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2008年11月30日
 ■ 無駄な作業

B76ED.jpg

新月期だというのに、雨の中、機材いじりをしようとドームへ。

今回の目的はサブスコープを付けてバランスがとれるか?
なぜサブスコープを付けるかというと
1.AO-8のセルフガイドが発動した場合にガイド星がゆれる。(すぐに収まるが)
2.カメラの向きを変えた場合に、セルフガイド用にキャリブするのが面倒
3.MaxImDLV5なら複数のカメラの制御も可能なのでST-237Aの追加も可能

ただし、NJPは現状で搭載重量オーバーなため、あまり無理はできない。
軽そうなBORG76EDでも付けたらどうなんだろうか?と思ってやってみた。

プレートに取り付けるために、穴あけが必要だったがドーム内には電動ドリルもある。
タップも立てられるがその必要はなく、穴あけしてBORG76EDの取り付け自体はすぐに終了。

ところが軽いと思っていてもそれなりに重量はあって鏡筒側が重くなりすぎてバランスが取れず、
結局取り外して元の木阿弥。

無駄な作業をして帰ってきた。

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2008年11月29日
 ■ エスキモーとりあえず完成

NGC2392C.jpg

NGC2392 FRC300(F7.8) ST8XE+AO-8 L:5mX20 RGB=5mX4(x2) -25℃ CCDStack

やっとカラー合成までとりあえず完成
恒星に色が付いていないが仕方がない。

エスキモーはM57よりも小さくて、こういう小さいものを相手にすると
・もっと焦点距離を長く
・もっと口径を大きく
と欲が出てくるが、シーイングの悪い日本では条件も難しいのでこのあたりが限度かな。

実はこれ、原寸をさらに2倍に拡大しているのでピクセルのギザギザが少し見えている。
デコンボリューションとか画像復元とかかけて細かい模様を出すにしても限度があって
なかなか難しい。

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2008年11月28日
 ■ エスキモー(L画像のみ)

NGC2392_L.jpg

先日撮影したエスキモー(南が上、北は下方向)

とりあえずL画像のみ処理してみた。
やはり明るい惑星状星雲は楽なんだけど、小さい対象はどうしても口径で解像感が左右される。
30センチだとこんなものかな?

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2008年11月27日
 ■ 今年最後かも?

昨日は快晴で、夜も期待ができる。
おそらく今年最後の晴れ間だろうと思って気合いが入る。

夕方、ドームに向かう途中のスーパーで、冷凍の焼肉セットを買うこともあるのだが、
今の季節は寒いだろうから、鍋焼きうどんセットを2つ購入。

夕方7時ごろに到着すると、お隣グレーテル氏はすでにスタンバっている。
しかし、どうも空の様子がいまいち。うす雲が全体にかかっている。

この前の星空研究会でダーク・フラットの重要性を再認識して、手持ちのフラットをCCDStackで
処理したところ、フラットがとんでもなく悪い状態に気づき、フラットを撮り直さないといけない。
それで、空の状態は良くないが、フラット(スカイフラット)の撮影に入り、様子を見る。

願いが通じたか、夜10時頃にはきれいに晴れてきた。
昨日は透明度もよく雲がなければいい空だと思ったが本当にいい空で、
数日前の西はりま天文台の空よりも暗い。
ふたご座、一角獣座、とも座と続く冬の(淡い)天の川がきれいに見える。

RGBのフラットも撮り、11時過ぎからふたご座のエスキモーに向ける。
ピント・構図も合わせて撮像開始。

と思ったら、L画像1枚終えたところで雲にやられる。orz
しばらく待つ間、せっかく買ってきた鍋焼きうどんセットをグレーテル氏とともに味わう。
気温はほぼ0度、寒い中で鍋焼きうどんがうまいし身体は温まる。
この鍋焼きうどんセットには、だし、うどん、餅、ネギ、稲荷、生卵など必要な具材が全部入っている。
やはり生卵を割って入れてぐつぐつ煮込まないと鍋焼きうどんにはならない。
煮込むと、餅もとろとろになってだしと一緒に伸ばしながら食うのがうまい。

