半年前は左の肩が上げられなくなった。
しかし、今はかなり調子がよく、ある程度振り回せるようになった。
昨年秋ぐらいから徐々に良くなってきた感触はあった。
衣服の着替えでは、どうしても左右の腕を振り回さないといけない。
これが楽になってきた。
まだ完全に回復したわけではないが、8,9割程度は良くなってきた。
半年前は左の肩が上げられなくなった。
しかし、今はかなり調子がよく、ある程度振り回せるようになった。
昨年秋ぐらいから徐々に良くなってきた感触はあった。
衣服の着替えでは、どうしても左右の腕を振り回さないといけない。
これが楽になってきた。
まだ完全に回復したわけではないが、8,9割程度は良くなってきた。
やっとまとまった雪が積もったので、除雪機を出動した。
スコップで雪かきするのに比べ、楽ちんというか、楽しい。
最初はいきなり除雪せずに、運転操作の練習だ。
その後除雪作業に入る。
色々あるトラブルは一通りやった。
回転するローターは、左右に独立しているが、ボルト1本で固定している。
負荷がかかるとボルトが折れてローターが回らなくなる。
左も右もボルトが折れた。
工具箱の中に、このためのボルトが入っているので
ボルトとナットで固定する。
この予備のボルトは数十本あり、よく折れるのだな、と。
あと、ローターが回っていても雪が飛ばない。
これは煙突の中に雪が固着するのだけど、
これは金属の棒でかき回して手で取り除く。
よくあることなんだろうけど、説明書にもちゃんと書いてある。
老人はお金を使わないというのは本当だ。
と、老人になってみてよくわかった。
子供が小さいとなんやかんやでお金が飛んで行ったが、
子供がでかくなると子供にお金を使わない。
自分で使うお金などたかが知れている。
物欲もなくなり物を買おうとする気力が失せる。
若い時はお金がなく、散々苦労してきたが、
当時の自分に今の手持ちのお金を渡してやりたい気分だ。
先日のしぞーか旅行では、さわやかのげんこつハンバーグを食べた。
さわやかのハンバーグは、
げんこつが250g
おにぎりが200g
で、おにぎりが少し小さい。
げんこつも完食はしたが、おにぎりでもよかったかも?とは思った。
最初にさわやかへ行ったのは確か3年前だった。
最初は物珍しさもあって、
下に敷いた紙を両手で持ち上げて(自分に飛び汁がかからないように)
店員さんが、げんこつを半分に切り分け、
その切り口を熱い鉄板に押し付けてジュージューさせ、
その上にオニオンソースをかけてまたジュージューさせる、
といった儀式も面白くて見とれていた。
しかし、さわやかのハンバーグは美味いのは美味いが
毎回行くほどのものではない。
次回は浜松の地元民向けのギョーザ屋さんを探してみよう。
面識のあるしぞーか人としてUTOさんやGENTAさんは
さわやかには行かないのだろうか?
雪の量は少ない。
しかし、吹雪が凄い。
井上陽水の「吹雪、吹雪、氷の世界ーーい」
車が氷漬けになっていた。
ガラスはもちろん、ヘッドライドやウインカー、ナンバープレートまで
びっしりと氷漬けだ。
車のエンジンをかけて、15分から20分温めてガラスの雪は融けたが
ヘッドライドは凍ったまま。
道路は激しい渋滞だ。
高速は何とか通行できたが、通行止めの区間もある。
やっぱり岸田はダメだな。
増税しか考えていない。
やっと賃金上昇の機運が高まってきたのに、
増税で水を差すとは、ますます実質所得は減っていく。
散々あちこちで言われてはいるが、
景気が良くなりかけた時に消費税を上げて
また景気が悪化してきたことは、過去何回も繰り返している。
3%-->5% 1997年
5%-->8% 2014年
8%-->10% 2019年
5%が10%に倍増するのに、たった5年だ。
5%の時代はまだ重税感はなかったが10%は結構きついと思える。
デフレスパイラルとか、失われた30年は、
この消費税増税がすべてではないけど大きな影響を与えている。
岸田は財務省の操り人形になっている。
今必要なのは増税(消費税増税ではないけど)なのか?
