認する。
確認する箇所は赤枠内だ。
TE(TelescopeEast)にするために、OTA West, Scope Pointing East:筒先は東 の設定だ。
確認の最初は、NINAで接続後に、「S」南へ振ってみる。
この画像では、筒先は手前側に動き、鏡筒は下を向く(これが正しい動きだ)。
監視カメラの画像を見ればすぐにわかる。
その時の赤道儀の状態は、
赤枠の通り、ALT(高度)は下方向へマイナス表示し、
Dec(赤緯)もマイナス表示すればOK。
「N」北向きでもいいのだが、「S」南がわかりやすいのでこうしている。
異常時は、こうならずに、
ALT(高度)が逆方向(プラス値)にカウントする、
鏡筒も逆向き(北)に動くときもあるが、南に正しく動くが高度が逆向きのこともある。
とにかく、高度がおかしい表示となる。
NJPやEM10のTemma2兄弟はこんなことは起きないのだがな。
なので赤道儀本体かもしれない、コンデンサーの抜けとか?
とはいえ、こうなった場合の対処方法はすでに確立している。
手順は、
1.赤道儀を停止し、NINAで接続を解除し、NINAも終了する。
2.赤道儀の電源を一度切り、一呼吸おいて、電源を入れ直す。
(ここが重要なポイント)
パソコンの再起動は不要。
3.正常時のASCOM Temmaのレジストリを取り込む。
(これはホームポジションの復元のため)
4.NINAを起動し、設定内容の確認。
内容が変わらずともOKを押す。
(ここも重要なポイント)
5.NINAから赤道儀を接続する。
これで復旧する。
後は、空に向けてPlateSolveすれば完全に同期する。
ただ厄介なことに、これ1回で復旧できる場合もあるが、ダメな場合もある。
それでもあわてず、この手順を繰り返すことで復旧する。
電源は自作のアプリで制御できるようにしている。
M16
6月の上旬にナローバンドで、
6月の下旬にノーフィルターで撮影した。
【撮影データ】
鏡筒:タカハシ FSQ106(fl=530mm F5)
架台:タカハシ EM200 Temma2
カメラ:ZWO ASI6200MCPro
L-Ultimate 5分×30枚
NO Fitler 5分×24枚
撮影日:2025年6月4日、6月28日
場所:和歌山県 NNRV(リモート撮影)
処理:PixInsight
L-Ultimateの画像のブレンド率は低く処理した。
結果的に NO Filer で処理したものを中心に処理している。
M16の下のM17と合わせてみたかったが、モザイクは合わせずらい。
他の人の画像処理は中々お目にかかる機会はない。
Youtubeでは画像処理の事例はたくさんある。
実践的なものもあり、参考になるものも多い。
海外物が参考になるが英語を聞き取りにくいし、
今一だが、画像を止めながら見ているだけでも参考になる。
人数を集めて画像処理講習会なるものをやっている団体はいいが、
おいらみたいに近場に仲間がいないと気軽に参加すらできない。
そんな中でもオンラインミーティングだったら気軽に参加できる。
生で実践的に画像処理の実演を見ると、
使いこなしている人は色んな技を繰り出しててきぱきとやっている。
おいらなんかは幼稚園児が紙芝居を見ているような感じで頭がついて行けない。
もっと使いこなして精進せねばな。
PixInsightの場合、PixInsight標準機能は当然使うが、
講師というか先生は、他人が作ったSCRIPTをうまく使っている。
この第3者によるSCRIPTは、こういうことができたらいいなと思う機能を
標準機能を組み合わせていい感じのパラメータで処理してくれ、
画像処理をもっとわかりやすく手軽にしてくれるもの、との認識だ。
SCRIPTはリポジトリに追加してUpdateをかけてインストールするのが
お作法?みたいな感じを受けるが、
Statisticalなんちゃらというもののインストールには梃子摺った。
これは某サイトから詰合せインストールモジュールをダウンロードして
インストールしないとだめで、相当悩んだわ。
画像処理は、人によっては、
1.WBPP後、すぐにノンリニア、16bit TIFF化してPhotoshopでやる
2.全部PixInsightでとことんやる
