2021年9月アーカイブ

STL11000Mを使い続けるが

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このカメラも相当古い。
今どき、USB1.1ののろまな転送速度はあり得ない。
何しろ20年前からあるカメラだ。

とはいえ、35mmフルサイズは今でも魅力的だ。
このフルサイズを余裕でカバーする主砲にとっては役不足だがな。
何せイメージサークルは88mm径を余裕でカバーする。
もっと大きなカメラでもいいがそこは我慢するしかない。

そこで、(当分買うつもりはないが)次のカメラは、
現時点ではASI6200MMを検討することになると思う。
冷却CMOSだがフルサイズだし、裏面照射だし、値段も手ごろだし、
軽いし、コストパフォーマンスもよい。
上を見ればきりがないけど、値段も桁が1つ増える。
ガイドチップがないのは欠点ではあるけれど。

もし買ったとしたら、撮影用のソフトはどうなるのか?
ASCOM用のドライバはあるようなので、MaxImDLでそのまま
撮影することは可能だろう。
いつまでMaxImDLを使うのかってのはあるけれども
これに慣れているから、他のソフトは使いたくない。

画像処理はまだまだ保育所レベルのおいらが購入するには
10年早いけどな。

フラットをどう撮るか

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現時点での最大の課題、フラットをどう撮るか?

フラットなしでは画像処理はうまくいかない。
画像処理としてはフラットは重要な役割だと思う。
このフラットを制覇しなければ、次のレベルに進めない。
(保育所レベル --> 小学生レベル)

通常はEL板を使って撮るのだろうと思う。
ところがおいらはEL板を持っていない。
買えば済む話だがかなりでかいのが必要だ。

そこでスカイフラットを検討している。
撮影と同じく、撮影するが、ゴミ袋を筒先にかぶせて
撮影画像と同一時間をかけて撮影する。
晴れた夜に現地に行って撮影してみるか。

どこまで引っ張るか

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どこまで引っ張るか?というのは、
リモート撮影にて、南中過ぎてもそのまま撮影を続行するのだが
どこで撮影を打ち切るのか?という意味である。

撮影を打ち切るのは、カメラがピラー脚と干渉する直前までだけど
あまり無理してもよくない。
その目安としているのは、地上座標系(Alt,Az)の方位(Az)を判断の根拠としている。

20210928.jpg

リモート画面上には、Ascom Temmaの茶色のダイアログで、
大きく表示してくれるので、一目瞭然だ。
(MaxImDLの小さい文字ではわかりにくい)

このAzは
180:南中、真南
225:南西
なのだが、
Az:230までは機材の横にいて確認済みである。

この前は、Az:240で打ち切ったが、深追いしすぎだわ。
Az:235あたりで打ち止めの準備をしておくべきだな。

久しぶりにドームへ向かった。
草は相変わらず生えているが、今年はもう草刈りの必要もないだろう。

今回の目的は、交換したカメラ、STL6303Eのごみ取りだ。

20210927.jpg

これがなかなか取れない。
アルコールを付けてごしごししても取れない汚れがある。
ごみ取りはあきらめて、きちんとフラットを撮って
フラット補正をかけるしかないな。

本当は、これからの季節、STL6303Eで撮りたいのだが、
今はSTL11000Mでやってみようと思っている。

少し前のコメントに
> KAFチップ(ST8XE, STL6303E)は素直なチップで背景がきれいなんですが
> KAIチップ(STL11000M)は素直じゃないですね。背景が荒れ荒れだし、
> 欠陥カラムは徐々に増えていくし、何よりも光をかなり当てないと性能が出せません。
と書いたが、STL6303Eは画像処理もしやすい。
STL11000Mは画像処理がしにくい。
(これは画像処理そのものを忘れているせいかもしれないが)
それでもなお、STL11000Mを使い続けていこうと思う。
フルサイズカメラ、でかいのはいい。大は小を兼ねるし、大きさは正義だ。
主砲とSTL11000Mの組み合わせはほんの少ししかやっていないので、
もっと経験を積んでおこうかなと。

