2025年9月アーカイブ

テールスケール

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テールスケール(Tailscale)という仮想IPアドレスを使うサービスを使ってみた。

これは一種の仮想VPNで簡単に使えること、
VPNサーバーを用意する必要がないこと、
グローバルIPではない、ネットワーク内のパソコンでも使えること、
という触れ込みだ。
ちなみに無料で使えるが、英語ばかりで日本語のサポートはない。

なぜこのようなものを利用するに至ったか、というと
遠隔地のパソコンとリモート接続するのに
1.Teamviewerが、ずっと昔から自由に使えなくなっていた
2.AnyDeskを使ってきたが、今年の7月あたりからTeamviewerと同じ路線になり、
 毎月課金しないと、5分で接続が切られてしまうので、使用をやめた
3.グーグルリモートデスクトップを使うようにした
4.RustDeskを使うようにした

3.と4.を併用しながら和歌山リモートを行っている。
どちらも使い勝手はそう悪くはないが、もっと簡単に使えないか。

4.RustDesk については、今のところ制限を食らったことはないが、
ユーザーが多いと接続できないことはあるとのこと。
それを回避するには、自前でRustDeskのサーバーを用意して
そこを経由するようにすればよいのだが、
これがまたハードルが高い。

ラズパイを用意して、RustDeskサーバーをインストールして動かしてみた。
これでうまく動けばよかったのだが、実はうまく動かなかった。
RustDeskサーバー自体は正常に動いているし、
自宅のパソコンからの接続はうまくいくが、
和歌山リモートからの接続がうまくいかずに断念した。
もちろんルーターのポートフォワードの設定はしているし、
和歌山リモートからポートスキャンも通ってはいる。
原因はどこかにあるはずだが、深追いする気はなくなった。

そこで、別の手段はないかと探していたら、Tailscaleに行き着いた。
RustDesk関連を調査しているとTailscaleがちらほら登場するので気にはなっていた。

で、こいつを使うと、
最初にサインアップが必要だが、独自アカウントではなく、
グーグルやマイクロソフトなどのアカウントでサインアップすればよい。
Windows用やLinux,Mac,Androidなどのインストーラーを端末に合わせてダウンロードし、
パソコンなどの端末にインストールすればよい。

こいつの特徴は、独自に100.xxx.xxx.xxxの仮想IPアドレスを使って
そのアドレスで(自分のアカウントで登録した)どのパソコンからでも使える点にある。
つまり、Windows標準のリモートデスクトップで接続が可能なのだ。

で、やってみたら、一発で動作した。
RustDeskみたいに中継サーバーを必要としない、
2点間で直接の通信を行う。

ただし、以下の条件がある。
リモートされる側は、
1.Windows標準のリモートデスクトップは、WindowsPro版であること
2.リモートデスクトップを有効にしてパスワードの設定が必要
3.どうやらTailscaleが起動するには、ログオンが完了しないとダメ
 デスクトップが開くときに起動するみたいだ。
 (サービスで動作ではなく、スタートアップで起動するのか?)
 なので、電源ONで自動ログオンしてデスクトップ画面まで出す。
 やり方はいくつかあるが、最終的にはレジストリに設定する。
 ならば直接レジストリエディタで設定してやればよい。
 HKEY_LOCAL_MACHINE\SOFTWARE\Microsoft\Windows NT\CurrentVersion\Winlogon
 に、
 「AutoAdminLogon」 値は、1
 「DefaultUserName」値は、ログインするユーザーID
 「DefaultPassword」値は、設定したパスワード

結論:これは使える。

和歌山リモートはこれに切り替えた。
AnyDeskはもう使わん。

今月は坊主を回避(2)

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もう9月も終わりだ。

先週は、9/22(月)に続き、9/26(金)の夜も晴れた。
予報では晴れる予定で、19時ごろから準備していたが曇ってばかり。
21時頃からやっと雲が薄くなって、22時から撮影可能となった。

