2023年3月アーカイブ

バカ野郎の退治(2)

| コメント(0) | トラックバック(0)

前回の記事で、バカ野郎を退治した。
前回は、pop3の対策で、pop3にはdovecotを使っていた。
そのdovecot.confでは、「mode = aggressive」の設定を行った。

そこで、今回は、smtpでのpostfixに対しても同じ方法が使えるのか?を試した。
結果:使えた。
postfix.confにも、「mode = aggressive」が使えた。

ログにはこんな情報が残っている。
 postfix/smtpd[17183]: connect from unknown[154.89.5.112]
 postfix/smtpd[17183]: lost connection after AUTH from unknown[154.89.5.112]
 postfix/smtpd[17183]: disconnect from unknown[154.89.5.112] ehlo=1 auth=0/1 unknown=0/1 commands=1/3
これはsmtpに接続だけして逃げたヤツのログであるが、今までは見逃していた。
これからは見逃すことがなくなった。

これにより、smtpに接続だけして逃げるバカを退治することが可能になった。
これは実害はないと思っていて放置していたけれども、
最近は特に厳しく対策を行っている。
お陰でブラックリスト入りが大幅に増えた。
ざまあみやがれ。

自動化を考える(4)

| コメント(2) | トラックバック(0)

NINAでの動作確認までは終わった。
しかし、これで終わりではない。
これまでは事前作業であって、実はここからが本当の勝負所になる。

とりあえず、MaxImDL/NINAでの動作ができたということは、
VBScriptで、定義したCOMオブジェクトを宣言し、
そのCOMオブジェクトに対してメソッドを実行することにより、
スリット開閉の単独動作が可能になるはず。
自前でスクリプトを組む方法はある。

しかし、もっと手っ取り早く、かつ、確実な方法は、
NINAで詳細シーケンスを組む方法があり、こちらで攻めてみようかと思っている。
NINAの詳細シーケンスでは、撮影条件以外に、
撮影終了後の記述でドームのスリットを閉じることもできるはず。
電源断はできなくても、赤道儀をパークしてドームのスリットが閉じられればよい。
そうすれば撮影を開始したら放置して眠れるはず。

20230329.png

なのでNINAでドームドライバを接続し動作できたということに意味があるのだ。
ここまで時間をかけても頑張った甲斐はあったというもの。
(異常時のことまでは考えていないけど)

まあこちらに関してはこれから調査・研究が必要だが、ぼちぼちやっていくか。

自動化を考える(3)

| コメント(0) | トラックバック(0)

MaxImDLで動作したとはいえ、一歩前進ではあるが、
最終的にはNINAで動作させなければならない。

NINAは64bit版なので、32bit版に入れ替えることも考えた。
インストールのやり直し自体は手間ではない。
しかし、ここはあえて64bit版のままで動作させることにする。
NINAも64bit版インストーラを前面に出していて、32bit版は小さく扱っている。

32bit版でやれば動くだろうけれども、それでは勝負に負けたことと同じだ。
ボケ老人の拙い脳みそをフルに使って、ここはあえて茨の道を進むことにする。

とりあえず、この状態のままNINAでトライしてみる。
NINAのドーム関連では、直接ドライバを指定するが、当然動かない。
それならと、DeviceHubを通して設定すると、これであっさりと動作した。

20230327_8.png

20230327_9.png

20230327_2.png

素晴らしい。

DeviceHubすげー、
NINAの64bit版から32bitのASCOMドライバのHub機能がきちんと機能する。

20230327_6.png

NINAでは、DeviceHub Dome で設定する必要があったみたいだ。

MaxImDL(32bit)は、32bitで作成したASCOMドライバを直接指定した。
NINA(64bit)では、DeviceHubを経由して、32bitのASCOMドライバを指定した。
何となく意味は理解したし、動作原理も納得はした。
しかし、こんな調子では天文関連のWindows環境はものすごく面倒で、
素人が気軽に扱える代物ではなく、マニアだけが腫れ物に触るようになっている。