久保やん

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訃報、久保やん。
風は1970年代、ラジオでよく聞いていた。
2枚目のアルバムが一番好きだったかな。

当時を偲んでYoutubeを聞いてみた。
歌詞も結構覚えていて、昔の曲って結構覚えているもんだね。
その当時もう40年以上も前の話だ。

そしたら、風に関連して懐かしい曲がぞろぞろと、

柴田まゆみ

永井龍雲

もとまろ

古時計

こういった、抒情系ソングって今の時代は流行らないけど、昔はこういったのは結構あったんだわ。

NGC281(Ha)

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NGC281_202109.jpg

FRC300(F7.8) STL11000M+AO-L Astronomik_H-Alpha:10x18

ようやくNGC281を処理した。
Haのモノクロのみで(処理は楽だが)面白くはない。
ナローバンドをやるならせめて OIII も欲しいところだが、それはない。
フィルターの枠も5つしかなく、難しい。
銀河をやめて散光星雲のみに徹するなら別なんだがな。
春先は銀河しかないし。
これからは銀河中心に狙いにいくか。

前回撮影時の座標を復元

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前回撮影時の座標を復元する。

やり方は、
1.前回撮影時の画像を開き、
2.その画像で、PinPointを実行する
20210922_1.jpg

3.ObservatoryのTelescopeタブの▶をクリックし、Load Center of Solved Image

20210922_2.jpg

4.GOTO ボタンクリックで、その座標に行く

これをやっても、いつも座標がピタリとこない。
下の画像で、座標が異なって張り付けられるのだ。
原因はどうやら「J Now」と「J2000」の違いかな?

20210922_3.jpg

とりあえずM33

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M33_20210916.jpg

FRC300(F7.8) STL11000M+AO-L L:10x12 R:5x2 G:5x2 B:5x2(RGB:2xbin) SBIG Filter

M33はでかい。
先週撮影したM33、中心部が下にずれているのはガイド星の関係。
撮影前から周辺部がはみ出るのは承知の上、苦しいフレーミング。
RGB画像は2枚づつのみ、しかもR画像の右上は斜めに欠けている。

M33の画像処理、まだまだですわ。
CCDStackとPhotoShopCCのみで仕上げた、PixInsightは封印中。

今のレベルは保育所、とりあえずLRGBやりました、の段階。
画像処理のやり方を完全に忘れているので、
もっと場数をこなしてレベルを上げていかないと。
次は小学校入学のレベルが目標。

初回導入時のクセ

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最近リモート撮影を数回こなしてきた。
その結果、その日の初回導入時のクセがわかった。

最初は基準星を指定して導入する。
この時、基準星はカメラの写野にはとらえられない。
だがすぐ近くにいる。
こんな感じ。(縦軸は赤緯方向、横軸は赤経方向)
20210920.jpg
PinPont(PlateSolve)すればそれまでなのだが、
薄雲がかかっていて判別不能の場合とかがある。
クセが分かっていれば、単純に東方向に少し振ってやればよい。

素晴らしいのは、赤緯がぴったり合っていることだ。
これは極軸が正確に合っているからだと思う。
確か3時間くらいはかかったが、PHD2で極軸を追い込んだ成果だと思う。

最初に基準星導入を行っているけれども、必須作業ではない。
いきなり M/NGC 天体を導入しても構わない。
どうせ PinPont(PlateSolve)するのだし。

極軸が合っているのは、ガイドの様子を見て何となくはわかってはいた。
初回導入時でも、すぐ左(東側)に対象の基準星がいることもわかってはいた。
初回導入直後、PinPont(PlateSolve)せずに東に振ってみて検証したわけだ。

NJP Temma2 は約20年経過してきたが、なかなか素晴らしいではないか。
これで安心してリモート撮影ができる。

土日は空しい気分だ(3)