20250929.jpg

今回は、カシオペアのIC1805で、中途半端な撮影枚数だったのを
追加で撮影した。

時間的に3時過ぎまで60枚ほど狙って撮影終了とした。
(途中から放置撮影し寝た)
 
 
さらに、9/27(土)の夜も晴れた。
この日は晴れの予報ではなかったがなぜか晴れた。
追加で、M31, IC1848の撮影。

今月の和歌山は、なかなか晴れ間は少ないが、晴れるときは晴れてくれる。
一時は坊主確定かと思っていたんだけどな。
それに引き換え地元の空は相変わらずダメですな。

昔の古いドライバをWindows11で使う

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ドーム内機材のフォーカサーは、FLI製のPDFというフォーカサー。
かなり昔に購入して今も使っている。
問題なのはこれ用のドライバが古すぎるということだ。
ドライバの日付は2010年で、fliusb64.sysというファイルであり、64bitではある。
当時はWindows7の時代であり、かなり昔だが、64bitは普及していた。

今現在、ドーム内で、Windows11 24H2 で動作しているのが不思議であり、謎である。

というのも、別パソコン(Windows11)を用意して持ち込んだが、
ドライバを認識せずに動かなかったから。
ドライバには!マークがついていて認識しておらず、エラーで動かない。
詳細を見ると、セキュリティでメモリの整合性を分離...とある。

これは何だ?、と調べてみたら、
WindowsDefenderでドライバの作りが古く、メモリの脆弱性を防ぐことができないため、
ブロックしているということはわかった。(ウイルス対策で厳しくなった)
対処法としては、WindowsDefenderで、
 メモリの整合性を分離する設定を無効にするか、
 WindowsDefenderそのものを無効にする
そこで、気になってドーム内パソコンの設定を確認してみたら、
「メモリの整合性を分離する設定を無効にする」設定で動いていた。

Windows10まではこの設定がなく、Windows11で追加された機能のようだ。
ドーム内パソコンは、元々Windows10で、Windows11にアップグレードしたが、
設定はWindows10のまま引き継がれたのであろう。

20250923_2.jpg

20250923.jpg

これらの画像は、ドーム内パソコンの設定であり、これで動いているというか
これでしか動作できないということでもある。
そのうち、メモリの整合性を分離するのが必須になってくるとどうしようもなくなる。
このフォーカサーが壊れたらそれでおしまいではある。

今頃ヒマワリが咲く

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20250924.jpg
9月下旬にもなってヒマワリが咲いている。
ちょっと前まではこの近辺にスイカが生い茂っていたが、全部処分した。
夏から変な草が生えているなとは思っていたが、
花が咲いてから、やっとヒマワリだと判明した。
花といっても、ヒマワリにしてはすごく小さい。
手のひら程度の大きさで、見慣れた大きなヒマワリではない。
これも植えたわけではなく、勝手に生えた野良のヒマワリだ。

スイカは勝手に生えてきたが、(高級だった)メロンも別の畑に生えてきた。
食べてみたが小ぶりの玉であんまりおいしくはないが、
メロンというか瓜の味のような気がした。
高級メロンはちゃんと管理して1本の樹に1つ?しか実を育てないらしいが、
それなりに手間暇かかって育てている。
勝手に生えたメロンなんて放置しているだけだからおいしいはずがない。

果物の種を土に埋めても芽が出るとは限らない。
サクランボなんかは芽が出る確率は非常に小さい。
また聞きだが、桃は芽が出て大きくなったという話は聞いたことがある。
木に生るフルーツは、種からではなく、接ぎ木か刺し木で育てるのが普通なんだろうな。

今月は坊主を回避

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9月の新月期は天候に恵まれずに撮影できない日々が多かった。