何というか、もっとこうリーダーシップを発揮して
メリハリを利かせ、既得権益と戦うことをしないと評価できない。
(既得権益と戦うとすぐに引きずり降ろさるだろうけどな)
百歩譲って増税したしてもどこかの組織に流れて末端まで行き届かない。
(オリンピック予算の実態が明らかにされてきたけれども)
これじゃあ国民はついてこれないよ。
一度自民党も含めて政治を全部やり直ししないとダメかもね。
野党があの体たらくだから自民党一強になってしまうのがそもそもおかしい。
だから自民党がつけあがるんだな。
自民党は嫌いなんだけど、左巻はもっと嫌いだ。
(今の自民党は社会主義化しているのが特に気に入らない)
どうしようもねえな。
言葉だけが先行しているが、中身はこれから決めるという。
その中身にしても子育て環境の充実とやらで、いまいちだな。
少子化対策というのはこれから生まれる子供を増やそうということ。
既に生まれた子供の子育て環境の充実はおまけであって、本質ではない。
少子化対策=婚姻数の増加であるこということが抜け落ちている。
非正規労働者が多くなってきて、金銭面から結婚しない・できない若者が増えている。
やはり、子供一人につき2000万(毎年100万づつ)ということをしないとダメだろう。
その代わり、子育て支援金や子供手当や高校授業料無償や給付型奨学金はなくす。
結局はお金の話になるが、そうすることで非正規労働者の金銭面をカバーする。
そいうことをすると、親がお金欲しさに子供を持とうとする連中が増える。
それでいいではないか、目的は子供の数を増やすことなので。
あとはおまけの施策になるが、子供の数が多いと、
所得税の控除額を増加、
年金支給額の増加、
といったこともあるとよい。
こういうことをすると、独身者に配慮がないとか、
不平等だとかわめく連中が必ずいるが、
子供の数を増やすための投資だということを強く訴えるしかない。
なんだかんだ結局はお金の話になる。
しかし、過去何十年にもわたって少子化対策で多くの予算が
つぎ込まれたが効果はあったのか?
少子化対策予算の使い方をもっとよく考える必要があるはず。
先週は珍しく晴れ間があった。
1カ月以上も晴れ間はなく、このまま3月まで冬眠の予定だったが、
とりあえずリモートで撮影。
最初は、軽いトラブル発生。
赤道儀と鏡筒の向きは正しいが、ドームのスリットが違う方向を向いている。
何かがおかしい、と思って色々調べてみると、ドーム制御器の日付が狂っていた。
日付をパソコンから同期させて解決した。
1カ月以上も放置しておくとこういうことが起こるのだな。
19時から、馬頭星雲を撮影開始。
NINAで、IC434を指定して導入すると、馬頭ではなく、
画像左上の散光星雲をど真ん中に入れやがった。
(後で調べてみたらこれが正解で、馬頭星雲はB33だった、間抜けですな)
リモートだが手作業で、赤道儀をちょいちょいと動かして馬頭を真ん中に入れる。
画像で判断できないが星の並びで合わせて導入。
馬頭星雲は、22時あたりで南中するので、23時頃までの撮影だ。
本当は南中過ぎても2時間は撮影したいが、成長した木が邪魔してお終いとなる。
この辺りの木の伐採計画も進んでいるが、まだまだ先の話だ。
シーイングは思った通り、ボロボロであった。
ガイドは乱れまくっているが、ガイド自体は一応できており、ガイド不能はない。
その反面、オートフォーカスはきれいなカーブで素晴らしい。
馬頭星雲は、以前、SBIG STLカメラで狙ったことがあったが、
スパイダーの迷光が入ってきて撮影をあきらめたことがある。
しかし、今回はHa撮影だが、迷光もなくいい感じで写っている。
昔のSTLカメラで撮影した画像よりも、今回の冷却CMOSカメラで
5分1枚の画像がよりきれいに映っているように思える。
珍しく撮影はできたが、この後は当分悪天候の毎日だ。
別にどうってこともない話だが、
先日、かつやでカツ丼を食べた。
会計の際、1つ前の客がペイペイで支払うといったが、
なかなかスマホの決済の画面を出せずにもたもたしていた。
歳はおいらと似た様な感じで夫婦2人の客であった。
仕方がないのでずっと待っていたが5分ぐらいか、
