2日目、朝は5時から風呂に入れるというので、風呂に入る。
風呂は温泉だし、当然、露天風呂もある。
朝、起きるのはいつも通り早いので、5時の風呂は余裕で入れる。
宿の窓から見た磐梯山
風呂につかりながら本日の予定を考える。
今回の目的は五色沼の散策であり、目的は達した。
特に行きたいところもないので浄土平に行くことにした。
数年前なら、行きたいところを多くピックアップし、
次から次へと見て回るようなスケジュールを立てたが
今は行きたいところを1,2か所で十分だと思うようになってきた。
(福島は見どころは一杯ある、桧枝岐村は行こうと思っていたがあきらめた)
朝から風呂に入り、風呂上りに周辺の散策をして、それから朝食だ。
昨日の夕食もそうだが、最近は歳のせいであまり多くは食べられない。
ビッフェ形式だけど、本当に食べられる量しかとらないけど
昔に比べて随分と量が減った。
数年前だと、朝食ならご飯を3杯程度は食べてきたが
今回はクロワッサン2個とサラダ、炒り卵とフルーツ少々で十分だ。
これでもお昼時でもおなかが空かないほどで、
お昼を無理に食べたら夕食はなしにした。
宿をチェックアウトし、浄土平へ向かう。
裏磐梯から国道、県道を抜け、磐梯吾妻スカイラインに入る。
磐梯吾妻スカイラインという立派な名前だが、道路事情は悪い。
幅が狭い感じがするし、路面は凸凹が目立つし、工事中の箇所も多い。
磐梯吾妻スカイラインの国見台から見た磐梯山
磐梯山
今回は天気も良く、バイク連中が多かった。
対向するバイクも多いし、後ろから追い付いて追い抜きしたそうなバイクも多い。
こういう場合は、スピードを落とし左ウインカーを点滅させ先に行かせる。
こういうことをすると、バイク連中も(感謝して)手を挙げて挨拶して抜いていく。
実際、こういうところを走りに来るバイク連中は、走るためだけに来る。
奴らは景色は見ない。見るのは路面状況と進行先の交通状況のみだ。
路面状況というのは、路面の凹凸、落下物、砂や落ち葉、オイル流れなど
危険なものを把握しないと事故につながるからだ。
進行先の交通状況は、先行する車をどうやってぶち抜くか、そのために
見通しの良い直線部が確保できるかを常に考えている。
そう、奴らは先行する車をどうやってぶち抜くか、それしか考えていないのだ。
景色なんぞは眼中にない。
だから、景色を見ながらちんたら走る車(おいら)が邪魔で早くどけよと考えている人種なので
車の運転者もバイク連中はそういう人種なんだと頭に入れておく必要があるし、
後ろからバイクが近づいてきたら道を譲ってやるべきで、
バイクを先に行かせてやった方がよい。
自分の車の後ろにバイクがうろついているのは事故に巻き込むか、
巻き込まれる可能性があるかもしれないので避けておきたい。
矛盾しているようだが、奴らは走ることに専念しているだけあって、
危険察知能力も高いし危険回避能力も高いので
(無理しなければという条件が付くが)
事故を起こさないし巻き込まれることも少ないはず。
何せ走ることだけしか考えていない連中なのだ。
その点、車だとスマホやカーナビを見たり(おいらはやらないがこれは捕まるよ)、
飲み物を飲んだり道の駅で買ったサクランボを食べたり(おいらはやった)、
不真面目な分、事故る可能性はバイクよりも高い。
磐梯吾妻スカイラインのヘアピンカーブをいくつも超えていくと、
標高1500mとか、標高1600mという文字が路面に直接ペイントしてある。
そしてついに、浄土平だ。
浄土平の駐車場、右端の車のナンバーが3628、うらやましい、持ち主はしし座かな?
この車の持ち主の2台目はきっと6566か2903だろうと思う、って、そんなわけないよな。
活火山なのか、噴煙が山の中腹から上がっている、続く。