例年なら秋の天気で周期的に晴れ間はあるはず。
ところが今年はよくない。
やはり異常気象なのだろうな。

9/21(日)の夜は晴れた。
和歌山リモートへ接続し、M31を狙った。
しかし、薄雲攻撃ばかりでボツ画像の量産だ。
やはりだめか。

9/22(月)の夜も一応晴れた。
和歌山リモートへ接続し、またもやM31を狙った。

20250925.jpg

5分の1枚画像でこれだ。
薄雲攻撃も少しはあったが、前日よりも良い天気だった。
何とか坊主は免れてよかったが、もう9月の撮影は終わりかもしれない。

10月ともなると、季節は冬の星座になる。
ペルセウスから御者座、オリオン座となってくる。
ここをFSQ106で狙いたいのだがな。

機材のメンテ

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ドーム内機材のメンテに行ってきた。

あまり稼働率は高くないというか、ほとんど稼働していない。
快晴の夜が全くないからだ。
それでも秋になれば気温も下がり晴れる夜もあるだろう。
というわけで、メンテに行ってきた。

1.スイッチボットの電池交換
 1年以上経過すると電池がなくなる
 ほとんど使わないが、使わなくても電池は消耗する
 ドーム回転しない時は、こいつに頼る時が出てくる

2.機材の動作確認
 基本的には正しく動作するが、
 赤道儀だけコネクトしない

またこれかあ、と悩んでも仕方がない。
赤道儀との通信ケーブルは、ドーム制御器と分岐しているのでちょっと複雑だ。
パソコンと赤道儀(NJP Temma2)を直結させると、ちゃんと動作する。
(これで精神的にはかなり楽になった)

となると、途中のケーブル関係になるのだが、
ドーム制御器も10数年前なので、端子がさび付いていたりする。
接点復活剤をシュッシュしてぐりぐりして接続し直しした。
これで復活した。

和歌山ではUSB端子の接点復活剤ぐりぐりは定期的にやっているが、
こっちは何もしていなかったし、
これからは定期的に接点復活剤ぐりぐりをやるべきなんだろうな。
天気が良くないからって、機材を放置するのもよくないし、
たまには動作確認しとかないといけない。

USB端子というのは、新しいパソコンなら問題は出にくいが、
古いパソコンは接点の接触が悪くなりやすく。問題が出やすい。
なので、しつこく接点復活剤ぐりぐりをやっとかないと機能維持ができないようだ。
で、微妙なのが、USB端子は微妙に大きさが異なり、接続するものによっては
うまく動くものと、そうでないものの相性が大きいと感じる。

やっと買えたゴルビー

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20250919.jpg

再度、仕事場にブドウ農家さんが売りに来た。
今回はお目当てのゴルビーがあった。

ゴルビーはやっぱりおいしい。
皮が厚いので、皮を剥いて食べるのだけど、
本来、ブドウというものは皮は食べないはず。
昔からあるデラウエアや巨峰にしても、皮を剥いて食べる。

なので、シャインマスカットよりもゴルビーが好き。
家族はその反対で、シャインマスカットが一番うまいという。

ツクツクボウシ

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8月下旬から鳴いていたが、
9月になると、ツクツクボウシばかり鳴いている。
夏が過ぎて初秋の頃に鳴くセミで、10月でも鳴くヤツもいる。
こいつらの鳴き声がうるさいと、今年は強く感じる。
というのも大発生したかと思うくらい、ツクツクボウシの個体数が多い。
1匹や2匹程度ならかわいらしいものだが、その10倍以上は存在していてやかましい。
そいつらが集団で「ツクツクボウシ.........」と朝から晩まで鳴きまくる。
今年は暑かったらからなあ。

9月でも暑いのは暑いが、8月ほどではない。
特に朝は涼しくなってきたと感じる。
夜は暑い日もあるし、エアコンかけなくてもよい日も増えてきた。

こうなってくると、厄介なのは蚊だ。
暑いときはいないが、少し涼しくなってくると出てくる。

蚊対策は蚊取り線香だ。
今年の場合、6月7月は蚊取り線香を使った。
8月は暑くて使わなかった。
9月になって涼しくなってきたので、蚊取り線香を使いだした。

とりあえず雰囲気を見るだけの画像処理

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撮影枚数が少なく、画像処理するまでもないが、どんな写りなのか?
雰囲気だけでも見たい時はある。