少し前の記事で、撮影環境はWindowsに限ると書いたが、その気持ちは今も全く変わらない。
難易度は高いが、自分でドライバを書くことだってできる。
(おいらは自分では書いていない、情けないけどな)
特にASCOMは英語だがドキュメントも豊富で情報も多く存在する。
その気になれば可能性はかなり広がるのではないかと思う。

それは兎も角、
20230327_3.png

NINAで、ドームのシャッターの開閉のボタンを押すことで、
これでスリットの開閉ができるようになる。

20230327_4.png
このボタンでスリットをオープンさせたところ。
画像左上がスリットだ。

20230327_5.png

こちらはスリットを閉じたところ。

何度もドーム機器の接続、スリット開閉、ドーム機器の接続解除とやってみたが、
問題なく動作している。
不満な点は、MaxImDLのように芸は細かくはないことか。

通常、こういったテスト的なものは現地で横に張り付いてやるものなんだろうが、
全てリモートでやってきた。
異常があれば、現地に駆けつける覚悟でいたが、何とかなってよかった。

20230327_10.png
ただ、通信ポートはCOM7で決め打ち(設定はレジストリに直接記述)している。
ドーム制御器とパソコンを接続しているのは、USB-Serial変換ケーブルだ。
USB-Serial変換で接続しているところの通信ポートはCOM7に固定しないといけない。
まあここは決め打ちでも動作できれば十分だ。

ここまで来るのに何日?かかったかな、時間がかかってしまった。

自動化を考える(2)

| コメント(2) | トラックバック(0)

ASCOMドライバの作成だが、ネタ(ソースコード)はある。
できれば最新の環境でビルドするところから始める。

10年以上前の古いパソコンを引っ張り出してきて、
Windows10のクリーンインストールから始めて、
MicrosoftのVisualStudio2022(Community版)をインストールする。

そこからビルドするが、ビルド自体は問題ないが、
プラットホームをどうするか悩む。
・AnyCPU: x64環境下では64bit動作、x86環境下では32bit動作(のはず)
・x64: 64bit動作でビルド
・x86: 32bit動作でビルド
とりあえずデフォルトのAnyCPUでビルドした。
(後でこれが間違いだとわかるが、最初からわかっていたら苦労しねーよ)

20230327_11.png
ソースコードに、ジョナサンという人の記述:
  ひな形を作ったから自由に使ってよい
  ただし枠組みだけだから、機能の記述は各自でやれ
  readmeはちゃんと読んどけ、と。
ジョナサン、ありがとう。

20230327_12.png
ビルド自体は正常だ。

出来上がったDLLをドーム内パソコンに転送し、
リモートで動作確認するが動かない。
MaxImDLでも動かない。
NINAでも動かない。
2年前と状況は変わらない。

色々調べてみると、手作りのASCOMドライバなので、
インストーラはなく、設定は全部手動で行う必要がある。
具体的にはCOMオブジェクトの登録、レジストリの登録・設定など。
出来上がったDLLも、所定の場所に配置する。

こうやって少しづつ進み始めたが、まだまだうまくいかない。
例えば、下の画像のようなエラーが出る。
20230327_1.png
エラーメッセージだけでは、何のことかさっぱりわからない。
このエラーは、32bit版で動作していないからという意味である。
対策としては、x86で32bitとしてビルドし直すしかない。
と書いたがここまでを理解するのにも苦労した。

ここでようやく、64bit動作と32bit動作の違いが分かってきた。
そこで、ふと気が付いた。
NINAは64bit版をインストールしたことをすっかり忘れていた。
ASCOMはおそらく32bitだ。アルパカが64bitだったような?
MaxImDLは間違いなく32bitだ。
Windowsの厄介なところは、32bit/64bitの違いをよく考えておく必要がある。
通常はあまり意識しなくてもよいが、自前でアプリやドライバを作るとなると
この辺りが問題を起こしてややこしくなるのだ。