の2パターンかもしれない(StellaImageは除外)。
SCRIPTによっては、レイヤー機能もどきのような操作も可能なので
おいらは、とことんPixInsightでやるようにはしている。
それでも色んな技を駆使して自在に扱えるまでには到達していない。
PixInsightは奥が深すぎてなかなかついて行けない。
まだ基本技も十分に理解していないが、
場数をこなして練習あるのみ、だ。
和歌山へ行った帰り、日曜であるが、草刈だ。
2カ月も放置していたら、ドーム周辺が草ぼうぼうになっていた。
梅雨明け間近ではあるが、事実上梅雨明けしているようなものだろう。
(隣の県は梅雨明けしている)
ニイニイゼミが鳴き始めた。
草刈前の状態。
これでもまだましな方ではある。
もっとひどい時には、ドア以上の高さになってくる。
草刈り後の状態。
すっきりした。
ここは石ころが多い場所なので、草刈機の刃がよく折れる。
もうボロボロだったので、刃を取り替えた。
先週の土曜日は、和歌山へ行ってきた。
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作業内容は、
1.ガイド鏡の取付
2.AtomCamSwingの設置
3.撮影カメラの電源・USBケーブルの干渉問題の解決
4.ガイド鏡のピント出し&ガイドテスト(夜)
これで課題を全部解決する。
------------------------------------------
1.ガイド鏡の取付
取付はトッププレートではなく、ファインダー台座へ取り付けたが(後述)
2.AtomCamSwingの設置
これは設置して動作確認OK。
首を振って、横にも上にも向けることが可能だ。
3.撮影カメラの電源・USBケーブルの干渉問題の解決
これは原因が判明した。
鏡筒を動かすことにより、鏡筒の蓋兼フラット板の電源ケーブルが引っ張られて
撮影カメラの電源が切れたことによる。
鏡筒を元の位置に戻す途中で、撮影カメラの電源が復旧する。
これはSVBONYの設置場所の問題であった。
SVBONY自体は悪くはなかったが、取り外して、SVBONY取付前の状態に。
何とも間抜けな話である。
次回訪問時には根本的な対策を考えておく。
4.ガイド鏡のピント出し&ガイドテスト(夜)
これであるが、結果はダメだった
というのも鏡筒が短くてピントが出なかったわけで、結局オフアキに戻した。
この画像の真ん中にある黒いわっかが必要で、これを持参しなかった。
(当然ピントなんて出るものだろうという先入観はあったわけで、、、orz)
この黒いわっかはガイドカメラ(ASI220MMmini)に付属しており、
カメラの先端の短いわっかを外してこの画像のものと交換する。
黒いわっかでガイドカメラの位置を外に出すことで、
ピントを出す仕組みだったわけである。
事前の調査不足だった。
結局オフアキに戻し、ピントをノーフィルターの状態できっちり合わせた。
フィルターありだとピント位置は少しずれるが仕方がない。
一応これで撮影面でのトラブルはすべて解消した。
試合には勝てたが勝負には負けた感じはするし、消化不良の感じが残る。
で、和歌山へは次回いつ行くか?
当分行きたくない。
行くのが段々つらくなってきた。
何らかの行く必要がある場合にしか行かないぞ。
というわけで、当分は行かないし、撮影はこの体制のままだ。
明日の土曜日、夜晴れ間がありそうなので行ってくる。
お昼過ぎに出発し、夕方到着で、作業を行う予定だ。
作業内容は、
1.ガイド鏡の取付
2.AtomCamSwingの設置
3.撮影カメラの電源・USBケーブルの干渉問題の解決
4.ガイド鏡のピント出し&ガイドテスト(夜)
これで課題を全部解決する。
和歌山は遠いけど何度も往復してきたので、かなり慣れてきたよ。
もうこれで安定稼働できればいいんだけど。
こっちの地元は(特に今年は)晴天率が悪い。
機材は順調でいつでも稼働できるのだけど出番がない。
和歌山は何だかんだいっても、晴天率は高い。
だが機材は不安定でトラブル続きではある。
それでも撮影できて画像処理ができるのは楽しい。
何もできずに燻ぶっているのが精神的に悪い。
オフアキはいいのだけど、フィルターの有無で問題が出る。
モノクロなら、必ずフィルターを通すので、