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毎日引き籠っている。
これが土日も(外出せずに)引き籠ることが多くなった。

平日は引き籠もらざるを得ないのでまあいいとして、
土日に何もせずに引き籠ると精神的に罪悪感を感じる。
何かしないといけないと思いながらも
結局何もせずにダラダラと過ごす。

これではいかんと、画像処理を始めた。
しかし昔使ったソフトだが、多少は覚えていても
細かい所とか、全体の流れがぼやけてしまって
小学生からやり直ししないといけない。

やる気は当初はあるのだが、すぐに挫折してしまって
フラストレーションがたまる。
これでますます気分が滅入る。

これではいかんな。
基本に忠実にやれることから地味にコツコツとやるしかないのは
頭ではわかっている。しかし、その頭が追い付かない。

昔の資料がないかとパソコンの中を漁ってみると、
数は少ないが、画像処理の要点をまとめた資料を発掘した。
そんな資料を自分で作っていたことさえ忘れてしまったのだ。
資料をじっくりと読み返して、
・全体の処理の流れを整理
・各処理ごとの目的、なぜそうするかの基礎知識
・具体的な処理の手順
を考えながら、保育所からやり直しだ。

台風前の撮影

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台風が近づいているが、晴れたので昨夜はリモート撮影。
月もあるのでHa撮影だ。

20210916.jpg

ピント合わせ、HaだとVカーブが素晴らしく決まる。
これだけ理想的なVカーブは初めて見た。

しかし、トラブル発生。
MaxImDLでフォーカサーの表示がおかしい。
他は正常なんだが、なんで?

FLIのアプリでは正しく表示はできている。
一度パソコンを再起動してみたら、問題なく動作はしたが、
何だったのかね?

赤とんぼ

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赤とんぼを見かけるようになった。
8月下旬から、気温が低くなった時から出現していた。
色は赤くなく、オレンジ色だ。
10月になれば真っ赤になるだろう。

赤とんぼというのは、アキアカネという。
夏は山の上にいて、黄色だ。
秋になって、里に下りてくる。
その過程で色がオレンジから赤くなるのだ。

10年ぶりの画像処理(2)

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20210914.jpg

今度は、PixInsight と格闘。
これがまるで分らない、、、orz

もう一度チュートリアルからやり直さないと
何をしていいのかさえ分からない。
しばらくは、PixInsight は封印しておく。

とりあえず、当面は撮影以外は、
基本的なことからじっくりとやり方を見直さないとダメですな。

10年ぶりの画像処理

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NGC281_Ha.jpg

NGC281、Ha画像、構図が右よりなのはガイド星の位置に依存したため。

10年ぶりですわ。
撮影自体はよく覚えていたが、画像処理はすっかり忘れていた。
昔やった CCDStack を起動してもやり方を完全に忘れている。

それでも何とか踏ん張ってやってみたが
ひどいボロボロ画像だ。
原因はダークやフラットが10年前のものをそのまま使ったから
白い縦筋がいくつも残っている。
画像枚数が少ないのもあるが、ダークやフラットは作り直さないとだめだろう。

撮影画像は、ネットワーク越しに全部持ってきたが、これは効率が悪い。
1晩で撮影したときの回線使用量は 250MBだったが、
(この時は監視カメラを起動せず、リモートデスクトップ画面のみ)
画像転送は 800MBだった。

次回からは、リモート先のパソコンで下処理(Stackだけでも)を行って
処理済みした数ファイルのみ持ってくるやり方にしないとダメだわ。

まずは、ダーク、バイアスを撮り溜めるところからやり直しだ。

昨日は撮影

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20210910.jpg

昨晩はSCWの予想はだめだったが、実際には夕方から晴れてきた。
それならと、リモート撮影だ。

カメラを変えたばかりなので、
ピント合わせのほかに、
AOキャリブレーションとガイドのキャリブレーションを実行する。
この辺りは完璧に動作する、素晴らしい。
カメラの向きは、手で合わせたけれども、ほぼ合っていた。

