2022年5月アーカイブ

これも最近みた夢の話。

銀行だと思われる場所に強盗がいて、銃を構えている。
とっさに壁の陰に隠れたが、その壁から強盗が現れた。
そして銃をおいらの腹部に向けてドカンと撃った。
やられた、が、痛くない。
死んだという感覚はなかった。
という夢で、ここで終わり。

これは悪夢だろうと思ったが、解釈が色々あって判断に迷う。
死んだとか血が出たなら吉夢、大吉らしいが、そうではない。
気を付けろってことだな。

自分が死ぬ夢というのはよく見る。
今まで何百回死んだか数えきれないほど死んでいる。
ああ死んだ、と思った瞬間に目覚めるが、
夢とわかって、生きていてよかったと思うのだ。
これは吉夢とのこと。

夢の話(1)蛇を食べる

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最近見た夢の話

蛇が登場する、2匹。
1匹は白っぽいやや大きな蛇で、この蛇を食べた。
2匹目は黒っぽく赤い点々(ヤマカガシ?)で小さな蛇。
これは食べずに蠢くのをじっと見ている。
という夢。

蛇、特に白い蛇は霊験あらたかで、
神社の御神体となっている例もあり、
金運商売運の神様として崇められている。
これまで白蛇様を祀った神社には何度も参拝してきた。

蛇の夢は一般的に幸運だという。
金運の上昇、健康運の上昇で吉夢とされる。
特に白く大きな蛇の夢は非常に幸運だとされ、
さらに蛇を食べることで、大願成就「こうかはばつぐんだ」、となる。
本当かいな?と思わないわけではないが
いい夢だと信じておこう。

関係あるのかないのか、イギリスの1980年代のロックバンド
「Whitesnake ホワイトスネイク」は大好きだった。
アルバム「Serpens Albus 邦題:白蛇の紋章」は擦り切れるほど聞いた。

イギリスでも白蛇様信仰があるのかどうかは知らないが、
奴らのバンドはイギリス本国でしか売れなかった(それでも大したもんだ)が
アメリカ市場を狙って路線変更した結果、バカ売れして大金を稼いだ。
やはり白蛇様は金運上昇の神様だったのだ。

そろそろ新月期が近づいてきた。
しかし天候が悪い。
あまり撮影できるチャンスがない。
そのためブログのネタにも困っている。

撮影時間が0時から3時だとしても
夏の天体は東天にあり、なかなか高度が稼げない。
思うように撮影できない日々が続いている。

5月なのに気温が低い

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昼は流石に暑いが、夜は寒い。
特に天気がいいと放射冷却でさらに気温が低下する。
夜は5月でも自宅の部屋は10度台前半で何かを着込まないと寒い。
リモート先の場所は、一桁台の気温で真冬並みの気温だ。

5月ってこんなに寒かったかな?
夜は寝ている日のほうが多いので気付いていないだけかもしれないけど。

しかし、5月下旬になってやっと暖かくなってきた。
それでも現地気温は、深夜で15度くらいだ。

昨晩は晴れた。

PHD2のガイド時間を、今までは3秒でやっていたが、2秒に短縮してみた。
ガイド時間は長めのほうがいいものと思っていたが、
赤緯が暴れだす場合が時々ある。
それでも多少時間がかかるが収束はする。
赤緯が暴れた場合に少しでも収束の時間を短縮できればよいと思った。

結論:よい結果が出た。
20220525_2.png
赤緯のエラーは、0.3秒角前後に収まるようになった。

20220525.png
これは一番悪い状態だが、それでも0.5秒角には収まっている。

20220525_3.png
赤経、赤緯とも0.5秒角には収まっている。
(大きな外れがあるのはディザーガイド時のもの)

睡眠不足は目に悪い

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老人になると、まず目が悪くなる。
左目がおかしいので、右目を酷使する。
調子がいいと問題はないが、調子が悪いと目がしょぼしょぼして
パソコンの画面が見にくくなる。