フィルターの厚みによる差異はあっても何とかなる。
カラーだとカメラ自体がIR/UVカット仕様なので、基本はノーフィルターだ。
そうするとナローバンド系フィルターとでピント位置がかなりずれる。
今までだましだましやってきたが、
ピントのずれたガイドは厳しい感じがする。
やはりガイド鏡ガイドにするしかないかな。
せっかくローテーターもあるので、
ガイド鏡ガイドだと、カメラを回転させてもガイドに影響はない。
というわけで、ZWOの新型ガイド鏡をポチった。
最悪ファインダー台座には取り付けられるようにした。
うまくいけばトッププレートに取り付けたい所ではある。
これで近々、和歌山へ行くことになりそうだ。
監視用のカメラは、AtomCam2 を現地に2台設置してある。
ただし、向きは固定である。
今年の春に調達したときは品薄で、首振りできるタイプは在庫切れであった。
リモートで首振りできるのはありがたい。
今は在庫があり、購入可能だ。
で、購入した。
例によって有線LAN化したのだが、
この画像のように、真下からケーブルを突っ込むわけだ。
純正品は、L字型であり、うまく考えられている。
これでも現地には設置可能だろうと思う。
鉄骨の隙間にケーブルをを通すことで設置できるはず。
首振りができるのはよいし、首振りのレスポンスもよい。
有線LAN化しているので、パソコンから首振りの操作もできる。
ハックツールの設定画面を呼び出して、
画像を見ながら首振りをするのでやりやすい。
ただ、どうにも不可解なことがある。
AtomCam2は電源Onでいきなり撮影体制に入るが、
AtomCamSwingは、電源Onでもいきなり撮影体制に入らず、スリープ状態だ。
アプリ上では"OFF"表示で、"ON"の状態にしないと撮影体制に入らない。
いきなり撮影体制にできないものかな?
ググってみると、昔はスリープの制御ができたようだが、今はできない。
次回訪問時に持参するが、
追加で設置するか、既存の1台と入れ替えにするか、悩む。
リモート撮影は、うまくいく時はうまくいく。
だが実際にはトラブルばかりやって来る。
そして、別の問題が発生した。
問題1.ガイド鏡のピントずれ(以前から気にはなっていた)
気温上昇のせいかもしれないが、ガイドカメラのピントが大きくずれてきた。
実際には内ピンの状態であり、正確な焦点位置はもっと外側にある。
DBPフィルターなどを使うと、多少ピントはましになる。
ノーフィルターだとボケボケで、ガイドが乱れる。
星の重心がずれてそれにつられてしまう。
ノーフィルターとフィルターありでピント位置がどうしてもずれる。
オフアキの弱点がもろに出てきた。
(そんなことは最初からわかっていたはずなのにな)
問題2.撮影用カメラを見失う
これは今回初めて(SVBONY設置後)の現象だ。
パーク位置から北アメリカ・ペリカンへ向けた。
そしたら撮影用カメラ・ガイドカメラを見失った。
デバイスマネージャからカメラのデバイスが消えている。
パークして戻すと復活する。
明らかにケーブルの干渉?と思われる。
ただそれが電源なのかUSBなのか、それは分からない。
でもSVBONYのとこから引っ張て来ているのは間違いないし、
もしかしたらこいつかも?と思ってしまう。
SVBONYへの切り替えは6/21に作業しているからなあ。
ケーブルの取り回しの変化が原因なのは間違いないと思う。
北アメリカの前に、M16へ向けた時は問題なかったんだけどな。
恐らく、ゆっくりと赤道儀を動かせば問題は発生しないのではないかな。
どちらにしても、現地で対応しないとダメだわ。
問題2は、昼の方が都合がいい、
問題1は、夜でないと都合が悪い、完璧な調整はできない。
(昼に遠くの景色でできないこともないが)
画像処理よりも機材や撮影環境が最優先だ。
画像処理なんてものは後からいくらでもできるが、撮影は一期一会だ。
撮影環境を第一に考えないといけない。
仕事でのトラブルは頭を抱えるほど気が重いが、
趣味のトラブルは頭を抱えるほどの深刻さはないので気は楽だ。
それにそのトラブルとやらにどう対応していくかも楽しいものではある。
あれこれ考えるのは頭の体操にもなり、ボケ防止にもなる?
仕事でのトラブルも楽しんでやれればよいが、そうもいかんしなあ。