4月22日から23日にかけて、四国へ旅行に行ってきた。
今回の目的は、国号ならぬ酷道439(通称ヨサク)の制覇である。
昨年は高知県大豊から四万十市にかけてのヨサク西コースを制覇した。
今回は東コースでえある、高知県大豊から徳島方面への制覇だ。
その初日、朝早く暗い時間帯から出発。
北陸道から舞鶴若狭自動車道(一部通行止めは国道27号)、中国道、岡山道を
通り、瀬戸大橋から四国に入る。
中国道を使わず、山陽道が近いが、山陽道は混む。
なので、がらがらの中国道を選択した。
中国道は本当にがらがらで、北陸道よりも交通量は少ない。
天候は快晴、ただし、風が強く、黄砂の影響か透明度は極端に悪い。
まず最初の訪問地は、「天空の鳥居」の高屋神社へ。
これが天空の鳥居だ。
天空の鳥居から下界へと続く階段。
下界は良く見えるが、遠くは霞む。
こちらは神社本殿。
別の展望所から北西方向の風景。
車で行ける最終地点にある看板。
画像を見返してみると、銭形砂絵のでかい寛永通宝はあそこにあったのか。
(画像中央やや右)
次に目指すのは、秘境中の秘境にある小便小僧。
香川県から、四国山地に入り、徳島県三好市祖谷渓へ。
この祖谷渓へと続く道路は険道だ。
崖っぷちの、車が1台分の幅しかない細い道路を行く。
落石、落ち葉などがあり、走りにくい。
対向車はほとんどなかったが、たまにあり、すれ違いが大変だ。
やっとたどり着いた小便小僧。
これが、あの有名な崖っぷちに立つ小便小僧だ。
実際には、道路の外側にある。
道路の柵の上に立ち、上からパチリ。
わかりにくいが小便小僧の背後にお賽銭が多数ある。
これがあの有名な小便小僧だ、残りの人生で二度と見ることはないだろう。
次は小便小僧とは谷筋が違うけれども、大歩危(おおぼけ)峡へ。
車で行くなら、大歩危が圧倒的に楽であり、難易度は低い。
小便小僧は大歩危峡へ行く場合の100倍程度の難易度がある。
国道32号沿い、吉野川沿いに大歩危峡がある。
国道からは、こいのぼりと観光船が見える。
せっかくなので、観光船に乗り、川の両岸にある大歩危の景色を眺める。
本当の大歩危の景色は、この観光船に乗ってみないとわからない。
国道を車で走っていてもよく見えない。
まさに百聞は一見に如かずである。
観光船は1500円であるが、それだけの価値はある。
ここの施設でうどんを食べたが、はっきり言って最低ランクのうどんで
まるで給食のうどんだ。
うどん県のうどんがこんなんでいいのか?と思ったが、
ここは徳島県、うどん県ではなかった。なら仕方がないな。
大歩危峡の観光船はよかったが、残りの人生で二度と乗ることはないだろう。
さあ、次は、いよいよヨサク東コースの攻略である。
今まではメインディッシュの前の食前酒みたいなものだ。
大歩危峡からさらに南下し、高知県大豊町、国道439に入る。
この時点では国道439である。
ここから東へ向かう。
すると、国道439から酷道ヨサクへと変貌する。
車1台がやっとの細い道路。
その細い道路沿いに、所々に人の住む人家がある。
道路像だけではなく、山の中腹にも人家がある。
よくもまあこんな所に人が住めるものだな。
アマゾンには限らないが通販で買い物したら、本当に配達してくれるのか?
1カ月に1度くらいなら運んでくれるやもしれぬが、
おいらみたいにしょっちゅう通販している者がいると
配達業者はブチ切れするだろう、というか配達拒否だろうな。
細い道路をどんどん進んでいくと、やっと京柱峠に到着だ。
京柱峠(きょうばしらとうげ)の看板だ。
道路標識だ。
京柱峠は、高知県大豊町と、徳島県三好市との境界で、標高1133mである。
残りの人生で、京柱峠はあと何回来れるか?
