ZWO CAAを取付に和歌山へ

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前日、前々日と雪にまみれた地元から、和歌山へ行ってきた。

地元では雪にまみれたといっても雪は積もらず融けるだけ。
滋賀県北部は雪が融けずに残っている(除雪はしてある)。
大阪や和歌山は快晴で、空の青が真っ青の青で素晴らしいほどの快晴だ。
地元が雪や雨なら、あっちは晴れるのはわかっているけれども悔しい。

当初の目的は、壊れた既存のローテーターを電源やUSBを切り離し、
新しく購入した ZWO CAAというローテーターを取り付けることがメインの作業。

20251208_1.jpg
左から、ASI6200MCPro、EFW、CAA、接続リング、既存ローテーター(鏡筒の一部)
ローテーターは位置固定で、カメラとEFWが回転する。

既存のローテーターは物理的に取り外しできないのでそのまま残し、
OAG-Lを取り外し、CAAを取り付けた。

実をいうと、既存のローテーターは生きていた、故障はしていなかった、、、orz。
原因は電源の接触ミスで、電源はシガーソケットで、こいつだった。
現地へ行かないとわからんね。
それにしても、なんともお粗末な、、、orz。

接点復活剤をシュシュしてぐりぐりで完全復活したが、
せっかくなので両方とも電源もUSBもつないだまま。
NINAは、CAAを接続し、いつでも切り替えられるようにしておいた。
ローテーターをダブルで装着したのは、マヌケというか、世にも珍しいというか。

電源は、次回訪問時には、はんだごてを持参し、
シガーソケットをやめて、標準電源(55-21)に作り直そうかな。
シガーソケットは、フォーカサーと一緒でシガーソケット接続なのだ。
フォーカサーがやられたら撮影不可能になるしなあ。

20251208_2.jpg

SVBONYのSWITCH機器の画像。
コード類はスパゲティ状態だが、SVBONYの画像左側の電源は空いている。
SVBONYの画像右側のUSBは全部埋まった(USB-Cは空いている)。
 
 
夕方、暗くなる17時を待って、現地での最終確認。
自動導入、オートフォーカス、プレートソルブ、CAAの動作確認、
ガイド鏡のピント位置合わせ直し(一番暑い時期の調整位置からずれていた)、
など現地で最終確認し、撤収。

フラットは撮り直す必要はあると思うが、リモートでもできる作業ではある。

コメント(2)

ついにZWOのCAAが出ましたね。しかもお手頃な値段で。
ペガサスやプリマルーチェよりずっと安くて、これでCAAの利用者が増えるかもしれないですね。
私のシステムだとバックフォーカスが短くて、2インチだと挿入する余地が残っていないので、あきらめています。

うちのは例の中華製4インチですが、
CAAの右回りと左回りの設定がどうも理解できません。
実際に動作させて確認してから使っています。
確認しないで動作させてコードでチョーキングさせたことが何回もあります。(笑
子午線反転でも場合によっては、コードも赤緯体に巻き付くので、本当に面倒です。

n2068ddさん、こんばんは。

CAAも安くていいのですが、今のところ癖があります。

> CAAの右回りと左回りの設定がどうも理解できません。
まさにここなんですよ。
理解した上で使う分にはいいのですがドライバの熟成が進むことを期待しています。

コードの絡みについては、カメラの配線をスパイラルチューブでまとめることと、絡まないようなガイドを通すことが必要だと云われまして、その通りにしています。

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このページは、ピカチュウが2025年12月 8日 08:00に書いたブログ記事です。

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