ディスカバリーチャンネルのサバイバルものについて。
タイトルは[MAN VS WILD]だったかな?、
世界的に有名な冒険家という触れ込みの「ベア・グリルス」が主役だ。
元英国軍人で、エベレストから北極圏まで秘境を生き抜いてきた男だ。
番組では撮影クルーも同行して撮影しているので、本当はこの撮影クルーが一番大変だろうと思う。
山岳地帯の山頂から、氷河の奥地から、砂漠の真ん中から、絶海の孤島から、密林の中から、数日かけて人里まで
サバイバルしていくという番組。
火おこしや食料調達、塒造り、川や湖を渡るコツなど、解説しながらサバイバルしていくのだが、まあ見ていて面白い。
食料については何でも食べる。
蛇は頭を切り落として、サソリは尻尾を切り落として食べる。
カブトムシの幼虫みたいな白い大きなイモムシも食べるが、味は最低にまずいそうだ。
イモムシを食べるときに、ものすごく嫌そうな表情をして食べる。食べた後でまずいという。
食べる前はこれはタンパク質が豊富で貴重な食料だと解説しているが。
確かナナフシだったか、あの幼虫はもの凄くうまいというが例外なんだろう。
単独でのサバイバルにも飽きたのか、一般人を秘境に連れてきてサバイバルの伝授もやりだしたようだ。
「秘境生活」のエド・スタフォード
この人も元英国軍人だ。
ベア・グリルスと違って、この人は、丸裸で道具も持たずに秘境で60日暮らすという形のサバイバルだ。
撮影クルーなし、撮影機材のみ持ち込んで自画撮りする。
水の確保が難しいと苦労するようだ。
火は自力で起こすがこれも相当苦労している。火を起こすのに適した材料を見つけるのがカギなんだそうだ。
さらに大変なのが食料か、こういったところが見所でもあり面白い。
「THE NAKED」
一般人の男女2組が、秘境で21日間、丸裸で暮らす。
道具は各自1つまで持てる。撮影クルーは同行するが手出しはしない。
水の確保、食料の調達が難しいのに加え、見知らぬ人間が加わることで人間関係が複雑になる場面もある。
お互い協力しあえる関係を築き上げられるかがポイントか、そうはうまくいかないんだけど。
21日過ごすといってもほとんど食べていないに等しいから、体重は数キロ~十数キロ減るようだ。
こういった番組を見ていると、水の確保と食料の調達がいかに困難かということが思い知らされる。
住まいや火は何とかなる、というかするが食料が大変だ。
食料として捕まえやすいのは蛇や蛙か、海なら貝。
虫の類も朽ち木や地面の中とか場所を知らないと捕獲できないし、得体のしれぬものは毒があるかもしれない。
魚は網や仕掛けを作らないとダメみたいで素手では無理。大型動物は罠がないと無理。
現代日本ではサバイバルの必要性はないかもしれないが、いざという場合には何もできずに飢えて死ぬだけかもしれない。
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