かなり待たされてようやくペイペイで支払った。
おっちゃんはすみませんと謝ってくれたが、
おいらは別に気にしていない。
かつや如きでペイペイを使うな、とも思わんけど。
おいらは現金で支払った。
現金やカード決済だと現物を出せば済む話だが、
(スマホを出すだけで済むのもあるらしいが)
バーコード決済はスマホでバーコードの画面を出す必要がある。
スーパーやドラッグストアなんかだと、レジ待ちの間に
予め画面を出しておく客も見かけるが、なかなかスマートな客だ。
7-11だと、客に決済方法を選ばせるのもあって、
現金を選択すると自分でお金を入れないといけない。
あれは店員の手間を省き、なかなか便利でいいと思う。
おいらは基本的に現金主義で、何とかペイは一切使わない。
カード決済は、ホテルやJRとか高額商品を買う場合に使う程度かな。
2日目、朝からどんよりとした曇り空。
宿の窓から見た風景。
田貫湖と、正面には富士山がドカーンと見えるはずが見えない。
昨晩は、テレビでブラタモリをやっていた。
ちょうど大井川周辺のロケで、茶畑や、大井川鉄道のアプト式機関車など
見どころは多かった。
その後、ローカルニュースで、寸又峡のつり橋が本日から再開したと聞いて、
またまた計画を変更、寸又峡に行くことにした。
寸又峡のつり橋はずっと渡れない状態が続いていて、
最初の計画段階からは外していた。
ここはしぞーかの中でも秘境中の秘境で行くのに時間がかかる。
往復の時間もさることながら、観光するのにも時間がかかる。
今度は新東名で大井川あたりまで行く。
新東名の3車線は本当に走りやすい。
真ん中の車線は関西では一番遅いが、ここでは2番目に遅い。
車線でちゃんと速度が段階的に別れている。
8:00頃に宿を出て、寸又峡についたのは11:00を過ぎていた。
目的地までの処理も長いが、車がやっと通れるほどの細い道路だらけで
対向車が来たらすれ違い出来ない。
この時期にこんなところに来る人も少ないのだが、それでも対向車は来る。
やっとの思いで川根本町の寸又峡に到着。
大井川の支流だ。
つり橋は、そこから歩いていくがこれまた遠い。
道路から階段をかなり降りてやっとつり橋に到着。
このつり橋を渡るが、ものすごく揺れる。
つり橋の中央付近でスマホで撮影。スマホを落としたら終わりだ。
観光客はゼロではないが少ない。駐車場はガラガラだ。
それでもちらほらと訪問してくる車がいる。
1時間半ほど階段の上り下りで疲れた。
お昼時だったので昼食をとる。
観光客向けのお値段高めなメニューではあるが、
わさび蕎麦と鹿刺しを注文。
店のおっちゃんが「ここの鹿刺しはうまいよ、名物だよ」と調子に載せられた。
わさびも鹿も冷凍だ。
口の中で溶かして食べる。
鹿刺しは初めて食べたがまずくはない。
寸又峡から帰路に着くが、途中にある小國神社に寄る。
遠州森町にある、遠州一之宮だ。
神社横にある、森の中の小川の散歩道で有名なところだ。
しかし、ここは車の渋滞が激しく、小国神社には寄らなかった。
正月も明けて2週間だが、未だに参拝客がこれほど多いとは思わなかった。
無地に帰宅したが、今回は予定が狂いっ放しであった。
先週の土日は、しぞーかへ富士山を見に行くつもりだった。
初日、まずは行きがけの駄賃として大阪へ。
大阪から静岡へ向かう。
名神から新名神、伊勢湾岸道、東名と進む。
関西の3車線道路は走りにくい。
真ん中の車線が一番遅いし、車両が多く固まっている。
なので、一番左か、一番右の車線を走る。
一番左は本当に遅い車がいるので、そこは状況を見て車線を変える。
東名は車も少なく走りやすい。新東名に車が流れたためだろう。
この日は朝から弱い雨。天候は期待できない。
東名に入り、愛知県を抜け、静岡県へ入る。
一番最初のICが三ケ日ICで、ここで降りる。
この時点で12時だ。
出口に近い農協の販売所で、三ケ日ミカンを買う。
そこから一番近い「さわやか」を探して到着したら12:30だった。
一番混む時間帯だ。
受付で番号をもらうが、1時間待ちとのこと。
雨の中、車の中で本当に1時間待って入店。
地元民ばかりなのか?、次々と客が押し寄せてくる。
「さわやか」のげんこつハンバーグのオニオンソース載せ。
