1カ月以上のブランクがあった。
先週は晴れ間はあったが薄雲など条件は悪かった。
それでも先週の金曜日はリモート撮影をやってみた。
ブランクがあるとやりかたを忘れてしまう。
夕方、19時頃から準備。
まず事前にエアコンを起動し、冷やす。
エアコンドーピングして-10℃まで冷やす。
が、冷えるのは床面だけで鏡筒はなかなか冷えない。
NINAを起動し、各デバイスの確認を行う。
ドーム:オープン正常
導入:デネブに向けて導入、写野内ギリギリに入っている。
プレートソルブ:OK、再導入も一回で決まる。
オートフォーカス:きれいなカーブでこれも一回でOK。
NGC6946を25枚、簡易シーケンスで撮影開始。
ガイドは暴れるがガイド自体はやっている。
その後、M74を詳細シーケンスで撮影開始。
これで放置プレイをするつもりだった。
10枚過ぎてから、雲行きが怪しくなりガイドエラーが頻発。
途中で停止してお終い。
気温順応という点からみると、エアコンドーピングはどうなのかな?
撮影開始(20時)では、フォーカスポジション:3250
撮影終了(00時)では、フォーカスポジション:2950
と約0.4mmのピント移動があった。
今までの経験上、
夏の暑い時:フォーカスポジション:3200~3300
冬の寒い時:フォーカスポジション:2900~3000
なので、真夏から真冬へのピント移動をしている。
ってことは、エアコンドーピングは効いている、時間はかかるが。
10枚撮影毎にオートフォーカスを実行させていたので、
約1時間に1回のオートフォーカスだったが、
まともに機能すれば(機能したが)、
ピント移動を気にしなくてよいのは大変助かる。
リモート撮影はすべての機材が完璧に動作しないとダメだし
完璧に動作してくれるのはありがたい。
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