2025年10月アーカイブ

次の日曜は和歌山へ

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久しぶりに和歌山へ行ってくる。

BBQに誘われたのもあるが、機材のメンテに行きたい。
撮影用のパソコンを取り換える。
Core i7 第4世代の古いパソコンにWindows11を無理やり入れている。

9月までは調子よく、何の問題もなかったが、
10月に入り、寒くなってきたらいきなりNINAが落ちるようになった。
落ちたらNINAを起動し、機器を接続し、カメラの冷却からやり直す。

見ていればすぐわかるが、問題なのは、放置して寝てしまった時だ。
NINAが落ちると赤道儀は動き続けるわけで、これが問題になる。
手持ちの別のパソコンを用意して入れ替える。
Core i7 第7世代のノートパソコンと、第8世代Xeonデスクトップの2台を持参し
どちらかを置いてくる、中身は同じものをクローンして入れてある。

他にもやりたいことはいくつかあるので、全部やってくる。

一晩中晴れた

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20251030.jpg

10月の新月期は天候が絶望的だったが、
10月27日(月)は晴れた、快晴だった。

和歌山リモートへ接続し、1晩で3対象、合計100枚を撮影。
最初から3対象の撮影シーケンスを組んで、
途中までは様子を見て、あとは放置して寝る。

この時に注意すべき点は、対象が変わったときに、
オートフォーカスを最初に必ず実行する(という設定)だ。
(おいらの場合は、だけど)

屋根を閉じるのは別アプリでタイマーを仕込んでおく。
7枚撮影後にオートフォーカスさせているので、ピントも任せっきりだ。

一晩中、快晴が続くんだという確信がないとできない。
もちろん、機材が完璧に動作するとの信頼性もないといけない。

朝、うまくいったのを確認したときはほっとしたよ。

変なおっさん

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どうでもいい話だが、先日吉野家へ行った。

ちょっと豪華に肉の大盛(約300円増し)で何とか定食みたいなものを注文した。
カウンターが空いていなかったので、4人席へ座った。
そしたら一人のおっさんが後から相席で座った(これは別に構わない)。

このおっさんが、なれなれしいというか、話しかけてくる。
「あんたの頼んだものは(豪勢に見えて)いくらしたの?」
「1200円ちょっと、肉は追加してるので」
「すごいね、自分のは(値段は)その半分だよ」
ちらっと見ると、牛丼並盛とみそ汁か、値段的にはそんなものだろう。
ちゃんと紅生姜もしっかりと載せていて、牛丼通だな、と。

このおっさん、よく見ると、70代くらいかなと思った。
ネクタイしてるし、身なりは整っていてサラリーマンっぽい。
そして
「83歳で年金暮らしで、どうのこうのと」よくしゃべる。

83歳とは驚いた。
健康そうに見えるし、働いているのか分厚いかばんも持っている。
本当に働いているのかどうかすら怪しいが、
昼飯時の牛丼を食べにくるサラリーマンとしてはおかしくはない。
83歳だとしたらすごく怪しいがな。

何よりも金額計算は瞬時に判断しているし、
頭も身体もずいぶんとしっかりしているのが驚いた。
80代だと、耳は遠いわ、腰は曲がってるわ、足は遅いわ、
かなりよぼよぼなイメージだ、義母を見ていると。

何者かはよくわからない。
謎だ、しかし何でおいらに話しかけてきたのか、よくわからん。

20年後、まだ生きていたら、おいらも牛丼屋に行って牛丼を食べるんだー。
紅生姜をてんこ盛りにして。

ぎょしゃ座の勾玉など(IC405,410)

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IC405-410_202510.jpg

これはずっとあこがれの対象で、おそらく初めての撮影ではないかと思う。
構図もこれでよかったのか、処理はどうすべきなのか、まったくわからない。
ただし、撮影枚数は少ないのでこれでは物足りない、もっと枚数を稼ぎたい。