色々悩んだ末に、32bit版、MaxImDLで動作させることを目標にした。
昔はMaxImDLで動かしていた実績がある。
VisualStudio2022では、x86 32bit動作でビルドし、これを使う。
MaxImDLではビルドしたドームドライバを直接指定してみた。

これで、少しは進んだが、また別のエラー(レジストリエラー)が出てくる。
更に調査すると、64bit動作と32bit動作でレジストリの登録場所が違うのだ。
特に64bit版Windowsで、32bit動作の場合は、
SYSWOW64配下でレジストリを作成・設定しないといけない。
(昔のMaxImDLで動かしていた時代とはこの辺りが違ったようだ)
アプリの開発者ってのは大変だな(ただのぼけ老人の独り言)。

そしてついに、やっと動作した。

素晴らしい、(心の中でガッツポーズ)。

20230327_13.png
MaxImDLで接続したところ。正常にConnectしている。

20230327_14.png
MaxImDLで、ドームタブの画面。
これはスリットオープン時の状況。
オープン中は、スリット部が画面のように半分黒くなり、
オープンが完了したら、スリット部が全部黒くなる。
閉じる時も同様で、スリットの開閉状況がよくわかるようになっている。
MaxImDLは芸が細かいなあ(こういうのは大好きなんだよ)。


やっとここまで来たか、やれやれだぜ。

自動化を考える(1)

| コメント(0) | トラックバック(0)

今は在宅ではなく、仕事先へ行って仕事をしている。
そのために、夜、晴れていてもあまり無理して撮影はできない。
今はリモートとはいえ、撮影終了までパソコンの前で付きっきりだ。
そこを改善するために、小規模ながら撮影の自動化を考えている。

一番の問題は、ドームのスリット開閉を手作業(ボタンを押すだけだが)
で行っている点にある。
ここを改善してスクリプト化とかで自動化を行うのだが、これが難題だ。

20230327_7.png

今は、エルデ光器のドーム制御器を使っており、
エルデ光器のWindowsアプリを起動して、
スリット開閉のボタンを押して開閉を行っている。
この部分をASCOMドライバで制御したいのだ。
メーカー提供のASCOMドライバはないので作るしかない。

機能としては、スリット開閉だけできればよい。
ドームの回転は鏡筒の向きに合わせて自動で制御してくれる、優れものだ。
(赤道儀へのRS232Cケーブルを分岐してドーム制御器に接続して制御)

実は昔、きたさんという方からスリット開閉のみの機能をもった
ASCOMドライバを提供して頂いていた。
MaxImDLに組み込んでスリット開閉を制御できていたが、
撮影再開した2年前にやろうとしたけれどもうまくいかず挫折した。

まずはここから作業を開始する。

バカ野郎の退治

| コメント(0) | トラックバック(0)

どうにもアタックして来るバカが気になって仕方がない。
辞書アタックしてくるバカは退治できていたのだが、
ログインユーザーなしでアタックしてくるバカは対応できていなかった。

20230324_1.png
こんな感じでユーザーなしでアタックして来る。
発信元は中国、というか香港だ。
ユーザーなしなので、アタックしても何もできないはずだが、
どうしても我慢できなくて対策した。

fail2banというソフトを使って設定するのだが、
標準ではdovecot.confで辞書アタックは対策できている。
ログインユーザーなしでのアタックは、自分で対策ルールを追加しなくてはいけない。
これがなかなかうまくいかず、どうしてもだめだった。

20230324_2.png
dovecot.confをじっくりと見ていると、よさげな記述がある。
上の画像の先頭にある、"mode-agressive = ^(?:Aborted login・・・"
これを使えばいいのか、と思ってよくよく読んでみると
「mode = normal」 を 「mode = agressive」 に変更してやればいいだけだった。

20230324_3.png
一晩たって様子を見る。
数は少ないが、馬鹿どもが引っかかってきた。

これでばっちりだ。
長年の懸念が晴れてせいせいした。

斜め上のカレー屋

| コメント(0) | トラックバック(0)

