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2009年4月29日
 ■ 最近落ち込んでいます。

先週からブログをさぼっていました。
実は先週、仕事上のミスを出して、関係者各位に多大なご迷惑をかけてしまいました。
もちろん撮影どころの話しではなく、善後策や対策におわれていて、今はもう落ち着きました。

昨日も今日も快晴ですが、撮影する気分にはなりません。
月も大きくなりつつあること、透明度がかなり悪いこともありますが、やはり気分が乗りません。
撮影はまたそのうちに再開します。

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2009年4月21日
 ■ ネットブック

撮影用PCにネットブックを選択したが、これでよかったのか?どうか?。
結果的には撮影ができればそれでいいので、この点に関しては全く問題ない。
しかし、普段使いなれているPCとは違うのでほんの少し不満はある。

CPU:1.33GHz
MEM:1GB固定
HDD:80GB(1.8')
VGA:チップセット内蔵GMA500
OS:WindowsXP

画像処理するわけではないから、CCDやフォーカサー、赤道儀の制御がメインとなる。
動きもそこそこ(そりゃ家庭用PCに比べれば劣るが)なんだが、1点だけ不満はある。
2Dのグラフィックアクセレレータがどうも遅い。
FocusMaxのV-Curveで結果が1行分追加される画面がある。
V-Curveの結果がよくない場合はその1行を削除するのだが、これが滅茶苦茶遅い。
1行消すのに20秒か30秒程度はかかった。
1行消してから、その下の行を1行づつ順に繰り上げていくのだが、これがパラパラと
目に見える遅さで動くいていく。旧PCは古いがATI製のGPUを搭載していてこんな動きはなかった。
いろいろネットで情報を漁っていると、どうもXP用のドライバの出来が悪いらしい。
Vista用のドライバの出来はよさそうで、Vistaならさくさく動くような気配がしている。
かといって、いまさらVistaに入れ替える気がしない。

でもまあ、3万ちょいの値段で買った安もんのPCだから贅沢を言ってはいけない。
これはこれで十分に動いてくれている。

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2009年4月20日
 ■ NGC4725暫定版

N4725.jpg

とりあえずさくっと仕上げたNGC4725。
ただし、自分でも処理がまずいと思っていて、色合いがきれいに乗らない。
やはりもっと色彩がないと寂しい感じはする。
 

昨晩、日曜の夜だが、撮影に行ってきた。
翌日は大事な仕事があるので無理できないから0時ごろまでと割り切って撮影。

このNGC4725を取り増ししようと計画。
L画像x12、RG画像x4、B画像x6で約3時間ちょいの計画だった。
20時撮影開始の予定、遅くても21時開始で何とかなるはずだった。

19時ごろにドーム到着し、スリットを開ける。
新しいネットブックのMaxImDL V5.04を起動。
FocusMAX、TheSKY6も順に起動。
各種設定内容は事前に済ませてあるので、デバイスもきちんと認識し問題なく起動した。

・SBIG STL6303E --> OK (MaxImDL)
・FLI PDF Focuser --> OK (MaxImDL)
・Telescope POTH - NJP Temma2 --> OK (MaximDL, The SKY6, FocusMax)
・基準星(デネボラ)導入 --> OK CCDチップの真ん中に入れてSYNC
・FocusMAX V-Curve --> OK
・適当にガイド星を入れて、AOキャリブ、ドライブキャリブ --> OK
・NGC4725導入し構図合わせ --> OK

ここから、MaxImDLで撮像開始と思ったが、AOガイドしたとたんにガイド星を見失い、ガイド不能。
そんな馬鹿な!と思って2・3回やり直すもいきなりガイド不能。
PCを再起動してやり直すも同じ。
5分ほど悩んでおかしい点はなかったかと再チェックしたが思い当たる点がない。
しかし、最初にキャリブした時は1xビニングだったが、ガイド時は2xとか3xにしてるから、
もう一度AOキャリブとドライブキャリブし直しするかと思って、今度は2xでキャリブのし直し。

結果、うまくいきますた。
再キャリブでAOガイドが調子よく動きだして、撮影も順調。

MaxImDLはV4.xxの操作に慣れていると勝手が違うので戸惑う。
基本的な操作は同じなのだが作法が違う。
画面まわりはかえってすっきりして慣れれば操作も問題はない。

この日の夜空は、快晴だが、白っぽい空で透明度はあまりよくないが、シーイングはやや良。
お隣、グレーテル氏とSQMで測定すると、19.70とか19.80の値を示す。
(SQMは夜空の限界等級を示す目安となる、満月の夜空で17程度、21はかなり凄い夜空)
17日夜は、19.90から、0時頃には20.83までの数値をたたき出した。