カラーカメラのいいところは、中途半端な枚数でも処理はできるということか。
モノクロだと、全部そろわないと処理できないしな。

【撮影データ】
鏡筒:タカハシ FSQ106(530mm F5)
架台:タカハシ EM200 Temma2
カメラ:ZWO ASI6200MCPro
Filter:なし 5分×20枚 1時間50分
ガイド:ZWO ミニガイド鏡(150mm F5) ASI220MM-mini PHD2
撮影日:2025年10月17日
場所:和歌山県 NNRV(リモート撮影)
処理:PixInsight,BXT,SXT,NXT他

新月期の撮影は絶望的

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和歌山がなかなか晴れない。
こういう時は地元が晴れる。

先週、10/23(木)、10/24(金)と晴れるのは晴れた。
透明度は今一だが贅沢は言ってられない。
地元リモートで撮影する。

気温は夕方で12℃、0時前には10℃を下回る。
夏場では無理だった-10℃の冷却温度も屁のカッパで30%程度で余裕だ。

20251027_2.jpg
このようにガイドが乱れている。
昔のようにきれいなガイドではない。

20251027_1.jpg
それでも、秒角で見ると、そう悪くはない数字なのだ。
なんか変だな。

地元リモートは、NINAで詳細シーケンスを組んで撮影する。
モノクロカメラなので、Rでxx枚、Gでxx枚、Bでxx枚で撮影する。
で、最後に終了シーケンスが、赤道儀をパークし、ドームのスリットを閉じる。
途中まで見届けてから放置して寝る。

モノクロでフィルター変えながらの撮影は面倒で仕方がない。
カラーカメラの楽なのを経験するとモノクロでちまちまやるのも面倒だ。
カラーカメラにするのもなあ、なかなか魅力的なんだよな。

あまりその気はないのだが、手ごろな大型赤道儀がないか物色してみた。
国産だと、ビクセンAXD2で100万程度か。
iOptronのCEM120ECが120万くらいか。
住宅リフォームでお金が飛んでいくのを見ると、この金額なら何とかなると思ってしまう。
住宅リフォームをやめればPlanewaveのものだって、その気になれば...と思ってしまう。

とはいえ、もうこの年だし、趣味にもうお金はかけたくない。
今の趣味よりも、(いつまで生きるかわからんが)老後の生活費が大事なんだよ。
終活で機材を放出すべき...だが、まだまだ撮影はしたいし、どうしたものか。

20251027_3.jpg
ドーム屋根に取り付けたAtomCam2の画像。
23時ごろの夜空、中央下にはオリオン座が上がってくる。

引き寄せの法則

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この法則とは、
「あれが欲しいな、とか、こうなればいいな、と思うとその願いが叶う」
というもの。

ただ単に「お金が欲しい」という漠然としたものではなく、
ある程度具体的に、現実味のあることを願うと実現性が高まる。

って、すごく当たり前の話であって、
願いをかなえるためには、常日頃から、そのことに関して興味を持つ。
そうすると、どうすればよいのか、を考え始める。
実現可能な計画はどうするか、を考え、少しづつでも努力をし始める。
そうすると、時には、目の前にいいタイミングでいい情報が転がってくる。
で、気が付いたら願いが叶っていた、という結果となるわけだ。

結局本人の努力が実を結ぶのであって、棚から牡丹餅というわけではない。
ここを勘違いする人が多いようだが、他力本願では願いは叶えられないのだ。

普通のクエスチョン(NGC7822)

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NGC7822NF_202510.jpg

北は右方向

前回はナローバンドで撮影した。
今回は下弦の月が昇ってくる前にフィルターなしで普通に撮影した。

色合いが赤一色ではないので、やはりこちらのほうがよさそうな感じか。

【撮影データ】
鏡筒:タカハシ FSQ106(530mm F5)
架台:タカハシ EM200 Temma2
カメラ:ZWO ASI6200MCPro
Filter:なし 5分×36枚 3時間
Rotator:90度左回転(上:東方向、右:北方向)
ガイド:ZWO ミニガイド鏡(150mm F5) ASI220MM-mini PHD2
撮影日:2025年10月13日
場所:和歌山県 NNRV(リモート撮影)
処理:PixInsight,BXT,SXT,NXT他