今週の撮影で、IC1805を撮影したが、薄雲攻撃で20枚しか撮影できなかった。
たった20枚ではまともな画像にはならない。
それで、雰囲気だけでも味わうため、10分程度で処理する。

20250918_1.jpg
WBPP直後の画像、STFでリンクは外してある。
(リンクありだと緑一色になる)

20250918_2.jpg
背景ムラがあるので、GCをかける
HTでRGBのヒストグラムをぴったり重なるように調整してそのままストレッチ。

20250918_3.jpg
HDRMultiTransform、ArcsignStrech、Colorなんちゃら、SCNRでサクサクっと。
赤い星雲がオレンジ色になるのが気に喰わないけど、深く考えないでおく。
RC大三元(BXT,NXT,SXT)やマスク処理は全く使わない。

いかにもやっつけ仕事で荒っぽい画像ではあるが、雰囲気だけはわかる。
もっと枚数を稼がないとダメですな。

まともな?画像処理は全然違う、まったくの別物の手順で行う。
RC大三元(BXT,NXT,SXT)やマスク処理は使うし、星と星雲を分離するのが必須だ。
でもまだまだへたくそなんだよなあ。

エアコンのリモコン

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9月になってもまだまだエアコンは使う。

エアコンの起動と停止はリモコンを使うが、
ユーザーインターフェースとして2通りがある。

・ダイキン型
 冷房、暖房、除湿を予め選択する
 1つのボタンで、起動と停止を行う
 →合理的な考えを優先(受動的な使い方)

・日立型
 起動時に、目的の操作のボタンで起動する
  夏場なら「冷房」のボタンを押す
  冬場なら「暖房」のボタンを押す
  停止は停止のボタン(共通)を押す
 →起動時に(毎回)何をするのかの意識が必要(能動的な使い方)

我が家で使っているエアコンは各種メーカーが入り乱れているので
夫々エアコンの操作性が違う。
で、操作を間違えやすいのはどちらか、というと、ダイキン型が間違える。

季節の変わり目の初期の時だけだが、
起動と停止の1つのボタンだけで操作するのに慣れてしまって、
冷房と暖房の機能の切り替えを忘れてしまうからだ。
最初だけの間違いですぐに気づいて機能の切り替えを行うのだが、
結構間違える。
おいらが間抜けなだけかもしれないが。

日立型は間違えるような操作は(今のところは)ない。
これは、一見ユーザー側に能動的な選択を迫るやり方ではあるが、
ユーザーインターフェースとしては、こちらが正解ではないかと思う。
夏場で「暖房」ボタンを押すようなバカはいないだろうとの考えもあるのかもしれない。

だからといって、どちらのやり方も間違ってはいないし、
優劣つけるものでもない。

たかがエアコンのリモコンだけど、
メーカーにとっては長年培ってきた考え方・技術が詰まっている。

値上げは続く

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色んな商品で値上げばかりしている。

ココ壱番屋なんかは、値上げ幅がひどくて今や高級レストランだ。
(ここ数年は行っていない)

まあ頑張っているのは牛丼屋かな。
牛丼屋にしても牛丼単体なら税抜き500円未満だけど、
何たら定食で1000円前後のものに誘導しているような感じはしている。

ドラッグストアなんか覗いてみると二極化しているものがある。
有名メーカーのブランド品と、無名メーカーのものと。
値札にわざわざ比較して無名メーカーのものがお安いですよ、
とやっているのが目に付く。

有名メーカーのブランド品は着々と値上げばかりしているが、
無名メーカーのものだと値上げせずに元の値段のままで売っている。
だから、似たようなものであっても値段は2倍くらい差がついている。
無名メーカーも値上げはしたいだろうし、かわいそうではある。

文字通り激安品ではあるが、あまりにも値段の差がありすぎると
かえって手を出しずらくなると考えるか、値段こそ正義と考えてそっちへ行くか。
財布の中身が軽いと激安品を買わざるを得ないのかもな。