うどんを食っているとだんだんと空が晴れてくるようになり、じっと待ち1時ごろにはまた快晴。

再びエスキモーを再開し半分寝ながら過ごす、シーイングは比較的良好。
3時半ごろから雲が流れてきて4時には撤収。

結局3時間程度は晴れ間はあり、エスキモーはLRGB全部GET。

12月はもう晴れないだろうなあ。
今年はこれで終わりかもしれない。

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2008年11月25日
 ■ ハッブルの変光星雲

NGC2261C.jpg

NGC2261 FRC300(F7.8)+ST-8XE+AO-8 L:10mX30 RGB=5mX6(x2)

やっとLRGB画像が完成。
(背景の色むらが取り切れていない)
星空研究会でいろいろ勉強したつもりが、まだまだです。

それにしてもこの天体はどんな色が正しいのかさっぱりわからない。

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2008年11月23日
 ■ 星空研究会2008

hosiken1.jpg

昨日と今日と、西はりま天文台にて”星空研究会2008”に参加。
初めてお会いする人に会えたこと、内容の濃い技術的情報もあって充実した2日間。

部長さん、お世話になりましてありがとうございます。

hosiken2.jpg
これは2m望遠鏡は調整中のために65cm望遠鏡での観望会。
(だけど小学生向けにアルビレオとかやっているので早々に退散)

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2008年11月21日
 ■ 感度が悪すぎる

NGC2264.jpg

NGC2264 コーン星雲 H-Alpha 30分x8枚

1枚30分露光をかけて8枚もかければそこそこ写るかと思ったが、画像が荒れ荒れ。
ここに載せたものは、NeatImageをかけてCS3のアクションツール(背景を滑らか)を使って縦横1/3に縮小してかなりごまかしてこの程度。

前回のM1のL画像は10分x4枚でかなり滑らかなのに対して、H-Alphaでは相当つらい。
そりゃ時間さえかければ何とかなるにしても時間がかかりすぎる。
これはもうカメラの感度が悪すぎるのだ。

だから今後とるべき道は、鏡筒を変えないという前提で
1.H-Alphaはあきらめる。
2.長時間かけてでも頑張る。
3.感度のよいカメラに切り替える。

どうするかな?

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2008年11月20日
 ■ M1は難しい

M1は写すだけなら簡単だが処理が難しい。

眼視や単にL画像だけなら、いわゆる”佐渡ヶ島”なのだが、
最近の入選作品を見ると、”佐渡ヶ島”ではなく(原生生物の)”アメーバ”状になっている。
これはH-Alphaの画像を合成しているために”佐渡ヶ島”ではなくなっている。
M1は”アメーバ”状に処理するのがトレンドなんだろうな。

これはL画像(2008年11月)、10分x4枚
M1_L.jpg

これはH-Alpha画像(2008年11月)、30分x4枚
M1_H.jpg

上のL画像とH-Alpha画像をブレンドしたもの
M1_LH.jpg

上のL画像とH-Alpha画像をブレンドしたものに2005年撮影のカラー画像(ST-2000XCM)を合成
M1_LHRGB.jpg

一応これで”佐渡ヶ島”ではなく”アメーバ”状のM1が出来上がるが、処理枚数が足りないので
もっと枚数を増やしてS/Nのよい画像で処理しないといけないかな。

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2008年11月19日
 ■ 朝、真白

とうとうこの季節がやってきた。

朝、起きて窓の外を見たら真白。
午前中には全部溶けてなくなったが(日影にはまだ残っている)
もう11月も後半に入ったからいつ雪が降ってもおかしくはない。

気温も低下してきているので、昨夜は−25℃のダークを撮影するように仕込んでおいて
今朝データの回収に行ってきた。

これでやっと画像の処理ができる。

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2008年11月18日
 ■ キャリブし直し

i1_3.jpg

ディスプレイのキャリブをやり直し。
前回は色温度5500で設定したが、どうも室内の色温度が高いので
色温度6000で設定し直し。

一応これで環境とモニタの色温度が一致して、モニタを見ても正しい色で表示されていることがわかる。

この左側のグラフの見方だが、
1.始点(左下)と頂点(右上)が一致している→RGBのバランスが正常
2.RGBの各グラフがほぼ直線の傾きになっている→理想的なガンマ
ということだが、完璧ではないが一応合格点ではないか。
ナナオやNECのプロ向け高級機には及ばずともいい線いっていると思う。
ちなみにモニタはDell 3008WFP 30インチの大型液晶モニタ。