公明党は終わり

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公明党は自民党と決別し、連立から離脱した。
この先は先細りの未来しか見えてこない。

公明党と創価学会は別組織ではあるが、
公明党の唯一の支持母体が創価学会であり、
外から見ると一体化しているようにも見える。

公明党と創価学会は、仲間内の結束が強く、
そのため、選挙では一定の票数がある(昔と違い今は減っているようだが)。
自公連立政権では、その選挙協力もあって自民党にも協力していた。
それがなくなり、自民党は自力で選挙しないといけないし、公明党も然りである。

なぜこの時期に連立解消したのかは、色々水面下でうわさがある。
表向きには公明党は自民党の裏金問題についてということであるが、
それなら石破政権の時になぜいわなかったのか、
高市が嫌いだからだろう。
公明党のバックには中国がいて、右派の高市には嫌悪しているからともいわれている。

自民党にとっては、公明党は足かせというかお荷物なので、
連立解消はいい方向に進むと思うし、高市はそういう道に進めなくてはいけない。
今後のやり方によっては、自民党は復活する可能性を秘めているが、
公明党は衰退する道しか見えてこない。
公明党と創価学会は外部からは相当嫌われているしな。

公明党が連立離脱したと思ったら、維新との連立となり、
公明党はもうないものと同じ扱いのようだ。

口は出すな、金は出せ

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と、言われている。
我が家のリフォームについての話だ。

我が家といっても、自分で建てた家ではない。
妻の祖父(昨年106歳で逝去)が建てた家で、築60年近く経過している。
はっきりいって古くてぼろい家である。

おいらは衣食住に関して、特に衣住にはまるで関心がない。
ぼろい家であっても住めるだけでありがたいと思っている。
この家に一人で住んでいたら、リフォームなんて考えることすらしない。

妻としては、元々この家の住人なのに、この家が嫌いなのだそうだ。
(おいらはこの家は嫌いではないと何度も言っているが)
何せ古い、台所やお風呂場も昭和のままで古いのだ。
水廻り(台所やお風呂場)のリフォームだけでも相当金額はかかり(500程度か)、
それだけではなく、リビングや隣接する部屋も含めてのリフォームだ。
なのでトータル費用はもっともっと高額になり、桁が1つ増える。
(今となっては建設費用は相当高くなっていることもある)
すでにおいら抜きで住宅建築屋と話を進めている。
来年早々に着工して、春過ぎには完成の予定だそうだ。
仮契約(おいらも同席)は済んでいる。

そんなお金を出すくらいなら、和歌山県の某所に土地を購入して、
あれしてこれしてと、好きなことができるのだがなあ、
いっそのこと、一人だけで移住してもいいくらいだ。
ただし、実際にやるとなると間違いなくぶっ殺されるだろうな。

先週の撮影、同時リモート

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先週、10月17日(金)は晴れたが、長くは持たなかった。
10月の新月期であるが、天候は絶望的な日が続くので撮影した。

珍しく、当地(地元)でも晴れたので、現地ドームへ向かう。
久しぶりなので、極軸合わせを行うが、少しずれていたので合わせ直し。
PHD2ガイドのダーク取り直しや、再キャリブも行う。

そして撮影開始して自宅に戻る。

20251021_1.jpg
PHD2ガイドのダーク取り直しや、再キャリブも行ったせいか?、ガイドが暴れる。
ガイドはしているが、この暴れぶりが収まらない。
どうも過剰反応しているように見える。
ガイドパラメータをいじってみるが、多少はよくなるがどうにもならない。