調子のいい悪いは、睡眠時間にある。
睡眠時間が長いと調子はよく、睡眠時間が短いと調子は悪い。
いつもは夜8時には寝てしまう。
老人は早寝早起きだ。
ところが、天気がいいとずっと起きて撮影する。
こうなると目にくる。

最近は天気がよさそうなときは、
夜7時に寝て夜11時か12時ごろに起きて撮影する。
午前3時過ぎには撮影をやめてまた寝る。
こうすると調子は悪くならない。

天気がいい夜は撮影する。
ガイドの状態を見て監視しているが、
ガイドは良くなったり悪くなったりする。

ガイドの監視も飽きてきたので、
最近は録りためたテレビ番組を、ガイド画面の横に並べて見ている。

テレビ番組といっても、主にBSか、
NHK-BSだと、英雄たちの選択、グレートトラバース、ヒューマニエンスとかだ。
・英雄たちの選択:司会役の磯田道史の話がよい、
 ナレーションは孤独のグルメの人
 ヤマザキマリとか中野信子とか里中満智子がたまに登場する
 うさんくさい東大准教授の本郷和人は出ないのでよい
・グレートトラバース:もう終わったが、登山をするだけの内容
・ヒューマニエンス:テーマ曲が King Crimsonの「21世紀の精神異常者」
 音楽はKing Crimsonが好きな人がやっているようだ、織田裕二はどうでもいい
他には、孤独のグルメとか、ミステリと言う勿れとか。

ミステリと言う勿れは、今年の1月~3月にかけての放映だった。
この番組の主題歌「カメレオン」が番組終盤に流れるのだが、
かなり高音の歌声なので女が歌っているのだろうと思っていた。
ところが、実は男が歌っていたのだと昨日わかって驚いた。

Youtubeの映像を見ると、丸い眼鏡をかけた髭面のあんちゃんだった。
高音部は裏声で歌っているのだろうけど、女の声に聞こえたのだ。
どうも老人になって耳が悪くなったのか、認知症になったのか。
(平井堅の歌声は男の声だとしか聞こえないが)

ミステリと言う勿れは、音楽が凝っている?ように思う。
有名なクラシックの名曲がふんだんに使われている。
バッハ、ヴィバルディ、モーツアルト、等々。
それらが場面場面で効果的に流れてくる。

M57、STL6303E+ASI6200MM

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M57_S5.jpg

今年の画像と10年前の画像を足してみた。
処理すればするほど、だんだんおかしくなってきた。
わけがわからなくなってきた。

M57、AOO+RGB(2)

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M57_S4.jpg
FRC300(F7.8) ZWO ASI6200MMPro
Ha:5分x53枚(2xbin) O3:5分x60枚(2xbin) Filter:ZWO 、
R:5分x24枚(2xbin) G:5分x24枚(2xbin) B:5分x24枚(2xbin) Filter:Astodon I-G2 、
Deconvolution、cropあり

しつこいが、M57。

O3画像を撮り増しして、再処理した。
O3でも外側のハロが写っていた。
この画像でもわかるとは思うが、どうだろう。
もっと派手に処理した方がよかったかな?

外側のハロ、更に外側にまだ淡いハロがあるのだが、
ほんの少ししか映っておらず、これは難しい。
海外のおっちゃんらはそれでも写している。

吉高由里子の紫式部

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2024年の大河ドラマは、紫式部(演じるのは吉高由里子)。

おいらの地元、福井県越前市(旧福井県武生市、たけふ)とはかかわりが少しある。
紫式部が幼少のころ、越前国の国府の役人として
藤原道長の命により、父・藤原為時と一緒に越前国府(今の福井県越前市)に来ていた。

