前回の和歌山訪問時、オフアキガイドからガイド鏡ガイドに移行した。
焦点距離は530mmから150mmとなり、PHD2ガイドのグラフがかなり平坦になった。
その最初の作品がこれだ。
周囲のもくもくを何たらストレッチであぶりだしてみたが派手すぎるかもしれない。
なんというか、派手好みのアメリカ親父的な芸風だな。
M45本体はそっちのけでどうでもよくて(どうでもよくはないが)、
周囲の茶色のもくもくと、薄くて青いベールのような星雲との絡み合いが面白い。
ずっと前からメローペの下というか南側は色合いが違うと思っていたが、
青と分子雲の茶色?と入り混じってあの色になっていたのか。
長年の謎がこの画像ではっきりした。
今時の進化した画像処理のおかげといえる。
月没後の撮影で、撮影枚数は少ないが撮影条件は良かったのかもしれない。
PixInsightでは、RC大三元(BXT,SXT,NXT)はもちろん、ImageBlendも使っている。
【撮影データ】
鏡筒:タカハシ FSQ106(530mm F5)
架台:タカハシ EM200 Temma2
カメラ:ZWO ASI6200MCPro
Filter:NO Fitler 5分×30枚 2時間30分
ガイド:ZWO ミニガイド鏡(150mmF5) ASI220MM-mini PHD2
撮影日:2025年8月30日
場所:和歌山県 NNRV(リモート撮影)
処理:PixInsight,BXT,SXT,NXT他