新しい赤道儀を買ってもいいのだが、なかなかこれといったものがないんだな。
高いものならいくつもあるけど、国産でしっかりしているものがあればなあ。

数値的には1秒角(0.5~0.7)以内には収まっており、
数値だけは以前よりちょっと悪い程度だが、久しぶりにやるとどうなってんの?
とにかく何が何だかわからないが、ガイドはしているので撮影はこのまま続行だ。
 
 
 
頭の中を切り替えて、今度は和歌山リモートへ接続する。

20251021_2.jpg
こちらのガイドはグラフを見ても超安定している。
ただガイド補正は片側に偏っており、鏡筒のバランスが崩れているのだろうな。
次回訪問時には鏡筒のバランス取り直しが必要だ。
それでも数値的には0.7秒角以内であり、いいのか悪いのか?

2か所同時リモートは頭が混乱する。
気持ちが落ち着かない。

結局、どちらも、0時まで天気が持たずに撤収した。
撮影はしたが、枚数不足で不完全燃焼だ。
今週はどれだけ晴れてくれるのか?
今月も天気が良くなさそうではある。

薬屋のひとりごと

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第2期も終わっていた。
録画して後追いで見ていたが、まあ結構面白い。
原作を先に読んでいたのだが、アニメ化しても、
ほとんど原作のままだったのでそれはよかったかな。

近頃はテレビにしても映画にしても、
原作はマンガから持ってくる、というのが多い印象がある。
新たに作品を考えるというか造るよりも、定評のあるマンガネタを
引っ張ってくるのが手っ取り早いのだろう。

それはそれで仕方がないのかもしれないが、実写化だけはやめてほしい。
実写化がうまくいったのは例外で、ほとんどは「何これ?」になるのがオチだ。

中途半端なクエスチョン(NGC7822)

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NGC7822_202510.jpg

北は右方向

月があるからとナローバンドで撮影した。
クエスチョンマークの星雲を安直に狙ったのは間違いだった。

ナローバンドはS/Nはよいが、1枚当たりの情報量が極端に少ない。
なので、枚数を稼ぐ必要がある。
月夜でも満月なんかは背景のレベルは高く、光害地と変わらないし、画像は荒れる。
ガイダーの画像でも、月がなければ背景は真っ黒だが、月があると白いノイズだらけだ。
そして、赤しか写らない(O3は満月ではあまり写らない)が、ひたすら撮影する。

焦点距離の割には、こいつがでかすぎるので全体が収まりきらない。
横構図で上下2枚にすべきだったか。

処理の仕方も拙いが、赤一色でつまらない。
(月夜のナローバンドなので、月がなければ青の成分もあるはずだが...)
次は狙う対象をもう少し考えておく必要がある。

それでも月があっても撮影できるってのは楽しいな。

【撮影データ】
鏡筒:タカハシ FSQ106(530mm F5)
架台:タカハシ EM200 Temma2
カメラ:ZWO ASI6200MCPro
Filter:L-Ultimate 5分×92枚 7時間40分
Rotator:90度左回転(上:東方向、右:北方向)
ガイド:ZWO ミニガイド鏡(150mm F5) ASI220MM-mini PHD2
撮影日:2025年9月30日,10月1日,6日
場所:和歌山県 NNRV(リモート撮影)
処理:PixInsight,BXT,SXT,NXT,NarrowbandNormalization他

そろそろ新月期か

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このブログも、夏ごろから天文ネタ(撮影画像)が増えてきた。
それだけ撮影をしていることにもなっている。
やはり晴れてくれないと何もできない。
晴れたら撮影する、この当たり前ができることに感謝している。
それには機材が順調というか完全に動作してくれることが前提だ。

今のところ、撮影データで未処理のものはなくなっている。
飽きっぽい性格なので、一度処理した画像はそのままだ。
これから新しいネタか追加撮影ネタを仕込まないといけない。
それには晴れなきゃいけないが、台風が来るとダメになる。