それからまゆ星雲に向けて撮影。
リモートは便利だな、もう元には戻れない。

監視用カメラその2

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20210909_1.jpg
監視用カメラその2は、鏡筒バンドのトッププレートに設置した。
鏡筒の向いている方向の画像を出す。

このカメラはパソコンに接続し、MaxImDLのWebCameraに設定してある。
MaxImDLからはいつでも画像表示が可能だ。

20210909_2.jpg

筒先の方向を向いているので、スリットの状態を表示する。
これも通常は使わない。
異常があった場合に使用する。
鏡筒の向きとスリットの中心がズレることは当分ないとは思うが。

監視用カメラその1

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20210908.jpg
監視用カメラその1
ラズパイ4からのストリーム配信の画像だ。
色々考えた末、こうなった。

通常、うまく撮影できている場合は、監視画像はいらない。
赤外線投光器とかも用意したけれど、
上手くいかない場合にどこがおかしいのかを探るための監視画像だ。
だから、内部の照明を電源スイッチで入れれば照明がつくようにした。
照明をつけて明るい状態での画像があればそれでよい。
通常は照明もつけないし、監視画像も不要だ。

尚、温度表示のデジタル時計を設置したが不要になった。
鏡筒の状態、スリットの状態がわかればそれでよい。
ただし、スリットは北天に向いていたらわからない。
それば第2のカメラが担当する。

カメラを変えた

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カメラをSTL11000Mに変更した。
変更したら、フォーカス位置とか、カメラの向きとか微調整したい。
ただ、なかなか快晴にならないので難しい。

9/6(月)の夜は晴れそうだったので、自宅からリモート接続だ。
だが、薄雲が多く、基準星をペガサス四辺形の左上、
アルフェラツに向けて導入。

20210907.jpg

薄雲越しなので、これがアルフェラツだろうと周辺の星の配置から判断した。
PlateSolve(PinPoint)では解析不能だった。
Vカーブを実行し、ピント位置は4500と出た。
ここまででもう終わり。

リモートは楽ですなあ。

昔のラジオ番組

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40数年以上前の話。
ニッポン放送の日曜夜11時から
全日空ミュージックスカイホリデーという番組があった。
ソラマメさんの番組で、乳母桜の会とかやっていた。
妙に(売れる前の)オフコースが流れていたと思う。
そのソラマメさんの訃報を聞いた、合掌。

Zenfone8

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一昨年はZenfone6を購入した。(これは今、子供が使っている。)
昨年はZenfone7を購入しなかった。
今年はZenfone8を購入するのか?、多分しないと思う。
まあ食指が動かないというか購入する気にならない。

おいらは今はZenfone5zを使っている。
3年前の機種だが、これがなかなかよくて今のままで困っていない。
老人になると無駄なお金は出したくないのだ。
あと10歳若かったらZenfone8を購入していただろうな。

10年ぶりかよ(4)

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さて、最後に確認するのはガイド性能だ。
とはいえ、これは極軸合わせの精度にかかっている。
前回FSQで、ほぼ極軸合わせを澄ましているので
今回はそのままだ。

ガイド自体は問題ない。
AOガイドは完璧に動作する。
10分程度だと赤道儀の補正は行わずAOのみの動作だ。
本当は10分を最低8枚程度はガイドして様子を見たかったのだが
雲が流れてきて試合終了。

FSQも悪くはないんだが、
やっぱり長焦点でぐりぐりやるのが気持ちがいい。

10年ぶりかよ(3)

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なかなかいい感じで調整してきた。
試しにNGC7293 らせん状星雲をガイド撮影してみた。

20210901.jpg

月はあったが、L画像を10分、
ブルーミングを起こした星がいくつかあるが、これは仕方がない。

まあまあ、いい感じかな、、、
そしたら、画像中央やや右上に、黒いドーナツが、、、。
ゴミが残っていたか。

カメラ外して清掃して、またやり直しだな。

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