2025年12月アーカイブ

クリスマスツリーとカタツムリ

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NGC2264_202511.jpg

いっかくじゅう座のクリスマスツリー(NGC2264、左側)と
その横のカタツムリ(IC2169、右側)を一緒に撮影した。

構図に悩んだ。
クリスマスツリーをメインにすると縦構図で、と思うのだが、
今はローテータを使用停止にしているので、横構図固定なのだ。
苦し紛れに横にあるカタツムリを一種にしちまったというのが事の真相である。
画像下には小さくハッブルの変光星雲も映っている。

【撮影データ】
鏡筒:タカハシ FSQ106(530mm F5)
架台:タカハシ EM200 Temma2
カメラ:ZWO ASI6200MCPro
Filter:なし 5分×102枚 合計8時間30分
ガイド:ZWO ミニガイド鏡(150mm F5) ASI220MM-mini PHD2
撮影日:2025年11月15日,17日
場所:和歌山県 NNRV(リモート撮影)
処理:PixInsight,BXT,SXT,NXT他

機材増強

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黒い金曜日につられてしまった。
ZWO CAAというローテーターをぽちった結果だ。
鏡筒の接眼側とCAAとの接続リングは別で手配して、こちらも到着している。

20251202.jpg

現在、鏡筒に取付ているローテーターは半分死んでいる状態なので封印している。
こいつを接続すると、NINAが落ちまくるのだ。
NINAからは回転装置を切り離している。
今は横構図のまま固定した状態で撮影はできる。

ただ、対象によっては縦構図にしたいものがある。
魔女の横顔とかカモメとか、
撮影したいが、構図の関係で撮影できていないのだ。

これを和歌山へ取り付けに行かなくてはならないが、
今度の土曜日にでも行くか。
 
 
後、赤道儀だが、今のEM200も古いし、正常に動けば撮影も順調だが、
ほんの少しだけど問題も抱えている。
こいつ(EM200)のせいで、パソコンを何回も取り換えたが、
パソコンの問題ではなくEM200そのものに原因があることは確定している。
あるおまじないをすれば正常に動くので撮影に支障はないのだが、、、。
毎回おまじないをするのが段々面倒になってきている。

いっそのこと、ZWO AM5Nに入れ替えしようかとも考えてはいるが、どうするかな。
EM200搭載のピラーには変換アダプタを用意すればできるはずだけど、
(コスモ工房様にはEM用三脚とAM5を接続するアダプタはある)
問題は、鏡筒をどう載せるかで悩んでいる。

今の鏡筒バンドを支えているアリガタは、幅80mmタイプで少し大きい。
AM5Nは、マウント面は交換できないので、アリガタを変えるか、
追加で2段構えにするか、悩むところだ。
ロスマンディ規格のアリガタは搭載可能なので
そいつを手配すれば済みそうだ。

極軸も悩むところでできればPoleMasterを取り付けしたいが、
AM5Nになっていろいろ変更点があり、すんなりと取り付けできなさそうである。

何をしようにも現物が手元にないので現物合わせができない。
一度現地へ行ったら、各種の寸法だけでも測ってこないことには話にならんな。

ぎょしゃ座の中心部モザイク

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IC410_202511.jpg

ぎょしゃ座のハイライト部分(画像の左上)を撮影した。
そこだけ撮影しても地味なので、以前撮影したIC410-IC405とモザイク合成した。

左上だけだと本当に地味で、主役の横にいる脇役みたいなものか。
球状星団のM36,M38もあるんだけどな。
追加で撮り増しするか、これはこれで打ち切りにして別のを狙うか。

【撮影データ(左上の部分)】
鏡筒:タカハシ FSQ106(530mm F5)
架台:タカハシ EM200 Temma2
カメラ:ZWO ASI6200MCPro
Filter:なし 5分×73枚 合計6時間5分
ガイド:ZWO ミニガイド鏡(150mm F5) ASI220MM-mini PHD2
撮影日:2025年11月22日,23日
場所:和歌山県 NNRV(リモート撮影)
処理:PixInsight,BXT,SXT,NXT他

NGC1333

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NGC1333_202511.jpg

ペルセウス座のNGC1333を処理した。

淡い対象なので、最初からじっくりと約12時間かけて撮影した。
淡い分子雲をあぶりだすのには長時間露光が必要だ。
もっと時間をかけてもいいかもしれない。

【撮影データ】
鏡筒:タカハシ FSQ106(530mm F5)
架台:タカハシ EM200 Temma2
カメラ:ZWO ASI6200MCPro
Filter:なし 5分×146枚 合計12時間10分
ガイド:ZWO ミニガイド鏡(150mm F5) ASI220MM-mini PHD2
撮影日:2025年11月14日,15日,16日
場所:和歌山県 NNRV(リモート撮影)
処理:PixInsight,BXT,SXT,NXT,NarrowbandNormalization他

週末またまた晴れ

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先週の後半、晴れてくれた。
自宅は雨や曇りでだめだが、和歌山は晴れてくれた。
冬の季節だと日本海側は晴れないが、太平洋側は晴れるのが当たり前だ。
雨音や雷が鳴り響く中、自宅のパソコンからは(400Km先の)星が見えている。

週末晴れてくれると嬉しい。

11/26(水)、11/28(金)、11/29(土)と連続して晴れた。
地元では、11/29(土)だけは珍しく晴れた。

11/26(水)は黄砂の予報があり、そのせいかどうかは不明だが、
(薄雲攻撃かもしれない)ボツ画像があったけれども、まあまあ撮影はできた。

11/28(金)は一晩中快晴であった。
こちらも黄砂の予報があったが、南に抜けたようで、撮影は順調。
黄砂があったとしてもナローバンド撮影なので影響がなかっただけかも?
月没後のSQMは21.x~22.0という記録はあったがホンマかいな?
この日の撮影が安定していて一番よかったように思う。

11/29(土)も一晩中快晴であった。
黄砂は北日本方面のようで影響はほとんどなし、撮影も同じく順調。
ただ風があり、その影響でガイドのグラフが暴れる。
この日は地元リモートでも参戦。
 
 
 
月は太くなってきたので、和歌山リモートではナローバンドで撮影だ。
夜半前は、SH2-240を、
夜半後は、SH2-308を、撮影するシーケンスを組む。
おまけで夜明け前に、M81,M82のコンビも。

20251201_1.jpg

SH2-240はスパゲティだの無理ナントだの云われて難物だ。
NINAの撮影直後の画像でもあるようなないような?
PixInsightであぶりだせばスパゲティはわかるが、画像が荒れ荒れだ。

20251201_2.jpg

SH2-308は、多少は輝度もあり、形はそれらしくわかる。
ドルフィンヘッド(いるか頭)とかミルクポッド(牛乳瓶?)とか云われている。
スパゲティに比べれば難易度は低い。
こちらは月没後の撮影なので月明りの影響がないからかもな。

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