満月よりはましだが、あまりいい空ではない。
徐々にうす雲が流れてきて23時ごろには白くなって撤収。

NGC4725はL画像の撮り増しはできたが、肝心のRGB画像が不発に終わり、
何をやってるんだ、このへたくそが!と自己嫌悪に陥る。

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2009年4月19日
 ■ ウエイト交換

メーテルさんから、ダンベルのウエイトを送って頂きました。ありがとうございます。
wait1.jpg

実は今、ウエイトが足らなくて缶やペットボトルの飲料をウエイト軸に巻きつけている。
STLカメラに切り替えた時に、STLが重いために仕方なく、余っていた飲料を代替品として使った。
これがあまりにもみっともないので、何とかしようと思って、ダンベルをウエイト代わりに使用する。

wait2.jpg

これがダンベルウエイト、やっとまともな形になった。

wait3.jpg
 
 

新しくネットブックを持ち込んだが、外部ディスプレイが1024*768に制限される原因がわかった。
モニターケーブルが、VGAの15ピン全部が結線されていないケーブルを使ったのが悪かった。
15ピン全部が結線されているタイプのケーブルに交換したところ、1600*1200の解像度が利用可能となった。

wait4.jpg

これを機に、MaxImDL を V4.62 をやめて、V5.04 にしてしまった。
もちろん、これに対応するFocusMAX 3.4.19(だったかな?)も合わせてインストール。

各種設定情報を見比べながら登録して完了。
中には、デバイスを接続しないと登録内容が見れないものもあって、これが大変だった。

昨日の夜、晴れだと思って出撃したが、曇られて撤退。

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2009年4月18日
 ■ NGC4725

NGC4725L.jpg

久しぶりの撮影。

昨晩は快晴で、月が0:30か1時ごろに出てくるので、それまでには十分に撮影ができる。
1時までには撮影を終わらせないといけないので、髪の毛座のNGC4725を狙う。

新しく購入したネットブックを持ち込んでみたところ、外部モニターの出力が1024*768に制限されてしまって使い勝手が悪くて、結局元に戻してしまった。

季節がどんどん変化してきて、0時には夏の大三角とかさそりとかが上がってきている。
もう春の銀河シーズンも終わりになってしまった。

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2009年4月15日
 ■ ネットブックを

netbook.jpg

ドーム内にある、撮影用のノートPCがかなり古いので、そろそろ新しいのを入れようかと思っていた。
おそらく6・7年前のPen3-866MHzのPCで、パラレルポートやシリアルポートが標準で搭載されていて、USB1.0の時代のものだ。

新しく入れるのPCは、デスクトップでもいいし、ノートPCでなくても構わないのだが、
今流行のネットブックにしてしまった。一番の理由は安かったことによる。

ネットブックといえば、9とか10インチで1024*600とかの低解像度液晶しかないのだが、
あまり画面の狭いのはいやなので、DELLのMini12にした。
これは解像度が1280*800という普通のノートPCの解像度がある。
それに外部モニターに出せるVGA端子もついているのが決め手だ。

Ubuntuモデルを買ってしまったので、XPをインストールし直しして、必要なソフトをインストールして準備は完了。

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2009年4月14日
 ■ 最初の10分は捨てろ

etca1.jpg
先日撮影したM51のR画像の1枚目。
中央縦に変な模様が写っている。
これは何かというと、最初に赤道儀のパークを解除した後、基準星(このときはレグルス)を導入し、
CCDチップの中央に合わせた時の恒星の残骸が模様になって残ったもの。
R画像の2枚目にはない。

NJP Temma2はそこそこ精度もよいが、パーク解除後の動作について、
・赤緯 これはほぼ合っている。
・赤経 これはいつも西側に寄る。基準星導入後はいつも東に振る必要がある。
M51はカメラを90度左に回転して撮影したので、
この画像の
・縦方向が赤経
・横方向が赤緯となる。

この時は、Group by Slot ではなかったので
R G B R G B の順に撮影されたが、R, G, B, 最初の1枚目にはどれもこのレグルスの残骸が残っていた。
輝星の残骸が残る現象は知っていたので、その後、M51の導入・構図合わせなどで、
1秒露光の撮影を10枚以上は撮影していたが、その程度では残骸は消えない。
確実に消すには10分以上のダミー露光をかけるしかないようだ。

etca2.jpg
ただし、処理の過程で消そうと思えば消せるのだが、
(CCDStackのシグマリジェクト、この画像で赤い部分のピクセルは除外される。MaxImDLのコンバインでも同様)
コンポジット後の画像にはうっすらと痕跡が残ってしまう。
やはり、ダミー露光して確実に消しておくのがいいようだ。

