前回からの続きで、
(中古だけど)新しく購入したノートパソコンにはサンダーボルト3の口がある。
ではこのサンダーボルト3とモニターをテスト的に接続してみる。
ノートパソコンとモニターはケーブル1本のみで、パソコンの電源ケーブルは接続しない。
これでパソコンが起動しモニターに画面が出る。
キーボードとマウスはBluetoothで接続する。
モニターには有線LANも接続してあるので、モニターの有線LAN接続も可能だった。
パソコン本体の有線LANもWiFiもを使わずにネットワーク接続ができる。
ケーブル1本のみでこんなことができるのかと感動したくらいだ。
実に素晴らしい。
使用したモニターにはサンダーボルト対応とは明記されてはいないが、
特定のUSB-Cポートだけは、電源供給(90W)と映像入力が可能とあるので
事実上サンダーボルトドックを内蔵したモニターともいえる。
このモニターは、半年前に購入した4Kモニターで、
在宅ワークがなくなり仕事先に行くようになった時に、
元々ここにあったモニターを仕事先に持参して使うため、
代替品として半年前に急遽購入した最新型モニターなので、
ケーブル1本だけでこのような使い方ができるのだ。
(購入した当時は何も考えてはいなかったけど)
但し、この使い方はテスト的にはうまくいったが実は正しくない。
このノートパソコンは180Wという大喰らいの電源を要求する。
モニターからの90Wでは足りないし、本来は起動すらしない。
モニターからの90Wは省電力の薄型ノートパソコンを想定しているようだ。
(元々サンダーボルト3,4は100Wまでの供給でしかない)
そこで、BIOSで電源Wチェックを無効化して無理やり起動させたもの。
このノートパソコンは薄型ではなく重厚長大なワークステーションで、
本来はCADやグラフィックスデザインなど、高度な使い方をするためのもので、
dGPUを搭載し、ECCメモリにも対応しているが、ぱっと見は普通のノートパソコンだ。
発売当時は新品で40万円もする超高価なワークステーションだったもの。
企業向けのリース満了で放出されたジャンク品を1/10以下の価格で購入した。
動作確認後は、机の下に設置し、電源は正式な180W電源を接続する。
モニターとケーブル1本での接続はそのままだ。
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