エルカピタソがいよいよ正式リリースされる。
アップルファンのおいらとしてはわくわくする?のかな、今回は。
なんかね、ヨセミテとあんまり代わり映えしないんじゃないかとしか思えなくてね。
MacOSXの情報は正式サイトやコアなファンサイトではなく、海外のハッカー様の情報が面白い。
そこを見ているだけで何をやっているのかよくわかんないんだけど、ウオッチしていると何となく見えてくるものもある。
エルカピタソ(10.11)は一般ユーザーにもベータテストを申し込みすればベータテストを受けることができる。
もちろん評価目的のみでベンチマークは出すなとかいろいろ制約はある。
秋には正式リリースされることは決まっていて、今年の春頃?には一般向けベータテストは開始されていたようだ。
しかし海外のハッカー様の様子は夏ごろから活発になりだしてくる。そりゃそうだろう。
情報を見ているだけなんだけど、ヨセミテ(10.10)からエルカピ(10.11)ではUSB周りが大きく変更になったようだ。
USBのドライバとしては、
IOUSBHostFamily.kext内にあるAppleUSBEHCIPCI.kextがUSB2.0のドライバ、
IOUSBHostFamily.kext内にあるAppleUSBXHCIPCI.kextがUSB3.0のドライバに分かれている。
特にUSB3.0用のドライバ周りが大きく変化があったようで、ハッカー様もあーだこーだ頭を抱えているようだが楽しそうにハッキングしている。
ハッキングした結果、上記USB2.0/3.0ドライバ内の記述にMacのモデル名に応じたUSBデバイスの列挙リストをどうにかこうにかする。
MacはUEFIでBIOSを持たないことになっているが、実際にはACPI周りの情報をもっているようで、これはWindows機も全く同じだ。
そのACPIテーブルの中のUSB定義情報をいじることで解決する方法もあるようだ。(こういったところはまじめにハッキングしている感じ)
それからどんどん進化して、純正ドライバには全く手を付けず、ダミードライバなるものを開発してくるものだから開いた口がふさがらない。
原理は純正ドライバをうまく乗っ取り影武者(ダミー)にすり替えるようなイメージになるのかな。
こうすることで、バージョンアップで本家の純正ドライバに変更があっても影武者が頑張れば問題ないということなのだろう。
もう一つ、ドライバ周りをいじくるためのパーミッションをいじれなくする嫌がらせもアップルは仕掛けてきたようだ。
だがその程度のことはハッカー様にとっては朝飯前のようだったらしい。
ベータの初期のころは、カーネルパラメタにrootless=0を与えることで簡単に解除できたようだが、ベータの途中から変更になりこれは使えなくなった。
結局BooterConfigとCsrActiveConfigの値を16進で直接指定することで対策できたようだが、なんというか凄いわ、奴らは。
俺達にはできないことを平然とやってのける、そこにしびれ(ry、あこがれ(ry