二度と来れないかもしれないが、またチャレンジはして見たいと思う。
峠から見た景色。
峠から見た景色(別の方向)。
徳島県三好市に入り、さらにヨサクを進む。
途中、案山子が大勢いる集落があるが、知らずに行くとぞっとするかも。
相変わらず、細い道路で、酷道だ。
これぞヨサク、酷道の醍醐味を十分に堪能できる。
そして、霊峰、剣山の山頂直下へ。
リフトで山頂の200m直下まで行ける。
リフトに乗っていると録音したアナウンスが流れる。
宮尾登美子の小説「天蓋の花」でキレンゲショウマの花も7月に咲きます、
との紹介もあったが、宮尾登美子の小説「天蓋の花」は大昔に読んだことがある。
終戦直後の徳島を舞台にし、戦争孤児のたま子?が中学卒業で、
剣山麓の神社の老夫婦に養女として引き取られるとこるから始まる小説だ。
なかなかの名作だったように記憶している。
リフト頂上からは、山頂が近くに見える。
これなら行けそうではあるが、リフトの営業時間内には無理なので
山頂行きは断念した。元々山登りを目的とはしていない。
夕方になり、宿に向かう。
本当はヨサクを東進し、徳島方面へ行きたいのだが、
時間的な問題もあり、ヨサクはここまでとする。
ヨサクの一つ前、酷道438で、北方向へ、香川県坂出市に向かう。
距離的には70Km程度ではあるが、所要時間は2時間を超える。
麓まで降りてくると徳島県美馬市となるが、ここからは国道438となる。
ヨサク東コースの完全攻略とはならなかったが、
京柱峠から剣山までのハイライト部分だけではあるが攻略できたことで良しとする。
そして、香川県坂出市五色台へ。
宿から見た外の景色、瀬戸大橋が一望できる。
画像右側は岡山県である。
こんには、
とてね暖かそうなのどかな景色ですね。
こちらは風が冷たくて冷たくて。
そして、水がとても綺麗。
さすが四国。
私は1回しか行ったことが無いので、また行ってみたいものです。
星も綺麗だといいますし。
行くとしたら、飛行機で千歳から高知までだったかな?
乗り換えしたのかどうかあまり覚えていないです。
n2068dd さん、こんばんは。
今回は天気が良くて最高でしたが、寒くて風も強くて服装に気を配る必要がありました。冬用のジャケットをもっていって正解でした。
吉野川の水がきれいで、O3フィルターの波長の色によく似ていてきれいでしたよ。
四国の星空はきれいなんですが、細い道を走って山や尾根の上に行くのに苦労するようですが、地元の人は朝飯前の感覚だそうです。
我が家からは四国は気軽に行けますが、東北の北部は流石に遠く、北海道はさらに遠いので飛行機とレンタカーで行くしかないかなと思っています。
風があったんですか、それは写真では分からないですよね。(笑
四国で言ってみたいところは金毘羅神社
四万十川
それと足摺岬
かな?
望遠鏡博物館はパスです。
私は、古スコには全然萌えないタイプらしいと感じています。(笑
昨晩、ようやく裏庭にセットして、
STL6303の動作試験が出来ました。
想像以上にノイズの少ない画像で、いいですね。
バッドカラムが幾筋かあるくらいで、
ホットピクセルが本当に少ない。
アストロドンの36ミリフィルターでケラレが無いことが分かり、付属していたカスタムサイエンティフィクから代えることにしました。
使い道が出来てほっとしました。
5nmのナローバンドもこれでいけます。
NINAでメインCCD、PHDで内臓トラッキングCCDの使い分けも出来て、ZWOと分け隔てなくAFやプレートソルブの全機能が使えるのも確認しました。
内臓ガイドCCD、さすがに-35度まで冷却出来るので、
ノイズが少なく、星の捕獲力良かったです。
良いカメラですね、STL6303は。
n2068ddさん、おはようございます。
金毘羅神社、四万十川、足摺岬、全部行きました。
金毘羅神社は交通の便はいいですが、800段の階段を上がりますので体力が必要です。奥の院ならさらに500段。
他は交通の便が悪いので車が必須です。
標高の高い山以外は雪が降らないので、古い道路標識がまっすぐ立っていたりしますんで、雪国とは違うんですよ。
STL6303準備が整ったようですし、NINAでも動作するのは素晴らしいです。AOなしなんでしょうけど。
内蔵のガイドCCDは青の感度が悪くナローバンドは明るいガイド星がないと苦労しました。