先週は、GOLDENCUPというカレー屋へ。

店の入り口看板には斜め上の欧風カレーとある。

20230322.jpg
注文したのは北海道の何とかというカレー。
ホタテやジャガイモとかにクリームコロッケが載っている。
値段なりのお味でまあまあ美味い。

しかし、歳のせいか胸焼けというか胃にもたれる。

1年後の北陸新幹線開業にむけて
この前の日曜日に道の駅がオープンした。
我が家の近く、歩いて10分程度の距離だ。
(だけど行くとしたら車に乗って行くだろうな、行かないけど)

まあ新幹線の駅ができても乗客が少ないからって
駅前に道の駅を作って車の客を呼び込むという、斬新な?というか
ふざけたことをやっている。
もうアボカドバナナの世界ですな。

どうせ乗客は少ないのだから、何もせずだだっ広い広場でいいんだよ。
地元じゃ誰も新幹線に期待なんかしていない。
サンダーバードやしらさぎを無くすというツケは大きいぞ。

昔、20年位前かな、冷却CCDをやりだしたのは。
撮影環境はWindowsXPだったかと思う。

当時のノートPCには、標準でCOMポートやパラレルポート(プリンタ用)があった。
赤道儀にはCOMポートからRS232Cケーブルで接続し、
冷却CCDカメラにはパラレルポートで接続していた。
その後、冷却CCDカメラは、USB接続になったが、USB1.1で速度は遅かった。

撮影ソフトはすべてWindows環境で、ASCOM+MaxImDL/CCDSoftだったかと。
MaxImDLが優れもので、これ1つで撮影とガイドができた。

今もWindows環境で、ASCOM+NINAでリモートで撮影している。
機器がWindowsでしか動かないものがあるのでWindowsからは逃れられない。
でも今現在は、撮影するパソコンはWindowsが一番いいと思っている。
ハードウエアが正常なら抜群の安定性があり、確実に動作する。

よくASCOMがどうのとか、WindowsではCOMポートの番号がとかよく言われる。
実際に使ってみてもASCOMはなくてはならないし、全く問題はない。
POTHがらみでも最新のASCOM6ではDeviceHubに進化しており、
POTH単独で全部やるのではなく、各デバイス毎に用意されたDeviceHubを使うようになっている。

COMポートに関しては、確かに問題はある。
対策としては
1.同じ機器には同じUSBを固定して使うことでCOMポート番号を固定化する
2.USB-Serial変換はFTDIチップのものを使う
この変換チップはFTDIかProlificのどちらかだ、
FTDIは、USBを変えてもCOMポート番号を維持してくれる
ProlificはUSBを変えるとCOMポート番号は変わる
個人的にはProlificのものが好きでProlificを使っている
3.最悪Windowsのデバイスマネージャで、COMポート番号を強制的に変更する
とうことで乗り切っている。

MACでもLinuxでも使えるものなら使ってみたい気持ちもあるけれども
現状ではWindows環境が一番だ。

昔、ラズパイでちょっと遊んだことがあったけれども、全く使えなかった。
パーク機能が怪しいのと、接続できない機器が多かったためだ。
せめてASCOM準拠していたら使えたかもしれないのだがな。

急に暑くなってきた

| コメント(0) | トラックバック(0)

3月も上旬は寒かったが、その後急速に気温が上昇した。

撮影にしても、
3月上旬は気温2℃とかであったが、先週は気温12℃でスタートした。
こうなるとピント位置がかなり後ろにずれてくる。
フォーカサーで200ステップ程度はずれる。
それにスタートが12℃でも徐々に6℃程度まで下がる。
それでもNINAのオートフォーカスでピントを外すことはない。

それよりも花粉症にやられ出した。
3月上旬はそれほどでもなかったが、その後急に花粉症になってしまった。
目がかゆい、鼻水がずるずる出る、くしゃみが止まらない。

一気に冬から春になってしまった。

シーズン開幕したが、

| コメント(0) | トラックバック(0)