PS. M51のことで、かわうそさんのサイトを参考にさせて頂いたが
M51の画像に変な模様がでているとの現象が書いてあった。
このこととは関係がありそうな気がする。

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2009年4月11日
 ■ ガソリンの無駄遣い

車にETCも設置したし、快晴の毎日が続いているので、ちょいとドライブ。

北陸道、東海北陸道、名神、北陸道と、北陸・東海地方を周海するルートで出発。

etc3.jpg

桜が満開なところ、散ってしまったところ、いろいろあるが、天気がいいと気分もいい。

etc4.jpg

山岳地帯は、山に雪があるし、道路わきにも雪がまだ残っている。

東海北陸道は初めて通ったが、とにかくトンネルが多い。全部で56か所ある。
特に飛騨清美と白川郷の区間はほとんどトンネルばかりの区間だ。

この北陸東海地方をぐるっと周回するコース、1000円かと思ったら150円だった。
これは入ったICと出たICが同一ではなくわざと1つづらした。
正確には、周回1周と、2周目の1区間。
入ったICと出たICは最短区間として料金を計算しているのだろう。

次回は、新潟、長野、中央道と、もう一回り大きい周回コースにチャレンジするか?

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2009年4月 9日
 ■ やっとETC(2)

etc2.jpg

ETCカードはずっと前に届いていたが、車載機を申し込んでもなかなか来ない。
オートバックスとか黄色い帽子とかのカー用品店ではETC車載機がどこも売り切れ。
次の入荷予定は?と聞くと、予定はわからん、6月以降かも?とか言っている。
少なくとも4月中には入手したいが無理だろうな。

やはりオクで落とすしかないかと思ってオクで落とした。
車両情報のセットアップは出品者側でやってくれるというので車検証をFAXして送ってもらった。
(カー用品店でセットアップは2500-3000円程度でやってくれるが)

あとは車への取り付けなんだが、ダッシュボードはがすのも面倒だし、ヒューズボックスはエンジンルームだし、簡単にシガーソケットから取るしかないかと思って自分でシガーソケット改造をした。
アンテナ一体型の機種なんだが、フロントガラスから見えなくても、ダッシュボードに突っ込んでおいてもちゃんと認識するらしい。

これで使えるようにはなったが、こうなると高速に乗る機会もなくなった。
車にのる毎に”ETCカードがご利用可能です”という音声を聞いても空しくなるばかり、orz

 
東海北陸自動車道が全線開通しているので、
(北陸道)福井→石川→富山・小矢部JCT→(東海北陸道)→岐阜→愛知・一宮JCT→(名神高速)→岐阜→滋賀・米原JCT→(北陸道)→福井と、高速の周回コースが利用できる。
石川県のとある人がこれをやって、入ったICと出たICが同一で料金0円で開閉バーが開かなかったというニュースがあったけれども、実はそれをやってみようと思ったことはある。

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2009年4月 8日
 ■ 月があるとダメだな

こちらは、3月30日撮影のM51、R画像(月齢2程度)
M51r1.jpg

これは、4月2日撮影のM51、R画像(月齢6程度)
M51r2.jpg

月齢2と6程度の撮影画像の比較。
レンジは同じにしたが、月齢6は背景レベルも1000程度上がっている。
明らかにS/Nが悪化している。

月齢2程度だと月がかなり細いのであまり影響はないが、いくらR画像とはいえ、半月近くなると無視できないほど悪影響を与える。

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2009年4月 7日
 ■ 色合いが、、、M51

M51PRT.jpg

M51を印刷してみて、どうも色合いが決まらない。
プリンタのマッチングではなく、純粋に色合いが決まらない。

左のものが、銀河の色合いのみ、気に行った色合いにしてみた。
(これだと背景のカラーバランスが崩れる)

右のものは、背景をニュートラルグレイに合わせたもの。
確かにこちらが自然な色合いではあるが、銀河の色合いの青が薄れる。
まだまだ修行が足りぬ。

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2009年4月 5日
 ■ 天ガ5月号で最優秀

tg200904.jpg

M81が最優秀となりました。
STL6303Eにカメラを変更して本格的に撮影した最初の作品です。
嬉しいですね。

同時に、utoさんのNGC4725、比嘉さんのIC2169、gentaさんのコーン星雲、りょーじんさんの銀年作品と、よく知っている方々についても入選おめでとうございます。

ちょうど1年前の2008年5月号ではかわうそさんのM81が最優秀でした。
撮影機材や画像処理のアプローチの仕方はそれぞれ違いますが、
同じM81ということで、これも何かのご縁かもしれません。

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