四国・梶ヶ森へ

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今からちょうど3年前、2012年の9月のこと。
確か星研を高知県の梶ヶ森で開催することになり、それに参加してきた。

行先はかなり田舎なので車で行った方が何かと便利だと思って車で参加。
片道約500キロなので、朝6時に出れば何とか間に合うだろうと思ったが、ほかに行きたいところもあったので朝3時半には出発。

当時は舞鶴若狭道が全線開通しておらず、小浜まで下道をゆっくり走って、舞鶴若狭道から中国道の吉川JCTへ、
そこから大阪方面に少し戻って山陽道へ、そして岡山から瀬戸中央道へと走っていく。

やっと瀬戸大橋へ、実は瀬戸大橋を渡るのも初めてで、四国上陸も初めてなんだな。
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天気も良く、青空が気持ちいい。この時点で、朝の8時頃。
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香川県にはY地さんという大変お世話になった方がおられて、その人に電話した。
Y地さんは10時過ぎに出発するとのこと、
早く来すぎたのでこんぴらさんに行きたいのだが時間はありますかね?
と聞くと、石段800段とか、1300段を登れるか?
と聞かれ、まあ何とかなるでしょうと答えて、こんぴらさんへ。

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初めて行ったこともあり、一人だし、ここでいいのかな?と思いながらもお土産屋さんの間を歩いて行くと、段々上り坂になっていく。
300段くらい上がってようやく山門らしいところに到着。

ここで先ほどのY地さんの言葉がやっと身に染みて、そういえば800段とか1300段とか電話で聞いたなあ、まだ500段以上もあるのか?
とがくぶる状態になるが、せっかく来たのだし登ってみるしかないと上へ。

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800段を登り切ってやっと本殿へ。

海の神様なので、漁業や港湾関係、競艇の選手とかの奉納がずらりとあってにぎやかだ。
奥の院にはさらに500段上らないといけないのだが、さすがに疲れてあきらめた。梶ヶ森にもいかないといけないし。

下山して腹も減ったので土産物屋の中にある、うどん屋でうどんを食べる。確か450円だったかと。
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後で地元の人に聞いたら、それは観光客向けのぼったくりだよ、地元の人が食べる近場のうどん屋だとその半分以下だよ、
と教えてもらったけど、観光客として来たのでその値段でも腹も立たないし文句もいわない、本場の味だと思うしおいしかったよ。

こんぴらさんを後にして梶ヶ森へ。
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途中でY地さんから電話があり、合流して梶ヶ森へ。

四国は初めてなんだけど、山が深い。その中をどんどん走って行く。
高速を降りて下道を走り、細い山道を上がっていく。
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片側1車線しかないような細い道。

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険しい山間にへばりつくように点々と人家がある。
こんな光景は初めて見る。

おいらの地元は恵まれているのだろうけど、山はあるけど人家は山のふもとにしかない。山の斜面にへばりつくようなところはない。
こんなところで生活していて不便はないのだろうか、宅急便の配達も苦労するだろうなとしか思えない。
おいらはパーツや機材など宅配便のお世話になっているし、アマゾンで注文するのも増えているので、ついつい宅配便のドライバーさんの苦労も考えてしまう。

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細い道を登ってようやく梶ヶ森へ到着。
かなりひどい道だと思ったけれども、地元の人が言うには、これでもましな道なんだとか。もっとひどい道はいっぱいあるよ、とのこと。

四国はとんでもないところだ。
山は険しい、道も険しい。
でも人情はある。空気も水もうどんもおいしい。

20150915_10.jpg
これは南方面、雲が多くてわからないが、高知方面になる。

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このページは、ピカチュウが2015年9月15日 08:00に書いたブログ記事です。

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