月が大きいが、晴れ間があり、撮影を開始。
月があるので、M82のHaのみを撮影。
月の影響か、背景が明るい(けど均一ではあるような気がする)。

オートフォーカスはバッチリだ。
ガイドは、暴れる。

20230316_1.png
ガイドの露光時間は3秒だと、赤経エラー値<赤緯エラー値だ。

20230316_2.png
ガイドの露光時間を1秒だと、暴れる。特に赤経。

20230316_3.png
ガイドの露光時間を2秒だと、まあまあかな。

この日は黄砂来襲前だったけど、
その後は晴れても黄砂がひどくて撮影する気にならんかった。

フォーカサーが動かん?

| コメント(0) | トラックバック(0)

撮影再開しようとしたが、フォーカサーが動かない。
NINAが動作せずに固まる。
まずいな、これは。

現地へ向かう。
やはりおかしい。
Windowsのデバイスマネージャーで認識していない。
電源コードの差し直しでもダメ。
USBケーブルの差し直しであっさりと復活した。

20230317.jpg
画像左端のこいつだ。
ケーブルの交換まではしなかった。

リモート撮影は、全ての機器が正常動作しないとダメだ。
FLIのフォーカサーも約15年前に購入したものだから、
USBの接点も差し直しで復活したのか。

リモート接続アプリ

| コメント(0) | トラックバック(0)

リモート接続アプリでは、無料のVNCがある。
リモート接続される側には、VNCサーバーを、
リモート接続する側には、VNCクライアントをインストールする。
特にVNCサーバー側はIDやPASSWORDなどの設定が必要だ。
WindowsはHome版でも動作する。
Windowsだけでなく、LinuxやMACでも動作し、異機種間での接続も可能だ。
実際においらはLinux機(ラズパイ)をVNCクライアントで使用している。
無料で利用できるが知名度は低いのかもしれない。

というか、VNCは総称名であり、
RealVNC
UltraVNC
TightVNC
といった色々なVNCソフトがある。
Windowsで使う場合は、firewallでVNCソフトを許可するように設定が必要だ。

ただし、セキュリティ上は考慮が必要だ。VNC自体は暗号化通信をしていない。
VPN接続ならいいが、インターネットに直に接続するのはやめた方がよい。
どうしてもというなら対策としては、SSHポートフォワーディングという、
SSH(という暗号化通信手段)を使ってトンネリングする技はあるので
やりようはいくらでもあるが、ハードルは高くなる。

英語版だけだし、玄人好みではあるので一般向けではないかもしれない。
やっぱり、Windows同士ならWindows標準のリモートデスクトップを使うのが一番だ。

リモート接続には、色々なソフトウエアが提供されている。
リモート接続する側と接続される側とに両方仕込んでおく必要がある。

TeamviewerとかAnydeskとかGoogledesktopとか有名どころはあるが、
Windows標準のリモートデスクトップが一番使い勝手が良い。
ただし条件はある。
リモート接続される側は、Windows10/11ともPro版が必要だ。
あとは設定で、リモートデスクトップで操作されることを許可すればよい。
これだけで、リモート接続する側から接続すればよい。

Windows標準のリモートデスクトップが優れているのは、
1.抜群の安定性
2.細い回線でも滑らかに動く
3.細い回線でもネットワーク負荷が低い
おいらは全てにおいて文句なしの評価をしている。

細い回線でも安定して動作するのが最高によい。
携帯電話の無線ネットワークをつかっているが、
深夜や午前中は回線は速いが夕方は回線が遅い。
ラズパイのアップデート情報を取得する
$ sudo apt update
のコマンドを打つと、1MB程度の情報を取得するのに
午前中:数秒
夕方 :5分程度
と極端に差がある。
回線の遅い夕方から接続しても、問題なく接続し動作できるのは凄い。
一晩中接続していても、200MB~300MB程度の回線使用量だ。