ここから東名に乗り静岡市へ向かうがやたら遠い。
目的地は、久能山のふもとのいちご園。
時刻は16時を過ぎていた。
閉店している店も多かったが、営業している店に行く。
いちご狩りはしなくていいので、お土産のいちごを買う。
三ケ日ミカンといちご、これで土産物は全部だ。
夕暮れが迫る中、再び東名に乗り富士市へ。
薩埵トンネルを出たら、由比ヶ浜海岸で、
正面に富士山がドカーンと見えるはずだったが、何も見えない。
この時点でやる気が一気に失せる。
白糸の滝の近く、田貫湖に宿を取ってあるので田貫湖に向かう。
富士市、富士宮市では、車のナンバーはほとんど富士山ナンバーばかりだ。
まれに沼津ナンバーもいるが、9割以上は富士山ナンバーだ。
富士山ナンバーといえば、3776なんだろうけど、見かけなかった。
その代わり398ナンバーをちらほら見かけた。
これはすぐにピンときた。
浅間大社の主祭神は木花咲耶姫(コノハナサクヤヒメ)であり、
サクヤ→398を当てたナンバーで、おそらく女性だろう。
白糸の滝の近くでようやく富士山の全景が見えたが、もう日没だ。
一番寒いこの時期は太平洋側は晴れるはず、との思いで計画したが、ダメだったか。
翌日の計画は、晴れるつもりであったので、
田貫湖、子ダヌキ湿原の散策、富士山をぐるりと回って浅間神社巡りを考えていたが、
この天候ではもう駄目だと思い、計画を変更。
晴れないしぞーかに用はない。
山梨から長野へ抜けて、木曽街道をのんびりと見物することに変更だ。
毎日うっとおしい冬の天気だ。
午前8時でも分厚い雲がどんよりとしており、
車の自動ヘッドライトが点灯する。
毎日雨か雪で晴れ間はない。
そうしているうちに歳が暮れて、新年となってしまった。
昨年降った雪は全部融けた。
毎日こんなうっとおしい天気は嫌だ。
こっち側(日本海側)で雨雲や雪雲を全部受け止めて
あっち側(太平洋側)が晴れるのは不平等だ、差別だ。
こんな世の中は間違っている、と叫んだところで何も変わらない。
昨日は珍しく晴れていたので撮影してみた。
1カ月以上もブランクがあったが、撮影はできたけど、シーイング悪すぎ。
というわけで、頭にきたからしぞーかに遠征、ではなくて旅行に行ってくる。
富士山でも見物してくる。
FRC300(F7.8) ZWO ASI6200MMPro L:5分x50枚(2xbin) RGB:各5分x12枚(2xbin) Ha:5分x30枚(2xbin) Filter:Astrodon I-G2(LRGB) & ZWO(Ha)、cropあり、PixInsight
PixInsight一本化計画で再処理したM51。
何というか派手というより下品でけばい感じだ。
どこかの飲み屋のお姉さんみたいだ。
こうなる原因の一つは、RGB合成時の色ノリの悪さによる。
銀河の腕はもっと青が強く出て欲しいが、彩度を上げても水色だし、
Haの赤もピンク色になっている。
この辺りの改善を何とかしてくれないかと思ってはいるのだがな。
まあ今回の場合は、作品化というよりも、
PixInsightで処理を一本化して行うということが目的なので、ここで打ち止め。
やはりどこかおかしい感じはする。
処理の見直しの必要だが、まだまだ修行というか精進が足りぬな。
PixInsightもうまく処理が動かない場合がかなりある。
エラーでストップした場合は、赤い文字でエラー情報が出るので、
エラーの内容を確認し、原因を調査する。
最初は、エラーが出るとやる気をなくして匙を投げていた。
それでもしつこく使うようになると、逃げてばかりもいられない。
エラーの内容を確認し、原因を調査するといっても、
意味さえ分かれば、なんだそんなことかと、対応できるようになる。
こればかりは場数というか経験しないと身につかない。
一番困るのが、処理は正常に終わるが、何も変化がない場合だ。
この場合、設定せずにデフォルトのままでは機能しない場合が多い。
設定箇所で何らかの指定をしないと空振りするのだ。
こうなるとドキュメントを読むしかない。
ドキュメントには、設定箇所の意味や、どう影響するかが
英語だけどちゃんと書かれている。
(本音を言えば、英語を読むのは面倒臭い、頭をフル回転させるから疲れる)
