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2009年1月31日
 ■ M81完成

M81.jpg

M81 FRC300(F7.8) STL6303E+AO-8
L:10mX12, R:5mX4(2x), G:5mX4(2x), B:5mX6(2x)
処理:CCDStack, CS4

色合いはこんなものかな?
もっと星の色をつけたいし、Haの赤も出したいのだけど、画像処理のテクが未熟で、、、orz

投稿時間 : 14:18 個別ページ表示 | コメント (4)

2009年1月30日
 ■ M101(Lのみ)

M101L.jpg
M101 L12枚のみCCDStack処理

M101といえば、かわうそさんの圧倒的な解像感のある作品が特に印象に残っている。

今回、M101を選択したのは、かわうそさんと張り合おうという気持は全然なくて、
STL6303のチップに全部入る程の大きさがあるから、というのが理由。

M101は大きい対象で、しかもフェイスオンなので派手さもある。
NGC4565なんてのは大きいことは大きいがエッジオンだから面白みに欠ける。
M51も大きいしフェイスオンで派手さもあるのだが、M51はカメラの向きを変える必要があるので
結局M101にしたというわけ。

撮影してみて、構図がちょっと偏っているが、これはガイド星の関係でどうしようもない。
構図よりもガイド星を優先とするので仕方がない。

投稿時間 : 20:37 個別ページ表示 | コメント (2)

2009年1月29日
 ■ やっと撮影

昨日は朝まで絶好の快晴。

22:00頃がらM81の撮影

0.2秒でAO-8ガイド
L:7枚
ピント再チェック 60ステップIN
L:5枚、R:4枚、G:4枚、B:6枚を0.2秒のままAO-8ガイドし完走

M81L.jpg
とりあえず、M81のL12枚CCDStack処理、
(最終的には中央重視の画像と周辺重視の画像をレイヤーで仕上げる予定)
写りとしてはこんなものか?


2:00頃がらM101の撮影
ピント再チェック 40ステップIN
0.1秒でAO-8ガイド
L:12枚、R:4枚、G:4枚、B:6枚を0.1秒のままAO-8ガイドし完走
(M101は後日処理する予定)

今シーズン(1月の新月期)はこれが最初で最後の撮影になるが、十分満足。

ガイドチップの237ってこんなに感度良かったっけ?
0.1秒のAO-8ガイドでLは問題ないが感度の劣るBフィルターでも0.1秒のまま、Guide Star Too Dim
を出さずに完走しているのは驚きだ。

とにかく、6303チップは凄いなあ、こんなに写るのかって感じ。

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2009年1月28日
 ■ 今日こそは

昨日までの雪辱を晴らせるか?

今日を逃すと明日からずっと晴れない予報。

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2009年1月27日
 ■ 今日もダメ

今日の夜は快晴だ。
昼間からグレーテル氏が今夜は晴れですよとメールを送ってくる。

夕方、晴れているので出撃した。
しかし、ドーム周辺は濃いガスに埋もれている。
シリウスはおぼろげに見えてはいるがこれじゃあダメだわ。

1キロも離れるときれいに星が見えるので、なんだかなあ。

投稿時間 : 20:56 個別ページ表示 | コメント (2)

2009年1月25日
 ■ 海門異常なし

SGHDD.gif

Seagate社製のHDDに異常が起きるとの情報が先週からにぎわっている。
一応調査してみた。

該当のHDDはあったがファームの版数が違うので一応シロ。問題はないようだ。

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2009年1月24日
 ■ フラット撮影

flatb.jpg

冬場は何もできないのだが、雪の降る中、フラット撮影をしてきた。
R, G, B とドームスリット法で撮影していると、雪が舞い込んでくる。

CCDStackにて各フラットマスターを作成。
これで、いつでも撮影ができるのだが、2月かな。

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2009年1月21日
 ■ わしの頭

wasi_head.jpg

昨日の撮影、Ha、15分x4枚のみ

わしの頭付近、曇られなければ、RGB画像も撮影し、その後本命のM81の予定だったが
これだけしか撮れなかった。

構図的には中途半端だと思うけれども、右側をカットしてそれらしく整えれば何とかなる。
この構図だと明るいガイド星があって、Haでも0.3秒とかでAO-8ガイドができる。
もちろん、暗めのBフィルターでも0.1秒ガイドも可能だった。