ただ、リモートするには相手側のネットワークの状況をよく知っておくべきで、
遠隔地ではインターネット網を通すことになるため、
相手側はグローバルIPで接続できなくてはいけない。
相手側のパソコンに直接接続は普通は無理なので、
相手側のルータに、リモートデスクトップが使用するポート3389を開放し、
ポート3389を相手パソコンのIPアドレスにポートフォワードしてやる必要がある。
ただし、これはインターネット回線をそのまま使うやり方であって
セキュリティ上問題があることも確かだし、それなりの知識が必要だ。

話は変わるが、この辺りの設定もろもろを突破したのがTeamviewerだ。
Teamviewerは設定は簡単で接続が可能だ。
ルータの設定も不要で相手はグローバルIPでなくても構わないのが凄い。

話を元にもどして、
インターネット回線をそのまま使うのは危険なので、通常はVPNを通す。
セキュリティ上は当然こちらが良い。
なのでおいらはVPNを通して接続するやり方を取っている。
VPNを通せばポート3389のポートフォワードは不要だが、
ルータにはポート3389を通す必要はある。
(通常のルータはポート3389は通さない)

VPN接続すれば、自宅ネットワークの延長上に接続先のネットワークが見える。
これで安心してリモートデスクトップで相手側の画面を操れるのだ。

ちなみに、おいらの場合、リモート接続するためには、
1.VPN接続を行う
2.電源制御アプリでリモート先のノートパソコンのAC電源を入れる
 これでノートパソコンが起動する(ようにBIOS設定してある)
 パソコンが起動するまで30秒ほど待つ
3.リモートデスクトップ接続し、リモート先のパソコンの画面を出す
4.カメラや赤道儀関係の電源を入れて、撮影準備にかかる
といった感じでやっている。

牛角

| コメント(0) | トラックバック(0)

週末ドライブ&昼食は、今回はなし。

大阪にいる子供が一時的だが帰ってきたので、久しぶりに家族で牛角へ。
食べ放題コースを選んで、久しぶりの焼き肉だ。
食べ放題ということもあり、ガンガン注文してガンガン食べる。
おいらはそんなに食えないが、それでもかなりの量を食べたかな。
帰宅したら動けずにぐったりだ。

夏タイヤに交換

| コメント(0) | トラックバック(0)

夏タイヤに交換した。
毎年、この時期に行っている。

車の燃費もよくなってきた。
1月、20-21Km/L
2月、22-23Km/L
3月になると、25Km/Lを超えた。

朝6時で明るくなった。
夕方6時も明るくなった。
だが、まだまだ冬の天候で気温も低く晴れ間が少ない。
もうシーズン開幕なんだけどなあ。

バカチョンカメラ

| コメント(0) | トラックバック(0)

もう死語になってしまったバカチョンカメラ。
正確なことはわからないが、昭和の中期ごろにできた言葉だと思う。
1950年代の終わりごろか1960年代の初めごろかに、
銀塩フィルムを使う一眼レフカメラが登場した。

報道もスポーツも芸術もみんな一眼レフカメラを使った。
だが、普通の一般庶民には高額で重くて簡単には使えない。
そこで、軽量でレンジファインダー式のレンズ固定で
簡単に撮影ができるコンパクトカメラが登場した。

一眼レフに比べれば馬鹿でもチョンと(シャッターボタンを)押せば
きれいに写真が撮影できますよ、ということで、バカチョンカメラという
呼び方ができたものと思われる。

しかし一眼レフカメラも小型化や操作性の向上などで一般庶民にも普及しだす。
もうこの時代にはバカチョンカメラという言葉はかなり廃れてきた。

中でも究極のバカチョンカメラは、写ルンですに代表される
カメラ付きフィルムの登場だ。
これはカメラの概念を覆した。
観光地にはカメラをもっていかなくても現地でフィルムを買えば
撮影ができるという画期的な出来事があった。
写ルンです以外だと、現場監督という正統派のバカチョンカメラもあったな。