このサイトを参考にして読んでみると、素人向けにカラーマッチングの世界もかなり分かりやすく説明してくれている。

このサイト推奨のキャリブレータ、i1 Display2 はもちろんこのサイトの情報を見て購入したが
(ヤフオクで25K円)この値段ならまあ納得できる。
(でも一度あわせてしまえばそう使うものでもないのだが)

調子に乗ってノートPCでもキャリブしてみたが、元の状態はかなりひどい表示ではあったけれど
キャリブ通して少しはまともな色合いにはなってくれたが、ノートPCはかなりいい加減なものだ。

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2008年11月17日
 ■ 夏と冬の大三角

sankaku.jpg

ちょうど今の季節は、西に沈む夏の大三角と東から上がる冬の大三角が同時に見やすい季節である。
ただし、西も東もかなり開けていないと同時には見えない。

ドームのある場所は、比較的開けていて視界も広いと思うが、夏と冬の大三角は同時には見えない。だが5つは見える。

夏の大三角で一番早く沈むのはわし座のアルタイル。
これが西の山岳地帯に沈む直前には、こいぬ座のプロキオンは東の山の上に上がっているが、
シリウスは東の山の中に隠れている。(地平線上よりも上だが)

アルタイルが見えなくなってからシリウスが現れる。

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2008年11月16日
 ■ ネームプレート

hosi2008.jpg

星空研究会のネームプレートを作成。
約50人分を作ると結構疲れる。

背景の画像はリクエストのあった馬頭星雲。
今回は名前の横にハンドルネーム(がある人だけ)を追加。
これでネット上の誰々さんはこの人だったのかということがわかるはず。

さあ、来週はいよいよ星空研究会ですな。

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2008年11月15日
 ■ 撮らせてくれない

昨日の夜はグレーテル氏に誘われて出撃。
夕方からは月が大きいが快晴。

前日、前々日は気温が低かったために−25℃の冷却温度で撮影していたが
昨晩は気温が高めで−25℃まで冷えない。
気温は7度程度か、

それでも−24度100%の冷却状態で、M1に向けて撮像開始。
2枚目あたりでようやく気温が6℃まだ下がり、−25℃80%の状態。

ところが、23時過ぎから雲に覆われる。
M1の3枚目、あと2分というところでやられたが何とか3枚が確保。

雲に覆われてしまったのでダークでも撮るかと思ったが、雲に覆われてから気温が7度に上昇。
−25℃の冷却ができない。ダークすらも撮れない状況で泣く泣く撤収。

冬場は天気が悪いんだから、せめて晴れ間を長引かせてくれよ。

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2008年11月14日
 ■ 昨日は不発

昨日の夜も快晴だったのでまたまた出撃。

満月の夜は明るい。
風景が昼のように明るい。
もtろん、ドーム内もスリットから煌々と明かりが入ってくる。

昨晩は、21時からM1のH-Alphaを30分x4枚撮影後、コーン星雲に向けて23時から撮影。
撮影開始してから寝たのだが、1時半ぐらいに目覚めたら、ドームのスリットから見える夜空がやけに白い。あわてて飛び起きたが雲が続々とやってくる。
こりゃダメだわと撤収。

なかなかうまくはいきませんな。

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2008年11月13日
 ■ 昨日は一晩中快晴

昨日は雲もなく、地上のガスの発生もなく、この時期としては珍しく一晩中快晴であった。
お隣、グレーテル氏は不在だったからきっと悔しい思いをしていると思うが、
月も大きいし撮るものも限られてくるから案外そうでもないかもしれない。

馬頭は先月撮ったし、今回はコーン星雲のコーン部のみをH-Alphaで狙った。
23時前から5時前まで6時間、1枚30分x12枚を撮影。
(この間、だいたい寝ていたが)

気温は22時頃は5℃だったが5時には1℃まで低下、車のガラスはばりばりに凍りついている。
寒くて寒くて人型の寝袋を本気で買おうかなと思ったりする。
寒くても身体は問題ないが足先が冷たくて参った。


ディスプレイキャリブレータ、やはりきちんと調整するとしっくりくるなあ。
icc_prof.jpg

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2008年11月12日
 ■ 買っちまった

ディスプレイ用のキャリブレータ、i1 Display2
スパイダーよりも評判がいいらしいのでこれをヤフオクでゲット。

i1_1.jpg

i1_2.jpg

WindowsVista64にも対応している。
(ドライバは最新版をHPからダウンロードして手動で入れるという苦労はしたが)


