先週は珍しく晴れ間があった。
1カ月以上も晴れ間はなく、このまま3月まで冬眠の予定だったが、
とりあえずリモートで撮影。
最初は、軽いトラブル発生。
赤道儀と鏡筒の向きは正しいが、ドームのスリットが違う方向を向いている。
何かがおかしい、と思って色々調べてみると、ドーム制御器の日付が狂っていた。
日付をパソコンから同期させて解決した。
1カ月以上も放置しておくとこういうことが起こるのだな。
19時から、馬頭星雲を撮影開始。
NINAで、IC434を指定して導入すると、馬頭ではなく、
画像左上の散光星雲をど真ん中に入れやがった。
(後で調べてみたらこれが正解で、馬頭星雲はB33だった、間抜けですな)
リモートだが手作業で、赤道儀をちょいちょいと動かして馬頭を真ん中に入れる。
画像で判断できないが星の並びで合わせて導入。
馬頭星雲は、22時あたりで南中するので、23時頃までの撮影だ。
本当は南中過ぎても2時間は撮影したいが、成長した木が邪魔してお終いとなる。
この辺りの木の伐採計画も進んでいるが、まだまだ先の話だ。
シーイングは思った通り、ボロボロであった。
ガイドは乱れまくっているが、ガイド自体は一応できており、ガイド不能はない。
その反面、オートフォーカスはきれいなカーブで素晴らしい。
馬頭星雲は、以前、SBIG STLカメラで狙ったことがあったが、
スパイダーの迷光が入ってきて撮影をあきらめたことがある。
しかし、今回はHa撮影だが、迷光もなくいい感じで写っている。
昔のSTLカメラで撮影した画像よりも、今回の冷却CMOSカメラで
5分1枚の画像がよりきれいに映っているように思える。
珍しく撮影はできたが、この後は当分悪天候の毎日だ。
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