紫式部は、
「こんなクソ田舎はいやじゃ、雪もいやじゃ、早く都に帰りたい」
と、ぼやいている。

2024年には北陸新幹線が福井県敦賀まで開業することもあり、
地元では大いに盛り上げる?かどうかはわからない。
福井県越前市には、新幹線の駅「越前たけふ駅」は建設中だが
はっきり言って、見るべきものはない。
(紫式部公園とか紫式部の像はあるけど)

騙されて来訪して来ても仕方がないので、当地のB級グルメを紹介する。
ボルガライス

越前おろしそば

■ソースカツ丼だけど、この店ではボルガライスや越前そばも全部食べられる。
越前武生 福井3大グルメ&ソースカツ丼で満腹、大満足の江戸屋

M57、STL6303E

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M57_6303E.jpg
FRC300(F7.8) SBIG STL6303E+AO8
Ha:10分x48枚 Filter:Astoronomik 、
L:10分x12枚 R:10分x12枚(2xbin) G:10分x8枚(2xbin) B:10分x8枚(2xbin) Filter:SBIG

これは10年前の撮影画像(記録では2010/05~2010/07, 2012/04~2012/05)
フィルターはSBIGなのに、緑ではなく青に偏っているのが謎だ。
赤感度に特化したKAF-Eチップの画像で赤が美しい。

この6303Eチップは背景画像がすごくなめらかで、
KAI11000MチップやASI6200MMのざらざら画像に比べると天国みたいだ。
6303Eチップは素晴らしい。

だけど、6303Eは青が絶望的に感度が悪いのが欠点だ。
AOガイドがフィルター通した光でガイドするので
これまた青の感度が悪いTC237AチップでAOガイドするので
B画像のガイドがつらいんだわ。
これに懲りていたので、昨年再開時にはSTL11000MからASI6200MMにしたのだが、
今度は背景画像の汚さに泣いている。

昔は6303Eばかり使っていて気が付かなかったが、
赤の感度がいいと銀河の描写もすごくいいのだ。
あちら立てばこちら立たずではあるが。

M57、AOO+RGB

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M57_S2.jpg
FRC300(F7.8) ZWO ASI6200MMPro
Ha:5分x53枚(2xbin) O3:5分x30枚(2xbin) Filter:ZWO 、
R:5分x24枚(2xbin) G:5分x24枚(2xbin) B:5分x24枚(2xbin) Filter:Astodon I-G2 、
Deconvolution、cropあり

低輝度AOO + 高輝度RGB で合成した。
前回の画像からアンパンマンの頭だけ入れ替えしたた感じ。
良くなったのか、悪くなったのか?

M57_202205.jpg
これは前回のAOO処理画像

草刈作業

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草ぼうぼうだった。

20220513_1.jpg
青空の中、草刈り作業できれいさっぱり。
草刈自体は1時間ほどで完了した。
(極軸合わせは2時間もかかったが)

20220513_2.jpg
こちらは別の場所。
昨年、ジャングルだった場所、住宅街の中にある。
親が死んで相続した場所だが、放置していたらジャングルになっていた。
親が死ぬ前からジャングルだったのだが。
この画像で見えている住宅は全然見えない状態だったのだ。

昨年、近隣住民やその場所の地元区長や市役所から
「何とかしる」とつつかれて
チェーンソーで雑木を切り倒したり(2本残ったが)、草刈機で雑草を刈った。

こちらも草ぼうぼうだったのでこの前の土日に草刈りした。
昨年、雑木を切り倒しておいたので草刈りだけしたが、疲れたよ。

固定資産税を毎年払っているが、負動産のこの土地どうしたものか。
売るにしてもこんな田舎じゃ誰も買わない。
近くに売り土地の看板があるが誰も買わず、ずっとそのままだ。
大都市だったらよかったのに。

天文屋の心技体

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心技体とは相撲をはじめ、スポーツ関連でよく使われる言葉だ。
精神力(心)・技術(技)・体力(体)の総称となる。