雪はほとんど融けてしまったが、明日からまた雪が降るそうだ。
今度の週末は大寒波が来るようで、1月はもうダメポ、orz
 
 
 
冬の天候に関しては、こんな気持ちか?

kumaAA.jpg

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2009年1月20日
 ■ 今日は晴れ

今日は晴れるようだ。

行くか、

うまく晴れてくれればもうテスト撮影ではなく、本格的に撮影してみよう。

PS.
撃沈しますた。

予定では、わしの頭、Ha、R,G,B
その後、M81

結局、わしの頭をHa4枚目で曇られて撃沈。

1月はダメだね。

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2009年1月18日
 ■ にごり酒

nigorizake.jpg

演歌の歌みたいなタイトルだが、お酒の話題。
(実はあまり日本酒は飲まない)

岐阜県のお酒で「白川郷」だが作っているのは大垣市。
(岐阜県に間違いはないが、かなり離れているぞw)

にごり酒だから清酒のように透き通っていなくて真っ白け。
まだ飲んでいないからどんな味がするのかわからない。

昨年11月の星空研究会では上半分が透き通っていて下側が濁っているお酒(九州だったか?)を飲んだことがある。
飲み始めと最後では味が違うようで、実際に飲んでみてその通りだった。

それから、「密造酒」という名前の密造酒ではないお酒も飲んだことがある。
(ややこしいなあw)
なかなか珍しくて栓が杉の木の枝が刺さっていたと思う。これもにごり酒だった。

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2009年1月17日
 ■ Windows7 FocusMax

fmaxW7.gif

Q:Windows7 ベータで天文ソフトが動くかどうか?
A:ほとんど動く

WindowsVistaでは今使っている天文用ソフトは全部動いている。
Windows7はVistaと同じドライバモデルを使っているらしいので、Vistaで動けば7でも動く。

Vistaで一番苦労したのがFocusMaxだった。
7ではどうか?

Vistaと同じように以下の手順を踏めば問題なく動作する。
1.UAC(ユーザーアカウント制御)を最低レベルにする
  VistaはUACをOn/Offしかできなかったが、7ではレベル調整が可能だ。
  7で最低レベルがUAC=Offなんだと思うけど、これをやるとガジェットが消える。(バグのようだ)
2.VB6のランタイムをインストールする。必要なOCXがインストールされる。
3.コマンドプロンプト(管理者権限)で、OCXのレジストリを登録する。
  Cd/d %systemroot%system32
  Regsvr32/s/u sysinfo.ocx
  Regsvr32/s/u mscomct2.ocx
  Regsvr32/s/u msdatgrd.ocx
  Regsvr32/s/u comct332.ocx
  Regsvr32/s sysinfo.ocx
  Regsvr32/s mscomct2.ocx
  Regsvr32/s msdatgrd.ocx
  Regsvr32/s comct332.ocx
これでFocusMaxもOKだ。

(補足)MaxImDL V5を使うなら、FocusMaxは3.4.14を使うこと。

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2009年1月16日
 ■ ピザもち

もう鏡開きはとっくに終わったが、この鏡餅の食べ方について。

うちの子供はあまり餅を食べないので、何とかして食わしてやろうとピザ餅を作った。
ピザトーストのトーストの代わりに電子レンジで柔らかくした餅を使う。

そうすると結構評判が良くて食べてくれた。
味はどうかと思って自分でも食べてみたが、正直うまいとは思わなかった。
だけど、それほどまずいわけでもないのでそこそこ食べられる。

ただし、食べにくい。
餅は粘着力が強いからちぎるのが大変だ。
それに皿にべっとりとこびりついてしまうので後片付けも大変だ。

食べにくいのを改善するには餅は材料的にダメとわかり、ではご飯を使ったらどうか?
これなら箸で食べられる。
と思って実験してみると、これが食べやすい、後片付けも普通なんだけど、
味は、餅よりおいしくない(極端にまずいわけではないが)。
変な食べ方はしない方がマシだな。

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2009年1月15日
 ■ ガイド星の向き

昨日の記事の中で、ガイド星のことについて、

MaxImDL V5 の Camera Control の Guideタブの画面(↓)
cam_ctl1.gif

ここの Scope Dec にはガイド星の赤緯を入れる。
赤緯の値によってガイドスピードの補正を調整してくれる。

MaxImDLからPOTHで赤道儀を制御していると、
この値は自動的に入ってくるのではないかと思う。
(その左側に、AutoScopeDec のチェックがオンで有効になるのだろう)

