四国旅行(2)

四国旅行、2日目。

昨日で今回の旅行の目的は終わった。
いや、ヨサク東コースは完全制覇していない。
でもなあ、剣山まで戻ってそこから再開するのもいいけど酷道はもう疲れた。
今後の楽しみにとっておこう。

そうすると、どこへ行くか？
このまま帰宅するのも芸がない。
色々考えた末、大塚国際美術館へ行き、その後、鳴門の渦潮観光船に乗ることにした。

4/23(日)は渦潮の絶好の日でもあった。
大潮か、その真逆の時に渦潮が発生する。
調べてみると、4/23は、13:00～14:30にかけて渦潮の見頃だそうだ。
午前中は、大塚国際美術館へ、13:00の渦潮観光船に乗ることにした。

大塚国際美術館は、数年前に初めて行った。
今回は２回目である。
前回は、団体のツアー客に交じって解説員の話を聞きながら回っていった。
今回は自力で見て回る。

一応、巡回コースみたいなものはあり、それに従って見て行く。
基本的に時代順になっており、
古代（ローマ時代）、中世、ルネサンス、バロック、近代、現代となる。
しかし、内容的にはキリスト教の宗教画が多い。
マリア様の受胎告知、キリストの生誕、受難、復活といったテーマばかりだ。
ただ時代背景というものはあり、中世はモザイク画で漫画チックな感じ、
それがルネサンス期になり一気に表現力が開花してリアル描写へと変貌していく。
その流れをすべて直に見て楽しめるようになっている。

じっくり見るのは時間がかかる。
しかし、渦潮観光船には間に合わせないといけないので、
時計を気にしながら順に見て行く。
前回来た時に聴いた解説を思い出しながらじっくりと見る。

最初はシスティナ礼拝堂（を再現したもの）だ。
反対側も手を抜かずに再現しており、何回見ても見事である。
ここは定時に専門員の解説があり、レーザーポインターで示しながら
この人物は何とかでどうのこうのと解説してくれる。

古代、中世はさらっと流して、ルネサンス期からじっくりと見て行く。

ラファエロのアテナイの学堂、アリストテレスとプラトンが中央に描かれている。

これは有名なボッチチェリのビーナスの誕生。

モナリザ、ダビンチ作。

最後の晩餐（復元前）。

最後の晩餐（復元後）。
復元前と復元後を交互に見比べられるのはここだけだ。

ゴッホのひまわりシリーズ。

ゴッホのひまわりシリーズ、その２。

ゴッホのひまわりシリーズ、その３。
ゴッホのひまわり７枚が全部ここに集合している。

ついでにゴッホの自画像。

マネの有名なやつ。

ミレーの落穂ひろい。

レンブラントの夜警。

フェルメールの真珠の耳飾りの少女。

モネの水連、３６０度展開。

ムンクの叫び、ムンクはたくさん展示してあったが、これしか知らない。

ルイ１４世、リゴー作。

ピカソのゲルニカ、でかい。

前回から追加になった、ゴッホの作品。

と、見どころはたくさんあったが、あっという間に時間が過ぎ、
大塚国際美術館からすぐ近くにある、渦潮の観光船乗り場に行く。

13:00出航、鳴門大橋の真下へ向かう。
もう渦潮（の小さいもの）があちこちにぐるぐるだ。
やはり（見ごたえのある）時間に合わせて乗船した甲斐があったというもの。

鳴門大橋の下付近をぐるぐる回ってくれる。

他の乗客が指を指しているがわかりにくい。

潮位の変動が激しく、小さな津波のように海面が移動して来る。

観光船なんてと、バカにするものではない。
天気も良く、見ごたえはあった。
ただ、今後の人生でもう見ることはないだろうな。

ってことで、徳島から淡路島を経由して帰宅する。

帰宅直前に、夕食を食べるため、丸亀製麺へ行き、うどんを食べる。
四国へ行ってみたが、うどん県でうどんは食べていない。
自宅近くの丸亀製麺のうどんが一番うまかったという、オチで終わる。