だけど、一つの機能が使えるようになると攻略成功として嬉しいものだ。
エラーが発生したり、うまく動かないのは本当に困る。
しかし、それを一つの謎解きとして原因を探りうまく動かすことが
楽しめるようになれば本物だ。
頭が老化したボケ老人にはいいトレーニングだけど、やはり面倒臭い。
PixInsightをうまく使いこなしている世の中の天文屋さんは、
相当努力して使い方をマスターしたのだと思うが、本当に頭が下がる。
おいらなんかは、英語を読むのが面倒だ、エラーがあったら匙を投げる、
すぐにやる気をなくす(これらは老化が進んでいる証拠だ)、
というように、逃げ腰の態度ばかりだから、上達しないのだろうな。
PixInsightは部分的にしか使っていなかったが、
一本化して使うようになったのは訳がある。
最初にPixInsightを使った10年位前は、Deconvolutionも難しくはなかった。
チュートリアルの動画を見て、見様見真似でやっただけなのに、
そこそこうまく決まっていたような気がする。
昨年、最新版のPixInsightを使い出した時に、Deconvolutionに手こずった。
何をやってもうまくいかないし、うまくいったと思っても効果があまりない。
いつの間にか目的が
PixInsight攻略=Deconvolution攻略になってしまった。
Deconvolution攻略がうまくいけば次のステージに進めたかもしれないが、
この攻略は難解を極め、賽の河原で石を積むだけの空しい行為に終わった。
要するに挫折したのだ。たかが、PixInsightの1機能でしかないのに。
これでPixInsightを使う機会は減ってしまった。
流れが変わったのは、昨年暮れ、BularXTErminatorという黒船の登場だ。
こいつの登場でDeconvolutionにこだわる必要性がなくなり、
Deconvolutionの呪縛から解放されたというわけだ。
マリーアントワネットが「パンがないならお菓子を食べれば」と言ったように
「Deconvolutionが難しいなら、BlurXTerminatorを使えば」という感じかな。
そうすると、なぜか自然にPixInsightを使う機会が増え、
Deconvolution以外の機能を積極的に使うようになり、今に至る。
先週、マチナカリモート天文台様にて、
NINAとFLIフォーカサーの接続には、POTH HUBが必要であるとの記事を読んだ。
おいらも同じく、NINAとFLI PDFフォーカサーを接続しているが、
特に悩んだこともなく、簡単に接続できていたのだが、
気になって設定を見てみた。
設定では、POTH HUB ではなく、Device Hub Focuser で設定していた。
これが、最初に選択した Device Hub Focuser
丸い Choose のボタンクリックで、
ASCOM Focuser Chooser にて、
ここから、FLI ASCOM Focuser を選択する
これでFLI Focuserの設定画面となる。
POTH HUB ではなく、Device Hub Focuser で設定していた理由はよく覚えていない。
ASCOM6辺りから、Device Hubを使えとかあって、そんな感じで設定したのだろうし、
フォーカサー専用のハブということもあって、こちらを選んだのだろうと思う。
もちろん、Device Hub Focuser で何の問題もなく運用できている。
PixInsightの素晴らしい点は、プロジェクトの保存ができるということだ。
一度プロジェクトを保存しておけば、いつでもその状態が復元できる。
CCDStackはこれができない。
一つのやり方として、
リニアフェーズで、一度プロジェクトを保存しておく。
(L,RGBのリニア最終画像を一度Saveしておくだけでもいいとは思うが)
ノンリニアフェーズでは、リニアフェーズの直後から始めるというやり方だ。
こうして、ノンリニアフェーズを好きなだけいじって保存する、
または、別のやり方でノンリニアフェーズをやり直しする、といったパターンだ。