まだ10月だし、今年の天気は何か変だ。
地元の天気は絶望的でもう期待しない。
和歌山が晴れてくれるのを期待するしかない。

気温は徐々に低下しており、
カメラの冷却温度も先月から-10℃で撮影している。
すっきりとした秋晴れが来ないかねえ。

来月初めには和歌山へ行ってくる。
もちろん機材のメンテも考えている。

カリフォルニア星雲

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NGC1499_202510.jpg

これは10数年ぶりどころか、前回撮影は銀塩フィルムの撮影なので20年以上前か。
ただ構図的には何とかぎりぎりで収まってくれて一安心。
やはり背景には分子雲があるけど、輝度差がありすぎて処理は難しい感じがする。
ナローバンドで撮影したわけではないが、それでも星雲の構造はわかるような気がする。

【撮影データ】
鏡筒:タカハシ FSQ106(530mm F5)
架台:タカハシ EM200 Temma2
カメラ:ZWO ASI6200MCPro
Filter:NO Fitler 5分×60枚 5時間
ガイド:ZWO ミニガイド鏡(150mm F5) ASI220MM-mini PHD2
撮影日:2025年9月29日
場所:和歌山県 NNRV(リモート撮影)
処理:PixInsight,BXT,SXT,NXT他

再び、SVBONYのあれ

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SVBONYの新製品を購入した。

以前に似たような製品を購入したが、今回のはそれとは違う。
以前購入したものは、製品名も型番も「SV241」
今回購入したものは、製品名は「SV241 Pro」、型番が「SV241-YC」となっている。
手に持った感じでは、ややずっしりと重く感じる。
付属品も充実しており、なかなかいいではないか。

20251011_1.jpg

今回購入したのは、ASCOM対応のSWITCHデバイスであり、お値段も高い。
お値段が高いといっても他社製品に比べれば圧倒的に安いといえる。
これが最初から発売されていたらなあ、とは思ったが、今更泣き言を言っても遅い。

何といってもうれしいのが、USBの数が多く6つもあること、
(USB-Cx1、USB2x3、USB3x2 これだけあれば十分だ)
電源用の12V出力ポートも、常時出力x1、ソフトウエア制御x5、と充実している。
(実はさらにもう一つあり、電圧0V~15V/3Aでソフトウエアで電圧調整可能)
さらに、露対策ヒーター用のRCAコネクタも2系統あることだ。

付属品には温度関連センサーも2本付属していて、SVBONY本体に接続する。
1つは温度湿度センサーで、基本的には鏡筒まわりのその辺のどこかに固定する。
もう一つは温度センサーで、ヒーター部分に潜り込ませて実際の温度をモニターする。

ここまでは多言語版(の日本語)で説明が書いてある。

和歌山リモートでは、屈折鏡筒に露対策のヒーターを巻いており、
ガイド鏡にもヒーターを巻いているのでちょうどいい。
現在は昔から使用しているケンドリックのものを使っているが、
接続がスマートではなく、これがすっきりできるとなればうれしい。
 
 
ソフトウエアに関しては何も説明がないのだが、自力で探しに行かないとダメだ。
1.単体動作するアプリ
2.ASCOMドライバ
の2つが用意されていて、SVBONYのサイトに行って直接ダウンロードはできる。
ただそれだけで何の説明もない、だがそれでいい。
説明はなくてもインストールして動かせば、すぐにわかる内容だ。

Geminiにしろ、SVBONYにしろ、ちょっと不親切に思えるかもしれないが、
中華メーカーは、まあこんなものだと割り切って使うしかない。
奴らは「こんなものを欲しがる天文屋は自力で何とかするさ」と思っているのだろう。
実際、それはそうなんだけど。
 
 
ソフトウエアでは、最初に
20251011_2.jpg
これは、単体で動作するWindowsアプリである。
接続して、1番目の電源をOFFにしてみた時の画面だ。
ASCOMとは無関係である。

