PixInsightのWBPPで、下処理はできるが、そのままやっても
L, R, G, Bの各画像で位置は合わない(と思っている)。
だがよく見ると、WBPPには、そのためのリファレンス画像を指定しておくと
(画像の赤い枠)
一括処理したすべての画像が、同じ位置にAlignmentしてくれる(と思っている)。
と思ってググってみたら、たのしい天体観測様に記述があった。
> 位置合わせの基準として一番よいものを選びます。
との記述がある。思った通りだ。
LRGBの場合は、L画像の一番いいデータを指定しておけばいいのだろうと思う。
これは便利だ。
是非ともWBPPをマスターして使いたいところだが、
今のところ停滞している。
スターアライメントは、露出時間が違うのも含めて全データごそっとまとめてインテグレーションのプールに詰め込んで実行させています。
私の場合、プメートソルブをやってはいても、撮影する日によって画像の位置が数ピクセルずれていたり、数度回転したり、あるいはもっとズレたものも合成に加えたりしているので、平均的に真ん中にあるデータをリファランスにしています。
PIのマニュアルでは、SSWEIGHTの最大のものをリファランスにするようにとなってますが、気流が悪くPSFが肥大してそこまで精度良くないので。
ビット数がダイナミックレンジ方向のアップサンプルだとすると、スターアライメントのドリズルが二次元座標のアップサンプルで、これで整合のとれたキャリブレーションが出来るという事らしいです。
強者は、WBPPで一旦補正してから、リジェクションにローカルノーマライズを加えて再度ドリズルをかけて合成するなどの操作をしている人もいますね。
n2068ddさん、こんにちは。
一括Alignment指定する場合、画像の位置的なばらつきが多い場合は、リファレンス画像に中間的な位置の画像を指定するのは理にかなっています。
私の場合は、ディザリングで数ピクセル程度のばらつきで済むので、リファレンス画像は位置的にはどれでもよく、一番よさそうなものを選択すればいいはずです。M51は初期の撮影でばらつきは少しあります。
WBPPでデフォルトではドリズル用の画像も出力しますが、何に使うのか?と思っていました。積極的に目的があって使う場合のための画像だったんですね。