プロジェクトを複数保存しておいて、あとでどれが一番良かったか?の確認もできる。
副作用として、ディスク容量をそれだけたくさん消費することにもなるけど。
最終的に生き残ったプロジェクト以外は削除するしかないとは思うが。
だが、いつでも処理の途中からやり直しできるというのは素晴らしい。
もちろん使った機能は閉じないで、そのまま残しておく。
こうすることで、使った機能もそのままの形で復元してくれるので、
やり直しも好きなだけできるというのが素晴らしい。
これはいつも参考にさせて頂いておりますたのしい天体観測様の処理フローに準拠した形でやっている。
不要な処理はすっ飛ばしたり、新機能に置き換わっているものは
変更したりとアレンジはしている。
ある程度一通りやってみると、よく考えられているなと思う。
この処理の流れが秀逸なのは、LとRGBを別々に分けて処理している点だ。
今になって改めて理にかなっている処理フローだなとしみじみと思う。
RGB:
RGB合成は、ChannelConbinationを使っている。
LRGBConbinationで、Lを外してやっても同じではないかと思うが。
LRGB:
LRGB合成は当然LRGBConbinationでやるのだが、
RGBを外して、LをRGB画像に対して実行するというやり方だ。
LとRGBを別々に分けて処理する関係上、こうやるしかないのは解るが
こんなやり方はある意味裏技的な使い方かも?と思ってしまう。
昔のおいらなら、LRGBを一気にやってしまうものと思っていただろう。
似たような技として、Photoshopなんかでは、
RGB画像をRGB→Lab形式に変換して、
L画像(モノクロ)を、RGB画像のLチャンネルに置換する技があったと思うが、
結果的には、あれと同じようなことをやっている?ということかもしれない。
PixInsightで一つ不満なのは、RGB合成しても色のノリが悪いこと。
星に色はつくが、銀河の色が薄く出る。
CCDStackの場合は、銀河の色のノリは良いが星の色が出にくいという真逆の傾向だ。
銀河の色が薄いので、ColorSaturationを使わざるを得ない。
これを使わないと、色が出ないのだ。
そうすると、星の色がどぎつく出る。
StarNetV2で星を分離してやるか、星だけマスクかけてやるか、
やり方というか、方法はいくつかあるので少々手間はかかるが問題はないけど。
今日から仕事初めで、仕事に行く。
どうせ冬は雪で撮影できないから、仕事でも苦にはならない。
で、PixInsightの話。
PixInsightのPCCというColorCariblation機能だが、使ってみて凄いなと思う。
今まではどうしていたかというと、手作業だ。
手作業で背景が灰色になるようにするが、微妙な匙加減が難しい。
こんなことを手作業で完璧にやるのは神業でしかない。
いくらAstorodonのTrueBalanceとのふれ込みのフィルターを使ったところで
カラーバランスは崩れている。
実際に、PixInsightでは、RGB合成後、
最初のSTFで鎖のボタンを外さないと色が偏る。
で、PCCを使うとこれが一発で決まるのだ。
STFで鎖のボタンありでも、RGBの縦の線が揃っているのは素晴らしい。
そして、SCNRという緑カブリを取るツールも不要だ。
これぞ神ツールであるとおいらは絶賛する。
原理的には大雑把には、星の観測情報をもとにカラーバランスを取っているとの理屈だ。
こういった考えを編み出し、機能として実装してしまう天才がいる。
昨年暮れに追加になったSPCCは正直いって結果の違いがよく分からない。
SPCCのために、GaiaのDBを60GB分もダウンロードしたけれどもディスクの肥やしかな。
原理的には銀河の場合、銀河の種類に応じてカラーバランスを変化させるというが
そこまで細部にこだわりを持つほどおいらはまだ使いこなしていないのだ。
SPCCは、PixInsightを隅から隅まで使いこなした達人が使うものかもしれない。
実際に使ってみると簡単で、背景を選んでその場所を指定して実行するだけだ。
ところがエラーが出て動かない。
WBPPではPlateSolverは成功したはずなのだが?