次に、ASCOM関連、
20251011_3.jpg
ASCOMドライバをインストールし、NINAから設定画面を呼び出した画像。
接続用のCOMポートを指定し、接続デバイスに名称を付ける。

さらに
20251011_4.jpg
NINAから接続した、SWITCHの画面。
各電源のON/OFFと、2系統あるヒーターの制御ができる。

使い方としては、NINAから制御できるので、
詳細シーケンスを組めば電源制御も思いのままだ。
 
 
以前に購入したものは、ただのUSBと電源のハブでしかなかったが、
地元リモート用と和歌山リモート用に2基配備済みではある。

今回購入したものは、和歌山リモートに配備する予定。
今現在は、100Vの電源コンセント単位に個別に電源をON/OFFしている。
これを切り替えるとなると、いろいろ検討事項が増えてくる。

電源は個別に制御可能なので、これ1つで全部1つにまとめることは可能だ。
赤道儀は今は24Vを入れているのだが、12Vも可能でそうすれば繋げられる。
(赤道儀は24Vのままにすると思う)
どれにどうつなぐのか、悩みどころではある。

それ以上に問題なのは、手元に機材がないので、
ケーブル接続時に長さが足りるかどうかの判断ができない。
ケーブルそのものが不足するかもしれない。
(特に電源ケーブルのオスメス/オスオス問題がある)
いきなり現地で一発勝負して、勝てばいいが負けた時が大変だ。
なので、勝負下着を履いていくか、とアホなことを考えてる場合ではなく
現地調査で1回、2回目に本設置の長丁場で考えないといけなくなる。

片道400Kmは大変なんだよ。
できれば現地作業は1回きりで済ませたいが、どうするかだな。
事前に綿密に計画を立てて、プランBも考えるか。
でも和歌山はいい所なんだよな、よく晴れるし空は最高だし。

ハート星雲と胎児星雲のモザイク合成

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IC1805_IC1848_202509.jpg

IC1805(ハート星雲)とIC1848(胎児星雲)がそろったら、モザイク合成だ。
モザイクは面倒なので、昔マイクロソフト社が公開していたICE(ImageCompositeEditor)
を使って、2,3分程度でささっとモザイク合成した。
すごく簡単に処理したが、いい感じではないだろうか。

PixInsightは32bitのままで処理できるが、
ICEはTIFFかJPEG(他もあるが)なので、TIFFの16bitに落とすのが気に入らない、
というか負けた気がするが、ICEの処理の簡単さは群を抜いている。

実は、PixInsightで処理したのだけど、つなぎ目の色合いがうまくいかず、断念した。
20251010_1.jpg
20251010_2.jpg
ここまではいいが、この後からがボロが出まくり。
WBPP処理直後の画像をモザイクして画像処理しようとしたが、やり方がおかしいのかもしれない。
画像処理してからモザイクするのがいいのかもしれないが、やる気はなくなった。

APPを使うのがいいのだろうと思うが購入していない。
体験版の期間はあるので試せるが、体験すると購入してしまいそうなのでやめとく。

そういえば10数年前、同じようなことをしたような記憶がある。
右下の二重星団(h、χ)まで含めて丸ごとやった。
その時はPhotoShopのPhotomergeを使ったはず。
鏡筒と赤道魏は同一でカメラだけが違う。

右側:IC1805【撮影データ】
鏡筒:タカハシ FSQ106(530mm F5)
架台:タカハシ EM200 Temma2
カメラ:ZWO ASI6200MCPro
Filter:NO Fitler 5分×88枚 7時間20分
ガイド:ZWO ミニガイド鏡(150mmF5) ASI220MM-mini PHD2
撮影日:2025年9月15日, 16日, 26日
場所:和歌山県 NNRV(リモート撮影)
処理:PixInsight,BXT,SXT,NXT他