いろいろいじってみたいのだが、今日はなぜか晴れている。
月も大きいけど、この先、いつ晴れるかわからない。
H-Alphaで撮影に行くかな。

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2008年11月11日
 ■ 騙されてはいけない

ここん所天候が悪いが、先週に撮影していて思ったこと。
まあ、要するに機械を過信するな、ということ。

1.ピント位置
シーイングが悪いとオートフォーカス(FocusMAXの)はあてにならない。
必ず、Vカーブでピント位置を把握すべし。

先週、シーイングの悪い日についいつもの癖でFocusMAXのAutoFocusをすると
ピント位置は2800だった。それでそのまま撮影に入ると、どうも星像が少しおかしい。
Vカーブを取り直すとピント位置は2700だった。

2.PoleAlignMaxの極軸
極軸を追い込んだつもりだが、極望の北極星の位置とかなり違う。
どっちを信用すればよいのか?
極望の位置はまあ当たらずとも遠からず、若干ずれてはいるだろうがそれほどずれるわけでもあるまい。PoleAlignMaxの位置と極望の位置との中間程度に合わせている。
この状態だと、赤緯は完ぺきに合っているが赤経は東に若干ずれているようだ。
自動導入しても、対象は西に位置するので東に振ってやる必要がある。
実際にガイドしていても赤緯のずれはほとんどないが赤経は西にずれていく。
これはこんなものだとあきらめてはいる。

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2008年11月10日
 ■ ハッブルの変光星雲(2)

NGC2261_c.jpg

NGC2261 RGB画像 R=G=B:5分x6枚(2xbin) 中央部トリミング、等倍表示

RGB合成だけした画像。
やはりこれは処理しやすい。

CCDStackで基本処理(ダーク・フラット補正、コンポジット)
背景のかぶり補正はステラ6、本当はMaxImDLのFlattenBackGroundでやりたいのだが
星が多すぎて使えないので仕方なくステラ6で行う。微妙な調整がしずらいが何とかなった。

完成はまだ遠い。

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2008年11月 9日
 ■ ハッブルの変光星雲

NGC2261_2.jpg

NGC2261 L:10分X14枚 中央部トリミング等倍表示

これは高度も高く、輝度もあるのでNGC1300に比較して処理はしやすい。

NGC1300:低空、背景が明るい、対象が淡い。
NGC2261:天頂に近い、背景が暗い、輝度がある。

やはり条件の違いによるところが大きいかも。

ドームのある場所は、自宅に比べて空が暗い。
天の川は自宅では年に数度しか見えないが、ドームはいつもはっきりと見える。
ただし、天頂付近だけ。
天頂付近だけを見ると条件はいいのだが、天頂付近はいつでもどこでもだれでも狙える。
だから多少無理してでも狙いにくい南の低空の対象をとなるが、
手持ちの機材ではあまり無理をせずに確実にものにできる対象を狙った方が良いと思うようになってきた。

投稿時間 : 13:35 個別ページ表示 | コメント (0)

2008年11月 8日
 ■ うまくいかぬ

NGC1300_2.jpg

NGC1300 L:10分x23枚

これでも十分なSNにならない。
処理してもこれが精いっぱい、マスクの掛け方も下手なので見ればばれてしまう。
十分な時間と枚数をかけたつもりだがうまくいかぬ。
低空だからか?、淡い対象だからか?カメラのせいか?画像処理が下手なだけか?

だんだん自信がなくなってきた。orz, OTL、〇| ̄|_

投稿時間 : 18:51 個別ページ表示 | コメント (2)

2008年11月 7日
 ■ ワンセグなんて

そんなものいらないと思っていた。
ところが、先月に携帯を新しくしたらワンセグは標準装備だったわけで、あるものは仕方がない。

p906i1.jpg

でもワンセグもあれば便利と思える。
ただ、ドームはワンセグの電波状況が悪いのでTVは写らない。orz
ドームでTVが写ればこれに越したことはなかったのだが。

p906i2.jpg

ワンセグで便利だと思えるのはTVを見るとかではなく、ニュースが読めるのがいい。
(iモードでもニュースは読めるがこれはパケット代がかかってしまう)