いつも行く近所のドラッグストアでは、備蓄米はもうなくなっていた。
ちょっと前までは細々とあったんだけど、もう在庫もなくなったのだろう。

業種は違うが、携帯料金というかスマホ料金も一緒。
3大キャリア(サブブランド含む)は値上げ路線だ。
その裏では、所謂格安SIM系のMVNO各社は料金据え置きどころか、
内容が充実していく会社もある。

有名メーカーなどのブランド物は商品値上げに動き、
非ブランド物は値上げせずに頑張っている。
この結果が将来どう出るのか、数年先の業界がどうなっていくのか。

炭酸水

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今年の夏は、炭酸水ばかり飲んでいた。
ドラッグストアで500MLで1本50円くらいのPB商品で、
箱買い(24本入り)したのが、1箱を消費して、今は2箱目に突入した。

飲み方は、
1.そのままストレートで飲む
2.氷とレモン水を混ぜて飲む

これで夏のビールは全く飲まなくなった。
ビールというか酒類は全く飲まなくても平気である。

炭酸水の何がいいかというと、砂糖などの甘さがないことか。
サイダーとかコーラとかジュースとか、甘いものは飲めないというか嫌いだ。
自販機で買って飲むにしても水かお茶だな。

飲みかけの炭酸水は放置せずに早めに飲み干す。
でないと、
「炭酸水 炭酸抜けたら ただの水」。

ドライブするとお尻が痛くなる

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長時間ドライブするとお尻が痛くなる。

正確には、尾骨(背骨の最も下にある骨)のあたりが痛くなる。
対策は、適度に休憩して車から離れ、少し歩き回れば治る。
原因としては、その部分の血行が悪くなるのだろう。

幸いなことに、昔は腰痛で入院したこともあったが、今は腰は何とか大丈夫だ。
腰をやられると、生活がものすごく不便になるし、
長距離ドライブもままならない。

先日、和歌山へ行ってきた時、お尻はやはり痛くなった。
木綿の伸縮性のないズボンを履いていたので、
途中で何回かSA/PAで休憩した。

その帰りは、ジャージに履き替えていたので、
お尻は痛くならず、ノンストップで和歌山から帰宅した。
お尻が痛くなるのはズボンのせいだったのか。

季節遅れのイカ、SH2-129

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SH2-129_202509.jpg

SH2-129 ケフェウス座にあるが、中心部のイカは難物だ。
周囲の赤いヤツ(SH2-129本体)は明るく、NINAの撮影直後の画像でもはっきりわかる。
イカはものすごく淡いO3で光っており、ナローバンドでしか狙えない。
月明かりの撮影であったが、月なしの撮影で狙うべきだろう。
淡いので無理やり炙り出しているので、画像は荒れ荒れだ。
難物ではあるが、2,3時間程度の撮影でも炙り出せるけど、
もっと枚数を稼ぎたくなる対象ではある。

もう季節遅れなので、来年に持ち越す。

【撮影データ】
鏡筒:タカハシ FSQ106(530mm F5)
架台:タカハシ EM200 Temma2
カメラ:ZWO ASI6200MCPro
Filter:L-Ultimate 5分×56枚 4時間40分
ガイド:ZWO ミニガイド鏡(150mmF5) ASI220MM-mini PHD2
撮影日:2025年8月31日,9月1日
場所:和歌山県 NNRV(リモート撮影)
処理:PixInsight,BXT,SXT,NXT,NarrowbandNormalization他

今年最後の草刈とコウノトリ

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ドーム周辺に草刈に行こうとしたら、道路上にコウノトリが歩いている。
ゆっくり近づくと、横の田んぼに降りた。

20250910_1.jpg
その田んぼはちょうど稲刈りをしており、稲を刈った後の田んぼから
虫やカエルなどをエサにしているのだろう。
カラスやサギがやっているのはよく見かけたが、
コウノトリも同じようにやるんだな。