左側:IC1848【撮影データ】
IC1805と同一機材であり、違いは以下の通り。
5分×73枚 6時間5分
撮影日:2025年9月22日,27日

IC1805

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IC1805_202509.jpg

こちらも10数年ぶりの撮影。
撮影枚数を合計88枚として再処理した。
流石に7時間越えだと処理しやすいし、色のノリもいい。
多枚数というか、長時間撮影は正義である。

ただ構図的には苦しいかな、何とか収まってくれてはいるが。

【撮影データ】
鏡筒:タカハシ FSQ106(530mm F5)
架台:タカハシ EM200 Temma2
カメラ:ZWO ASI6200MCPro
Filter:NO Fitler 5分×88枚 7時間20分
ガイド:ZWO ミニガイド鏡(150mmF5) ASI220MM-mini PHD2
撮影日:2025年9月15日, 16日, 26日
場所:和歌山県 NNRV(リモート撮影)
処理:PixInsight,BXT,SXT,NXT他

知らなかったマヌケな話

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NINAのオートフォーカスを実行するときに、
 IN側-->OUT側で動かすか、
 OUT側-->IN側で動かすか、
の設定がどこにあるのかわからなかった。

つい最近、ようやくわかったんだけど、

20251008.jpg

この設定画面で、バックラッシュのIN側かOUT側かの数値を
 IN側に入力すると、IN側-->OUT側で動く
 OUT側に入力すると、OUT側-->IN側で動く
ということだった。
なんともマヌケな話ではある。

実際に、和歌山リモートで切り替えてやってみたけれども、
IN側から動かそうが、OUT側から動かそうが、同じ結果だったので、
どちらでやっても同じだった。
 
 
関連して一つだけ要望があるのだけど、
オートフォーカス終了後に、さらにIN側へ希望のステップ数で動かしてくれるとありがたい。
このように思っている人は少なからずいるとは思うのだけど。

IC1848

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IC1848_202509.jpg

IC1805の左側というか東側にあるIC1848、胎児星雲ともいわれている。
この焦点距離ではIC1805とペアで撮影するには長すぎるので、単体で撮影した。
IC1805も撮影しているので、モザイク合成をしたくなる。

【撮影データ】
鏡筒:タカハシ FSQ106(530mm F5)
架台:タカハシ EM200 Temma2
カメラ:ZWO ASI6200MCPro
Filter:NO Fitler 5分×73枚 6時間5分
ガイド:ZWO ミニガイド鏡(150mmF5) ASI220MM-mini PHD2
撮影日:2025年9月22日,27日
場所:和歌山県 NNRV(リモート撮影)
処理:PixInsight,BXT,SXT,NXT他

久しぶりに

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天ガ2025年11月号に入選

NGC6946_202508.jpg

応募したのは、ここをクリック(2025年8月21日投稿)

もう10数年ものブランクがあり、最近のフォトコンはレベルも高く
今更応募してもだめだろうなと思っていた。
和歌山リモートの仲間の人はガンガン応募して入選する人達がいるので、
試しに応募してみたら入選したのでびっくりした。

同月号の星ナビに同じNGC6946の入選作品もあった。
処理する人によって表現の仕方がいろいろあるものだなと。
おいらの場合、HDRMT(HDRMultiscaleTransform)は使わなかった。
系外銀河にはHDRMTで腕と腕の間の暗黒帯のメリハリがつくのでよく使う。
ただ弊害として銀河中心部の明るさがかなり薄れてしまう。
なぜHDRMTを使わなかったのかは覚えていないが、
その分銀河本体のメリハリは薄れているので、
やっぱりHDRMTは使ってみるべきだったか、とも反省している。
ただHDRMTは強力すぎるので、HDRMT未使用と弱めに使用画像をブレンドする方向で。
 
