2008年11月11日
ここん所天候が悪いが、先週に撮影していて思ったこと。
まあ、要するに機械を過信するな、ということ。
1.ピント位置
シーイングが悪いとオートフォーカス(FocusMAXの)はあてにならない。
必ず、Vカーブでピント位置を把握すべし。
先週、シーイングの悪い日についいつもの癖でFocusMAXのAutoFocusをすると
ピント位置は2800だった。それでそのまま撮影に入ると、どうも星像が少しおかしい。
Vカーブを取り直すとピント位置は2700だった。
2.PoleAlignMaxの極軸
極軸を追い込んだつもりだが、極望の北極星の位置とかなり違う。
どっちを信用すればよいのか?
極望の位置はまあ当たらずとも遠からず、若干ずれてはいるだろうがそれほどずれるわけでもあるまい。PoleAlignMaxの位置と極望の位置との中間程度に合わせている。
この状態だと、赤緯は完ぺきに合っているが赤経は東に若干ずれているようだ。
自動導入しても、対象は西に位置するので東に振ってやる必要がある。
実際にガイドしていても赤緯のずれはほとんどないが赤経は西にずれていく。
これはこんなものだとあきらめてはいる。
投稿者 pikachu7500 : 2008年11月11日 20:02
コメント
PoleAlignMaxですが各観測場所での星の相対位置(低空とか)って認識出来ましたっけ?
なんかそこらも影響していないですかね。
低空な程、屈折してきますよね。
無論極望が極乏の恐れもありますけど。
投稿者 メーテル : 2008年11月12日 15:45
大気による位置ずれには対応していないと思われます。
ですが、原理的に撮影した結果と星図とを比較してのことになりますので大気差よりは機材の精度の要素の方が影響が大きいのだと思います。
投稿者 ここの管理人 : 2008年11月12日 19:45