天文屋に例えるのは無理があるが、
心:英語で云うところの、Mind, Motivationで、
  分かりやすく云うと、やる気とか向上心といったところか
技:Technology, Software で文字通り技術
  ただし、天文屋においては
  撮影技術、画像処理技術、工作技術、機材調整技術と多岐にわたる
  遠征派なら遠征に関する様々な技術が必要だ
体:Equipment, Hardware 機材に相当する
  スポーツや格闘技ではないので体力を必要とはしない
  機材と考えればいいと思う
この3つがバランスよく合わさって一人前の天文屋になれる。

おいらの場合、
心:かなりむらがある、やる気のない時も多い
  リモート撮影体制になり、やる気は高まりつつある
技:撮影技術はあると思うが画像処理技術はだめだ
  工作技術は全然ない、機材調整技術はそこそこ?
体:何といえばいいのか?
  心技体の中では一番まともだが、宝の持ち腐れともいう
こうしてみると、バランスが悪い、技がダメだな。

カムカムエブリバディで松重豊さん演じる伴虚無蔵の名言
「日々鍛錬し、いつ来るともわからぬ機会に備えよ」
何よりも日々の鍛錬が重要だ。

M101に赤ポチを足したが

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M101_202205.jpg

FRC300(F7.8) ZWO ASI6200MMPro L:5分x30枚(2xbin) RGB:各5分x12枚(2xbin) Ha:5分x30枚 Filter:Astrodon I-G2(LRGB) ZWO(Ha) 、Deconvolution、cropなし

Haを撮影して赤ポチを足した、M101。
元が良くないのに赤ポチを足しただけ。
赤ポチというよりも紫になってしまった。
Rが足りないのかBが多すぎるのか。
元が悪いと何をしてもだめだな。
貴重な晴れ間の無駄遣いになってしまった。
こんなことならRGBを撮り増しすべきだったか。

月も大きくなってきたので極軸を調整しに現地へ行った。
前回の極軸調整が昨年9月頃なので、半年以上も前だった。

20220510_1.png
■水平方向の調整前、赤のラインがズレている

20220510_2.png
■水平方向の調整前、紫の円の大きさ
ちなみに紫の円はこれにガイド星を合わせろということだが、
実際にはこれほど動かしてはいけない。
ほんの少しでよい。

20220510_3.png
〇水平方向の調整後、赤のラインが真横

20220510_4.png
〇水平方向の調整後、紫の円の大きさが小さすぎてわからない

20220510_5.png
■上下方向の調整前、赤のラインがズレている(下向き)

20220510_6.png
■上下方向の調整前、紫の円の大きさ

20220510_7.png
〇上下方向の調整後、赤のラインが真横

20220510_8.png
〇上下方向の調整後、紫の円の大きさが小さい

20220510_9.png
■極軸調整後のガイドグラフ
 シーイングは悪いが、赤緯エラー < 赤経エラー で安定している

20220510_10.png
■極軸調整後のガイドグラフ(その2)
 シーイングが良くなると、赤緯のRMSエラーは0.26 まで良くなった

この後、撮影もせずにガイドだけを2時間かけてグラフを見ていたが、
例の現象(赤緯がずれまくる)は全く起きなかった。

20220510_11.png
正確にいうと、例の現象はあるのだけれども、その2歩か3歩手前で
踏ん張っていて大きなエラーにならないという感じだ。

トータルで見ると、
赤経のRMSエラー値:0.3-0.4(悪くても0.5)
赤緯のRMSエラー値:0.2-0.3(悪くても0.5、極軸合わせ前は悪いと1.0)
(数値の単位はピクセル≒秒角)

20220510_12.png
一番いい状態のガイドグラフ、赤緯のRMSエラー値:0.19
素晴らしい!
極軸を正確に合わせたことで、ガイドがより安定した。
画像処理よりも精密なガイドを追及する方が好きなので、
こうやって結果が出るのは実に素晴らしい。

極軸は3ケ月~4ケ月に一度は再調整しておくのが無難だな。
これでやっと枕を高くして眠れる。
(撮影中は寝ないけど)