 
これからは、応募するにしても和歌山リモートで撮影したもので、
出来がいいものがあったら応募してみようかと思っている。

ただ、和歌山リモートでの撮影は楽しいのは楽しいけれども、
短焦点でメジャーものばかり狙っているので激戦区だし、相当難しいと思う。
それに、まだまだ画像処理が未熟なのでどの程度通用するのかどうかはわからない。
まあ気楽に考えてダメ元でいいやとの気持ちでやってみようかな、と。

小泉氏が総裁選に勝ったら

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おそらく次期総理大臣になるのだろうな。
だが、その先は自民党壊滅に進むのか。

今の時代、問題課題が山積で次期総理大臣は敗戦処理投手みたいなもので、
負け戦覚悟で臨まないといけない。
小泉氏がなったとして力は発揮できそうもないし、
黒幕に操られるまましか動けないだろう、と予測する。

高市氏と小泉氏の一騎打ちになったら小泉氏が勝つ。
(おいらとしては高市氏を支持するが)
自民党黒幕はその動きで動いているように思える。
日本国民や日本がどうなろうと知ったことではないし、
てめえらの利権や派閥の論理だけで動く連中だ。

かつて、小泉氏の親父は「自民党をぶっ潰す」といって話題になった。
そして竹中と組んで日本の中間所得層を低所得層へと追いやった。
息子の代になって「自民党をぶっ潰す」どころか、
日本をぶっ潰すように思えてならない。

久しぶりのM31

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M31_202509.jpg

画像は横表示だが、右側が北方向(撮影時は縦構図)となる。

10数年ぶりの撮影。前回はこれでカメラだけは違う。
同じ鏡筒、カメラは違うが同じフルサイズのカメラで、同じ構図。
カメラも変わったが、処理方法も変わった。

FSQ106でM31を撮影するのが長年の夢だった。
焦点距離530mmではフルサイズでもぎりぎり収まる構図で、
しかも縦構図でないと収まらない。

和歌山リモートでは初のローテーター使用だが、いい仕事をしてくれて、
PlateSolveでもきっちり90度回転した情報を表示した。

地元じゃ(天文屋にとっての意味で)全然晴れないが、和歌山はちゃんと晴れてくれる。
和歌山の空は期待を裏切らない、流石に太平洋側の天気は素晴らしい。
太平洋側へ移住したいくらいだ。

処理した画像としては、6時間の撮影時間なので、
尖ってはいないが、まあそこそこ普通に処理できていると思う。
(画像処理は何回も最初からやり直ししている)

【撮影データ】
鏡筒:タカハシ FSQ106(530mm F5)
架台:タカハシ EM200 Temma2
カメラ:ZWO ASI6200MCPro
Filter:NO Fitler 5分×72枚 6時間
ガイド:ZWO ミニガイド鏡(150mmF5) ASI220MM-mini PHD2
撮影日:2025年9月22日,27日
場所:和歌山県 NNRV(リモート撮影)
処理:PixInsight,BXT,SXT,NXT他

テールスケール(2)

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テールスケール導入のメリット、その2。
パソコン同士が直接IP通信ができるので、RustDeskによる直接IP接続が可能となった。

つまりリモート接続の手段として、
相手がWindowsHOME版であっても、RustDeskの中継サーバーを必要とせず、
RustDeskのリモート接続が可能となる。

設定は、リモートされる側とする側との両方の設定で、
セキュリティの中に、
「直接IPアクセスを有効化」のチェックを入れる

20250930_1.jpg

接続時は、リモートする側が、
接続先の情報に、テールスケールで、
「相手側のIPアドレスを指定してやる」
だけで接続が可能だ。
RustDeskの中継サーバーは使わず、直接接続する。

20250930_2.jpg

和歌山リモート先のパソコンは、Windows11Proなので、
1.Windowsのリモートデスクトップでも、
2.RustDeskでも、
どちらからでも直接接続ができる。

紆余曲折してきたが、ネットワークの接続形態はこれで最終形となった。

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