これは時期的にNINAではなくAPTで撮影していて、それが原因かと。
NINAで撮影した画像ではWBPPを通せばこんなエラーは出ない。
こういう場合は、あわてず騒がず、手動でPlateSolveしてやれば解決する。
Script > Image PlateSolverを起動すると、天体の座標は最初から入っている。
念のために、SerchしてM106を選択し、PlateSolverを実行する。
こうすることで、PCCが正常に実行できる。
結果をグラフで丁寧に出してくれる。
とりあえず今の段階では、理屈や原理は深く考えずに操作方法のみ習得する。
ある程度操作にも慣れて、全体像が見えるまでになってからなら、
理屈や原理を理解してもいいだろうとの考え方だ。
WBPPは時間がかかる処理だ。
古いパソコンでやっているので時間がかかるのは仕方がない。
しかし、これは撮影画像を入れてボタン一つであとは自動でやってくれる。
で、おいらのやり方としては、
BIASなし、DARK,FLATは使いまわしだ。
それから画像の選別もなしで、全部突っ込む。
BIASなしというのは、
DARK,FLAT,LIGHTフレーム全部が、2xbin、-10℃、300秒と
すべて同一条件でやっているからこそ出来るわけで、万人にお勧めとは言い難い。
これらの条件が一つでも違う場合はBIASフレームが必要になる。
(BIASの撮影は時間もかからず大した手間ではないが)
DARK,FLATは使いまわしというのは、
一度、DARK,FLATのIntegrationをやっておけば、
MasterDarkやMasterFlatの画像をとっておいてそれを使いまわしするだけ。
これでも多少の時間の節約にはなる。
画像の選別なしは、
余程ひどい画像は最初から捨てるが、ガイドがうまくいったものは対象とする。
薄雲にやられなければ全部使う(という程ガイドは安定している)。
これは枚数が多ければ多いほど画像復元に強くなるから(と勝手に思っている)。
ここで、一度作ったMasterDarkやMasterFlatの画像を追加し、
撮影した画像ファイルをLIGHTフレームとして追加する。
M106の撮影したファイル、L:85枚、RGB各22枚だ。
モノクロカメラなので、CFAは指定しない。
右側は、Grouping Keywordsのチェックを外し、出力先を指定する。
実行すると、長いファイル名が使えないとのメッセージが出るが、
Windowsでは仕方がないので、無視する。
また、BIASフレームがないと出るが、そもそもBIASは入れていないので当たり前だ。
あと、いつから追加になったのかは不明だが(単に知らなかっただけ?かも)、
1.PlateSolvingが追加になっている
これはPCCとかSPCCのためだな。
その代わりに、PCCでは PlateSolving が切り離されたようだ。
2.Autocropが追加になっている
これは何気に便利である。
ディザーガイドをするので、画像の最外周が重ならずに黒落ちする。
この部分をいい感じでL,R,G,B 共通で切り落としてくれるのだ。
だから、画像を読み込む場合は、末尾に autocrop の追加された画像を使えばよい。
M106の撮影ファイル、L:85枚、RGB各22枚、全部で151枚を処理すると1時間を超えた。
新しいパソコンが欲しくなってきたな、nVidiaのGPUを搭載したもので。
今のパソコンは、メモリ16GB積んではいるが、
CPUはCore i7 4800MQという第4世代の古いものだ。
今まではPixInsightは部分的にしか使っていなかった。
CCDStackをやめて、PixInsightに一本化する。
というか、最近はPixInsightだけで処理するようになってきた。
新しいことにチャレンジするのはボケ防止にもいいと思う。
そこで、まず最初に行うのは、ユーザー名を全角から半角英数字にする。
こいつのせいでうまく動かない部分があるためだ。
コンピューターの管理から、新しいユーザーを作成
所属グループにAdministratorsを追加しておく
サインアウトして、新しいユーザーでサインイン
ここから、旧ユーザーの資産を復元する
C:\ユーザー\[旧ユーザー名]\デスクトップの中の必要なもの
C:\ユーザー\[旧ユーザー名]\ドキュメントの中の必要なもの
C:\ユーザー\[旧ユーザー名]\AppData\Roaming の中の必要なもの
(※\AppDataは通常は見えない、見えるようにしてから処理する)
を
C:\ユーザー\[新ユーザー名]\デスクトップへ
C:\ユーザー\[新ユーザー名]\ドキュメントへ
C:\ユーザー\[新ユーザー名]\AppData\Roaming へ
コピーしてやる。
特にPixInsightのライセンス情報は、
C:\ユーザー\[旧ユーザー名]\AppData\Roaming\Pleiades からフォルダまるごと
C:\ユーザー\[新ユーザー名]\AppData\Roaming\Pleiades へ持ってこないといけない
これをやっても、いくつかのソフトはライセンス情報を入れなおす必要があった。
BlurXTerminatorは、ライセンス情報の入れ直しが必要だった。
PixInsightのライセンス情報は、
C:\ユーザー\[ユーザー名]\AppData\Roaming\Pleiades
に格納されており、こいつを別のパソコンに持っていけばそこでも使える。
MacOSはわからないが、同じくライセンス情報をどこかにコピーしてやれば使えるはず。