ワンセグなんていらないと思っていたがあればあったで便利だなと思ってしまう。

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2008年11月 6日
 ■ MaxImDL V5.02

mdlv5_4.jpg

V5も5.02まで進化した。
リリースノートによると、DSLR用にニコンD300の追加、スケジュールモード対応、ISO感度対応など。
ガイダー関係では冷却温度情報を表示、SX-AOのクラッシュ対応、その他バグFIX。
望遠鏡制御関連も含めていろいろバグ対応が進んでいる。

だが実戦投入するにはもう少し様子をみるか。

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2008年11月 5日
 ■ 昨日も不完全燃焼

昨日も快晴。
透明度抜群、シーイングやや悪い。

お隣、グレーテル氏は超低空の対象を果敢に狙う。
−37度とか−40度近いところを執拗に狙う。

おいらは前回、前々回と変わらず、しつこく、NGC1300、ハッブルの変更星雲のL画像を撮る。

これまたいつものパターンで、西の山岳地帯からガスというか雲が湧き上がってきて
12時過ぎにあきらめて撤収。
ここんところ、晴れるのはいいが、こんなんばっかりで不完全燃焼が続く。

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2008年11月 3日
 ■ これ買おうかな

snavi.jpg

星ナビ12月号に出てくる”ヒューマノイド・スリーピングバッグ”
人型の寝袋で約8K円。
これなら動けそうなのでいいかもしれない。

しかし、これから冬場は基本的にオフシーズンなので買う意味があるのかどうか?

投稿時間 : 21:05 個別ページ表示 | コメント (0)

2008年11月 2日
 ■ 昨日は疲れた

昨日は快晴、しかも土曜日。
新月直後の絶好の撮影日和であった。

夕方7時ごろにドームに到着。
STカメラ用の電源コネクタの調子が悪いので半田ごてを握って修復作業を行う。
それからPoleAlignMaxで極軸を追い込む。
大体追い込んだが、東西方向でもう少し軸を東向きにすれば完璧か。
ガイド撮影を行っていると、赤緯の南北方向はぴたりと合っているのだが、
赤経(東西方向)は東方向にずれていったことから後でわかったことではある。
しかし、対象導入でST-8XEの(今となっては小さい)チップ上に乗ってくるようには追い込んだ。

8時半くらいから、エリダヌス座のNGC1300をしつこく狙う。
南東・低空はR画像からG画像を撮影。
ここまではよかったのだが、東には地上のガス群がわんさか湧いてきて、
北西方向の山岳地帯からも押し寄せてくる。
東には昇ったばかりのオリオンがガスで見えない。
南の山にもガスが押し寄せてくる。

今日もダメかも?と思いながら焼肉の準備をしだすと、お隣さんが妙に興奮して
南の視界が急に空けてきたという。
南西方向からの風で地上のガス群を吹き飛ばしてきれいに空が明けてきた。
冬の天の川がうっすらとよく見える。
はくちょう座付近は濃い天の川だが、ふたご座から一角獣座にかけても天の川は淡い。
これが確認できるということは透明度も高い。

BGC1300のB画像、L画像を撮影にかかり、ようやく焼肉の準備。
今まではミニ七輪で炭火でやいていたが、今回は炭も切れてガスで焼く。
しかし、気温が5度程度と真冬並みの寒さでガスが途中で消えてしまう。
ブタンガスは低温に弱いので火が消える。
ガスカートリッジにお湯をかけたり、プロパンガス配合のカートリッジに取り換えたりしながら
何とか焼肉も終了。

それにしても気温5度は寒い、寒すぎる。
焼肉やったり熱いコーヒーや紅茶を飲んだりしていると暖かくなって寒さには耐えられる。

そこから気を取り直して、ハッブルの変更星雲に向けてRGB画像の撮影にかかる。
このころから、地上のガスは収まったが上空にうす雲がやってくるようになり、
なかなか落ち着いて撮影ができない。
何とかRGB画像を撮り終えて4時に雲に覆われて撤収。
ものすごく疲れた夜であった。

それから帰宅し2時間ほど寝てから、地区の行事で親子登山に参加。
足はがくがく、息もぜいぜい、死ぬかと思ったよ。
明日が休みでよかった。

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