これはいつも参考にさせて頂いておりますたのしい天体観測様の処理フローに準拠した形でやっている。
不要な処理はすっ飛ばしたり、新機能に置き換わっているものは
変更したりとアレンジはしている。
ある程度一通りやってみると、よく考えられているなと思う。
この処理の流れが秀逸なのは、LとRGBを別々に分けて処理している点だ。
今になって改めて理にかなっている処理フローだなとしみじみと思う。
RGB:
RGB合成は、ChannelConbinationを使っている。
LRGBConbinationで、Lを外してやっても同じではないかと思うが。
LRGB:
LRGB合成は当然LRGBConbinationでやるのだが、
RGBを外して、LをRGB画像に対して実行するというやり方だ。
LとRGBを別々に分けて処理する関係上、こうやるしかないのは解るが
こんなやり方はある意味裏技的な使い方かも?と思ってしまう。
昔のおいらなら、LRGBを一気にやってしまうものと思っていただろう。
似たような技として、Photoshopなんかでは、
RGB画像をRGB→Lab形式に変換して、
L画像(モノクロ)を、RGB画像のLチャンネルに置換する技があったと思うが、
結果的には、あれと同じようなことをやっている?ということかもしれない。
PixInsightで一つ不満なのは、RGB合成しても色のノリが悪いこと。
星に色はつくが、銀河の色が薄く出る。
CCDStackの場合は、銀河の色のノリは良いが星の色が出にくいという真逆の傾向だ。
銀河の色が薄いので、ColorSaturationを使わざるを得ない。
これを使わないと、色が出ないのだ。
そうすると、星の色がどぎつく出る。
StarNetV2で星を分離してやるか、星だけマスクかけてやるか、
やり方というか、方法はいくつかあるので少々手間はかかるが問題はないけど。
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