極軸合わせの方法を考えてみた。
前提条件:おおまかには極軸はそこそこ合っている
手順1.どこかの星でも星雲でもいいので、天体を自動導入
手順2.そこでプレートソルブし同期をとる。
手順3.別天体に向けて自動導入
プレートソルブはしない
プレートソルブしてもいいけど、同期はしない
ここで、目的の天体がほぼ中心に来ているなら極軸は合っている。
そうでないなら極軸は合っていない。
この時、撮影した画像に目的の天体があれば、の話だが
目的の天体が中心にくるように極軸をいじる。
(1回でど真ん中にもってくるよりも、その手前で少しずつ追い込む)
そうして手順1.へ戻り何回か繰り返す。
撮影した画像に目的の天体がなければ
プレートソルブするけど同期はせず、赤経と赤緯のズレの位置から判断して
極軸をいじり、
再度プレートソルブするけど同期はせずに
赤経と赤緯のズレの位置が小さくなるように繰り返す。
そうして手順1.へ戻る。
これを何回か繰り返してみれば多分合うのではないかと思うが、、、。
1回でスパッと決まるわけではないだろう。
効率は悪いとは思う。
バカの考え休むに似たり、かもしれないけど。

むかし庭に設置して北極星が見えなくて、似た様な事をしていました。
今の赤道儀と違い、ギヤードモーターや赤道儀にバックラッシュが有って
セレストロン赤道儀は、それらをキャンセルする機能が付いていて
しっかり調整すればかなり良い結果が出ていました。
モニターに十字線を表示させて、既知の明るい星をセンターに持ってきて
他の明るい星を導入してズレを高度・方位ノブで調整し、最初の星を導入
の繰り返しでしたが3往復もすれば、バッチリでした。
調整中の時間経過によるズレは次第に減って行くので気にならなかったです。
EOS KISSに1100ミリでしたが、オートガイドせずに撮影していました。
今の赤道儀の方が精度が上でメーカーはゼロバックラッシュを謳ってますが
ポールマスターで極軸合わせても、ノータッチで5分だと
確実に星が伸びてしまいます。
しかしオートガイドするしリモートだし、朝まで放置だし良い事ばっかですね。
金子さん、おはようございます。
やはり似たようなことを考えておられたのですね。
3往復でうまくいったのは何よりも朗報です。
ありがとうございました。