それと気がつかなかったが、Agressiveness はX,Yで別々に制御が可能になるようだ。

ガイド星の向きに対する設定方法は、Settings ボタンを押して、別画面を出す。
cam_ctl2.gif
この中の Manual Calibration 欄の Angle(deg)の値を設定してやることで、
セルフガイドのキャリブレーションは使い回しができる。

ローテータがあれば触らなくていいんだけど、ローテータがないから、
カメラの向きを変える場合は手作業になる。
カメラの向きは東西南北にきれいにあわせたいので微調整が大変だ。

MaxImDL の V5 はこうなっているのだが、今はまだV4を使っている。
そろそろ V5に切り替えてもいいかな?

投稿時間 : 20:04 個別ページ表示 | コメント (2)

2009年1月14日
 ■ 晴れない

この時期は晴れないのは仕方がない。

次回晴れたらやはりM81かな。
TheSKYでは↓のようになる。
M81_sky.gif

ガイド星の関係で構図を少しずらす必要があるが、これもラージチップのおかげ。
ガイド星は9等代なので十分な明るさがある。

これから2月3月と春の銀河狙いの季節になるから、主な天体を拾い出すと下の表となる。
赤経順に並べれば早めの時間帯から遅い時間帯まで何を狙えばいいかわかりやすいし、
ガイド星の向きを同じにしておけばセルフガイド用のキャリブも不要だ。
これ全部撮れるわけでもないから数年がかりになるか。
Spr_Garaxy.gif

投稿時間 : 21:43 個別ページ表示 | コメント (10)

2009年1月12日
 ■ Windows7 ベータ版

Windows7b.jpg

Windows7のベータ版が公開されている。
早速ダウンロードしてインストールしてみた。

インストールは20分程度であっけなく終わる。
デバイスも1回目のWindowsUpdateですべて認識した。
はっきり言って問題が出ないので面白くない。(完成度が高いというべきか)

使った感じでは、ほとんどVistaと同じで、やや動作が速いというかきびきびしている。
 Vistaが内部Ver:WindowsNT6.0
 7が内部Ver:WindowsNT6.1
なのでなぜ "7" なのかよくわからない。

とにかくVistaをリファインしただけのようなので完成度は高いから、
早ければ今年の年末には登場するかもしれない。

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2009年1月11日
 ■ 売ります

ヤフオクに大物から小物まで
http://openuser.auctions.yahoo.co.jp/jp/user/pikachu7500

投稿時間 : 16:12 個別ページ表示 | コメント (0)

2009年1月10日
 ■ 左端が明るい

これがSTL6303Eのダーク画像(-35℃、15分)、左端が明るい
STL_Dark.jpg

そしてこれがSTL6303Eのバイアス画像、左橋が明るいのはバイアスによる。
STL_Bias.jpg

これはフラット画像(L)、補正レンズ?AO-8?フィルター?のゴミが写っているようだ。
STL_Flat.jpg

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2009年1月 9日
 ■ コーン星雲付近(Ha)

corn_test.jpg

コーン星雲付近 FRC300(F7.8) STL6303E+AO-8 Ha 15分x10 -35℃ CCDStack 1/2に縮小
(画像クリックで大きな画像が表示)

キツネの襟巻も入れるつもりだったが構図を外している。上部にはキツネが少しだけ写っている。
大きめの月が近くにあり背景が明るすぎる上に淡い星雲という非常に条件の悪い撮影だった。

10枚スタックしてもこの程度で、画像が荒れている。
レベル補正とDDPはかけたがそれ以外の処理はしていないので、Neatを少しかければ仕上がりはもう少し奇麗にはなるだろう。
月がなければS/Nも良くなってもっといい画像になったと思う。

左端に縦にうす明るい模様が見えるがこれはカメラのせい。
(ダーク画像では左端が明るいため、端っこなので気にはならない)

しばらく天気は悪いが、1月下旬や2月下旬には春の銀河狙いでいこう。

投稿時間 : 15:39 個別ページ表示 | コメント (0)