そうこうしているうちに、1990年代後半ごろから登場したデジカメにより、
次第に銀塩フィルムからデジカメに流れが変わりだす。
デジタルの一眼レフも登場していたが、
コンパクトデジカメが世の中に普及してきた。
これで一気にフィルムの時代が終わった。

ところが2010年以降になると、スマホの普及でコンパクトデジカメも
段々と下火となり絶滅危惧種になる。
今は、ミラーレス一眼レフとスマホがカメラの時代ってことになる。

正しい濃度

| コメント(0) | トラックバック(0)

子供の頃、夏の暑い時は(貰い物の)カルピスを飲んでいた。

当時のカルピスは、ビール瓶みたいな茶色の瓶から、
濃縮されたカルピス原液をコップに注いで水で割って飲む。
瓶を包んでいる説明書には約5倍に薄めて飲めと、
書いてあったような気がする。

5倍に薄めろといっても誰も正確に計測していたわけではないようだ。
我が家でも適当に水を入れていたわけで、いい加減だった。
どちらかというと水多めで薄くして飲んでいた。
貧乏性だったからだな。

それから10年後か20年後かに、カルピスウオーターが登場した。
原液ではなく、そのまま飲める飲料水だ。
初めて飲んだ時、濃いなと思った。
これがメーカーが提供する標準的な濃さで正しいはずなんだけど、
薄味のカルピスで育ったために味の感覚が狂っていたのかもしれない。
良く味わって飲むには美味しいと思えるのは確かだが、
やはり濃いと思える違和感があった。

話は変わって最近の話。
冷凍食品である冷凍炒飯だが、非常用に数袋は冷凍庫に保存してある。
1カ月に一度くらいか、たまに食べるが味が濃い。塩分が多いのだろう。
夏の暑い時、野外活動(草刈とか)で汗を大量に出した時にはいいけど、
普段はちょっと味が濃いと感じる。

カルピスと違って水で薄めるわけにもいかないので、白ご飯を混ぜて薄める。
貧乏くさいのだけど、老人には味が濃いのも苦痛になってくるのだ。
1袋の半分か1/3程度を取り出してレンジで加熱し、適量の白ご飯を混ぜる。
これで自分好みの味付けというか味の濃さになる。

イカ丼

| コメント(2) | トラックバック(0)

20230306.jpg
久しぶりに週末ドライブとお昼ご飯もの。

今回は、福井県若狭町のドライブインよしだでイカ丼だ。
県民ショーでも登場したようだが、その回は見ていない。

これ、結構お値段お高め、観光客向けのお値段ですな。
地元の人はまあ行かないでしょう。

お味は結構いいですよ。
分厚いイカが美味いっす。

三方五湖の湖沿いに、福井県年縞博物館の横を通り過ぎて
更に先へ進むと三方五湖レインボーラインの入り口手前にある。

Polemasterを使うが

| コメント(0) | トラックバック(0)

20230307_1.jpg
Polemasterを設置した。
NJPにはリングレベルを取り付けてあるので、EM200/EM10にも取り付け可能だ。

20230307_2.jpg
取り付け前の極望の状態だが、これはアプリ上での表示。
白丸はアプリでの北極星の位置。
実際の北極星の位置は、その上の灰色の丸。
多少のずれはある。

20230307_3.jpg
Polemasterによる極軸の設定だが、結果的には何もしなかった。
粗調整は合わせるまでもなくぴったり合っている。
微調整は、緑と赤の丸は、ずれは少しあるがほぼ重なり合っており
誤差の範囲内としてそのままとした。

Polemasterでは星がたくさん写っており、最初は北極星がどれかわからなかった。
じっくりとよく見て中央付近の一番明るい星が北極星だろうと判断したけど。

初めて使ったが、操作面では分かりやすく理解もしやすい。
よくある初見殺しはなかった。

半年前にPHD2でかなり追い込んで極軸調整しておいたが、
半年程度では極軸の再設定は不要のようだ。

木を伐採して北極星が見えるようになったなら、極望でも十分といえるが、
極望では本当に合っているのかわからない(結構近いとは思うが)。
でも北極星が見えるってのはいいねえ。