よく考えてみれば、極軸という基本中の基本を
おろそかにしていたおいらが悪いのだ、反省。
機材が悪いわけではない、むしろいい機材ではないか。

PHD2攻略(5)赤緯その4

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赤緯のガイドアルゴリズムを変更して試してみた。
いずれも同じ日に同じ対象(極に近いM101)でやってみた。

20220509_1.png
■Z Filter シーイング悪いのもあるが、あまりよくない。
一番悪い結果となった。

20220509_2.png
■ローパス 少しはましだが、、、。

20220509_3.png
■ローパス2 やはりこれが一番ガイドのグラフがきれいだ。
暴れたときは、上記3つのどれもが暴れたグラフになる。

20220509_4.png
ガイドがうまく決まった場合のグラフで比較して、これが一番だ。
赤緯の暴れはどれもあるものの、こいつが一番収束が速い。
ディザーガイドのセトリングタイムもこいつが一番短い。
デフォルトで設定されているだけあるのもうなづける。

20220509_5.png
しかし、例の現象は頻度は少ないが起きる。

好きなんだよ、M57

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M57_202205.jpg

FRC300(F7.8) ZWO ASI6200MMPro Ha:5分x53枚(2xbin) O3:5分x30枚(2xbin) Filter:ZWO 、Deconvolution、cropあり

ようやく夏の対象に切り替えた。
小さいけど昔から好きなんだわ、M57。
過去にはLRGBで何度もチャレンジしてきたが、
今回はAOO合成でチャレンジしてみた、もちろん外側の赤い花びらを出すために。

高輝度部分と低輝度部分を無理やり合成した。
Haの外側の花びら模様を出すために、背景を持ち上げすぎてざらざらだ。
Haの外側の花びら模様が淡すぎて、いくらASI6200MMとはいえ、苦しい。

もっと枚数を稼がないとダメだなあ。
それとRGBも撮影してじっくりと取り掛かるべきか。

PHD2攻略(4)赤緯その3

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連日、毎日晴れている。毎日撮影している。
毎日ガイドグラフとにらめっこしている。
日によってガイドグラフはシーイングにもよりバラバラだ。
安定している日もあれば暴れまくる日もある。

PHD2ガイドで、赤緯エラーの原因の一つかもしれない状況がわかった。
原因は、空の透明度により、ガイド星の検出がうまくいかない
のかもしれない。

というのも、別の日に撮影したが、例の現象(赤緯がずれまくる)が起こらなかった。
20220505_2.png
この日はずっとこんな感じで調子は良かった。
RMSエラー値は、赤経の値よりも赤緯の値のほうが低いという結果だ。
ただ、シーイングは悪く、ガイドグラフはのこぎり型ではある。

20220505_1.png
これはNINAのHFR履歴であるが、注目点は星の数(オレンジの線)だ。
この日は星の数が600を超えている。
例の現象(赤緯がずれまくる)が起きた日は、透明度が悪く
同じ対象で同じ構図だが、星の数は200前後だったかと思う。

PHD2の経験が浅いので、何が何だかよくわからない。

その後、いろいろ考えたが、対象により赤緯の緯度が違うのだ。
例の現象(赤緯がずれまくる)が起きたのは、極に近いM101での場合。
別の天体M57では極からは少し遠く(赤緯33度)、例の現象は起きなかった。
ってことは極軸のずれの影響かもしれない。

だとすると極軸の再設定が必要だが、今後は極に近い天体は撮影しないので
しばらくは問題なかろう。

→ 訂正 例の現象はどの天体でも起きた。
極軸のずれは原因の一つかもしれないとは思う。
月が大きくなったら極軸の再設定に行かないといけないな。

だが、例の現象(赤緯がずれまくる)は出ない時は出ない状態がずっと続く。
安定しているなと思ったら、突然出る。
たまに出現する場合もあれば、出現しっ放しの場合もある。
出現のパターンが全く分からない。

