ダークの元画像が見当たらないが、
リモート先PCから自宅へ持って帰るUSBメモリにあるのではないか、
と思って調べたらUSB内にダークの元画像が100枚分あった。
これで、PixInsightのWBPPをやり直しだ。
これは、CCDStackで処理したR画像
こちらが、ダーク元画像をセットしてWBPPで処理したR画像
素晴らしい、同じ結果で処理された。
これで、L,R,G,B,Haを一括で処理した。
処理時間は古いノートPC(Coei7,4600番台,メモリ16GB)で53分。
ちなみに、今回作成したマスターダークや、マスターフラットは、
出力フォルダ中のものを取っておいて、次回からはこのマスターを指定すればよい。
マスターフラットは、ダーク処理(減算)した状態となる。
全画像を同じ位置あわせとするために、
Registration Reference Image にL画像の1枚を指定しておいた。
これを指定しておくと、L,R,G,Bで位置合わせが完了しており、
後でStarAlignmentをしなくて済む。
この下処理で重要なことは、
1.Normalization
2.Stack時のピクセル選別
であるが、ブラックボックス化しているので何をやっているかがわからない。
ドキュメントには書いてあるが、画像の枚数などで最適なパラメタで処理
しているような感じだ。
これはPixInsightに任せるしかない。
それはそうと、これで次のステージに進められる。
というか、やっとスタートラインに立ったようなものだ。
次はLRGB合成となるが、いきなりやっても、
STFでリンク外すと、カラー画像とは思えないのが出来上がる。
星の位置は合っているので、WBPPで一括で星の位置合わせができている。
RGB合成は、星の色は出るが、銀河の色は出にくい。
たのしい天体観測様のワークフローを見ると、
RGB画像とL画像は個別に処理して、最後にLRGB合成するフローとなっている。
ここはそう簡単にはいかない。