老人にとってはリモート撮影は大変便利でもう手放せない。
しかし、なぜか心の隅に何というか引っかかるものがある。
うまく言葉にできないが。
昔は遠征していたし、10年前までは現地で撮影していた。
一旦撮影に入るとすることがなくなるので、
椅子にふんぞり返って夜空を眺めていた。
自宅からは見えないうお座の並びが山奥では星図の通りに見えるのだ。
星座の形を追っかけたり、次回はあの辺のあの天体を狙うかとか
お湯を沸かして飲み物を飲みながらぼーっとしていたものだ。
そういった体験をすることで、俗世間や仕事の悩みから解放されることにより
ストレス解消とか、精神のリフレッシュができていたのではないかと思う。
それが今は自宅でパソコン画面を見ているだけ。
ガイドの動きを見て、時計を見てあと何枚撮ったら終わりだなとしか考えない。
仕事でエクセルを開いて作業をするのとあまり変わらない。
楽なのは楽なのだが、何かね、、、と思う。
かといって今さら機材積んで遠征はしたくないし、それだけの気力や体力もない。
ただのボヤキというか愚痴ですな。
確かに現地で星空を眺めながら飲むコーヒーやカップ麺は格別ですね。
しかしながら、そうしなければ暗い空で撮影できないからで睡眠不足と往復の時間や後片付けなど、とてもキツイですね。
出来る事なら、そこに天文台を設けたいです。
ところで質問ですが基本的に5分露出でされていますが、これには何か理由が有ればお聞かせ下さい。私は同じカメラでLでもHαでも10分ですが根拠はありません。
デジカメであれば数分で飽和するのでレベルを確認しながら中央越えの白飛び寸前まで伸ばしていましたが、今は短時間露光多枚数が流れですね。
私は昔人間で逆行しています。笑
金子さん、おはようございます。
私のくだらない愚痴に付き合って頂きありがとうございます。
ご質問の件ですが、5分露光については単純に枚数稼ぎです。冷却CCDに比べて背景が荒れ気味なので枚数を稼いでなめらかにしようという意図があります。
銀河周辺部の淡い部分とかを出したいので背景のギリギリまで攻めようとするために必要だと思っています。
昔、岡野さんは淡い部分は背景ノイズと同じだからバッサリ捨てろみたいなことを聞いたような気がしますがそれに刃向うようなことをしています。
5分じゃ確かにレベルは低いです。