20250910_2.jpg
これが草刈前、草ぼうぼうだ。

20250910_3.jpg
こちらが草刈後、かなりすっきりした。
これで今年の草刈は終わりだ。

ガイドカメラの向きを間違えた

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なんて間抜けなんだろう。
先日和歌山へ行ってきて、ミニガイド鏡へ取付したガイドカメラだが、
向きを間違えていた。
メインカメラが横構図なので、それに合わせたつもりが、90度ずれていた。
(今頃気付くのも間抜けだ)

20250909.jpg

気付いたのは、自宅にてリモートでM45を撮影していて、
ガイドカメラの画像が何で90度回転しているのだろうと思ったからで、
そういえば、PHD2のキャリブレーションしたときに、
赤経方向の動きが上下で、赤緯方向の動きが左右だったのは気づいてはいた。
(なぜその場でおかしいと思わなかったのか?)
その後何も考えずに、キャリブレーションして、ガイドしているからOKだと。

頭が回らないというか、ぼけているのか。

M45は星の配置だけですぐわかるので、
ガイドカメラの中心はややずれてはいるが、
メインカメラの画像とほぼ同じところを向いているのはわかる。

ガイドカメラの向きを間違えたところで、
ガイドさえしていれば問題はないのでこのままにしておく。

財布に入れとくお金

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普段、財布に入れておくお金はどれだけか?

一説によると、年齢×1000円だという。
 20代なら2万数千円、
 50代なら5万数千円、
まあそれならば妥当な線かな、とも思う。

おいらの場合は、1桁少ない。
そんなにお金は持ち歩かない。
買い物や旅行にはそれなりに用意してもっと入れていくが、
普段はそんなに使うこともない、田舎だしな。

どれだけあれば安心かというと、
・ガソリン代で2000円~3000円程度
・食事代で1000円程度
あればなんとかなる。
家に帰れずホテルに泊まるということは想定していない。
ホテル泊とか、いざとなれば魔法のカードがあればなんとかなるだろう。

M45とその周囲の分子雲

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M45_202509.jpg

前回の和歌山訪問時、オフアキガイドからガイド鏡ガイドに移行した。
焦点距離は530mmから150mmとなり、PHD2ガイドのグラフがかなり平坦になった。

その最初の作品がこれだ。
周囲のもくもくを何たらストレッチであぶりだしてみたが派手すぎるかもしれない。
なんというか、派手好みのアメリカ親父的な芸風だな。

M45本体はそっちのけでどうでもよくて(どうでもよくはないが)、
周囲の茶色のもくもくと、薄くて青いベールのような星雲との絡み合いが面白い。

ずっと前からメローペの下というか南側は色合いが違うと思っていたが、
青と分子雲の茶色?と入り混じってあの色になっていたのか。
長年の謎がこの画像ではっきりした。
今時の進化した画像処理のおかげといえる。

月没後の撮影で、撮影枚数は少ないが撮影条件は良かったのかもしれない。

PixInsightでは、RC大三元(BXT,SXT,NXT)はもちろん、ImageBlendも使っている。

【撮影データ】
鏡筒:タカハシ FSQ106(530mm F5)
架台:タカハシ EM200 Temma2
カメラ:ZWO ASI6200MCPro
Filter:NO Fitler 5分×30枚 2時間30分
ガイド:ZWO ミニガイド鏡(150mmF5) ASI220MM-mini PHD2
撮影日:2025年8月30日
場所:和歌山県 NNRV(リモート撮影)
処理:PixInsight,BXT,SXT,NXT他

ゴルビー買えず、クイーンニーナ

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仕事場に売りに来る地元の農家さん。
今回はゴルビーがあると聞いていたが買えなかった。
代わりにクイーンニーナというブドウを買った。

20250902.jpg

ゴルビーと同じく、赤系のブドウである。
ゴルビーの味は忘れたが、クイーンニーナも甘くておいしい。
皮ごと食べられるというが、
実際に食べてみると皮はシャインマスカットよりも少し厚いかも?だけど、
シャインマスカットみたいに普通に食べられる。