2009年1月 8日
 ■ やっと快晴

fox_test.jpg

コーン星雲とFox_Furの中間付近 15分x1枚、縦横1/6に縮小、ダークなし、フラットなし、-35℃

昨日やっと晴れて、今回は濃霧もなしで思う存分撮影はできた。
ただ、月が大きいのでHaで狙うしかなく、M81はおあずけ。
(もちろん、月がなければM81でと思っているのだが)

バラでもよかったが、Haでコーン星雲付近を狙ってみた。
撮影自体は15分x10枚、ガイドもまあまあうまくいって星像もきれいだ。
一応ダークもフラットもデータはあるのでそのうちきれいに処理してみようと思う。

下にコーンの先っちょ、上にはFox_Furの一部と構図的には変になったが、
今回はガイド星優先でとりあえず撮影したかったのと、できればブルーミング処理もしたかったのでと思ったがブルーミングはしていないようだ。
これならバラの中心部を狙ったほうがよかったのかもしれない。

コーン星雲付近はバラ程明るくなく淡い。
月が近くにあるためにS/Nがものすごく悪くて諧調に乏しい画像となってしまった。

投稿時間 : 02:41 個別ページ表示 | コメント (0)

2009年1月 6日
 ■ 濃霧に撃沈

bara_ha.jpg

15分1枚、-35℃、ダークなし、フラットなし、縦横1/6に縮小。
AO-8でもケラレはないようだ。

珍しく晴れたので出撃。
月も大きいから、Haでバラの上部を狙う。
これはSTL6303Eのファーストショットになったが、これ1枚のみでその後、農務にやられた。

縮小したのでわかりにくいが、星像は赤経方向に流れている。
Haを通してAO-8&セルフガイドしているが、4秒露光でやっているため、精密なガイドができない。4秒でも Guide Star Too Dim が出るほど条件は悪かった。
(ガイド星の選び方が悪かったともいえる)

LRGBフィルターとHaフィルターの焦点移動差は、PDFでは160ステップ(=0.2mm)だった。
MaxImDLのフィルターセットアップでHaに160を入力しておけば、フィルターがHaに切り替わると
自動で160ステップ移動してくれる。

投稿時間 : 22:12 個別ページ表示 | コメント (9)

2009年1月 5日
 ■ STLを使ってみて

ファーストライトはまだだが、ちょっと使った感じはどうかというと、

・画素数が多い
3072x2048という画素数なのでこれはもう圧倒的。
今まではこれの縦横半分、1530x1020だったわけで、もうピクセル等倍では全部表示することはできない。2x2ビニングしてやっとST8XEと同じになる。STL11000Mだともっとでかいんだろうな。

・転送速度が遅い
画素が増えた分転送に時間がかかるのは仕方がないし、覚悟もしている。
だけど、転送に時間がかかるのはやはりストレスになる。
FLIなら3,4秒程度で転送するらしいがSTLは40秒程度だろうか、昔のST-8Eパラレル転送の時代に戻ったような感じか。

・冷却能力がアップ
これはST8XEと比較した場合であって今までより5度は冷却温度を下げられる。
ST8XE → 外気温から30℃がいいところ。
STL6303E → 外気温から35℃は確実に下げられる。
限界は外気温より38,39℃程度、40℃は無理なので、実用上は35℃程度の冷却か。
FLIの外気温から50℃も冷えるのに対し、冷却能力は劣っているのは仕方がない。

・ノイズ
ST8XEはノイズは多かった。
STLもノイズは多いのだろうと思うがST8XEよりはマシかな。

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2009年1月 3日
 ■ Oリング

先日、かわうそさんのブログでSTL乾燥材用のOリングを失くしたとかの記事があった。

年末に用事でホームセンターで買い物をしていたら、Oリングを売っていたので、予備に購入した。
o_ring.jpg

左側(大きいもの)がST用のOリング、内系10.8mm
右側(小さいもの)がSTL用のOリング、内系7.8mm

値段は両者とも2個入りで116円。
1個当たり50円を超えるが大量に使うわけでもないし、この値段でも文句はない。
イザという場合の保険みたいなものか。

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2009年1月 1日
 ■ 謹賀新年

2009_NewYear.jpg

あけましておめでとうございます。
今年もよろしくお願いします。

投稿時間 : 08:20 個別ページ表示 | コメント (4)