20230307_4.jpg
ついでに、監視用カメラの向きも真ん中に向けた。
画像が荒いのは、ネットワークに携帯電話用の回線を使っている関係からで、
最低の画素で最低のフレームレートでやっているから。
これでも十分だ、トラブらない限り監視することもないけど。

Polemaster到着

| コメント(0) | トラックバック(0)

20230303.jpg
Polemasterが到着した。
とりあえず、手持ちのEM10に取り付けてみた。
ただそれだけ。

現地での設置や設定はもう少し後かな。
もうそろそろ開幕シーズンになるはずだが、
まだ冬の天候だしな。

でも3月、ここから開幕シーズンで、
11月あたりで閉幕なんだけど、地の利が悪いね。

ラズパイはもう一台、ドーム内にある。
こいつも足並みそろえてOSのアップグレードを行う。
ただし、こいつはリモートで操作するので
クリーンインストールはできず、アップグレードインストールを行う。

ドーム内の撮影用パソコンをリモートデスクトップで呼び出し、
そこにラズパイの画面をリモートで出す。

20230302_1.jpg
/etc/apt/sources.list にリポジトリを変更して、アップグレードする。

20230302_2.jpg
アップグレード自体は、サクッと終わり、再起動後は、bullseyeが起動する。
壁紙は元のままだったので変更した。

20230302_3.jpg
監視用のカメラアプリもそのまま動作した。カメラの向きが少しズレている。
仕組みとしては監視動画をネットワークへストリーミング配信し、
それを自宅パソコンからwebブラウザで確認する。

20230302_4.jpg
気温測定も動作している。
仕組み的には、10分に一度、気温測定結果をCSVに出力し、
apache2(webサーバー)は要求があればCSVを読み、応答を返すように組み込んだ。
それを自宅パソコンからwebブラウザで確認する。
だけど、NINAでオートフォーカスするようになったので、もう温度監視は不要だ。
3月とはいえ、気温が2℃以下とは寒いな。

正直、ドーム内のラズパイは無くてもいいのだけど。

こういう監視目的にはラズパイは簡単に仕組みを作れて安上がりだ。
ハードウエアは苦手だが、ラズパイをいじる程度なら何とかなる。

確定申告がオワタ

| コメント(0) | トラックバック(0)

例年は確定申告などしない。
会計事務所に依頼しているので源泉徴収を送ってもらうだけ。

だが、今年は確定申告をしないといけない事情があった。
そのために役所のたらいまわしの刑にも耐えて書類を整えた。
また仕事を休んで朝から税務署に並ぶ。
人は少ないのかと思ったが、人は多くて待たされた。

書類提出の分は手書きで申請書を書く(書いてもらう)。
ところが、ここからはスマホでやれという。
個人の源泉の所得税は変更はないのだが、これはスマホで入力し直しだ。
書類提出の分もそれ用の入力欄があり、書類の通りに入力する。
チェックが終わったら、追加の税額の決済(クレカで)を行い、
これですべて終了だ。

たったこれだけのことをやるのに、6時間もかかったよ。
待たされた時間も長いが、スマホで入力するたびにエラーで止まる。
職員を呼んでみてもらうが、職員でもわからないことがあるんだな。
かなり詳しい人でないと解決できなかったぞ。

とにかく、これで終わった。
税務署の職員は、来年からはもっと楽になりますよとかいうけれど、
来年は確定申告はしないぞ。

それにしても不思議なのは、役所で発行してもらった書類で確定申告すると
所得税はかからないといわれていたのに、追加でいくらかかかったぞ。

月別 アーカイブ

ウェブページ

Powered by Movable Type 7.8.2

このアーカイブについて

このページには、2023年3月に書かれたブログ記事が新しい順に公開されています。

前のアーカイブは2023年2月です。

次のアーカイブは2023年4月です。

最近のコンテンツはインデックスページで見られます。過去に書かれたものはアーカイブのページで見られます。