PHD2攻略(3)赤緯その2

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20220504.png
赤緯のパラメタを少し追い込んでみた。
Hysの値を10-->8に、(これは赤経のパラメタだけど)
MxDecの値を2500-->3000にしてみた。

20220504_2.png

赤緯がずれまくる現象は相変わらず発生するが、やや抑え気味にはなったようだ。
全体としてガイド精度は少し良くなった。
しばらくはこれで様子を見るしかないのだがな。

話は変わるが、GW後半戦だけど、気温が低い。
5/4 AM 0:00 現地の気温は 6℃、真冬じゃないか。
現地は山の中だから寒いのだろう、海から10Kmしか離れていないのだけどな。
リモートでやっている自宅の部屋は暖房なし 16℃で肌寒いが大したことはない。

PHD2攻略(2)赤緯

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続いて赤緯。
これがなかなか安定せずに相当悩んだ。
というか、今も悩んでいる最中(「もなか」ではない)だ。

赤道儀はタカハシNJP Temma2という往年の名機なのだが、
赤緯が少し弱いという弱点があり、まさにそこに付け込まれている感じだ。
鏡筒が軽ければ問題はなく弱点にもならないが、
鏡筒が重くて無理をさせているのがそもそもの問題だともいえる。

20220503_1.png
■設定その1
バックラッシュ補正はあり、というか画面上では有効化する。
NJPのようなギア駆動は必ずバックラッシュがあるので有効化すべき。

試しに無効化してガイドすると、ガイドエラーが増え、
ディザーガイドに失敗しやすくなる。
(正確にはディザー時のセトリングタイムアウトになる)
有効化している現状では、ディザーガイドの失敗はほとんどない。

20220503_2.png
■設定その2
赤緯の強度は100(MAX値)とした。

20220503_3.png
調子がいいとこんな感じで、RMSエラー値も0.3前後と素晴らしい。
大体こんな感じで、いい感じではあるのだが。

20220503_4.png
しかし、ひとたびガイドがズレだすとずれまくる。
それでも、いつの間にか収束はする。

20220503_5.png
同じくガイドがずれまくる(南側も北側も)が、そのうちに収束する。

というわけで、ガイド自体は正しく機能している。
ガイドズレが発生したときに、収束までに多少時間がかかっているだけだ。
これを何とかしたいが、どうしたものか。
このままでも問題はないのだけど、、、orz

よく考えてみれば、長焦点でのオフアキ、2300mmオーバーでガイドしているのだ。
PHD2もなかなかやるな、という感じだ。
これはこれで素晴らしいともいえるが、より完璧なガイドがしたい。

PHD2攻略(1)赤経

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ガイドはずっとSBIG AOガイドばかりやってきた。
ガイド性能としてはおそらくこれが一番だと今でも思っている。
しかし、ガイド星の明るさに依存する部分が大きく、これがデメリットだ。

今年からカメラを変更し、AOガイドとはおさらばした。
その代わりに、PHD2ガイドでオフアキガイドする方法に変更した。
正直、PHD2ガイドというものがよくわからなくて悩んでいたが
ようやく何とか攻略方法を見つけた。

まずは赤経のガイド攻略。

20220502_1.png
これはデフォルト値でそのままガイドしたグラフ。
赤経(青の線)はオーバーシュートしている。
ガイドが過補正しており、のこぎり形のギザギザグラフだ。
赤経のRMSエラー値が0.8というのは相当悪い値だ。
(当時の空の状態にもよるが)
赤経のオーバーシュートが、赤緯(赤のグラフ)にも悪影響を与えているようにも見える。

20220502_2.png
この対応方法としては簡単で、赤経の強度を落としてやればよい(上図の赤枠の値)。
赤経の強度はどれくらいが適正なのかは実際に何度も試してみるしかない。

20220502_3.png
今は赤経の強度を50に設定している。
これにより、赤経のRMSエラー値が0.3前後で安定している。

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