SH2-140

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SH2-140_202509.jpg

SH2-140 ケフェウス座にあるが愛称はないみたい。
中央の赤いヤツがSH2-140である。
これ、SH2-140以外の周辺部がかなり淡くて処理が難しい。

【撮影データ】
鏡筒:タカハシ FSQ106(530mm F5)
架台:タカハシ EM200 Temma2
カメラ:ZWO ASI6200MCPro
Filter:NO Fitler 5分×102枚 8時間30分
ガイド:ZWO OAG-L,ミニガイド鏡(150mmF5) ASI220MM-mini PHD2
撮影日:2025年8月25日,26日,28日,29日,30日
場所:和歌山県 NNRV(リモート撮影)
処理:PixInsight,BXT,SXT,NXT他

8月の新月期の第2弾。
これも天候不順というか薄雲攻撃ばかり、ガイド不能も多かった。
全撮影画像の半分程度は捨てている。

8月の新月期はこれで終わり(隠し玉はある)。
薄雲さえなければ量産体制にもっていけたが無理だった。

ガイド鏡ガイドに変更したが

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20250903.jpg
上:今までのオフアキガイド(焦点距離530mm)のグラフ
下:ガイド鏡ガイド(焦点距離150mm)のグラフ

こうしてみると、ガイド鏡ガイドはグラフが平坦になり、よくなったように見える。
しかし、秒角単位で見ると、実はほんの少し悪化している。
ガイドの焦点距離は、長い方がやはり有利なのかも?とも思う。
とはいえ、実用上はこれで何の問題もない。

思えば昔はSBIGのCCDでAOガイド(これも一種のオフアキガイド)でやっていて、
4年前にCMOSカメラにした時もOAG-Lでオフアキガイドをやっていた。
ガイド鏡ガイドはやってこなかったわけで、今回が初のガイド鏡ガイドだ。

オフアキガイドはやはり優れたガイドシステムであると思う。

ではなぜ、ガイド鏡ガイドにしたのか?
理由は、フィルターの有無でピントがずれるから。
フィルターなしとフィルターありではピント位置がかなりずれる。
フィルターをUV/IRタイプのものを入れれば済む話であるが、
カメラのカバーガラスもUV/IRタイプのものなので、
同じものをもう1枚入れてもなあ、という思いがあった。

あと、今は横構図でしか撮影していないが、
そのうち縦構図で撮影したいものが出てくる。
そうした時も、ガイド鏡ガイドだと何も考えなくてよい。

そういった事情があってのガイドシステム変更だ。

また和歌山へ行ってきた

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8月30日(土曜日)、再び和歌山へ行ってきた。
朝10時ごろに出発し、現地には15時前に到着した。
現地作業を行い、20時30分頃に現地から撤収、帰宅したのは日付が変わってからだ。

現地でやることは色々あって、
1.周辺の草むしり
2.雨対策でコーキング
3.中の掃除(掃除機をかける)

それが終わってから、
4.鏡筒の蓋兼フラットパネルの微調整
 (少しズレだしてきたので元に戻す)
5.ミニガイド鏡の設置とピント出し
6.ミニガイド鏡でPHD2の再設定とガイドテスト
7.メインカメラの回転位置が1度ちょいずれていたのを修正

ミニガイド鏡は、ZWO社の30mmF5でEDガラスを使った最新型。
前回訪問時にはピントが出ず、今回はリベンジだ。
原因はわかっていたので、今回はちゃんと対策してピントもちゃんと出た。

20250901.jpg

ミニガイド鏡と撮影鏡筒の光軸合わせはしなかったけど、
どちらも撮影画像に同じ天体を捉えていたのでまあ十分だろう。
ファインダー台座って取付にズレがあるものと思っていたが、
ほぼ正確だったとは驚いた。
さすがはタカハシ製品。

PHD2で強制キャリブレーションしたが、なぜか失敗ばかりする。
同時に現地にいた人に聞いたら、
「ガイド鏡の焦点距離を入れ直ししないとダメだよ」
おかげで助かった。
焦点距離の変更とは、現地では頭が回らなかったよ、ありがとうFさん。

もう思い残すことはない。
よほどのことがない限り、これでもう現地には行かないぞ。

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